JP2003199387A - 放電制御装置、放電制御方法及びそのプログラム - Google Patents

放電制御装置、放電制御方法及びそのプログラム

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JP2003199387A JP2001394957A JP2001394957A JP2003199387A JP 2003199387 A JP2003199387 A JP 2003199387A JP 2001394957 A JP2001394957 A JP 2001394957A JP 2001394957 A JP2001394957 A JP 2001394957A JP 2003199387 A JP2003199387 A JP 2003199387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音、振動等を発生させることなく容易にコン
デンサに蓄積された電荷を放電させることができるよう
にする。 【解決手段】ロータ及びステータを備えた電動機械と、
直流電源から直流の電流を受け、前記電動機械に供給さ
れる交流の電流を発生させるインバータ40と、前記直
流電源とインバータ40との間に配設されたコンデンサ
17と、任意の複数の周波数で磁極位置を順次疑似的に
発生させる疑似磁極位置発生手段92と、前記コンデン
サ17に蓄積された電荷を電動機械によって放電させる
際に、前記ロータが順次疑似的に発生させられた磁極位
置にあると仮定して前記交流の電流を発生させる電流制
御処理手段90とを有する。電動機械の運転周波数(回
転速度)と異なる任意の複数の周波数で疑似磁極位置を
発生させることによって、交流の電流が電動機械に供給
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電制御装置、放
電制御方法及びそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動車両においては、回転自在に
配設され、磁極対を備えたロータ、及び該ロータより径
方向外方に配設され、U相、V相及びW相のコイルを備
えたステータから成る駆動モータが使用される。そし
て、駆動モータ制御装置によって発生させられたU相、
V相及びW相の電流を前記ステータコイルに供給し、か
つ、所定の電圧を印加することにより、前記駆動モータ
を駆動し、駆動モータのトルク、すなわち、駆動モータ
トルクを発生させ、該駆動モータトルクを駆動輪に伝達
して電動車両を走行させるようになっている。そのため
に、バッテリとインバータとが接続され、バッテリから
直流の電流がインバータに供給され、前記駆動モータ制
御装置によって、前記インバータを構成するスイッチン
グ素子が適宜オン・オフさせられ、前記各相の電流が発
生させられる。
【0003】ところで、前記電動車両の走行が終了し、
イグニッションキーがオフにされると、それに連動し
て、バッテリからインバータへの電流の供給が遮断さ
れ、駆動モータの駆動が停止させられる。このとき、前
記バッテリとインバータとの間に配設されたコンデンサ
に、静電容量に対応する電荷が蓄積されている。そし
て、前記コンデンサに電荷が蓄積されたままで、前記駆
動モータ制御装置の電源がオフになると、スイッチング
素子に送られる駆動信号が過渡的に無制御状態になって
しまう。その結果、スイッチング素子が、オンになり、
短絡電流が流れて破損してしまうことがある。
【0004】そこで、コンデンサに蓄積された電荷を放
電させるためのスイッチ手段を配設し、イグニッション
キーがオフにされるのに伴って、駆動モータの位相に対
して非同期でスイッチ手段をオン・オフさせ、駆動モー
タに定電流を供給することによって、フリーラン状態を
形成し、コンデンサに蓄積された電荷を消費し、コンデ
ンサに蓄積された電荷を放電させるようにしている(特
開平9−215102号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動車両においては、スイッチ手段をオン・オフさ
せられるのに伴って騒音、振動等が発生する可能性があ
る。したがって、駆動モータトルクの目標値を表す駆動
モータ目標トルク、スイッチ手段をオン・オフさせるた
めのクロック信号の周波数等を、特定の値に設定するこ
とによって騒音、振動等が発生するのを抑制する必要が
あり、コンデンサに蓄積された電荷を放電させるための
作業が煩わしい。
【0006】本発明は、前記従来の電動車両の問題点を
解決して、騒音、振動等を発生させることなく容易にコ
ンデンサに蓄積された電荷を放電させることができる放
電制御装置、放電制御方法及びそのプログラムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の放
電制御装置においては、ロータ及びステータを備えた電
動機械と、直流電源から直流の電流を受け、前記電動機
械に供給される交流の電流を発生させるインバータと、
前記直流電源とインバータとの間に配設されたコンデン
サと、任意の複数の周波数で磁極位置を順次疑似的に発
生させる疑似磁極位置発生手段と、前記コンデンサに蓄
積された電荷を電動機械によって放電させる際に、前記
ロータが順次疑似的に発生させられた磁極位置にあると
仮定して前記交流の電流を発生させる電流制御処理手段
とを有する。
【0008】本発明の他の放電制御装置においては、さ
らに、前記コンデンサに蓄積された電荷を電動機械によ
って放電させるための放電電流指令値を任意の可変の値
にする放電電流指令値発生処理手段を有する。そして、
前記電流制御処理手段は、前記磁極位置及び放電電流指
令値に基づいて交流の電流を発生させる。
【0009】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記放電電流指令値発生処理手段は、電荷
が放電させられている間、連続的に放電電流指令値を変
更する。
【0010】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記疑似磁極位置発生処理手段は、電荷が
放電させられている間、連続的に周波数を変更する。
【0011】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記放電電流指令値は、d軸及びq軸のう
ちの一方の軸上で変更される。
【0012】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記放電電流指令値発生処理手段は、前記
疑似磁極位置の周期の整数倍の周期で放電電流指令値を
変更する。
【0013】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記疑似磁極位置発生処理手段は、周波数
を電動機械の電気角の1周の整数倍、及び機械角の整数
倍のうちのいずれか一方で変更する周波数変更処理手段
を備える。
【0014】本発明の放電制御方法においては、直流電
源とインバータとの間に配設されたコンデンサに蓄積さ
れた電荷を放電させるようになっている。
【0015】そして、任意の複数の周波数で磁極位置を
順次疑似的に発生させ、前記コンデンサに蓄積された電
荷を電動機械によって放電させる際に、前記ロータが順
次疑似的に発生させられた磁極位置にあると仮定して交
流の電流を発生させる。
【0016】本発明の放電制御方法のプログラムにおい
ては、直流電源とインバータとの間に配設されたコンデ
ンサに蓄積された電荷を放電させるようになっている。
【0017】そして、コンピュータを、任意の複数の周
波数で磁極位置を順次疑似的に発生させる疑似磁極位置
発生手段と、前記コンデンサに蓄積された電荷を電動機
械によって放電させる際に、前記ロータが順次疑似的に
発生させられた磁極位置にあると仮定して交流の電流を
発生させる電流制御処理手段として機能させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態における放電制
御装置の機能ブロック図である。
【0020】図において、31は図示されないロータ及
びステータを備えた電動機械としての駆動モータ、40
は直流電源としてのバッテリ14から直流の電流を受
け、前記駆動モータ31に供給される交流の電流を発生
させるインバータ、17は前記バッテリ14とインバー
タ40との間に配設されたコンデンサ、92は任意の複
数の周波数で磁極位置を順次疑似的に発生させる疑似磁
極位置発生手段、90は、前記コンデンサ17に蓄積さ
れた電荷を駆動モータ31によって放電させる際に、前
記ロータが順次疑似的に発生させられた磁極位置にある
と仮定して前記交流の電流を発生させる電流制御処理手
段である。
【0021】図2は本発明の実施の形態における電動車
両の制御装置の概略図、図3は本発明の実施の形態にお
けるモータ制御部のブロック図、図4は本発明の実施の
形態における電流の波形図、図5は本発明の実施の形態
における磁極位置の波形図、図6は本発明の実施の形態
における電流指令値を説明する図、図7は本発明の実施
の形態における駆動モータの停止状態における電流の例
を示す波形図、図8は本発明の実施の形態における駆動
モータの停止状態における磁極位置の例を示す波形図で
ある。
【0022】図において、10は各種のプログラム、デ
ータ等に従ってコンピュータとして機能する駆動モータ
制御装置であり、該駆動モータ制御装置10はモータ制
御部45及びドライブ回路51を備える。また、31は
電動機械としての駆動モータであり、該駆動モータ31
としてDCブラシレス駆動モータが使用される。前記駆
動モータ31は、回転自在に配設された図示されないロ
ータ、及び該ロータより径方向外方に配設されたステー
タを備える。前記ロータは、前記駆動モータ31の図示
されないシャフトに取り付けられたロータコア、及び該
ロータコアの円周方向における複数箇所に配設された永
久磁石を備える。本実施の形態においては、前記ロータ
コアの円周方向における12箇所にN極及びS極を交互
に外周面に向けて永久磁石が配設され、6個の磁極対が
形成される。
【0023】また、前記ステータは、図示されないステ
ータコア、及び該ステータコアに巻装されたU相、V相
及びW相のステータコイル11〜13を備え、前記ステ
ータコアの円周方向における複数箇所には、径方向内方
に向けて突出させてステータポールが形成される。
【0024】そして、前記駆動モータ31を駆動して電
動車両を走行させるために、直流電源としてのバッテリ
14、及び該バッテリ14から直流の電流が供給され、
該直流の電流を交流の電流としてのU相、V相及びW相
の電流Iu、Iv、Iwに変換するインバータ40が配
設され、図4に示されるような、各相の電流Iu、I
v、Iwが駆動モータ31に、すなわち、それぞれ各ス
テータコイル11〜13に供給される。
【0025】そのために、前記インバータ40は、6個
のスイッチング素子としてのトランジスタTr1〜Tr
6を備え、各トランジスタTr1〜Tr6が選択的にオ
ン・オフさせられることによって、前記各相の電流I
u、Iv、Iwが発生させられる。なお、インバータ4
0とバッテリ14との間に平滑用のコンデンサ17が配
設され、コンデンサ17には、静電容量に対応する電荷
が蓄積されている。
【0026】また、前記シャフトに磁極位置検出部とし
てのレゾルバ43が取り付けられ、該レゾルバ43によ
って、図5に示されるような波形で表されるロータの磁
極位置θが検出される。なお、本実施の形態において
は、前記磁極位置検出部としてレゾルバ43が使用され
るようになっているが、該レゾルバ43に代えて図示さ
れないホール素子を使用することもできる。その場合、
該ホール素子は、前記ロータの回動に伴って、所定の角
度ごとに位置検出信号を発生させ、図示されない磁極位
置検出回路は、前記位置検出信号を受けると、位置検出
信号の信号レベルの組合せに基づいて磁極位置θを検出
する。
【0027】ところで、前記ステータコイル11〜13
はスター結線されているので、各相のうちの二つの相の
電流の値が決まると、残りの一つの相の電流の値も決ま
る。したがって、各相の電流Iu、Iv、Iwを制御す
るために、例えば、ステータコイル11、12のリード
線にU相及びV相の電流Iu、Ivを検出する電流検出
手段としての電流センサ33、34が配設され、該電流
センサ33、34は、検出された電流Iu、Ivをモー
タ制御部45に送る。
【0028】そして、該モータ制御部45は図示されな
いCPU、記録装置等から成り、モータ制御部45の図
示されない駆動モータ回転速度算出処理手段は、駆動モ
ータ回転速度算出処理を行い、前記磁極位置θに基づい
て駆動モータ31の回転速度、すなわち、駆動モータ回
転速度NMを算出する。また、前記モータ制御部45の
図示されない車速検出処理手段は、車速検出処理を行
い、前記駆動モータ回転速度NMに対応する車速Vを検
出し、検出された車速Vを、電動車両の全体の制御を行
う図示されない車両制御回路に送る。
【0029】該車両制御回路の指令値発生部は、前記車
速V、及び図示されないアクセルセンサによって検出さ
れたアクセル開度αに基づいて車両要求トルクを算出
し、該車両要求トルクに対応させて駆動モータトルクT
Mの目標値を表す駆動モータ目標トルクTM* を発生さ
せ、該駆動モータ目標トルクTM* を前記モータ制御部
45に送る。
【0030】該モータ制御部45の図示されない駆動モ
ータ制御処理手段は、駆動モータ制御処理を行い、前記
駆動モータ目標トルクTM* を読み込むと、前記記録装
置に記録された図示されない電流指令値マップを参照
し、図6に示されるように、ベクトル表示された電流指
令値isのd軸成分を表すd軸電流指令値ids、及び
q軸成分を表すq軸電流指令値iqsを決定するととも
に、前記電流Iu、Ivを読み込み、前記d軸電流指令
値ids及びq軸電流指令値iqs並びに電流Iu、I
vに基づいて、電圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* を算
出し、該電圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* に基づいて
所定のパルス幅を有するU相、V相及びW相のパルス幅
変調信号SU、SV、SWを発生させ、該パルス幅変調
信号SU、SV、SWをドライブ回路51に送る。該ド
ライブ回路51は、前記パルス幅変調信号SU、SV、
SWを受けて、トランジスタTr1〜Tr6を駆動する
ための6個の駆動信号をそれぞれ発生させ、該駆動信号
をインバータ40に送る。該インバータ40は、前記駆
動信号がオンの間だけトランジスタTr1〜Tr6をオ
ンにして各相の電流Iu 、Iv 、IW を発生させ、
該電流Iu 、Iv 、IW を前記各ステータコイル11
〜13に供給する。このように、駆動モータ31を駆動
することによって電動車両を走行させることができる。
【0031】ところで、前記モータ制御部45において
は、ロータの磁極対の方向にd軸を、該d軸と直角の方
向にq軸をそれぞれ採ったd−q軸モデル上でベクトル
制御演算によるフィードバック制御が行われるようにな
っている。
【0032】そのために、前記モータ制御部45内にお
いて、前記電流センサ33、34によって検出された電
流Iu、Ivが、レゾルバ43によって検出された磁極
位置θがUV−dq変換器61に送られる。該UV−d
q変換器61は、電流Iu、Iv及び前記磁極位置θに
基づいて三相/二相変換を行い、電流Iu、Ivをd軸
電流id及びq軸電流iqに変換する。
【0033】そして、d軸電流idは減算器62に送ら
れ、該減算器62において前記d軸電流idと前記d軸
電流指令値idsとのd軸電流偏差Δidが算出され、
該d軸電流偏差Δidがd軸電圧指令値発生部64に送
られる。一方、q軸電流iqは減算器63に送られ、該
減算器63において前記q軸電流iqと前記q軸電流指
令値iqsとのq軸電流偏差Δiqが算出され、該q軸
電流偏差Δiqがq軸電圧指令値発生部65に送られ
る。なお、d軸電圧指令値発生部64及びq軸電圧指令
値発生部65によって電圧指令値発生処理手段が構成さ
れる。
【0034】そして、前記d軸電圧指令値発生部64及
びq軸電圧指令値発生部65は、パラメータ演算部71
から送られたq軸インダクタンスLq及びd軸インダク
タンスLd、並びに前記d軸電流偏差Δid及びq軸電
流偏差Δiqに基づいて、d軸電流偏差Δid及びq軸
電流偏差Δiqが零(0)になるように、2軸上のイン
バータ出力としてのd軸電圧指令値Vd* 及びq軸電圧
指令値Vq* を発生させ、該d軸電圧指令値Vd* 及び
q軸電圧指令値Vq* をdq−UV変換器67に送る。
【0035】続いて、該dq−UV変換器67は、前記
d軸電圧指令値Vd* 、q軸電圧指令値Vq* 及び磁極
位置θに基づいて二相/三相変換を行い、d軸電圧指令
値Vd* 及びq軸電圧指令値Vq* をU相、V相及びW
相の電圧指令値Vu* 、Vv * 、Vw* に変換し、該電
圧指令値Vu* 、Vv* 、Vw* をPWM発生器68に
送る。該PWM発生器68は、前記各相の電圧指令値V
*、Vv *、Vw*及び前記コンデンサ17の端子間
に印加され、図示されない直流電圧検出回路によって検
出されたバッテリ14の電圧VBに基づいて各相のパル
ス幅変調信号SU、SV、SWを発生させ、ドライブ回
路51に送る。なお、前記UV−dq変換器61、減算
器62、63、d軸電圧指令値発生部64、q軸電圧指
令値発生部65、dq−UV変換器67、PWM発生器
68、パラメータ演算部71、ドライブ回路51等によ
って電流制御処理手段90(図1)が構成される。
【0036】ところで、前記電動車両の走行が終了し、
図示されないイグニッションキーがオフにされると、そ
れに連動して、バッテリ14からインバータ40への電
流の供給が遮断され、駆動モータ31の駆動が停止させ
られる。それに伴って、各相の電流Iu、Iv、Iw
は、図7に示されるように一定になる。また、磁極位置
θは、図8に示されるように所定の値になる。
【0037】このとき、前記コンデンサ17に、静電容
量に対応する電荷が蓄積されている。そして、前記コン
デンサ17に電荷が蓄積されたままで、前記駆動モータ
制御装置10の図示されない電源がオフになると、トラ
ンジスタTr1〜Tr6に送られる駆動信号が過渡的に
無制御状態になってしまう。その結果、トランジスタT
r1〜Tr6がオンになり、短絡電流が流れて破損して
しまうことがある。
【0038】そこで、前記モータ制御部45の図示され
ない放電制御処理手段は、放電制御処理を行い、駆動モ
ータ31を高速脱調させることによって、駆動モータト
ルクTMを発生させることなく、各相の電流Iu、I
v、Iwを駆動モータ31に供給し、コンデンサ17の
電荷を消費し、コンデンサ17に蓄積された電荷を放電
させるようにしている。
【0039】そのために、前記放電制御処理手段の図示
されない放電電流指令値発生処理手段は、放電電流指令
値発生処理を行い、放電電流指令値iαを発生させるよ
うにしている。また、前記放電制御処理手段の疑似磁極
位置発生処理手段92は、疑似磁極位置発生処理を行
い、疑似磁極位置θαを発生させるようにしている。
【0040】図9は本発明の実施の形態における電動車
両の動作を示すメインフローチャート、図10は本発明
の実施の形態における放電電流指令値発生処理のサブル
ーチンを示す図、図11は本発明の実施の形態における
疑似磁極位置発生処理のサブルーチンを示す図、図12
は本発明の実施の形態における放電電流指令値の概念
図、図13は本発明の実施の形態における疑似磁極位置
の波形図である。
【0041】本実施の形態においては、前記放電電流指
令値発生処理手段は、図12に示されるように、d軸電
流指令値idsを表す放電電流指令値iαをd軸上で発
生させ、離散的(段階的)に変更し、任意の可変の値に
するとともに、q軸電流指令値iqsを表すq軸上の放
電電流指令値を一定、又は零にする。この場合、放電電
流指令値発生処理手段は、駆動モータ制御装置10(図
2)の記録装置に記録された乱数列(例えば、3、6、
3、2、7、1、8、4、6、…)からM(M:0、
1、…、Mmax)番目の乱数fm(M)を読み出し、
前記記録装置の放電電流マップを参照し、前記乱数fm
(M)に対応する放電電流指令値iαを読み出す。この
ようにして放電電流指令値iαを変更することができ
る。
【0042】なお、放電電流指令値iαを変更する周期
は、変更に伴って駆動モータ31が回転させられること
がないように、疑似磁極位置θαの周期の整数倍にされ
る。
【0043】また、放電電流指令値iαの大きさは、必
要放電エネルギー(コンデンサ17の端子間の電圧Vc
onの二剰に比例する。)、電圧Vcon、コンデンサ
17に蓄積された電荷を放電させるのに必要な放電時間
等に基づいて決定される。そして、放電電流指令値iα
の最大値(各相の電流Iu、Iv、Iwの最大値)を、
騒音、振動等を発生させない範囲で大きく設定すること
によって、放電時間を短くすることができる。また、コ
ンデンサ17の放電を開始する際には、放電電流指令値
iαを小さくすることによって、コンデンサ17にラッ
シュ電流(突出電流)が流れないようにする。したがっ
て、初期振動が発生するのを抑制することができるだけ
でなく、コンデンサ17の寿命を長くすることができ
る。
【0044】また、前記疑似磁極位置発生処理手段92
は、実際の駆動モータ31の運転周波数(回転速度)と
異なる非同期の任意の複数の周波数fcで疑似磁極位置
θαを発生させる。そのために、前記疑似磁極位置発生
処理手段92の図示されない周波数変更処理手段は、周
波数変更処理を行い、周波数fcを任意に変更する。該
周波数fcは、駆動モータ31のロータの可動(共振)
周波数以上、ステータの共振周波数以下の範囲で適宜設
定され、駆動モータ31の電気角の1周の整数倍、及び
機械角の整数倍のうちのいずれか一方で変更される。
【0045】ところで、1周期の疑似磁極位置θαを、
値n(n:1、2、…)の関数で表したとき、疑似磁極
位置θα(n)は、 θα(n)=θα(n−1)+Δθ にされ、図13に示されるように変化させられる。な
お、Δθは疑似磁極位置θαの微小変化量を表す加算値
である。この場合、疑似磁極位置θα(n)が360
〔°〕を超えて、 θα(n)≧360〔°〕 になると、疑似磁極位置θα(n)は、 θα(n)=θα(n)−360〔°〕 にされる。また、前記疑似磁極位置発生処理手段92
は、前記疑似磁極位置θα(n)が360〔°〕を超え
るたびに、駆動モータ制御装置10の記録装置に記録さ
れた乱数列からN(N:0、1、…、Nmax)番目の
乱数fn(N)を読み出し、前記記録装置の加算値マッ
プを参照し、該乱数fn(N)に対応する加算値Δθを
読み出し、現在の磁極位置θに加算値Δθを加算する。
このようにして周波数fcを変更することができる。な
お、値Nの最大値Nmaxを設定し、前記乱数列の所定
の個数の乱数fn(N)を繰り返し読み出すことができ
る。また、一般的な乱数発生ロジックを使用して乱数列
を発生させることもできる。
【0046】このように、放電電流指令値iαを任意の
可変の値にするとともに、駆動モータ31の運転周波数
(回転速度)と異なる非同期の任意の複数の周波数fc
で疑似磁極位置θαを可変させることによって発生させ
ることにより、各相の電流Iu、Iv、Iwが、前記ロ
ータが疑似磁極位置θαにあると仮定されて発生させら
れ、駆動モータ31に供給されるようになっているの
で、駆動モータトルクTMを発生させることなく、容易
にコンデンサ17に蓄積された電荷を放電させることが
できる。しかも、放電電流指令値iαが任意の可変の値
にされ、疑似磁極位置θαが任意の複数の周波数fcで
発生させられるので、騒音、振動等が発生させられるこ
とがない。したがって、騒音、振動等を発生させるのを
防止するために、駆動モータ目標トルクTM* 、クロッ
ク信号の周波数等を特定の値に設定する必要がなくなる
ので、コンデンサ17に蓄積された電荷を放電させるた
めの作業を簡素化することができる。
【0047】また、放電電流指令値iαはd軸及びq軸
のうちの一つの軸上で変更され、しかも、他の軸上の放
電電流指令値が一定、又は零にされるので、電流制御処
理手段90における各種の計算処理を簡素化することが
できる。
【0048】次に、図9のフローチャートについて説明
する。 ステップS1 放電電流指令値発生処理を行う。 ステップS2 疑似磁極位置発生処理を行い、処理を終
了する。
【0049】次に、図10のフローチャートについて説
明する。 ステップS1−1 値Mが最大値Mmaxより大きいか
どうかを判断する。値Mが最大値Mmaxより大きい場
合はステップS1−2に、値Mが最大値Mmax以下で
ある場合はステップS1−3に進む。 ステップS1−2 値Mに零をセットする。 ステップS1−3 乱数fm(M)に対応する放電電流
指令値iαを読み出す。 ステップS1−4 q軸電流指令値iqsに0をセット
し、リターンする。
【0050】次に、図11のフローチャートについて説
明する。 ステップS2−1 疑似磁極位置θα(n)が360
〔°〕以上であるかどうかを判断する。疑似磁極位置θ
α(n)が360〔°〕以上である場合はステップS2
−2に、疑似磁極位置θα(n)が360〔°〕より小
さい場合はステップS2−3に進む。 ステップS2−2 疑似磁極位置θα(n)から360
〔°〕を減算した値を疑似磁極位置θα(n)にセット
する。 ステップS2−3 値Nが最大値Nmaxより大きいか
どうかを判断する。値Nが最大値Nmaxより大きい場
合はステップS2−5に、値Nが最大値Nmax以下で
ある場合はステップS2−4に進む。 ステップS2−4 値Nに零をセットする。 ステップS2−5 乱数fn(N)に対応する加算値Δ
θを読み出す。 ステップS2−6 実際の磁極位置θに加算値Δθを加
算した値を実際の磁極位置θにセットし、リターンす
る。
【0051】次に、放電電流指令値iα及び疑似磁極位
置θαを変更する手法の例について説明する。
【0052】図14は本発明の実施の形態における放電
電流指令値及び疑似磁極位置を変更する第1の手法を説
明する図、図15は本発明の実施の形態における放電電
流指令値及び疑似磁極位置を変更する第2の手法を説明
する図、図16は本発明の実施の形態における放電電流
指令値及び疑似磁極位置を変更する第3の手法を説明す
る図、図17は本発明の実施の形態における放電電流指
令値及び疑似磁極位置を変更する第4の手法を説明する
図である。
【0053】第1の手法においては、放電時間における
前半と後半とで放電量が変化させられ、図11に示され
るように、放電時間の前半で放電電流指令値iαが大き
く、疑似磁極位置θαを発生させるための周波数fcが
低くされ、放電時間の後半で放電電流指令値iαが小さ
く、前記周波数fcが高くされる。
【0054】したがって、放電時間の前半でコンデンサ
17(図2)の電圧Vconを50〔V〕位まで急激に
低くすることができる。
【0055】なお、この場合、電圧Vconが低くなり
すぎると、放電時間の後半で、放電電流指令値iα及び
電流センサ33、34によって検出される電流Iu、I
vによるフィードバック制御が破綻してしまうので、放
電電流指令値iαが大きくなりすぎないように、かつ、
周波数fcが低くなりすぎないようにされる。
【0056】また、放電時間の前半で放電電流指令値i
αを小さく、周波数fcを高くし、放電時間の後半で放
電電流指令値iαを大きく、周波数fcを低くすること
もできる。
【0057】この場合、放電が開始されたときの放電量
が多く、その後、放電量が少なくされるので、騒音、振
動等による違和感を少なくすることができる。また、騒
音の音域を分散させることによって、可聴ノイズの官能
値を小さくすることができる。
【0058】なお、電圧Vconが低くなるのに伴っ
て、放電電流指令値iαを小さくしないと、コンデンサ
17から流れる電流の値が大きくなりすぎてしまうの
で、放電電流指令値iαを小さくするのが好ましい。
【0059】また、第2の手法においては、図15に示
されるように、疑似磁極位置θαの周期ごとに放電電流
指令値iα及び周波数fcが変更される。
【0060】この場合、ロータ、ステータ等の共振によ
る騒音、振動等が発生するのを防止することができる。
【0061】そして、第3の手法においては、図16に
示されるように、放電電流指令値iα及び周波数fcを
ランダムに変更することができる。
【0062】この場合も、ロータ、ステータ等の共振に
よる騒音、振動等が発生するのを防止することができ
る。
【0063】また、第4の手法においては、図17に示
されるように、放電電流指令値iαが最初に緩やかに大
きくされ、続いて緩やかに小さくされる。この場合、放
電時間の前半の放電量を多くすることができる。
【0064】本実施の形態においては、放電電流指令値
iαをd軸上で発生させるようにしているが、放電電流
指令値をq軸上で発生させ、かつ、時間の経過と共に離
散的に変更し、d軸上の放電電流指令値を一定、又は零
にすることもできる。また、放電電流指令値をd−q軸
上で発生させることもできる。さらに、放電電流指令値
及び周波数を連続的に変更することもできる。
【0065】そして、駆動モータ目標トルクTM* を時
間の経過と共に離散的又は連続的に変更することによっ
て放電電流指令値を変更し、該放電電流指令値に基づい
て各相の電流Iu、Iv、Iwを発生させることもでき
る。この場合、駆動モータ31に印加される電圧が変化
するので、放電電流指令値を固定する方が好ましい。
【0066】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、放電制御装置においては、ロータ及びステータを
備えた電動機械と、直流電源から直流の電流を受け、前
記電動機械に供給される交流の電流を発生させるインバ
ータと、前記直流電源とインバータとの間に配設された
コンデンサと、任意の複数の周波数で磁極位置を順次疑
似的に発生させる疑似磁極位置発生手段と、前記コンデ
ンサに蓄積された電荷を電動機械によって放電させる際
に、前記ロータが順次疑似的に発生させられた磁極位置
にあると仮定して前記交流の電流を発生させる電流制御
処理手段とを有する。
【0068】この場合、電動機械の運転周波数(回転速
度)と異なる任意の複数の周波数で疑似磁極位置を発生
させることによって、交流の電流が電動機械に供給され
るようになっているので、電動機械のトルクを発生させ
ることなく、容易にコンデンサに蓄積された電荷を放電
させることができる。しかも、疑似磁極位置が任意の複
数の周波数で発生させられるので、騒音、振動等が発生
させられることがない。したがって、騒音、振動等を発
生させるのを防止するために、電動機械の目標値を表す
トルク、クロック信号の周波数等を特定の値に設定する
必要がなくなるので、コンデンサに蓄積された電荷を放
電させるための作業を簡素化することができる。
【0069】本発明の他の放電制御装置においては、さ
らに、前記放電電流指令値は、d軸及びq軸のうちの一
方の軸上で変更される。
【0070】この場合、前記放電電流指令値は、d軸及
びq軸のうちの一方の軸上で変更されるので、電流制御
処理手段における各種の計算処理を簡素化することがで
きる。
【0071】本発明の更に他の放電制御装置において
は、さらに、前記放電電流指令値発生処理手段は、前記
疑似磁極位置の周期の整数倍の周期で放電電流指令値を
変更する。
【0072】この場合、前記疑似磁極位置の周期の整数
倍の周期で放電電流指令値が変更されるので、電動機械
が回転するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における放電制御装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における電動車両の制御装
置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるモータ制御部のブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における電流の波形図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態における磁極位置の波形図
である。
【図6】本発明の実施の形態における電流指令値を説明
する図である。
【図7】本発明の実施の形態における駆動モータの停止
状態における電流の例を示す波形図である。
【図8】本発明の実施の形態における駆動モータの停止
状態における磁極位置の例を示す波形図である。
【図9】本発明の実施の形態における電動車両の動作を
示すメインフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態における放電電流指令値
発生処理のサブルーチンを示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における疑似磁極位置発
生処理のサブルーチンを示す図である。
【図12】本発明の実施の形態における放電電流指令値
の概念図である。
【図13】本発明の実施の形態における疑似磁極位置の
波形図である。
【図14】本発明の実施の形態における放電電流指令値
及び疑似磁極位置を変更する第1の手法を説明する図で
ある。
【図15】本発明の実施の形態における放電電流指令値
及び疑似磁極位置を変更する第2の手法を説明する図で
ある。
【図16】本発明の実施の形態における放電電流指令値
及び疑似磁極位置を変更する第3の手法を説明する図で
ある。
【図17】本発明の実施の形態における放電電流指令値
及び疑似磁極位置を変更する第4の手法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
10 駆動モータ制御装置 14 バッテリ 17 コンデンサ 31 駆動モータ 40 インバータ 90 電流制御処理手段 92 疑似磁極位置発生処理手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ及びステータを備えた電動機械
    と、直流電源から直流の電流を受け、前記電動機械に供
    給される交流の電流を発生させるインバータと、前記直
    流電源とインバータとの間に配設されたコンデンサと、
    任意の複数の周波数で磁極位置を順次疑似的に発生させ
    る疑似磁極位置発生手段と、前記コンデンサに蓄積され
    た電荷を電動機械によって放電させる際に、前記ロータ
    が順次疑似的に発生させられた磁極位置にあると仮定し
    て前記交流の電流を発生させる電流制御処理手段とを有
    することを特徴とする放電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサに蓄積された電荷を電動
    機械によって放電させるための放電電流指令値を任意の
    可変の値にする放電電流指令値発生処理手段を有すると
    ともに、前記電流制御処理手段は、前記磁極位置及び放
    電電流指令値に基づいて交流の電流を発生させる請求項
    1に記載の放電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記放電電流指令値発生処理手段は、電
    荷が放電させられている間、連続的に放電電流指令値を
    変更する請求項2に記載の放電制御装置。
  4. 【請求項4】 前記疑似磁極位置発生処理手段は、電荷
    が放電させられている間、連続的に周波数を変更する請
    求項1又は2に記載の放電制御装置。
  5. 【請求項5】 前記放電電流指令値は、d軸及びq軸の
    うちの一方の軸上で変更される請求項2又は3に記載の
    放電制御装置。
  6. 【請求項6】 前記放電電流指令値発生処理手段は、前
    記疑似磁極位置の周期の整数倍の周期で放電電流指令値
    を変更する請求項2、3又は5のいずれか1項に記載の
    放電制御装置。
  7. 【請求項7】 前記疑似磁極位置発生処理手段は、周波
    数を電動機械の電気角の1周の整数倍、及び機械角の整
    数倍のうちのいずれか一方で変更する周波数変更処理手
    段を備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の放電制
    御装置。
  8. 【請求項8】 直流電源とインバータとの間に配設され
    たコンデンサに蓄積された電荷を放電させる放電制御方
    法において、任意の複数の周波数で磁極位置を順次疑似
    的に発生させ、前記コンデンサに蓄積された電荷を電動
    機械によって放電させる際に、前記ロータが順次疑似的
    に発生させられた磁極位置にあると仮定して交流の電流
    を発生させることを特徴とする放電制御方法。
  9. 【請求項9】 直流電源とインバータとの間に配設され
    たコンデンサに蓄積された電荷を放電させる放電制御方
    法のプログラムにおいて、コンピュータを、任意の複数
    の周波数で磁極位置を順次疑似的に発生させる疑似磁極
    位置発生手段と、前記コンデンサに蓄積された電荷を電
    動機械によって放電させる際に、前記ロータが順次疑似
    的に発生させられた磁極位置にあると仮定して交流の電
    流を発生させる電流制御処理手段として機能させること
    を特徴とする放電制御方法のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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