JP4614727B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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本発明は、モータ駆動装置に関する。
モータ(例えば、センサレスの3相ブラシレスDCモータ)駆動装置は、例えば出力段として、電源電圧VPと接地間VSS間に直列接続され、その接続点にコイルの一端が接続された、電源電圧VP側のソーストランジスタと、接地VSS側のシンクトランジスタと、を3相のコイルそれぞれについて有している。また、3相の各コイルの他端は共通に接続されている。ソーストランジスタがオンした場合は電源電圧VP→ソーストランジスタ→当該ソーストランジスタと接続されたコイル、の向きの電流が流れる。一方シンクトランジスタがオンした場合は、シンクトランジスタが接続されたコイル→当該シンクトランジスタ→接地VSS、の向きの電流が流れる。そして、モータ駆動装置は、3相のコイルに流れるコイル電流を所定の電気角ごとに順次切り替えることによってモータを駆動させている。図9は従来のモータ駆動装置の各相に流れる電流波形を説明するための図である。U相、V相、W相のモータコイルには、図9に示すように、ハイレベル(階段状波形の上部)、ミドルレベル(階段状波形の中央部)、ローレベル(階段状波形の下部)と順次切り替わるコイル電流が、それぞれ電気角120度の位相差をもって流れる。ここで、コイルを流れる電流がハイレベルとなるのは、当該コイルの一端に接続されたソーストランジスタがオンしている期間であり、コイルを流れる電流がローレベルとなるのは、当該コイルの一端に接続されたシンクトランジスタがオンしている期間である。また、コイルを流れる電流がミドルレベルとなるのは、当該コイルの一端に接続されたソーストランジスタおよびシンクトランジスタが共にオフしている期間である。
図10は、図9に示すT期間において3相のコイルに流れるコイル電流の変化を説明するための図である。U相コイル2に流れる電流はT期間にミドルレベルからハイレベルになり、W相コイル6に流れる電流はハイレベルからミドルレベルになる。V相コイル4に流れる電流はローレベルのままである。つまり、V相コイル4には、W相コイル6またはU相コイル2に流れる電流が流れ込むこととなる。このように、図9のT期間におけるコイルの通電の切り替えの場合、3相のコイルに流れる電流の径路は図10の破線方向から実線方向に切り替わることになる。尚、これは、U相コイル2またはW相コイル6からV相コイル4へ電流が流れ込む場合のみならず、U相コイル2またはV相コイル4からW相コイル6へ電流が流れ込む場合も、V相コイル4またはW相コイル6からU相コイル2へ電流が流れ込む場合についても同様のことが言える。
また、モータの駆動方法の一つとして、コイルに駆動電流を間欠的に供給してモータを駆動させるPWM(Pulse Width Modulatin)制御が知られている。PWM制御では、電気角60度ごとの通電において駆動されるソーストランジスタおよびシンクトランジスタの何れか一方を所定周波数で間欠的にオンオフする。そして、そのパルスのデューティに応じた駆動電流をコイルに流してモータを駆動させる。このようなPWM制御を用いたモータ駆動装置は、電力消費量が低いため、モータ駆動時の発熱を抑えることができる。
ところで、図9に示すように、コイルの通電の切り替え時にコイル電流が階段状に変化する場合には、モータの駆動が不安定になるとともにモータ駆動時にノイズが発生する。そこで、通電の切り替えによるコイル電流(例えば図9のT期間のU相およびW相の電流)の変化を、滑らかにする方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。従来のモータ駆動装置は、例えば異なる2つの周波数をそれぞれカウントする2つのカウンタのカウント出力によって、デューティが徐々に増加する矩形信号およびデューティが徐々に減少する矩形信号を生成し、コイル電流の切り替えタイミングに、その矩形信号を適用したPWM制御を行うことによって、コイルの通電の切り替え時のコイル電流の変化を滑らかにしていた。
特開2002−218783号公報
従来のモータ駆動装置は、コイルの通電の切り替え時に、デューティが徐々に変化する矩形信号に基づいたPWM制御を行うことによって、コイル電流を増加させるべき相のコイル電流とコイル電流を減少させるべき相のコイル電流を変化させ、滑らかとしていた。
例えば図9におけるT期間の、W相コイル6のコイル電流を徐々に減少させ、U相コイル2のコイル電流を徐々に増加させていた。
図11は図9のT期間のU相コイル2のコイル電流とW相コイル6のコイル電流の変化について説明するための図である。図11の横軸はコイルの一端が接続されたソーストランジスタまたはシンクトランジスタをオン/オフするデューティであり、縦軸はコイルに流れる電流値である。図11の破線は、U相コイルのコイル電流の増加の割合とW相コイルのコイル電流の減少の割合が等しいとした場合のコイル電流の変化を示している。また、図11の実線は、実際のコイルに流れるコイル電流の変化を示している。同図に示すように、コイル電流が変化するときの変化量は、コイル電流の減少する割合の方がコイル電流の増加する割合より大きくなる。そして、このコイル電流の減少の割合と増加の割合が異なるために、各相のコイルに流れるコイル電流のバランスが崩れることになる。
図12は、従来のモータ駆動装置で、通電切り替え時のコイル電流の変化を滑らかにした場合に、各相のコイルに流れるコイル電流波形を示す図である。図12に示すように、コイル電流の変化のバランスが悪いため、コイル電流がピークとなる所で、電流波形が窪んでしまう。
このように、従来のモータ駆動装置では、コイル電流の減少の割合と増加の割合が異なることによってコイル電流の電流波形のピーク部分に窪みが生じ、そのためにモータ駆動時にノイズが発生するという問題点があった。また、上記の窪みに伴って駆動トルクが減少して駆動効率が悪くなるという問題点があった。
そこで、本発明は、コイル電流の増加の割合または減少の割合の少なくとも一方を制御することで、モータ駆動時の音を静音化できるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための主たる発明は、一端が共通に接続された3相モータコイルの他端に、前記3相モータコイルを通電する駆動電流を、所定の電気角ごとに切り替えて供給する駆動回路と、所定の1相のモータコイルに対して、他の2相のうちの一方の相のモータコイルから供給される電流が増加し、かつ前記他の2相のうちの他方の相のモータコイルから供給される電流が減少する期間に、前記一方の相のモータコイルに流れる電流の増加の割合と、前記他方の相のモータコイルに流れる電流の減少の割合と、の少なくとも一方の割合を可変とする駆動電流制御回路と、を備え、前記駆動回路は、前記一方の相のモータコイルおよび前記他方の相のモータコイルに、前記駆動電流制御回路の出力に応じた駆動電流を供給し、前記駆動電流制御回路は、モータの回転速度に応じて周期が変化する第1矩形信号を逓倍した第2矩形信号のパルス数を、前記第1矩形信号の1/2周期内における所定期間で、初期値から所定値まで繰り返しカウントする第1カウンタと、前記第2矩形信号より周期が短い第3矩形信号のパルス数を、初期値から所定値まで繰り返しカウントする第2カウンタと、前記第1カウンタのカウント出力と前記第2カウンタのカウント出力の大小を比較する比較回路と、前記駆動回路で生成される駆動信号に基づいて前記駆動電流を得る信号路と、前記比較回路から出力される比較信号に基づいて前記駆動電流を得る信号路と、を切り替えるべく前記モータコイルの各相に対して設けられた切替回路と、前記切替回路を選択的に切り替える切替選択回路と、を備え、前記切替選択回路は、前記第1矩形信号の1/2周期内における所定期間で、前記所定の1相のモータコイルに対応する前記切替回路を、前記駆動回路側に切り替え、前記一方の相のモータコイルおよび前記他方の相のモータコイルに対応する前記切替回路を、前記比較回路側に切り替える、ことを特徴とする。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、駆動電流が増加する相に流れる電流の増加の割合と、駆動電流が減少する相に流れる電流の減少の割合と、の少なくとも一方を可変とすることで、モータ駆動の音を静音化できる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===モータ駆動装置の構成===
図1、図2を参照しつつ、本発明にかかるモータ駆動装置について説明する。図1は、本発明にかかるモータ駆動装置を説明するための回路ブロック図である。図2は、本発明にかかるモータ駆動装置を説明するための波形図である。なお、本実施形態においてモータは、PWM制御のセンサレスモータ、例えば3相のブラシレスDCモータとする。
U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6は、モータコイルであり、スター結線されるとともに電気角120度の位相差を有してステータに巻回されたものである。
Nチャンネル型MOSFET8は、電源VPからU相コイル2へコイル電流を供給するためのソーストランジスタであり、Nチャンネル型MOSFET10は、U相コイル2から接地VSSへコイル電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのMOSFET8、10のドレイン・ソース路は電源VPと接地VSSの間に直列接続され、これらのMOSFET8、10のドレイン・ソース接続部は、U相コイル2の一端と接続されている。Nチャンネル型MOSFET12は、電源VPからV相コイル4へコイル電流を供給するためのソーストランジスタであり、Nチャンネル型MOSFET14は、V相コイル4から接地VSSへコイル電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのMOSFET12、14のドレイン・ソース路は電源VPと接地VSSの間に直列接続され、これらのMOSFET12、14のドレイン・ソース接続部は、V相コイル4の一端と接続されている。Nチャンネル型MOSFET16は、電源VPからW相コイル6へコイル電流を供給するためのソーストランジスタであり、Nチャンネル型MOSFET18は、W相コイル6から接地VSSへコイル電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのMOSFET16、18のドレイン・ソース路は電源VPと接地VSSの間に直列接続され、これらのMOSFET16、18のドレイン・ソース接続部は、W相コイル6の一端と接続されている。そして、MOSFET8、10、12、14、16、18が適宜のタイミングでオン/オフすると、モータは、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6にコイル電流が供給されて予め定められた方向へ回転(例えば正回転)することとなる。これにより、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6の一端には電気角120度の位相差を有するコイル電圧VU、VV、VWが発生することとなる。なお、ソーストランジスタ、シンクトランジスタとして、MOSFETのみならず、バイポーラトランジスタを使用することも可能である。
コンパレータ22Uは、+端子にコイル電圧VUが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VUと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPUを出力するものである。この比較信号CPUにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。また、コンパレータ22Vは、+端子にコイル電圧VVが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VVと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPVを出力するものである。この比較信号CPVにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。更に、コンパレータ22Wは、+端子にコイル電圧VWが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VWと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPWを出力するものである。この比較信号CPWにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。なお、比較信号CPU、CPV、CPWはそれぞれ電気角120度の位相差を有する。
マスク回路26は、コンパレータ22Uの出力である比較信号CPUから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号UMASKを生成して出力する。また、マスク回路26は、コンパレータ22Vの出力である比較信号CPVから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号VMASKを生成して出力する。さらに、マスク回路26は、コンパレータ22Wの出力である比較信号CPWから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号WMASKを生成して出力する。ここで、マスク信号UMASK、VMASK、WMASKは、電気角120度の位相差を有する。
さらに、マスク回路26は、矩形の合成信号FGの1/2周期内のうちの所定期間を示す信号MASKをタイミング合成回路50およびタイミング制御回路36に出力する。
合成回路28は、マスク回路26から出力されるマスク信号UMASK、VMASK、WMASKを合成し、電気角60度のタイミングで変化する矩形の合成信号FG(『第1矩形信号』)を出力する。
逓倍回路30は、合成回路28から出力される合成信号FGを逓倍することによって、合成信号FGより高い周波数を有する矩形信号RE1(『第2矩形信号』)を発生するものである。これにより、合成信号FGの位相は矩形信号RE1の位相と一致しており、合成信号FGの1/2周期は矩形信号RE1のn周期(例えば16周期)と一致することとなる。なお、逓倍回路30には、例えばアナログ信号処理をするPLL(Phase Locked Loop)、デジタル信号処理を実行するDLL(Delay Locked Loop)を適用可能である。本実施形態では、逓倍回路30は後者のDLLを適用することとする。
センサレスロジック回路40は、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6を適宜のタイミングで通電するための信号を出力するものである。つまり、センサレスロジック回路40は、センサレスモータ自体が起動前のロータとステータの間の相対位置を特定できないことを考慮し、ロータが停止している場合、マスク信号UMASK、VMASK、WMASKの予め定められた初期レベル(例えば、UMASK=“L”、VMASK=“L”、WMASK=“H”とする)から動作する。また、センサレスロジック回路40は、通電信号ULOGIC1(=UMASK−VMASK)、VLOGIC1(=VMASK−WMASK)、WLOGIC1(=WMASK−UMASK)を作成する。そして、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6が通電することにより、センサレスロジック回路40は、通電信号ULOGIC1、VLOGIC1、WLOGIC1より遅延する通電信号ULOGIC2、VLOGIC2、WLOGIC2(『駆動信号』)を出力する。
周波数切替回路32は、矩形信号RE1の周波数を分周する回路を有している。そして、周波数切替回路32は、矩形信号RE1に基づいて得られる、周波数の異なる複数の信号のうち何れか一つをRE1カウンタ34に切替出力する。図5は、周波数切替回路32の構成の一例を示す図である。図5に示す周波数切替回路32は入力される矩形信号RE1を、例えば1/2の周波数に分周するDフリップフロップ回路(以下D−FF回路とする)70と、矩形信号RE1とD−FF回路70の出力信号と、を選択して出力する選択回路72を備えている。そして、選択回路72によって、矩形信号RE1または矩形信号RE1の周波数を分周した信号の一方が選択されてRE1カウンタ34に出力される。また、1個のD−FF回路に代えて、複数のD−FF回路をカスケード接続したものを用意し、1/2分周数以外の分周信号を切替出力できるようにしてもよい。なお、矩形信号RE1と当該矩形信号RE1を所定分周した分周信号を切替出力することに、周波数切替回路32の機能は限定されるものではない。例えば、カスケード接続数(分周数)の異なるD−FF回路段を2つ備え、何れか一方の分周信号を切替出力することとしてもよい。
RE1カウンタ34(『第1カウンタ』)は、例えば4ビットのカウンタであり、周波数切替回路32から出力される信号のパルス数をカウントする。図6は、RE1カウンタ34の構成の一例を示す図である。図6に示すRE1カウンタ34は、D−FF回路60、62、64、66を備えている。そしてD−FF回路60、62、64、66からQ1、Q2、Q3、Q4の4ビットの信号がカウント出力として出力される。Q1〜Q4の初期値が全て0であるとすると、周波数切替回路32の入力の立ち上がりエッジが加えられるたびに、Q出力(Q4、Q3、Q2、Q1)は、(0、0、0、0),(0、0、0、1),(0、0、1、0)・・・とアップカウントしていく。
また、D−FF回路60、62、64、66はリセットR、セットSの機能を備えていて、タイミング制御回路36の出力によってD入力、C入力の状態に関係なく優先してセットおよびリセットすることができるようになっている。例えば、RE1カウンタ34は4ビットなので16カウントできるが、14をカウントしたところでタイミング制御回路36の出力によってリセットされる。また、タイミング制御回路36の出力はリセットRまたはセットSに接続可能である。そして、タイミング制御回路36の「L」を示す出力が、D−FF回路60、62、64、66のリセットRに入力された場合、Q1、Q2、Q3、Q4はリセットされて「0」となる。一方、タイミング制御回路36の「L」を示す出力が、D−FF回路60、62、64、66のセットSに入力された場合、Q1、Q2、Q3、Q4はセットされて「1」となる。本実施形態では、タイミング制御回路36の出力は、D−FF回路60、62、64のリセットRと接続されるとともにD−FF回路66のセットSと接続されていることとする。
図6に示すようにタイミング制御回路36の信号をD−FF回路60、62、64のリセットRおよびD−FF回路66のセットSに接続した場合に、タイミング制御回路36から「L」を示す信号が入力されると(Q4、Q3、Q2、Q1)=(1、0、0、0)になる。次にカウントを開始するときには、この初期値からカウントすることになる。このD−FF回路60、62、64、66のリセットR、セットSとタイミング制御回路36の出力との接続は、予め設定しておいてもよいし、スイッチ回路等(不図示)を用いて適宜切り替えるようにしてもよい。
このように、タイミング制御回路36の出力を、D−FF回路60、62、64、66のリセットRまたはセットSに接続することによって、カウントを開始する初期値を変更することができる。
タイミング制御回路36(『遅延回路』)は、例えば不図示のD−FF回路を備えており、マスク回路26から出力される信号MASKを矩形信号RE1に応じて、所定の時間遅延させてRE1カウンタ34に出力する。
PWMカウンタ42(『第2カウンタ』)は、不図示のD−FF回路を有する、例えば4ビットのカウンタであり、システムクロックMCLK(『第3矩形信号』)のパルス数を、例えば0から15までカウントすることを繰り返して行う。
1/N分周回路44はシステムクロックMCLKを、例えば1/16に分周したPWM信号を、PWM合成回路54に出力する。
コンパレータ46の+(非反転入力)端子にはPWMカウンタ42のカウント出力が入力され、コンパレータ46の−(反転入力)端子にはRE1カウンタ34のカウント出力が入力される。そして、コンパレータ46はRE1カウンタ34のカウント値がPWMカウンタ42のカウント値より大きい場合は「L」を示す信号を出力し、RE1カウンタ34のカウント値がPWMカウンタ42のカウント値より小さい場合は「H」を示す信号を出力する。
コンパレータ48の+(非反転入力)端子にはRE1カウンタ34のカウント出力が入力され、コンパレータ48の−(反転入力)端子にはPWMカウンタ42のカウント出力が入力される。そして、コンパレータ48はRE1カウンタ34のカウント値がPWMカウンタ42のカウント値より大きい場合は「H」を示す信号を出力し、RE1カウンタ34のカウント値がPWMカウンタ42のカウント値より小さい場合は「L」を示す信号を出力する。
タイミング合成回路50(『切替選択回路』)は、信号MASK、および通電信号ULOGIC2、VLOGIC2、WLOGIC2に基づいて、切替回路52U、52V、52Wをセンサレスロジック回路40側の信号路と、コンパレータ46、48側の信号路と、を選択的に切り替える。
切替回路52Uは、通電信号ULOGIC2と、コンパレータ46、48の出力信号(『比較信号』)と、を切り替えてPWM合成回路54に出力するものである。また、切替回路52Vは、通電信号VLOGIC2と、コンパレータ46、48の出力信号と、を切り替えてPWM合成回路54に出力するものである。さらに、切替回路52Wは、通電信号WLOGIC2と、コンパレータ46、48の出力信号と、を切り替えてPWM合成回路54に出力するものである。なお、コイル電流が増加する場合はコンパレータ46、48の一方が選択され、コイル電流が減少する場合はコンパレータ46、48の他方が選択される。
PWM合成回路54は、切替回路52U、52V、52Wにおいてセンサレスロジック回路40側が選択された場合は、センサレスロジック回路40から出力される通電信号ULOGIC2、VLOGIC2、WLOGIC2と、PWM信号と、に基づいてMOSFET8、10、12、14、16、18をPWM制御する信号を出力する。また、PWM合成回路54は、切替回路52U、52V、52Wにおいてコンパレータ46、48側が選択された場合は、コンパレータ46、48から出力される矩形信号に基づいてMOSFET8、10、12、14、16、18をPWM制御する信号を出力する。
このPWM合成回路54の出力に基づいて、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6を通電する駆動電流が生成され、この駆動電流によってモータが駆動することとなる。
なお、マスク回路26、センサレスロジック回路40、およびPWM合成回路54は駆動回路を構成する。また、周波数切替回路32、RE1カウンタ、タイミング制御回路36、PWMカウンタ42、コンパレータ46、48、切替回路52U、52V、52W、およびタイミング合成回路50は、駆動電流制御回路を構成する。
===コンパレータ46、48===
図3はコンパレータ46、48の出力を説明するための図である。コンパレータ46、48はRE1カウンタ34のカウント出力とPWMカウンタ42のカウント出力との大小比較を行うものである。なお、PWMカウンタ42は、システムクロックMCLKのパルス数をカウントし、RE1カウンタ34は周波数切替回路32から出力される信号のパルス数をカウントする。
本実施形態ではPWMカウンタ42、RE1カウンタ34はともに4ビットであることとする。PWMカウンタ42はシステムクロックMCLKのパルスを16カウントした後にリセットされ、再度カウントを開始する。また、RE1カウンタは周波数切替回路32から出力される信号のパルス数を所定値までカウントした後にリセットされ、再度カウントを開始する。ここで、矩形信号RE1はモータの回転速度に応じて周期が変化する信号であり、システムクロックMCLKは周期が一定であるとともに、矩形信号RE1より周期が短い信号である。よってPWMカウンタ42とRE1カウンタ34のカウント出力は、例えば図3に示すような関係となる。そして、この2つのカウンタのカウント出力の大小比較をすることによって、コンパレータ48からは徐々にデューティが増加する矩形信号が出力され、コンパレータ46からは徐々にデューティが減少する信号が出力される。
モータコイルの通電の切り替え時に、このデューティが徐々に変化する信号に基づいたPWM制御を行ってモータコイルを通電するとコイル電流の変化を滑らかにすることができる。
===モータ駆動装置の動作===
図1、図4および図7を用いて本発明のモータ駆動装置の動作について説明する。
図4は、本発明のモータ駆動装置の動作を説明するためのタイムチャートである。なお、図4のU、V、WはU相、V相、W相の各コイルに流れるコイル電流を示している。
合成回路28においてマスク信号UMASK、VMASK、およびWMASKが合成されて合成信号FGが生成され、逓倍回路30に出力される。なお、この合成信号FGの立ち上がりおよび立ち下がりの変化は、コイル電圧VU、VV、VWのゼロクロスと一致するものである。
逓倍回路30は、合成信号FGを当該合成信号FGの整数倍、例えば16倍の周期の矩形信号RE1に逓倍するものである。すなわち、合成信号FGの立ち上がりと立ち下がりとの間の1/2周期には、16周期(16パルス)の矩形信号RE1が発生することになる。逓倍回路30は、実際には、直前の1/2周期が次の1/2周期の動作に反映される。具体的には、期間TAにおける合成信号FGの1/2周期が「b」である場合、次の期間TBでは、「b」期間内に16パルスを発生させるべく逓倍回路30が動作する。
矩形信号RE1は、マスク回路26に入力され比較信号CPU、CPV、CPWからキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)するために用いられる。そしてマスク回路26において比較信号CPU、CPV、CPWからキックバックパルスKBと対応するノイズが除去されたマスク信号UMASK、VMASK、WMASKが生成される。また、マスク回路26では矩形信号RE1に基づいて信号MASKが生成される。信号MASKは、合成信号FGの1/2周期内のa期間(例えば、矩形信号RE1の14パルス分)を示す信号である。例えば信号MASKは、図4で示す合成信号FGのTA期間のうち、矩形信号RE1の14パルス分にあたるTA’期間で「H」を示しその前後の1パルス分で「L」を示す信号である。
タイミング合成回路50は、この信号MASKが「H」となる期間にコイル電流が変化する相の切替回路52U、52V、52Wを、センサレスロジック回路40側からコンパレータ46、48側に切り替える。例えばTA’期間ではU相に流れるコイル電流がミドルレベルからハイレベルになり、W相に流れるコイル電流がハイレベルからミドルレベルになるので、タイミング合成回路50は切替回路52U、および52Wをそれぞれコンパレータ48、46側に切り替える。なお、コンパレータ48とコンパレータ46はコイル電流が増加する場合と減少する場合に応じてどちらかが選ばれるものとする。そして、例えばTA’期間においてコンパレータ46、48の出力信号に基づいてPWM制御を行うことで、U相のコイル電流を一点鎖線で示すように徐々に増加させ、W相のコイル電流を一点鎖線で示すように徐々に減少させることができる。同様にTB期間におけるTB’期間ではV相の切替回路52VとW相の切替回路52Wをそれぞれコンパレータ48、46側にし、U相の切替回路52Uをセンサレスロジック回路40側にする。なお、信号MASKが「L」を示す期間には、ゼロクロスを検出するため、切替回路52U、52V、52Wは全てセンサレスロジック回路40側に切り替えられる。
なお、実際には、コイルに流れるコイル電流が増加する割合と減少する割合は等しくない。そこで、本発明では、このコイル電流の増加する割合、またはコイル電流の減少する割合を周波数切替回路32、RE1カウンタ34およびタイミング制御回路36によって調整する。
図7は、本発明のモータ駆動装置を用いたコイル電流波形について説明するための図である。なお、本実施形態ではコイル電流が増加するU相について調整する場合について説明する。
すでに述べたようにモータコイルの通電の切り替えにおいて、コイル電流が減少すべき相の電流の減少の割合の方が、コイル電流が増加すべき相の電流の増加の割合より大きくなる。すなわち、図4の期間TA’ではU相のコイル電流とW相のコイル電流は図7の破線で示すような関係となる。
そこで、例えば周波数切替回路32で周波数の異なる信号を選択して出力するようにすると、RE1カウンタのカウントの速度を変化させることができる。すなわち、コンパレータ46、48の出力信号の周波数を変化させることができるのでコイル電流波形の傾き(図7のCの部分の傾き)を調整することが可能である。
また、タイミング制御回路36の出力と、RE1カウンタ34のリセットR、セットSの接続を変更することによって、RE1カウンタ34のカウントの初期値(図7のAの部分)を調整することが可能である。
さらに、タイミング制御回路36によってRE1カウンタのカウント開始するタイミングを遅延させることによってカウントの開始位置(図7のBの部分)を調整することが可能である。
なお、このコイル電流の調整は、コイル電流の通電切り替えにおいて、コイル電流の増加すべき相とコイル電流の減少すべき相のどちらか一方でおこなってもよいし、コイル電流の増加する相とコイル電流の減少する相の両方で行ってもよい。
図8は、本発明のモータ駆動装置の各相に流れるコイル電流の波形である。本発明のモータ駆動装置ではコイル電流の増加の割合、またはコイル電流の減少の割合の少なくとも一方を調整することによって、従来のモータ駆動装置で生じたコイル電流波形の窪み部分を低減し、図8に示すような正弦波に近い形状とすることができる。そして、コイル電流波形を正弦波に近い形状とできるので、モータ駆動の音を静音化することができ、さらに効率を改善することができる。
以上、説明したように、本発明のモータ駆動装置は、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6の通電の切り替えにおいてコイル電流が増加すべき相の電流増加の割合と、コイル電流が減少すべき相の電流減少の割合の少なくとも一方を可変とすることで、モータのコイル電流を正弦波に近づけることができ、モータ駆動時の音を静音化することができる。さらにモータ駆動装置の駆動効率を改善することができる。
また、信号MASKが「H」となる期間の各相のコイル電流の通電切り替えに応じて、センサレスロジック回路40の出力信号とコンパレータ46、48の出力信号とを適宜切り替えて3相モータコイルを通電することができる。
さらに、入力極性が逆のコンパレータ46とコンパレータ48の2つのコンパレータを用いることでコイル電流が増加する場合と減少する場合のデューティの設定を同時に行うことができる。
FG信号の1/2周期の立ち上がりおよび立ち下がりの変化点において、切替回路52U、52V、52Wをすべてセンサレスロジック回路40側に切り替えるので、ゼロクロスを検出することができる。
周波数切替回路32で矩形信号RE1または矩形信号RE1を分周した信号を切り替えて出力することによってコイル電流の変化の割合を変更することができる。また、RE1カウンタ34のリセットにオフセット値を設定し、タイミング制御回路に36によってマスクが閉じてからのカウンタのカウント開始を遅延することによって、コイル電流の変化の開始点を変更することができ、コイル電流を調整することができる。
以上、本実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明にかかるセンサレスモータの駆動装置の回路ブロック図である。 本発明にかかるセンサレスモータの駆動装置の動作波形図である。 コンパレータ46、48の出力を説明するための図である。 本発明のモータ駆動装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 周波数切替回路の構成の一例を示す図である。 RE1カウンタの構成の一例を示す図である。 本発明にかかるモータ駆動装置におけるコイル電流波形について説明するための図である。 本発明のモータ駆動装置での各相に流れるコイル電流波形である。 従来のモータ駆動装置の各相に流れる電流波形を説明するための図である。 3相に流れる電流の変化を説明するための図である。 U相のコイル電流とW相のコイル電流の変化について説明するための図である。 従来のモータ駆動装置でコイル電流の変化を滑らかにした場合に、各相に流れるコイル電流波形を示す図である。
符号の説明
2 U相コイル
4 V相コイル
6 W相コイル
8、10、12、14、16、18 MOSFET
22U、22V、22W コンパレータ
26 マスク回路
28 合成回路
30 逓倍回路
32 周波数切替回路
34 RE1カウンタ
36 タイミング制御回路
40 センサレスロジック回路
42 PWMカウンタ
44 1/N分周回路
46、48 コンパレータ
50 タイミング合成回路
52U、52V、52W 切替回路
54 PWM合成回路

Claims (3)

  1. 一端が共通に接続された3相モータコイルの他端に、前記3相モータコイルを通電する駆動電流を、所定の電気角ごとに切り替えて供給する駆動回路と、
    所定の1相のモータコイルに対して、他の2相のうちの一方の相のモータコイルから供給される電流が増加し、かつ前記他の2相のうちの他方の相のモータコイルから供給される電流が減少する期間に、前記一方の相のモータコイルに流れる電流の増加の割合と、前記他方の相のモータコイルに流れる電流の減少の割合と、の少なくとも一方の割合を可変とする駆動電流制御回路と、
    を備え、
    前記駆動回路は、
    前記一方の相のモータコイルおよび前記他方の相のモータコイルに、前記駆動電流制御回路の出力に応じた駆動電流を供給し、
    前記駆動電流制御回路は、
    モータの回転速度に応じて周期が変化する第1矩形信号を逓倍した第2矩形信号のパルス数を、前記第1矩形信号の1/2周期内における所定期間で、初期値から所定値まで繰り返しカウントする第1カウンタと、
    前記第2矩形信号より周期が短い第3矩形信号のパルス数を、初期値から所定値まで繰り返しカウントする第2カウンタと、
    前記第1カウンタのカウント出力と前記第2カウンタのカウント出力の大小を比較する比較回路と、
    前記駆動回路で生成される駆動信号に基づいて前記駆動電流を得る信号路と、前記比較回路から出力される比較信号に基づいて前記駆動電流を得る信号路と、を切り替えるべく前記モータコイルの各相に対して設けられた切替回路と、
    前記切替回路を選択的に切り替える切替選択回路と、
    を備え、
    前記切替選択回路は、
    前記第1矩形信号の1/2周期内における所定期間で、
    前記所定の1相のモータコイルに対応する前記切替回路を、前記駆動回路側に切り替え、
    前記一方の相のモータコイルおよび前記他方の相のモータコイルに対応する前記切替回路を、前記比較回路側に切り替える、
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記比較回路は、
    前記第1カウンタのカウント出力が前記第2カウンタのカウント出力より大の場合に一方のレベルを出力し、前記第1カウンタのカウント出力が前記第2カウンタのカウント出力より小の場合に他方のレベルを出力する第1コンパレータと、
    前記第1カウンタのカウント出力が前記第2カウンタのカウント出力より大の場合に他方のレベルを出力し、前記第1カウンタのカウント出力が前記第2カウンタのカウント出力より小の場合に一方のレベルを出力する第2コンパレータと、
    を備え、
    前記切替選択回路は、
    前記一方の相のモータコイルに対する前記比較信号として、前記第1コンパレータの出力を選択し、前記他方の相のモータコイルに対する前記比較信号として、前記第2コンパレータの出力を選択することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記切替選択回路は、
    前記第1矩形信号の前記所定期間以外で、前記切替回路を全て前記駆動回路側に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
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