JP4675345B2 - 接点出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道の信号保安システム等で使用される接点出力装置に係わり、特に、接点出力回路の断線を検出する技術に関する。
出力配線の断線を検知する出力回路としては、有極の負荷リレーと、この負荷リレーを駆動する駆動用リレーと、負荷リレーに感動電流を流す直流電源と、負荷リレーの操作コイルに並列に接続された逆起電力防止用ダイオードと、駆動リレーの接点と負荷リレーの操作コイルを接続する出力配線に流れる電流を検出する電流検出部とを備え、駆動用リレーがオンのときは直流電源から電流検出部を経由せずに負荷リレーを駆動し、駆動用リレーがオフのときは電流検出部および逆起電力防止用ダイオードを経由することによって負荷リレーの操作コイルに感動電流が流れないようにし、負荷リレーを駆動させずに出力配線に流れる電流を電流検出部で検出することで、出力配線の断線を検出する断線機能付きリレー出力回路がある(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平8−264094号公報
上記の出力回路では、負荷リレーを作動させずに断線の有無を検出できるが、自装置内の断線と自装置外の出力回線や操作コイルなどの断線とを区別して検出することはできず、断線部位を特定することはできなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、断線部位を特定可能な接点出力装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]制御部と、
前記制御部によってオン/オフ制御される出力リレーと、
接点出力回路とを備え、
前記接点出力回路は、外部負荷が接続される出力端子間に接続された内部負荷を有し、前記出力リレーの動作時に前記出力端子間に出力電源を接続し、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に検査電源を接続するように構成されると共に、前記出力端子間に流れる電流を計測する電流センサを備え、
前記制御部は、前記出力リレーの復旧中に前記電流センサによって計測された電流値に応じて前記出力端子間に接続された回路の断線状態を判定する
ことを特徴とする接点出力装置。
上記発明では、出力リレーの動作時は、出力端子間に出力電源が接続されて外部負荷が駆動される。出力リレーの復旧時は検査電源によって出力端子間に検査用の電圧が印加され、このとき電流センサで計測された電流値に応じて出力回路の断線状態が判断される。回路正常時と、内部負荷などで断線が発生したときと、外部負荷や出力回線で断線が生じたときとで回路の総負荷が変化するように内部負荷のインピーダンスなどを設定しておけば、計測される電流値が断線の有無や断線部位に応じて変化するので、計測された電流値に基づき断線の有無や断線部位を特定することができる。
なお、検査電源による検査電流が外部負荷の動作電流値以下になるようにするか、もしくは外部負荷が極性を有する場合には検査電源により逆極性の電圧を印加にするようにすれば、出力リレーの復旧時に外部負荷を動作させることなく断線検査を行うことができる。
[2]前記出力リレーの接点の動作復旧を照査する照査回路をさらに有し、
前記制御部は、前記検査電源による検査用の電圧の印加をオン/オフ制御すると共に、前記照査回路によって前記出力リレーの復旧接点の閉成が確認されたことを条件に、前記検査用の電圧の印加をオン/オフ制御する
ことを特徴とする[1]に記載の接点出力装置。
上記発明では、出力リレーの復旧接点が閉成したことを照査回路によって確認した上で断線検査が行われる。照査回路を設けることにより、出力リレーの故障と出力回路の断線とを切り分けて検査することができる。
[3]前記内部負荷は、前記出力リレーが動作時の出力端子間の極性に対して逆方向にされたダイオードと第2抵抗器とを直列接続したものであり、
前記検査電源は、前記極性と逆極性の電圧を前記出力端子間に印加する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の接点出力装置。
上記発明では、出力リレーの動作時は、逆極性のダイオードの存在により内部負荷に電流は流れないので、内部負荷が接続されていないと等価な状態で外部負荷を駆動することができる。一方、出力リレーの復旧時は、ダイオードの順方向の電圧が検査電源から印加されるので、内部負荷での断線を検査することができる。
[4]前記接点出力回路は、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に前記検査電源を接続する代わりに、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に前記出力電源を逆極性にしたものと第1抵抗器とを直列に接続する
ことを特徴とする[3]に記載の接点出力装置。
上記発明では、検査電源の代替として、逆極性にした出力電源とこれに直列にされた第1抵抗器が接続される。復旧時の負荷は内部負荷と外部負荷との並列回路と第1抵抗器とを直列接続したものに近似され、動作時の負荷は外部負荷のみに近似される。第1抵抗器は、復旧時に内部負荷と外部負荷とが並列回路となってその合計インピーダンスが外部負荷単独の場合より小さくなる分を補填する役割を果たす。
[5]制御部と、出力リレーと、接点出力回路とを有し、
前記接点出力回路は、所定の出力電源の正極が前記出力リレーの第2動作接点に接続され、前記出力リレーの第2共通接点が正極の出力端子に接続され、前記出力電源の負極が前記出力リレーの第3動作接点に接続され、前記出力リレーの第3共通接点が負極の出力端子に接続され、前記出力リレーの第2復旧接点が前記出力リレーの第3動作接点に接続され、前記出力リレーの第3復旧接点が前記出力リレーの第2動作接点に接続され、前記正極の出力端子と前記負極の出力端子との間に該出力端子の極性に対して逆方向にされたダイオードと第2抵抗器とが直列に接続されると共に、前記正極の出力端子と前記第2共通接点との間もしくは前記負極の出力端子と前記第3共通接点との間に電流センサを介挿し、前記第2復旧接点と前記第3動作接点との間もしくは前記第3復旧接点と前記第2動作接点との間に前記第1抵抗器を介挿し、さらに前記出力電源による出力電圧の印加を半導体スイッチでオン/オフ制御するように構成されており、
前記制御部は、入力される制御情報に応じて前記出力リレーをオン/オフ制御し、かつ前記出力リレーの第1動作接点に動作接点照査出力を出力し、前記出力リレーの第1復旧接点に復旧接点照査出力を出力し、前記出力リレーの第1共通接点から入力される照査入力に基づいて前記出力リレーの接点の動作状態を確認すると共に、前記出力リレーをオフ制御した状態で前記照査入力によって前記出力リレーの復旧接点が閉成していることが確認された場合に、前記半導体スイッチをオン/オフ制御し、このとき前記電流センサによって計測された電流値に応じて回路の断線状態を判定する
ことを特徴とする接点出力装置。
上記発明では、制御部は、出力リレーをオフ制御したとき該出力リレーの復旧接点の閉成を照査し、その閉成が確認されたとき、半導体スイッチをオン/オフ制御する。これにより、出力電源を逆向きにしたものと第1抵抗器とを直列接続したものが第2共通接点と第3共通接点との間に接続され、出力端子間に検査用の電圧が印加される。制御部は、このとき出力回路に流れる電流値を電流センサで計測し、該計測された電流値に応じて出力回路の断線状態を判定する。
上記の状態(復旧接点閉成かつ半導体スイッチをオンの状態)の出力回路における回路正常時の負荷は、第2抵抗器と外部負荷との並列回路と第1抵抗器とを直列接続したものに近似され、出力回線や外部負荷の断線時の負荷は第1抵抗器と第2抵抗器との直列回路に近似され、第2抵抗器やダイオードの断線時の負荷は第1抵抗器と外部負荷との直列回路に近似される。このように断線の有無や断線部位によって負荷が変化するので、計測された電流値に応じて断線の有無や断線部位を特定することができる。
[6]前記制御部は、前記電流センサによって計測された電流値と断線時の電流値の理論値とを比較して回路の断線状態を判定する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の接点出力装置。
上記発明では、断線時の電流値の理論値を断線部位別に求めて比較することで、断線部位を容易に特定することができる。理論値は予め求めておくとよい。
本発明に係る接点出力装置によれば、自装置内の接点出力回路の断線と自装置外の出力回線または出力回線に終端された回路の断線を区別して検出することができる。また、この検出を出力リレーがオフのときに行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る接点出力装置10の構成を示している。接点出力装置10は、制御部11と、制御部11の出力するリレー制御信号12によってオン/オフ制御される出力リレーRYと、接点出力回路20とを備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access
Memory)などで構成される。
制御部11には図示省略した上位の電子連動装置などから制御情報16が入力されており、該制御情報16に従って出力リレーRYをオン/オフ制御する。また、制御部11は、出力リレーRYの制御状態や断線検査の結果など示す表示情報17を図示省略の電子連動装置などに出力する。
制御部11は、出力リレーRYの第1極P1の動作接点である第1動作接点N1にN接点照査出力信号13を出力し、出力リレーRYの第1極P1の復旧接点である第1復旧接点R1にR接点照査出力信号14を出力し、出力リレーRYの第1極P1の共通接点である第1共通接点C1から照査入力信号15を入力している。これらは出力リレーRYの接点の動作復旧を照査し確認するための照査回路を構成している。
接点出力回路20は、直流電源である出力電源Eの正極が接続される(+)電源接続端子21と出力電源Eの負極が接続される(−)電源接続端子22とを備えている。また(+)出力端子23と(−)出力端子24とを備え、これら出力端子23、24間に負荷RLが出力回線Wを介して接続される。
(+)電源接続端子21は半導体スイッチ26を介して出力リレーRYの第2極P2の動作接点である第2動作接点N2に接続されている。出力リレーRYの第2極P2の共通接点である第2共通接点C2は電流センサ27を介して(+)出力端子23に接続されている。
(−)電源接続端子22は出力リレーRYの第3極P3の動作接点である第3動作接点N3に接続されている。出力リレーRYの第3極P3の共通接点である第3共通接点C3は(−)出力端子24に接続されている。
出力リレーRYの第2極P2の復旧接点である第2復旧接点R2は第1抵抗器Rg1を介して第3動作接点N3に接続されている。出力リレーRYの第3極P3の復旧接点である第3復旧接点R3は出力リレーRYの第2極P2の第2動作接点N2に接続されている。さらに、(+)出力端子23と(−)出力端子24との間には、これら出力端子23、24の極性に対して逆方向にされたダイオード31と第2抵抗器Rg2とが直列にされて接続されている。
半導体スイッチ26には、その導通(オン)、開放(オフ)を制御する制御信号としてのスイッチ制御信号18が制御部11から入力されている。また、電流センサ27の出力する電流検出信号27aは制御部11に入力されている。
制御部11は、スイッチ制御信号18によって半導体スイッチ26をオン/オフ制御する。また、電流センサ27から入力される電流検出信号27aに基づいて出力回路に流れる電流値を計測し、この計測結果に基づいて断線判定などを行う。
制御部11は、上位の電子連動装置などから入力された制御情報16に応じたリレー制御信号12を出力し、該リレー制御信号12によって出力リレーRYをオン/オフ制御し、制御した通りに出力リレーRYの接点が作動しているか否かを照査する。すなわち、N接点照査出力信号13およびR接点照査出力信号14を出力し、これらの出力と第1共通接点C1から入力される照査入力信号15とを照合して、出力リレーRYの接点の動作復旧を確認する。たとえば、N接点照査出力信号13は周波数Aのパルス信号とし、R接点照査出力信号14は周波数Bのパルス信号とし、照査入力信号15として周波数Aのパルス信号が入力された場合は出力リレーRYの動作接点(N接点:N1〜N3)が閉成していると判定し、照査入力信号15として周波数Bのパルス信号が入力された場合は出力リレーRYの復旧接点(R接点:R1〜R3)が閉成していると判定する。
図2は、出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成し、半導体スイッチ26がオン制御されて導通しているときに接点出力回路20において構成される出力回路Jを示している。また、図3は、出力リレーRYが動作接点(N接点)を閉成し、半導体スイッチ26がオン制御されて導通しているときに接点出力回路20において構成される出力回路Kを示している。図2、図3では、負荷RLは極性を有するフォトカプラ回路であり、接点出力回路20の出力端子23、24の極性と同方向にされたフォトカプラ41のフォトダイオード41dと出力端子23、24の極性と逆方向にされたダイオード42とを並列接続したものと第3抵抗器Rg3との直列回路になっている。
図3に示した出力リレーRYの動作接点(N接点)が閉成しているときの出力回路Kでは、回路正常時は出力端子23、24間のダイオード31と第2抵抗器Rg2の直列回路には出力電源Eの極性とダイオード31の極性が逆方向であるため電流が流れない。このため、出力電源Eに対する負荷は負荷RLに近似される。一方、図2に示した出力リレーRYの復旧接点(R接点)が閉成しているときの出力回路Jでは、回路正常時はダイオード31と第2抵抗器Rg2の直列回路にも電流が流れるので、出力電源Eに対する負荷は第2抵抗器Rg2と負荷RLとの並列回路と第1抵抗器Rg1との直列回路に近似される。
ここで、第1抵抗器Rg1は、図2の出力回路Jにおいて第2抵抗器Rg2と負荷RLとが並列回路となってその合計インピーダンスが図3の出力回路Kに示す負荷RL単独の場合より小さくなる分を補填する役割を果たす。すなわち、第1抵抗器Rg1は、出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成している時に構成される出力回路Jに流れる電流値を、出力リレーRYが動作接点(N接点)を閉成している時に構成される出力回路Kに流れる電流値と同程度以下にするために介挿されている。
また、負荷RLと並列に出力端子23、24間にダイオード31と直列接続された第2抵抗器Rg2は、接点出力回路20内の断線と接点出力回路20外の断線とを区別するために設けてある。また、ダイオード31は、出力リレーRYが動作接点(N接点)を閉成しているときには第2抵抗器Rg2に電流を流さず、出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成している時にのみ第2抵抗器Rg2に順方向電流を流すためのものである。
次に、接点出力装置10の動作を説明する。
まず、制御情報16に従って出力リレーRYをオフ制御する場合の動作および断線判定を図2に基づいて説明する。制御部11は入力された制御情報16に従ってリレー制御信号12をオフにする。これにより出力リレーRYは復旧接点(R接点)を閉成する。制御部11はR接点照査出力信号14およびN接点照査出力信号13を出力し、このとき入力される照査入力信号15に基づき、出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成しているか、動作接点(N接点)を閉成しているかを判定(照査)する。
判定結果が復旧接点(R接点)でない(復旧接点の閉成が確認されない)場合は、出力リレーRYが制御通りに作動していない接点入力異常の発生を示す表示情報17を作成して上位の電子連動装置などへ送信する。判定結果が復旧接点(R接点)である(復旧接点の閉成が確認された)場合は、以下を行う。
スイッチ制御信号18を短時間オンにして半導体スイッチ26を短時間だけ導通させ、このとき電流センサ27から入力される電流検出信号27aの値から出力回路に流れる電流値Im(R)を計測する。短時間のみ半導体スイッチ26をオン制御することで、検査時の省電力が図られる。
計測後はスイッチ制御信号18をオフにして半導体スイッチ26を遮断し、電流検出信号27aの値から出力回路の電流が遮断されたことを確認する。遮断されない場合は、出力回路異常を示す表示情報17を作成して上位の電子連動装置などへ送信する。
また、計測した電流値Im(R)と、予め算出した回路正常時の理論的電流値In(R)と、回路断線時の理論的電流値Ia(R)とを比較して断線判定を行う。回路断線時の理論的電流値Ia(R)は断線部位別に算出される。ここでは、Ia1(R)と、Ia2(R)と、Ia3(R)とがある。各ケースでの理論的電流値は次のようにして求まる。
<回路正常時の理論的電流値In(R)>
先に説明したように、図2の出力回路Jでは回路正常時はダイオード31と第2抵抗器Rg2の直列回路にも電流が流れるので、出力電源Eに対する負荷は第2抵抗器Rg2と第3抵抗器Rg3との並列回路と第1抵抗器Rg1との直列回路に近似することができる。そこで、回路正常時の理論的電流値In(R)は次式で与えられる。
In(R)≒(Rg2+RL)E/(Rg1×Rg2+Rg1×RL+Rg2×RL)
なお、Rg1は第1抵抗器Rg1のインピーダンス、Rg2は第2抵抗器Rg2のインピーダンス、RLは負荷RLのインピーダンス、Eは出力電源Eの出力電圧を表す。
<断線ケース1Rの理論的電流値Ia1(R)>
断線ケース1Rは出力回線Wまたは負荷RLの断線時であり、このときの総負荷は第1抵抗器Rg1と第2抵抗器Rg2による直列回路に近似でき、理論的電流値Ia1(R)は次式で与えられる。
Ia1(R)≒E/(Rg1+Rg2)
<断線ケース2Rの理論的電流値Ia2(R)>
断線ケース2Rはダイオード31または第2抵抗器Rg2が断線時であり、このときの総負荷の等価回路は第1抵抗器Rg1と負荷RLによる直列回路に近似でき、理論的電流値Ia2(R)は次式で与えられる。
Ia2(R)≒E/(Rg1+RL)
<断線ケース3Rの理論的電流値Ia3(R)>
断線ケース3Rは半導体スイッチ26、出力リレーRYの復旧接点(R接点)、電流センサ27、第1抵抗器Rg1のいずれかの断線時である。このとき電流は流れないので、理論的電流値Ia3(R)は次式で与えられる。
Ia3(R)=0
断線判定は、たとえば、回路正常時の理論的電流値In(R)と各断線ケースでの理論的電流値Ia(R)との差分を理論的電流値In(R)で割って得た変化率F(R)の値に基づいて行う。変化率F(R)は回路電流の減少率を示している。
上記断線ケース1Rの場合の変化率F1(R)は次式で与えられる。
変化率F1(R)={In(R)−Ia1(R)}/In(R)=Rg2×Rg2/(Rg1+Rg2)(Rg2+RL)
上記断線ケース2Rの場合の変化率F2(R)は次式で与えられる。
変化率F2(R)={In(R)−Ia2(R)}/In(R)=RL×RL/(Rg1+RL)(Rg2+RL)
上記断線ケース3Rの場合の変化率F3(R)は次式で与えられる。
変化率F3(R)={In(R)−Ia3(R)}/In(R)=1 …100%
実際に計測した電流値Im(R)に関する変化率Fm(R)は、次式で与えられる。
変化率Fm(R)={In(R)−Im(R)}/In(R)
ここで、変化率F1(R)、変化率F2(R)、変化率F3(R)の各値に十分な差があれば、変化率Fm(R)と、変化率F1(R)、変化率F2(R)、変化率F3(R)とを比較することで断線部位を判定することができる。
すなわち、計測時の変化率Fm(R)が「0」に近い場合は断線なしと判定する。変化率Fm(R)が変化率F1(R)に近い場合(所定の誤差範囲内の場合)は断線ケース1Rの断線が発生していると判定する。変化率Fm(R)が変化率F2(R)に近い場合(所定の誤差範囲内の場合)は断線ケース2Rの断線が発生していると判定し、変化率Fm(R)が変化率F3(R)に近い場合(所定の誤差範囲内の場合)は断線ケース3Rの断線が発生していると判定する。
本実施の形態では計算を簡単にするためRg1=Rg2=RL/2、またはRg1=Rg2=2RLとした。なお、Rg2≠RLとしたのは、Rg2=RLでは出力端子23、24間に並列に接続されている第2抵抗器Rg2と負荷RLのどちらの断線であるかを特定できないためである。
Rg1=Rg2=RL/2の場合の変化率F1(R)、変化率F2(R)は次式で与えられる。
変化率F1(R)=1/6≒16.6%
変化率F2(R)=4/9≒44.4%
また、In(R)は次式で与えられる。
In(R)=(6/5)×(E/RL)
Rg1=Rg2=2RLの場合の変化率F1(R)、変化率F2(R)は次式で与えられる。
変化率F1(R)=1/3≒33.3%
変化率F2(R)=1/9≒11.1%
また、In(R)は次式で与えられる。
In(R)=(3/8)×(E/RL)
上記のいずれの例においても、正常時の変化率である0%と、変化率F1(R)と、変化率F2(R)と、変化率F3(R)との相互差は十分に得られており、断線の有無および断線部位特定の判定を行うことができる。
なお、第1抵抗器Rg1を省略した場合については、以下に示すように変化率相互の差は十分確保されるが、回路電流In(R)が大きくなる。
Rg1=0、Rg2=RL/2の場合:
変化率F1(R)=1/3≒33.3%
変化率F2(R)=2/3≒66.6%
In(R)≒3×(E/RL)
Rg1=0、Rg2=2RLの場合:
変化率F1(R)=2/3≒66.6%
変化率F2(R)=1/3≒33.3%
In(R)≒(3/2)×(E/RL)
このように、出力リレーRYをオフ制御している間に、断線の有無および断線部位を特定することができる。また、検査時は、図2に示す負荷RLのうち第3抵抗器Rg3とダイオード42に電流が流れ、フォトカプラ41のフォトダイオード41dには電流が流れないので、フォトカプラ41を動作させずに断線検査することができる。
次に、制御情報16に従って出力リレーRYをオン制御する場合の動作および断線判定を図3に基づいて説明する。制御部11は入力された制御情報16に従ってリレー制御信号12をオンにする。これにより出力リレーRYは動作接点(N接点)を閉成する。制御部11はR接点照査出力信号14およびN接点照査出力信号13を出力し、このとき入力される照査入力信号15に基づき、出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成しているか、動作接点(N接点)を閉成しているかを判定(照査)する。
判定結果が動作接点(N接点)でない(動作接点の閉成が確認されない)場合は、出力リレーRYが制御通りに作動していない接点入力異常の発生を示す表示情報17を作成して上位の電子連動装置などへ送信する。判定結果が動作接点(N接点)である(動作接点の閉成が確認された)場合は、以下を行う。
スイッチ制御信号18をオンにして半導体スイッチ26を導通させ、電流センサ27から入力される電流検出信号27aにより出力回路に流れる電流値Im(N)を計測する。計測した電流値Im(N)の異常時は出力回路異常を示す表示情報17を作成して上位の電子連動装置などへ送信する。
また、計測した電流値Im(N)と、予め算出した回路正常時の理論的電流値In(N)と、回路断線時の理論的電流値Ia(N)とを比較して断線判定を行う。回路断線時の理論的電流値Ia(N)は断線部位別に算出される。ここでは、Ia1(N)と、Ia2(N)と、Ia3(N)とがある。また、ダイオード31が短絡故障したケースのIa4(N)とがある。各ケースでの理論的電流値は次のようにして求まる。
<回路正常時の理論的電流値In(N)>
先に説明したように、図3の出力回路Kでは回路正常時でも出力端子23、24間のダイオード31と第2抵抗器Rg2の直列回路には出力電源Eの極性とダイオード31の極性が逆方向であるため電流が流れない。このため、出力電源Eに対する負荷は負荷RLに近似される。そこで、回路正常時の理論的電流値In(N)は次式で与えられる。
In(N)≒E/RL
<断線ケース1Nの理論的電流値Ia1(N)>
断線ケース1Nは出力回線Wまたは負荷RLの断線時であり、このとき電流が流れないので、理論的電流値Ia1(N)は次式で与えられる。
Ia1(N)=0
<断線ケース2Nの理論的電流値Ia2(N)>
断線ケース2Nはダイオード31または第2抵抗器Rg2が断線時であり、このときの総負荷は負荷RLの回路に近似でき、この場合の理論的電流値Ia2(N)は次式で与えられる。
Ia2(N)≒E/RL
<断線ケース3Nの理論的電流値Ia3(N)>
断線ケース3Nは半導体スイッチ26、出力リレーRYの動作接点(N接点)、電流センサ27、第1抵抗器Rg1のいずれかの断線時である。このとき電流が流れないので、理論的電流値Ia3(N)は次式で与えられる。
Ia3(N)=0
<ケース4Nの理論的電流値Ia4(N)>
ケース4Nはダイオード31が短絡故障した時である。このときの総負荷は第2抵抗器Rg2と負荷RLの並列回路に近似でき、理論的電流値Ia4(N)は次式で与えられる。
Ia4(N)=(Rg2+RL)×E/Rg2×RL
断線判定は、たとえば、回路正常時の理論的電流値In(N)と各断線ケースでの理論的電流値Ia(N)との差分を理論的電流値In(N)で割って得た変化率F(N)の値に基づいて行う。変化率F(N)は回路電流の減少率を示している。
上記断線ケース1Nの場合の変化率F1(N)は次式で与えられる。
変化率F1(N)={In(N)−Ia1(N)}/In(N)=1 …100%
上記断線ケース2Nの場合の変化率F2(N)は次式で与えられる。
変化率F2(N)={In(N)−Ia2(N)}/In(N)=0 …0%
上記断線ケース3Nの場合の変化率F3(N)は次式で与えられる。
変化率F3(N)={In(N)−Ia3(N)}/In(N)=1 …100%
上記ケース4Nの場合の変化率F4(N)は次式で与えられる。
変化率F4(N)={In(N)−Ia4(N)}/In(N)=−RL/Rg2
実際に計測した電流値Im(N)に関する変化率Fm(N)は、次式で与えられる。
変化率Fm(N)={In(N)−Im(N)}/In(N)
ここで、変化率F1(N)、変化率F2(N)、変化率F3(N)、変化率F4(N)の各値に十分な差があれば、変化率Fm(N)と、変化率F1(N)、変化率F2(N)、変化率F3(N)、変化率F4(N)とを比較することで断線部位を判定することができる。
変化率F1(N)、変化率F3(N)は0%に対して大きく差があるので、断線有無の判定はできる。しかし、変化率F1(N)、変化率F3(N)の値はいずれも100%なので、断線ケース1Nであるか断線ケース3Nであるかを判別して断線部位を特定することはできない。
変化率F2(N)は変化率が0%であり、正常時の変化率Fm(N)もほぼ0%になるので、断線ケース2Nについては断線判定できない。変化率F4(N)は変化率が負(正常時の電流より回路電流が増大)となり、ケース4Nであるダイオード31の短絡故障の判定は可能である。
このように出力リレーRYをオン制御している期間中にも、断線ケース1Nまたは断線ケース3Nの断線が生じているか否かの判定と、ケース4Nの短絡故障が発生しているかについては変化率に基づいて判定することができる。なお、動作接点(N接点)閉成時での断線検査は行わず、復旧接点(R接点)閉成時の断線検査のみを行うように構成されてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
図2の出力回路Jにおける断線検査では、制御部11は出力リレーRYの復旧接点(R接点)の閉成が確認された状態下で半導体スイッチ26を短時間だけオン制御するようにしたが、復旧接点(R接点)の閉成が確認されている期間中、常に半導体スイッチ26をオン制御してもよく、どの程度の時間半導体スイッチ26をオン制御するかは適宜に設定すればよい。
電流センサ27の配置は実施の形態の例示に限定されず、出力回路に流れる電流(出力電源Eに流れる電流)が計測可能な配置であればよい。たとえば、出力リレーRYの第3極P3の第3共通接点C3と(−)出力端子24との間(第2抵抗器Rg2が(−)出力端子24に直接接続されていない場合は、図1の接続点52と第3共通接点C3との間)でもよい。また、図1の接続点53と(+)電源接続端子21との間、もしくは接続点54と(−)電源接続端子22との間に介挿されてもよい。
半導体スイッチ26の配置は実施の形態の例示に限定されず、出力回路に流れる電流(出力電源Eに流れる電流)をオン/オフ可能な配置であればよい。たとえば、(−)電源接続端子22と第3動作接点N3との間(第1抵抗器Rg1が第3動作接点N3に直接接続されていない場合は(−)電源接続端子22と接続点54との間)に配置されてもよいし、第2共通接点C2と接続点51との間や第3共通接点C3と接続点52との間でもかまわない。
第1抵抗器Rg1は、第3復旧接点R3と第2動作接点N2との間に接続されてもよい。
また、負荷RLは、フォトモスリレーなどの光半導体、有極リレー、動作接点(N接点)を閉成するための動作電流値が断線検査電流値より大きい特性の無極リレーでもよい。なお、負荷RLを無極性の負荷にする場合は、復旧接点(R接点)が閉成しているときに出力回路に流れる電流が負荷の動作電流値以下になるようにする。たとえば、第1抵抗器Rg1の値を大きくして電流値を下げればよい。
このほか、実施の形態では出力リレーRYが復旧接点(R接点)を閉成したときに、出力電源Eが動作接点(N接点)の閉成時と逆極性で接続されるようにし、この出力電源Eによって断線検査のための電圧を印加するようにしたが、別途の検査電源を設け、これを出力リレーRYの第2極P2の第2復旧接点R2と第3極P3の第3復旧接点R3との間に接続し、出力リレーRYの復旧接点(R接点)閉成時にこの検査電源から検査用の電圧を印加して断線検査電流を流すように構成されてもよい。この場合、検査電源の出力する電圧を調整すれば第1抵抗器Rg1のように検査時の電流を動作時の電流程度に小さくするための抵抗器は設けずに済む。また、負荷RLが無極性の場合には断線検査電流値が負荷の動作電流値以下になるように検査電源の出力電圧を設定すればよい。
また、ダイオード31を取り去り、出力リレーRYの動作時にも第2抵抗器Rg2に電流を流すように構成してもかまわない。なおこの場合、回路に流れる電流量を少なくする役割を果たす第1抵抗器Rg1は、出力リレーRYが動作時にも復旧時にも電流の流れる箇所、たとえば、第3共通接点C3と接続点52との間などに設けるとよい。
本発明の実施の形態に係る接点出力装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る接点出力装置の出力リレーの復旧接点(R接点)が閉成しているときに構成される出力回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る接点出力装置の出力リレーの動作接点(N接点)が閉成しているときに構成される出力回路を示す回路図である。
符号の説明
10…接点出力装置
11…制御部
12…リレー制御信号
13…N接点照査出力信号
14…R接点照査出力信号
15…照査入力信号
16…制御情報
17…表示情報
18…スイッチ制御信号
20…接点出力回路
21…(+)電源接続端子
22…(−)電源接続端子
23…(+)出力端子
24…(−)出力端子
26…半導体スイッチ
27…電流センサ
27a…電流検出信号
31…ダイオード
41…フォトカプラ
41d…フォトダイオード
42…ダイオード
51〜54…接続点
E…出力電源
J…復旧接点閉成時に構成される出力回路
K…動作接点閉成時に構成される出力回路
RL…負荷
RY…出力リレー
Rg1…第1抵抗器
Rg2…第2抵抗器
Rg3…第3抵抗器
W…出力回線
P1…出力リレーRYの第1極
P2…出力リレーRYの第2極
P3…出力リレーRYの第3極
N1…第1動作接点
N2…第2動作接点
N3…第3動作接点
R1…第1復旧接点
R2…第2復旧接点
R3…第3復旧接点
C1…第1共通接点
C2…第2共通接点
C3…第3共通接点
I…電流

Claims (6)

  1. 制御部と、
    前記制御部によってオン/オフ制御される出力リレーと、
    接点出力回路とを備え、
    前記接点出力回路は、外部負荷が接続される出力端子間に接続された内部負荷を有し、前記出力リレーの動作時に前記出力端子間に出力電源を接続し、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に検査電源を接続するように構成されると共に、前記出力端子間に流れる電流を計測する電流センサを備え、
    前記制御部は、前記出力リレーの復旧中に前記電流センサによって計測された電流値に応じて前記出力端子間に接続された回路の断線状態を判定する
    ことを特徴とする接点出力装置。
  2. 前記出力リレーの接点の動作復旧を照査する照査回路をさらに有し、
    前記制御部は、前記検査電源による検査用の電圧の印加をオン/オフ制御すると共に、前記照査回路によって前記出力リレーの復旧接点の閉成が確認されたことを条件に、前記検査用の電圧の印加をオン/オフ制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点出力装置。
  3. 前記内部負荷は、前記出力リレーが動作時の出力端子間の極性に対して逆方向にされたダイオードと第2抵抗器とを直列接続したものであり、
    前記検査電源は、前記極性と逆極性の電圧を前記出力端子間に印加する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の接点出力装置。
  4. 前記接点出力回路は、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に前記検査電源を接続する代わりに、前記出力リレーの復旧時に前記出力端子間に前記出力電源を逆極性にしたものと第1抵抗器とを直列に接続する
    ことを特徴とする請求項3に記載の接点出力装置。
  5. 制御部と、出力リレーと、接点出力回路とを有し、
    前記接点出力回路は、所定の出力電源の正極が前記出力リレーの第2動作接点に接続され、前記出力リレーの第2共通接点が正極の出力端子に接続され、前記出力電源の負極が前記出力リレーの第3動作接点に接続され、前記出力リレーの第3共通接点が負極の出力端子に接続され、前記出力リレーの第2復旧接点が前記出力リレーの第3動作接点に接続され、前記出力リレーの第3復旧接点が前記出力リレーの第2動作接点に接続され、前記正極の出力端子と前記負極の出力端子との間に該出力端子の極性に対して逆方向にされたダイオードと第2抵抗器とが直列に接続されると共に、前記正極の出力端子と前記第2共通接点との間もしくは前記負極の出力端子と前記第3共通接点との間に電流センサを介挿し、前記第2復旧接点と前記第3動作接点との間もしくは前記第3復旧接点と前記第2動作接点との間に前記第1抵抗器を介挿し、さらに前記出力電源による出力電圧の印加を半導体スイッチでオン/オフ制御するように構成されており、
    前記制御部は、入力される制御情報に応じて前記出力リレーをオン/オフ制御し、かつ前記出力リレーの第1動作接点に動作接点照査出力を出力し、前記出力リレーの第1復旧接点に復旧接点照査出力を出力し、前記出力リレーの第1共通接点から入力される照査入力に基づいて前記出力リレーの接点の動作状態を確認すると共に、前記出力リレーをオフ制御した状態で前記照査入力によって前記出力リレーの復旧接点が閉成していることが確認された場合に、前記半導体スイッチをオン/オフ制御し、このとき前記電流センサによって計測された電流値に応じて回路の断線状態を判定する
    ことを特徴とする接点出力装置。
  6. 前記制御部は、前記電流センサによって計測された電流値と断線時の電流値の理論値とを比較して回路の断線状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の接点出力装置。
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