JP2011200067A - モータ制御装置及び電気機器 - Google Patents

モータ制御装置及び電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011200067A
JP2011200067A JP2010065997A JP2010065997A JP2011200067A JP 2011200067 A JP2011200067 A JP 2011200067A JP 2010065997 A JP2010065997 A JP 2010065997A JP 2010065997 A JP2010065997 A JP 2010065997A JP 2011200067 A JP2011200067 A JP 2011200067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
motor
torque
amplitude
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010065997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5175887B2 (ja
Inventor
Sari Maekawa
佐理 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010065997A priority Critical patent/JP5175887B2/ja
Priority to US13/014,178 priority patent/US8536812B2/en
Priority to TW100106756A priority patent/TWI422138B/zh
Priority to KR1020110019853A priority patent/KR101238957B1/ko
Priority to CN201110097021.6A priority patent/CN102201771B/zh
Publication of JP2011200067A publication Critical patent/JP2011200067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5175887B2 publication Critical patent/JP5175887B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control specially adapted for damping motor oscillations, e.g. for reducing hunting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • F25B49/025Motor control arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】比較的大きな負荷変動が生じることが前提のシステムに、位置センサレス方式でモータを制御する構成を適用する場合、負荷変動のデータを予め取得せずとも目標速度に高速で追従するようにモータを制御する。
【解決手段】モータ制御装置20は、位置推定部5が電流検出部3により検出された各相電流Iu,Iv,Iwに基づいてモータ2の回転速度ω及び電気角θMを推定すると、負荷トルク推定11が、各相電流と電気角θMとに基づいて得られるトルク電流Iqと、モータ2の定数と、圧縮機22の圧縮部23を含むモータ2の慣性モーメントJmとから、圧縮機22が発生する負荷トルクを推定する。負荷トルク周波数・角度抽出部12は、負荷トルクが示す周期的な変動の位相(負荷トルク位相)を演算し、トルク補正電流算出部10が負荷トルク位相に基づいて変化する正弦波状のトルク補正電流を決定すると、振幅・位相調整部9はモータ2の速度変動を検出し、その速度変動を減少させるようにトルク補正電流の振幅An及び位相Pnを増減して調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを位置センサレス方式で制御するモータ制御装置,及びそのモータ制御装置によりモータを制御して圧縮機を駆動する電気機器に関する。
例えばブラシレスDCモータを圧縮機等のモータとして利用する場合、従来は、モータの回転数や位置を位置センサ等により算出し、算出した回転数が目標回転数と異なっている場合には、電流指令あるいは電圧指令を変え、モータの回転数を目標回転数に調整するようにしている。ここで、図11(a)には1シリンダ型のロータリコンプレッサの断面構造を示すが、斯様な圧縮機においては、その機構によりコンプレッサモータの回転機械角に応じて負荷変動が発生する(図11(b)参照)。この負荷変動によりモータが機械角で1回転する間に回転速度にむらが発生し、振動や騒音の発生に繋がる。
また、モータに回転速度むらがある状態で圧縮機の運転を継続すると、例えば空調機や冷蔵庫などにおいては冷媒等を輸送する配管にストレスがかかり、これらの寿命を低下させる。したがって、モータを回転制御する際にはトルク制御を行い、負荷変動に伴う買い速度むらの発生を抑制する必要がある。
このような目的でトルク制御を行う従来技術として、特許文献1には以下のような構成が開示されている。モータの回転子が1回転する区間を複数の区間に分割して、負荷トルクの変動を打ち消すように設定した、各区間に与えるトルク変化量(トルクデータ)のパターンを予め記憶しておく。そして、インバータを介してモータを回転制御する際に、制御回路がトルク変化量を加味した電流指令あるいは電圧指令を出力する。
しかしながら、特許文献1の制御方式では、負荷トルク変動のデータを予め取得する必要がある。また、測定したデータに基づいてモータの速度変動が最も減少するような電流指令値等の調整が必要となるため、様々な運転パターン(例えば空調機であれば暖房運転や冷房運転など)に応じたデータの取得並びに指令値の調整が必要になり、製品の開発期間が長引くことになってしまう。
また、特許文献2には、運転中のモータの速度変動の大きさを検出し、その速度変動を抑制する方向にフィードバック制御を行い、トルク指令値を決定する技術が開示されている。
特開平7−255193号公報 特開2001−37281号公報
しかしながら、特許文献2のような技術では、位置センサレス方式を採用してモータの位置を推定することを想定すると、モータ位置や速度の推定精度が低下すると正確なトルク制御ができなくなる。さらに、フィードバック制御に過去の情報を使うため制御応答に遅れが生じ、トルク変動が非常に短い周期で発生する場合には変動を十分に抑制できなくなるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、比較的大きな負荷変動が生じることが前提のシステムに、位置センサレス方式でモータを制御する構成を適用する場合、負荷変動のデータを予め取得せずとも目標速度に高速で追従するようにモータを制御できるモータ制御装置,及びそのモータ制御装置を備えてなる電気機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載のモータ制御装置は、負荷を駆動するモータに交流電力を供給する電力供給手段と、
前記モータの巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記電流に基づいて前記モータの回転速度及び電気角を推定する速度・電気角推定手段と、
前記電流と前記電気角とに基づいて得られるトルク電流と、前記モータの定数と、前記負荷を含む前記モータの慣性モーメントとから、前記負荷が発生する負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段と、
前記負荷トルクが示す周期的な変動の位相(負荷トルク位相)を演算する負荷トルク位相演算手段と、
前記負荷トルク位相に基づいて変化する正弦波状のトルク補正電流を決定するトルク補正電流決定手段と、
前記モータの速度変動を検出し、前記速度変動を減少させるように前記トルク補正電流の振幅及び位相を増減して調整する振幅・位相調整手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の電気機器は、圧縮機と、
この圧縮機を駆動するモータと、
請求項1ないし5の何れかに記載のモータ制御装置とを備えてなることを特徴とする。
請求項1記載のモータ制御装置によれば、位置センサレス方式でモータを駆動する構成において、負荷トルク位相に基づいて変化する正弦波状のトルク補正電流を用い、そのトルク補正電流の振幅及び位相を増減することでモータの速度変動を減少させるように調整する。すなわち、モータが駆動対象とする負荷のトルク変動特性データを予め正確に取得せずとも、出力トルクの補正をダイナミックに行い速度変動を低減して、モータの速度が目標速度に追従するように制御できる。したがって、モータ制御装置を特定のシステムに適用するための開発コストを大幅に削減できる。
また、請求項6記載の電気機器によれば、負荷変動が大きい圧縮機を駆動するモータに本発明のモータ制御装置を適用するので、圧縮機を用いたシステムの開発コストを削減し、高い精度で制御することができる。
一実施例であり、モータ制御装置の構成を示す機能ブロック図 空調機の構成を概略的に示す図 メインルーチンのフローチャート ステップS3における速度変動抑制制御の詳細を示すフローチャート (a)は初期設定処理、(b)は振幅調整処理、(c)は位相調整処理のフローチャート 負荷トルク変動とトルク補正電流指令とをモデル的に示す図 ヒルベルト変換による解析信号である負荷トルク値Tq等の各種信号波形を示す図 速度変動を抑制する調整処理の説明図(その1) 図8相当図(その2) 実際に速度変動が抑制される状態を示す信号波形図 (a)は1シリンダ型のロータリコンプレッサの断面構造を示す図、(b)は、コンプレッサモータの回転機械角に応じて発生する負荷変動を示す図
以下、一実施例について図1乃至図10を参照して説明する。図1は、モータ制御装置の構成を示す機能ブロック図である。インバータ回路(電力供給手段)1は、6個の例えばIGBT(半導体スイッチング素子,図示せず)が三相ブリッジ接続されて構成されている。インバータ回路1の各相出力端子は、ブラシレスDCモータ(永久磁石型同期モータ)2の例えばスター結線されている各相巻線の各端子に接続されている。
電流検出部(電流検出手段)3u,3v,3wは、インバータ回路1の出力線に設けられた電流検出器(例えばカレントトランス)であり、U,V,W各相の電流Iu,Iv,Iwを検出する(何れか二相だけを検出して、残りの一相は演算で求めても良い)。これらの電流検出部3u,3v,3wからの電流検出信号は座標変換部4に与えられ、図示しないA/D変換器によりデジタルデータに変換される。座標変換部4は、三相の電流Iu,Iv,Iwを二相の電流Iα,Iβに変換し、位置推定部(速度・電気角推定手段)5で推定される回転位相角θMに基づいて、静止座標系の電流Iα,Iβを回転座標系(xy座標系)のd軸電流Id,q軸電流Iqに変換する。
速度制御部(目標電流演算手段)6は、指令速度ω_refと位置推定部5で推定されたモータの速度(角速度)ωとの差分に対してPI(比例積分)制御演算を行い、モータ速度ωが指令速度ω_refに追従するようにq軸電流指令Iq_ref1を生成して電流指令合成部7に出力する。また、速度制御部6は、励磁電流指令Id_refを通常はゼロとして出力し、弱め開示制御等を行う場合には負の値に設定して出力する。
電流制御部(目標電圧演算手段)8は、速度制御部6より与えられる励磁電流指令Id_ref,及び電流指令合成部7より出力されるq軸電流指令Iq_refと、座標変換部4で変換されたd軸電流Id,q軸電流Iqとの差分に対してPI制御演算を行い、d軸電流Id,q軸電流Iqがそれぞれ励磁電流指令Id_ref,q軸電流指令Iq_refに追従するように、d軸電圧指令値Vd,q軸電圧指令値Vqを出力する。
振幅・位相調整部(振幅・位相調整手段)9は、位置推定部5で演算された推定速度ωの変動の微分値を演算し、推定速度変動値が減少するようにトルク補正電流算出部(トルク補正電流決定手段)10に出力する振幅An及び位相Pnを出力する。その詳細については後述する。負荷トルク推定部(負荷トルク推定手段)11は、座標変換部4より与えられるq軸電流Iq,位置推定部5で推定された速度ωとモータ2の定数とから負荷トルクTqを推定すると、その推定結果を負荷トルク周波数・角度抽出部(負荷トルク位相演算手段)12に出力する。
電流指令合成部7は、速度制御部6が出力したq軸電流指令Iq_ref1と、トルク補正電流算出部10で演算されたトルク補正電流指令Iq_ref2とを加算合成し、前記q軸電流指令Iq_refを演算する。電力変換部13は、位置推定部5により推定された回転位相角θMに基づいて、電圧指令値Vd,Vqを三相電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換してインバータ回路1に出力する。三相電圧指令値Vu,Vv,Vwは、例えば疑似正弦波状の電流を通電するためのPWM信号に変換されてインバータ回路1を構成する各IGBTのゲートに与えられる。
以上について、インバータ回路1を除く構成部分は、マイコンが実行するソフトウェア処理により実現されており、ベクトル制御を行うモータ制御装置20を構成している。例えばそのマイコンには、具体的には図示しないが、入出力ポート、シリアル通信回路、電流検出信号などのアナログ信号を入力するためのA/Dコンバータ、PWM処理を行うためのタイマなどが具備されている。
図2は、モータ制御装置20を空調機(エアコンディショナ)に適用した場合を示す。ヒートポンプ21を構成する圧縮機22は、圧縮部(負荷)23とモータ2を同一の鉄製密閉容器25内に収容して構成され、モータ2のロータシャフトが圧縮部23に連結されている。そして、圧縮機22、四方弁26、室内側熱交換器27、減圧装置28、室外側熱交換器29は、冷媒通路たるパイプにより閉ループを構成するように接続されている。尚、圧縮機22は、例えばロータリ型の1シリンダ型の圧縮機である。
暖房時には、四方弁26は実線で示す状態にあり、圧縮機22の圧縮部23で圧縮された高温冷媒は、四方弁26から室内側熱交換器27に供給されて凝縮し、その後、減圧装置28で減圧され、低温となって室外側熱交換器29に流れ、ここで蒸発して圧縮機22へと戻る。一方、冷房時には、四方弁26は破線で示す状態に切り替えられる。このため、圧縮機22の圧縮部23で圧縮された高温冷媒は、四方弁26から室外側熱交換器29に供給されて凝縮し、その後、減圧装置28で減圧され、低温となって室内側熱交換器27に流れ、ここで蒸発して圧縮機22へと戻る。そして、室内側、室外側の各熱交換器27,29には、それぞれファン30,31により送風が行われ、その送風によって各熱交換器27,29と室内空気、室外空気の熱交換が効率良く行われるように構成されている。
次に、本実施例の処理について、図3ないし図5のフローチャートを参照して説明する。図3は、モータ制御の主要部分の処理を示すメインルーチンである。先ず、位置推定部5が、(1)式;d軸モータ電圧方程式を用いてモータ2の速度ωを推定演算し、モータ速度ωを積分することで回転位相角θMを算出する(ステップS1)。
Vd=R・Id−ω・Lq・Iq …(1)
続いて、速度制御部6がトルク電流指令値Iq_ref1を演算する(ステップS2)。また、振幅・位相調整部9では、トルク電流指令値Iq_ref2を演算する(ステップS3,速度変動抑制制御)。すると、電流指令合成部7で上記両指令が加算されて、トルク電流指令値Iq_refが演算され(ステップS4)。電流制御部8は、トルク電流指令値Iq_refに基づいて電流制御を行い(ステップS5)、電力変換部13は、電圧指令値Vd,Vqから三相PWM信号を生成して出力する(ステップS6)。メインルーチンでは、以上の処理が周期的に実行される。
図4は、ステップS3における速度変動抑制制御の詳細を示すフローチャートである。先ず、初期設定完了フラグがOFFであることを確認すると(ステップS11:YES)、初期設定処理を行う(ステップS12)。それから、負荷トルク推定部11は、(2)式を用いて、モータ電流Iqと回転速度ω、およびトルク定数Kt、慣性モーメントJmから負荷トルクTqを演算して推定する(ステップS13)。また、ステップS11において、初期設定完了フラグがONであれば(NO)ステップS13に移行する。
Tq=Iq・Kt−Jm・(dω/dt) …(2)
ここでの、負荷トルクTqの推定は、以下に示すように負荷トルクTqの変動角度;位相角θ1を算出するのが目的であるから、負荷トルクTq自体の推定精度は重要ではない。一般に負荷を含めたモータの慣性モーメントJmは測定および推定が困難であるため、これらの定数はある程度の誤差を許容しても本実施例で行う制御には影響が少ない。
負荷トルク周波数・角度抽出部12は、負荷トルク推定部11で推定された負荷トルクTqに生じる変動の周波数及び位相角を抽出する(ステップS14)。単相交流信号の位相及び周波数を抽出する方式としては幾つかが考えられるが、ここではヒルベルト変換を用いた抽出方式を例示する。ヒルベルト変換器を用いると、入力となる解析信号から位相が90度だけ進んだ直交成分を算出できる。
本実施例では、ヒルベルト変換器を(3)式で示す6次のFIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いて構成する。FIRフィルタを6次で打ち切ることで、応答遅れをある程度抑制することができる。また、フィルタを6次に設定すると、フィルタ演算における中央値の次数が3次に対応することになる。
Tqh=α1・Tq(0)+α2・Tq(2)−α2・Tq(4)
−α1・Tq(6) …(3)
Tq(0):今回の解析信号(負荷トルク値)
Tq(2):2制御周期前の解析信号,Tq(4):4制御周期前の解析信号
Tq(6):6制御周期前の解析信号
Tqh:ヒルベルト変換出力
α1,α2:フィルタ定数
しかしながら、FIRフィルタは解析信号の周波数成分を減衰させる。そこで、後ほど求める負荷トルク値Tqの周期Pdの前回値(演算は離散系とする)Pd(1)を用いて振幅補償を行う。(4)式に振幅補償を含めたヒルベルト変換器の構成式を示す。
Tqh={α1・Tq(0)+α2・Tq(2)−α2・Tq(4)
−α1・Tq(6)}×{α3・Pd(1)+α4} …(4)
α3,α4:振幅補償定数
図7は、解析信号である負荷トルク値Tqほか、各種信号を示す。(4)式を用いて負荷トルク成分をヒルベルト変換器に通した値をTqhとする。Tqhを更にヒルベルト変換器に通して90度位相が進んだ直交成分Q1を算出する。そして、Tqhの3制御周期前の信号を同相成分I1とする。ここで3制御周期前の信号を選択するのは、6次のフィルタ演算では中央値の次数が3次となることに対応する。
これらI1,Q1を更にヒルベルト変換してjI,jQを算出し、I1,Q1,jI,jQからI2,Q2を算出する。
Q1={α1・Tqh(0)+α2・Tqh(2)−α2・Tqh(4)
−α1・Tqh(6)}×(α3・Pd(1)+α4) …(5)
I1=Tqh(3) …(6)
jI={α1・I1(0)+α2・I1(2)−α2・I1(4)
−α1・I1(6)}×{α3・Pd(1)+α4} …(7)
jQ={α1・Q1(0)+α2・Q1(2)−α2・Q1(4)
−α1・Q1(6)}×{α3・Pd(1)+α4} …(8)
I2=I1−jQ …(9)
Q2=Q1−jI …(10)
I1:同相成分,Q1:直交成分
I2:複素平均化した同相成分,Q2:複素平均化した直交成分
(10)式,(11)式で解析信号I2及び直交信号Q2の複素二乗和を求める。
Re=I22+Q22 …(11)
Im=I2・IQ−Q2・I2 …(12)
Re:実数成分,Im:虚数成分
求めた実数成分Re及び虚数成分Imを用いて、(13)式から負荷トルク値の周期Pdを算出する。周期Pdは、前述したようにヒルベルト変換器の振幅補償に用いられる。
Pd=360/{arctan(Im/Re)} …(13)
また、(14)式で周期Pdの算出過程で算出した同相成分I1,直交成分Q1についてアークタンジェントを求め、負荷トルク変動の位相角θ1を算出する。
θ1=arctan(Q1/I1) …(14)
以上で、ステップS14における負荷トルク変動の位相角θ1が求められる。
振幅・位相調整部9は、モータ速度ωの変動値を算出すると(ステップS15)、以降のステップS16〜S24において、トルク補正電流指令Iq_ref2の振幅・位相調整を行う。すなわち、位置推定部5で演算された推定速度ωの変動の微分値を演算し、推定速度変動値が減少するように、トルク補正電流指令Iq_ref2をなす振幅An及び位相Pnを出力する。具体的には、振幅および位相の調整値(増加あるいは減少)を初期設定し、制御周期毎に推定速度微分値の正負を判断し、微分値が負の場合振幅・位相の増減方向は継続し、微分値が正の場合振幅・位相の増減方向を前回の制御周期と逆に転換する。そして制御周期毎に振幅・位相の調整フェーズを交互に切り替えて出力する。
先ず、ステップS12における初期設定処理の詳細について、図5(a)を参照して説明する。振幅の調整値Aα,位相の調整値Pαを設定すると(ステップS31,S32)、振幅の初期値A0,位相の調整値P0を設定する(ステップS33,S34)。それから、振幅Anの調整回数,位相Pnの調整回数を設定すると(ステップS35,S36)、調整フェーズカウンタの値を「0」にセットし(ステップS37)、初期設定完了フラグを「ON」にすると(ステップS38)初期設定処理を終了する。
再び図4に戻ると、ステップS16では、調整フェーズカウンタが振幅Anの調整回数以下であるか否かを判断し、同調整回数以下であれば(YES)今回の調整フェーズは振幅フェーズとなる(ステップS17)。そして、調整フェーズカウンタをインクリメントすると(ステップS18)振幅調整処理を行う(ステップS19)。すると、ステップS25に移行して、トルク変動を打ち消すためのトルク補正電流指令Iq_ref2を算出する(ステップS25:図6参照)。尚、図6に示す負荷トルク変動は、実際には図12に示すような波形であるものを単純な正弦波にモデル化して(すなわち、基本周波数成分のみ)示している。
以降の速度変動抑制制御では、ステップS16で「YES」と判断される間は、ステップS19において振幅Anの調整が継続されるが、ステップS16で「NO」と判断すると、調整フェーズカウンタの値が、振幅調整回数と位相調整回数との和以下か否かを判断する(ステップS20)。ここで「YES」と判断すると、調整フェーズは位相フェーズとなる(ステップS21)。そして、調整フェーズカウンタをインクリメントすると(ステップS22)位相調整処理を行う(ステップS23)。すると、ステップS25に移行する。また、ステップS20で「NO」と判断すると、調整フェーズカウンタをゼロクリアしてから(ステップS24)ステップS25に移行する。
ステップS25において、トルク補正電流算出部10は、(15)式に基づいてトルク変動を打ち消すようなトルク補正電流指令Iq_ref2を算出する。
Iq_ref2= A1・sin(θ1+P1)
+A2・sin(θ2+P2)
+A3・sin(θ3+P3)
… …(15)
前述のように、An(n=1,2,3,…)及びPnは振幅・位相調整部9の出力、θnは負荷トルク周波数・角度抽出部13で(14)式により演算した負荷トルク変動の位相角度である。
ステップS31,S32で設定する振幅An及び位相Pnの初期値は任意であり、例えばゼロでも良い。また、(15)式の次数nはどこまで正確なトルク制御を行うかにより決定すれば良い。より高次の項を含めばトルク制御の精度は高まるが演算負荷が増大する。例えば実際のトルク変動が図11(b)に示すような波形である場合は、補正トルク電流波形を極力同じ波形とするように高次周波数まで計算するのが望ましいが、補正において最も重要なのは基本周波数成分を一致させることである。以下では次数nを「1」として説明する。
初期設定された振幅A1及び位相P1から、最初の制御周期においてトルク補正電流指令Iq_ref2が算出され、その次の制御周期では、振幅A1(x)及び位相P1(x)は(16),(17)式により決定される(ステップS19,S23)。
A1(x)=A1(x−1)+(振幅調整符号)×Aα …(16)
P1(x)=P1(x−1)+(位相調整符号)×Pα …(17)
つまり、今回の制御周期の振幅A1(x),位相P1(x)は、前回制御周期の振幅A1(x−1),位相P1(x−1)に対し、調整符号によって夫々の調整値Aα,Pαだけ増減した値で決定される。そして(16),(17)式により(15)式の振幅A1,位相P1を調整することで、負荷トルクの変動を打ち消すような出力トルクを発生させる、正弦波近似の補正電流指令Iq_ref2を与えることができる。
ステップS19の振幅調整について図5(b)を参照して述べる。(15)式で演算されたトルク補正電流Iq_ref2が負荷トルク変動を打ち消す方向に作用すれば速度変動が減少する方向に推移する。すなわち、このケースでは、前回から今回への制御周期に亘る振幅の調整が良い方向に働いたことになるから、(16)式の調整において調整符号を変化させる必要はない(ステップS41:NO)。例えば、負荷トルクの変動に対して補正トルクの振幅が不足している状態から、振幅を増やす方向に作用した場合であり、前前回振幅→増→前回振幅→増→今回振幅,という流れを維持すれば良い。
一方、トルク補正電流Iq_ref2が負荷トルク変動を打ち消す方向に作用しなければ、速度変動が増加する方向に推移する。つまり、このようなケースでは、前回から今回への制御周期での調整が悪い方向に働いたことになり、(16)式の調整符号を変える必要がある(ステップS41:YES)。例えば、負荷トルク変動に対して補正トルクの振幅が大き過ぎる場合であり、前前回振幅→増→前回振幅→減→今回振幅,という流れにする必要がある。したがってこの場合、(16)式の振幅調整符号を反転させる(ステップS42)。
そして、(17)式における位相の調整についても同様である。(15)式で算出されるトルク補正電流指令Iq_ref2は正弦波状であり、位相が増減すると負荷トルク位相に対して補正トルク位相がずれるため、結果として速度変動が増減する。位相調整に対応する処理を図5(c)のフローチャートに示している(ステップS51,S52)。
これら振幅An,位相Pnの調整は、制御周期毎に速度変動を検出しながら行うため、ある制御周期で双方を同時に調整すると、その結果がどちらの調整による影響か判断できないので、制御周期毎の調整は何れか一方だけ行う。例えば、補正トルク電流指令Iq_ref2の次数が1であれば調整する項目は2つ(A1,P1)であるから、2つの調整アルゴリズムを交互に実行する。この結果、図8,図9に示すように速度変動を最小とする振幅と位相の組み合わせに向けて、調整結果が収束して行くこととなる。
図8では、最初に振幅フェーズにおいて(c)振幅A1を増加させる方向に調整すると(a)速度変動が減少する方向に作用している。次に位相フェーズにおいて(b)位相P1を減少させる方向に調整すると、同様に(a)速度変動が減少する方向に作用している。次に(c)振幅A1を1段階増加させる方向に調整した時点で(a)速度変動が増加する方向に作用したため、振幅A1を減少させる方向に調整し、その後調整制御が安定した結果、最終的に振幅A1を1段階減少させた状態で(b)の位相調整に移行している。尚、制御応答に若干の遅れがあるため、(a)の増減と(b),(c)の調整方向とのタイミングには僅かにずれが生じる点がある。
また、図9は、横軸に振幅A1,縦軸に位相P1をとり、それぞれを交互に調整して速度変動の最小点に収束する過程を示したものである。図中に示す速度変動最小点における振幅A1,位相P1が調整終了後の値となり、図8(b),(c)の右端で夫々が到達した調整値に対応する。
図10は、実際に速度変動が抑制される状態を示す各信号波形の測定例である。(a)はモータの速度ωであり、速度抑制制御の開始前は実速度に対して推定速度ωが遅れており、速度変動が大きくなっている。同様に(e)に示す負荷トルクTqに対してモータの出力トルク;q軸電流Iq((b)参照)が遅れている。このとき推定した負荷トルクの角度が図中の負荷トルク位相θ1である((d)参照)。そして、(c)が補正トルク電流振幅A1と補正トルク電流位相P1である(図8と同じもの)。
この場合、振幅調整回数と位相調整回数との比を5:6に設定しており、位相調整回数が多くなるようにして調整を交互に行っている。すなわち、どちらかといえば、振幅A1の調整よりも位相P1を調整して、負荷トルク変動の周波数を一致させるほうが変動の抑制には重要だからである。このようにして調整を交互に進めた結果、速度変動値が減少して行く。最終的には、(e)に示すように負荷トルクTqとモータの出力トルク(Iq)とがほぼ一致するようになっている。
以上のように本実施例によれば、モータ制御装置20は、位置推定部5が電流検出部3により検出された各相電流Iu,Iv,Iwに基づいてモータ2の回転速度ω及び電気角θMを推定すると、負荷トルク推定部11が、各相電流Iu,Iv,Iwと電気角θMとに基づいて得られるトルク電流Iqと、モータ2の定数と、圧縮機22の圧縮部23を含むモータ2の慣性モーメントとから、圧縮機22が発生する負荷トルクTqを推定する。
負荷トルク周波数・角度抽出部12は、負荷トルクTqが示す周期的な変動の位相(負荷トルク位相θn)を演算し、トルク補正電流算出部10が負荷トルク位相θnに基づいて変化する正弦波状のトルク補正電流を決定すると、振幅・位相調整部9は、モータ2の速度変動を検出し、その速度変動を減少させるようにトルク補正電流の振幅An及び位相Pnを増減して調整するようにした。
したがって、位置センサレス方式でモータ2を駆動する構成において、駆動対象とする圧縮機22のトルク変動特性データを予め正確に取得せずとも、出力トルクの補正をダイナミックに行い速度変動を低減して、モータ2の速度ωが目標速度ω_refに追従するように制御できる。したがって、モータ制御装置20を空調機に適用するための開発コストを大幅に削減でき、空調機を高い精度で制御することができる。
そして、振幅・位相調整部9は、モータ2の速度変動の微分値を演算し、その微分値が負の値であれば調整の増減方向を従前のままとし、微分値が正の値であれば調整の増減方向を逆にするので、トルク電流指令Iq_ref2を補正した結果、速度変動が減少したか,増大したかに応じて調整の増減方向を決定し、変動を迅速に抑制できる。また、振幅・位相調整部9は、振幅Anと位相Pnとの何れか一方の調整を複数回連続して行った後、他方の調整を行うように切り替えるので、振幅Anと位相Pnとの夫々が調整に及ぼす影響を確認しながら、調整を進めることができる。
更に、振幅・位相調整部9は、位相Pnの調整を連続して行う回数を、振幅Anの調整を連続して行う回数よりも多く設定するので、調整により大きな影響を及ぼすと想定される位相Pnの調整を多めに行うことで、速度変動を一層迅速に抑制できる。加えて、トルク補正電流算出部10は、負荷トルク位相に基づいて、負荷トルクの変動の高次周波数に対応するトルク補正電流も決定することで、トルク補正電流波形を負荷トルク変動波形により近似させて調整を行うことができる。
本発明は上記し、又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
振幅調整回数と位相調整回数との比は、5:6に限ることなく適宜設定すれば良い。1:1(例えばそれぞれ8回ずつなど)に設定しても良いことは勿論である。
その他例えば、冷蔵庫や乾燥機,洗濯乾燥機など、圧縮機を使用する電気機器に適用しても良い。
また、負荷は圧縮機に限ることなく、周期的な負荷変動を生じるものであれば適用が可能である。
図面中、1はインバータ回路(電力供給手段)、2はブラシレスDCモータ(永久磁石型同期モータ)、3は電流検出部(電流検出手段)、5は位置推定部(速度・電気角推定手段)、9は振幅・位相調整部(振幅・位相調整手段)、10はトルク補正電流算出部(トルク補正電流決定手段)、11は負荷トルク推定部(負荷トルク推定手段)、12は負荷トルク周波数・角度抽出部(負荷トルク位相演算手段)、20はモータ制御装置、22圧縮機、23は圧縮部(負荷)を示す。

Claims (6)

  1. 負荷を駆動するモータに交流電力を供給する電力供給手段と、
    前記モータの巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流に基づいて前記モータの回転速度及び電気角を推定する速度・電気角推定手段と、
    前記電流と前記電気角とに基づいて得られるトルク電流と、前記モータの定数と、前記負荷を含む前記モータの慣性モーメントとから、前記負荷が発生する負荷トルクを推定する負荷トルク推定手段と、
    前記負荷トルクが示す周期的な変動の位相(負荷トルク位相)を演算する負荷トルク位相演算手段と、
    前記負荷トルク位相に基づいて変化する正弦波状のトルク補正電流を決定するトルク補正電流決定手段と、
    前記モータの速度変動を検出し、前記速度変動を減少させるように前記トルク補正電流の振幅及び位相を増減して調整する振幅・位相調整手段とを備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記振幅・位相調整手段は、前記モータの速度変動の微分値を演算すると、前記微分値が負の値であれば、前記調整の増減方向を従前のままとし、前記微分値が正の値であれば前記調整の増減方向を逆にすることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記振幅・位相調整手段は、前記振幅と前記位相との何れか一方の調整を複数回連続して行った後、他方の調整を行うように切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ制御装置。
  4. 前記振幅・位相調整手段は、前記位相の調整を連続して行う回数を、前記振幅の調整を連続して行う回数よりも多く設定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のモータ制御装置。
  5. 前記トルク補正電流決定手段は、前記負荷トルク位相に基づいて、前記負荷トルクの変動の高次周波数に対応するトルク補正電流も決定することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のモータ制御装置。
  6. 圧縮機と、
    この圧縮機を駆動するモータと、
    請求項1ないし5の何れかに記載のモータ制御装置とを備えてなることを特徴とする電気機器。
JP2010065997A 2010-03-23 2010-03-23 モータ制御装置及び電気機器 Active JP5175887B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065997A JP5175887B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 モータ制御装置及び電気機器
US13/014,178 US8536812B2 (en) 2010-03-23 2011-01-26 Motor control device and electrical equipment with motor controlled thereby
TW100106756A TWI422138B (zh) 2010-03-23 2011-03-01 Motor control devices and electrical machines
KR1020110019853A KR101238957B1 (ko) 2010-03-23 2011-03-07 모터 제어 장치 및 전기 기기
CN201110097021.6A CN102201771B (zh) 2010-03-23 2011-03-08 电动机控制装置及电气设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065997A JP5175887B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 モータ制御装置及び電気機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011200067A true JP2011200067A (ja) 2011-10-06
JP5175887B2 JP5175887B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=44655613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010065997A Active JP5175887B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 モータ制御装置及び電気機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8536812B2 (ja)
JP (1) JP5175887B2 (ja)
KR (1) KR101238957B1 (ja)
CN (1) CN102201771B (ja)
TW (1) TWI422138B (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130080701A (ko) * 2012-01-05 2013-07-15 엘지전자 주식회사 압축기 제어 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
CN103777143A (zh) * 2014-02-20 2014-05-07 深圳乐行天下科技有限公司 一种电机模拟惯性负载的测试方法
JP2016046908A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社明電舎 位置およびトルクセンサレスによるトルクリプル抑制装置
WO2017009907A1 (ja) * 2015-07-10 2017-01-19 三菱電機株式会社 モータ制御装置、圧縮機、及び空気調和機
TWI604208B (zh) * 2017-01-19 2017-11-01 義守大學 以最小平方法估測直流機參數之方法
JP2017209012A (ja) * 2017-07-31 2017-11-24 株式会社富士通ゼネラル モータ制御装置
JP2018511889A (ja) * 2015-03-31 2018-04-26 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 慣性モーメントを推定する駆動装置
JP2018087075A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
WO2020119210A1 (zh) * 2018-12-13 2020-06-18 青岛海尔空调器有限总公司 压缩机转速波动控制方法
WO2020119209A1 (zh) * 2018-12-13 2020-06-18 青岛海尔空调器有限总公司 抑制压缩机转速波动的方法和装置
CN115454187A (zh) * 2022-09-19 2022-12-09 北京大学 多比特幅值和相位可调的调制电流产生电路和集成电路

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014030168A2 (en) * 2011-08-05 2014-02-27 Kpit Technologies Ltd. A system for protection of embedded software codes
CN103931098B (zh) * 2012-01-18 2016-08-24 三菱电机株式会社 电力变换装置
JP5462906B2 (ja) * 2012-04-16 2014-04-02 山洋電気株式会社 モータ制御装置
AU2012377681B2 (en) * 2012-04-16 2015-12-10 Mitsubishi Electric Corporation Heat pump device, air conditioner, and cooling machine
JP6007986B2 (ja) * 2012-09-25 2016-10-19 株式会社安川電機 モータ制御装置
JP6007987B2 (ja) * 2012-09-25 2016-10-19 株式会社安川電機 モータ制御装置
CN103178767B (zh) * 2012-11-14 2014-04-09 海尔集团公司 永磁电机低速补偿方法及装置
JP6036322B2 (ja) * 2013-01-18 2016-11-30 株式会社島津製作所 モータ駆動装置および真空ポンプ
BR102013024565A2 (pt) * 2013-09-25 2015-09-15 Whirlpool Sa sistema para controle de operação de motor elétrico de compressor e método para controle de operação de motor elétrico de compressor
JP6290602B2 (ja) * 2013-11-15 2018-03-07 オークマ株式会社 油圧制御装置
CN103762924B (zh) * 2013-12-30 2016-06-15 深圳市航盛电子股份有限公司 一种永磁同步电机扭矩输出控制系统
JP5850960B2 (ja) * 2014-02-06 2016-02-03 ファナック株式会社 位置検出器の内挿誤差を補正するモータ制御装置
JP5820021B1 (ja) * 2014-06-13 2015-11-24 ファナック株式会社 充電抵抗の保護手段を有するモータ制御装置
JP6622452B2 (ja) * 2014-10-14 2019-12-18 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 モータ制御装置、圧縮機、空気調和機およびプログラム
DE102014226727A1 (de) * 2014-12-19 2016-06-23 Continental Automotive Gmbh Verfahren zum Antrieb eines Lastgeräts durch einen Schrittmotor
US10270377B2 (en) * 2015-01-28 2019-04-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Motor control device, and method for correcting torque constant in such motor control device
JP6476992B2 (ja) * 2015-02-24 2019-03-06 株式会社リコー 負荷トルク推定装置、画像形成装置、負荷トルク推定方法及びプログラム
JP2016201924A (ja) 2015-04-10 2016-12-01 ニデック シンガポール ピーティーイー リミテッド モータの回転位置推定方法およびモータの制御装置
JP2016201923A (ja) 2015-04-10 2016-12-01 ニデック シンガポール ピーティーイー リミテッド モータの回転位置推定方法およびモータの制御装置
JP6068554B2 (ja) 2015-05-11 2017-01-25 ファナック株式会社 センサレスで制御停止を行う機能を有するサーボ制御装置
CN104811114B (zh) * 2015-05-22 2017-02-08 南车株洲电力机车研究所有限公司 一种抑制同步电机动态速降的控制系统及方法
DE102015006988A1 (de) * 2015-05-29 2016-12-01 Man Truck & Bus Ag Verfahren und Regelkreis zur Regelung eines elektrischen Antriebs eines elektrisch angetriebenen Druckluftverdichters eines Kraftfahrzeugs
JP6590602B2 (ja) * 2015-09-07 2019-10-16 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 モータ駆動装置、空気調和機およびプログラム
US20170077854A1 (en) * 2015-09-15 2017-03-16 GM Global Technology Operations LLC Method and apparatus for controlling an electric machine
DE102015219150A1 (de) * 2015-10-02 2017-04-06 Ziehl-Abegg Se Motor für Lüfter bzw. Ventilatoren, Pumpen oder Kompressoren, Verfahren zum Betrieb eines solchen Motors und Ventilatorsystem mit einem oder mehreren Motor(en)/Ventilator(en)
CN105757889B (zh) * 2016-03-09 2018-11-27 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其压缩机的转矩补偿装置和方法
CN106026818B (zh) * 2016-07-04 2019-01-18 广东美的制冷设备有限公司 压缩机转矩补偿方法、装置及空调
JP6723881B2 (ja) * 2016-09-06 2020-07-15 キヤノン株式会社 電動機制御装置および電動機制御方法
CN106483990B (zh) * 2016-12-20 2019-06-14 南京埃斯顿自动化股份有限公司 一种电机控制方法
KR102336397B1 (ko) * 2017-05-10 2021-12-08 현대자동차주식회사 모터 구동 제어방법, 시스템 및 이를 적용한 연료전지 시스템의 압축기 구동 제어방법
JP7052255B2 (ja) * 2017-08-25 2022-04-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
KR102383373B1 (ko) * 2017-11-21 2022-04-05 현대자동차주식회사 친환경 차량의 레졸버 옵셋 보정 장치 및 방법
US10816247B2 (en) * 2017-12-01 2020-10-27 Johnson Controls Technology Company Heating, ventilation, and air conditioning control system
CN112994571B (zh) * 2019-12-17 2023-03-14 广东美芝制冷设备有限公司 压缩机及其控制方法、转矩补偿方法、装置以及存储介质
CN112491319B (zh) * 2020-12-01 2022-09-09 山东大学 直流无刷电机矢量控制电流补偿算法及矢量控制模型
CN113162499B (zh) * 2021-03-30 2023-11-24 珠海格力电器股份有限公司 电机及其转速波动抑制方法、装置、存储介质及处理器
JP2023023452A (ja) 2021-08-05 2023-02-16 株式会社東芝 モータ制御装置及び空調機
DE102022206527A1 (de) 2022-06-28 2023-12-28 BSH Hausgeräte GmbH Regeln eines Antriebsmotors eines Haushaltsgeräts sowie Haushaltsgerät
CN115085152B (zh) * 2022-07-01 2023-11-14 兰州理工大学 一种电机保护器的暂降临界消除时间计算方法及系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044935A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置及び圧縮機
JP2009303435A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07255193A (ja) 1994-03-11 1995-10-03 Fujitsu General Ltd ブラシレスモータの制御方法およびその装置
JP3133914B2 (ja) * 1994-12-21 2001-02-13 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
KR19990005791A (ko) 1997-06-30 1999-01-25 배순훈 모터의 속도 제어 장치
JP2001037281A (ja) 1999-05-18 2001-02-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機のトルク制御装置
KR100778190B1 (ko) * 2000-11-09 2007-11-22 다이킨 고교 가부시키가이샤 동기 모터 제어 방법 및 그 장치
KR100484819B1 (ko) * 2002-10-10 2005-04-22 엘지전자 주식회사 동기 릴럭턴스 모터의 제어시스템
JP2008220096A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Toshiba Corp 同期電動機のセンサレス制御装置
JP5259241B2 (ja) * 2008-04-23 2013-08-07 株式会社東芝 モータ制御装置,モータ駆動システム,洗濯機,空調機,永久磁石モータの着磁量変更方法
JP4691150B2 (ja) 2008-10-10 2011-06-01 株式会社東芝 モータ制御装置、モータ制御方法およびエアコンディショナ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044935A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置及び圧縮機
JP2009303435A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130080701A (ko) * 2012-01-05 2013-07-15 엘지전자 주식회사 압축기 제어 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
KR101886049B1 (ko) * 2012-01-05 2018-08-07 엘지전자 주식회사 압축기 제어 장치 및 이를 포함하는 공기 조화기
CN103777143A (zh) * 2014-02-20 2014-05-07 深圳乐行天下科技有限公司 一种电机模拟惯性负载的测试方法
JP2016046908A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 株式会社明電舎 位置およびトルクセンサレスによるトルクリプル抑制装置
JP2018511889A (ja) * 2015-03-31 2018-04-26 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 慣性モーメントを推定する駆動装置
US10044308B2 (en) 2015-03-31 2018-08-07 Siemens Aktiengesellschaft Drive apparatus with moment of inertia estimation
WO2017009907A1 (ja) * 2015-07-10 2017-01-19 三菱電機株式会社 モータ制御装置、圧縮機、及び空気調和機
JPWO2017009907A1 (ja) * 2015-07-10 2018-02-22 三菱電機株式会社 モータ制御装置、圧縮機、及び空気調和機
JP2018087075A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
TWI604208B (zh) * 2017-01-19 2017-11-01 義守大學 以最小平方法估測直流機參數之方法
JP2017209012A (ja) * 2017-07-31 2017-11-24 株式会社富士通ゼネラル モータ制御装置
WO2020119210A1 (zh) * 2018-12-13 2020-06-18 青岛海尔空调器有限总公司 压缩机转速波动控制方法
WO2020119209A1 (zh) * 2018-12-13 2020-06-18 青岛海尔空调器有限总公司 抑制压缩机转速波动的方法和装置
CN115454187A (zh) * 2022-09-19 2022-12-09 北京大学 多比特幅值和相位可调的调制电流产生电路和集成电路
CN115454187B (zh) * 2022-09-19 2023-09-29 北京大学 多比特幅值和相位可调的调制电流产生电路和集成电路

Also Published As

Publication number Publication date
US8536812B2 (en) 2013-09-17
CN102201771B (zh) 2014-01-29
KR20110106794A (ko) 2011-09-29
US20110234144A1 (en) 2011-09-29
TW201206046A (en) 2012-02-01
KR101238957B1 (ko) 2013-03-04
CN102201771A (zh) 2011-09-28
TWI422138B (zh) 2014-01-01
JP5175887B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5175887B2 (ja) モータ制御装置及び電気機器
US8084977B2 (en) Motor control device and compressor
US8084976B2 (en) Motor control device and compressor
JP3982232B2 (ja) 同期発電機のセンサレス制御装置と制御方法
JP3684203B2 (ja) モータ制御装置
JP5877733B2 (ja) 電動モータの制御装置
JP2012005199A (ja) モータ制御装置、圧縮機およびヒートポンプ装置
JP5595835B2 (ja) 電動機の駆動装置
JP2012100369A (ja) 冷凍装置および永久磁石同期モータの制御装置
TW200524265A (en) Controller for synchronous motor, electric appliance and module
JP6833071B2 (ja) 駆動装置、流体利用装置及び空気調和機
JP4864455B2 (ja) インバータ装置
JP5564828B2 (ja) 交流電動機の制御装置
JP2013150498A (ja) 同期電動機の制御装置及び制御方法
JP2018182975A (ja) 圧縮機モータ駆動装置
JP4535082B2 (ja) 同期発電機のセンサレス制御装置と制御方法
JP2013126284A (ja) 電動機駆動装置
KR20120106449A (ko) 매입형 영구 자석 동기 전동기의 센서리스 제어를 위한 온라인 상수 보정 방법
JP2019088096A (ja) モータ制御装置及び空気調和装置
JP2004120814A (ja) 電動機の制御装置、電動機装置、電動機の制御方法
JP7042568B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
WO2023157045A1 (ja) 電力変換装置および空気調和機
WO2024069811A1 (ja) モータ駆動装置及び冷凍サイクル機器
JP2018129957A (ja) モータ制御装置及び空気調和装置
JP2024089435A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5175887

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3