JP2011222978A - 静電チャック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主面に凹部が設けられ、内部に電極が設けられたセラミック板と、セラミック板に接合された温調プレートと、セラミック板と温調プレートとの間に設けられた第1の接合剤と、セラミック板の凹部内に設けられたヒータと、を備え、第1の接合剤は、主剤と、無定形フィラーと、球形フィラーと、を有し、球形フィラーの平均直径は、全ての無定形フィラーの短径の最大値よりも大きく、第1の接合剤の厚さは、球形フィラーの平均直径と同じか、もしくは大きく、凹部の幅は、ヒータの幅より広く、凹部の深さは、ヒータの厚さより深く、凹部内にヒータが第2の接合剤により接着され、ヒータの温調プレート側の主面と、温調プレートの主面と、の間の第1の距離が、セラミック板の主面と、温調プレートの主面と、の間の第2の距離よりも長い。
【選択図】図1
Description
また、第1の接合剤の上下に位置するセラミック板の平面度、厚みのばらつきが10μm以下(例えば、5μm)である場合、第1の球形フィラーの平均直径を第1の無定形フィラーの短径の最大値よりも10μm以上にするここで、セラミック板の表面凹凸、厚みのばらつきを第1の接合剤によって吸収(緩和)することができる。
また、その体積濃度(vol%)を42.0vol%未満とすることで、第1の球形フィラーを、第1の無定形フィラーを含有させた第1の接合剤内で充分に攪拌することができる。すなわち、体積濃度(vol%)が42.0vol%未満であれば、第1の無定形フィラーを含有させた第1の接合剤内での第1の球形フィラーの分散が均一になる。
このように、各目的に合致したより良い材質を選択することで、より高いパフォーマンスを得ることができる。
例えば、ヒータの断面は略長方形になり、断面の長辺は、セラミック板の主面に対して略平行になる。これにより、ヒータからの熱を均一かつ急速にセラミック板に伝導することができる。その結果、セラミック板に載置される被処理基板を均一かつ急速に加熱することができる。
このように、各目的に合致したより良い材質を選択することで、より高いパフォーマンスを得ることができる。
(セラミック板)
セラミック板とは、被処理基板が載置される静電チャックのステージである。セラミック板においては、その材質がセラミック焼結体であり、厚さが均一に設計されている。セラミック板の主面の平面度においては、所定の範囲内に設計されている。それぞれの厚さが均一、またはそれぞれの主面の平面度が確保されていれば、接合剤のホットプレス硬化時にセラミック板に局所的な応力が印加され難い。また、セラミック板と温調プレートに挟まれた接合剤の厚さを球形フィラーの平均直径によって制御できる。
接合剤とは、セラミック板と温調プレート、セラミック板とヒータとを接着する接合剤である。接合剤(接着剤、接合層とも称する。)においては、加熱硬化温度が低く、硬化後の柔軟性を確保する都合上、有機材料の接合剤が好ましい。接合剤の主剤の材質は、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素系樹脂のいずれかである。例えば、接合剤として、比較的硬度の低いシリコーン樹脂接合剤またはフッ素系樹脂が用いられる。シリコーン樹脂接合剤の場合、2液付加型がより好ましい。2液付加型にすると、脱オキシム型や、脱アルコール型に比べて、接合剤の深部における硬化性が高く、硬化時に気体(ボイド)が発生し難い。また、2液付加型にすると、1液付加型より硬化温度が低くなる。これにより、接合剤内で発する応力がより小さくなる。なお、接合剤に高い剛性を求める場合は、エポキシ樹脂接合剤またはフッ素系樹脂樹脂が用いられる。また、接合剤に高い耐プラズマ耐久性を求める場合は、フッ素系樹脂接合剤が用いられる。このように、接合剤の主剤の材質を変えることにより、主剤を硬化させた後の主剤の特性を適宜選択することができる。
無定形フィラーは、接合剤の熱伝導率の増加を図るための添加材である。このため、その形状は、無定形であることが好ましい。接合剤の主剤と無定形フィラーを混合分散させた接合剤では、主剤のみの接合剤に比べ、熱伝導率が高くなる。例えば、接合剤の主剤単体では、熱伝導率が0.2(W/mK)程度であったのに対して、シリコーン主剤とアルミナ無定形フィラーを混合した場合、熱伝導率が0.8〜1.7(W/mK)まで増加する。また、接合剤の主剤への充填率を向上するため、2種類以上の平均径の無定形フィラーを混合分散させてもよい。無定形フィラーの材質は、無機材料である。具体的な材質としては、例えば、アルミナ、窒化アルミニウム、シリカ等が該当する。無定形フィラーと接合剤の主剤との親和性を高めるために、無定形フィラー表面を処理する場合もある。無定形フィラーの重量濃度は、接合剤の主剤に対し、70〜80(wt%)である。
球形フィラーは、接合剤の厚みを制御するための添加材である。接合剤の厚さをコントロールするためは、その形状は球形であることが好ましい。球形フィラーの材質は無機材料である。但し、球形フィラーの材質と無定形フィラーの材質とは異なる。球形フィラーの材質は、例えば、ガラス等が該当する。フィラー形状が球形になると、接合剤への混合分散が容易になる。さらに、接着時において、球形フィラーと、セラミック板との間に無定形フィラーが存在しても、球形フィラーの形状が球形であるために、無定形フィラーが接合剤中で動き易くなる。球形フィラーの形状は、真球形に近く、かつ、直径の分布が狭い方が好ましい。これにより、接合剤の厚さをより正確にコントロールできる。また、無定形フィラーよりも球形フィラーの径が大きいことが、接合剤をコントロールする上でより好ましい。
平均直径とは、例えば、全ての球形フィラーの直径を足しあわせた数値を全ての球形フィラーの数で割った値である。
(短径)
短径とは、無定形フィラーの長手方向に直交する短手方向の長さである(図5参照)。
短径の最大値とは、全ての無定形フィラーの短径のうちの最大の短径値である。
第1の球形フィラーのビッカース硬度は、セラミック誘電体のビッカース硬度より小さいことが好ましい。
幅とは、各部材が延在する方向(長手方向)に対して直交する方向に部材を切断した断面の幅をいう。
セラミック板の内部には、主面と平行に電極が内蔵されている。電極は、セラミック板と一体焼結で形成されている。または、2つのセラミック板によって、電極を挟む構造としてもよい。
凹部(溝部)とは、セラミック板の裏面側に設けられた凹状の溝である。この凹部(溝部)内にヒータが接着される。凹部は、例えば、サンドブラスト加工、エッチングによりセラミック板の主面に形成される。例えば、ヒータの厚みが50μm、第1の接合剤の厚みが50μmの場合、凹部の深さは100μm以上、好ましくは110μm以上である。また、凹部内の角のR加工寸法は、半径330μm以下が好ましい。ヒータの幅が2mmの場合、凹部の幅は、2.3mm〜2.9mmであることが好ましい。
ヒータとは、セラミック板を加熱するためのヒータである。ヒータは、薄い板状の金属である。ヒータの断面形状は、長方形または台形である。いずれの形状でも、ヒータとセラミック板との間に介在する接合剤の厚みが一定になり易い。このため、ヒータの密着力は良好になる。特に、ヒータの断面形状が台形である場合、その短辺側を凹部の底面側に配置することにより、凹部内のR加工部分とヒータの端との干渉が起こり難くなる。台形形状に関しては、台形の長辺と短辺との差が、ヒータの厚さの0.6〜1.0倍であれば、ヒータの屈曲がなく、良好な接着力を維持できる。
温調プレートとは、セラミック板を冷却または加熱するためのプレートである。このため、温調プレートの内部には、冷媒または温媒を流す媒体経路が設けられている。冷媒または温媒は、チラー機と配管を通じて接続されている。
温調プレートの材質は、被処理基板の処理プロセスにおいて、汚染、発塵等を起こさない材質であることが好ましい。例えば、温調プレートの材質としては、ステンレス、アルミニウム、チタン等の金属、これらの合金、金属とセラミックを分散混合させたコンポジット材料が該当する。
図1(a)は、静電チャックの要部断面模式図であり、(b)は、(a)の矢印Aで示す部分の拡大図であり、(c)は、(b)の矢印Bで示す部分の拡大図である。
静電チャック1は、セラミック板10と、セラミック板10に接合された温調プレート30と、セラミック板10と温調プレート30との間に設けられた第1の接合剤40と、
セラミック板10の凹部11内に設けられたヒータ12と、を備える。セラミック板10の凹部11は、セラミック板10の主面(下面側)に設けられている。セラミック板10の内部には、電極13が設けられている。
セラミック板10は、体積抵抗率(20℃)が1014Ω・cm以上のクーロン型素材である。セラミック板10がクーロン型素材であるので、被処理基板の処理中に温度を変化させても、被処理基板の吸着力や、被処理基板の離脱応答性が安定する。また、その直径は、300mmであり、厚みは、1〜4mmである。セラミック板10の内部には、セラミック板10の主面に沿うように電極13が設けられている。セラミック板10は、電極13とともに一体焼結して形成される。電極13に電圧を印加すると、セラミック板10が静電気を帯びる。これにより、被処理基板をセラミック板10上に静電吸着することができる。電極13の総面積は、セラミック板10の主面の面積の70%〜80%である。電極13の厚みは、例えば、0.8μmである。
また、球形フィラー42および無定形フィラー43は、無機材料のため、それぞれの大きさ(例えば、径)を制御し易い。このため、接合剤40の主剤41との混合分散が容易になる。接合剤40の主剤41、無定形フィラー43、および球形フィラー42は電気絶縁性材料であるため、ヒータ12周囲の電気絶縁性が確保できる。
まず、表1に、球形フィラー42が混合分散されず、無定形フィラー43のみを主剤41に混合分散させた場合の接合剤40の厚みを示す。測定用の試料として、No.1〜26の合計26個の試料を作製した。これらの試料から、接合剤40の厚みのばらつきを求めた。各試料は、直径が300mmのセラミック板同士を、無定形フィラー43のみを主剤41に混合分散させた接合剤40によって、ホットプレス硬化により貼り合わせたものである。
実際に、次に示す(1)〜(5)の製造プロセスで静電チャックを製造すると、無定形フィラー43のみを主剤41に混合分散させた接合剤40を用いた場合には、セラミック板10にクラックの発生が見られた。
(1)まず、セラミック板10、温調プレート30を各々単独で製作する。
(2)次に、接合剤40の主剤41に無定形フィラー43を混合分散させて、さらに、球形フィラー42を混合分散させる。混合分散は、混練機で行う。
(3)次に、セラミック板10と、温調プレート30のそれぞれの接着面に、接合剤40を塗布し、真空チャンバ内にセットする。真空チャンバを真空にし、塗布した接合剤40同士を合わせ、真空接着を行なう。
(4)次に、真空接着後、ホットプレス硬化機でホットプレス硬化を行う。この工程では、接合剤40の厚さを適宜調整する。ホットプレス硬化後、オーブンで接合剤40の硬化を行う。
(5)硬貨後、セラミック板10を所定の厚さまで研削加工し、静電チャックの吸着面を形成する。例えば、セラミック板10を規定の厚さ(1mm)まで研削し、ポリッシュ加工を行う。
図2(a)に示すセラミック板10は、表面研削加工後の表面模式図である。図示するように、クラック16は、セラミック板10の内部から発し、末端をセラミック板10の内部で終えている。
図2(b)に示すごとく、60μm程度の大きい無定形フィラー43がセラミック板10と温調プレート30との間に介在したまま、ホットプレス硬化がなされると、無定形フィラー43がヒータ12に当接した部分に応力が集中する。この部分が始点となって、ヒータ12を介し、応力がセラミック板10に伝わり、クラック16が発生すると推定される。特に、凹部の底面11bはセラミック板10の厚みが薄くなるので、この部分には応力を与えないことが好ましい。
実際に、上述した(1)〜(5)の製造プロセスで静電チャックを製造したところ、球形フィラー42および無定形フィラー43を主剤41に混合分散させた接合剤40を用いた場合には、セラミック板10にクラックの発生が見られなかった。
また、温調プレート30が金属製の場合には、温調プレート30の線膨張係数がセラミック板10の線膨張係数よりも大きくなる。温調プレート30とセラミック板10との間に、接合剤40が介在することにより、セラミック板10と温調プレート30との間の熱膨張収縮差が接合剤40内で吸収され易くなる。その結果、セラミック板10の変形や、セラミック板10と温調プレート30との剥離が生じ難くなる。
なお、球形フィラー52の平均直径は、50μmであり、無定形フィラー53の短径の最大値より小さいが、ヒータ12を凹部11内に接着する際に、ヒータ12を押さえながら、凹部11内に余った接合剤50をかき出す作業を行うため、接合剤50には、部分的に厚くなる部分は存在しない。
図3は、凹部およびヒータの要部断面模式図である。
ヒータ12の断面において、セラミック板10の主面に対して略平行な主面12bは、セラミック板10の主面に対して略垂直な側面12cよりも長い。すなわち、ヒータ12の断面は長方形である。本実施の形態では、凹部11の幅をW1、凹部11の深さをD、凹部11間の凸部15の幅をW2、凹部11の底面11bと、底面11b側のヒータ12の主面12bとの間の距離をd1、凹部11の底面11bからの凸部15の頂面15aの高さと、凹部11の底面11bからのヒータ12の温調プレート30側の主面12aの高さの差の距離をd2とした場合、W1>D、W1>W2、d1>d2の関係を満たしている。
例えば、ヒータ12の断面は長方形になり、断面の長辺(主面12b)は、セラミック板10の主面に対して略平行になる。これにより、ヒータ12からの熱を均一かつ急速にセラミック板10に伝導することができる。その結果、セラミック板10に載置される被処理基板を均一かつ急速に加熱することができる。
本実施の形態では、凹部11の幅W1、凹部11間の凸部15の幅W2は、20%≦W2/(W1+W2)≦45%の関係を満たしている。
W2/(W1+W2)が45%より大きくなると、ヒータ12の面内密度が下がり、セラミック板10の面内温度分布の均一性が低下する。
20%≦W2/(W1+W2)≦45%の関係を満たせば、球形フィラー42の平均直径によって、接合剤40の厚さが適切に制御され、セラミック板10の面内温度分布が均一になる。
この試験では、W1を2.6mmとし、凸部15の幅W2を0.5mm、1.0mm、2.6mmとした。W2/(W1+W2)の値が16.1%の場合、面内温度の均一性は良好だが、接合剤40の厚みばらつきが不良になる。逆に、50.0%の場合、接合剤40の厚みばらつきは良好だが、面内温度の均一性が不良になる。従って、20%≦W2/(W1+W2)≦45%であることが好ましい。
表5から、凹部11の底面11bの算術平均粗さRaは、0.5μm以上、1.5μm以下に調整され、凹部11の底面11bの最大高さ粗さRzは、4.0μm以上、9.0μm以下に調整されれば、ヒータ12の接着保持力は良好になる。また、凸部15の頂面15aの算術平均粗さRaは、0.2μm以上、0.6μm以下に調整され、凸部15の頂面15aの最大高さ粗さRzは、1.6μm以上、5.0μm以下に調整されれば、ヒータ12の接着保持力は良好になる。
この場合の凹部11の角のR加工の半径は0.27mmであり、ヒータ12の幅h1は、2mmである。凹部11の幅W1がヒータ12の幅を幅h1としたときに、h1+0.3mm以上で、h1+0.9mm以下であれば、ヒータ12の凹部11の底面11bからの浮き上りがなく、凹部11内でヒータ12が確実に位置決めされる。
このように、球形フィラー42の体積濃度は、無定形フィラー43を含有させた接合剤40に対して、0.025vol%より大きく、42.0vol%未満であることが好ましい。
図4は、接合剤の断面SEM像であり、(a)は、球形フィラーおよび無定形フィラーが混合分散された接合剤の断面SEM像であり、(b)は、無定形フィラーが混合分散された接合剤の断面SEM像であり、(c)は凹部の断面SEM像である。断面SEM像の視野は、800倍である。
表8から、無定形フィラー43の短径の最大値は、9.73μm〜26.73μmの範囲でばらついている。球形フィラー42の平均直径は、70μmなので、球形フィラーの平均直径は、全ての無定形フィラー43の短径の最大値よりも大きいことが分かる。
無定形フィラー43の短径とは、無定形フィラー43の長手方向(矢印C)に直交する短手方向の長さである。例えば、図中のd1、d2、d3等が該当する。短径の最大値とは、複数ある全ての無定形フィラー43の短径のうちの最大の短径値をいう。
静電チャック2においては、セラミック板70、71は、体積抵抗率(20℃)が1014Ω・cm以上のクーロン型素材である。セラミック板70、71がクーロン型素材であるので、被処理基板の処理中に温度を変化させても、被処理基板の吸着力や、被処理基板の離脱応答性が安定する。また、その直径は、300mmであり、厚みは、1〜4mmである。
接合剤40の主剤41より球形フィラー42および無定形フィラー43の熱伝導率が高いため、主剤単体の接合剤よりも接合剤40の熱伝導率が上がり、冷却性能が向上する。
球形フィラー42を接合剤40に添加する目的は、接合剤40の厚さの均一化を図ったり、セラミック板10に印加される応力を分散するためである。無定形フィラー43を接合剤40に添加する目的は、接合剤40の熱伝導率の増加や、熱伝導率の均一化を図るためである。このように、各目的に合致したより良い材質を選択することで、より高いパフォーマンスを得ることができる。
例えば、セラミック板10の凸部15に球形フィラー42が接触した場合、この接触する部分と、その他の部分との熱伝導率の差が小さくなる。これにより、セラミック板10の面内温度分布の均一化を図ることができる。
接合剤50の主剤51より球形フィラー52および無定形フィラー53の熱伝導率が高いため、主剤単体の接合剤よりも接合剤50の熱伝導率が上がり、冷却性能が向上する。
球形フィラー52を接合剤50に添加する目的は、接合剤50の厚さの均一化を図ったり、セラミック板10に印加される応力を分散するためである。無定形フィラー53を接合剤50に添加する目的は、接合剤50の熱伝導率の増加や、熱伝導率の均一化を図るためである。このように、各目的に合致したより良い材質を選択することで、より高いパフォーマンスを得ることができる。
静電チャック3においては、凹部11の端部領域に、凹部11の端に向けて凹部11の深さが次第に浅くなる漸浅部11rが設けられている。
漸浅部11rの曲面が半径rの円弧であると仮定したときに、凹部11の下端縁11eと、凹部11の底面11bの中心11cと、に接する円弧の半径rをR寸法の上限値とする。
(R寸法の上限値)≦(1/2)・d4+d52/(8・d4)
としてもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせたり、複合したりすることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 セラミック板
11 凹部
11b 底面
12 ヒータ
12a、12b 主面
12c 側面
13 電極
15 凸部
15a 頂面
16 クラック
17 角
70、71 セラミック板
30 温調プレート
30a 主面
30t 媒体経路
31 絶縁膜
40、50 接合剤
41、51 主剤
42、52 球形フィラー
43、53 無定形フィラー
72 電極
A、B、C 矢印
Claims (22)
- 主面に凹部が設けられ、内部に電極が設けられたセラミック板と、
前記セラミック板の前記主面に接合された温調プレートと、
前記セラミック板と前記温調プレートとの間に設けられた第1の接合剤と、
前記セラミック板の前記凹部内に設けられたヒータと、
を備え、
前記第1の接合剤は、有機材料を含む第1の主剤と、無機材料を含む第1の無定形フィラーと、無機材料を含む第1の球形フィラーと、を有し、
前記第1の主剤中には、前記第1の無定形フィラーと、前記第1の球形フィラーと、が分散配合され、
前記第1の主剤、前記第1の無定形フィラー、および前記第1の球形フィラーは、電気絶縁性材料からなり、
前記第1の球形フィラーの平均直径は、全ての前記第1の無定形フィラーの短径の最大値よりも大きく、
前記第1の接合剤の厚さは、前記第1の球形フィラーの平均直径と同じか、もしくは大きく、
前記凹部の幅は、前記ヒータの幅より広く、前記凹部の深さは、前記ヒータの厚さより深く、
前記ヒータは、第2の接合剤により前記凹部内に接着され、
前記ヒータの前記温調プレート側の主面と、前記温調プレートの主面と、の間の第1の距離は、前記セラミック板の前記凹部間の前記主面と、前記温調プレートの主面と、の間の第2の距離よりも長いことを特徴とする静電チャック。 - 前記第1の球形フィラーの平均直径は、前記無定形フィラーの短径の最大値よりも10μm以上大きいことを特徴とする請求項1記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーの体積濃度(vol%)は、前記第1の無定形フィラーを含有させた前記第1の接合剤の体積に対して、0.025vol%より大きく、42.0vol%未満であることを特徴とする請求項1または2に記載の静電チャック。
- 前記第1の接合剤の前記第1の主剤、および前記第2の接合剤の第2の主剤の材質は、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂のいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーおよび前記第1の無定形フィラーの熱伝導率は、前記第1の接合剤の前記第1の主剤の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーの材質と前記第1の無定形フィラーの材質とが異なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーの熱伝導率は、前記第1の無定形フィラーの熱伝導率よりも低いことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーの熱伝導率は、前記第1の無定形フィラーと前記第1の主剤との混合物の熱伝導率と同じか、もしくは、前記混合物の熱伝導率よりも小さいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーの熱伝導率は、前記第1の無定形フィラーと前記第1の主剤の混合物の熱伝導率の0.4倍以上、1.0倍以下の範囲にあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の球形フィラーのビッカース硬度は、前記セラミック板のビッカース硬度より小さいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記ヒータの断面において、前記セラミック板の主面に対して略平行な面は、前記セラミック板の主面に対して略垂直な面よりも長く、
前記凹部の幅をW1、
前記凹部の深さをD、
前記凹部間の前記主面の幅をW2、
前記凹部の底面と、前記底面側の前記ヒータの主面との間の距離をd1、
前記凹部の底面からの前記主面の高さと、前記凹部の底面からの前記ヒータの前記温調プレート側の主面の高さの差の距離をd2とした場合、
W1>D、W1>W2、d1>d2
の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記凹部の端部領域に、前記凹部の端に向けて前記凹部の深さが次第に浅くなる漸浅部が設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第2の接合剤は、有機材料を含む第2の主剤と、無機材料を含む第2の無定形フィラーと、無機材料を含む第2の球形フィラーと、を有し、
前記第2の主剤中には、前記第2の無定形フィラーと、前記第2の球形フィラーとが分散配合され、
前記第2の主剤、前記第2の無定形フィラー、および前記第2の球形フィラーは、電気絶縁性材料であり、
前記第2の球形フィラーの平均直径は、全ての前記第2の無定形フィラーの短径の最大値よりも大きく、
前記第2の接合剤の厚さは、前記第2の球形フィラーの平均直径と同じか、もしくは大きく、
第2の球形フィラーの平均直径は、前記第1の球形フィラーの平均直径と同じか、または小さいことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記第2の接合剤に含まれる第2の球形フィラーおよび前記第2の接合剤に含まれる第2の無定形フィラーの熱伝導率は、前記第2の接合剤の前記第2の主剤の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項13記載の静電チャック。
- 前記第2の球形フィラーの材質と前記第2の無定形フィラーの材質とが異なることを特徴とする請求項13または14に記載の静電チャック。
- 前記第2の球形フィラーの熱伝導率は、前記第2の無定形フィラーの熱伝導率よりも低いことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第2の球形フィラーの熱伝導率は、前記第2の無定形フィラーと前記第2の主剤との混合物の熱伝導率と同じか、もしくは、前記混合物の熱伝導率よりも小さいことを特徴とする請求項13〜16のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第2の球形フィラーの熱伝導率は、前記第2の無定形フィラーと前記第2の主剤との前記混合物の熱伝導率の0.4倍以上、1.0倍以下の範囲にあることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記凹部の幅W1、前記凹部間の前記主面の幅W2は、
20%≦W2/(W1+W2)≦45%
の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記凹部の前記底面の算術平均粗さ(Ra)は、前記主面の算術平均粗さ(Ra)よりも大きく、前記凹部の前記底面の最大高さ粗さ(Rz)は、前記主面の最大高さ粗さ(Rz)よりも大きいことを特徴とする請求項1〜19のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記凹部の前記底面からの前記主面の高さと、前記凹部の前記底面からの前記ヒータの前記温調プレート側の前記主面の高さの差の距離d2は、d2≧10μmであることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記温調プレートの主面に、絶縁体膜を形成したことを特徴とする請求項1〜21のいずれか1つに記載の静電チャック。
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