JP4802971B2 - アナログ出力装置 - Google Patents

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本発明は、設定された基準範囲の出力電流を、電圧源より出力端を介して外部機器に供給するアナログ出力装置に関するものである。
図4は、断線診断機能を持つ従来のアナログ出力装置を二重化したシステム構成例を示す機能ブロック図である。断線検出回路を持つアナログ出力装置に関しては、特許文献1に技術開示がある。
1は上位のプロセッサであり、稼動側のアナログ出力装置2に対してプラントのバルブ等の外部機器3に、電圧源VDAより4〜20mAの基準範囲の出力電流I0の供給を指令する。
外部機器3を共通にして右側のエリアが稼動側(A)、左側のエリアが待機側(B)である。待機側(B)においても、電圧源VDBより外部機器3に対して4〜20mAの基準範囲の出力電流I0を供給できるアナログ出力装置4が配置されている。
稼動側(A)のアナログ出力装置は、マルチチャンネル構成になっており、電圧源VDAを共通とし、プロセッサ1からの指令で他の外部機器(図示せず)に出力電流を供給する他チャンネルのアナログ出力装置が配置されている。簡単のため、代表として1台の他チャンネルアナログ出力装置5が図示されている。
稼動側(A)において、プロセッサ1の出力設定手段11より指令される4〜20mAの出力設定値は、D/A変換器21でアナログの設定値Viに変換され、他チャンネルを切り換えるマルチプレクサ22を介してコンデンサCに保持され、演算増幅器23に入力される。演算増幅器23の出力は、トランジスタ素子24の制御端子に接続される。
トランジスタ素子24は、電圧源VDAから出力端P1,P2間に接続された外部機器3に供給される出力電流I0を操作する。電圧源VDAとトランジスタ素子24の途中に電流検出抵抗25が挿入されている。
トランジスタ素子24と電流検出抵抗25の接続点に発生する電圧は、出力電流I0に比例する値となるので、これをソース電流値Vsとする。演算増幅器23は、このソース電流値Vsとプロセッサ1から与えられる出力設定値Viを入力し、その偏差に基づいてトランジスタ素子24の制御端子の電位を操作し、Vs=Viのフィードバック制御を実行する。
ソース電流値Vsは、マルチプレクサ26、A/D変換器27を介してプロセッサ1にリードバックされる。プロセッサ1に設けられた断線診断手段12は、出力設定手段11で現在設定している出力設定値とリードバックされたソース電流値Vsを比較し、出力端子P1,P2間の断線診断を実行する。
出力端P1,P2間に接続されたシャントスイッチ28は、プロセッサ1からの二重化制御信号により、自己装置が稼動側であれば開に操作される。自己装置が待機側であれば、アナログ出力装置4内に示すようにシャントスイッチは閉に操作され、外部機器3への出力電流I0をバイパスする。

他チャンネルのアナログ出力装置5は、マルチプレクサ22及び26により、D/A変換器21及びA/D変換器27を切り換えて共用しているが、その他の構成要素は、同一要素をチャンネル毎に備える構成となっている。
特開2001−034348号公報
ソース電流値をリードバックする従来のアナログ出力装置では、外部機器に流れる電流を直接測定していないため、稼動側及び待機側で以下の問題点に対応できない。
(1)稼動側において、多チャンネル構成の場合に、出力端に他のチャンネルの出力端を接続させる誤操作をユーザが行ってしまうと(以後チャンネル間短絡と呼ぶ)、外部機器には出力設定値とは異なる電流が流れてしまうことになるが、電圧源から供給される出力電流I0は出力設定値通りで変化していないので、この異常の判断ができない。
また、内部ハードウェア異常が発生した場合に、出力設定値通りの電流が出力されていないのにもかかわらず、リードバックしたソース電流値は出力設定値通りであり、この異常を検出できない。
(2)二重化構成とした場合に、待機側のアナログ出力装置のシャントスイッチは閉に操作されていることで、待機側より外部機器に電流を出力することはない。しかしながら、待機側でシャントスイッチが開となる異常が発生した場合に、外部機器に待機側からも電流が流れることになる。
結果として、外部機器に対して稼動側と待機側の両方から電流と流すことになり、出力設定値とは異なる電流を流してしまうことになる。この異常の場合、従来構成では、稼動側と待機側の両方共に、リードバックしたソース電流値は出力設定値通りの電流値であり、この異常を検出できない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、配線異常とハードウェア異常を切り分けて検出すると共に、外部機器に流れる電流を正確に把握して異常状態に応じて適切なフェイルセーフ処理を実行できるアナログ出力装置の実現を目的とする。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りになっている。
(1)設定された基準範囲の出力電流を、電圧源より出力端を介して外部機器に供給するアナログ出力装置において、
前記外部機器を流れるリターン電流を検出するリターン電流検出手段と、
このリターン電流検出手段から取得してリードバックされるリターン電流値が、設定された前記出力電流に対して所定の許容範囲外の場合に異常と判断する異常診断手段と、
を備え
前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が前記許容範囲外の場合に、前記出力電流を前記基準範囲の下限値以下に変更し、その状態でリードバックされるリターン電流値が前記下限値以下である場合には配線異常と判断すると共に、リードバックされるリターン電流値が前記下限値以上である場合には装置のハードウェア異常と判断することを特徴とするアナログ出力装置。
(2)設定された基準範囲の出力電流を、電圧源より出力端を介して外部機器に供給するアナログ出力装置において、
前記外部機器を流れるリターン電流を検出するリターン電流検出手段と、
このリターン電流検出手段から取得してリードバックされるリターン電流値が、設定された前記出力電流に対して所定の許容範囲外の場合に異常と判断する異常診断手段と、
を備え、
前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が前記許容範囲外の場合に、前記出力電流を前記基準範囲の下限値以下に変更し、その状態でリードバックされるリターン電流値が前記下限値以上である場合には、ハードウェア異常と判断することを特徴とするアナログ出力装置。
(3)前記異常診断手段は、配線異常と判断した場合、前記出力端の開放または前記電圧源を共通とする他チャンネル装置へのチャンネル間短絡のいずれかであると推定することを特徴とする(1)に記載のアナログ出力装置。
前記異常診断手段は、装置のハードウェア異常と判断した場合には、前記電圧源の電圧供給を遮断することを特徴とする(2)に記載のアナログ出力装置。
)二重化システム構成において自己装置が待機側であるとき、前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が所定値以上である場合には、前記外部機器への出力電流供給をバイパスするシャントスイッチの異常と判断し、前記電圧源の電圧供給を遮断することを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載のアナログ出力装置。
本発明によれば、次のような効果を期待することできる。
(1)リターン電流値をリードバックすることにより、外部機器に流れる電流を正確に検出でき、出力設定された電流値と異なる状態の検出が可能となる。
(2)一般的に、配線異常と内部ハードウェア異常は切り分けが必要である。本発明によれば、ユーザの誤操作に起因する配線異常(出力端の開放、開放チャンネル間短絡等)と、ハードウェア内部で発生する異常とを明確に切り分けることが可能となる。
(3)多チャンネル構成では、ひとつのチャンネルの配線異常の場合には、他のチャンネルは正常であるので、稼働率を考慮してそのまま動作させ続けることができる。
(4)二重化システム構成では、ハードウェア異常の場合には二重化システムを待機側に切り換え、チャンネル間短絡のようなユーザが起こした配線異常の場合には、二重化システムへの切り換えを実行しないことができる。
(5)上記(1)項の異常電流の検出と、上記(2)項の異常状態の切り分けが可能となることで、それに応じたフェイルセーフ動作を行うことが可能となり、外部機器へのリスクを確実に回避できる。
(6)また同様に、二重化システムにおいて、待機側のシャントスイッチのハードウェア故障を検出でき、それに応じたフェイルセーフ動作を行うことが可能となり、外部機器へのリスクを確実に回避できる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用したアナログ出力装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。図4で説明した従来装置と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
従来装置に追加された本発明の特徴部は、外部機器3のリターン電流回路に直列に挿入されたリターン電流検出手段100、このリターン電流検出手段100から取得されるリターン電流値をプロセッサ1にリードバックするマルチプレクサ200及びA/D変換器300、電圧源からの電圧供給を遮断するカットオフスイッチ400、プロセッサ1内に設けた異常診断部500である。
尚、この実施形態では、図4の従来装置で設けられている、ソース電流値Vsをプロセッサ1にリードバックするためのマルチプレクサ26及びA/D変換器27の接続は省かれている。ソース電流値Vsをプロセッサ1にリードバックする実施形態については、図3で説明する。
リターン電流検出手段100は、抵抗rで実現され、一端が出力端のリターン側P2に接続され、他端がシャントスイッチ28の一端と共に接地電位に接続されている。この抵抗rを流れるリターン電流Irにより接地電位に対し発生する電圧Vrが、プロセッサ1にリードバックされるリターン電流値である。
マルチプレクサ200は、他チャンネルのアナログ出力装置5からのリターン電流値を切り換えて取得し、共通に使用されるA/D変換器300を介してプロセッサ1に各チャンネルのリターン電流値をリードバックする。
カットオフスイッチ400は、異常診断部500からハードウェア異常の通知を取得すると強制的にオフに規制され、電圧源VDAからの電圧供給を遮断する。
異常診断部500は、異常診断手段501、リターン電流値リードバック手段502、出力電流の設定値を所定値に変更する出力変更手段503よりなり、配線異常及びハードウェア異常を切り分けて通知する機能を備える。
次に、アナログ出力装置2が稼動側(A)である場合の動作を説明する。異常診断部500の異常診断手段501は、リターン電流値リードバック手段502にリードバックされるリターン電流値Vrを入力して常に監視する。
このリターン電流値Vrが、出力設定手段11で設定される出力電流の設定値に対して所定の許容範囲内にあるかを比較し、許容範囲外である場合には、外部機器3に設定した出力電流以外の電流が流れていて異常であると判断する。
異常診断手段501は、異常であると判断した場合は、出力変更手段503に指令して出力電流の設定値を、基準範囲の下限値4mA以下の所定値、例えば1.25mAに変更して外部機器3に流れる出力電流I0を変更させる。
異常診断手段501は、この変更状態でリードバックされるリターン電流値Vrが基準範囲の下限値4mA以下である場合には、出力端開放またはチャンネル間短絡等の配線異常と判定する。
異常診断手段501は、この変更状態でリードバックされるリターン電流値Vrが基準範囲の下限値4mA以上である場合には、ハードウェア異常と判定する。ハードウェアが異常である場合には、出力電流を設定値通りに出力できない状態であることが考えられるので、カットオフスイッチ400をオフとすることで完全に出力電流を絶つ、フェイルセーフ処理を実行する。
ある2つのチャンネルが短絡された場合には、その両方において異常が検出される。内部的には故障していないので、出力電流を変えることは可能である。また、出力電流は外部機器の配線の状況によっては、ある1つのチャンネルの方に両方の出力電流が流れ込む可能性がある。よって、異常を検出して1.25mAを設定した場合には、流れる出力電流の最大値は2.5mAになる。
また、4mAを設定値変更のための基準値としたのは、一般的にプラントの操作端に使用されるバルブ等の外部機器の駆動範囲は4mA〜20mAであり、4mA以下であればバルブとしてはオフの状態、つまりは安全な方向と考えた経緯がある。
二重化システムの場合では、ある条件で二重化システムを切り換える必要がある。一方で、チャンネル間短絡のようなユーザが起こす配線異常の場合には、二重化システムの切り換えを行わせたくない要求がある。
本発明によれば、配線異常とハードウェア異常とは確実に切り分けられる。異常判定でハードウェア異常と判定された場合には、二重化切り換えの要求が発生し、稼動側は待機側になり、シャントスイッチ28がオフからオンへ切り換えられると共に、待機側は稼動側になり、シャントスイッチ28Bはオンからオフへと確実に切り換えられる。
次に、アナログ出力装置が待機側(B)である場合の動作を説明する。二重化システムの待機側において、通常時、シャントスイッチ28Bはオンとなり出力電流I0を内部にバイパスすことで、外部機器3には出力電流を流さない構成となっている。
従って、正常状態では、リターン電流検出手段100の抵抗rには電流が流れず、リードバックしたリターン電流値Vrは0mAとなる。待機側でシャントスイッチ28Bがオフとなる異常が発生した場合、外部機器3には待機側で設定された出力電流I0が流れることになる。従って、このときには外部機器3には、稼動側と待機側の両方の設定電流値が足し合わされた電流が流れることになる。
異常診断部500において、リターン電流値Vrをリードバックした値が0mAでない場合には、出力端または外部機器3に設定電流以外の電流値が流れて異常であると判断する。この場合、シャントスイッチ28Bのハードウェア異常と判断し、カットオフスイッチ400Bをオフとすることで完全に出力を遮断するフェイルセーフ処理を実行する。
図2は、本発明の他の実施形態を示す機能ブロック図である。この実施形態の特徴は、図1の実施形態においてプロセッサ1内に設けたソフトウェア機能で実現された異常診断部500の機能を、ハードウェアで実現した構成にある。
いま外部機器3に、設定された出力電流以外の電流が流れた場合を考えると、リターン電流検出手段100からリードバックされるリターン電流値Vrと、コンデンサCに保持された出力電流の設定値Viとを適当なヒステリシス特性を持つ比較器601により比較診断することで、異常が検出される。
このとき、出力変更スイッチ700を操作して設定値を1.25mA側に切り換え、外部機器3に流す出力電流を、1.25mAに設定する。このときのリターン電流値Vrと4mAの設定値を適当なヒステリシス特性を持つ比較器602により比較診断する。
リターン電流値Vrが4mA以下では、配線異常(出力端開放、チャンネル間短絡等)と判断されるので、比較器601の出力と比較器602の反転出力を入力するAND回路801より配線異常をプロセッサ1に通知する。
リターン電流値Vrが4mA以上では、ハードウェア異常と判断されるので、比較器601の出力と比較器602の出力を入力するAND回路802よりハードウェア異常をプロセッサ1に通知すると共に、この場合は外部機器3に流れる電流を制御できないことから、カットオフスイッチ400をオフとし、電圧源VDAを遮断して外部機器への過電流を防止する。
図3は、本発明の更に他の実施形態を示す機能ブロック図である。この実施形態の特徴は、図1の実施形態に追加して、図4の従来装置で設けられていた、ソース電流値Vsをプロセッサ1にリードバックするためのマルチプレクサ26及びA/D変換器27を接続した構成にある。
A/D変換器27から渡されるソース電流値Vsは、プロセッサ1内に設けたソース電流値リードバック手段900で取得され、異常診断手段501に渡される。以下、ソース電流値のVsリードバックによる診断例を説明する。
通常時、出力端P1の電圧(V1とする)は、出力電流Izおよび負荷の抵抗値Zと抵抗rより算出される。
V1=(Z+r)×Iz
例えば、出力電流Iz=20[mA]、Z+r=500[Ω]であるとすると、10[V]と算出される。
しかしながら、端子間P1,P2間にインピーダンスの大きな負荷が接続された場合、電圧値V1は電圧源VDAの電圧(Vdaとする)および抵抗Rの動作電圧,トランジスタ素子の動作電圧から決まる電圧値に制限させる。このとき出力電流Izは、出力設定された電流が流れるのではなく、この電圧値V1に応じた電流Izが流れることになる。
出力端に大きな負荷が接続された場合、V1は下記の式から算出される。
V1=Vda−{(抵抗Rの動作電圧)+(トランジスタ素子の動作電圧)}
電流値Izは、以下の式から算出される。
Iz=V1/(Z+r)
例えば、Z+r=1000[Ω]、V1=18[V]であるとすると、電流値Izは18[mA]と算出され、設定電流よりも低い電流値が流れることになる。
このとき、ソース電流値Vsもリターン電流値Vrも18[mA]相当が読み込まれることになる。
つまり、出力端に大きな負荷が接続された場合、出力電流が低くなり、ソース電流値Vsもリターン電流値Vrも異常となる。
この状態で、出力電流の設定を1.25mAに変更すると、出力電流も1.25mAに変更され、4mA以下となることから配線異常と判断できる。
また、電流変換回路部にて異常が発生した場合に、ハードウェア的な固着故障が考えられるが、この場合には、ソース電流値Vsもリターン電流値Vrも異常となる。この状態で、出力設定を1.25mAに変更しても、固着故障のために出力は変更されずに、4mA以上となる。このときハードウェア異常と判断して、カットオフスイッチ400をオフに規制する。この実施形態における診断機能をまとめると、表1のようになる
Figure 0004802971
異常が発生した場合の、ソース電流値の状態、リターン電流値の状態、出力変更後のリターン電流値の状態の違いよって、各異常状態の切り分けが可能となり、更に高信頼性の診断機能を持つアナログ出力装置を構成することができる。
以上説明した実施形態では、外部機器3としてプラントの操作端で使用されるバルブを例示したが、これに限定されるものではなく、電流信号により駆動される機器一般に本発明を適用することができる。
本発明を適用したアナログ出力装置を二重化したシステムの実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明の他の実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明の更に他の実施形態を示す機能ブロック図である。 断線診断機能を持つ従来のアナログ出力装置を二重化したシステム構成例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 プロセッサ
11 出力設定手段
2 稼動側アナログ出力装置
21 D/A変換器
22 マルチプレクサ
23 演算増幅器
24 トランジスタ素子
25 電流検出抵抗
26 マルチプレクサ
27 A/D変換器
28 シャントスイッチ
3 外部機器
4 待機側アナログ出力装置
5 他チャンネルアナログ出力装置
100 リターン電流検出手段
200 マルチプレクサ
300 A/D変換器
400 カットオフスイッチ
500 異常診断部
501 異常診断手段
502 リターン電流リードバック手段
503 出力変更手段

Claims (5)

  1. 設定された基準範囲の出力電流を、電圧源より出力端を介して外部機器に供給するアナログ出力装置において、
    前記外部機器を流れるリターン電流を検出するリターン電流検出手段と、
    このリターン電流検出手段から取得してリードバックされるリターン電流値が、設定された前記出力電流に対して所定の許容範囲外の場合に異常と判断する異常診断手段と、
    を備え
    前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が前記許容範囲外の場合に、前記出力電流を前記基準範囲の下限値以下に変更し、その状態でリードバックされるリターン電流値が前記下限値以下である場合には、配線異常と判断することを特徴とするアナログ出力装置。
  2. 設定された基準範囲の出力電流を、電圧源より出力端を介して外部機器に供給するアナログ出力装置において、
    前記外部機器を流れるリターン電流を検出するリターン電流検出手段と、
    このリターン電流検出手段から取得してリードバックされるリターン電流値が、設定された前記出力電流に対して所定の許容範囲外の場合に異常と判断する異常診断手段と、
    を備え、
    前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が前記許容範囲外の場合に、前記出力電流を前記基準範囲の下限値以下に変更し、その状態でリードバックされるリターン電流値が前記下限値以上である場合には、ハードウェア異常と判断することを特徴とするアナログ出力装置。
  3. 前記異常診断手段は、配線異常と判断した場合、前記出力端の開放または前記電圧源を共通とする他チャンネル装置へのチャンネル間短絡のいずれかであると推定することを特徴とする請求項1に記載のアナログ出力装置。
  4. 前記異常診断手段は、装置のハードウェア異常と判断した場合には、前記電圧源の電圧供給を遮断することを特徴とする請求項2に記載のアナログ出力装置。
  5. 二重化システム構成において自己装置が待機側であるとき、前記異常診断手段は、リードバックされる前記リターン電流値が所定値以上である場合には、前記外部機器への出力電流供給をバイパスするシャントスイッチの異常と判断し、前記電圧源の電圧供給を遮断することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のアナログ出力装置。
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