JP4591961B2 - 1線式データ通信方式における通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置に関する。
従来の1線式データ通信方式において、質問器と応答器との間のデータの通信時にデータの“0”/“1”を判定する次のような方法がある。すなわち、応答器において、受信データのパルス間隔をクロックの数として計数し、そのパルス間隔クロック数を判定値と比較し、判定値以下のときはデータ“0”と判定し、判定値よりも大きいときはデータ“1”と判定する方式である。以下、図8を参照しながら従来技術を説明する。
図8(a)は、従来の技術における1線式データ通信方式の概略構成を示す。この1線式データ通信方式は、質問器1と応答器2は1本の通信線3で接続されている。質問器1も応答器2も通信装置である。データ受信動作を行うときの通信装置を応答器と呼び、データ送信動作を行うときの通信装置を質問器と呼ぶ。応答器2は、クロックCLKを発生する発振回路21と、質問器1からの受信信号DIのパルス間隔(パルスとパルスの間の時間幅:一例として0または1で表記)に対応したクロックCLKの数Ndiを計数する計数回路22と、クロック数Ndiを判定値Ncと比較し、判定値Nc以下のときは受信データが“0”であると判別し、判定値Ncよりも大きいときは受信データが“1”であると判別する比較回路23と、基準クロック数Ndoに対応したパルス間隔の送信信号DOを出力し、通信線3の固定されている電圧を送信信号DOのパルス間隔に合わせて変化させる出力回路24とを備えている。
図8(b)は、データ受信時の動作を示す。データ受信時は、計数回路22が受信信号DIのパルス間隔に対応したクロック数Ndiを計数する。比較回路23は、クロック数Ndiを判定値Ncと比較し、判定値Nc以下のときは受信データが“0”であると判別し、判定値Ncよりも大きいときは受信データが“1”であると判別する。
図8(c)は、データ送信時の動作を示す。データ送信時に、出力回路24は、送信データが“0”のときはクロック数Ndoが判定値「3」に達すると通信線3の電圧を“L”レベルとし、送信データが“1”のときはクロック数Ndoが判定値「7」に達すると通信線3の電圧を“L”レベルとする。すなわち、データ値に応じて送信信号DOのパルス間隔を変化させる。
特願2005−124659号
上記従来の技術においては、受信データまたは送信データが“0”か“1”かでデータ通信単位時間が異なるため(横向き矢印参照)、データが“0”か“1”かで質問器内部での通信制御を変化させる必要があり、質問器と応答器との間で同期したデータ通信を行うことが困難である。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、1線式データ通信において、クロックのばらつきに関係なく、質問器と応答器との間で同期したデータ通信を行えるようにすることを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、データ“0”のときのデータ通信単位時間とデータ“1”のときのデータ通信単位時間を互いに等しくするということを前提とし、クロックがばらついたとしても、データ“0”とデータ“1”の判別が正しく行われるように工夫するものである。データ通信単位時間を一定に定めて1線式でデータ通信を行う場合、時系列的に次々と受信するパルス列において、データ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスとデータパルスの順列は時々刻々とランダムに変化する。したがって、どの受信パルスが通信基準パルスでどの受信パルスがデータパルスであるかを正しく判別することが必要になる。そこで、クロックの計数値について、規定上限値を設け、計数値が規定上限値に達するまでは、受信パルスの有無にかかわらずクロックの計数を継続し、規定上限値に達したあとは、次の受信パルスがあるまでその規定上限値を保持し、規定上限値において次の受信パルスがあったときに計数値を初期化することとする。そして、計数値が前記規定上限値に達するまでに受信パルスがあるかないかに応じてデータ値(“0”,“1”)の判別を行う。すなわち、受信パルスがなければ長いパルス間隔に対応したデータ値(例えばデータ“1”)と判別し、受信パルスがあれば短いパルス間隔に対応したデータ値(例えばデータ“0”)と判別する。計数値が規定上限値に達したあとは、次の受信パルスがあるまでその規定上限値を保持するので、クロックがばらついたとしても、データ値に依存しないデータレート一定の通信を実現できる。
構成的に説明すると、本発明による1線式データ通信方式における通信装置は、
1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
クロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が規定上限値に達するまではクロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する計数手段と、
前記計数値が前記規定上限値に達するまでの期間において受信するデータパルスの有無に応じてデータ値判別を行うデータ値判別手段とを備えた構成とされている。
この構成において、計数手段は初期化後、クロックを計数し、その計数値が順次に増えていく。計数手段による計数値はデータ値判別手段に与えられる。時間経過とともに計数値は規定上限値に近づいていくが、データ値判別手段は、計数値が規定上限値に達するまでの期間において受信パルスを検出する。もし、受信パルスがあれば、データ値判別手段は、このときの受信データは短いパルス間隔に対応したデータ値であると判別する。また、計数値が規定上限値に達するまでに受信パルスがなければ、このときの受信データは長いパルス間隔に対応したデータ値であると判別する。いずれの場合も、やがて規定上限値に達してから受信パルスがあり、これはデータ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスとなり、計数手段は計数値を初期化して計数を再開する。
ここで、計数値が規定上限値に達したあとは、次の受信パルスがあるまでその規定上限値を保持するので、クロックのばらつきに起因して初期化から規定上限値に達するまでの経過時間にばらつきが生じても、データ値の“0”,“1”の判別精度は高く保たれる。すなわち、データ値の“0”,“1”の判別においては、初期化から規定上限値に達するまでの経過時間が基準となるが、計数手段における上記の規定上限値保持の作用により、この経過時間にある許容の時間幅が存在することとなり、クロックばらつきにかかわらずデータ値判別精度を確保することができるのである。以上の結果として、本発明によれば、クロックのばらつきの有無と程度にかかわりなく、質問器と応答器との間でのデータ通信を両者間で同期した状態で実現することができる。
上記において、前記計数手段は、前記規定上限値に達したあとに前記受信パルスがあったときの計数値の初期化を前記クロックに同期して(例えば立ち上がりエッジのタイミングで)行うという態様がある。これによれば、質問器・応答器間の同期したデータ通信において、その同期性を高精度なものにすることができる。
また上記において、前記計数手段は、前記規定上限値に達したあとに前記受信パルスがあったときの計数値の初期化を前記クロックに対して非同期で行うという態様がある。これによれば、受信パルスのパルス幅がクロックの周期よりも短い場合でも計数値を初期化できるため、受信パルスのパルス幅に関係なく、質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現することができる。
また上記において、データ受信時に、前記計数値が前記規定上限値に達するまでの期間において、データパルスの受信があったときの前記計数値を計数設定値として登録し、前記データパルスの受信があったときに対応したデータ値のデータ送信時に前記計数値が前記計数設定値に達したときに送信信号の電位を固定値から変化させ、前記データパルスの受信がなかったときに対応したデータ値のデータ送信時に前記計数値が前記計数設定値に達したときに送信信号の電位を固定値に保持して送信信号を形成する出力手段をさらに備えた構成されているという態様がある。
これによれば、短いパルス間隔に対応したデータ値のデータ送受信において、通信基準パルスから通信線電位可変までの経過時間を、受信時と送信時とで一致させることができる。その結果、クロックのばらつきに関係なくデータ通信単位時間を一定に保つことができるだけでなく、質問器と応答器とでデータ入出力時間を同期させることでシステム全体の制御を容易化することができる。
また、上記において、さらに、前記規定上限値を記憶する記憶手段を備え、前記計数手段および前記データ値判別手段における前記規定上限値を前記記憶手段から読み出して設定するように構成されているという態様がある。
これによれば、通信装置ごとに個別に、計数手段およびデータ値判別手段の規定上限値を設定できるため、異なるデータ通信単位時間の複数の質問器に対して単一の応答器(通信装置)でデータ通信を行うことができる。
また、本発明による1線式データ通信方式における通信装置は、
1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
クロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、前記クロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値を保持し、前記規定上限値より小さい計数設定値に達したあとで前記規定上限値に達するまでの期間において受信パルスがあったときは前記計数値を初期化する計数手段と、
前記計数値が前記計数設定値に達するまでの期間において受信するデータパルスの有無に応じてデータ値判別を行い、前記計数値の初期化後に受信するデータパルスがないまま前記計数値が前記規定上限値に達したときは通信を停止する制御を行うデータ値判別手段とを備えた構成とされている。
これによれば、クロックのばらつきにかかわりなく質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現できるとともに、通信基準パルスから次の通信基準パルスまでの時間を計数することによりデータ通信単位時間の上限を設定するものであり、計数値の初期化後に受信パルスがないまま計数値が規定上限値に達したときに(換言すれば、データ通信単位時間の時間範囲内で1つも受信パルスがないときに)、エラーが発生したものとして通信を停止するよう制御することにより、データ通信単位時間の上限を超えた通信を行う質問器の使用を制限することができる。
また、本発明による1線式データ通信方式における通信装置は、
1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
クロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、規定上限値に達する前は受信パルスがあるまでは前記クロックの計数を継続し、前記受信パルスがあったときは前記計数値を初期化し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまでその規定上限値を保持する第1の計数手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が前記規定上限値に達するまでは前記クロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から前記一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する第2の計数手段と、
前記第2の計数手段による計数値が前記規定上限値に達したときに、前記第2の計数手段による計数値から前記第1の計数手段による計数値を減算し、その結果を通信データ値として判別するデータ値判別手段とを備えた構成とされている。ここで、第1の計数手段は、受信パルスがあれば、そのタイミングを問わず、すなわち、データパルスであるか通信基準パルスであるかにかかわりなく、計数値を初期化するようになっている。
これによれば、クロックのばらつきにかかわりなく質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現できるとともに、データ受信時に、第2の計数手段による計数値が規定上限値のときに、規定上限値から第1の計数手段による計数値を減算し、その結果を通信データ値として判別するため、通信基準パルスからデータパルスの入力までの時間を複数に設定することで、データ通信単位時間で多値の通信を行うことができる。
また、本発明による1線式データ通信方式における通信装置は、
1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
クロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、規定上限値に達する前は受信パルスがあるまでは前記クロックの計数を継続し、前記受信パルスがあったときは前記計数値を初期化し、前記規定上限値に達したあとは次の受信パルスがあるまでその規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったときに前記計数値を初期化する計数手段と、
前記計数手段による計数値が初期化されてから一定時間にわたって活性化される一定パルス幅信号を出力するワンショット手段と、
前記ワンショット手段による前記一定パルス幅信号が非活性状態において前記計数手段による計数値を前記規定上限値と比較し、その比較結果に応じてデータ値を判別するデータ値判別手段とを備えた構成とされている。ここで、計数手段は、受信パルスがあれば、そのタイミングを問わず、すなわち、データパルスであるか通信基準パルスであるかにかかわりなく、計数値を初期化するようになっている。ここで、ワンショット手段による一定パルス幅信号が活性状態にあるときの受信パルスがデータパルスであるとし、一定パルス幅信号が非活性状態にあるときの受信パルスが通信基準パルスであるとすることに相当している。
これによれば、クロックのばらつきにかかわりなく質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現できるとともに、一定パルス幅信号が活性状態のときに入力した受信パルスは、そのタイミングのいかんにかかわりなく、データパルスとして認証されるので、結果として、異なるデータパターンでもデータ通信単位時間を一定にしたデータ受信を行うことができる。
また、本発明による1線式データ通信方式における通信装置は、
1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
クロックを発生するクロック発生手段と、
前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が規定上限値に達するまではクロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する第1の計数手段と、
前記第1の計数手段による計数値の初期化に伴って初期化され、初期化されてから前記第1の計数手段において前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまでに入力した受信パルスの数を受信パルス数として計数する第2の計数手段と、
計数設定値を記憶する記憶手段と、
前記第2の計数手段による受信パルス数を前記記憶手段に記憶されている計数設定値と比較し、その比較結果に基づいて通信データ値を判別するデータ値判別手段とを備えた構成とされている。
これによれば、クロックのばらつきにかかわりなく質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現できるとともに、データ通信単位時間における受信パルス数を計数し、受信パルス数を記憶手段に記憶されている計数設定値と比較して通信データを判定するため、記憶手段の計数設定値を書き換えることにより、異なるデータパルス数の通信に対して単一の応答器(通信装置)でデータ受信を行うことができる。
本発明によれば、1線式データ通信において、クロックのばらつきにかかわりなく、質問器・応答器間の同期したデータ通信を実現することができる。
以下、本発明にかかわる1線式データ通信方式における通信装置を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。質問器1と応答器2は1本の通信線3で接続されている。応答器2は、クロックCLKを発生するクロック発生手段11と、クロック発生手段11のクロックCLKを計数するもので、初期化後、計数値Nsが規定上限値(ここでは一例として「8」であるとする。)に達するまではクロックCLKの計数を継続し、規定上限値「8」に達したあとは、質問器1から通信線2を介して次の受信パルスがあるまでその規定上限値「8」を保持し、規定上限値「8」に達したあとに受信パルスがあったときにクロックCLKの立ち上がりエッジで計数値を初期化する計数手段12と、計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において、クロックCLKの立ち上がりエッジでの受信パルスを検出し、受信パルスの有無に応じてデータ値判別を行い、判別データ値Rを通信データとして記憶するデータ値判別手段13と、計数手段12からの計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において、受信パルス(データパルスPd)があったときの計数値Nsを計数設定値Ndoとして登録し、短いパルス間隔に対応したデータ値(例えばデータ“0”)のデータ送信時に計数値Nsが計数設定値Ndoに達したときに送信信号DOの電位を固定値の“H”レベルから“L”レベルに可変し、長いパルス間隔に対応したデータ値(例えばデータ“1”)のデータ送信時に計数値Nsが計数設定値Ndoに達したときに送信信号DOの電位を固定値の“H”レベルに保持して送信信号DOを形成する出力手段14とを備えている。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図1(b)のタイミングチャートに従って説明する。図1(b)には、受信信号DI(通信線3の電位)、クロックCLK、計数手段12による計数値Nsおよびデータ値判別手段13による判別データ値Rが示されている。
計数手段12は、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。すなわち、初期化後、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」と増え、最終的に規定上限値「8」に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。すなわち、次々とクロックCLKの立ち上がりエッジがあっても、計数値Nsは「8」,「8」…と連続する。そして、規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsは再初期化される。計数手段12は、計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において受信パルスがあったときは、クロックCLKの立ち上がりエッジで、その受信パルスをデータパルスPdとして認識する。例えば、計数値Nsが「5」のときの受信パルスはデータパルスPdとされる。また、計数手段12は、計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちに受信パルスがあったときは、クロックCLKの立ち上がりエッジで、その受信パルスをデータ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスPsとして認識し、計数値Nsを初期化する。計数手段12による計数値Nsは、データ値判別手段13と出力手段14に与えられる。
データ値判別手段13は、計数手段12から受け取った計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間においては、クロックCLKが立ち上がりエッジのとき、受信パルス(データパルスPd)があれば受信データの判別データ値Rを短いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“0”)であると判別する。これは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数し、計数値Nsが所定パルス間隔より短いことからデータ“0”と判別していることに相当する。また、受信パルス(データパルスPd)がなければ判別データ値Rを長いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“1”)であると判別する。そして、その判別データ値Rを通信データとして記憶する。時間経過とともに計数値Nsが規定上限値「8」に達し、それから受信パルスがあると、これは通信基準パルスPsとなり、計数手段12は計数値Nsを初期化して計数を再開する。
より具体的レベルでは、データ値判別手段13は、計数手段12による計数値Nsの初期化後は、原則として、判別データ値Rを“1”としておき、アップカウント中での受信信号DIの“L”レベルへの電圧遷移で判別データ値Rを“0”に切り替える。
以上のように本実施の形態の1線式データ通信方式においては、計数値Nsが規定上限値「8」に達したあとは、次の受信パルス(通信基準パルスPs)があるまでその規定上限値「8」を保持するので、クロックCLKのばらつきに起因して計数値Nsの初期化から規定上限値「8」に達するまでの経過時間にばらつきが生じても、データ値の“0”,“1”の判別精度は高く保たれる。すなわち、データ値の“0”,“1”の判別においては、初期化から規定上限値「8」に達するまでの経過時間が基準となるが、計数手段12における規定上限値「8」保持の作用により、この経過時間にある許容の時間幅が存在することとなり、クロックばらつきにかかわらずデータ値判別精度を確保することができるのである。
データの受信時に、計数値Nsが規定上限値「8」のときに受信パルスがあれば、その受信パルスをデータ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスPsとすることにより、データ値の“0”,“1”にかかわらずデータ通信単位時間を一定に定めて1線式でデータ通信を行うように構成しても、データ値判別精度を確保することができ、データ値に依存しないデータレート一定の通信を実現できる。以上の結果として、本実施の形態によれば、クロックのばらつきの有無と程度にかかわりなく、質問器1と応答器2との間でのデータ通信を両者間で同期した状態で実現することができる。
また、計数手段12は、規定上限値「8」に達したあとに受信パルスがあったときの計数値Nsの初期化をクロックCLKの立ち上がりタイミングに同期して行うので、質問器・応答器間の同期したデータ通信において、その同期性を高精度なものにすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2においては、実施の形態1の場合の図1(a)の構成が援用される。図2(a)は、実施の形態2におけるデータ受信時の動作を示すタイミングチャートである。計数手段12は、計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsが初期化されるが、本実施の形態においては、この初期化のタイミングがクロックCLKに対して非同期となっている。すなわち、受信パルス(通信基準パルスPs)があれば直ちに計数値Nsを初期化する。データ値判別手段13は、計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において、受信パルスがあれば、それをデータパルスPdであると認識し、クロック発生手段11により発生されるクロックCLKに対して非同期に、データ値判別を行う。すなわち、受信パルス(データパルスPd)があれば直ちに判別データ値Rを"0"とする。
図2(b)は、実施の形態2におけるデータ送信時の動作を示すタイミングチャートである。出力手段14は、計数手段12からの計数値Nsが計数設定値Ndo(ここではNdo=5)に一致したとき、送信データが“0”であれば送信信号DOの電圧レベルを“0”に変化させ、“1”であれば電圧レベルを固定値の“1”に保つ。
その他の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
以上のように本実施の形態の1線式データ通信方式においては、データの受信時に、計数手段12における計数値Nsの初期化をクロックCLKに非同期で行うこととし、受信パルス(データパルスPd)の立ち下がりのタイミングで初期化するので、受信パルスのパルス幅(ロウアクティブのパルスの“L”レベルの時間幅)がクロックCLKの周期よりも短い場合でも初期化が可能となる。すなわち、受信パルスのパルス幅に関係なく、質問器1と応答器2との間で同期したデータ受信を行うことができる。
また、データ受信時に、質問器1から受信した通信基準パルスPsを基準に計数した計数値Nsを設定計数値Ndoとして登録し、データ送信時に計数値Nsが計数設定値Ndoと一致したときに送信信号DOの電圧レベルを制御するので、クロックCLKのばらつきに関係なく、質問器1に同期する状態でデータ送信を行うことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3においては、実施の形態1の場合の図1(a)の構成が援用される。図2(c)は、実施の形態3におけるデータ送受信時の動作を示すタイミングチャートである。送受信信号DI/DOが示されている。
出力手段14は、データ受信時に、計数手段12による計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において、受信パルスがあったとき、そのときの計数値Nsを計数設定値Ndo(ここでは「5」)として登録し、さらに、短いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“0”)のデータ送信時に計数値Nsが計数設定値Ndo(=「5」)に達したときに送信信号DOの電位を固定値の“1”から“0”へ可変し、長いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“1”)のデータ送信時に計数値Nsが計数設定値Ndo(=「5」)に達したときに送信信号DOの電位を固定値の“1”に保持して送信信号DOを形成する。その他の構成および動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
以上のように本実施の形態によれば、データ送信において、受信時の通信基準パルスPsからデータパルスPdの入力までの計数値Nsを、データ送信時の通信基準パルスPsからデータパルスPdの出力までの計数値とし、通信基準パルスPsから送信パルス出力までの経過時間を、データ受信の際の通信基準パルスPsから受信パルス入力までの経過時間に一致させることができる。その結果、クロックのばらつきに関係なくデータ通信単位時間を一定に保つことができるだけでなく、質問器1と応答器2とでデータ入出力時間を同期させることでシステム全体の制御を容易化することができる。
(実施の形態4)
図3(a)は、本発明の実施の形態4における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態においては、実施の形態1の構成において、応答器2がさらに、規定上限値Nmaxを記憶する記憶手段(不揮発性メモリ)15を備えている。なお、出力手段14は図示を省略している。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので同一部分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略する。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図3(b)のタイミングチャートに従って説明する。
計数手段12およびデータ値判別手段13は、記憶手段15に記憶されている規定上限値Nmaxを設定する。計数手段12は、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。すなわち、初期化後、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」…と増え、最終的に規定上限値Nmax(タイミングチャートではスペースの関係上、Nm で表す)に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値をNm ,Nm …のように保持する。そして、規定上限値Nm に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsは再初期化される。計数手段12は、計数値Nsが規定上限値Nm に達するまでの期間において受信パルスがあったときは、その受信パルスをデータパルスPdとして認識する。例えば、計数値Nsが「2」のときの受信パルスはデータパルスPdとされる。また、計数手段12は、計数値Nsが規定上限値Nm に達したのちに受信パルスがあったときは、クロックCLKの立ち上がりエッジで、その受信パルスをデータ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスPsとして認識し、計数値Nsを初期化する。計数手段12による計数値Nsは、データ値判別手段13に与えられる。
また、データ値判別手段13は、計数手段12から受け取った計数値Nsが規定上限値Nm に達するまでの期間においては、クロックCLKが立ち上がりエッジのとき、受信パルス(データパルスPd)があれば受信データの判別データ値Rを短いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“0”)であると判別する。これは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数し、計数値Nsが所定パルス間隔より短いことからデータ“0”と判別していることに相当する。また、受信パルス(データパルスPd)がなければ判別データ値Rを長いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“1”)であると判別する。そして、その判別データ値Rを通信データとして記憶する。
当該の応答器2が通信線3を介して複数の質問器1と接続されており、複数の質問器1はそれぞれのデータ通信単位時間が互いに異なるものとする。データ通信単位時間について、規定上限値Nm 相当で、例えば、第1の質問器1の場合に「8」であるとし、第2の質問器1の場合に「7」であるとし、第3の質問器1の場合に「6」であるとする。応答器2が第1の質問器1とデータ通信するときは、記憶手段15に規定上限値Nm として「8」を設定しておけばよい。また、応答器2が第2の質問器1とデータ通信するときは、記憶手段15に規定上限値Nm として「7」を設定し、第3の質問器1とデータ通信するときは、記憶手段15に規定上限値Nm として「6」を設定しておけばよい。
その他の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
以上のように本実施の形態によれば、計数手段12の規定上限値Nm を応答器2ごとに個別に設定できるため、異なるデータ通信単位時間の複数の質問器1に対して、単一の応答器2でデータ通信を行うことができる。
(実施の形態5)
図4(a)は、本発明の実施の形態5における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。質問器1に対して1本の通信線3を介して接続された応答器2は、クロック発生手段11、計数手段12およびデータ値判別手段13を備えている。計数手段12は、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数する。データ値判別手段13は、計数値Nsが計数設定値Nrより小さいとき、受信パルスの有無を通信データとして記憶する。なお、出力手段14は図示を省略している。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図4(b)のタイミングチャートに従って説明する。
計数手段12は、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。すなわち、初期化後、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」…と増え、原則的には最終的に規定上限値Nmax(=「8」)に達し、それ以降は、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。計数手段12は、計数値Nsが計数設定値Nr(=「4」)に達するまでの期間において受信パルスがあったときは、その受信パルスをデータパルスPdとして認識する。例えば、計数値Nsが「3」のときの受信パルスはデータパルスPdとされる。また、計数手段12は、計数値Nsが計数設定値Nr(=「4」)より大きく、かつ、規定上限値Nmax(=「8」)より小さい期間において受信パルスがあったときは、その受信パルスを通信基準パルスPsとして認識し、計数値Nsを初期化する。
さらに、計数手段12は、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)に達するまでの期間において受信パルスがなく、規定上限値Nmax(=「8」)に達したのちに受信パルスがあったときは、データ通信単位時間を超過し、エラーが発生したと認識し、通信処理を停止させる。
データ値判別手段13は、計数値Nsが計数設定値Nr(=「4」)より小さい期間において、受信パルス(データパルスPd)があれば受信データの判別データ値Rを短いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“0”)であると判別する。これは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数し、計数値Nsが所定パルス間隔より短いことからデータ“0”と判別していることに相当する。また、受信パルス(データパルスPd)がなければ判別データ値Rを長いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“1”)であると判別する。そして、その判別データ値Rを通信データとして記憶する。
以上のように本実施の形態においては、クロックのばらつきにかかわりなく質問器1・応答器2間の同期したデータ通信を実現できるとともに、応答器2は、通信基準パルスPsから次の通信基準パルスPsまでの時間を計数し、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)になっても受信パルス(通信基準パルスPs)を入力しないときは、エラーが発生したものとして通信を停止する。これは、データ通信単位時間の上限を設定することに相当する。そして、データ通信単位時間の上限を超えた通信を行う質問器1の使用を制限することができる。
(実施の形態6)
図5(a)は、本発明の実施の形態6における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。質問器1に対して1本の通信線3を介して接続された応答器2は、クロック発生手段11、第1の計数手段12a、第2の計数手段12bおよびデータ値判別手段13を備えている。
第1の計数手段12aは、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Ndとして計数する。受信パルス(データパルスPdまたは通信基準パルスPs)があれば計数値Ndが初期化され(クロックCLKに対して非同期)、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Ndは、「0」から始まって、「1」,「2」…と増え、最終的に規定上限値「8」に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。そして、規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Ndは再初期化される。第1の計数手段12aによる計数値Ndは、データ値判別手段13に与えられる。
第2の計数手段12bは、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsが初期化され(クロックCLKに対して非同期)、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」…と増え、最終的に規定上限値「8」に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。計数値Nsは「8」,「8」…と連続する。そして、規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsは再初期化される。第2の計数手段12bによる計数値Nsは、データ値判別手段13に与えられる。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図5(b)のタイミングチャートに従って説明する。
データ受信時は、第1の計数手段12aは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLKの数Ndを計数する。また、第1の計数手段12aは、計数値Ndが規定上限値「8」まで計数されると、次のパルスを受信するまで、計数値Ndは規定上限値「8」を保持する。
第2の計数手段12bは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数する。計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでは、受信パルスをデータパルスPdとして認識し、計数値Nsの計数を継続する。計数値Nsが規定上限値「8」のとき、受信パルスを通信基準パルスPsとして認識し、計数値Nsを初期化する。また、第2の計数手段12bは、計数値Nsが規定上限値「8」に達すると、次の通信基準パルスPsを受信するまで、計数値Nsは規定上限値「8」を保持する。
データ値判別手段13は、第2の計数手段12bによる計数値Nsが規定上限値「8」のときにおいて、計数値差分ΔN(=Ns−Nd)を演算し、その演算結果を通信データ値として判別する。例えば、計数値Ns=「8」で計数値Nd=「6」のときの通信データ値は「2」であり、計数値Ns=「8」で計数値Nd=「8」のときの通信データ値は「0」である。これ以外にも、Ns=「8」を共通にして、通信データ値は、Nd=「1」のときに「7」、Nd=「2」のときに「6」、Nd=「3」のときに「5」、Nd=「4」のときに「4」、Nd=「5」のときに「3」、Nd=「7」のときに「1」となる。
以上のように本実施の形態の1線式データ通信方式においては、クロックのばらつきにかかわりなく質問器1・応答器2間の同期したデータ通信を実現できるとともに、データの受信時に、一方の計数値Nsが規定上限値「8」のときに、計数値差分ΔN(=Ns−Nd)を演算し、その演算結果を通信データ値として判別するため、通信基準パルスPsからデータパルスPdの入力までの時間を複数に設定することで、データ通信単位時間で多値の通信を行うことができる。
(実施の形態7)
図6(a)は、本発明の実施の形態7における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。質問器1と応答器2は1本の通信線3で接続されている。応答器2は、クロック発生手段11、計数手段12、データ値判別手段13およびワンショット手段16を備えている。
計数手段12は、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。その計数の方式は、初期化後、次の受信パルスがあるまではクロックCLKの計数を継続し、次の受信パルス(データパルスPdまたは通信基準パルスPs)があったときは計数値Nsを初期化し、規定上限値Nmax(=「8」)に達したあとは次の受信パルスがあるまでその規定上限値Nmax(=「8」)を保持するようになっている。
ワンショット手段16は、計数値Nsが初期化されてから一定時間にわたって活性化される一定パルス幅信号Sを出力するように構成されている。
データ値判別手段13は、計数手段12からの計数値Nsとワンショット手段16からの一定パルス幅信号Sを入力し、一定パルス幅信号Sが非活性状態のときに、計数値Nsを規定上限値Nmax(=「8」)と比較し、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)に達していないときは、受信データが短いパルス間隔に対応したデータ値であると判別し、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)に達しているときは、受信データが長いパルス間隔に対応したデータ値であると判別するように構成されている。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図6(b)のタイミングチャートに従って説明する。
計数手段12は、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。受信パルス(データパルスPdまたは通信基準パルスPs)があればクロックCLKの立ち上がりエッジに同期して計数値Nsが初期化され、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちは、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。このように計数手段12による計数値Nsの計数は、結果的に、原則として規定上限値Nmax(=「8」)に達するまでは、受信信号DIのパルス間隔に対応したクロックCLK数を計数値Nsとして計数していることになる。
計数手段12による計数値Nsは、データ値判別手段13とワンショット手段16に与えられる。
ワンショット手段16は、計数手段12から計数値Nsを入力し、計数値Nsの初期化のタイミングで立ち上がり活性状態が一定時間継続する一定パルス幅信号Sを生成出力する。この一定パルス幅信号Sは、途中で計数値Nsが初期化されても活性状態が保持される。一定パルス幅信号Sはデータ値判別手段13に与えられる。
データ値判別手段13は、計数手段12からの計数値Nsとワンショット手段16からの一定パルス幅信号Sを入力し、一定パルス幅信号Sが非活性状態のときに、計数値Nsを規定上限値Nmax(=「8」)と比較し、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)に達していないときは、受信データが短いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“0”)であると判別する。また、計数値Nsが規定上限値Nmax(=「8」)に達しているときは、受信データが長いパルス間隔に対応したデータ値(本例ではデータ“1”)であると判別する。
これは、ワンショット手段16による一定パルス幅信号Sが活性状態にあるときの受信パルスがデータパルスPdであるとすることに相当し、一定パルス幅信号Sが非活性状態にあるときの受信パルスが通信基準パルスPsであるとすることに相当している。その結果、異なるデータパターンでもデータ通信単位時間を一定にしたデータ受信を行うことができる。また、クロックのばらつきにかかわりなく質問器1・応答器2間の同期したデータ通信を実現できる。
(実施の形態8)
図7(a)は、本発明の実施の形態8における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図である。質問器1と応答器2は1本の通信線3で接続されている。応答器2は、クロック発生手段11、第1の計数手段12a、第2の計数手段12b、データ値判別手段13および記憶手段(不揮発性メモリ)15を備えている。
第1の計数手段12aは、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsが初期化され(クロックCLKに対して非同期)、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」…と増え、最終的に規定上限値「8」に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。そして、規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsは再初期化される。第1の計数手段12aによる計数値計数値Nsは、第2の計数手段12bおよびデータ値判別手段13に与えられる。
第2の計数手段12bは、第1の計数手段12aによる計数値Nsが初期化されてから規定上限値「8」になるまでに入力した受信パルスの数である受信パルス数Npを計数する。受信パルス数Npは、計数値Nsが「0」のときに初期化されて「0」となる。
次に、上記のように構成された本実施の形態の1線式データ通信方式のデータ受信時の動作を図7(b)のタイミングチャートに従って説明する。
第1の計数手段12aは、クロック発生手段11からのクロックCLKを計数値Nsとして計数する。計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsが初期化され、クロックCLKの計数を開始(再開)する。計数値Nsは、「0」から始まって、「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」と増え、最終的に規定上限値「8」に達し、それ以降は、次の受信パルス(通信基準パルスPs)がくるまで、規定上限値を「8」,「8」…のように保持する。そして、規定上限値「8」に達したのちの受信パルス(通信基準パルスPs)によって計数値Nsは再初期化される。
第1の計数手段12aは、計数値Nsが規定上限値「8」に達するまでの期間において受信パルスがあったときは、その受信パルスをデータパルスPdとして認識する。例えば、計数値Nsが「2」や「5」のときの受信パルスはデータパルスPdとされる。また、計数値Nsが規定上限値「8」に達したのちに受信パルスがあったときは、その受信パルスをデータ通信単位時間の開始を示す通信基準パルスPsとして認識し、計数値Nsを初期化する。第1の計数手段12aによる計数値Nsは、第2の計数手段12bとデータ値判別手段13に与えられる。
第2の計数手段12bは、第1の計数手段12aの計数値Nsが初期化されてから規定上限値「8」になるまでに入力した受信パルス(データパルスPd)のパルス数を受信パルス数Npとして計数する。
データ値判別手段13は、受信パルス数Npを記憶手段15に記憶されている計数設定値Dnと比較し、受信パルス数Npが計数設定値Dnが一致しているときは、受信データが“1”であると判別し、受信パルス数Npが計数設定値Dnが一致していないときは、受信データが“0”であると判別する。
以上のように本実施の形態によれば、クロックのばらつきにかかわりなく質問器1・応答器2間の同期したデータ通信を実現できるとともに、データ通信単位時間における受信パルス数Npを計数し、受信パルス数Npを記憶手段15に記憶されている計数設定値Dnと比較して通信データを判定するため、記憶手段15の計数設定値Dnを書き換えることにより、異なるデータパルス数の通信に対して、単一の応答器2でデータ受信を行うことができる。
なお、上記のいずれの実施の形態においても、各手段につき、それぞれをハードウエアで構成してもよいし、ソフトウエアで構成してもよいし、あるいはハードウエアとソフトウエアとのハイブリッド構成としてもよい。
本発明は、1線式のデータ通信において、質問器と応答器が同期したデータ通信を行うための通信方式技術として有用である。
本発明の実施の形態1における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2〜3における1線式データ通信方式の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態4における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態5における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態6における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態7における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態8における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート 従来の技術における1線式データ通信方式の概略構成を示すブロック図と動作を示すタイミングチャート
符号の説明
1 質問器(通信装置)
2 応答器(通信装置)
3 通信線
11 クロック発生手段
12 計数手段
12a 第1の計数手段
12b 第2の計数手段
13 データ値判別手段
14 出力手段
15 記憶手段(不揮発性メモリ)
16 ワンショット手段
C 比較結果
CLK クロック
DI 受信信号
DO 送信信号
Dn 計数設定値
Ns,Nd 計数値
Ndi 受信信号のパルス間隔に対応したクロック数
Ndo 送信信号のパルス間隔を決定する計数値
Nmax(Nm ) 規定上限値
Nr 計数設定値
Np 受信パルス数
Nc 判定値
Ps 通信基準パルス
Pd データパルス
R 判別データ値
S 一定パルス幅信号

Claims (9)

  1. 1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
    クロックを発生するクロック発生手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が規定上限値に達するまではクロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する計数手段と、
    前記計数値が前記規定上限値に達するまでの期間において受信するデータパルスの有無に応じてデータ値判別を行うデータ値判別手段とを備えた1線式データ通信方式における通信装置。
  2. 前記計数手段は、前記規定上限値に達したあとに前記受信パルスがあったときの計数値の初期化を前記クロックに同期して行う請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記計数手段は、前記規定上限値に達したあとに前記受信パルスがあったときの計数値の初期化を前記クロックに対して非同期で行う請求項1に記載の通信装置。
  4. データ受信時に、前記計数値が前記規定上限値に達するまでの期間において、データパルスの受信があったときの前記計数値を計数設定値として登録し、前記データパルスの受信があったときに対応したデータ値のデータ送信時に前記計数値が前記計数設定値に達したときに送信信号の電位を固定値から変化させ、前記データパルスの受信がなかったときに対応したデータ値のデータ送信時に前記計数値が前記計数設定値に達したときに送信信号の電位を固定値に保持して送信信号を形成する出力手段をさらに備えた請求項1に記載の通信装置。
  5. さらに、前記規定上限値を記憶する記憶手段を備え、前記計数手段および前記データ値判別手段における前記規定上限値を前記記憶手段から読み出して設定するように構成されている請求項1から請求項4までのいずれかに記載の通信装置。
  6. 1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
    クロックを発生するクロック発生手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、前記クロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値を保持し、前記規定上限値より小さい計数設定値に達したあとで前記規定上限値に達するまでの期間において受信パルスがあったときは前記計数値を初期化する計数手段と、
    前記計数値が前記計数設定値に達するまでの期間において受信するデータパルスの有無に応じてデータ値判別を行い、前記計数値の初期化後に受信するデータパルスがないまま前記計数値が前記規定上限値に達したときは通信を停止する制御を行うデータ値判別手段とを備えた1線式データ通信方式における通信装置。
  7. 1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
    クロックを発生するクロック発生手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、規定上限値に達する前は受信パルスがあるまでは前記クロックの計数を継続し、前記受信パルスがあったときは前記計数値を初期化し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまでその規定上限値を保持する第1の計数手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が前記規定上限値に達するまでは前記クロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から前記一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する第2の計数手段と、
    前記第2の計数手段による計数値が前記規定上限値に達したときに、前記第2の計数手段による計数値から前記第1の計数手段による計数値を減算し、その結果を通信データ値として判別するデータ値判別手段とを備えた1線式データ通信方式における通信装置。
  8. 1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
    クロックを発生するクロック発生手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、規定上限値に達する前は受信パルスがあるまでは前記クロックの計数を継続し、前記受信パルスがあったときは前記計数値を初期化し、前記規定上限値に達したあとは次の受信パルスがあるまでその規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったときに前記計数値を初期化する計数手段と、
    前記計数手段による計数値が初期化されてから一定時間にわたって活性化される一定パルス幅信号を出力するワンショット手段と、
    前記ワンショット手段による前記一定パルス幅信号が非活性状態において前記計数手段による計数値を前記規定上限値と比較し、その比較結果に応じてデータ値を判別するデータ値判別手段とを備えた1線式データ通信方式における通信装置。
  9. 1本の通信線を介してデータ通信を行う1線式データ通信方式における通信装置であって、
    クロックを発生するクロック発生手段と、
    前記クロック発生手段のクロックを計数するもので、初期化後、計数値が規定上限値に達するまではクロックの計数を継続し、前記規定上限値に達したあとは前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまで前記規定上限値を保持し、前記規定上限値に達したあとに受信パルスがあったとき前記計数値を初期化する第1の計数手段と、
    前記第1の計数手段による計数値の初期化に伴って初期化され、初期化されてから前記第1の計数手段において前記規定上限値に達した時点から一定期間後に受信する受信パルスがあるまでに入力した受信パルスの数を受信パルス数として計数する第2の計数手段と、
    計数設定値を記憶する記憶手段と、
    前記第2の計数手段による受信パルス数を前記記憶手段に記憶されている計数設定値と比較し、その比較結果に基づいて通信データ値を判別するデータ値判別手段とを備えた1線式データ通信方式における通信装置。
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