JPH09172734A - 電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置 - Google Patents

電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置

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JPH09172734A
JPH09172734A JP7347144A JP34714495A JPH09172734A JP H09172734 A JPH09172734 A JP H09172734A JP 7347144 A JP7347144 A JP 7347144A JP 34714495 A JP34714495 A JP 34714495A JP H09172734 A JPH09172734 A JP H09172734A
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JP7347144A
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Hitoshi Yasuda
均 安田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヒューズや過電流検出回路等を用いず、本体
部から端末部に電源供給する前に電源の短絡検知を行
い。端末部を本体部から活線挿抜してもスパーク電流が
発生しないで、電源短絡及び開放検知機能を有する電源
供給装置の提供。 【解決手段】 信号処理部100にカメラヘッド部20
0を電気的に接続し各種装置に用いる電源供給装置で、
信号処理部内に、電源短絡検知用の検知電源供給部10
5と、電源供給部101からと検知電源供給部からの電
源を切替える切替スイッチ106と、検知電源供給部か
らの電圧から電源状態の検知用の検出電圧分圧抵抗10
7と、検出電圧分圧抵抗からの検出電圧を2値信号に変
換する2値変換部108とを設け、カメラヘッド部内に
検出電圧分圧抵抗203を設け、制御部109は接続検
知スイッチ102からの端末接続信号のほか2値変換部
からの入力信号を認識し、電源供給部のほか検知電源供
給部、電源切替スイッチを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源を供給する本
体部と、本体部からの電源供給を受けて作動する端末部
とから構成された電源供給装置、特に、電源短絡及び開
放検知機能を有する電源供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源を供給する本体部と、本体部
からの電源供給を受けて作動する端末部とから構成され
た装置として、電源短絡及び開放検知機能を具備する電
源供給装置を使用するものがある。
【0003】図6にかかる装置の一例としてのヘッド分
離型カメラの電源供給装置をブロック図で示す。
【0004】図中、100は装置の本体部をなす信号処
理部であり、後述するカメラヘッド部(端末部を形成す
る)200へ出力するCCD駆動用パルスの発生や、カ
メラヘッド部200から入力されるCCD撮像信号に対
する信号処理や、カメラヘッド部200への電源の供給
を行う。
【0005】また、本体部を形成する信号処理部100
内には、端末部を形成するカメラヘッド部200に供給
する電源を発生する電源供給手段である電源供給部10
1、カメラヘッド部200が信号処理部100に接続さ
れていることを検知する接続検知手段である接続検知ス
イッチ102、接続検知スイッチ102から信号を受け
て、電源供給部101に供給電源のON/OFF指示を
行う制御部103、供給電源の短絡を検知し電源の供給
を強制遮断する電源供給遮断部104が設けられてい
る。なお、電源供給遮断部104としては、ヒューズや
過電流保護回路等が用いられる。
【0006】一方、端末部を形成するカメラヘッド部2
00は、本体部を形成する信号処理部100から電源の
供給を受けて作動するものであり、信号処理部100か
らCCD駆動パルスを受け、CCD撮像信号を信号処理
部100へ出力する。
【0007】また、図6において、201、202は、
各々電源ライン301,302のカメラヘッド部200
における負荷インピーダンスを示す。ここで、電源ライ
ン301は信号処理部100からカメラヘッド部200
へ電源を供給する第1の電源ラインであり、電源ライン
302は信号処理部100からカメラヘッド部200へ
電源を供給する第2の電源ラインであり、電源ライン3
03は信号処理部100からカメラヘッド部200へ電
源を供給するコモンラインである。
【0008】次に、上記した構成を有する電源供給装置
の動作について、図6を参照して説明する。
【0009】まず、信号処理部100は、カメラヘッド
部200の接続の有無を接続検知スイッチ102により
検知する。この接続検知スイッチ102としては、一般
にはスイッチ付きコネクタが使われる。そして、カメラ
ヘッド部200をコネクタで信号処理部100に対して
着脱すると、自動的にコネクタに付いているスイッチが
作動し、この作動信号が制御部103へ入力される。
【0010】制御部103は、カメラヘッド部200が
信号処理部100に接続されていることを検知したとき
は、電源供給部101に対して供給電源のONを指示
し、一方、カメラヘッド部200が信号処理部100に
接続されていないことを検知したときは、電源供給部1
01に対して供給電源のOFFを指示する。
【0011】電源供給部101は制御部103の指示を
受けて、カメラヘッド部200に対する電源の供給のO
N/OFFを行う。
【0012】以上のように、カメラヘッド部200が信
号処理部100に接続されていないときは信号処理部1
00はカメラヘッド部200に電源供給を行わないの
で、外部に出ているコネクタの電源端末部において短絡
することがない。
【0013】また、電源供給時において電源ライン30
1、302がお互いに、あるいは、コモンライン303
との間で短絡していた場合は、電源ライン301、30
2のいずれか、あるいは、両方に過大な電流が流れるこ
とになり、これを電源供給遮断部104が検知して作動
し、信号処理部103からカメラヘッド部200への電
源の供給を遮断する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電源短絡及び開放検知機能を具備する電源供給装置
は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
【0015】 カメラヘッド部200の活線挿抜を認
めるような電源供給装置の場合、装着するカメラヘッド
部200の電源系が短絡している可能性があり、電源供
給時に電源供給遮断部104を形成するヒューズの溶断
や過電流検出回路が作動する可能性がある。
【0016】 電源供給遮断部104を形成するヒュ
ーズは取替えが必要であり、一方、過電流検出回路はコ
ストが高くつく。
【0017】 カメラヘッド部200の活線挿抜が行
われた場合、スパーク電流により、ヒューズ溶断や過電
流検出回路の誤作動が発生することがある。一般的には
活線挿抜はできないようになっているが、カメラヘッド
部200の活線挿抜を認めるような電源供給装置におい
ては、この誤作動が発生しないように、電流値、ディレ
イ時間等を設定しなければならず、回路設計等に時間を
要することになる。
【0018】本発明は、ヒューズや過電流検出回路等の
電源供給遮断部を用いず、本体部から端末部に電源供給
する前に電源の短絡検知を行うとともに、端末部を本体
部から活線挿抜してもスパーク電流が発生しないように
することができる電源短絡及び開放検知機能を有する電
源供給装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、本体部と、前記本体部に電
気的に接続され前記本体部からの電源供給を受けて作動
する端末部とから構成されると共に、前記本体部内に、
前記端末部に電源を供給する電源供給手段と、前記端末
部が前記本体部に電気的に接続されていることを検知す
るための接続検知手段と、前記接続検知手段からの端末
接続信号を受けて前記電源供給手段を制御する制御手段
とを具備する電源短絡及び開放検知機能を有する電源供
給装置において、前記本体部内に、電源短絡検知用の電
源を供給する検知電源供給手段と、前記電源供給手段か
らの電源と前記検知電源供給手段からの電源とを切替え
る電源切替手段と、前記検知電源供給手段から供給され
た検知用電源の電圧から電源状態の検知のための電圧を
検出する第1検出電圧分圧手段とを設けるとともに、前
記端末部内に、前記本体部の前記第1検出電圧分圧手段
と協働して前記電源状態検知のための電圧を分圧して検
出する第2検出電圧分圧手段を設け、前記制御手段は、
前記接続検知手段からの端末接続信号のみならず前記第
1および第2検出電圧分圧手段から出力された検出電圧
を認識し、認識結果に基づいて前記電源供給手段のみな
らず前記検知電源供給手段、前記電源切替手段を制御す
ることを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置におい
て、前記第1および第2検出電圧分圧手段から出力され
た検出電圧を2値信号に変換する2値変換手段を有し、
前記制御手段は前記2値変換手段からの入力信号を前記
検出電圧として認識することを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置で
あって、前記端末部の前記第2検出電圧分圧手段を、前
記電源供給部と前記端子部とを電気的に接続する電源ラ
インとコモンラインとの間に介設したことを特徴とす
る。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項2記載の電
源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置であっ
て、前記電源供給手段は前記本体部から前記端末部に複
数の電源を供給可能とし、前記端末部の前記第2検出電
圧分圧手段を、前記電源供給部と前記端末部とを電気的
に接続する各電源ライン間に介設したことを特徴とす
る。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置で
あって、前記2値変換手段が、前記第1、第2検出電圧
分圧手段から出力された検出電圧をデジタル信号に変換
するA/D変換器であることを特徴とする。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4記
載の電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置で
あって、前記2値変換手段が、前記第1、第2検出電圧
分圧手段から出力された検出電圧を基準電圧と比較し当
該比較結果をパルス出力する電圧比較手段であることを
特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する
本実施の形態は、電源短絡及び開放検知機能を有する電
源供給装置がヘッド分離型カメラに用いる電源供給装置
に適用したものである。
【0026】図1に示すように、この実施の形態に係る
ヘッド分離型カメラに用いる電源供給装置は、図6を参
照して説明した従来のヘッド分離型カメラに用いる電源
供給装置と、以下に説明する特徴的な構成を除いて同一
の構成を有するので、同一の構成部材は同一の符号を付
している。
【0027】図1に示すように、本実施の形態は、実質
的に、従来のヘッド分離型カメラに用いる電源供給装置
における電源供給遮断部104の代わりに、本体部とし
ての信号処理部100内に設けた信号処理部検知電源供
給手段としての検知電源供給部105と、信号処理部1
00内に設けた電源切替手段としての電源切替スイッチ
106と、信号処理部100及び端末部としてのカメラ
ヘッド部200内にそれぞれ設けた第1,第2検出電圧
分圧手段としての検出電圧分圧抵抗107,203と、
2値変換手段としての2値変換部108とを付加し、か
つ、制御部109に、接続検知手段としての接続検知ス
イッチ102からの端末接続信号のみならず、2値変換
手段としての2値変換部108からの入力信号を認識
し、電源供給手段としての電源供給部101のみなら
ず、検知電源供給手段としての検知電源供給部105
と、電源切替手段としての電源切替スイッチ106とを
制御する機能を付与したことに特徴を有する。
【0028】ここに、検知電源供給部105は、制御部
109の指示により、カメラヘッド部200に供給する
電源ラインの短絡検知に使用する電源を供給する。
【0029】電源切替スイッチ106は、制御部109
の指示により、カメラヘッド部200へ供給する電源
を、電源供給部101からの電源と検知電源供給部10
5からの電源との間で切替える。
【0030】検出電圧分圧抵抗107及び201は、電
源切替スイッチ106で検知電源供給部105からの電
源が選択されたとき、カメラヘッド部200の負荷イン
ピーダンス201あるいは202とともに短絡検知用の
電源電圧を分圧し、2値変換部108へ出力する。
【0031】2値変換部108は、分圧された短絡検知
用の電圧を2値のデータに変換し、同データを制御部1
09に出力する。制御部109は、図6に示す従来例に
おける制御部103の機能を拡張したものであり、接続
検知スイッチ102、2値変換部108からの入力信号
に基づいて、電源供給部101のみならず、検知電源供
給部105、電源切替スイッチ106を制御する。
【0032】次に、上記した構成を有する電源短絡及び
開放検知機能を有する電源供給装置の動作について説明
する。
【0033】まず、信号処理部100は、カメラヘッド
部200の信号処理部100への接続の有無を接続検知
スイッチ102により検知する。この接続検知スイッチ
102としては、一般的にはスイッチ付きコネクタを用
いる。そして、カメラヘッド部200をこのコネタクを
用いて信号処理部100に対して着脱すると、自動的に
コネクタに付いているスイッチが作動し、この作動信号
が制御部109へ入力される。
【0034】制御部109は、信号処理部100にカメ
ラヘッド部200が接続されていないことを検知してい
るとき、電源供給部101及び検知電源供給部105に
は供給電源のOFFを指示するとともに、電源切替スイ
ッチ106にはコモン端子106cへのスイッチングを
指示する。この結果、カメラヘッド部200が接続され
ていないときは、外部に出ている電源供給端子に電源は
供給されず、短絡しないことになる。
【0035】一方、カメラヘッド部200が接続されて
いることを検知したときは、電源供給部101及び検知
電源供給部105には供給電源のON(V1,V2及び
VT)を指示するとともに、電源切替スイッチ106に
は検知電源端子106bへのスイッチングを指示する。
これにより、電源ライン301は短絡検知用電源に接続
され、電源ライン302はコモンラインに接続される。
【0036】この際、検出電圧分圧抵抗203が電源ラ
イン301、302の間に装入されているので、以上の
スイッチングの結果、カメラヘッド部200の電源系が
正常なときの2値変換部108へ入力される検出電圧
は、以下の式で求められる。
【0037】
【数1】 但し、VT=検知電源電圧(V1>VT <V2) V1=第1の供給電源の電圧 V2=第2の供給電源の電圧 R1=検出電圧分圧抵抗107 R2=検出電圧分圧抵抗203 (場合によっては負荷インピーダンス201(Z1)) となる。
【0038】ここで、例えば、V1=12V,V2=6
V,VT =1V,R1=R2=10kΩとすることがで
きる。
【0039】但し、この検出電圧は、負荷インピーダン
ス201(Z1)に検知電圧(VT)を印加したとき
に、この負荷インピーダンス201の値が大き過ぎる場
合であって、もし数十kΩあるいは数kΩ以下であれ
ば、検出電圧分圧抵抗203(R2)は使用する必要性
はなく、負荷インピーダンス201(Z1)と検出電圧
分圧抵抗107(R1)の分圧より検出電圧は決まる。
【0040】ところで、この検出電圧はアナログ値であ
るため、2値変換部108において制御用の2値データ
に変換され、制御部109に出力される。
【0041】2値変換部108としては、図2に示すよ
うなA/D変換器110や、図3に示すような電圧比較
手段であるコンパレータ111を好適に用いることがで
きる。
【0042】また、A/D変換器の場合、マイコンに組
み込まれているものがよくあり、これを用いることで2
値変換部108を制御部109に組み込むようにしても
よい。
【0043】そして、制御部109では、入力される2
値データ化された検出電圧により、カメラヘッド部20
0の電源系が正常かどうかを以下のように判断する。
【0044】
【数2】 この結果に基づき、短絡のときは、電源供給部101及
び検知電源供給部105には供給電源のOFFを指示す
るとともに、、電源切替スイッチ106にはコモン端子
106cへのスイッチングを指示する。さらに、好まし
くは、短絡表示やアラーム音を鳴らす等の異常対策処理
を行う。
【0045】開放時は、本来、接続検知スイッチ102
によりカメラヘッド部200が接続されていると判断し
ていることに反しており、これも短絡時と同様に、供給
電源のOFFを指示するとともに、異常対策処理を行
う。
【0046】正常時は、電源供給部101及び検知電源
供給部105には供給電源のONを指示するとともに、
電源切替スイッチ106には供給電源端子106aへの
スイッチングを指示する。以上のスイッチングにより、
カメラヘッド部200には正常な電源が供給されること
となる。
【0047】電源供給状態においてカメラヘッド部20
0が着脱された場合の動作も上記と同様である。
【0048】即ち、まず接続検知スイッチ102でカメ
ラヘッド部200の着脱を検知し、取り外しの場合は供
給電源をOFFし、装着の場合はいったん短絡検知シー
ケンスを行ってから供給電源がONとされる。
【0049】この結果、カメラヘッド部200を装着す
るときのコネクタのピン間接触のバタツキによるスパー
ク電流の発生を抑えることができ、カメラヘッド部20
0の内部回路や信号処理部100の内部回路に悪影響を
与えることを避けることができる。
【0050】また、この実施の形態の構成だけでは、正
常動作中に何らかの要因で供給電源系が短絡しても供給
電源の遮断が行われないため、安全を考慮して、従来例
と同様の電源供給遮断部104を備える場合が考えられ
る。その際、従来の方式だとスパーク電流による短絡誤
検知が発生しえたが、本実施の形態では、このスパーク
電流を抑えることができるため、電源供給遮断部104
の短絡誤検知を防ぐことができる。
【0051】尚、本実施の形態では、検出電圧分圧抵抗
203を供給電源ライン301,302間に入れている
が、もちろん、各電源ライン301,302とコモライ
ン303の間に入れるようにしてもよい。しかしこの場
合は、複数の供給電源間での短絡が分からないので、本
実施の形態のように、供給電源ライン301,302間
に入れる方がより有効である。
【0052】また、本実施の形態では、供給電源が2つ
の場合について記載しているが、1つの場合は、図4に
示すように、供給電源ライン301とコモンライン30
3の間に検出電圧分圧抵抗203を入れるようにすれば
よく、3つ以上の場合は、図5のように、検出電圧分圧
抵抗203及び電源切替スイッチ106の端子の数を増
やし、そのシステムに合った抵抗値を設定することで実
現できる。
【0053】以上のように、本実施の形態では、カメラ
ヘッド部200に電源供給する前に電源の短絡検知を行
うとともに、供給電源が複数の場合は、その電源間でも
短絡検知を行うようにしている。従って、電源の短絡検
知にヒューズの交換や、高価な過電流検知回路を不要と
することができる。
【0054】さらには、カメラヘッド部200の活線挿
抜時のスパーク電流の発生を抑えることができる。従っ
て、カメラヘッド部200の活線挿抜を行っても、内部
回路への悪影響を避けることができるとともに、安全性
を考慮してヒューズや過電流検出回路を使用した場合で
あっても、スパーク電流によるヒューズの溶断や過電流
検出回路の誤作動を抑えることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、前記本体部内に、電源短絡検知用の電源を供給
する検知電源供給手段と、前記電源供給手段からの電源
と前記検知電源供給手段からの電源とを切替える電源切
替手段と、前記検知電源供給手段から供給された検知用
電源の電圧から電源状態の検知のための電圧を検出する
第1検出電圧分圧手段とを設けるとともに、前記端末部
内に、前記本体部の前記第1検出電圧分圧手段と協働し
て前記電源状態検知のための電圧を分圧して検出する第
2検出電圧分圧手段を設け、前記制御手段は、前記接続
検知手段からの端末接続信号のみならず前記第1および
第2検出電圧分圧手段から出力された検出電圧を認識
し、認識結果に基づいて前記電源供給手段のみならず前
記検知電源供給手段、前記電源切替手段を制御するよう
に構成したので、端末部に電源供給する前に電源の短絡
検知を行うことが可能となり、電源の短絡検知にヒュー
ズや過電流検出回路を用いる必要がなくなり、短絡発生
時のヒューズの交換や、高価な過電流検知回路を不要と
することができる。
【0056】また、上記構成により、端末部の活線挿抜
時のスパーク電流の発生を抑えることが可能となり、端
末部の活線挿抜を行っても内部回路への悪影響を避ける
ことができるとともに、安全性を考慮してヒューズや過
電流検出回路を使用することになっても、スパーク電流
によるヒューズの溶断を過電流検出回路の誤作動を抑え
ることができる。
【0057】また、請求項3記載の発明では、前記端末
部の前記第2検出電圧分圧手段を、前記電源供給部と前
記端子部とを電気的に接続する電源ラインとコモンライ
ンとの間に介設したので、各電源ラインとコモンライン
間の電源短絡検知が可能となり、更に請求項4記載の発
明では、前記電源供給手段は前記本体部から前記端末部
に複数の電源を供給可能とし、前記端末部の前記第2検
出電圧分圧手段を、前記電源供給部と前記端末部とを電
気的に接続する各電源ライン間に介設したので、供給さ
れる電源が複数の場合であっても、各電源ライン間での
電源短絡検知も行うことができ、請求項1記載の発明と
同様に、短絡発生時のヒューズの交換や、高価な過電流
検知回路を不要とすることができるとともに、端末部の
活線挿抜時のスパーク電流の発生を抑えることができる
ので、端末部の活線挿抜を行っても内部回路への悪影響
を避けることができ、さらに、安全性を考慮してヒュー
ズや過電流検出回路を使用することになっても、スパー
ク電流によるヒューズの溶断を過電流検出回路の誤作動
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態に係る電源短絡及び開放
検知機能を有する電源供給装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】2値変換部の構成の一例を示す図である。
【図3】2値変換部の構成の別の例を示す図である。
【図4】供給電源が1つの場合の同電源供給装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】供給電源が3つの場合の同電源供給装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】従来の実施例に係わる電源短絡及び開放検知機
能を有する電源供給装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100・・・信号処理部 101・・・電源供給部 102・・・接続検知スイッチ 103・・・制御部 104・・・電源供給遮断部 105・・・検知電源供給部 106・・・電源切替スイッチ 107・・・信号処理部の検出電圧分圧抵抗 108・・・2値変換部 109・・・制御部 200・・・カメラヘッド部 201・・・第1の電源ラインの負荷インピーダンス 202・・・第2の電源ラインの負荷インピーダンス 203・・・カメラヘッド部の検出電圧分圧抵抗 301・・・第1の電源ライン 302・・・第2の電源ライン 303・・・コモンライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 7/00 H02H 7/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、前記本体部に電気的に接続さ
    れ前記本体部からの電源供給を受けて作動する端末部と
    から構成されると共に、前記本体部内に、前記端末部に
    電源を供給する電源供給手段と、前記端末部が前記本体
    部に電気的に接続されていることを検知するための接続
    検知手段と、前記接続検知手段からの端末接続信号を受
    けて前記電源供給手段を制御する制御手段とを具備する
    電源短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置におい
    て、 前記本体部内に、電源短絡検知用の電源を供給する検知
    電源供給手段と、前記電源供給手段からの電源と前記検
    知電源供給手段からの電源とを切替える電源切替手段
    と、前記検知電源供給手段から供給された検知用電源の
    電圧から電源状態の検知のための電圧を検出する第1検
    出電圧分圧手段とを設けるとともに、前記端末部内に、
    前記本体部の前記第1検出電圧分圧手段と協働して前記
    電源状態検知のための電圧を分圧して検出する第2検出
    電圧分圧手段を設け、 前記制御手段は、前記接続検知手段からの端末接続信号
    のみならず前記第1および第2検出電圧分圧手段から出
    力された検出電圧を認識し、認識結果に基づいて前記電
    源供給手段のみならず前記検知電源供給手段、前記電源
    切替手段を制御することを特徴とする電源短絡及び開放
    検知機能を有する電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2検出電圧分圧手段か
    ら出力された検出電圧を2値信号に変換する2値変換手
    段を有し、前記制御手段は前記2値変換手段からの入力
    信号を前記検出電圧として認識することを特徴とする請
    求項1記載の電源短絡及び開放検知機能を有する電源供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記端末部の前記第2検出電圧分圧手段
    を、前記電源供給部と前記端子部とを電気的に接続する
    電源ラインとコモンラインとの間に介設したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の電源短絡及び開放検知機能
    を有する電源供給装置。
  4. 【請求項4】 前記電源供給手段は前記本体部から前記
    端末部に複数の電源を供給可能とし、前記端末部の前記
    第2検出電圧分圧手段を、前記電源供給部と前記端末部
    とを電気的に接続する各電源ライン間に介設したことを
    特徴とする請求項1又は2記載の電源短絡及び開放検知
    機能を有する電源供給装置。
  5. 【請求項5】 前記2値変換手段が、前記第1、第2検
    出電圧分圧手段から出力された検出電圧をデジタル信号
    に変換するA/D変換器であることを特徴とする請求項
    2乃至4のいずれかに記載の電源短絡及び開放検知機能
    を有する電源供給装置。
  6. 【請求項6】 前記2値変換手段が、前記第1、第2検
    出電圧分圧手段から出力された検出電圧を基準電圧と比
    較し当該比較結果をパルス出力する電圧比較手段である
    ことを特徴とする請求項2乃至4いずれかに記載の電源
    短絡及び開放検知機能を有する電源供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286330B2 (en) 2002-10-02 2007-10-23 Samaung Electronics Co., Ltd. Power supply device and method having a spark prevention function
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JP2009021057A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 接点出力装置

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