JP2003047280A - モータ駆動騒音低減装置およびモータ駆動騒音低減信号の作成方法 - Google Patents

モータ駆動騒音低減装置およびモータ駆動騒音低減信号の作成方法

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JP2003047280A
JP2003047280A JP2001228110A JP2001228110A JP2003047280A JP 2003047280 A JP2003047280 A JP 2003047280A JP 2001228110 A JP2001228110 A JP 2001228110A JP 2001228110 A JP2001228110 A JP 2001228110A JP 2003047280 A JP2003047280 A JP 2003047280A
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Japan
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signal
current
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motor
noise reduction
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JP2001228110A
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Satoshi Narumi
聡 鳴海
Hiroyuki Tamagawa
浩之 玉川
Masaharu Hoashi
正治 帆足
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple
    • GPHYSICS
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B5/01Anti-hunting arrangements electric
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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    • H02P6/28Arrangements for controlling current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの各相巻線に方形波電流を流すと、電
流に急激な変化に起因してトルクの変動が大きいので、
モータの各相巻線に相切り替え時においても連続して変
化する電流を流すが、各相同士が短絡して、本来電流を
流さなくてはならないのに、電流が流れないという課題
があった。 【解決手段】 転流制御信号に基づいて前記電流増加用
信号または電流減少用信号を選択出力する選択回路と、
この選択回路で選択された電流増加用信号または電流減
少用信号を前記スイッチング素子対の電源側スイッチン
グ素子に供給する通電制御信号と合成する信号合成回路
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチング素
子のON/OFF動作により、各相巻線に順次に電流を
通電するモータに関するもので、特に各相巻線に対する
通電切り替えに起因する駆動騒音の低減を図ったモータ
駆動騒音低減装置およびモータ駆動騒音低減信号の作成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22は3相ブラシレスモータ101の
駆動回路の1例を示すもので、スイッチング素子として
のトランジスタQ1,Q2・Q3,Q4・Q5,Q6を
それぞれ電源と接地間に直列に接続し、トランジスタQ
1,Q3,Q5の一端を電源供給端子に接続し、トラン
ジスタQ2,Q4,Q6の一端を電流センス抵抗102
を介して接地し、トランジスタQ1,Q2・Q3,Q4
・Q5,Q6の各接続点P1,P2,P3に星型結線さ
れたモータ101の各相巻線101U,101V,10
1Wの一端を接続している。
【0003】図23は上記各トランジスタに供給印加す
る駆動信号発生回路を示すもので、104は不図示のパ
ルス信号発生回路から出力された120゜通電制御信号
LEU,LEV,LEW(以下、LEと称する)と18
0゜通電方向決定信号INU,INV,INW(以下、
INと称する)を入力する入力端子、105はPWM波
形信号を発生するPWM波形信号発生器、106は上記
IN信号と上記PWM波形信号とを合成するPWM合成
器、107は上記LE信号とPWM合成器106から出
力されたIN信号を出力する出力端子であり、図24に
示すLE信号およびPWM波形パターンのIN信号が出
力される。この6種類の信号(通電制御信号LEU,L
EV,LEWおよび通電方向決定信号INU,INV,
INW)は、図31に示す意味を有する。
【0004】図25は上記PWM波形パターンのIN信
号をモータ駆動回路101の接地側トランジスタQ2、
Q4、Q6(ローサイド)に印加するとともに、PWM
波形パターンのLE信号を電源側トランジスタQ1、Q
3、Q5(ハイサイド)に印加して、モータ101の各
相巻線101U,101V,101Wに(a)〜(f)
に示すように60゜ごとに順次電流を流して駆動する。
なお、図24、図26において、com1からcom6
は120゜通電時のタイミングで巻線101U,101
V,101Wに流す電流の状態を表し、そのタイミング
を図25に示す。この場合、各相巻線101U,101
V,101Wには方形波電流が流れるため、急激なトル
ク変動が発生し、モータを振動させて騒音を発生するこ
とになる。この騒音は筐体の固有振動の整数倍で振動を
起こし、可聴帯に発生する。
【0005】このようにPWM駆動は、モータ101に
印加する電圧をほぼ電源電圧と0Vの2通りで切り換
え、そのデューティによりモータに流れる電流量を平均
的にコントロールするもので、したがって、このPWM
駆動の電流波形は方形電流波形となり、上記の騒音発生
の原因となっている。
【0006】そこで、図27に示すように、騒音低減波
形信号発生器108からデューティ波形パターンの電流
増加用信号および電流減少用信号を出力し、この電流増
加用信号および電流減少用信号を、転流制御信号として
のCOMOUT信号に基づいてINC/DECセレクタ
109で選択し、図28に示すPWM波形パターンのL
E信号に信号合成器110で合成し、図29に示す信号
をモータ駆動回路101のトランジスタQ1、Q3、Q
5に印加し、各相巻線には図30に示すような電流を流
すことにより、転流制御時における電流変化は連続的な
変化となり、急激なトルク変化は生じない。このため、
モータに振動として現れる騒音は低減される。
【0007】ところが、図29に示すIN信号をトラン
ジスタQ2、Q4、Qa6、LE信号をトランジスタQ
1、Q3、Q5に単純に加えて、モータ巻線101U,
101V,101Wに通電すると、同図に示すA〜Fの
箇所はPWMのタイミングによって各相同士が短絡状態
になることがある。
【0008】図31は各相同土が短絡している状態を説
明する図であり、ショートブレーキは図31のトランジ
スQ1,Q3,Q5が同時にON状態になるときであ
る。タイミングはU相が電源側トランジスタQ1、Q
3、Q5をONして、W相が電流をコントロールするた
め回生(トランジスタQ6がOFF,トランジスタQ5
がON)しているとき、120゜通電タイミングより早
くV相に電流を流すので、トランジスタQ3がONす
る。このとき電源側トランジスタQ1,Q3,Q5が同
時にONをする。本来V相に電流を流さなくてはならな
いのに、接地側のトランジスタQ2、Q4、06がすべ
てOFFしているため、電流が流れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のモ
ータ駆動装置は、モータの各相巻線に方形波電流を流す
ため、電流の急激な変化に起因してトルクの変動が大き
い。そこで、モータ101の各相巻線に相切り替え時に
おいても連続して変化する電流を流すようにしたモータ
駆動騒音低減装置は、電流の急激変化に起因した振動発
生を低減することはできるが、各相同士が短絡して、本
来電流を流さなくてはならないのに、電流を流すことが
できない。つまり駆動できないという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、振動発生を低減するとともに各相
同土が短絡することのないモータ駆動騒音低減装置およ
び大容量コンデンサ等を必要としないデジタル回路によ
って実行することのでき、コスト面、製品歩留まりにお
いて優れたモータ駆動騒音低減信号の作成方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ駆
動騒音低減装置は、電源と接地間に2以上のスイッチン
グ素子を直列に接続した複数のスイッチング素子回路
と、その各スイッチング素子回路のスイッチング素子直
列接続点に各相巻線の一端を接続したモータと、電流増
加用信号と電流減少用信号を発生する騒音低減回路と、
規定の電気角ごとに極性を変える転流制御信号に基づい
て電流増加用信号または電流減少用信号を選択出力する
選択回路と、この選択回路で選択された電流増加用信号
または電流減少用信号をスイッチング素子対の電源側ス
イッチング素子に供給する通電制御信号と合成する信号
合成回路と、電流制御値に基づいてPWM波形信号を出
力するPWM波形信号発生器と、このPWM波形信号を
スイッチング素子対の接地側スイッチング素子に供給す
る通電方向決定信号と合成するPWM合成器とを備えた
ものである。
【0012】この発明に係るモータ駆動騒音低減装置に
おける騒音低減回路は、電流制御値を格納している電流
制御値出力回路と、電気角30゜の電流変化幅を格納し
ているバイアス時間カウンタと、電流制御値と電流変化
幅から電流増幅率を求める演算回路と、電気角30゜毎
に極性を反転させる転流制御信号とクロック信号および
電流増幅率に基づいてデューティ管理値を発生する騒音
低減デューティ増減タイミング信号発生器と、転流制御
信号とクロック信号とデューティの増減信号および電流
制御値に基づいて、電気角30゜の間で電流変化幅だけ
連続的に電流を増加させる電流増加用信号と電気角30
゜の間で電流変化幅だけ連続的に電流を減少させる電流
減少用信号を発生する騒音低減波形信号発生器とを備え
たものである。
【0013】この発明に係るモータ駆動騒音低減装置
は、モータの各相巻線の端子電圧と該各相巻線同士を接
続した中点電圧とを比較して該モータの回転位置を検出
する位置検出手段と、その位置検出手段からの検出信号
に基づいて通電中のモータ巻線の通電幅を広める信号を
出力するセンサレス駆動演算手段とを備えたものであ
る。
【0014】この発明に係るモータ駆動騒音低減信号の
作成方法は、モータの回転速度に応じて決定される電流
変化幅を電流制御値で除算して電流増加率を求め、基準
クロックのカウント数が電流増加率に達するごとにデュ
ーティ管理値に1を加算し、基準クロックのカウント数
がデューティ管理値に達するまでの間は基準クロックの
カウント数が電流増加率の最大値に達したかを判断し、
最大値に達した場合には、カウント値および電流減少率
を0として電流減少用信号を作成し、基準クロックのカ
ウント数がデューティ管理値に(電流制御値の上限値−
電流制御値)を加算した値に達するまでの間は基準クロ
ックのカウント数が電流増加率の最大値に達したかを判
断し、最大値に達した場合には、カウント値および電流
増加率を0として電流増加用信号を作成し、電源と接地
間に直列に接続されたスイッチング素子の電源側スイッ
チング素子に供給する通電制御信号に電流増加用信号と
電流減少用信号を加算するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のモータ
駆動騒音低減装置を示す全体の構成図であり、1はホー
ルセンサを用いることなくロータ位置検出を行うホール
センサレスモータ(以下、モータと称する)、2はモー
タ1の中点配線に対して各相の電位が高いか低いかでロ
ータ位置検出を行う位置検出コンパレータ、3は位置検
出マスク回路、4はセンサレス駆動演算回路、5は騒音
低減回路、6はセンサレス駆動演算回路4の出力と騒音
低減回路5の出力を合成する信号合成回路、7は信号合
成回路6の出力を入力とし、トランジスタQ1,Q2・
Q3,Q4・Q5,Q6に駆動信号を出力する出力トラ
ンジスタ制御回路である。なお、上記位置検出マスク回
路3およびセンサレス駆動演算回路4は、位置検出コン
パレータ2から出力された位置検出信号を受けて、モー
タ1を駆動するための基本波形信号としての通電制御信
号LEU,LEV,LEW(以下、LEと称する)と通
電方向決定信号INU,INV,INW(以下、INと
称する)発生させる。
【0016】図2は上記騒音低減回路5と信号合成回路
6の部分の詳細を示すもので、11は電流制御値MCを
格納している電流制御値出力回路、12は電流制御値出
力回路11から出力された電流制御値MCに基づいてメ
イン電流を決めるPWM波形信号を出力するPWM波形
信号発生器、13は電気角30゜の時間を基本周期でカ
ウントした値を格納しているバイアス時間カウンタ、1
4は電流制御値出力回路11から出力された電流制御値
MCとバイアス時間カウンタ13の出力値、つまり電流
変化幅aの割り算を演算する割り算器、15は割り算器
14の出力である電流増幅率cと転流制御信号としての
COMOUT信号およびクロック信号を入力し、騒音低
減波形デューティの増減を行うタイミング信号を発生さ
れる騒音低減波形デューティ増減タイミング信号発生器
(以下、タイミング信号発生器と称する)、16は電流
制御値出力回路11の出力である電流制御値MCとタイ
ミング信号とCOMOUT信号およびクロック信号を入
力し、一定周期でパルス幅のかわる電流増加用信号IN
C(以下、INC信号と称する)と電流減少用信号DE
C(以下、DEC信号と称する)を生成出力する騒音低
減波形信号発生器である。この場合、電流減少用信号D
ECには電流制御量の情報を与える必要があるが、電流
増加用信号INCは0%より増加させるため、電流制御
量の情報を与える必要がない。
【0017】17はCOMOUT信号に基づいてINC
信号と、DEC信号を選択出力するセレクタ、18は前
記センサレス駆動演算回路4で作成された図3に示す騒
音低減制御波形合成前の波形信号を入力する入力端子、
19はLE信号とセレクタ17で選択されてINC信号
またはDEC信号を合成する信号合成回路,20はIN
信号とPWM波形信号発生器12からのPWM波形を合
成するPWM合成器、21は図4に示す騒音低減制御波
形合成後の波形信号を出力する出力端子である。
【0018】図5は騒音低減波形信号発生器16とその
周辺の信号波形の関係図であり、22はCOMOUT信
号、23はクロック信号、24は電気角30゜内に12
個のデューティ管理値fとして出力されるタイミング信
号、25は電流制御値、26はINC信号、27はDE
C信号である。
【0019】図6は騒音低減波形信号発生器16を示す
構成図であり、28はカウント値Bを格納し、電気角3
0゜の間に等間隔に入力されるパルスを教えるカウン
タ、29は0〜電流制御値の上限値rまでのカウントを
操り返すカウンタであり、途中のカウント値、つまり電
流制御値MCをAとして格納し、電流制御値の上限値r
までカウントするたびに“L”出力を行うカウンタであ
り、実際回路ではカウンタ28,29は1つのカウンタ
で実現する。30はカウント値を比較する比較器であ
り、カウンタ29のカウント値A=r−MC+Bでパル
スを出力するパルス出力部31と、カウントA=カウン
ト値Bでパルスを出力するパルス出力部32に別れる。
33はパルス出力部31から出力されたパルスの立ち上
がりエッジを受け、Qの論理を“L”〜“H”に変更さ
せ、カウンタ29のリセット信号によりQの値を“H”
〜“L”に戻すコンバータ、34も論理は異なるが動作
の考え方は同じであるコンバータであり、このコンバー
タ33,34からDEC信号35とINC信号36が出
力される。
【0020】次に動作について説明する。図7はこの発
明のモータ駆動騒音の低減波形作成方法を説明する基本
動作を示すフローチャートであり、スタートすると、カ
ウント値kを0とし(ステップST1)、クロック信号
を受信するたびにkに1を加算し(ステップST2),
電気角30゜ごとに極性を変えるCOMOUT信号波形
にエッジがあったかを判断し(ステップST3)、NO
であれば、上記のカウント動作を繰り返し、YESのと
きはカウント値kを電流変化幅値a(モータの回転数に
よって変化する値)とし(ステップST4)、カウント
値e、デューティ管理値f、カウント値kを初期化(ス
テップST5)する。そして、カウンタ13から出力さ
れた電流変化幅値aと電流制御値出力回路11から出力
された電流制御値MC(上限値rの中から予め定める)
の割り算を割り算器14で行い、その割り算結果値、つ
まり電流増幅率値cをタイミング信号発生器15に出力
する。たとえば、電流変化幅値a=1600パルス、電
流制御値MCが80%=12fとすると、電流増幅率値
c=133パルスとなる。
【0021】タイミング信号発生器15は、図8に示す
ように、クロック信号を受信するたびにカウント値eに
1を加算し(ステップST11)、カウント値eが上記
電流増幅率値cになったかを判断し(ステップST1
2)、NOであれば、上記のカウント動作を繰り返し、
YESのときはデューティ管理値fに1を加算し(ステ
ップST13)、カウント値eを0に初期化する(ステ
ップST14)。
【0022】騒音低減波形信号発生器16は図9に示す
ように、クロック信号を受信するたびにカウント値sに
1を加算し(ステップST21)、カウント値s=デュ
ーティ管理値fになったかを判断し(ステップST2
2)、YESならば、INC信号26を1としてステッ
プST21に戻る(ステップST25)。一方、NOで
あれば、カウント値s≧電流制御値の上限値rであるか
を判断し(ステップST23)、NOであれば、ステッ
プST21に戻り、YESであれば、カウント値sおよ
びINC信号26を0に初期化する(ステップST2
4)。つまり、電流0から予め定められた電流制御値M
Cになるまでのアルゴニズムを実行する。
【0023】また、騒音低減波形信号発生器16は図1
0に示すように、クロック信号を受信するたびにカウン
ト値tに1を加算し(ステップST31)、カウント値
t=デューティ管理値f+(電流制御値の上限値r−電
流制御値MC)になったかを判断し(ステップST3
2)、YESならば、DEC信号27を0としてステッ
プST31に戻る(ステップST35)。一方、NOで
あれば、カウント値t≧電流制御値の上限値rであるか
を判断し(ステップST33)、NOであれば、ステッ
プST31に戻り、YESであれば、カウント値sを0
に初期化するとともにDEC信号27を1とし(ステッ
プST34)、ステップST31に戻る。つまり、予め
定められた電流制御値MCから電流0になるまでのアル
ゴニズムを実行する。
【0024】図11、図12、図13、図14は上記の
LE信号とIN信号のPWMの関係についての説明図で
あり、図11、図12はIN信号のPWM周期は、電気
角30゜の間は一定であるが、図11はLE信号のPW
Mデューティを80%から0%に変化させて電流を連続
的に80%から0%に減少させた場合、図12はLE信
号のPWMデューティを0%から80%に変化させて電
流を連続的に0%から80%に増加させた場合である。
これにより、LE信号はPWM周期が電気角30゜の間
で線形的に増減する。上記例のように、電流変化幅値a
=1600パルス、電流制御値MCが80%=12fと
し、電流増幅率値c=133パルスを得た場合、この電
流増幅率値cのパルス数をカウントする度にデューティ
管理値fに1を加算することにより、このデューティ管
理値fまでのカウント数が変化し、図11(b)、図1
2(a)に示すように、LE信号制御波形はデューティ
比が変化し、同図(a)’、(b)’に示すように連続
的に変化する電流波形が得られる。
【0025】そして本アルゴニズムでもINC信号26
とDEC信号27によって流れるモータ電流値は、線形
的な変化をする。本アルゴリズムは線形的な動作を示し
ているが非線形な動作についても同様のアルゴリズムに
て実現可能である。図13、図14はLE信号のPWM
デューティを80%から0%、0%から80%に変化さ
せた場合で、上記図11、図12と同様である。
【0026】INC/DECセレクタ17は入力された
COMOUT信号が“H”のときはDEC信号27、
“L”のときはINC信号26を選択する。INC/D
ECセレクタ17で選択されたDEC信号27とINC
信号26は信号合成回路19で入力端子18に入力され
たLE信号と合成され出力端子21から前記図4に示す
LE信号として出力される。
【0027】一方、PWM波形信号発生器12は電流制
御値出力回路11から出力された電流制御値MCに基づ
いてPWM波形信号を発生し、このPWM波形信号はP
WM合成器20で入力端子18に入力されたIN信号と
合成され出力端子21から図4に示すIN信号として出
力される。
【0028】そして、上記図4に示す騒音低減制御波形
合成後のLE信号およびIN信号を出力トランジスタ制
御回路7に入力し、この出力トランジスタ制御回路7か
ら出力された図15に示す120゜通電制御信号のIN
信号およびLE信号によってトランジスタQ1,Q2・
Q3,Q4・Q5,Q6を順次に導通させてモータ1を
駆動させる。この場合、モータ巻線1U,1V,1Wに
は、図16に示すような電流が流れるため、電流の急激
な変化がなく、トルク変動も低減される。
【0029】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、モータのステータ数に依存することなく、モータの
回転数、電流制御値に合わせて騒音低減波形信号をモー
タの各相巻線に流すことにより、電流は相切り替え時に
おいても連続的に変化するため、トルク変動が少なく、
振動発生を低減することができるとともに、各相同土が
短絡することのない。また、上記騒音低減波形信号を、
大容量コンデンサなどを必要としない、四則演算器、比
較器のみで構成されているデジタル回路によって作成す
ることができ、コスト面、製品歩留まりにおいて優れた
ものである。
【0030】実施の形態2.図1はモータとしてホール
センサレス・ブラシレスモータ1を例示しているが、こ
のモータを回転させる原理を説明する。ホールセンサレ
スでの位置検出の特徴を、ホールセンサ付きモータと比
較して図17、図18で説明する。図17はホールセン
サ付のモータであり、ロータの位置はホールセンサ37
により検出する。これに対して、図18はホールセンサ
レスのモータであり、このモータおけるロータの位置検
出は中点配線に対して各相の電位が高いか、低いかによ
って検出する。この検出は図1に示す位置検出コンパレ
ータ2で行っている。
【0031】この位置検出コンパレータ2により、ロー
タの位置検出をする場合、必ず各相の内2つの相を電源
に対して天絡、地絡していなければならない。なぜなら
中点電位がコンパレータの判定できる電位以外の電位に
なるからである。中点電位と各相電位を位置検出コンパ
レータ2で比較することで電気角60゜ごとの位置が検
出できる。
【0032】そして、この実施の形態2における問題点
は、位置情報を得るために位置情報の読み取り対象以外
となっている2つの相が、電源に対してある一定時間天
絡と地絡を行わなければならないと言う点にある。モー
タを低速回転で回転させるためには該モータに大電流を
流してはいけない。しかし位置情報を検出するためにモ
ータに電圧をバイアスしなければならない。
【0033】従来の制御波形として高速回転時の波形を
図15のE、従来方式の延長で低速回転させた場合のL
E信号およびIN信号の波形を図19に示す。従来方式
で低速回転させた場合は図19に示すようにIN信号の
パルス幅が狭くなっている。パルス幅がある限界点より
小さくなると、バイアス時間が短くなるので、位置を検
出するための上記の条件1を満たさなくなる。
【0034】実施の形態2はこれを解決したもので、モ
ータの各相巻線の端子電圧と該各相巻線同士を接続した
中点電圧とを比較して該モータの回転位置を検出する位
置検出コンパレータ(位置検出手段)2からの検出信号
に基づいて、センサレス駆動演算回路4から通電中のモ
ータ巻線の通電幅を広める信号を出力する。このときの
LE信号およびIN信号の波形を図20に、その部分的
拡大図を図21に示す。図から明らかなように、一ヶ所
だけ通電幅が大きくなっているところがある。Bの部分
よりAの部分のパルス幅が大きくなっている所が特徴で
ある。この制御波形でモータを駆動させることで、モー
タを低速回転駆動させても位置検出を行うことが可能に
なる。説明を補足すると、位置を検出する近傍部分だけ
モータに電圧をバイアスする時間を確保する。
【0035】以上のように、実施の形態2によれば、ホ
ールセンサレス・ブラシレスモータ1であっても、ロー
タ位置検出近傍において大きな電流を流すことにより、
モータを低速回転させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、係る
モータ駆動騒音低減装置は、電源と接地間に直列に接続
され、その直列接続点にモータの各相の巻線の一端を接
続した複数のスイッチング素子対と、電流増加用信号と
電流減少用信号を発生騒音低減回路と、規定の電気角ご
とに極性を変える転流制御信号に基づいて電流増加用信
号または電流減少用信号を選択出力する選択回路と、こ
の選択回路で選択された電流増加用信号または電流減少
用信号をスイッチング素子対の電源側スイッチング素子
に供給する通電制御信号と合成する信号合成回路と、電
流制御値に基づいてPWM波形信号を出力するPWM波
形信号発生器と、このPWM波形信号をスイッチング素
子対の接地側スイッチング素子に供給する通電方向決定
信号と合成するPWM合成器とを備えるように構成した
ので、電流は相切り替え時においても連続的に変化する
ため、トルク変動が少なく、振動発生を低減することが
できるとともに、各相同土が短絡することもない等の効
果がある。
【0037】この発明によれば、騒音低減回路は、電流
制御値を格納している電流制御値出力回路と、電気角3
0゜の電流変化幅を格納しているバイアス時間カウンタ
と、電流制御値と電流変化幅から電流増幅率を求める演
算回路と、電気角30゜毎に極性を反転させる転流制御
信号とクロック信号および電流増幅率に基づいてデュー
ティ管理値を発生する騒音低減デューティ増減タイミン
グ信号発生器と、転流制御信号とクロック信号とデュー
ティの増減信号および電流制御値に基づいて、電気角3
0゜の間で電流変化幅だけ連続的に電流を増加させる電
流増加用信号と電気角30゜の間で電流変化幅だけ連続
的に電流を減少させる電流減少用信号を発生する騒音低
減波形信号発生器とを備えるように構成したので、全て
デジタル回路による簡単な構成によって、精度のよい電
流増加用信号および電流減少用信号を得ることができる
という効果がある。
【0038】この発明によれば、モータの各相巻線の端
子電圧と該各相巻線同士を接続した中点電圧とを比較し
て該モータの回転位置を検出する位置検出手段と、その
位置検出手段からの検出信号に基づいて通電中のモータ
巻線の通電幅を広める信号を出力するセンサレス駆動演
算手段とを備えるように構成したので、ホールセンサレ
ス・ブラシレスモータ1であっても、転流制御信号の立
ち下がり近傍、つまりロータ位置検出近傍において大き
な電流を流すことにより、モータを低速回転させること
ができるという効果がある。
【0039】この発明によれば、モータの回転速度に応
じて決定される電流変化幅を電流制御値で除算して電流
増加率を求め、基準クロックのカウント数が電流増加率
に達するごとにデューティ管理値に1を加算し、基準ク
ロックのカウント数がデューティ管理値に達するまでの
間は基準クロックのカウント数が電流増加率の最大値に
達したかを判断し、最大値に達した場合には、カウント
値および電流減少率を0として電流減少用信号を作成
し、基準クロックのカウント数がデューティ管理値に
(電流制御値の上限値−電流制御値)を加算した値に達
するまでの間は基準クロックのカウント数が電流増加率
の最大値に達したかを判断し、最大値に達した場合に
は、カウント値および電流増加率を0として電流増加用
信号を作成し、電源と接地間に直列に接続されたスイッ
チング素子の電源側スイッチング素子に供給する通電制
御信号に電流増加用信号と電流減少用信号を加算するよ
うに構成したので、モータのステータ数に依存すること
なく、モータの回転数、電流制御値に合わせて騒音低減
波形信号を、四則演算器、比較器のみで構成されている
デジタル回路によって、大容量コンデンサなどを必要と
しない安価な構成でモータ駆動騒音低減信号を得ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の駆動騒音低減装置を備えたセンサ
レモータドライバのシステム全体の構成を示すブロック
図である。
【図2】 騒音低減回路およびその周辺の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 騒音低減制御波形合成前の波形図である。
【図4】 騒音低減制御波形合成後の波形図である。
【図5】 騒音低減波形信号発生器と周辺波形の関係図
である。
【図6】 騒音低減波形信号発生器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 騒音低減波形を作成するためのアルゴニズム
を説明するフローチャートである。
【図8】 図7のアルゴニズムにより求めた値を元にデ
ューティ管理値fの値を求めるアルゴニズムを説明する
フローチャートである。
【図9】 電流増加波形作成のアルゴニズムを説明する
フローチャートである。
【図10】 電流減少波形作成のアルゴニズムを説明す
るフローチャートである。
【図11】 PWMデューティ50%のIN信号制御波
形に対する電流波形とPWMデューティ50%から0%
に変化させるLE信号制御波形に対する電流波形との関
係図である。
【図12】 PWMデューティ0%から50%に変化す
るLE信号制御波形に対する電流波形とPWMデューテ
ィ50%のIN信号制御波形に対する電流波形との関係
図である。
【図13】 PWMデューティ80%のIN信号制御波
形に対する電流波形とPWMデューティ80%から0%
に変化させるLE信号制御波形に対する電流波形との関
係図である。
【図14】 PWMデューティ0%から80%に変化す
るLE信号制御波形に対する電流波形とPWMデューテ
ィ80%のIN信号制御波形に対する電流波形との関係
図である。
【図15】 モータに供給する騒音低減制御信号の波形
図である。
【図16】 モータ巻線に流れる騒音低減電流波形の波
形図である。
【図17】 ホールセンサ付きモータの概要図である。
【図18】 ホールセンサレスモータの概要図である。
【図19】 低回転制御対策前の信号波形図である。
【図20】 低回転制御対策後の信号波形図である。
【図21】 低回転制御対策後の信号波形の一部の拡大
図である。
【図22】 3相ブラシレスモータの駆動回路図であ
る。
【図23】 3相ブラシレスモータの駆動信号発生回路
のブロック図である。
【図24】 3相ブラシレスモータに供給する120゜
通電制御信号の波形図である。
【図25】 3相ブラシレスモータの各相の巻線に電気
角60゜ごとに通電が切り替わる状態を示す説明図であ
る。
【図26】 3相ブラシレスモータに流れる120゜通
電電流の波形図である。
【図27】 3相ブラシレスモータの駆動騒音低減信号
発生回路のブロック図である。
【図28】 従来の騒音低減信号をLE信号に合成する
前のPWM波形パターン図である。
【図29】 従来の駆動騒音低減回路からの騒音低減信
号をLE信号に加えた波形図である。
【図30】 3相ブラシレスモータに流れる電流波形図
である。
【図31】 3相ブラシレスモータに生じるブレーキ現
象の説明図である。
【図32】 LE信号,IN信号に対する各相のスイッ
チング素子の動作状態を示す関係図である。
【符号の説明】
1 ホールセンサレスモータ、2 位置検出コンパレー
タ、3 位置検出マスク回路、4 センサレス駆動演算
回路、5 騒音低減回路、6 信号合成回路、7 出力
トランジスタ制御回路、11 電流制御値出力回路、1
2 PWM波形信号発生器、13 バイアス時間カウン
タ、14 割り算器、15 騒音低減波形デューティ増
減タイミング信号発生器、16 騒音低減波形信号発生
器、17INC/DECセレクタ、18 入力端子、1
9 信号合成回路、20 PWM合成器、21 出力端
子、22 COMOUT信号、23 クロック信号、2
4 タイミング信号、25 電流制御値、26 INC
信号、27 DEC信号、28 カウンタ、29 カウ
ンタ、30 比較器、31 パルス出力部、32パルス
出力部、33 コンバータ、34 コンバータ、35
DEC信号、36 INC信号、Q1,Q2,Q3,Q
4,Q5,Q6 トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉川 浩之 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 帆足 正治 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H560 BB04 BB12 DA13 DA14 DA19 DC12 EB01 JJ02 JJ13 SS01 TT07 UA05 XA02 XA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と接地間に2以上のスイッチング素
    子を直列に接続した複数のスイッチング素子回路と、そ
    の各スイッチング素子回路のスイッチング素子直列接続
    点に各相巻線の一端を接続したモータと、電流増加用信
    号と電流減少用信号を発生する騒音低減回路と、規定の
    電気角ごとに極性を変える転流制御信号に基づいて前記
    電流増加用信号または電流減少用信号を選択出力する選
    択回路と、この選択回路で選択された電流増加用信号ま
    たは電流減少用信号を前記スイッチング素子対の電源側
    スイッチング素子に供給する通電制御信号と合成する信
    号合成回路と、電流制御値に基づいてPWM波形信号を
    出力するPWM波形信号発生器と、このPWM波形信号
    を前記スイッチング素子対の接地側スイッチング素子に
    供給する通電方向決定信号と合成するPWM合成器とを
    備えたモータ駆動騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 騒音低減回路は、電流制御値を格納して
    いる電流制御値出力回路と、電気角30゜の電流変化幅
    を格納しているバイアス時間カウンタと、前記電流制御
    値と電流変化幅から電流増幅率を求める演算回路と、電
    気角30゜毎に極性を反転させる転流制御信号とクロッ
    ク信号および前記電流増幅率に基づいてデューティ管理
    値を発生する騒音低減デューティ増減タイミング信号発
    生器と、前記転流制御信号とクロック信号とデューティ
    の増減信号および電流制御値に基づいて、電気角30゜
    の間で前記電流変化幅だけ連続的に電流を増加させる電
    流増加用信号と電気角30゜の間で前記電流変化幅だけ
    連続的に電流を減少させる電流減少用信号を発生する騒
    音低減波形信号発生器とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載のモータ駆動騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 モータの各相巻線の端子電圧と該各相巻
    線同士を接続した中点電圧とを比較して該モータの回転
    位置を検出する位置検出手段と、その位置検出手段から
    の検出信号に基づいて通電中のモータ巻線の通電幅を広
    める信号を出力するセンサレス駆動演算手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動騒音低減装
    置。
  4. 【請求項4】 モータの回転速度に応じて決定される電
    流変化幅を電流制御値で除算して電流増加率を求め、基
    準クロックのカウント数が前記電流増加率に達するごと
    にデューティ管理値に1を加算し、前記基準クロックの
    カウント数が前記デューティ管理値に達するまでの間は
    前記基準クロックのカウント数が電流増加率の最大値に
    達したかを判断し、最大値に達した場合には、カウント
    値および電流減少率を0として電流減少用信号を作成
    し、前記基準クロックのカウント数が前記デューティ管
    理値に(電流制御値の上限値−電流制御値)を加算した
    値に達するまでの間は前記基準クロックのカウント数が
    電流増加率の最大値に達したかを判断し、最大値に達し
    た場合には、カウント値および電流増加率を0として電
    流増加用信号を作成し、電源と接地間に直列に接続され
    たスイッチング素子の電源側スイッチング素子に供給す
    る通電制御信号に前記電流増加用信号と電流減少用信号
    を加算することを特徴とするモータ駆動騒音低減信号の
    作成方法。
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