JP6033279B2 - 粒子線治療装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粒子線を照射して治療を行う粒子線治療装置について、とくに粒子線の飛程を調整するためのレンジシフタを備えた粒子線治療装置に関する。
粒子線治療は、患部組織に粒子線を照射してダメージを与えることで治療を行うものであり、広義の放射線治療のひとつである。しかし、陽子線や重イオン線等の粒子線は、γ線、X線といった他の放射線と異なり、粒子線のエネルギーに応じて体内の特定深度範囲(ブラッグピーク)で線量付与が急峻に最大になる。そのため、粒子線治療では、平面形状だけでなく、エネルギーを調節することにより深さ方向における照射範囲(照射野)も制御することができる。
一方、粒子線治療の線源である加速器の設備は巨大であり、1つの線源から出射された粒子線を複数の治療室のそれぞれに分配するようにしている。そして、粒子線のエネルギーは加速器の状態を変化させることで調整することも可能であるが、時間がかかるため、一般的には、レンジシフタと呼ばれる所定厚みの透過板を有する装置を各治療室に備え、透過板を通る間の減衰量によって粒子線のエネルギーを調整することが行われている(例えば、特許文献1〜9参照)。
特開平10―314323号公報(段落0016、図21(a)〜(d)) 特開平11―262538号公報(段落0004〜0005、図11) 特開2001―212253号公報(段落0119、図7、段落0141〜0147、図9) 特開2006―034582号公報(段落0037〜0038、図10) 特開2007―307223号公報(段落0017、図3) 特開2010―032419号公報(段落0035、図1) 特開2010―148833号公報(段落0028〜0057、図2〜図6) 特開2010―175309号公報(段落0019〜0020、0024、図2、図3) 特開2010―187900号公報(段落0033〜0037、図1)
しかしながら、開示された技術は、透過板の素材および厚みを設定することで、体内での深度に相当する減衰量として、例えば、水等価厚を調整しようとしたものである。しかしながら、透過板を粒子線が透過した際の減衰量、つまり実際の水等価厚は、透過する粒子線の状態により必ずしも一定ではない。そのため、例えば、素材や厚みを規定通りに仕上げた透過板を有するレンジシフタを使用しても、治療室によって、あるいは同じ治療室でもメンテナンス等により状態が変わった場合には、水等価厚にずれが生じる可能性があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、設定通りに粒子線の飛程を調整できるレンジシフタを備えた粒子線治療装置を得ることを目的とする。
本発明の粒子線治療装置は、粒子線を発生させる加速器と、複数の治療室と、前記加速器と前記複数の治療室のそれぞれとを結ぶ前記粒子線の輸送経路と、前記複数の治療室のそれぞれに設けられ、前記輸送経路から供給された粒子線を照射対象に応じた照射野に成形して前記照射対象へ照射する照射装置と、を備え、前記照射装置には、入射した粒子線を、エネルギーを減衰させて出射するレンジシフタが設けられ、前記レンジシフタは複数の透過ユニットを有し、少なくとも1の前記透過ユニットには、前記エネルギーの減衰量の設定値に応じて、厚みが調整された透過板と、前記透過板を保持する保持部とを備え、前記照射装置による差および前記照射装置のメンテナンスによる変化に基づく前記粒子線の状態の変動に応じて、前記透過板の厚みが、前記設定値よりも所定割合小さい減衰量に相当する厚みに調整されているとともに、前記透過板および前記保持部のうち少なくとも一方には、前記所定割合の2倍の減衰量に相当する厚み以下に厚みを調整された調整シートを、前記透過板に着脱自在に重畳させる重畳機構が設けられていることを特徴とする。
本発明の粒子線治療装置によれば、入射する粒子線の状態が変わって、エネルギー減衰量が変化しても、厚みが調整できる調整シートを重畳させることで、設定されたエネルギー減衰量に調整できるので、粒子線の飛程を正確に調整するレンジシフタを備え、正確な照射野で照射できる粒子線治療装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタの構成を説明するための平面図と、厚みに応じたタイプごとの保持部の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタを備えた照射装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる粒子線治療装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタの調整方法を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタの構成、およびその調整方法について説明する。図1〜図4は本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタとその調整方法について説明するためのもので、図1(a)と(b)は、レンジシフタの構成を示す平面図(a)と、平面図におけるI−I線での切断面のうち、透過板の厚みによって異なる代表的な3つのタイプの透過ユニットごとの断面図(b)である。
また、図2は本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタを備えた照射装置の構成を示す模式図、図3は各治療室に上述した照射装置を備えた粒子線治療装置の構成を示す図である。そして、図4は本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタを備えた照射装置を設置あるいはメンテナンスしたときのレンジシフタの調整方法を説明するためのフローチャートである。
レンジシフタ10は、図1(a)に示すように、筐体11内に、粒子線の入射範囲に対して進入・退避自在に透過板1を設けた透過ユニット4を複数備えたものである。そして、複数の透過ユニット4は、図1(b)に示すように、設定された粒子線エネルギーの減衰量に応じてそれぞれ厚みの異なる透過板1を有するとともに、透過板1を保持するフレーム3が駆動シリンダ12を介して筐体11に連結されることで、透過板1を退避位置と照射位置との間で駆動させることができる。そして、本発明の特徴として、透過ユニット4のそれぞれで、減衰量を調整するために厚みを調整できる調整シート2が透過板1に着脱自在に重畳できるように構成されていることである。
透過板1は、当該透過ユニット4に設定された減衰量の設定値に応じて、ポリエチレン製の板の少なくとも粒子線が透過する領域(例えば、直径200mmの範囲)の厚みを所定厚みに調整したものである。しかし、上述した減衰量の変動を考慮して、1〜2%分を調整シート2による調整しろとして確保するため、設定された減衰量を実現しうる厚みよりも薄くなるように構成している。実際には、材料自体の変動も考慮して、その透過ユニット4に設定される減衰量に相当する厚みを1とすると、1より小さな0.93〜0.98(減少割合2〜7%)の減衰量になるように調整している。例えば、エネルギーの減衰量を体内での飛程に相当する水等価厚で設定し、64mmが設定値の場合、密度が0.94〜0.96g/cm3のポリエチレンブロックならば、実厚みを64mmにすれば、調整しろを残して水等価厚64mmよりも水等価厚が小さな透過板1を製造することができる。そして、調整シート2は、当該透過板1を照射装置内で使用した際に、所定の水等価厚になるように透過板1に重畳していくものである。調整シート2の厚みは、あらかじめ厚みを調整したポリエチレンシート、あるいは調整しろよりも薄いポリエチレンシートを複数重ねることで調整できる。
なお、複数の透過ユニット4のそれぞれを4−1〜4−nと表記すると、図1(a)では、そのうち退避位置にある透過ユニット4−1と、照射位置にある4−iを記載している。また、各透過ユニット4には、透過板1の厚みによって、図1(b)に示すように透過板1自体、および透過板1を保持するフレーム3の構造が異なる3つの代表的なタイプがあり、それぞれをタイプA、タイプB、タイプCと表記している。そして、図1(b)は、図1(a)におけるI−I線による断面図のうち、その3つのタイプの構成を説明するために、タイプA、タイプB、およびタイプCのそれぞれに対応する透過ユニット4部分を示したものである。なお、図1(b)では、ネジ位置をわかりやすくするために、鍋ネジで示しているが、実際には頭が突出ない皿ネジを使用している。
透過ユニット4の構成について、各タイプ共通部分およびタイプごとの特徴部分にわけて説明する。
<各タイプ共通>
フレーム3は、一端が駆動シリンダ12に固定され、他端が透過板1と調整シート2を保持する保持部として機能するもので、透過板1と調整シート2を保持する部分は、粒子線の入射および出射範囲を塞がないように開口している。
<Aタイプ>
Aタイプの透過ユニット4は、厚みが4mm以下の透過板1に適用するものであり、上面から見た形状は図1(a)の透過ユニット4−1に対応する。フレーム3は、一端が駆動シリンダ12に固定され、他端に開口が形成された固定フレーム31と、同様の開口を有し、固定フレーム31との間に透過板1および調整シート2をまとめて挟み込む挟み込みフレーム32とで構成している。挟み込みフレーム32のコーナー部分には、ネジ6を通すためのバカ穴が形成されており、固定フレーム31には、それに対応した位置にネジ6を締めこむためのネジ溝が形成されている。透過板1は平坦状をなし、調整シート2ともに、フレーム3を締めつけるネジ6を通すための穴が開けられている。つまり、比較的薄い透過板1と調整シート2をまとめてフレーム3で保持しているが、調整シート2は、透過ユニット4内で着脱自在となっている。
<Bタイプ>
Bタイプの透過ユニット4は、厚みが4mm〜16mmの範囲の透過板1に適用するものであり、上面から見た形状はAタイプと同様、図1(a)の透過ユニット4−1に対応し、フレーム3の構成もAタイプと同様である。一方、透過板1は、全体厚み低減のために、一部を固定フレーム31の開口にはめ込むために周縁部に削り込みを入れている。そして、タイプAと同様、透過板1と調整シート2をまとめてフレーム3で保持しているとともに、調整シート2は、透過ユニット4内で着脱自在となっている。
<Cタイプ>
Cタイプの透過ユニット4は、厚みが16mmを超える透過板(ブロック)1に適用するものであり、上面から見た形状は、図1(a)の透過ユニット4−iに対応する。フレーム3は、一端が駆動シリンダ12に固定され、他端に開口が形成された固定フレーム31と、透過板1の厚みに対応して固定フレーム31から離れるように、スペーサ34を介して固定フレーム31に固定される中間フレーム33と、中間フレーム33との間で調整シート2を挟み込む挟み込みフレーム32とで構成している。
挟み込みフレーム32のコーナー部分には、ネジ6aを通すためのバカ穴が形成されており、中間フレーム33には、それに対応した位置にネジ6aを締めこむためのネジ溝が形成されている。固定フレーム31のコーナー部分には、透過板1を固定するためのネジ6cを締め込むためのネジ穴が形成されている。さらに、中間フレーム33の各辺の中間部分にもネジ6bを通すためのバカ穴が形成されており、固定フレーム31には、それに対応した位置にネジ6bを締めこむためのネジ溝が形成され、挟み込みフレーム32には、ネジ6bの頭と干渉しないように切れ込みが形成されている。
透過板1は、透過ユニット4としての厚み低減のために、一部を固定フレーム31の開口にはめ込むために周縁部に削り込みを入れているともに、固定フレーム31に固定するためにフランジ状に形成している。つまり、重量のある透過板1は、単独で固定フレーム31に保持され、調整シート2は、透過板1とは独立して中間フレーム33と挟み込みフレーム32とにより保持されるようにしている。そして、調整シート2は、重みのある透過板1とは独立して透過ユニット4内で着脱自在となっている。
つまり、フレーム3および透過板1の少なくとも一方は、調整シート2を着脱自在に透過板1に重畳させる重畳機構として機能している。なお、本実施の形態では、透過ユニット4を透過板1の厚みに応じて3つのタイプで構成する例について示したが、これに限定されることはなく、3より多くても少なくてもよい。また、透過ユニット4の数(透過板1の厚みの種類)についても、限定する必要はなく、単数でも複数でもよいが、例えばバイナリタイプでt=0.5〜64mmの透過板1を揃えるならば、0.5×2(N-1)=64を満たすN(=8)種類が必要となる。なお、例えば、透過板1の厚みが水等価厚の設定値に対してR%小さい水等価厚になるように厚みを調整されているとすると、調整シート2は最大でR%の2倍までの厚みの範囲で調整すれば、設定値に調整することができる。したがって、各フレーム3には、2R%の厚みまでの調整シート2を着脱自在に保持できればよい。
一方、フレーム3は、周縁部を挟み込むことで調整シート2を着脱自在に保持しているので、挟み込む枚数に制限がない。そのため、1枚のシートのみで必要な水等価厚に調整する調整シート2を構成する必要はなく、適当な厚みのシートを重ねることで必要な水等価厚に調整するようにすればよい。そのためには、調整シート2の取り換えや重ね合わせが容易なように、設置状態のレンジシフタ10での鉛直方向において、調整シート2が透過板1よりも上側に位置するように重畳機構(フレーム3あるいはそれを含む透過ユニット4)を構成することが望ましい。
つぎに、本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタ10を備えた照射装置および粒子線治療装置について、図2および図3を用いて説明する。
照射装置100は、図2に示すように、線源から供給された粒子線Bを走査することにより、照射野を拡大する照射ノズルとして機能する走査電磁石(例えば、ワブラ電磁石Wobbler Magnets)20と、鉛などで構成され、粒子線Bを散乱させる散乱体(Scatterer)30と、アルミニウムなどで構成され、照射対象の厚さに応じて、ブラッグピークの幅を拡大させるためのリッジフィルタ(Ridge Filter)40と、上述したレンジシフタ(Range Shifter)10と、複数のリーフ板からなるリーフ部とリーフ板のそれぞれを駆動するリーフ駆動機構で構成され、照射野(平面形状)を患部形状に合わせるように制限するためのマルチリーフコリメータ(Multi-leaf Collimator)50と、後述する調整シート2の調整に用いる飛程モニタ60を備えている。なお、実際の治療においては、患部(照射対象)の深さ形状に合わせるように患者K毎に製作され、粒子線Bの飛程分布を制限するボーラス120が用いられる。
そして、粒子線治療装置は、図3に示すように、粒子線Bの線源として、シンクロトロンである円形加速器400(以降、単に加速器と称する)と、加速器400から供給された粒子線を複数の治療室(200−1〜200−n:まとめて200)のうち、選択した治療室200に輸送する輸送経路300と、上述したレンジシフタ10を備えて各治療室200に設けられ、輸送経路300によって運ばれた粒子線Bを患者Kに対して照射する照射装置(100−1〜100−n:まとめて100)とを有している。
治療室200は、患者Kに対して実際に粒子線を照射して治療を行うための部屋であり、治療室200ごとに照射装置100を備えている。なお、図において、治療室200−1では、照射装置100全体が患者K(治療台)を中心に回転し、患者Kへの粒子線の照射角度を自由に設定できる回転照射室(回転ガントリとも言われる)の例を示している。また、治療室200−2では、角度や位置を自在に設定可能な治療台に固定された患者Kに対して照射装置100−2から水平方向に粒子線を照射する水平照射室を示している。このように、通常、ひとつの加速器400に対して、タイプが異なるあるいは同様のタイプも含め、複数の治療室200が輸送経路300を介して連なっている。
なお、輸送経路300は、粒子線Bの輸送空間となる真空ダクト310を連結して形成したものであり、粒子線Bのビーム軌道を供給先の治療室200に向けて切替える切替装置である切替電磁石320と、粒子線Bを所定角度に偏向する偏向電磁石330とを備えている。そして、加速器400に直結するメイン経路300−0から、切替電磁石320を経由して各治療室200に対応するサブ経路300−1〜300−nにつながっている。つまり、同様の仕様の照射装置100が備えられていても、治療室200にごとに異なる輸送経路300を介して粒子線Bが供給されることになる。
つぎに、粒子線治療装置および照射装置の動作について説明する。
加速器400内に入射した荷電粒子は、高周波数の電界で加速され、磁石で曲げられながら、光速の約70〜80%まで加速され、粒子線Bとして輸送経路300に出射される。輸送経路300では、切替電磁石320で必要に応じて輸送経路(300−1〜300−n)を変え、出射された粒子線Bを指定された治療室200に設けられた照射装置100へと導く。
照射装置100に供給された粒子線Bは、直径数mm以下のいわゆるペンシルビームの状態であるが、走査電磁石20によって、例えば円軌道を描くように走査され、散乱体30によって散乱されることによって、ビーム軸に垂直な面の延在方向(面方向)で照射野が拡大される。面方向の照射野を拡大された粒子線Bは、リッジフィルタ40を通過する。リッジフィルタ40は、例えば錐状体や断面が三角形の板を面方向に多数並べたように形成され、これにより、面方向における分割領域毎に異なる厚みを通過する粒子線Bが存在するようになっている。図では、理解しやすいように三角柱が横向きに並べられたように記載している。これにより、ブラッグピークが拡大され、所定の幅のSOBP(Spread-Out Bragg Peak)を有するようになる。すなわち、リッジフィルタ40により、照射野はビーム軸方向(深さ方向)にも広げられたことになる。
次に、照射野を拡大された粒子線Bは、レンジシフタ10を通過する。レンジシフタ10は、所定の透過ユニット4を入射範囲内に配置することにより、粒子線Bを所望の水等価厚(減衰量)に調整した透過板1と調整シート2内を透過させ、粒子線Bのエネルギー(飛程)を調節する。レンジシフタ10によって飛程調整されることで、粒子線Bを所望の体内深さに照射(線量付与)することができる。
次に、粒子線Bは、マルチリーフコリメータ50を通過する。マルチリーフコリメータ50は、対向するリーフ板の複数組をビーム軸に対して離反あるいは接近方向の所定位置に位置決めすることで、所望の開口形状を形成する。そして、マルチリーフコリメータ50を通過した粒子線Bの照射野の面方向形状が、患部形状に合わせて形成される。
最後に、粒子線Bは、ボーラス120を通過する。ボーラス120は、樹脂等で作られた制限器であり、患部の深さ形状として、例えば、患部のディスタル(Distal)形状を補償するような形態に形成されている。ディスタル形状とは、患部の最深部側の凹凸形状のことをいう。ここで、照射野は面の延在方向におけるエネルギー分布が制限(z方向で成形)され、ディスタル形状と同じ形状を有するようになる。すなわち、粒子線Bの照射野の深さ方向の形状が形成される。
上記のような照射装置100を用い、積層原体照射法で照射する場合、深さ方向に空間的な線量付与を分割して投与することになる。照射開始時には最深部を含む層(スライス)の線量付与に合わせて、走査電磁石20、レンジシフタ10、マルチリーフコリメータ50が設定され、粒子線Bが患部Kに照射される。最深部の層(スライス)の照射が終了すると、自動的にブラッグピーク幅に相当した深さ分、浅い位置(照射原から見た手前側)に合わせて、レンジシフタ10によって飛程が調整され、走査電磁石20およびマルチリーフコリメータ50も設定変更されて次の層の照射が行われる。以降、同様にレンジシフタ10により飛程が調整され、走査電磁石20およびマルチリーフコリメータ50の設定を変更しながら、全体として患部の形状に最適化された線量が付与される。
このような粒子線治療装置において、レンジシフタ10は、スライスごとの位置を決定づける重要な役割を有している。つまり、レンジシフタ10が治療計画で設定された水等価厚(減衰量)を実現しないと、照射野が患部に対して深さ方向にずれてしまい、患部に十分に線量付与できないだけでなく、周辺の正常組織にダメージを与えてしまうことにもなる。したがって、治療計画において、例えば、レンジシフタ10の設定ピッチが1mmであったとしても、レンジシフタ10には設定ピッチよりも細かな精度で正確に水等価厚を実現することが要求される。
一方、上述したように、粒子線治療装置においては、治療室200ごとに、切替電磁石320または偏向電磁石330等の通過回数、あるいは真空ダクト310の経路長といった輸送経路が異なる。また、各治療室200における照射装置100においても走査電磁石20、散乱体30、リッジフィルタ40の仕様や調整状態は必ずしも同一ではない。つまり、レンジシフタ10は、設置された治療室200あるいは照射装置100の調整状態によっては、必ずしも同じ状態で粒子線Bが透過するとは限らない。
そのため、背景技術で述べたように、同じ仕様でレンジシフタ10を製作できたとしても、設置した照射装置100によって、あるいは同じ照射装置100内でも、メンテナンス等により状態が変化した場合には、減衰量が変化する。そこで、本発明の実施の形態1にかかるレンジシフタ10のように、透過板1を減衰量の設定値よりも小さな減衰量に相当する厚みに調整しておき、透過ユニット4を調整シート2が着脱自在に重畳できるように構成したので、調整シート2の厚みを調整することによって、真に求めた減衰量に調整することができる。
この減衰量の調整方法について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、複数の透過ユニット4を有するレンジシフタ10について説明し、概念をわかりやすくするため、減衰量の設定値としては、水等価厚を使用する。
はじめに、飛程モニタ60(図1)をレンジシフタ10下流の粒子線Bの照射位置に配置する(ステップS10)。つぎに、調整対象の透過ユニット4が照射位置に配置されるようレンジシフタ10を駆動する(ステップS20)。つづいて、レンジシフタ10に粒子線Bを照射し(ステップS30)、下流の飛程モニタ60で、飛程を測定する(ステップS40)。
そして、測定した飛程が、その透過ユニット4に求められている水等価厚から得られる値の範囲内か否かを判定する(ステップS50)。範囲外であれば(ステップS50で「N」)調整シート2として使用するシートの厚み、枚数あるいはそれらを組み合わせることによって厚みを調整(ステップS200)し、ステップS30に移行する。一方、範囲内であれば(ステップS50で「Y」)、調整が完了したか否かを判定し(ステップS60)、調整すべき透過ユニット4が残っており、調整が完了していない場合(ステップS60で「N」)は、ステップS20へ移行する。一方、全透過ユニット4が調整されて、調整が完了した場合(ステップS60で「Y」)は、飛程モニタ60を退避させ(ステップS70)、調整を終了する。
以上の調整が行われた粒子線治療装置では、治療室200のうち、少なくとも調整を実施した治療室200間では、実際の治療をどの治療室200で行っても、一定で、しかも理想的な水等価厚に調整することができ、治療計画との同等性を確保し治療を行うことができる。
このような調整を、例えば、定期点検のようなメンテナンスを行うごとに実施して、レンジシフタ10の水等価厚を調整するようにすれば、その治療室200のみをメンテナンスした場合でも、他の治療室との同等性を担保でき、治療室200が変更されても治療計画との同等性を確保することができる。
なお、透過板1および調整シート2の材料についても、耐放射線を有し、不要な散乱等をきたさない材料であれば、上述した材料に限定されることなく、例えばアクリルやポリイミドといった材料でもよい。
以上のように、本実施の形態1にかかるレンジシフタ10によれば、入射した粒子線Bを、エネルギーを減衰させて出射するレンジシフタ10であって、エネルギーの減衰量の設定値(例えば、水等価厚)に応じて、厚みが調整された透過板1と、透過板1を保持する保持部として機能するフレーム3と、を備え、透過板1の厚みが、設定値よりも所定割合小さい減衰量に相当する厚みに調整されているとともに、透過板1および保持部3のうち少なくとも一方には、前記所定割合の2倍の減衰量に相当する厚み以下に厚みを調整された調整シート2を、透過板1に着脱自在に重畳させる重畳機構が設けられているように構成したので、設置された照射装置100による差やメンテナンスによる変化など、入射する粒子線Bの状態が変わって、エネルギー減衰量が変化しても、厚みが調整できる調整シート2を重畳させることで、設定されたエネルギー減衰量に調整できるので、粒子線Bの飛程を正確に調整して出射することができる。
とくに、設定値より小さくする所定割合を、2〜7%に設定すれば、入射する粒子線Bの状態が最大限変化しても、調整シート2の厚みを調整することで、所望の水等価厚に調整することができる。
重畳機構であるフレーム3および透過板1の少なくとも一方は、調整シート2を粒子線の入射側から透過板1に重畳させるように構成すれば、垂直方向に粒子線を照射する照射装置100では、レンジシフタ10の設置状態における鉛直方向において、調整シート2が透過板1の上側に位置し、調整シート2を入れ替えて容易に厚み調整ができる。
また、本実施の形態1にかかる粒子線治療装置は、粒子線Bを発生させる加速器400と、複数の治療室200と、加速器400と複数の治療室200のそれぞれとを結ぶ粒子線Bの輸送経路300と、複数の治療室200のそれぞれに設けられ、輸送経路300から供給された粒子線Bを照射対象に応じた照射野に成形して照射対象へ照射する照射装置100と、を備え、照射装置100には上述したレンジシフタ10が備えられているので、どの治療室200を用いても、正確で同等な照射野で照射ができる。
1:透過板、 2:調整シート、 3:フレーム、 4:透過ユニット、
10:レンジシフタ、 11:筐体、 12:シリンダ、
20:走査電磁石、 30:散乱体、 40:リッジフィルタ、 50:マルチリーフコリメータ、 60:飛程モニタ、
100:照射装置、 200:治療室、 300:輸送経路、 400:加速器。

Claims (3)

  1. 粒子線を発生させる加速器と、
    複数の治療室と、
    前記加速器と前記複数の治療室のそれぞれとを結ぶ前記粒子線の輸送経路と、
    前記複数の治療室のそれぞれに設けられ、前記輸送経路から供給された粒子線を照射対象に応じた照射野に成形して前記照射対象へ照射する照射装置と、を備え、
    前記照射装置には、入射した粒子線を、エネルギーを減衰させて出射するレンジシフタが設けられ
    前記レンジシフタは複数の透過ユニットを有し、
    少なくとも1の前記透過ユニットには、前記エネルギーの減衰量の設定値に応じて、厚みが調整された透過板と、前記透過板を保持する保持部とを備え、前記照射装置による差および前記照射装置のメンテナンスによる変化に基づく前記粒子線の状態の変動に応じて、前記透過板の厚みが、前記設定値よりも所定割合小さい減衰量に相当する厚みに調整されているとともに、前記透過板および前記保持部のうち少なくとも一方には、前記所定割合の2倍の減衰量に相当する厚み以下に厚みを調整された調整シートを、前記透過板に着脱自在に重畳させる重畳機構が設けられていることを特徴とする粒子線治療装置。
  2. 前記所定割合が、2〜7%に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の粒子線治療装置。
  3. 前記重畳機構は、前記調整シートを前記粒子線の入射側から前記透過板に重畳させることを特徴とする請求項1または2に記載の粒子線治療装置。
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