JP5418150B2 - 回転電機用のステータ及びその製造方法並びに回転電機 - Google Patents

回転電機用のステータ及びその製造方法並びに回転電機 Download PDF

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Description

本発明は、ステータコアのポールに対してコイルを巻回したボビンを外装してなる回転電機用のステータ及びその製造方法並びに回転電機に関する。
例えば、単相交流発電機等の回転電機は、N極とS極の永久磁石を周方向に交互に配列してなるアウターロータの内周側に、コイルを巻回したボビンを外装した複数のポールを周方向に複数配列してなるステータを配置して構成されている。
ステータを構成する軟磁性のステータコアは、コイルを巻回したボビンの組付性等を考慮して、ポールと同じ数のコア片に分割し、これら分割したコア片を組み合わせてなる。
例えば、特許文献1の回転電機のステータにおいては、周方向に分割した分割コアを組み合わせてステータコアを形成することが開示されている。これにより、ステータにおける占積率を向上させている。
また、ステータによる発電性能を向上させるためには、ステータの各ポールを通過する磁気回路を安定して形成することが必要である。そして、そのためには、ロータにおける永久磁石等の回転によって、互いに隣接するポール部とこれらを繋ぐヨーク部とを通過する磁気回路が、ステータコアを分割する分断面によって途切れないようにすることが有効である。
例えば、特許文献2のロータ及び回転電機においては、U字形状を有するようロータコア及びステータコアの各ティースにおいて分割した複数の分割ロータ(ロータ片)及び分割ステータ(ステータ片)を組み合わせてロータコア及びステータコアを形成することが開示されている。これによれば、ロータ及びステータを通過する磁気回路が途切れないようにすることができる。
特開2009−11063号公報 特開2009−33912号公報
しかしながら、従来の回転電機において、磁気回路が分断されないように分割したステータコアを形成する際には、コイルを巻回したボビンの組付を可能にするために、ポールの周方向両端面を互いに平行に形成せざるを得なかった。
また、ステータの性能を向上させるためには、従来のステータコアの分割構造では不十分であった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、各ポール間に形成される磁気回路が途切れることを防止し、コイルを巻回したボビンの組付を可能にして、ステータの性能を効果的に向上させることができる回転電機用のステータ及びその製造方法並びに回転電機を提供しようとするものである。
第1の発明は、軟磁性のステータコアにおいて周方向に並ぶ複数のポールに対して、コイルを巻回した筒状のボビンを外装してなり、互いに隣接する上記ボビンにおける上記コイルの巻回方向を逆にしてなる回転電機用のステータにおいて、
上記複数のポールは、径方向外周側に突出し、径方向外周側に向けて周方向の幅が拡大する扇形状に形成してあり、
上記ステータコアは、上記各ポールの周方向の形成位置において分断し、該各ポールの形成数と同じ数に形成した複数のU字状のコア片を組み合わせてなり、
該各コア片は、上記各ボビンの周方向一方側の内側に嵌入された一方側ポール部と、上記各ボビンの周方向他方側の内側に嵌入された他方側ポール部と、それらの内周側に位置するヨーク部とを一体形成してなり、
上記各コア片の上記他方側ポール部における外周側先端部の周方向幅は、上記ボビンの内側における周方向の最小幅よりも小さくなっており、
上記各コア片における分断面は、上記各ポールの周方向の中心を通る法線に対して所定の傾斜角度を有し、かつ当該各コア片の上記一方側ポール部における周方向端面に平行に、又は該周方向端面との間の周方向幅が径方向外周側に向かうに連れて縮小するように形成されていることを特徴とする回転電機用のステータにある(請求項1)。
第2の発明は、上記回転電機用のステータを製造する方法であって、
上記ボビンにおける周方向他方側の内側に、径方向内周側から上記コア片における上記他方側ポール部を相対的に配置した後、上記ボビンにおける周方向一方側の内側に、径方向内周側から他の上記コア片における上記一方側ポール部を相対的に配置して組み付けることを特徴とする回転電機用のステータの製造方法にある(請求項6)。
第1の発明の回転電機用のステータは、ステータコアを複数のコア片に分割する形状に工夫を行っている。
具体的には、本発明のステータコアは、複数のポールを径方向外周側に突出して形成したものであり、アウターロータ式の回転電機に用いるものである。また、ステータの性能を向上させるために、複数のポールは、径方向外周側に向けて周方向の幅が拡大する扇形状に形成してある。
ステータコアは、各ポールの周方向の形成位置において分断し、各ポールの形成数と同じ数に形成した複数のU字状のコア片を組み合わせてなる。これにより、ステータの外周側においてアウターロータを回転させる際に、ステータコアにおいては、U字状の各コア片の一方側ポール部、他方側ポール部及びヨーク部を連続して通過する磁気回路を形成することができる。そのため、ステータコアに形成する磁気回路が途切れることを防止することができ、ステータの性能を高く維持することができる。
ところで、本発明のポールは、径方向外周側に向けて周方向の幅が拡大する扇形状に形成してあるため、周方向に対して対称形状になるようただ単に複数のコア片に分割したのでは、コイルを巻回したボビンを組み付けることができなくなる。
これに対し、本発明においては、組付性を確保して、ステータの性能をさらに向上させることを目的としている。そこで、各コア片における分断面は、各ポールの周方向の中心を通る法線に対して所定の傾斜角度を有し、かつ各ポールの一方側ポール部における周方向端面に平行に、又は周方向端面との間の幅が径方向外周側に向かうに連れて縮小するように形成してある。
これにより、各コア片を同一の形状に形成し、互いに隣接するコア片を組み合わせて形成したポールに、コイルを巻回したボビンを組み付けることができる。
すなわち、この組付は、具体的には、ボビンにおける周方向他方側の内側に、径方向内周側からコア片における他方側ポール部を配置した後、ボビンにおける周方向一方側の内側に、径方向内周側から他のコア片における一方側ポール部を配置して行うことができる。
こうして、互いに隣接するポールの間に形成されたスロットにおいては、巻回方向が互いに逆となるコイルが隣接して配置される。そして、各ポールを径方向外周側に向けて周方向の幅が拡大する扇形状に形成したことにより、各ポールの先端部(径方向外周端部)の周方向幅を広くすることができ、各ポールとアウターロータとの間で磁束が通過し易くすることができる。これにより、ステータの性能をさらに効果的に向上させることができる。
それ故、第1の発明の回転電機用のステータによれば、各ポール間に形成される磁気回路が途切れることを防止し、コイルを巻回したボビンの組付を可能にして、ステータの性能を効果的に向上させることができる。
第2の発明において、上記順序でボビンに対してコア片の他方側ポール部及び一方側ポール部を相対的に配置することにより、各ポールに対するボビンの組付を容易にすることができる。
また、より具体的には、各ポールに対するボビンの組付は、次のように行うことができる。
まず、いずれかの第1ボビンにおける内側に対して、径方向内周側からいずれかの第1コア片における他方側ポール部を相対移動させて配置する。次いで、第1ボビンにおける周方向一方側の内側に対して、径方向内周側から他の第2コア片における一方側ポール部を相対移動させて配置する。次いで、第2ボビンにおける内側に対して、径方向内周側から第2コア片における他方側ポール部を相対移動させて配置する。以降、すべてのボビン及びコア片についても同様に配置を行う。なお、最初に組付を行う第1コア片については、一方側ポール部と他方側ポール部とが別部品になるようヨーク部を分断しておくことができる。これにより、ボビンの組付を容易に行うことができる。
実施例1における、回転電機用のステータを示す断面説明図。 実施例1における、各コア片の形成の仕方を示す説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、コア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。 実施例1における、ステータを配置した回転電機を示す断面説明図。 実施例1における、隣接するコイル同士の間にV状の隙間が形成された場合を示す断面説明図。 実施例1における、電磁鋼板からコア片を形成する状態を示す説明図。 実施例2における、回転電機用のステータを軸方向一方側から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、回転電機用のステータを軸方向他方側から見た状態で示す断面説明図。 実施例2における、軸方向一方側の分割ステータコアを構成するコア片と、軸方向他方側の分割ステータコアを構成するコア片とが軸方向に重なる状態を、軸方向一方側から見た状態で示す説明図。 実施例2における、軸方向一方側の分割ステータコアを構成するコア片に対してボビンを組み付ける状態を示す断面説明図。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記複数のコア片のうちの一つは、上記一方側ポール部と上記他方側ポール部とが別部品になるよう上記ヨーク部において分断してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、ボビンの組付を最初に行うコア片を2つに分断しておき、コア片に対するボビンの組付の最初と最後における組付性を確保することができる。
また、互いに隣接する上記ポールの間に形成されたスロットにおいては、巻回方向が互いに逆となる隣接する上記コイルが、ほとんど隙間を形成せずに略平行に配置してある、又は径方向外周側に向けて10°以内の開き角を有する隙間の範囲内で配置してあることが好ましい(請求項3)。
この場合には、各ポールの先端部(径方向外周端部)の周方向幅を広くすることができ、ステータの性能をより効果的に向上させることができる。
ここで、上記開き角とは、いずれかのポールに配置されたボビンにおけるコイルを構成する最も外側に巻回されたマグネットワイヤの列と、上記いずれかのポールに隣接するポールに配置されたボビンにおけるコイルを構成する最も外側に巻回されたマグネットワイヤの列と間に形成されるV字状の隙間の角度のことをいう。
また、上記ステータコアは、その軸方向に複数に分断した分割ステータコアを軸方向に重ねてなり、上記各コア片は、上記分割ステータコアごとに分断して形成してあり、いずれかの上記分割ステータコアの上記各コア片における上記分断面と、上記いずれかの分割ステータコアに隣接する隣接分割ステータコアの上記各コア片における上記分断面とは、周方向に対して互いに逆向きに形成してあり、上記いずれかの分割ステータコアにおいていずれかの上記スロットを形成する上記コア片と、上記隣接分割ステータコアにおいて上記いずれかの上記スロットに隣接する隣接スロットを形成する上記コア片とは、それらの上記ヨーク部が軸方向に互いに重なっていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、コア片同士のヨーク部が軸方向に互いに重なる部位を利用して、各コア片の結合を強固にすることができる。
また、上記コア片同士の上記ヨーク部が軸方向に互いに重なる部位には、これらの位置決めを行う位置決め部と、これらのかしめを行うかしめ部との少なくともいずれかが設けてあることが好ましい(請求項5)。
この場合には、位置決め部を設けることによって、各コア片の正確な位置決めを行ってステータコアを形成することができる。また、かしめ部を設けることによって、各コア片を強固に一体化することが容易になる。
以下に、本発明の回転電機用のステータ及びその製造方法並びに回転電機にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の回転電機用のステータ1は、図1、図2に示すごとく、軟磁性のステータコア2において周方向Cに並ぶ複数のポール21に対して、コイル5を巻回した筒状のボビン4を外装してなり、互いに隣接するボビン4におけるコイル5の巻回方向を逆にしてなる。
複数のポール21は、外周側に突出し、外周側に向けて周方向Cの幅が拡大する扇形状に形成してある。ステータコア2は、各ポール21の周方向Cの形成位置において分断し、各ポール21の形成数と同じ数に形成した複数のU字状のコア片3を組み合わせてなる。各コア片3は、各ボビン4の周方向一方側C1の内側に嵌入された一方側ポール部31と、各ボビン4の周方向他方側C2の内側に嵌入された他方側ポール部32と、それらの内周側に位置するヨーク部33とを一体形成してなる。
図2は、本例の各コア片3の形成の仕方を説明する図である。
各コア片3の他方側ポール部32における外周側先端部321の周方向幅W1は、ボビン4の内側における周方向Cの最小幅W2よりも小さくなっている。各コア片3における分断面301は、各ポール21の周方向Cの中心を通る法線Hに対して所定の傾斜角度を有し(図1参照)、かつ各コア片3の一方側ポール部31における周方向端面302に平行な状態で形成してある。そして、一方側ポール部31は、外周側先端部311の周方向幅が、根元部分312の周方向幅と同じ又は根元部分312の周方向幅よりも小さく形成されている(図5参照)。また、他方側ポール部32は、外周側先端部321の周方向幅W1が、根元部分322の周方向幅W2よりも大きく形成されている(図3参照)。
以下に、本例の回転電機用のステータ1及びその製造方法並びに回転電機につき、図1〜図12を参照して詳説する。
図10に示すごとく、本例の回転電機用のステータ1は、車両に使用する単相交流発電機10に用いる。単相交流発電機10は、車両(本例では二輪車)のエンジンのクランクシャフト71の回転を受けて発電を行うものであり、発電を行った電力によりバッテリーの充電、電装品への給電、ランプ類の点灯等を行うために用いる。また、本例の交流発電機10によって発電した電力は、インジェクタに加圧した燃料を供給するための電動式の燃料ポンプを駆動するために用いることもできる。本例のアウターロータ6は、エンジンのクランクシャフト71に連結されている。また、ステータ1は、エンジン等に取り付けるハウジング72に固定されている。同図は、ステータ1を軸方向に切断した断面を示す。
また、本例の回転電機は、上記ステータ1の外周側に、N極の磁界形成部61とS極の磁界形成部61とを周方向Cに交互に複数配列してなるアウターロータ6を回転可能に配置してなる単相交流発電機10である。
図2に示すごとく、上記各コア片3における分断面301の形成により、コア片3を組み合わせて形成した各ポール21の根元部分322において、各コア片3の一方側ポール部31の周方向幅は、各コア片3の他方側ポール部32の周方向幅よりも大きくなっている。
図3に示すごとく、各コア片3の他方側ポール部32における外周側先端部321の周方向幅を、ボビン4の内側における周方向Cの最小幅よりも小さくすることにより、ボビン4の内側に対して他方側ポール部32を挿入配置することが可能になる。
また、図2に示すごとく、各コア片3における分断面301は、各コア片3の一方側ポール部31における周方向端面302に平行な状態(同図においてL1で示す。)で形成する以外にも、周方向端面302との間の周方向幅が径方向外周側に向かうに連れて縮小する状態(同図においてL2で示す。)で形成することもできる。
そして、各コア片3における分断面301が、一方側ポール部31における周方向端面302に平行な状態、又はこの周方向端面302との間の幅が外周側に向かうに連れて縮小する状態に形成してあることにより、他方側ポール部32が挿入配置されたボビン4の内側に対して一方側ポール部31を挿入配置することができる。
また、分断面301を形成する傾斜角度は、他方側ポール部32の根元部分322において、磁気回路を形成する際の磁束を通過させる周方向幅として最低限必要な周方向幅を確保することができる範囲内で決定することができる。
図2に示すごとく、本例の各ポール21の扇形状は、互いに隣接するポール21の周方向端面302同士が平行になる形状に形成してある。そして、本例のステータ1においては、互いに隣接するポール21の間に形成されたスロット22においては、巻回方向が互いに逆となる隣接するコイル5が、ほとんど隙間を形成せずに略平行に配置してある。すなわち、右巻き方向に巻回したコイル5における最も外側に位置するマグネットワイヤの列と、これに隣接する左巻き方向に巻回したコイル5における最も外側に位置するマグネットワイヤの列との間には、各コア片3に対するボビン4の相対的な挿入配置が可能となる微小な隙間Sが形成される。
図3に示すごとく、筒状のボビン4は、絶縁性の樹脂から構成してあり、ポール21における一対の周方向端面302及び一対の軸方向端面を覆う筒本体部41と、互いに隣接するポール21同士の間に形成されるスロット22の周方向Cの両側の径方向底面(内周側端面)を覆う鍔部42とを有している。
各コイル5は、絶縁被膜を有する1本のマグネットワイヤを、複数のボビン4に対して巻き方向が右巻きと左巻きの交互になるよう連続して巻回して形成することができる。そして、各コア片3に対してコイル5を巻回したボビン4を順次配置してステータ1の組付を行う。
また、各コイル5は、右巻きと左巻きの2つの巻回方向を有するボビン4が形成されるよう、絶縁被膜を有するマグネットワイヤを各ボビン4ごとに巻回して形成することもできる。この場合は、各コア片3に各ボビン4の組付を行った後に、各ボビン4におけるコイル5の巻線端部同士を結線する。
図11に示すごとく、各ポール21の扇形状は、互いに隣接するポール21の周方向端面302同士が径方向外周側に向けて10°以内の開き角αを有する形状に形成することもできる。そして、ステータ1において、互いに隣接するポール21の間に形成されたスロット22においては、巻回方向が互いに逆となる隣接するコイル5は、最も外側に巻回したマグネットワイヤの列同士の間の隙間Sが、10°以内の開き角αの範囲内になるよう配置することができる。
例えば、同図に示すごとく、16ポールのステータ1の場合、扇形状のポール21を形成するときには、隣接するコイル5間の開き角αは22.5°以内になる。しかし、ステータ1における線積率を向上させる効果を実質的に得るためには、隣接するコイル5における開き角αは、10°以内とすることが好ましい。同図は、開き角αを10°として作図した場合を示す。また、同図において、ラインL1、L2は図2と同様に形成した分断面301を示す。
図1、図2に示すごとく、本例のアウターロータ6において、N極の磁界形成部61はN極の永久磁石であり、S極の磁界形成部61はS極の永久磁石である。本例に示すステータ1は16ポールを有するものであり、アウターロータ6はN極及びS極の永久磁石を8個ずつ有する。
各コア片3は、軟磁性の鉄材料等を用いて形成してある。また、各コア片3は、珪素鋼板等の電磁鋼板を軸方向に積層して形成することができる。この場合、図12に示すごとく、電磁鋼板300は、隣接する電磁鋼板300の一方側ポール部31と他方側ポール部32とが隣り合う状態で打ち抜き加工を行って形成することができる。
また、各コア片3の内周側には、中心コア部20を配置し、この中心コア部20とすべてのコア片3とを溶接等による接合を行って一体化することができる。
次に、上記回転電機用のステータ1を製造する方法について詳説する。
本例においては、ステータ1のポール数と同じ数の同一形状のコア片3を準備し、各コア片3に対し順次相対的にボビン4を外装していくことによってステータ1を組み付ける。
この組付は、基本的には、ボビン4における周方向他方側C2の内側に、径方向内周側からコア片3における他方側ポール部32を配置した後、ボビン4における周方向一方側C1の内側に、径方向内周側から他のコア片3における一方側ポール部31を配置することを繰り返すことによって行う。
具体的には、まず、組付の最初と最後に位置するコア片3の組付可能性を考慮して、いずれかの第1のコア片3を、そのヨーク部33において分断し、一方側ポール部31を有する分割部分3A(1)と他方側ポール部32を有する分割部分3A(2)とに分割しておく。また、各ボビン4には、コイル5を連続して巻回しておく。各ボビン4は、コイル5同士を渡る渡り線によって繋がれている。
そして、図3、図4に示すごとく、第1ボビン4Aの内側に対して、径方向内周側から第1コア片3の他方側ポール部32を有する分割部分3A(2)を相対移動させて配置する。このとき、分割部分3A(2)の他方側ポール部32における外周側先端部321の周方向幅W1が、第1ボビン4Aの内側における周方向Cの最小幅W2よりも小さいことにより(図2参照)、第1ボビン4Aの内側に対して他方側ポール部32を挿入配置することができる。
次いで、図5、図6に示すごとく、第1ボビン4Aにおける周方向一方側C1の内側に対して、径方向内周側から他の第2コア片3Bにおける一方側ポール部31を相対移動させて配置する。このとき、第2コア片3Bにおける一方側ポール部31は、第1コア片3の他方側ポール部32を有する分割部分3A(2)と第1ボビン4Aにおける周方向一方側C1の内側との間を径方向内周側からスライドさせることによって挿入配置することができる。また、この挿入配置は、コア片3における分断面301が、一方側ポール部31における周方向端面302に平行な状態又は周方向端面302との間の周方向幅が径方向外周側に向かうに連れて縮小する状態で形成してあることによって行うことができる。
次いで、図7に示すごとく、第2ボビン4Bの内側に対して、径方向内周側から第2コア片3Bにおける他方側ポール部32を相対移動させて配置する。以降、残りのボビン4及びコア片3についても同様に配置を行う。
そして、図8に示すごとく、第16ボビン4Cの内側に対して、径方向内周側から第16コア片3Cにおける他方側ポール部32を相対移動させて配置した後には、図9に示すごとく、第16ボビン4Cにおける周方向一方側C1の内側に対して、径方向内周側から第1コア片3の一方側ポール部31を有する分割部分3A(1)を相対移動させて配置する。これにより、すべてのコア片3に対してすべてのボビン4の組付を行って、ステータ1を製造する。
このように、上記順序でボビン4に対してコア片3の他方側ポール部32及び一方側ポール部31を相対的に配置することにより、各ポール21に対するボビン4の組付を容易にすることができる。
本例の回転電機用のステータ1は、ステータコア2を複数のコア片3に分割する形状に工夫を行っている。
具体的には、本例のステータコア2は、複数のポール21を外周側に突出して形成したものであり、アウターロータ式の回転電機10に用いるものである。また、コイル5の線積率を向上させるために、複数のポール21は、径方向外周側に向けて周方向Cの幅が拡大する扇形状に形成してある。また、ステータコア2は、各ポール21の周方向Cの形成位置において分断し、各ポール21の形成数と同じ数に形成した複数のU字状のコア片3を組み合わせてなる。
これにより、ステータ1の外周側においてアウターロータ6を回転させる際に、ステータコア2においては、U字状の各コア片3の一方側ポール部31、他方側ポール部32及びヨーク部33を連続して通過する磁気回路を形成することができる。そのため、ステータコア2に形成する磁気回路が途切れることを防止することができ、ステータ1の性能を高く維持することができる。
ところで、本例のポール21は、径方向外周側に向けて周方向Cの幅が拡大する扇形状に形成してあるため、周方向Cに対して対称形状になるよう単純に複数のコア片3に分割したのでは、コイル5を巻回したボビン4を組み付けることができなくなる。
これに対し、本例においては、組付性を確保して、ステータ1の性能の向上を図ることを目的としている。そこで、各コア片3における分断面301のすべては、各ポール21の周方向Cの中心を通る法線Hに対して所定の傾斜角度を有し、かつ各ポール21の一方側ポール部31における周方向端面302に平行な状態、又は周方向端面302との間の幅が外周側に向かうに連れて縮小する状態で形成してある。
これにより、各コア片3を同一の形状に形成し、互いに隣接するコア片3を組み合わせて形成したポール21に、コイル5を巻回したボビン4を組み付けることができる。
そして、互いに隣接するポール21の間に形成されたスロット22においては、巻回方向が互いに逆となるコイル5が隣接して配置される。また、各ポール21を径方向外周側に向けて周方向Cの幅が拡大する扇形状に形成したことにより、各ポール21の外周側先端部321の周方向幅を広くすることができ、各ポール21とアウターロータ6との間で磁束が通過し易くすることができる。これにより、ステータ1の性能をさらに効果的に向上させることができる。
それ故、本例の回転電機用のステータ1によれば、各ポール21間に形成される磁気回路が途切れることを防止し、コイル5を巻回したボビン4の組付を可能にして、ステータ1の性能を効果的に向上させることができる。
(実施例2)
本例は、図13に示すごとく、ステータコア2を、その軸方向に複数に分断した分割ステータコア2を軸方向に重ねて形成し、コア片3の組付強度を向上させた例である。
本例のステータコア2は、軸方向一方側と軸方向他方側との2つの分割ステータコア2A、2Bを組み合わせてなる。各コア片3は、分割ステータコア2A、2Bごとに分断して形成してある。
また、軸方向一方側の分割ステータコア2Aの各コア片3における分断面301と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bの各コア片3における分断面301とは、周方向Cに対して互いに逆向きに形成してある。すなわち、図13に示すごとく、軸方向一方側から見た場合に、軸方向一方側の分割ステータコア2Aにおける分断面301は、法線Hに対し内周側から外周側に向けて周方向一方側C1に傾斜している一方(同図において実線で示す。)、軸方向他方側の分割ステータコア2Bにおける分断面301は、法線Hに対し内周側から外周側に向けて周方向他方側C2に傾斜している(同図において破線で示す。)。
また、図14は、軸方向他方側の分割ステータコア2Bにおける各コア片3を、軸方向他方側から見た状態で示す。
図15は、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成するコア片3と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成するコア片3とが軸方向に重なる状態を、軸方向一方側から見た状態で示す図である。同図に示すごとく、軸方向一方側の分割ステータコア2Aにおいていずれかの第1スロット22Aを形成するコア片3と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bにおいて第1スロット22Aに隣接する第2スロット22Bを形成するコア片3とは、それらのヨーク部33が軸方向に互いに重なっている。また、軸方向一方側の分割ステータコア2A及び軸方向他方側の分割ステータコア2Bにおいて残りのスロット22を形成するすべてのコア片3についても同様に、それらのヨーク部33が軸方向に互いに重なっている。
そして、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成するコア片3のヨーク部33と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成するコア片3のヨーク部33とが軸方向に互いに重なる部位には、これらの位置決めを行う位置決め部34と、これらのかしめを行うかしめ部35とが設けてある。位置決め部34は位置決め穴として形成し、互いに重なる位置決め穴に位置決めピンを嵌入して、各コア片3の位置決めを行うことができる。
これにより、位置決め部34によって各コア片3の正確な位置決めを行ってステータコア2を形成することができ、かしめ部35によって各コア片3を強固に一体化することが容易になる。
次に、本例の回転電機用のステータ1を製造する方法について詳説する。
本例においては、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成する各コア片3に対して各ボビン4を順次相対的に組み付けた後、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成する各コア片3を既に組み付けた各ボビン4に対して、軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成する各コア片3を順次相対的に組み付ける。
また、本例の軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成するいずれかの第1コア片3は、2つに分割することなく、残りのコア片3と同様に、一方側ポール部31、他方側ポール部32及びヨーク部33が一体化した形状に形成しておく。一方、図14に示すごとく、本例の軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成するいずれかの第1コア片3Aは、ヨーク部33において2つに分割した形状の部分3A(1)、3A(2)に形成しておく。
そして、図16に示すごとく、軸方向一方側の分割ステータコア2Aの組付に当たり、第2ボビン4Bの内側に対して、径方向内周側から第1コア片3Aの他方側ポール部32を相対移動させて配置し、次いで、第2コア片3Bの一方側ポール部31を、第2ボビン4Bにおける周方向一方側C1の内側に対して相対移動させて配置する。次いで、この配置を繰り返した後、第1コア片3Aの一方側ポール部31に対して、第1ボビン4Aにおける周方向一方側C1の内側を相対移動させて配置する。
次いで、軸方向一方側の分割ステータコア2Aにおいて最後に組み付ける第16コア片3Cは、軸方向他方側のスペースを利用して、径方向内周側からその他方側ポール部32を第1ボビン4Aにおける周方向他方側C2の内側に挿入配置すると共に、径方向内周側からその一方側ポール部31を第16ボビン4Cにおける周方向一方側C1の内側に挿入配置する。
その後、第16コア片3Cを、第1ボビン4A及び第16ボビン4Cに係合する状態で、軸方向他方側から軸方向一方側に向けてスライドさせ、第15コア片3Dと第1コア片3Aとの間へ嵌入する。
次いで、図14に示すごとく、軸方向他方側の分割ステータコア2Bの組付は、2つに分割した部分3A(1)、3A(2)からなる第1コア片3Aを用いて、上記実施例1に示した方法と同様にして行うことができる。
そして、位置決め部34として、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成するコア片3に設けた位置決め穴と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成するコア片3に設けた位置決め穴とに、位置決めピンを嵌入する。また、軸方向一方側の分割ステータコア2Aを構成するコア片3に設けたかしめ部35と、軸方向他方側の分割ステータコア2Bを構成するコア片3に設けたかしめ部35とをかしめることによって、軸方向一方側に位置するすべてのコア片3と軸方向他方側に位置するすべてのコア片3とを一体化して、ステータコア2を一体化して製造することができる。
これにより、本例においては、各コア片3の正確な位置決めを行ってステータコア2を形成することができ、かしめ部35によって各コア片3を強固に一体化することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 回転電機用のステータ
2 ステータコア
21 ポール
22 スロット
3 コア片
301 分断面
302 周方向端面
31 一方側ポール部
32 他方側ポール部
33 ヨーク部
4 ボビン
5 コイル
6 アウターロータ
61 磁界形成部
C 周方向
C1 周方向一方側
C2 周方向他方側
H 法線

Claims (6)

  1. 軟磁性のステータコアにおいて周方向に並ぶ複数のポールに対して、コイルを巻回した筒状のボビンを外装してなり、互いに隣接する上記ボビンにおける上記コイルの巻回方向を逆にしてなる回転電機用のステータにおいて、
    上記複数のポールは、径方向外周側に突出し、径方向外周側に向けて周方向の幅が拡大する扇形状に形成してあり、
    上記ステータコアは、上記各ポールの周方向の形成位置において分断し、該各ポールの形成数と同じ数に形成した複数のU字状のコア片を組み合わせてなり、
    該各コア片は、上記各ボビンの周方向一方側の内側に嵌入された一方側ポール部と、上記各ボビンの周方向他方側の内側に嵌入された他方側ポール部と、それらの内周側に位置するヨーク部とを一体形成してなり、
    上記各コア片の上記他方側ポール部における外周側先端部の周方向幅は、上記ボビンの内側における周方向の最小幅よりも小さくなっており、
    上記各コア片における分断面は、上記各ポールの周方向の中心を通る法線に対して所定の傾斜角度を有し、かつ当該各コア片の上記一方側ポール部における周方向端面に平行に、又は該周方向端面との間の周方向幅が径方向外周側に向かうに連れて縮小するように形成されていることを特徴とする回転電機用のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機用のステータにおいて、上記複数のコア片のうちの一つは、上記一方側ポール部と上記他方側ポール部とが別部品になるよう上記ヨーク部において分断してあることを特徴とする回転電機用のステータ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機用のステータにおいて、互いに隣接する上記ポールの間に形成されたスロットにおいては、巻回方向が互いに逆となる隣接する上記コイルが、ほとんど隙間を形成せずに略平行に配置してある、又は径方向外周側に向けて10°以内の開き角を有する隙間の範囲内で配置してあることを特徴とする回転電機用のステータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機用のステータにおいて、上記ステータコアは、その軸方向に複数に分断した分割ステータコアを軸方向に重ねてなり、
    上記各コア片は、上記分割ステータコアごとに分断して形成してあり、
    いずれかの上記分割ステータコアの上記各コア片における上記分断面と、上記いずれかの分割ステータコアに隣接する隣接分割ステータコアの上記各コア片における上記分断面とは、周方向に対して互いに逆向きに形成してあり、
    上記いずれかの分割ステータコアにおいていずれかの上記スロットを形成する上記コア片と、上記隣接分割ステータコアにおいて上記いずれかの上記スロットに隣接する隣接スロットを形成する上記コア片とは、それらの上記ヨーク部が軸方向に互いに重なっていることを特徴とする回転電機用のステータ。
  5. 請求項4に記載の回転電機用のステータにおいて、上記コア片同士の上記ヨーク部が軸方向に互いに重なる部位には、これらの位置決めを行う位置決め部と、これらのかしめを行うかしめ部との少なくともいずれかが設けてあることを特徴とする回転電機用のステータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の回転電機用のステータを製造する方法であって、
    上記ボビンにおける周方向他方側の内側に、径方向内周側から上記コア片における上記他方側ポール部を相対的に配置した後、上記ボビンにおける周方向一方側の内側に、径方向内周側から他の上記コア片における上記一方側ポール部を相対的に配置して組み付けることを特徴とする回転電機用のステータの製造方法。
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