JP2011215131A - リレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラム - Google Patents

リレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力を浪費せずにリレーの故障を検出することができるリレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラムを提供する。
【解決手段】コイル126によって駆動され、電流経路を開閉する接点124と、コイル126に流れる電流の電流値を検出する電流検出回路132と、接点124の開閉を指示するリレーオン信号を出力するとともに、リレーオン信号の出力から所定期間内に電流検出回路132から出力される電流値を用いて、接点124の異常を検出する制御部134と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、リレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラムに関する。
従来から、AC電源又はDC電源の電流遮断用途に遮断リレーが用いられている。遮断リレーの故障を検出する技術として、電源供給からの入力検出回路を遮断リレー後段に接続し、入力検出回路からの検知信号(例えば、ゼロクロス信号など)の有無を確認して遮断リレーの故障(例えば、常開故障や溶着故障など)を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような従来技術では、リレーの接点側に検出回路を設ける必要があり、構成部品(例えば、フォトカプラなど)の電力が消費されてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電力を浪費せずにリレーの故障を検出することができるリレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかるリレー故障検出装置は、コイルによって駆動され、電流経路を開閉する開閉手段と、前記コイルに流れる電流の電流値を検出する検出手段と、前記開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力するとともに、前記指示信号の出力から所定期間内に前記検出手段から出力される前記電流値を用いて、前記開閉手段の異常を検出する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる電源装置は、上記リレー故障検出装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる画像形成装置は、上記電源装置を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかるリレー故障検出方法は、制御手段が、開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力する出力ステップと、前記開閉手段が、コイルの駆動に伴って、電流経路を開閉する開閉ステップと、検出手段が、前記コイルに流れる電流の電流値を検出する電流検出ステップと、前記制御手段が、前記指示信号の出力から所定期間内に前記検出手段から出力される前記電流値を用いて、前記開閉手段の異常を検出する異常検出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかるリレー故障検出プログラムは、リレー故障検出プログラムであって、コイルによって駆動され、電流経路を開閉する開閉手段と、前記コイルに流れる電流の電流値を検出する検出手段と、前記開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力する開閉指示手段と、を備えるリレー故障検出装置のコンピュータに、前記指示信号の出力から所定期間の間、前記検出手段により検出された前記電流値を所定周期で取得する取得ステップと、取得された前記電流値それぞれを微分した微分値の変化から、前記開閉手段の異常を検出する検出ステップと、を実行させるためのものである。
本発明によれば、電力を浪費せずにリレーの故障を検出することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態のシャットダウンリレーが正常である場合の電流波形の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態のシャットダウンリレーが故障している場合の電流波形の一例を示す図である。 図4は、図2に示す電流波形を微分した微分波形を示す図である。 図5は、図3に示す電流波形を微分した微分波形を示す図である。 図6は、異常告知画面の一例を示す図である。 図7は、異常告知画面の一例を示す図である。 図8は、第1実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図9は、第2実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図10は、第2実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図11は、第3実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図12は、第4実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図13は、第5実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図14は、図2に示す電流波形を第5実施形態の微分値検出回路に入力した場合に出力される微分値波形の一例を示す図である。 図15は、図3に示す電流波形を第5実施形態の微分値検出回路に入力した場合に出力される微分値波形の一例を示す図である。 図16は、第5実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図17は、第6実施形態の画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 図18は、第6実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図19は、第7実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図20は、第7実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図21は、第8実施形態の電源装置の構成例を示すブロック図である。 図22は、第8実施形態の画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 図23は、変形例の電流検出手法を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかるリレー故障検出装置、電源装置、画像形成装置、リレー故障検出方法、及びリレー故障検出プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、画像形成装置の電源装置にリレー故障検出装置を適用した場合を例にとり説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。また画像形成装置は、スキャナ装置、印刷装置、ファクシミリ装置、複写機、又は複合機などのいずれの装置であってもよい。
(第1実施形態)
第1実施形態では、シャットダウンリレーの故障検出を例に取り説明する。ここで、「シャットダウンリレー」とは、セキュリティーの向上、及びHDD(Hard Disk Drive)保護を目的として、ACスイッチと並列に搭載されたリレーを指す。シャットダウンリレーは、HDDへの書込中にACスイッチが突然切られた場合であっても、当該シャットダウンリレー側の経路から電源を供給し、HDDへの書込完了後に電源の供給を停止するので、HDDを保護することができる。但し、故障検出対象のリレーはシャットダウンリレーに限定されるものではない。
リレーは、正常時にはリレー接点が開閉することによりリレー内部コイルのインダクタンスが変化し、故障時にはリレー接点が開閉しないためリレー内部コイルのインダクタンスは変化しない。そこで、第1実施形態の画像形成装置では、リレー内部コイルを流れる電流値の変化から、リレー内部コイルのインダクタンス変化の有無を検出する事でリレーの故障を検出する。
図1は、第1実施形態の画像形成装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置100は、電源装置110と、コントローラ150と、操作表示部152とを、備える。電源装置110は、ACスイッチ112と、AC回路114と、リレー故障検出装置120とを、備える。リレー故障検出装置120は、シャットダウンリレー122と、定電圧回路128と、リレー駆動素子130と、電流検出回路132と、制御部134とを、備える。
ACスイッチ112(メインスイッチの一例)は、AC電源105からAC回路114への電流の供給をオン/オフするスイッチである。ACスイッチ112は、メカスイッチであっても半導体であってもよい。AC回路114は、ACスイッチ112がオンされて電流が流れると、図示せぬコンバータを用いて、定電圧回路128、制御部134、及びコントローラ150などへ電源を供給する。
シャットダウンリレー122は、ACスイッチ112と並列に備えられたリレーであり、前述したHDD保護などのシャットダウン機能を実現する。シャットダウンリレー122は、電流経路を開閉する接点124(開閉手段の一例)と、接点124を駆動してシャットダウンリレー122をオン/オフするコイル126とを備える。
定電圧回路128は、コイル126の電圧を一定にする。リレー駆動素子130は、シャットダウンリレー122をオン/オフする。電流検出回路132(検出手段の一例)は、リレー駆動素子130によりシャットダウンリレー122がオンされると、コイル126を流れる電流を検出する。
図2及び図3に、電流検出回路132により検出された電流波形の一例を示す。図2に示す電流波形は、シャットダウンリレー122が正常である場合のコイル126を流れる電流値であり、時間経過に伴う電流値の増減が一様ではない。図3に示す電流波形は、シャットダウンリレー122が故障している場合のコイル126を流れる電流値であり、時間経過に伴い電流値が一様に増加している。
制御部134は、電流検出回路132により検出された電流値をA/D変換するADコンバータ136と、信号の出力や演算を行うCPU(Central Processing Unit)138と、CPU138により算出された微分値を記憶する記憶部140とを、備える。CPU138は、リレー駆動素子130を駆動する信号を出力する開閉指示手段と、ADコンバータ136によりA/D変換された電流値を微分して微分値を算出する異常検出手段とを備える。記憶部140は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置により実現できる。
図4に、図2に示す電流波形を微分した微分波形を示す。図4に示すように、シャットダウンリレー122が正常である場合、時間経過に伴う微分値の増減は一様ではない。シャットダウンリレー122の正常時には、接点124が物理的に開閉することにより磁束が変化し、コイル126のインダクタンスが変化する。このコイル126のインダクタンス変化が微分値の減少(電流値の増加)を一様にしない原因となる。このためCPU138は、時間経過に伴い微分値が一様に減少しないことを検出した場合に、コイル126のインダクタンスが変化したと判断し、リレーの故障を検出する。なお、一般的には、接点124が閉じてから約20msで、電流値は一定となる。
図5に、図3に示す電流波形を微分した微分波形を示す。図5に示すように、シャットダウンリレー122が故障している場合、時間経過に伴い微分値は一様に減少している。シャットダウンリレー122の故障時には、接点124の位置が変化しないのでコイル126のインダクタンスが変化しないためである。このためCPU138は、時間経過に伴い微分値が一様に減少(電流値が一様に増加)することを検出した場合に、コイル126のインダクタンスが変化していないと判断し、リレーが正常であることを検出する。なお、シャットダウンリレー122の故障が、常開故障であっても溶着故障であっても、接点124の位置が物理的に動かずコイル126のインダクタンスが一定となるため、微分値の減少(電流値の増加)は一様となる。
CPU138は、記憶部140に記憶されている微分値に基づいて、コイル126のインダクタンス変化の有無を検出し、シャットダウンリレー122の故障を検出する。なお、CPU138は、シャットダウンリレー122の故障を検出した場合、異常処理の一例として、電流を漏電ブレーカに流して遮断する命令を行い、画像形成装置100の動作を停止するようにしてもよい。また、シャットダウンリレー122の故障を検出するタイミングは任意でよい。例えば、画像形成装置100が起動する毎に行っても良いし、一定時間毎に行っても良いし、画像形成装置100の起動終了時に行っても良い。
コントローラ150は、画像形成装置100の全体を制御する。コントローラ150は、制御部134によりシャットダウンリレー122の故障が検出されると、操作表示部152へ異常告知の報知を指示する。
操作表示部152は、コントローラ150からの指示を受け、異常告知の報知を行う。操作表示部152は、例えば、図6に示すように、シャットダウンを正常に行えない旨の告知画面を表示したり、HDDへの書込が終了した後に、図7に示すように、電源コードを抜くことを促す旨の告知画面を表示したりする。
図8は、第1実施形態の画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す例では、制御部134が、電流検出回路132により検出された電流値を2msの周期で8回読み込み、読み込んだ8回分の電流値を微分した微分値を算出して、シャットダウンリレー122の故障を検出する場合を例に取り説明する。但し、読込周期や読込回数などはこれに限定されるものではない。
まず、CPU138を初期化する(ステップS100)。この際、変数xの値を1に設定する。
続いて、制御部134は、リレーオン信号(指示信号の一例)をリレー駆動素子130に送信して駆動させることにより、シャットダウンリレー122をオンする(ステップS102)。これにより、電流検出回路132は、コイル126を流れる電流値の検出を開始する。
続いて、ADコンバータ136は、2ms経過するまで待機し(ステップS104でNo)、2ms経過すると(ステップS104でYes)、電流検出回路132により検出された時刻tでの電流値iを読み込む(ステップS106)。
続いて、CPU138は、ADコンバータ136により読み込まれた電流値iを時刻tで微分した微分値di/dt(t)を演算する(ステップS108)。なお、CPU138は、微分値di/dt(t)を、読込周期あたりの電流値の増加割合(増加した電流値/読込周期)として演算している。
続いて、CPU138は、演算した微分値di/dt(t)を、記憶部140に記憶する(ステップS110)。
続いて、CPU138は、変数xをインクリメントする(ステップS112)。そして、制御部134では、変数xの値が8を超えるまで(ステップS114でNo)、ステップS104〜ステップS110の処理を繰り返す。つまり、第1実施形態では、制御部134による検出期間はリレーオン信号から送信されてから16msに設定されている。なお、制御部134による検出期間は、少なくともリレーオン信号を送信してから接点124が閉じるまでの期間よりも長ければよい。
続いて、CPU138は、変数xの値が8を超えると(ステップS114でYes)、変数xの値を1に初期化する(ステップS116)。
続いて、CPU138は、時刻tx+1の微分値di/dt(tx+1)と時刻tの微分値di/dt(t)との差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が、0以上であるか否かを判定する(ステップS118)。
CPU138は、差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が0未満であると判定した場合(ステップS118でNo)、変数xをインクリメントし(ステップS120)、変数xの値が7を超えるまで(ステップS122でNo)、ステップS118〜ステップS120の処理を繰り返す。
そして、変数xの値が7を超えた場合(ステップS122でYes)、即ち、差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が7回とも0未満であり、時間経過に伴い微分値が一様に減少している場合には(図5参照)、CPU138は、シャットダウンリレー122の故障を検出し、異常処理を行う(ステップS124)。CPU138は、異常処理として、コントローラ150を介して操作表示部152へ異常告知の報知を指示する。これにより、操作表示部152は、例えば、図6や図7に示すような告知画面を表示する。
一方、変数xの値が7を超える前に、差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が0以上になった場合(ステップS118でYes)には(図4参照)、CPU138は、シャットダウンリレー122が正常であると判断し、通常処理を行う(ステップS126)。
以上のように、第1実施形態によれば、リレーのコイル側の電流検出回路を用いてリレーの故障を検出するため、電力を浪費せずにリレーの故障を検出することができる。また第1実施形態によれば、リレーのコイル側に電流検出回路が設けられているため、リレーの接点側からコイル側へ電流値を送信する必要がなく、接点側の回路とコイル側の回路とを絶縁分離する回路を考慮しなくて済む。更に第1実施形態によれば、リレーのコイル側に設けられた電流検出回路でリレー内部コイルのインダクタンスの変化を検出しているため、ACスイッチと並列にリレーを搭載したシャットダウンリレーでACスイッチがオンしている状態であってもリレーの故障を検出することができる。
なお、電流検出回路132にフィルタを設けるようにしてもよい。このようにすれば、リレーオン信号の送信直後や接点124のオン時のチャタリングノイズなどを除去する事が可能となり、CPU138によるリレーオン指示の直後からADコンバータ136による電流値の読み込みを開始でき、更に、接点124のオン直後のノイズを誤検出する事も防止できる。
また第1実施形態では、リレーがオフからオンになる時の電流値により故障を検出したが、リレーがオンからオフになる場合であっても同様に故障を検出できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、電流値から演算した微分値を、前回演算した微分値と比較して、リレーの故障を検出する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図9は、第2実施形態の電源装置210の構成の一例を示すブロック図である。第2実施形態の画像形成装置200の電源装置210では、リレー故障検出装置220の制御部234が、第1実施形態と相違する。
制御部234では、CPU238により前回演算された微分値を記憶部240が記憶しておき、CPU238が新たに演算した新たな微分値と前回の微分値を比較して、リレーの故障を検出する。具体的には、CPU238は、新たな微分値と前回の微分値との間に差異がある場合にリレーの故障を検出する。なお、記憶部240は、工場出荷時にはリレー正常時の微分値を記憶しており、2回目の故障検出以降は、前回の微分値を記憶している。
図10は、第2実施形態の画像形成装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS200〜S214までの処理は、図8に示すフローチャートのステップS100〜S114までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、CPU238は、変数xの値が8を超え(ステップS214でYes)、シャットダウンリレー122がオンしてから20ms経過すると(ステップS216でYes)、記憶部240から前回の微分値di/dt(tt)を取得する(ステップS218)。
続いて、CPU238は、変数xの値を1に初期化する(ステップS220)。
続いて、CPU238は、時刻ttx+1の前回の微分値di/dt(ttx+1)と時刻tの新たな微分値di/dt(t)との差分値の割合(di/dt(tt)−di/dt(t))/di/dt(tt)が、0.2以下であるか否かを判定する(ステップS222)。なお、第2実施形態では、前回の微分値と新たな微分値との差分値の割合の範囲を0.2以下としたが、範囲はこれに限定されるものではない。
CPU238は、差分値の割合(di/dt(tt)−di/dt(t))/di/dt(tt)が0.2以下であると判定した場合(ステップS222でYes)、変数xをインクリメントし(ステップS224)、変数xの値が8を超えるまで(ステップS226でNo)、ステップS222〜ステップS224の処理を繰り返す。
そして、変数xの値が8を超えた場合(ステップS226でYes)、即ち、差分値の割合(di/dt(tt)−di/dt(t))/di/dt(tt)が8回とも0.2以下である場合には、シャットダウンリレー122が正常であると判断し、通常処理を行う(ステップS228)。
一方、変数xの値が8を超える前に、差分値の割合(di/dt(tt)−di/dt(t))/di/dt(tt)が0.2を超えた場合には(ステップS222でNo)、CPU238は、シャットダウンリレー122の故障を検出し、異常処理を行う(ステップS230)。
以上のような第2実施形態の態様であっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、記憶部240が記憶する前回の微分値は、リレーの基本特性を満足したサンプルデータや前回までの微分値の平均値などであってもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態では、温度変化に応じた電流値の変化に合わせて、リレーの故障検出処理を補正する例について説明する。例えば、温度が上昇すると抵抗値が大きくなり電流値が小さくなり、温度が下降すると抵抗値が小さくなり電流値が大きくなる。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図11は、第3実施形態の電源装置310の構成の一例を示すブロック図である。第3実施形態の画像形成装置300の電源装置310では、リレー故障検出装置320が温度センサ342を備える点、及び制御部334が、第1実施形態と相違する。
温度センサ342は、シャットダウンリレー122の近傍に配置され、シャットダウンリレー122の温度を検出して、制御部334のADコンバータ336に入力する。なお、ADコンバータ336は、電流検出回路132により検出された電流値を読み込むADコンバータと同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
記憶部340は、ADコンバータ336により電流検出回路132から読み込まれた常温時の電流値をCPU338が微分した微分値をテーブルとして記憶する。CPU338は、新たに演算した微分値と記憶部340の微分値とを比較し、値が大きく異なる場合には、時刻tx+1の微分値di/dt(tx+1)と時刻tの微分値di/dt(t)との差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)と比較する閾値を補正する。例えば、第1実施形態では、当該閾値は0であったが、低温時の場合には電流が大きく微分値も大きくなるので、閾値を上げるように補正する。これにより、温度変化に伴うリレーの故障の誤検出を防止できる。
なお、閾値ではなく電流値や微分値を補正するようにしてもよい。また、記憶部340は、ADコンバータ336により電流検出回路132から読み込まれた常温時の電流値をテーブルとして記憶し、CPU338は、新たな電流値と記憶部340の電流値とを比較して、補正の有無を判別するようにしてもよい。また、補正をするタイミングは、故障を検出する直前などどのようなタイミングであってもよい。
(第4実施形態)
第1実施形態では、AC回路を遮断するシャットダウンリレーの故障検出について説明したが、第4実施形態では、DC回路を遮断するシャットダウンリレーの故障検出について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図12は、第4実施形態の電源装置410の構成の一例を示すブロック図である。第4実施形態の画像形成装置400の電源装置410では、ACスイッチ、AC回路に代えて、DCスイッチ412、DC回路414、及びDC電源405を備える点で第1実施形態と相違する。なお、リレー故障検出装置120の内容は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
このように、AC回路を遮断するシャットダウンリレーの故障検出ではなく、DC回路を遮断するシャットダウンリレーの故障検出であっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、リレーの故障検出をハードウェアで行う例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図13は、第5実施形態の電源装置510の構成の一例を示すブロック図である。第5実施形態の画像形成装置500の電源装置510では、リレー故障検出装置520が、微分値検出回路560と、コンパレータ568と、遅延回路570と、AND回路572と、ラッチ574とを、備える点、及び制御部534が、第1実施形態と相違する。
微分値検出回路560(微分手段の一例)は、ローパスフィルタ562と、2段のハイパスフィルタ564、566とを、有しており、電流検出回路132から電流値が入力されると、チャタリングノイズ等を除去して出力する。
図14に、図2に示す電流波形を微分値検出回路560に入力した場合に出力される微分値波形の一例を示す。図14に示すように、シャットダウンリレー122が正常である場合、微分値検出回路560から出力される微分値波形は、リレーオン開始時と接点開閉時にパルスが発生する微分値波形となる。図15に、図3に示す電流波形を微分値検出回路560に入力した場合に出力される微分値波形の一例を示す。図15に示すように、シャットダウンリレー122が故障している場合、微分値検出回路560から出力される微分値波形は、リレーオン開始時のみパルスが発生する微分値波形となる。
つまり、微分値検出回路560から出力される微分値波形からパルスが検出されればシャットダウンリレー122は正常であると判断でき、パルスが検出されなければシャットダウンリレー122は故障であると判断できる。
コンパレータ568は、微分値検出回路560から出力されるパルスをコンパレータ出力する。遅延回路570は、制御部534から送信されるリレーオン信号を数ms遅延させる。AND回路572は、コンパレータ568からのコンパレータ出力と、遅延回路570からのリレーオン信号とのANDをとって出力する。ラッチ574は、AND回路572からの出力をラッチして制御部534の入力ポート536に入力する。
このように、遅延回路570でリレーオン信号を遅延させ、AND回路572でコンパレータ出力とのANDをとっているため、リレーオン開始時のパルスは、入力ポート536に入力されない。
CPU538は、入力ポート536に入力されたパルスの有無からリレーの故障を検出する。
図16は、第5実施形態の画像形成装置500の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS500〜S502までの処理は、図8に示すフローチャートのステップS100〜S102までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、CPU538は、制御部534によりリレーオン信号が送信された後、例えば20msなどの所定期間、入力ポート536への入力を監視する。
そして、入力ポート536へラッチ信号が入力された場合には(ステップS504でYes)、CPU538は、シャットダウンリレー122が正常であると判断し、通常処理を行う(ステップS506)。
一方、入力ポート536へラッチ信号が入力されなかった場合には(ステップS504でNo)、CPU538は、シャットダウンリレー122の故障を検出し、異常処理を行う(ステップS508)。
なお、ラッチ信号を制御部534の割り込みポートに直接入力し、割込処理によりシャットダウンリレー122の故障を検出した場合の異常処理を行ってもよい。また、ラッチ信号の閾値についてはノイズ等で誤検知しないよう任意に設定することができ、コンパレータ出力の基準電圧を可変する事で適切に設定できる。
以上のような第5実施形態の態様であっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態では、シャットダウンリレーにラッチングリレーを用いる例について説明する。第6実施形態の画像形成装置では、ラッチングリレーのような接点の状態を保持することが可能なリレーにおいて、コイルに流れる電圧・電流の関係から接点の状態が接であるのか離であるのかを判別してリレーの故障を検出する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図17は、第6実施形態の画像形成装置600の構成の一例を示すブロック図である。図17に示すように、画像形成装置600は、電源装置610と、コントローラ150と、操作表示部152とを、備える。電源装置610は、ACスイッチ612と、定電圧生成部614と、リレー故障検出装置620とを、備える。リレー故障検出装置620は、シャットダウンリレー622と、駆動素子630、631と、電流検出部632と、CPU638と、記憶部640とを、備える。なお、シャットダウンリレー622、及び駆動素子630、631は、AC制御板607に搭載され、電流検出部632、CPU638、及び記憶部640は、制御板609に搭載されている。
ACスイッチ612は、AC電源105からAC制御板607への電流の供給をオン/オフするスイッチである。ACスイッチ612は、メカスイッチであっても半導体であってもよい。
定電圧生成部614は、ACスイッチ612がオンされてAC制御板607へ電流が流れると、制御板609、及びコントローラ150などへ電源を供給する。
シャットダウンリレー622は、ACスイッチ612と並列に備えられたリレーであり、ラッチングリレーにより実現される。シャットダウンリレー622は、電流経路を開閉する電磁式のスイッチ素子624と、スイッチ素子624を駆動してシャットダウンリレー622をオン/オフするセットコイル626及びリセットコイル628とを、備える。
駆動素子630、631は、それぞれ、セットコイル626、リセットコイル628に電流を流してスイッチ素子624を開閉し、シャットダウンリレー622をオン/オフする。なお、駆動素子630、631は、AC制御板607に搭載されているが、実装可能な場所であれば任意でよい。
電流検出部632は、セットコイル626及び駆動素子630と直列に挿入されており、セットコイル626に流れる電流を検出する。シャットダウンリレー622が正常であり、接点が開から閉に変化した場合のセットコイル626を流れる電流値は、図2と同様である。また、シャットダウンリレー622の接点が閉状態でセットコイル626を流れる電流値は、図3と同様である。第6実施形態では、セットコイル626に流れる電流のみを検出するが、セットコイル626に流れる電流のみを検出するようにしてもよいし、双方に流れる電流を検出するようにしてもよい。
CPU638は、駆動素子630、631を駆動したり、電流検出部632により検出され、ADコンバータ(図示省略)によりA/D変換された電流値を微分して微分値を算出したりする。記憶部640は、CPU638により算出された微分値を記憶する。なお、図2、図3に示す電流波形を微分した微分波形は、それぞれ、図4、図5に示す微分波形と同様である。CPU638は、記憶部640に記憶されている微分値に基づいて、セットコイル626のインダクタンス変化の有無を検出し、シャットダウンリレー622の故障を検出する。
図18は、第6実施形態の画像形成装置600の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、CPU638を初期化する(ステップS600)。この際、変数xの値を1に設定する。
続いて、CPU638は、駆動素子631を駆動することによりリセットコイル628に通電する(ステップS602)。この場合、リセットコイル628を駆動し、一度接点を開としてからシャットダウンリレー622の故障検出を行っているが、接点の状態を認識できている場合にはステップS602の処理を省略できる。
続いて、CPU638は、50ms待機し(ステップS604でNo)、50ms経過すると、駆動素子630を駆動することによりセットコイル626に通電する(ステップS606)。
続いて、ステップS608〜S618までの処理は、図8に示すフローチャートのステップS104〜S114までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、CPU638は、駆動素子630の駆動を終了することによりセットコイル626の通電を終了する(ステップS620)。
続いて、ステップS622〜S628までの処理は、図8に示すフローチャートのステップS116〜S122までの処理と同様であるため、説明を省略する。
そして、変数xの値が7を超えた場合(ステップS628でYes)、即ち、差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が7回とも0未満であり、時間経過に伴い微分値が一様に減少している場合には(図5参照)、CPU638は、シャットダウンリレー622の接点状態が変化したか否かを確認する(ステップS630)。これは、ステップS628でYesとなるケースは、シャットダウンリレー622が故障状態で接点が開から閉になる様にセットコイル626に電流を流した場合と、シャットダウンリレー622の接点が閉又は開状態から同一状態となるようにセットコイル626又はリセットコイル628に電流を流した場合との2通り考えられるためである。
CPU638は、シャットダウンリレー622の接点状態が変化した場合には(ステップS630でYes)、シャットダウンリレー622の故障を検出し、異常処理を行う(ステップS632)。一方、CPU638は、シャットダウンリレー622の接点状態が変化しなかった場合には(ステップS630でNo)、シャットダウンリレー622が正常であると判断し、通常処理を行う(ステップS634)。
一方、変数xの値が7を超える前に、差分値di/dt(tx+1)−di/dt(t)が0以上になった場合(ステップS624でYes)には(図4参照)、CPU638は、シャットダウンリレー622が正常であると判断し、通常処理を行う(ステップS634)。なお、ステップS624でYesとなるケースは、シャットダウンリレー622の接点を開から閉にすると接点が正常に移動した場合である。
以上のような第6実施形態の態様であっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。特に第6実施形態では、シャットダウンリレーにラッチングリレーを用いているため、消費電流をより低減することができる。また、シャットダウンリレーにラッチングリレーを用いることで、コイルをオン/オフせずに、パルス電圧をコイルにかけ電流の変化の差異により故障検出が可能となる。
なお、第6実施形態では、リセットコイル628に一度電流を流し、検出開始時にセットコイル626に電流を流す方法として、シャットダウンリレー622のリレー接点が開から閉になる時の電流値により故障判断をした。但し、これに限られず、リレーの接点状態を確認するために、セットコイル626とリセットコイル628に電流を流す制御、例えば、接点が閉状態であることを確認するために、パルス上の電圧をセット側コイルにかけその時の電流変化を読み取ることもできる。
また、第6実施形態においても、第3実施形態で説明したように、温度変化に応じた電流値の変化に合わせて、リレーの故障検出処理を補正するようにしてもよい。同様に、第6実施形態の内容を、第4実施形態で説明したように、DC回路を遮断するシャットダウンリレーの故障検出に適用してもよい。
(第7実施形態)
第7実施形態では、シャットダウンリレーにラッチングリレーを用いる場合に、電流値から演算した微分値を、前回演算した微分値と比較して、リレーの故障を検出する例について説明する。以下では、第6実施形態との相違点の説明を主に行い、第6実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第6実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図19は、第7実施形態の電源装置710の構成の一例を示すブロック図である。第7実施形態の画像形成装置700の電源装置710では、リレー故障検出装置720のCPU738及び記憶部740が、第1実施形態と相違する。
記憶部740は、CPU738により前回演算された微分値を記憶する。CPU738は、新たに演算した新たな微分値と前回の微分値を比較して、リレーの故障を検出する。具体的には、CPU738は、新たな微分値と前回の微分値との間に差異がある場合にリレーの故障を検出する。但し、CPU738は、検出開始時に接点が既に開である場合には正常であると判定する。なお、記憶部740は、工場出荷時にはリレー正常時の微分値を記憶しており、2回目の故障検出以降は、前回の微分値を記憶している。
図20は、第7実施形態の画像形成装置700の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS700〜S720までの処理は、図18に示すフローチャートのステップS600〜S620までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、ステップS722〜S736までの処理は、図10に示すフローチャートのステップS216〜S230までの処理と同様であるため、説明を省略する。
以上のような第7実施形態の態様であっても、第6実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、記憶部740が記憶する前回の微分値は、リレーの基本特性を満足したサンプルデータや前回までの微分値の平均値などであってもよい。
(第8実施形態)
第8実施形態では、シャットダウンリレーにラッチングリレーを用いる場合に、リレーの故障検出をハードウェアで行う例について説明する。以下では、第6実施形態との相違点の説明を主に行い、第6実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第6実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図21は、第8実施形態の電源装置810の構成の一例を示すブロック図である。第8実施形態の画像形成装置800の電源装置810では、リレー故障検出装置820が、微分値検出回路860と、コンパレータ868と、遅延回路870と、AND回路872と、ラッチ874と、入力ポート836とを、備える点、及びCPU838が、第6実施形態と相違する。
微分値検出回路860は、ローパスフィルタ862と、2段のハイパスフィルタ864、866とを、有しており、電流検出部632から電流値が入力されると、チャタリングノイズ等を除去して出力する。なお、微分値検出回路860から出力される微分値波形は、図14及び図15と同様である。
つまり、微分値検出回路860から出力される微分値波形からパルスが検出されればシャットダウンリレー622は正常であると判断でき、パルスが検出されなければシャットダウンリレー622は故障であると判断できる。但し、シャットダウンリレー622の接点が閉状態で、セットコイル626を駆動した場合にも図15のような微分値波形となるが、この場合には、接点の状態を判断した後に、正常/異常の判断を変更することもできる。
コンパレータ868は、微分値検出回路860から出力されるパルスをコンパレータ出力する。遅延回路870は、CPU838から送信されるリレーオン信号を数ms遅延させる。AND回路872は、コンパレータ868からのコンパレータ出力と、遅延回路870からのリレーオン信号とのANDをとって出力する。ラッチ874は、AND回路872からの出力をラッチして入力ポート836に入力する。
このように、遅延回路870でリレーオン信号を遅延させ、AND回路872でコンパレータ出力とのANDをとっているため、リレーオン開始時のパルスは、入力ポート836に入力されない。
CPU838は、入力ポート836に入力されたパルスの有無からリレーの故障を検出する。
図22は、第8実施形態の画像形成装置800の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS800〜S806までの処理は、図18に示すフローチャートのステップS600〜S606までの処理と同様であるため、説明を省略する。
続いて、CPU838は、リレーオン信号が送信された後、例えば20msなどの所定期間、入力ポート836への入力を監視する(S808〜S810でNo)。
続いて、CPU838は、入力ポート836への入力の監視を終了すると(S810でYes)、駆動素子630の駆動を終了することによりセットコイル626の通電を終了する(ステップS812)。
続いて、ステップS814〜S818までの処理は、図16に示すフローチャートのステップS504〜S508までの処理と同様であるため、説明を省略する。
以上のような第8実施形態の態様であっても、第6実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、第1〜第4及び第6〜第7実施形態で説明したリレー故障検出装置の制御部で実行されるリレー故障検出プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
第1〜第4及び第6〜第7実施形態で説明したリレー故障検出装置の制御部で実行されるリレー故障検出プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、第1〜第4及び第6〜第7実施形態で説明したリレー故障検出装置の制御部で実行されるリレー故障検出プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1〜第4及び第6〜第7実施形態で説明したリレー故障検出装置の制御部で実行されるリレー故障検出プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
第1〜第4及び第6〜第7実施形態で説明したリレー故障検出装置の制御部で実行されるリレー故障検出プログラムは、上述した制御部の機能をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPUがROMからリレー故障検出プログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記制御部の機能がコンピュータ上で実現されるようになっている。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、第6〜8実施形態で説明した故障検出方法で、リレーのコイルに流れる電流を検出する際に、ある一定の期間のパルス信号により判断することも可能である。その一例を図示したものが、図23である。この場合、まず、リセットコイルを駆動し、接点を一度、閉としてから、ある時間経過後にセットコイルを駆動し、そのときの電流変化を検出するが、接点の状態に関わらず、パルスにより故障の検出をすることが可能である。また、上記各実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。
100、200、300、400、500、600、700、800 画像形成装置
105 AC電源
110、210、310、410、510、610、710、810 電源装置
112、612 ACスイッチ
114 AC回路
120、220、320、520、620、720、820 リレー故障検出装置
122、622 シャットダウンリレー
124 接点
126 コイル
128 定電圧回路
130 リレー駆動素子
132 電流検出回路
134、234、334、534 制御部
136、336 ADコンバータ
138、238、338、538、638、738、838 CPU
140、240、340、640、740 記憶部
150 コントローラ
152 操作表示部
342 温度センサ
405 DC電源
412 DCスイッチ
414 DC回路
560、860 微分値検出回路
562、862 ローパスフィルタ
564、566、864、866 ハイパスフィルタ
568、868 コンパレータ
570、870 遅延回路
572、872 AND回路
574、874 ラッチ
536、836 入力ポート
607 AC制御板
609 制御板
614 定電圧生成部
624 スイッチ素子
626 セットコイル
628 リセットコイル
630、631 駆動素子
632 電流検出部
特開2002−214965号公報

Claims (12)

  1. コイルによって駆動され、電流経路を開閉する開閉手段と、
    前記コイルに流れる電流の電流値を検出する検出手段と、
    前記開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力する開閉指示手段と、
    前記指示信号の出力から所定期間内に前記検出手段から出力される前記電流値を用いて、前記開閉手段の異常を検出する異常検出手段と、
    を備えることを特徴とするリレー故障検出装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記所定期間の間、前記検出手段により検出された前記電流値を所定周期で取得し、取得した前記電流値それぞれを微分した微分値の変化から、前記開閉手段の異常を検出することを特徴とする請求項1に記載のリレー故障検出装置。
  3. 前記異常検出手段は、前記微分値を過去に演算した微分値と比較して、前記開閉手段の異常を検出することを特徴とする請求項2に記載のリレー故障検出装置。
  4. 前記検出手段により検出される前記電流値を前記所定期間の間入力し、前記所定期間の間入力された前記電流値を微分した微分波形を出力する微分手段を更に備え、
    前記異常検出手段は、前記微分波形に基づくパルスを検出した場合に、前記開閉手段の異常を検出することを特徴とする請求項1に記載のリレー故障検出装置。
  5. 前記開閉手段は、メインスイッチと並列に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のリレー故障検出装置。
  6. 前記異常検出手段は、前記開閉手段の異常を検出した場合に、異常処理を行わせることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のリレー故障検出装置。
  7. 前記開閉手段は、スイッチ素子であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のリレー故障検出装置。
  8. 前記開閉手段は、セットコイル及びリセットコイルによって駆動されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のリレー故障検出装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載のリレー故障検出装置を備えることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項9に記載の電源装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 制御手段が、開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力する出力ステップと、
    前記開閉手段が、コイルの駆動に伴って、電流経路を開閉する開閉ステップと、
    検出手段が、前記コイルに流れる電流の電流値を検出する電流検出ステップと、
    前記制御手段が、前記指示信号の出力から所定期間内に前記検出手段から出力される前記電流値を用いて、前記開閉手段の異常を検出する異常検出ステップと、
    を含むことを特徴とするリレー故障検出方法。
  12. リレー故障検出プログラムであって、
    コイルによって駆動され、電流経路を開閉する開閉手段と、
    前記コイルに流れる電流の電流値を検出する検出手段と、
    前記開閉手段の開閉を指示する指示信号を出力する開閉指示手段と、
    を備えるリレー故障検出装置のコンピュータに、
    前記指示信号の出力から所定期間の間、前記検出手段により検出された前記電流値を所定周期で取得する取得ステップと、
    取得された前記電流値それぞれを微分した微分値の変化から、前記開閉手段の異常を検出する検出ステップと、
    を実行させるためのリレー故障検出プログラム。
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