JP2003248022A - コンパレータの異常検出装置 - Google Patents

コンパレータの異常検出装置

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JP2003248022A JP2002051527A JP2002051527A JP2003248022A JP 2003248022 A JP2003248022 A JP 2003248022A JP 2002051527 A JP2002051527 A JP 2002051527A JP 2002051527 A JP2002051527 A JP 2002051527A JP 2003248022 A JP2003248022 A JP 2003248022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置等に組み込まれた状態でコンパレー
タの異常を検出する。 【解決手段】 コンパレータ4の出力OUTをマイクロ
コンピュータ6の入力ポート11のほか第1のアナログ
データ入力ポート13にも接続し、コンパレータの信号
入力端子であるピンP1を、マイクロコンピュータのH
またはLのマイコン信号MOを出力可能の第2の出力ポ
ート15に接続するとともに、第2のアナログデータ入
力ポート14に接続する。マイクロコンピュータの異常
判断部9は、通常時のコンパレータの出力、マイコン信
号を出力したときのコンパレータ出力、マイコン信号の
出力、停止を挟む前後のコンパレータ出力等に基づい
て、コンパレータ自体および周辺素子の故障による異常
を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを備える制御回路におけるコンパレータの異常検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパレータは、マイクロコンピュータ
を備える制御回路において、マイクロコンピュータへの
種々の入力系統などに多く用いられており、例えば2つ
の入力端子に入力された入力回路からの信号の電圧を比
較して、その結果をHまたはLのレベル出力として出力
端子からマイクロコンピュータの入力ポートへ送出す
る。このようなコンパレータは、その入出力端子に駆動
電源系統の端子を加えて多数の端子ピンを備えており、
コンパレータ本体および端子ピン間、さらには周辺素子
におけるオープン故障あるいはショート故障を引き起こ
す可能性を有している。コンパレータまわりのこのよう
な故障はマイクロコンピュータへの誤入力となって、正
常な制御を阻害するものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、コンパレ
ータまわりの回路が正常に機能しているかどうかを確認
する必要がある。しかしながら、従来、コンパレータ単
体を取り出してその基本動作を確認することは行われて
いるが、制御装置に使用されている状態での機能確認は
困難であった。さらには、コンパレータにヒステリシス
をもたせてある場合には、そのヒステリシスを与えるた
めの周辺素子の故障まで検出する手段はなかった。
【0004】したがって本発明は、上記の問題点に鑑
み、制御装置等のマイクロコンピュータに接続された状
態で、簡単にコンパレータの故障を検出できるようにし
たコンパレータの異常検出装置、さらにはヒステリシス
をもたせる場合の周辺素子の故障による異常まで検出で
きるようにしたコンパレータの異常検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、出力端子がマイクロコンピュータの入力ポート
に接続されたコンパレータにおいて、コンパレータの出
力端子をさらにマイクロコンピュータの第1のアナログ
データ入力ポートに接続し、マイクロコンピュータに、
コンパレータの出力電圧に基づいて、当該コンパレータ
の異常の有無を判断する異常判断部を備えたものとし
た。
【0006】請求項2の発明は、さらにコンパレータの
信号入力端子をコンパレータの基準電圧に対してHレベ
ルまたはLレベルのマイコン信号を出力可能としたマイ
クロコンピュータの出力ポートに接続し、異常判断部
は、マイコン信号に対応するコンパレータの出力レベル
および出力電圧に基づいて、当該コンパレータの異常の
有無を判断するものとした。
【0007】請求項3の発明は、ヒステリシスを与える
ための周辺素子が付設され、出力端子がマイクロコンピ
ュータの入力ポートに接続されたコンパレータにおい
て、コンパレータの出力端子をさらにマイクロコンピュ
ータの第1のアナログデータ入力ポートに接続し、コン
パレータの信号入力端子を、コンパレータの基準電圧に
対してHまたはLのマイコン信号を出力可能としたマイ
クロコンピュータの出力ポートに接続するとともに、第
2のアナログデータ入力ポートに接続し、マイクロコン
ピュータに、マイコン信号に対応するコンパレータの出
力レベル、出力電圧およびコンパレータの入力電圧に基
づいて、周辺素子を含むコンパレータ回路の異常の有無
を判断する異常判断部を備えたものとした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は実施の形態の構成を示す。コンパレ
ータ4および周辺素子1〜3からなるコンパレータ回路
が入力回路5とマイクロコンピュータ6の間に設けられ
ている。コンパレータ4は、その駆動電源系統として、
ピンP4を電源Vccに接続し、ピン5をGND(接
地)に接続している。また、信号入力端子として、非反
転入力のピンP1と反転入力のピンP2を備え、出力端
子としてピンP3を備えている。
【0009】ピンP1は周辺素子2を介して入力回路5
に接続され、ピンP2は周辺素子1を介して入力回路5
に接続されている。また、ピンP3はマイクロコンピュ
ータ6の入力ポート11に接続されている。入力回路5
は例えば基準電位をピンP2へ向けて出力し、電位が変
化する制御信号をピンP1へ向けて出力する。ピンP1
への入力をIN+、ピンP2への入力をIN−、ピンP
3からの出力をOUTとする。
【0010】ピンP3とピンP1の間には周辺素子3が
接続されている。周辺素子1、2および3は、例えば抵
抗からなり、周辺素子2と周辺素子3とで所定のヒステ
リシスが決定される。また、周辺素子1はピンP2への
入力経路のインピーダンスを周辺素子2が設けられたピ
ンP1への入力経路のインピーダンスと整合させるため
のものである。マイクロコンピュータ6は、通常作動時
に、その入力ポート11に入るコンパレータ出力OUT
のレベル(H、L)に対応して論理処理を実行し、第1
の出力ポート12から図示しない外部装置へ制御信号を
出力する。
【0011】本実施の形態ではさらに、コンパレータ4
のピンP3がマイクロコンピュータ6の第1のアナログ
データ(AD)入力ポート13に接続され、ピンP1が
マイクロコンピュータ6の第2の出力ポート15と、第
2のアナログデータ入力ポート14とに接続されてい
る。
【0012】マイクロコンピュータ6は、第1のアナロ
グデータ入力ポート13の電圧(すなわち、コンパレー
タ出力OUTの電圧)を検出するOUT電圧検出部7
と、第2のアナログデータ入力ポート14の電圧(すな
わち、コンパレータ入力IN+の電圧)を検出するIN
+電圧検出部8と、これらOUT電圧検出部7とIN+
電圧検出部8が接続された異常判断部9とを有してい
る。異常判断部9は、さらに入力ポート11に接続され
るとともに、第2の出力ポート15に接続されている。
【0013】異常判断部9は、通常時は第2の出力ポー
ト15をオープンにしてハイインピーダンスとしてお
り、所定の診断時にのみ第2の出力ポート15の出力
(以下、マイコン出力と呼ぶ)MOをH、Lにレベル変
化させる。各入力ポート11、13、14の状態をOU
T電圧検出部7、IN+電圧検出部8等で、または通常
時において、コンパレータ4の出力レベルが変化したと
きのピンP1の電圧をIN+電圧検出部8で検出して、
各周辺素子1〜3を含めたコンパレータ4の機能が正常
か異常かを判断する。OUT電圧検出部7、IN+電圧
検出部8および異常判断部9は、ソフトにより構成され
る。
【0014】つぎに、コンパレータまわりに発生する可
能性のある故障のモードとそれによる影響を図2に示
す。周辺素子1が断線などによりオープン(Open)
故障すると、コンパレータ入力IN+の電圧値にかかわ
らず、コンパレータ出力OUTはHに固定された状態と
なる。一方、周辺素子1がショート(Short)した
ときにはどこにも影響は出ない。周辺素子2がオープン
故障するとコンパレータ出力OUTは固定状態となり、
周辺素子1がショートしたときにはヒステリシスが減少
する。周辺素子3がオープン故障するとヒステリシスが
減少し、周辺素子3がショートしたときにはコンパレー
タ出力OUTが固定状態となる。
【0015】また、コンパレータ4自体については、ま
ずコンパレータ入力IN+にかかるピンP1がオープン
故障するとコンパレータ出力OUTはLに固定される。
ピンP1が、電源Vccにショート(VccShor
t)すると、コンパレータ出力OUTはHに固定され
る。ピンP1が、GNDにショート(GNDShor
t)すると、コンパレータ出力OUTはLに固定され
る。また、ピンP1が隣接のピンP2とショート(P2
Short)したときも、コンパレータ出力OUTはL
に固定される。
【0016】コンパレータ入力IN−にかかるピンP2
がオープン故障するとコンパレータ出力OUTはHに固
定される。ピンP2が、電源Vccにショートすると、
コンパレータ出力OUTはLに固定される。ピンP2
が、GNDにショートすると、コンパレータ出力OUT
はHに固定される。また、ピンP2がピンP4とショー
ト(P4Short)したときも、コンパレータ出力O
UTはLに固定される。
【0017】コンパレータ出力OUTにかかるピンP3
がオープン故障すると、コンパレータ出力OUTは中間
電位に固定される。ピンP3が、電源Vccにショート
すると、コンパレータ出力OUTはHに固定される。ピ
ンP3が、GNDにショートすると、コンパレータ出力
OUTはLに固定される。また、ピンP3がピンP5と
ショート(P5Short)したときは、コンパレータ
出力OUTはHに固定される。
【0018】電源Vccと接続されるピンP4がオープ
ン故障すると、コンパレータ出力OUTは中間電位に固
定される。一方、ピンP4が電源Vccにショートした
場合には何らの影響もない。ピンP4がGNDにショー
トすると、電源供給不可となる。また、ピンP4がピン
P1とショート(P1Short)したときは、コンパ
レータ出力OUTはHに固定される。
【0019】GNDと接続されるピンP5がオープン故
障すると、コンパレータ出力OUTは中間電位までしか
下がらない。ピンP5が電源Vccにショートした場合
には、電源供給不可となる。ピンP5がGNDにショー
トした場合には何らの影響もない。また、ピンP5がピ
ンP3とショート(P3Short)したときは、コン
パレータ出力OUTはHに固定される。
【0020】上述のような故障の影響はいくつかのタイ
プに分かれ、これを検出コードとして類別すると、以下
のようになる。 検出コードコンパレータ出力OUTが中間電位に止ま
るもの 検出コードコンパレータ出力OUTがHまたはLに固
定されるもの 検出コードコンパレータ出力OUTがコンパレータ入
力の変化によって一度は変化してもその後固定されるも
の 検出コードヒステリシスが変化するもの 検出コード電源供給不可となるもの
【0021】マイクロコンピュータ6の異常判断部9で
は、これらの各検出コードの状態の有無を、図3に示す
ように確認して、正常/異常を判断する。すなわち、検
出コードについては、コンパレータ出力OUTの電圧
をチェックして、OUT電圧が4.75V以上、または
0.5V以下のときは正常とするが、OUT電圧が0.
5Vより高く、4.75Vより低いときは、以上である
と判断する。
【0022】検出コードについては、第2の出力ポー
ト15の出力(マイコン出力)MOのレベルを変化させ
て、コンパレータ出力OUTの電圧をチェックする。マ
イコン出力MOがHでOUT電圧が4.75V以上、ま
たはマイコン出力MOがLでOUT電圧が0.5V以下
のときは正常とするが、マイコン出力MOがHでOUT
電圧が4.75Vより低いとき、またはマイコン出力M
OがLでOUT電圧が0.5Vより高いときは異常と判
断する。
【0023】検出コードについては、マイコン出力M
Oの出力を挟むコンパレータ診断前と診断後のコンパレ
ータ出力OUTのレベルをチェックする。第2の出力ポ
ート15にマイコン出力MOを出力する前と、Hまたは
Lのマイコン出力MOを出力した後第2の出力ポート1
5を再びオープンにしたときとで、コンパレータ出力O
UTのレベル(HまたはL)に相違がない場合は正常で
あるが、相違している場合には異常と判断する。
【0024】検出コードについては、コンパレータ出
力OUTのレベル変化ごとに、コンパレータ入力IN+
の電圧値をチェックする。コンパレータ出力OUTのレ
ベルがHからLに変化したときのコンパレータ入力のI
N+電圧値と、その後に続くOUTのレベルがLからH
に変化したときのIN+電圧値との差が規定値以内であ
れば正常で、両電圧値の差が規定値より大きいときはヒ
ステリシスが変化しており、異常と判断する。なお、コ
ンパレータ出力OUTのレベルのH〜L間の変化順序は
どちらが先でもよい
【0025】検出コードについては、マイコン出力M
Oを変化させてコンパレータ出力OUTのレベルをチェ
ックする。マイコン出力MOがHでコンパレータ出力O
UTがH、またはマイコン出力MOがLでコンパレータ
出力OUTがLのときは正常で、マイコン出力MOがH
でコンパレータ出力OUTがL、またはマイコン出力M
OがLでコンパレータ出力OUTがHのときは異常と判
断する。
【0026】上記のうち、検出コードと検出コード
にかかる確認は、コンパレータ6の通常使用状態を継続
したまま、任意のインターバルでOUT電圧やIN+電
圧値を検出して実行される。また、検出コード、検出
コードおよび検出コードにかかる確認は、割り込み
処理で異常判断部9から第2の出力ポート15にマイコ
ン出力MOを出力して行なわれる。
【0027】図4は検出コード、検出コードおよび
検出コードについての、マイクロコンピュータ6にお
ける診断処理の流れの一例を示すフローチャートであ
る。診断開始の割り込み指令があると、まず、ステップ
101において、異常判断部9は、入力ポート11に入
力するコンパレータ出力OUTのレベル(HかLか)を
記憶する。異常判断部9は続いて、ステップ102で、
第2の出力ポート15にHレベルとしたマイコン出力M
Oを出力し、ステップ103で、入力ポート11に入力
するコンパレータ出力OUTがHであるかどうかをチェ
ックする。
【0028】コンパレータ出力OUTがHであれば、ス
テップ104に進んで、OUT電圧検出部7からコンパ
レータ出力OUTの電圧値を読み込み、OUT電圧が
4.75V以上であるかどうかをチェックする。OUT
電圧が4.75V以上であるときは、今度はステップ1
05において、第2の出力ポート15へのマイコン出力
MOをLとする。そして、ステップ106で、コンパレ
ータ出力OUTがLとなっているかどうかをチェックす
る。コンパレータ出力OUTがLであれば、ステップ1
07に進んで、OUT電圧が0.5V以下であるかどう
かをチェックする。OUT電圧が0.5V以下であれば
ステップ108に進む。
【0029】ステップ108では、第2の出力ポート1
5をオープンにしてマイコン出力MOの出力を停止す
る。その後、ステップ109において、入力ポート11
におけるコンパレータ出力OUTのレベルを読み込み、
ステップ110で、先のステップ101において記憶し
たマイコン出力MO出力前のコンパレータ出力OUTの
レベルと、前ステップで読み込んだマイコン出力MO停
止後のコンパレータ出力OUTのレベルとが一致してい
るかどうかをチェックする。マイコン出力MOの出力を
挟む前後のコンパレータ出力OUTのレベルが同じであ
れば、ステップ111において「異常なし」として、診
断を終了する。
【0030】一方、ステップ103のチェックでコンパ
レータ出力OUTがHでないとき、ステップ104のチ
ェックでOUT電圧が4.75V以上でないとき、ステ
ップ106のチェックでコンパレータ出力OUTがLと
なっていないとき、ステップ107のチェックでOUT
電圧が0.5V以下でないとき、あるいはステップ11
0のチェックで両コンパレータ出力OUTのレベルが一
致していないときは、ステップ112において、「異常
あり」とし、必要に応じて故障である旨の情報を外部へ
出力するとともに、ステップ113において、当該コン
パレータ出力OUTをマイクロコンピュータ内での論理
処理に使用しないよう内部設定を変更して診断を終了す
る。
【0031】上記フローにおけるステップ101、10
9および110は検出コードにかかる故障検出を構成
し、ステップ102、103、105および106で検
出コードにかかる故障検出を、またステップ102、
104、105および107で検出コードにかかる故
障検出を構成している。
【0032】なお、他の検出コード、検出コードに
かかわる診断においても、「異常あり」と判断したとき
には、同様に、その旨の情報を外部へ出力するととも
に、コンパレータ出力OUTをマイクロコンピュータ内
での論理処理に使用しないよう内部設定を変更する。
【0033】実施の形態は以上のように構成され、ヒス
テリシス決定用の周辺素子等を含むコンパレータ回路に
おいて、コンパレータ4のピンP3をマイクロコンピュ
ータ6の第1のアナログデータ入力ポート13に接続
し、ピンP1をマイクロコンピュータ6の第2の出力ポ
ート15と、第2のアナログデータ入力ポート14とに
接続して、コンパレータ出力OUTの電圧およびコンパ
レータ入力IN+の電圧を検出できるようにするととも
に、マイコン出力MOをコンパレータに入力可能とした
ことにより、中間電位故障を含めたコンパレータ4の故
障、ならびに周辺素子の故障によるコンパレータ回路の
異常を、コンパレータ回路が制御装置などに組み込まれ
た状態で検出することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、コンパレータ
の出力端子をマイクロコンピュータの通常の入力ポート
のほか第1のアナログデータ入力ポートにも接続して、
マイクロコンピュータに備えた異常判断部が、コンパレ
ータの出力電圧に基づいて当該コンパレータの異常の有
無を判断するものとしたので、例えば、出力電圧が中間
電位に止まることを検出して、コンパレータの電源系統
の端子あるいは出力端子の故障による異常を検出するこ
とができる。
【0035】さらにコンパレータの信号入力端子をコン
パレータの基準電圧に対してHレベルまたはLレベルの
マイコン信号を出力可能としたマイクロコンピュータの
出力ポートに接続することにより、マイコン信号を出力
したときコンパレータ出力がHまたはLに固定されるこ
とを検出して、コンパレータの各端子のオープン故障や
ショート故障による異常も検出することができる。とく
にマイコン信号を出力したときコンパレータ出力がマイ
コン信号のHまたはLに対応しないことを検出して、コ
ンパレータの電源系統端子間のショートによる電源供給
不可を原因とする異常も検出することができる。
【0036】また、コンパレータにヒステリシスを与え
るための周辺素子が付設されている場合において、コン
パレータの出力端子をマイクロコンピュータの通常の入
力ポートのほか第1のアナログデータ入力ポートにも接
続し、コンパレータの信号入力端子を、コンパレータの
基準電圧に対してHまたはLのマイコン信号を出力可能
としたマイクロコンピュータの出力ポートに接続すると
ともに、第2のアナログデータ入力ポートに接続するこ
とにより、上述した各故障に加えて、コンパレータ出力
のレベル変化ごとにヒステリシスが変化したり、マイコ
ン信号の出力、停止を挟む前後のコンパレータ出力のH
またはLが一致せず逆レベルに固定されることを検出し
て、周辺素子の故障による異常を検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】故障のモードとその影響を示す図である。
【図3】故障の検出方法を示す図である。
【図4】診断処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 周辺素子 4 コンパレータ 5 入力回路 6 マイクロコンピュータ 7 OUT電圧検出部 8 IN+電圧検出部 9 異常判断部 11 入力ポート 12 第1の出力ポート 13 第1のアナログデータ入力ポート 14 第2のアナログデータ入力ポート 15 第2の出力ポート(出力ポート) P1 ピン(信号入力端子) P2、P4、P5 ピン P3 ピン(出力端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 修 東京都大田区大森西5丁目28番6号 ナイ ルス部品株式会社内 Fターム(参考) 2G035 AA00 AB01 AC19 AD23 AD28 5J039 DA12 DB08 KK00 MM11 NN06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子がマイクロコンピュータの入力
    ポートに接続されたコンパレータにおいて、コンパレー
    タの前記出力端子をさらに前記マイクロコンピュータの
    第1のアナログデータ入力ポートに接続し、前記マイク
    ロコンピュータに、コンパレータの出力電圧に基づい
    て、当該コンパレータの異常の有無を判断する異常判断
    部を備えたことを特徴とするコンパレータの異常検出装
    置。
  2. 【請求項2】 コンパレータの信号入力端子をさらにコ
    ンパレータの基準電圧に対してHレベルまたはLレベル
    のマイコン信号を出力可能とした前記マイクロコンピュ
    ータの出力ポートに接続し、前記異常判断部は、前記マ
    イコン信号に対応するコンパレータの出力レベルおよび
    出力電圧に基づいて、当該コンパレータの異常の有無を
    判断することを特徴とする請求項1記載のコンパレータ
    の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 ヒステリシスを与えるための周辺素子が
    付設され、出力端子がマイクロコンピュータの入力ポー
    トに接続されたコンパレータにおいて、コンパレータの
    前記出力端子をさらに前記マイクロコンピュータの第1
    のアナログデータ入力ポートに接続し、コンパレータの
    信号入力端子を、コンパレータの基準電圧に対してHま
    たはLのマイコン信号を出力可能とした前記マイクロコ
    ンピュータの出力ポートに接続するとともに、第2のア
    ナログデータ入力ポートに接続し、前記マイクロコンピ
    ュータに、前記マイコン信号に対応するコンパレータの
    出力レベル、出力電圧およびコンパレータの入力電圧に
    基づいて、前記周辺素子を含むコンパレータ回路の異常
    の有無を判断する異常判断部を備えたことを特徴とする
    コンパレータの異常検出装置。
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