JP6238098B1 - 静電チャック - Google Patents
静電チャック Download PDFInfo
- Publication number
- JP6238098B1 JP6238098B1 JP2017051450A JP2017051450A JP6238098B1 JP 6238098 B1 JP6238098 B1 JP 6238098B1 JP 2017051450 A JP2017051450 A JP 2017051450A JP 2017051450 A JP2017051450 A JP 2017051450A JP 6238098 B1 JP6238098 B1 JP 6238098B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- support plate
- heater
- plate
- electrostatic chuck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
Description
例えば静電チャックに内蔵されたヒータの温度制御によって、これらの要求を満たす試みがなされている。しかし、これらの要求を同時に満足することは困難であった。
また、この静電チャックによれば、第1の支持板及び第2の支持板の少なくともいずれかに凹凸が形成される。このような凹凸は、ヒータエレメント(第1の導電部)と、ヒータエレメントを挟む部材との密着性が高いことにより形成される。密着性が高いことにより、設計通りの均熱性や耐電圧特性を実現できる。また、第1の支持板に凸部が形成されることにより、ヒータエレメントと処理対象物との間の距離を短くすることができる。これにより、処理対象物の温度を上昇させる速度を向上させることができる。したがって、「ヒータの加熱性能(昇温速度)」と、「温度均一性」「耐電圧信頼性」と、の両立が可能となる。
この静電チャックによれば、ヒータエレメントの第1の導電部の端部に、第1の空間部(空隙)が設けられている。ヒータエレメントが熱膨張しても、第1の導電部は、第1の空間部を埋めるように変形する。このため、ヒータエレメントが熱膨張により変形したときに、第1の樹脂層及び第2の樹脂層に掛かる応力を低減することができる。したがって、ヒータエレメントと第1の樹脂層との剥離、及び、ヒータエレメントと第2の樹脂層との剥離を抑制することができる。従って、負荷に対する耐性が高く、信頼性を向上させることができる。剥離によって生じる処理対象物の温度変化を抑制することができる。また、バイパス層及びヒータエレメント(第1の導電部)のそれぞれにおいて、下面よりも上面が広い場合、ヒータプレートの上方を熱しやすくすることができる。
また、下面が比較的短いことにより、ヒータプレートの下方を冷ましやすくすることができる。これにより、温度追従性(ランプレート)を向上させることができる。バイパス層及び第1の導電部のそれぞれにおいて、上面よりも下面が広い場合、上下方向における熱分布の偏りを抑制することができる。
第23の発明は、処理対象物が載置されるセラミック誘電体基板と、積層方向において前記セラミック誘電体基板と離れた位置に設けられ前記セラミック誘電体基板を支持するベースプレートと、前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられたヒータプレートと、バイパス層と、を備え、前記ヒータプレートは、前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第1の支持板と、前記第1の支持板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第2の支持板と、前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に設けられた第1の樹脂層と、前記第1の樹脂層と前記第2の支持板との間に設けられた第2の樹脂層と、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられた樹脂部と、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられ、第1の導電部と、前記積層方向に対して垂直な面内方向において前記第1の導電部と離間した第2の導電部と、を有し、電流が流れることにより発熱するヒータエレメントと、前記第1の導電部の前記面内方向における第1の側端部と、前記第1の樹脂層と、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部と、によって区画された第1の空間部と、を有し、前記第1の樹脂層は、前記第1の導電部と前記第2の導電部との間において、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部を介して接しており、前記バイパス層は、前記ヒータエレメントと、前記第2の支持板と、の間に設けられ導電性を有し、前記バイパス層の上面の幅に対する前記バイパス層の下面の幅の大小関係は、前記第1の導電部の上面の幅に対する前記第1の導電部の下面の幅の大小関係と反対であることを特徴とする静電チャックである。
この静電チャックによれば、ヒータエレメントの第1の導電部の端部に、第1の空間部(空隙)が設けられている。ヒータエレメントが熱膨張しても、第1の導電部は、第1の空間部を埋めるように変形する。このため、ヒータエレメントが熱膨張により変形したときに、第1の樹脂層及び第2の樹脂層に掛かる応力を低減することができる。したがって、ヒータエレメントと第1の樹脂層との剥離、及び、ヒータエレメントと第2の樹脂層との剥離を抑制することができる。従って、負荷に対する耐性が高く、信頼性を向上させることができる。剥離によって生じる処理対象物の温度変化を抑制することができる。また、バイパス層及びヒータエレメント(第1の導電部)のそれぞれにおいて、下面よりも上面が広い場合、ヒータプレートの上方を熱しやすくすることができる。
また、バイパス層の熱膨張によって加わる応力の方向を、ヒータエレメントの熱膨張によって加わる応力の方向と逆向きにすることができる。これにより、応力の影響をより抑制することができる。
第24の発明は、第22または23の発明において、前記第1の支持板は、前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第1の支持部と、前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第2の支持部と、を含み、前記第2の支持板は、前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第3の支持部と、前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第4の支持部と、を含み、前記第2の支持部と前記第4の支持部との間の距離は、前記第1の支持部と前記第3の支持部との間の距離と実質的に同じであることを特徴とする静電チャックである。
この静電チャックによれば、第1の支持板及び第2の支持板には凹凸が形成されない、または、凹凸は非常に小さい。第1の支持板及び第2の支持板は、例えばフラットである。これにより、ヒータプレート、セラミック誘電体基板及びベースプレートを接合する接着剤の厚さのばらつきを低減することができ、面内の熱伝達を均一化することが可能となる。
また、ヒータエレメントと処理対象物との距離が全面で近くなり、処理対象物の温度を上昇させる速度を向上させることができる。したがって、「ヒータの加熱性能(昇温速度)」と、「温度均一性」と、の両立が可能となる。
第25の発明は、第19〜24のいずれか1つの発明において、前記ヒータエレメントは、前記バイパス層と電気的に接続され、前記ヒータエレメント及び前記バイパス層は、前記第1の支持板及び前記第2の支持板と絶縁されたことを特徴とする静電チャックである。
図1は、本実施形態にかかる静電チャックを表す模式的斜視図である。
図2(a)及び図2(b)は、本実施形態にかかる静電チャックを表す模式的断面図である。
図1では、説明の便宜上、静電チャックの一部において断面図を表している。図2(a)は、例えば図1に表した切断面A1−A1における模式的断面図である。図2(b)は、図2(a)に表した領域B1の模式的拡大図である。
セラミック誘電体基板100は、ベースプレート300と積層方向(Z方向)において離れた位置に設けられている。ヒータプレート200は、ベースプレート300と、セラミック誘電体基板100と、の間に設けられている。
図4(a)及び図4(b)は、本実施形態のヒータプレートを表す模式的斜視図である。
図5は、本実施形態のヒータプレートを表す模式的分解図である。
図3は、本実施形態のヒータプレートを上面(セラミック誘電体基板100の側の面)から眺めた模式的斜視図である。図4(a)は、本実施形態のヒータプレートを下面(ベースプレート300の側の面)から眺めた模式的斜視図である。図4(b)は、図4(a)に表した領域B2における模式的拡大図である。
これに対して、本実施形態では、第1の支持板210は、ヒータエレメント230およびバイパス層250を高周波から遮断する。これにより、第1の支持板210は、ヒータエレメント230が異常温度に発熱することを抑制することができる。
本実施形態にかかるヒータプレート200の製造方法では、例えば、まずアルミニウムの機械加工を行うことで、第1の支持板210および第2の支持板270を製造する。第1の支持板210および第2の支持板270の検査は、例えば三次元測定器などを用いて行われる。
このようにして、本実施形態のヒータプレート200が製造される。
なお、製造後のヒータプレート200に対しては、検査などが適宜行われる。
図6は、本実施形態のヒータプレートの一部を表す断面図である。
図7は、本実施形態のヒータプレートの写真像である。図7では、図6に表した領域B3に対応する断面を観察している。
本実施形態において、ヒータ電極239は、複数の領域に独立して配置されている。例えば、図6に表したように、ヒータ電極239(ヒータエレメント230)は、第1の導電部21と、第2の導電部22と、を有する。第2の導電部22は、面内方向Dp(例えばX方向)において第1の導電部21と離間している。第1の導電部21及び第2の導電部22は、ヒータ電極239の一部である。第1の導電部21と第2の導電部22との間の距離(第1の導電部21と第2の導電部22との間の離間部分235の幅L8)は、例えば、500μm以上である。このように、ヒータ電極239が、複数の領域に配置されることによって、処理対象物Wの面内の温度を各領域ごとに制御することができる。なお、ヒータ電極239のパターンの具体例については、図21(a)、図21(b)及び図22に関して後述する。
すなわち、第1の樹脂層220は、第1の導電部21と第2の導電部22との間において、第2の樹脂層240と第1の樹脂部221を介して接している。
同様に、第2の導電部22は、面内方向Dpにおける側端部22aを有する。側端部22aは、第1の樹脂部221側の端部(第1の導電部21側の端部)である。
第1の樹脂部221は、面内方向Dpにおける側端部221aと、側端部221bと、を有する。側端部221aは、第1の導電部21側の端部であり、側端部221bは、第2の導電部22側の端部である。
空間部23a(第1の空間部)は、少なくとも、第1の導電部21の側端部21a、第1の樹脂層220、第2の樹脂層240、及び、第1の樹脂部221(側端部221a)によって区画された(囲まれた)空間である。空間部23aは、面内方向Dpにおいて側端部21aと隣接しており、第1の導電部21と第1の樹脂部221との間に位置する。
また、剥離によって熱伝導が局所的に阻害されることを抑制し、処理対象物Wの局所的な温度変化を抑制することができる。すなわち、温度均一性及び温度制御性を向上させ、処理対象物の温度を安定して制御することができる。エッチングなどの加工精度及び歩留まりを向上させることができる。
図8では、図6に示した第1の導電部21の面内方向Dpにおける両端を含む領域を示す。
図8に示した例では、ヒータプレート200は、第2の樹脂部222(樹脂部223)をさらに有する。第2の樹脂部222は、Z方向において、第1の樹脂層220と第2の樹脂層240との間に設けられる。例えば、第2の樹脂部222の上面は、第1の樹脂層220と接し、第2の樹脂部222の下面は、第2の樹脂層240と接する。第2の樹脂部222の材料及び厚さは、それぞれ、第1の樹脂部221の材料及び厚さと同様とすることができる。
第2の樹脂部222は、面内方向Dpにおける側端部222aを有する。側端部222aは、第1の導電部21側の端部である。
空間部23c(第2の空間部)は、少なくとも、第1の導電部21の側端部21b、第1の樹脂層220、第2の樹脂層240、及び第2の樹脂部222(側端部222a)に区画された(囲まれた)空間である。空間部23cは、面内方向Dpにおいて側端部21bと隣接しており、第1の導電部21と第2の樹脂部222との間に位置する。
図9は、図6〜図8に関して前述した空間部23aの形状を説明する拡大図である。
この例では、第1の導電部21の厚さ(Z方向に沿った長さ)は、第1の樹脂部221の厚さと同じとしている。
図10に示した例では、第1の樹脂部221のZ方向に沿った長さL6(厚さ)は、第1の導電部21のZ方向に沿った長さL1よりも短い。
第1の樹脂部221(樹脂部223)が厚すぎると、例えば各部材を圧着してヒータエレメントを製造するときに、樹脂層(第1の樹脂層220又は第2の樹脂層240)とヒータエレメント(第1の導電部21)との密着性が低下する可能性がある。第1の樹脂部221(樹脂部223)の厚さを抑えることによって、樹脂層とヒータエレメントとの密着性を確保することができる。これにより、第1の樹脂層220や第2の樹脂層240が第1の導電部21から離れることを防げる。ヒータエレメントと樹脂層とを密着性させることができるため、設計通りの均熱性と耐電圧特性を実現できる。また、ヒータエレメントと樹脂層との密着性を確保することにより、第1の支持板210の上面に凹凸が形成される。このため、ヒータエレメントと処理対象物との間の距離を短くすることができる。これにより、処理対象物の温度を上昇させる速度を向上させることができる。したがって、「ヒータの加熱性能(昇温速度)」と、「温度均一性」「耐電圧信頼性」と、の両立が可能となる。
図11(a)に表した例においては、空間部23aは、中央部Cp1に近づくにつれて、下側から潰された形状を有している。すなわち、空間部23aと第2の樹脂層240との境界は、面内方向Dpにおいて中央部Cp1に近づくつれて、図11(a)に示した仮想面Pn2(仮想線)に近づく。また、空間部23aと第1の樹脂層220との境界は、仮想面Pn2に沿って延びている。なお、仮想面Pn2は、第1の導電部21の上面21Uを通り、面内方向Dpに延在する面である。上面21Uは、第1の樹脂層220と対向する面であり、第1の導電部21は、上面21Uにおいて第1の樹脂層220と接している。空間部23bも、同様に、下側から潰された形状を有している。
図12(a)及び図12(b)に表した例においては、ヒータ電極239の上面の幅は、ヒータ電極239の下面の幅と異なる。ヒータ電極239の端部は、上下で長さが異なる。
例えば、第1の導電部21は、上面21Uと下面21Lとをつなぐ側面S1及び側面S2を有する。側面S1は、第1の空間部23aと接する面である。側面S2は、側面S1の反対側の面である。側面S1及び側面S2のそれぞれは、上面21U及び下面21Lの少なくともいずれかよりも粗い。例えば、図12(a)に表した例では、側面S1及び側面S2のそれぞれは、下面21Lよりも粗い。また、図12(b)に表した例では、側面S1及び側面S2のそれぞれは、上面21Uよりも粗い。
図13(a)、図13(b)は、それぞれ、図12(a)に示した第1の導電部21、図12(b)に示した第1の導電部21を示す。
図13(a)の例では、側面S1及び側面S2は、それぞれ、凹曲面(下に向かって凹)である。図13(b)の例では、側面S1及び側面S2は、それぞれ、凹曲面(上に向かって凹)である。側面S1及び側面S2は、平面状でもよい。
第1の支持板210は、第1の支持部SP1と、第2の支持部SP2と、を含む。第1の支持部SP1は、Z方向において第1の導電部21と並ぶ。第2の支持部SP2は、Z方向において空間部23aと並ぶ。
同様に、第2の支持板270は、第3の支持部SP3と、第4の支持部SP4と、を含む。第3の支持部SP3は、Z方向において第1の導電部21と並ぶ。第4の支持部SP4は、Z方向において空間部23aと並ぶ。
また、ヒータエレメントと処理対象物との距離が全面において近くなり、処理対象物の温度を上昇させる速度を向上させることができる。したがって、「ヒータの加熱性能(昇温速度)」と、「温度均一性」と、の両立が可能となる。
図15に表したように、ヒータプレート200は、バイパス層250と、第3の樹脂層260と、を有していてもよい。バイパス層250は、第2の樹脂層240と第2の支持板270との間に設けられている。第3の樹脂層260は、バイパス層250と、第2の支持板270と、の間に設けられている。これ以外については、図15に表した変形例のヒータプレートには、上述のヒータプレートと同様の説明を適用できる。なお、図15では、説明の便宜上、樹脂部223の図示を省略している。
図16(a)及び図16(b)は、本実施形態の製造方法の一例を例示する模式的断面図である。
図17は、本実施形態の製造方法の他の一例を例示する模式的断面図である。
図16(a)は、バイパス層とヒータエレメントとを接合する前の状態を表す模式的断面図である。図16(b)は、バイパス層とヒータエレメントとを接合した後の状態を表す模式的断面図である。図17は、バイパス層と給電端子との接合工程の一例を例示する模式的断面図である。
このようにして、本実施形態のヒータプレート200が製造される。
図19(a)及び図19(b)は、静電チャックを表す電気回路図である。
図19(a)は、第1の支持板と第2の支持板とが電気的に接合された例を表す電気回路図である。図19(b)は、第1の支持板と第2の支持板とが電気的に接合されていない例を表す電気回路図である。
図20(a)及び図20(b)は、本実施形態のヒータプレートの具体例を表す模式的平面図である。
図21(a)、図21(b)及び図22は、本具体例のヒータエレメントを例示する模式的平面図である。
図23(a)及び図23(b)は、本具体例のバイパス層を例示する模式的平面図である。
図24(a)及び図24(b)は、本具体例のヒータプレートの一部を模式的に表す拡大図である。
図20(a)は、本具体例のヒータプレートを上面から眺めた模式的平面図である。図20(b)は、本具体例のヒータプレートを下面から眺めた模式的平面図である。図21(a)は、ヒータエレメントの領域の一例を例示する模式的平面図である。図21(b)及び図22は、ヒータエレメントの領域の他の一例を例示する模式的平面図である。
複数のバイパス層250のうちの少なくともいずれかが切り欠き部253を有するため、第2の支持板270は、第1の支持板210と接触可能である。
接合部255c、255dは、ヒータプレート200の中心203を中心とし接合部255e、255fを通る円とは異なる円の上に存在する。接合部255c、255dは、ヒータプレート200の中心203を中心とし接合部255g、255hを通る円とは異なる円の上に存在する。
接合部255e、255fは、ヒータプレート200の中心203を中心とし接合部255g、255hを通る円とは異なる円の上に存在する。
図25(a)は、本発明者が第2の支持板270の面271の形状を測定した結果の一例を例示するグラフ図である。図25(b)は、本実施形態のヒータプレート200の表面の形状を説明する模式的断面図である。
と同程度、または、樹脂部223の幅と同程度である。第2の支持板270の面271の凸部271bの幅は、例えば、ヒータ電極239の幅の0.8倍以上1.2倍以下である。
図26(a)は、本実施形態の変形例にかかる静電チャックを表す模式的断面図である。図26(b)は、本変形例のヒータプレートを表す模式的断面図である。図26(a)および図26(b)は、例えば図1に表した切断面A1−A1における模式的断面図に相当する。
図29は、本変形例のヒータプレートを表す模式的断面図である。
図27(a)は、第1の支持板が複数の支持部に分割された一例を表す。図27(b)及び図28は、第1の支持板が複数の支持部に分割された他の一例を表す。
図30(a)〜図30(d)は、本実施形態のヒータプレートの変形例の一部を表す断面図である。
図30(a)は、ヒータエレメント230の一部を表し、図30(b)は、バイパス層250の一部を表す。また、図30(c)は、ヒータエレメント230及びバイパス層250の一部を表し、図30(d)は、ヒータエレメント230及びバイパス層250の変形例を表す。
図30(a)及び図30(c)に表したように、各ヒータ電極239のそれぞれは、第1面P1(上面)と、第2面P2(下面)と、を有する。例えば、第1の導電部21は、上面21U(第1面P1)と、下面21L(第2面P2)と、を有する。
図31(a)及び図31(c)に表したように、この例において、第1面P1の幅W1は、第2面P2の幅W2よりも広い。すなわち、ヒータ電極239の幅は、下方(べースプレート300側)に向かうほど狭くなる。同様に、図31(b)及び図31(c)に表したように、第3面P3の幅W3は、第4面P4の幅W4よりも広い。バイパス部251の幅は、下方に向かうほど狭くなる。
図32(a)及び図32(c)に表したように、この例において、第1面P1の幅W1は、第2面P2の幅W2よりも狭い。一方、図32(b)及び図32(c)に表したように、第3面P3の幅W3は、第4面P4の幅W4よりも広い。この例において、第3面P3の第4面P4に対する幅の大小関係は、第1面P1の第2面P2に対する幅の大小関係と反対である。
図33(a)〜図33(c)に表したように、第1面P1の幅W1を、第2面P2の幅W2より広くし、第3面P3の幅W3を、第4面P4の幅W4より狭くしてもよい。また、図33(d)に表したように、バイパス層250をヒータエレメント230の上に設けてもよい。
図34(a)は、シミュレーションに用いたヒータ電極239のヒータパターンの一部を表す。図34(b)は、シミュレーション結果の一例を表す断面図である。
シミュレーションでは、図34(a)に表したヒータ電極239に電流を流した時の発熱量をCAE(Computer Aided Engineering)解析した。図34(b)では、発熱量の解析結果をハッチングの濃淡で表している。図34(b)では、ハッチングの濃淡の薄い部分が温度の低いところを表し、濃くなるに従って温度が高くなることを表している。
図35(a)は、本具体例の給電端子を表す模式的平面図である。図35(b)は、本具体例の給電端子の接合方法を例示する模式的平面図である。
図36に表したように、この例では、バイパス層250が、第1の支持板210とヒータエレメント230との間に設けられる。より詳しくは、バイパス層250が、第1の支持板210と第1の樹脂層220との間に設けられ、第3の樹脂層260が、第1の支持板210とバイパス層250との間に設けられる。
この例では、実施形態に係る静電チャックは、前述の給電端子280の代わりに給電端子280aを有する。給電端子280aは、給電部(本体部)281aと、端子部281bと、を有する。給電端子280aは、例えば、コンタクトプローブである。
端子部281bは、給電端子280aの先端に設けられ、ヒータエレメント230又はバイパス層250に接触する。端子部281bは、給電部281aに対して摺動可能であり、給電端子280aは伸縮可能である。また、給電端子280aは、給電部281aに対して固定されたバネを内部に有する。端子部281bは、そのバネにより、給電端子280aが伸びるように付勢されている。
本実施形態にかかるウェーハ処理装置500は、処理容器501と、上部電極510と、図1〜図37に関して前述した静電チャック(例えば、静電チャック10)と、を備えている。処理容器501の天井には、処理ガスを内部に導入するための処理ガス導入口502が設けられている。処理容器501の底板には、内部を減圧排気するための排気口503が設けられている。また、上部電極510および静電チャック10には高周波電源504が接続され、上部電極510と静電チャック10とを有する一対の電極が、互いに所定の間隔を隔てて平行に対峙するようになっている。
図39に表したように、高周波電源504は、第1の支持板210と上部電極510との間、及び、第2の支持板270と上部電極510との間のみに電気的に接続してもよい。この場合にも、高周波電圧を印加する場所を処理対象物Wに近付け、効率的にプラズマを発生させることができる。
図40に表したように、この例では、高周波電源504が、ヒータエレメント230と電気的に接続されている。このように、高周波電圧は、ヒータエレメント230と上部電極510との間に印加してもよい。この場合にも、高周波電圧を印加する場所を処理対象物Wに近付け、効率的にプラズマを発生させることができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (30)
- 処理対象物が載置されるセラミック誘電体基板と、
積層方向において前記セラミック誘電体基板と離れた位置に設けられ前記セラミック誘電体基板を支持するベースプレートと、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられたヒータプレートと、
を備え、
前記ヒータプレートは、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第1の支持板と、
前記第1の支持板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第2の支持板と、
前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に設けられた第1の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の支持板との間に設けられた第2の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられた樹脂部と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられ、第1の導電部と、前記積層方向に対して垂直な面内方向において前記第1の導電部と離間した第2の導電部と、を有し、電流が流れることにより発熱するヒータエレメントと、
前記第1の導電部の前記面内方向における第1の側端部と、前記第1の樹脂層と、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部と、によって区画された第1の空間部と、
を有し、
前記第1の樹脂層は、前記第1の導電部と前記第2の導電部との間において、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部を介して接しており、
前記第1の支持板は、
前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第1の支持部と、
前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第2の支持部と、
を含み、
前記第2の支持板は、
前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第3の支持部と、
前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第4の支持部と、
を含み、
前記第2の支持部と前記第4の支持部との間の距離は、前記第1の支持部と前記第3の支持部との間の距離よりも短いことを特徴とする静電チャック。 - 前記第1の導電部は、前記面内方向において前記第1の側端部と離間した第2の側端部を有し、
前記ヒータプレートは、少なくとも前記第2の側端部、前記第1の樹脂層及び前記第2の樹脂層によって区画された第2の空間部を有することを特徴とする請求項1記載の静電チャック。 - 前記第1の空間部の前記積層方向に沿った長さは、前記第1の導電部の前記積層方向に沿った長さ以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の静電チャック。
- 前記第1の樹脂層は、前記第1の導電部と前記樹脂部との間において、前記第2の樹脂層と離れたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記積層方向に対して平行な断面において、前記第1の空間部の形状は、4つの頂点を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の支持板は、前記第2の支持板と電気的に接合されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の記載の静電チャック。
- 前記第1の支持板の一部が前記第2の支持板の一部と接合された領域の面積は、前記第1の支持板の上面の面積よりも狭く、前記第2の支持板の下面の面積よりも狭いことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記樹脂部は、前記第1の樹脂層の材料とは異なる材料を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の樹脂層の厚さは、前記第1導電部の厚さ以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の空間部は、
前記面内方向における中央部と、
前記面内方向における端部と、
を含み、
前記中央部の前記積層方向に沿った幅は、前記端部の前記積層方向に沿った幅よりも狭いことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記第1の導電部の上面の前記面内方向に沿った長さは、前記第1の導電部の下面の前記面内方向に沿った長さとは異なることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の導電部の下面の前記面内方向に沿った前記長さは、前記第1の導電部の上面の前記面内方向に沿った前記長さよりも長いことを特徴とする請求項11記載の静電チャック。
- 前記第1の導電部の上面の前記面内方向に沿った前記長さは、前記第1の導電部の下面の前記面内方向に沿った前記長さよりも長いことを特徴とする請求項11記載の静電チャック。
- 前記積層方向に対して平行な断面において、前記第1の導電部の側面は、曲線状であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の導電部の上面と前記第1の導電部の側面との間の角度は、前記第1の導電部の下面と前記第1の導電部の側面との間の角度と異なることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記第1の導電部の側面は、前記第1の導電部の上面及び前記第1の導電部の下面の少なくともいずれかよりも粗いことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記ヒータエレメントは、帯状のヒータ電極を有し、
前記ヒータ電極は、複数の領域において互いに独立した状態で設けられたことを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記ヒータエレメントは、複数設けられ、
前記複数の前記ヒータエレメントは、互いに異なる層に独立した状態で設けられたことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記ヒータエレメントと、前記第2の支持板と、の間に設けられ導電性を有するバイパス層をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記バイパス層の上面の幅に対する前記バイパス層の下面の幅の大小関係は、前記第1の導電部の上面の幅に対する前記第1の導電部の下面の幅の大小関係と同じであることを特徴とする請求項19記載の静電チャック。
- 前記バイパス層の上面の幅に対する前記バイパス層の下面の幅の大小関係は、前記第1の導電部の上面の幅に対する前記第1の導電部の下面の幅の大小関係と反対であることを特徴とする請求項19記載の静電チャック。
- 処理対象物が載置されるセラミック誘電体基板と、
積層方向において前記セラミック誘電体基板と離れた位置に設けられ前記セラミック誘電体基板を支持するベースプレートと、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられたヒータプレートと、
バイパス層と、
を備え、
前記ヒータプレートは、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第1の支持板と、
前記第1の支持板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第2の支持板と、
前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に設けられた第1の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の支持板との間に設けられた第2の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられた樹脂部と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられ、第1の導電部と、前記積層方向に対して垂直な面内方向において前記第1の導電部と離間した第2の導電部と、を有し、電流が流れることにより発熱するヒータエレメントと、
前記第1の導電部の前記面内方向における第1の側端部と、前記第1の樹脂層と、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部と、によって区画された第1の空間部と、
を有し、
前記第1の樹脂層は、前記第1の導電部と前記第2の導電部との間において、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部を介して接しており、
前記バイパス層は、前記ヒータエレメントと、前記第2の支持板と、の間に設けられ導電性を有し、
前記バイパス層の上面の幅に対する前記バイパス層の下面の幅の大小関係は、前記第1の導電部の上面の幅に対する前記第1の導電部の下面の幅の大小関係と同じであることを特徴とする静電チャック。 - 処理対象物が載置されるセラミック誘電体基板と、
積層方向において前記セラミック誘電体基板と離れた位置に設けられ前記セラミック誘電体基板を支持するベースプレートと、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられたヒータプレートと、
バイパス層と、
を備え、
前記ヒータプレートは、
前記セラミック誘電体基板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第1の支持板と、
前記第1の支持板と前記ベースプレートとの間に設けられ金属を含む第2の支持板と、
前記第1の支持板と前記第2の支持板との間に設けられた第1の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の支持板との間に設けられた第2の樹脂層と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられた樹脂部と、
前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層との間に設けられ、第1の導電部と、前記積層方向に対して垂直な面内方向において前記第1の導電部と離間した第2の導電部と、を有し、電流が流れることにより発熱するヒータエレメントと、
前記第1の導電部の前記面内方向における第1の側端部と、前記第1の樹脂層と、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部と、によって区画された第1の空間部と、
を有し、
前記第1の樹脂層は、前記第1の導電部と前記第2の導電部との間において、前記第2の樹脂層と、前記樹脂部を介して接しており、
前記バイパス層は、前記ヒータエレメントと、前記第2の支持板と、の間に設けられ導電性を有し、
前記バイパス層の上面の幅に対する前記バイパス層の下面の幅の大小関係は、前記第1の導電部の上面の幅に対する前記第1の導電部の下面の幅の大小関係と反対であることを特徴とする静電チャック。 - 前記第1の支持板は、
前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第1の支持部と、
前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第2の支持部と、
を含み、
前記第2の支持板は、
前記積層方向において前記第1の導電部と並ぶ第3の支持部と、
前記積層方向において前記第1の空間部と並ぶ第4の支持部と、
を含み、
前記第2の支持部と前記第4の支持部との間の距離は、前記第1の支持部と前記第3の支持部との間の距離と実質的に同じであることを特徴とする請求項22または23に記載の静電チャック。 - 前記ヒータエレメントは、前記バイパス層と電気的に接続され、
前記ヒータエレメント及び前記バイパス層は、前記第1の支持板及び前記第2の支持板と絶縁されたことを特徴とする請求項19〜24のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記第1の支持板の上面の面積は、前記第2の支持板の下面の面積よりも広いことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記ヒータプレートから前記ベースプレートに向かって設けられ、前記ヒータプレートに電力を供給する給電端子をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜26のいずれか1つに記載の静電チャック。
- 前記給電端子は、
外部から電力を供給するソケットと接続されるピン部と、
前記ピン部よりも細い導線部と、
前記導線部と接続された支持部と、
前記支持部と接続され前記ヒータエレメントと接合された接合部と、
を有することを特徴とする請求項27記載の静電チャック。 - 前記ヒータプレートから前記ベースプレートに向かって設けられ、前記ヒータプレートに電力を供給する給電端子をさらに備え、
前記給電端子は、
外部から電力を供給するソケットと接続されるピン部と、
前記ピン部よりも細い導線部と、
前記導線部と接続された支持部と、
前記支持部と接続され前記バイパス層と接合された接合部と、
を有し、前記バイパス層を介して前記電力を前記ヒータエレメントに供給することを特徴とする請求項19〜25のいずれか1つに記載の静電チャック。 - 前記ベースプレートに設けられ、前記ヒータプレートに電力を供給する給電端子をさらに備え、
前記給電端子は、
外部から電力を供給するソケットと接続される給電部と、
前記給電部と接続され、前記ヒータプレートに押圧された端子部と、
を有することを特徴とする請求項1〜26のいずれか1つに記載の静電チャック。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW106124296A TW201804564A (zh) | 2016-07-20 | 2017-07-20 | 靜電吸盤 |
PCT/JP2017/026299 WO2018016588A1 (ja) | 2016-07-20 | 2017-07-20 | 静電チャック |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016142664 | 2016-07-20 | ||
JP2016142664 | 2016-07-20 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017212605A Division JP2018022928A (ja) | 2016-07-20 | 2017-11-02 | 静電チャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6238098B1 true JP6238098B1 (ja) | 2017-11-29 |
JP2018022873A JP2018022873A (ja) | 2018-02-08 |
Family
ID=60477162
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017051450A Active JP6238098B1 (ja) | 2016-07-20 | 2017-03-16 | 静電チャック |
JP2017140591A Pending JP2018022887A (ja) | 2016-07-20 | 2017-07-20 | 静電チャック |
JP2017212605A Pending JP2018022928A (ja) | 2016-07-20 | 2017-11-02 | 静電チャック |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017140591A Pending JP2018022887A (ja) | 2016-07-20 | 2017-07-20 | 静電チャック |
JP2017212605A Pending JP2018022928A (ja) | 2016-07-20 | 2017-11-02 | 静電チャック |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6238098B1 (ja) |
TW (1) | TW201804564A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110783251A (zh) * | 2018-07-30 | 2020-02-11 | Toto株式会社 | 静电吸盘 |
CN112204724A (zh) * | 2018-05-28 | 2021-01-08 | 日本特殊陶业株式会社 | 保持装置的制造方法以及保持装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI819046B (zh) * | 2018-08-02 | 2023-10-21 | 日商創意科技股份有限公司 | 靜電吸附體 |
WO2020117594A1 (en) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | Applied Materials, Inc. | Substrate supports including metal-ceramic interfaces |
CN111385917B (zh) * | 2018-12-29 | 2022-07-15 | 中微半导体设备(上海)股份有限公司 | 一种用于组装esc的多平面多路可调节温度的加热器 |
CN112133621B (zh) * | 2019-06-25 | 2023-09-29 | 中微半导体设备(上海)股份有限公司 | 一种导热片和等离子体处理装置 |
JP7319153B2 (ja) * | 2019-09-24 | 2023-08-01 | 日本特殊陶業株式会社 | 保持装置 |
CN117693809A (zh) * | 2022-01-31 | 2024-03-12 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 陶瓷接合体、静电卡盘装置及陶瓷接合体的制造方法 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133721A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-16 | Anelva Corp | 基体ホルダ− |
JPH08125001A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Fuji Electric Co Ltd | 静電チャック |
JPH08148549A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 静電チャック装置およびその作製方法 |
JPH1064984A (ja) * | 1996-08-16 | 1998-03-06 | Sony Corp | ウエハステージ |
JP2001237301A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Ibiden Co Ltd | 半導体製造・検査装置用セラミック基板 |
WO2006009030A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 半導体装置及び半導体装置製造用基板並びにそれらの製造方法 |
JP2011009706A (ja) * | 2009-05-28 | 2011-01-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ヒータユニット及びそれを備えた装置 |
JP2011222256A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ウェハ加熱用ヒータユニットおよびそれを搭載した半導体製造装置 |
JP2011222978A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-11-04 | Toto Ltd | 静電チャック |
JP2011256072A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 発熱体を有するセラミック基板及びその製造方法 |
JP2013229464A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 静電チャック |
JP2016100474A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 日本特殊陶業株式会社 | 静電チャック及びその製造方法 |
-
2017
- 2017-03-16 JP JP2017051450A patent/JP6238098B1/ja active Active
- 2017-07-20 JP JP2017140591A patent/JP2018022887A/ja active Pending
- 2017-07-20 TW TW106124296A patent/TW201804564A/zh unknown
- 2017-11-02 JP JP2017212605A patent/JP2018022928A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133721A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-16 | Anelva Corp | 基体ホルダ− |
JPH08125001A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Fuji Electric Co Ltd | 静電チャック |
JPH08148549A (ja) * | 1994-11-22 | 1996-06-07 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 静電チャック装置およびその作製方法 |
JPH1064984A (ja) * | 1996-08-16 | 1998-03-06 | Sony Corp | ウエハステージ |
JP2001237301A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Ibiden Co Ltd | 半導体製造・検査装置用セラミック基板 |
WO2006009030A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 半導体装置及び半導体装置製造用基板並びにそれらの製造方法 |
JP2011009706A (ja) * | 2009-05-28 | 2011-01-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ヒータユニット及びそれを備えた装置 |
JP2011222978A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-11-04 | Toto Ltd | 静電チャック |
JP2011222256A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ウェハ加熱用ヒータユニットおよびそれを搭載した半導体製造装置 |
JP2011256072A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 発熱体を有するセラミック基板及びその製造方法 |
JP2013229464A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 静電チャック |
JP2016100474A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 日本特殊陶業株式会社 | 静電チャック及びその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112204724A (zh) * | 2018-05-28 | 2021-01-08 | 日本特殊陶业株式会社 | 保持装置的制造方法以及保持装置 |
CN110783251A (zh) * | 2018-07-30 | 2020-02-11 | Toto株式会社 | 静电吸盘 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201804564A (zh) | 2018-02-01 |
JP2018022873A (ja) | 2018-02-08 |
JP2018022887A (ja) | 2018-02-08 |
JP2018022928A (ja) | 2018-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6238098B1 (ja) | 静電チャック | |
JP6195029B1 (ja) | 静電チャック | |
JP5962833B2 (ja) | 静電チャック | |
JP6341457B1 (ja) | 静電チャック | |
JP6226092B2 (ja) | 静電チャック | |
JP6238097B1 (ja) | 静電チャック | |
WO2018016588A1 (ja) | 静電チャック | |
WO2017159590A1 (ja) | 静電チャック | |
WO2018016587A1 (ja) | 静電チャック | |
TWI813020B (zh) | 靜電吸盤及半導體製造裝置 | |
WO2016114399A1 (ja) | 静電チャック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170411 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170411 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6238098 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |