JP2011217453A - 回転電気機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステータコア(30)及びロータコア(41)が、互いに対向して両コア(30,41)間に径方向及び軸方向のギャップ(G)を形成する凹凸部(38,46)をそれぞれ有した回転電気機械において、ロータコア(41)及びステータコア(30)の少なくとも一方は、複数の積層板(33,43)が積層された積層構造とし、かつ所定の積層板(33,43)同士を固定する溶接部(W)(固定部)を設ける。そして、固定部(W)は、凹凸部(38,46)の頂面(46a,46b)に周方向に飛び飛びに設け、少なくとも積層側表面側の2つの積層板(33,43)同士を積層方向に固定する。
【選択図】図8
Description
ステータ(20)を形成するステータコア(30)及びロータ(40)を形成するロータコア(41)が、互いに対向して両コア(30,41)間に径方向及び軸方向のギャップ(G)を形成する凹凸部(38,46)をそれぞれ有した回転電気機械において、
前記ロータコア(41)及び前記ステータコア(30)の少なくとも一方は、複数の積層板(33,43)が積層された積層構造を有し、かつ所定の積層板(33,43)同士を固定する固定部(W)が設けられ、
前記固定部(W)は、前記凹凸部(38,46)の頂面(46a,46b)に周方向に飛び飛びに設けられて、少なくとも積層側表面側の2つの積層板(33,43)同士を積層方向に固定していることを特徴とする。
第1の発明の回転電気機械において、
それぞれの固定部(W)は、直近の頂面(38a,38b,46a,46b)の固定部(W)とは、周方向位置が互いに異なっていることを特徴とする。
第1又は第2の発明の回転電気機械において、
前記固定部(W)は、溶接であることを特徴とする。
第3の発明の回転電気機械において、
前記溶接は線状であり、溶接方向が前記コア(30,41)の軸方向から傾斜していることを特徴とする。
第1又は第2の発明の回転電気機械において、
前記固定部(W)は、カシメであることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ(1)を適用した電動圧縮機(100)の構成を模式的に示す縦断面図である。このモータ(1)は、同図に示すように、ステータ(20)、ロータ(40)、及び駆動軸(60)を備え、空気調和機に用いる電動圧縮機(100)のケーシング(70)に収容されている。モータ(1)は、いわゆるIPM(Interior Permanent Magnet)モータであり、この例では電動圧縮機(100)内の圧縮機構機(80)を駆動する。
図2は、本実施形態のロータ(40)及びステータ(20)の構成を示す平面図である。ステータ(20)は、図2に示すように、円筒状のステータコア(30)と、コイル(32)を備えている。本実施形態のステータコア(30)は、3つの分割ステータコア(31)で形成されている。図3は、分割ステータコア(31)の構成を示す斜視図である。それぞれの分割ステータコア(31)は、複数の電磁鋼板(積層板(33))を軸方向に積層した積層コアである。分割ステータコア(31)では、積層板(33)同士が互いに部分的に固定されている。積層板(33)の固定部位、固定方法については後述する。
図4は、ロータ(40)の斜視図である。このロータ(40)は、同図に示すように、ロータコア(41)と、複数の磁石(42)(この例では6つ)を備えている。ロータコア(41)は、複数の電磁鋼板(積層板(43))を軸方向に積層した積層コアであり、円筒状の形態を有している。このロータコア(41)では、積層板(43)同士が互いに部分的に固定されている。積層板(43)の固定部位、固定方法については後述する。
既述の通り、ロータコア(41)及び分割ステータコア(31)では、積層板(33,43)同士が互いに部分的に固定されている。本実施形態では、積層板(33,43)の固定方法はロータコア(41)と分割ステータコア(31)では概ね同様であるので代表でロータコア(41)での固定方法を説明する。
このモータ(1)では、コイル(32)に電力を供給して運転状態にすると、ステータ(20)とロータ(40)との軸方向対向部分において、軸方向に磁気吸引力が発生する。これにより、モータ(1)では、分割ステータコア(31)の積層板(33)同士、及びロータコア(41)の積層板(43)同士を、それぞれ剥離もしくは変形させる方向に力が作用する。図10は、ロータコア(41)における磁気吸引力の作用部位を示す図である。図10において、ロータコア(41)には太線(F)で示した面に磁気吸引力が作用し、ステータコア(30)も太線(F)の部位に対応した面に磁気吸引力作用する。
図11は、ロータコア(41)における溶接部(W)の他の一例を示す図であり、(A)が側面図、(B)が縦断面図である。図11でも、段差部分の積層板(43)同士の境界(合わせ面)を実線で示し、その他の積層板(43)同士の境界を破線で示してある(以下同様)。図11の例では、ロータコア(41)や分割ステータコア(31)のそれぞれの溶接部(W)は、直近の頂面(46a,46b)の溶接部(W)とは、周方向の位置が互いに異なるようにしてある。このようにすることで、渦電流が流れる流路がより長くなり、渦電流流路の電気抵抗がより大きくなる。その結果、モータ(1)では渦電流損の増大を抑えることが可能になる。
20 ステータ
31 ステータコア
33 積層板
38 ステータ側凹凸部(凹凸部)
38a 第1頂面(頂面)
38b 第2頂面(頂面)
40 ロータ
41 ロータコア
43 積層板
46 ロータ側凹凸部
46a 第1頂面(頂面)
46b 第2頂面(頂面)
W 溶接部(固定部)
Claims (5)
- ステータ(20)を形成するステータコア(30)及びロータ(40)を形成するロータコア(41)が、互いに対向して両コア(30,41)間に径方向及び軸方向のギャップ(G)を形成する凹凸部(38,46)をそれぞれ有した回転電気機械において、
前記ロータコア(41)及び前記ステータコア(30)の少なくとも一方は、複数の積層板(33,43)が積層された積層構造を有し、かつ所定の積層板(33,43)同士を固定する固定部(W)が設けられ、
前記固定部(W)は、前記凹凸部(38,46)の頂面(46a,46b)に周方向に飛び飛びに設けられて、少なくとも積層側表面側の2つの積層板(33,43)同士を積層方向に固定していることを特徴とする回転電気機械。 - 請求項1の回転電気機械において、
それぞれの固定部(W)は、直近の頂面(38a,38b,46a,46b)の固定部(W)とは、周方向位置が互いに異なっていることを特徴とする回転電気機械。 - 請求項1又は請求項2の回転電気機械において、
前記固定部(W)は、溶接であることを特徴とする回転電気機械。 - 請求項3の回転電気機械において、
前記溶接は線状であり、溶接方向が前記コア(30,41)の軸方向から傾斜していることを特徴とする回転電気機械。 - 請求項1又は請求項2の回転電気機械において、
前記固定部(W)は、カシメであることを特徴とする回転電気機械。
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