JP2011224342A5 - - Google Patents
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多門照射にはいくつかの手法が提案されており、シーメンスを中心としたstep and shootを行うIMRT (Intensity-Modulated Radiotherapy、強度変調放射線治療)(非特許文献1、非特許文献2)及びELEKTAを中心としたIMAT(Intensity-Modulated Arc Therapy)(非特許文献3)などが挙げられる。
エネルギー変更装置2の動作について説明する。エネルギー変更装置2に導入された荷電粒子ビーム1は、上流側偏向電磁石対5、6によりZ軸からX方向に所定の距離離れたZ軸に平行な軌道上を進む。そして、所定の厚さのレンジシフタ9の部分を荷電粒子ビーム1が通過することにより、エネルギーが厚さに比例する分だけ低下されて所望のエネルギーになる。このようにして所望のエネルギーに変更された荷電粒子ビーム1は、下流側偏向電磁石対7、8によりエネルギー変更装置2に入射されたときの元の軌道の延長線上に戻される。エネルギー変更装置2は、エネルギーに変更し飛程を変更する際にレンジシフタを駆動する駆動音が発生しないメリットがある。なお、下流側偏向電磁石対7、8により偏向される荷電粒子ビーム1の軌道は、ビーム軸14上に戻る場合に限らず、ビーム軸14に平行でビーム軸14の方へ戻る場合、ビーム軸14に平行でなくてもビーム軸14の方へ戻るものでもよい。
荷電粒子ビーム1はビーム軸14(Z軸)上を上流側偏向電磁石対15、16に入射される。荷電粒子ビーム1の軌道は、図3の紙面の水平方向(X方向)に移動される。偏向電磁石15は軌道変更用の偏向電磁石であり、偏向電磁石16は軌道平行用の偏向電磁石である。軌道変更用の偏向電磁石15は、入射された荷電粒子ビーム1の軌道をZ軸に対して所定の角度θだけ傾くように偏向する。軌道平行用の偏向電磁石16は、軌道変更用の偏向電磁石15によりZ軸に対して傾けられた軌道をZ軸に対して平行する軌道に偏向する。リッジフィルタ19の下流側では、軌道偏向用の偏向電磁石17と軌道平行用の偏向電磁石18により荷電粒子ビーム1はビーム軸14(Z軸)上に戻される。軌道変更用の偏向電磁石17は、荷電粒子ビーム1の軌道をZ軸に対して(360度−所定の角度θ)だけ傾くように偏向する。軌道平行用の偏向電磁石18は、軌道変更用の偏向電磁石17によりZ軸に対して傾けられた軌道をZ軸上の軌道に偏向する。
深さ方向照射野拡大装置3の動作について説明する。深さ方向照射野拡大装置3に導入された荷電粒子ビーム1は、上流側偏向電磁石対15、16によりZ軸からX方向に所定の距離離れたZ軸に平行な軌道上を進む。そして、所定の厚さ分布を有するリッジフィルタ19の部分を荷電粒子ビーム1が通過することにより、エネルギーが厚さに比例する分だけ低下され、結果として強さの変化する多種のエネルギーが混ざった粒子線ビームになる。荷電粒子ビーム1が通過するリッジフィルタ19の山の高さに応じてSOBPの幅が変更できる。このようにして所望のSOBPの幅に変更された荷電粒子ビーム1は、下流側偏向電磁石対17、18により深さ方向照射野拡大装置3に入射されたときの元の軌道の延長線上に戻される。深さ方向照射野拡大装置3は、SOBPの幅を変更する際にリッジフィルタを駆動する駆動音が発生しないメリットがある。なお、下流側偏向電磁石対17、18により偏向される荷電粒子ビーム1の軌道は、ビーム軸14上に戻る場合に限らず、ビーム軸14に平行でビーム軸14の方へ戻る場合、ビーム軸14に平行でなくてもビーム軸14の方へ戻るものでもよい。
次に、柱状スキャニング照射でIMRTを行う方法を説明する。図4は本発明の粒子線照射装置において用いられる治療計画の作成方法を示すフローチャートであり、図5は図4のステップST1を説明する図であり、図6は治療計画の最適計算における初期状態を求める模式図である。図5及び図6は、4門(90度間隔)で照射する場合の例である。治療計画を作成する治療計画装置は、荷電粒子ビーム1が照射される患部(照射対象)40のディスタル形状に応じて柱状の照射野を配置するとともに、患部(照射対象)40の内側に柱状の照射野を敷き詰めて配置する照射野配置部と、照射野配置部により柱状の照射野が敷き詰められた状態を初期状態として、患部(照射対象)40への照射線量が所定の範囲に入るように柱状の照射野の配置を調整する最適化計算部を有する。治療計画には粒子線照射装置58及び回転ガントリの動作条件を含み、治療計画に基づいて粒子線照射装置58及び回転ガントリは一体的に動作する。
ステップST5及びST6に示した治療計画の最適化作業は、オーバードーズ(線量超過)を防ぐために、患部40への照射線量が所定の範囲に入るように柱状の照射野の配置を調整する。前述した柱状の照射野が重なっている部分は、オーバードーズ(線量超過)になってしまうので、最適化作業は柱状の照射野が重なっている部分を解消、あるいは少なくするように柱状の照射野の配置を変更する。
実施の形態2のエネルギー変更装置2bを有する粒子線照射装置(図1参照)は、実施の形態1と同様に、深さ方向へブラッグピークBPを拡大し、柱状の照射野を生成することができる。実施の形態2のエネルギー変更装置2bは、荷電粒子ビーム1を偏向させる必要がないので、実施の形態1のエネルギー変更装置2aに比べて、偏向電磁石5乃至8を無くし、荷電粒子ビーム1の照射方向(Z方向)における装置の長さL1を短くできる。装置の長さL1を短くできるので、エネルギー変更装置をコンパクトにすることができる。なお、図2における装置の長さL1は、偏向電磁石5の上流側端部から偏向電磁石8の下流側端部までの長さである。
実施の形態3の深さ方向照射野拡大装置3bを有する粒子線照射装置(図1参照)は、実施の形態1と同様に、深さ方向へブラッグピークBPを拡大し、柱状の照射野を生成することができる。実施の形態3の深さ方向照射野拡大装置3bは、荷電粒子ビーム1を偏向させる必要がないので、実施の形態1の深さ方向照射野拡大装置3aに比べて、偏向電磁石15乃至18を無くし、荷電粒子ビーム1の照射方向(Z方向)における装置の長さL2を短くできる。装置の長さL2を短くできるので、深さ方向照射野拡大装置をコンパクトにすることができる。図3における装置の長さL2は、偏向電磁石15の上流側端部から偏向電磁石18の下流側端部までの長さである。
本発明に係るRMW35は、従来のスポットよりも深さ方向へブラッグピークBPを拡大し、柱状照射野44、45(図6参照)を生成するために使用する。実施の形態5にかかわる粒子線照射装置は、図1に示す構成である。すなわち、荷電粒子ビーム1の上流側から、柱状照射野生成装置4、一組の走査電磁石10、11、位置モニタ12a、12b及び線量モニタ13を備え、照射制御装置33によって制御される。ただし、柱状照射野生成装置4は、RMW35を備えた深さ方向照射野拡大装置3(3c)である。
実施の形態5による柱状照射野生成装置4は、エネルギー変更装置2と深さ方向照射野拡大装置3(3c)とを有する。深さ方向照射野拡大装置3cを、図11を用いて説明する。深さ方向照射野拡大装置3cは、RMW35と、RMW35を回転させる回転軸64と、回転軸64を駆動するモータ(回転駆動装置)62と、回転軸64の回転角度を検出する角度センサ61と、角度センサ61により検出された回転角度に基づいて、荷電粒子ビーム1の出射開始と出射停止を制御する制御信号Sig1を照射制御装置33に送信する照射野拡大制御装置65を有する。荷電粒子ビーム1と干渉しない位置に配置されたモータ62と回転軸64とは、例えば、かさ歯車(連結装置)63a、63bにより連結される。照射野拡大制御装置65は、モータ62の回転を制御する。ここでは、RMW35が所定の一定速度で回転し続けるように制御する。RMW35と、回転軸64と、モータ62と、かさ歯車(連結装置)63a、63bと、角度センサ61は、RMW装置66を構成する。RMW装置66は、荷電粒子ビーム1が通過するRMW35の位置を変えてエネルギーに幅を生じさせる。照射野拡大制御装置65は、荷電粒子ビーム1が複数の台36a〜36fを通過するように制御する。
実施の形態7の柱状照射野生成装置4cは、選択可能なSOPBの幅が異なる複数のRMW装置66a、66bを有するので、実施の形態5の深さ方向照射野拡大装置3cよりも広い範囲のSOPBの幅を形成することができる。したがって、柱状照射野生成装置4cを有する粒子線照射装置58は、実施の形態5の粒子線照射装置58よりも多くの種類の柱状照射野を形成するとともに照射でき、効率的に患部40への多門照射を実行できる。
実施の形態7の柱状照射野生成装置4cは、柱状照射野44、45を形成する際に荷電粒子ビーム1の出射と停止を繰り返さないように制御することもできる。この例の柱状照射野生成装置を、便宜上、上記で説明した柱状照射野生成装置4cと区別するために柱状照射野生成装置4dと呼ぶことにする。柱状照射野44、45を形成する際に荷電粒子ビーム1の出射と停止を繰り返さないようにすることで、呼吸同期照射に適した荷電粒子ビーム1の照射を行うことができる。例えば、RMW35aの台36の数は、実施の形態6で説明したもとと同様にし、RMW35bの台36の数は、実施の形態5で説明したもとと同様にする。柱状照射野44、45を形成する際に、線量が満了するまで荷電粒子ビーム1をRMW35aまたはRMW35bの台36を通過するようにする。これによりRMW35aを荷電粒子ビーム1が通過する場合のSOBPの幅(SOBP幅a)は1種類であり、RMW35bを荷電粒子ビーム1が通過する場合のSOBPの幅(SOBP幅b)は1種類である。しかもSOBP幅bの方がSOBP幅aよりも広いものとすることができる。なお、必ず荷電粒子ビーム1の出射と停止を繰り返さないようにして、柱状照射野44、45を形成する場合は、変更制御装置30は制御信号Sig1を生成する必要がないので、変更制御装置30の構成を簡略化することができる。
Claims (16)
- 加速器により加速された荷電粒子ビームを走査する走査照射系を備え、前記荷電粒子ビームの照射方向を回転させる回転ガントリに搭載された粒子線照射装置であって、
前記粒子線照射装置は、前記荷電粒子ビームのブラッグピークを拡大し、柱状の照射野を生成する柱状照射野生成装置を備えた粒子線照射装置。 - 前記柱状照射野生成装置は、前記荷電粒子ビームのエネルギーを変更するエネルギー変更装置と、前記荷電粒子ビームのブラッグピークを拡大する深さ方向照射野拡大装置とを備えたことを特徴とする請求項1記載の粒子線照射装置。
- 前記柱状照射野生成装置は、前記荷電粒子ビームのブラッグピークを拡大する深さ方向照射野拡大装置を備え、
前記荷電粒子ビームのエネルギーは前記加速器により変更されることを特徴とする請求項1記載の粒子線照射装置。 - 前記エネルギー変更装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する方向の厚さが場所によって異なり、通過する荷電粒子ビームのエネルギーを前記厚さに応じて低下するレンジシフタと、前記荷電粒子ビームの前記レンジシフタにおける通過位置を移動する上流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームの軌道を当該エネルギー変更装置に入射したビーム軸の方へ戻す下流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームを前記レンジシフタの所定の厚さを通過するように前記上流側偏向電磁石対及び前記下流側偏向電磁石対を制御する変更制御装置とを備えたことを特徴とする請求項2記載の粒子線照射装置。 - 前記深さ方向照射野拡大装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する位置によって失うエネルギーが異なる厚さ分布を有するリッジフィルタと、前記荷電粒子ビームの前記リッジフィルタにおける通過位置を移動する上流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームの軌道を当該深さ方向照射野拡大装置に入射したビーム軸の方へ戻す下流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームを前記リッジフィルタの所定の厚さ分布を通過するように前記上流側偏向電磁石対及び前記下流側偏向電磁石対を制御する照射野拡大制御装置とを備えたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか
1項に記載の粒子線照射装置。 - 前記エネルギー変更装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する厚さによってエネルギーが低下する複数の吸収体と、前記吸収体のそれぞれを駆動する複数の駆動装置と、前記駆動装置を駆動して前記荷電粒子ビームが通過する前記吸収体の合計の厚さを制御する変更制御装置とを備えたことを特徴とする請求項2記載の粒子線照射装置。 - 前記深さ方向照射野拡大装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する厚さによってエネルギーの幅を変更する複数のリッジフィルタと、前記リッジフィルタのそれぞれを駆動する複数の駆動装置と、前記駆動装置を駆動して前記荷電粒子ビームが通過する前記リッジフィルタの合計の厚さを制御する照射野拡大制御装置とを備えたことを特徴とする請求項2、3、4及び6のいずれか1項に記載の粒子線照射装置。 - 前記柱状照射野生成装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する方向の厚さが場所によって異なり、通過する荷電粒子ビームのエネルギーを前記厚さに応じて低下するレンジシフタと、
前記レンジシフタの下流側に配置され、前記荷電粒子ビームが通過する位置によって失うエネルギーが異なる厚さ分布を有するリッジフィルタと、
前記荷電粒子ビームの前記レンジシフタ及び前記リッジフィルタにおける通過位置を移動する上流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームの軌道を当該柱状照射野生成装置に入射したビーム軸の方へ戻す下流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームを前記レンジシフタの所定の厚さ及び前記リッジフィルタの所定の厚さ分布を通過するように前記上流側偏向電磁石対及び前記下流側偏向電磁石対を制御する変更制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の粒子線照射装置。 - 前記深さ方向照射野拡大装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する位置を変えてエネルギーに幅を生じさせるRMW装置と、前記RMW装置を制御する照射野拡大制御装置とを備え、
前記RMW装置は、
軸方向の厚さが段階的に異なる複数の台が周方向に配置されたエネルギー吸収体を有し、前記複数の台を前記荷電粒子ビームが通過することによってエネルギーに幅を生じさせるRMWと、
前記RMWを回転させる回転駆動装置と、を有し、
前記照射野拡大制御装置は、前記荷電粒子ビームが前記複数の台を通過するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の粒子線照射装置。 - 前記深さ方向照射野拡大装置は、前記RMWの回転角度を検出する角度センサを備え、前記照射野拡大制御装置は、
前記RMWを回転し続けるように回転駆動装置を制御し、前記角度センサにより検出された前記回転角度に基づいて、前記荷電粒子ビームの出射開始と出射停止を制御して、前記荷電粒子ビームが前記複数の台を通過するようにすることを特徴とする請求項9記載の粒子線照射装置。 - 前記深さ方向照射野拡大装置は、複数の前記RMW装置と、前記RMW装置を前記荷電粒子ビームが通過する位置または通過しない位置に移動する駆動装置と、を備えた請求項9または10に記載の粒子線照射装置。
- 前記柱状照射野生成装置は、
前記荷電粒子ビームが通過する方向の厚さが場所によって異なり、通過する荷電粒子ビームのエネルギーを前記厚さに応じて低下するレンジシフタと、
前記レンジシフタの下流側に配置され、前記荷電粒子ビームが通過する位置を変えてエネルギーに幅を生じさせるRMW装置と、
前記荷電粒子ビームの前記レンジシフタ及び前記RMW装置における入射位置を移動する上流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームの軌道を当該柱状照射野生成装置に入射したビーム軸の方へ戻す下流側偏向電磁石対と、前記荷電粒子ビームを前記レンジシフタの所定の厚さを通過するように前記上流側偏向電磁石対及び前記下流側偏向電磁石対を制御し、かつ前記RMW装置によりエネルギーに幅を生じさせるように制御する変更制御装置と、を備え、
前記RMW装置は、
軸方向の厚さが段階的に異なる複数の台が周方向に配置されたエネルギー吸収体を有し、前記複数の台を前記荷電粒子ビームが通過することによってエネルギーに幅を生じさせるRMWと、
前記RMWを回転させる回転駆動装置と、を有し、
前記変更制御装置は、前記荷電粒子ビームが前記複数の台を通過するように制御して所定のSOBPの幅を形成することを特徴とする請求項1記載の粒子線照射装置。 - 荷電粒子ビームを発生させ、加速器により所定のエネルギーまで加速するイオンビーム発生装置と、前記イオンビーム発生装置により加速された荷電粒子ビームを輸送するイオンビーム輸送系と、前記イオンビーム輸送系で輸送された荷電粒子ビームを照射対象に照射する粒子線照射装置と、前記粒子線照射装置の照射方向を回転させる回転ガントリとを備え、
前記粒子線照射装置は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の粒子線照射装置であることを特徴とする粒子線治療装置。 - 前記粒子線照射装置及び前記回転ガントリの動作条件を含む治療計画を作成する治療計画装置を備え、
前記治療計画装置は、
前記荷電粒子ビームが照射される照射対象のディスタル形状に応じて前記柱状の照射野を配置するとともに、前記照射対象の内側に前記柱状の照射野を敷き詰めて配置する照射野配置部と、
前記照射野配置部により前記柱状の照射野が敷き詰められた状態を初期状態として、前記照射対象への照射線量が所定の範囲に入るように前記柱状の照射野の配置を調整する最適化計算部とを有することを特徴とする請求項13記載の粒子線治療装置。 - 前記照射野配置部は、前記照射対象のディスタル形状に応じて前記柱状の照射野を配置した後に、前記照射対象における前記柱状の照射野が配置されていない内側の形状に応じて前記柱状の照射野を配置することを特徴とした請求項14記載の粒子線治療装置。
- 前記照射野配置部は、前記柱状の照射野における照射方向の幅であるSOBPの幅を複数使用することを特徴とする請求項14または15に記載の粒子線治療装置。
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