JP2016201923A - モータの回転位置推定方法およびモータの制御装置 - Google Patents

モータの回転位置推定方法およびモータの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転位置推定において、演算部における演算負荷の増加は、回転部の回転位置の取得の精度に影響が出る。【解決手段】モータ1の回転位置推定方法は、a)突極性を有するモータ1の回転部を回転するための駆動電圧に、前記駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧を、前記モータ1の静止部に供給する工程と、b)前記a)工程と並行して、前記静止部に流れる電流における前記所定の周波数の成分を、抽出電流として抽出する工程と、c)前記抽出電流と、前記抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、前記抽出電流の振幅に関する合成信号を取得する工程と、d)前記合成信号に基づいて、前記回転部の回転位置を取得する工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転位置推定方法およびモータの制御装置に関する。
従来より、モータのワイヤ数およびサイズ、並びに、モータの製造コストを低減するために、回転位置検出用のセンサを省略したセンサレスベクトル制御が行われている。センサレスベクトル制御技術の一つとして、高周波電圧印加法が知られている。高周波電圧印加法では、モータの駆動電圧の周波数よりも高い周波数の電圧をモータに付与し、その応答電流からモータの回転位置(位相)が推定される。
例えば、Shinnaka, S.による"A new speed-varying ellipse voltage injection method for sensorless drive of permanent-magnet synchronous motors with pole saliency - New PLL method using high-frequency current component multiplied signal"(Ieee Transactions on Industry Applications, 2008, 44(3), p.777-788)の手法では、γδ回転座標系において高周波電圧が生成される。当該電圧はパーク変換によりαβ静止座標系に変換され、空間ベクトルPWMおよびインバータを用いてモータに付与される。モータに流れる三相高周波電流が、バンドパスフィルタを用いて抽出され、γδ回転座標系に変換される。γ軸の電流とδ軸の電流とが乗算され、得られた信号に対するローパスフィルタ処理により、単一チャンネルの信号が生成される。当該信号を用いてPLLによりモータの回転位置が推定される。
また、Corley, M. J.およびLorenz, R. D.による "Rotor position and velocity estimation for a salient-pole permanent magnet synchronous machine at standstill and high speeds"(Ieee Transactions on Industry Applications, 1998, 34(4), p.784-789)の手法では、静止座標系における応答電流と、推定された回転位置(角度)のサインおよびコサインを用いて、高周波電流のd軸成分の信号が求められる。当該信号をバンドパスフィルタ等に通すことにより、推定された回転位置と実際の回転位置との間の誤差信号が得られる。当該誤差信号は、オブザーバに入力される。オブザーバは、誤差を最小にすることにより、回転位置をトラッキングする。
Shinnaka, S., "A new speed-varying ellipse voltage injection method for sensorless drive of permanent-magnet synchronous motors with pole saliency - New PLL method using high-frequency current component multiplied signal", Ieee Transactions on Industry Applications, 2008, 44(3), p.777-788 Corley, M. J. and Lorenz, R. D., "Rotor position and velocity estimation for a salient-pole permanent magnet synchronous machine at standstill and high speeds", Ieee Transactions on Industry Applications, 1998, 34(4), p.784-789
ところで、上記手法では、静止座標系と回転座標系との間の変換等、演算部において高い演算負荷を伴う処理が必要となる。演算部における演算負荷の増加は、回転部の回転位置の取得の精度に影響が出る虞がある。したがって、低い演算負荷にて回転部の回転位置を精度よく取得する新規な手法が求められている。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、低い演算負荷にて回転部の回転位置を精度よく取得する新規な手法を提供することを目的としている。
本発明の例示的なモータの回転位置推定方法は、a)突極性を有するモータの回転部を回転するための駆動電圧に、前記駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧を、前記モータの静止部に供給する工程と、b)前記a)工程と並行して、前記静止部に流れる電流における前記所定の周波数の成分を、抽出電流として抽出する工程と、c)前記抽出電流と、前記抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、前記抽出電流の振幅に関する合成信号を取得する工程と、d)前記合成信号に基づいて、前記回転部の回転位置を取得する工程と、を備える。
本発明の例示的なモータの制御装置は、突極性を有するモータの回転部を回転するための駆動電圧に、前記駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧を、前記モータの静止部に供給する電圧供給部と、前記静止部に流れる電流における前記所定の周波数の成分を、抽出電流として抽出する電流抽出部と、前記抽出電流と、前記抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、前記抽出電流の振幅に関する合成信号を取得する合成信号取得部と、前記合成信号に基づいて、前記回転部の回転位置を取得する回転位置取得部と、を備え、前記電圧供給部が、前記回転部の回転位置に基づいて前記駆動電圧の位相を制御する。
本発明によれば、低い演算負荷にて回転部の回転位置を精度よく取得することができる。
図1は、第1の実施形態に係るモータの制御装置の構成を示す図である。 図2は、制御装置の処理の流れを示す図である。 図3は、HF印加信号を示す図である。 図4は、抽出電流を示す図である。 図5は、複素解析信号の実数部および虚数部を示す図である。 図6は、合成信号を示す図である。 図7は、回転位置取得部にて取得される信号を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係るモータの制御装置の構成を示す図である。 図9は、第3の実施形態に係るモータの制御装置の構成を示す図である。
図1は、本発明の例示的な第1の実施形態に係るモータ1の制御装置10の構成を示す図である。制御装置10の各構成要素は、例えばモータ1の回路基板上に設けられる。なお、制御装置10は、回路基板(例えば、インバータ等)とは、別体に設けられてもよい。モータ1は、例えば永久磁石同期モータであり、突極性を有する。モータ1は、静止部11と、回転部(回転子)12と、を含む。静止部11はステータ(固定子)111を含む。回転部12は永久磁石121を含む。静止部11は、回転部12を回転可能に支持する。
制御装置10は、電圧供給部2と、電流抽出部3と、合成信号取得部4と、回転位置取得部5と、を含む。制御装置10の一部は、ソフトウェアを含む演算部等により実現されてよい。したがって、これらの構成要素は物理的に区別可能に設けられる必要はない。すなわち、制御装置10の一部は、ソフトウェアにより実現されてもよく、ハードウェアによって実現されても良い。
電圧供給部2は、HF印加信号生成部21と、LF制御信号生成部22と、2個の加算器23a,23bと、電圧生成部24と、を含む。HF印加信号生成部21は、αβ座標系のα軸方向に変化する高周波印加信号、および、β軸方向に変化する高周波印加信号(high-frequency injection signal)を生成する。以下、高周波印加信号を「HF印加信号」という。HF印加信号は、例えば正弦波信号である。図1では、α軸のHF印加信号をVαhとして示し、β軸のHF印加信号をVβhとして示す。HF印加信号Vαh,Vβhは、他の波形の信号であってよい。ここで、3相の固定子巻線に流れる電流をベクトルで表した座標系をABC座標系とすると、αβ座標系とは、ABC座標系を2相に変換(クラーク変換)した固定座標系である。α軸およびβ軸は、互いに直交する。
LF制御信号生成部22は、αβ座標系のα軸およびβ軸における低周波制御信号を生成する。以下、低周波制御信号を「LF制御信号」という。LF制御信号は、ユーザにより設定される各種設定値、および、回転位置取得部5により取得される回転部12の回転位置等の入力を用いて生成される。LF制御信号は、回転部12の回転を制御する信号である。LF制御信号の生成は、ベクトル制御(Field Oriented Control:FOC)、直接トルク制御(Direct Torque Control:DTC)、PID制御、または、6ステップ制御等のアルゴリズムに基づく。図1では、α軸のLF制御信号をVαlとして示し、β軸のLF制御信号をVβlとして示す。加算器23aは、α軸のLF制御信号Vαlにα軸のHF印加信号Vαhを重畳して、α軸の重畳信号Vαを出力する。加算器23bは、β軸のLF制御信号Vβlにβ軸のHF印加信号Vβhを重畳して、β軸の重畳信号Vβを出力する。
電圧生成部24は、例えば、二相/三相変換(αβ−ABC変換)可能な線形電力増幅器、または、空間ベクトルPWM(Pulse Width Modulation)インバータ等を含む。二相/三相変換は、α軸およびβ軸の信号を、静止部11に供給する三相電圧にそれぞれ対応するA軸、B軸およびC軸の信号に変換する。すなわち、二相/三相変換は、αβ座標系の信号をABC座標系の信号に変換する。電圧生成部24は、A軸、B軸およびC軸にそれぞれ対応する三相電圧V,V,Vを静止部11に供給する。HF印加信号生成部21、LF制御信号生成部22、および、加算器23a,23bは、モータ1に供給する電圧指令を生成する電圧指令生成部と捉えることが可能である。電圧生成部24は、電圧指令生成部からの電圧指令に基づいてモータ1に電圧を供給する。
電流抽出部3は、電流信号取得ユニット31と、3個の抽出器32a,32b,32cと、を含む。電流信号取得ユニット31は、いわゆる電流センサであり、例えば、増幅回路を有する分流器、シャント抵抗器、または、ホール効果電流変換器等を含む。電流信号取得ユニット31は、静止部11に流れる三相電流i,i,iを取得する。抽出器32a〜32cは、例えばバンドパスフィルタ(BPF)を含む。抽出器32a〜32cは、三相電流i,i,iの高周波(HF)成分を、A軸、B軸およびC軸の抽出電流iah,ibh,ichとしてそれぞれ抽出する。
合成信号取得部4は、3個のヒルベルト変換器41a,41b,41cと、3個の信号演算ユニット42a,42b,42cと、を含む。ヒルベルト変換器41a〜41cは、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ、または、FFT(Fast Fourier Transform)等を用いて実現される。本実施の形態では、ヒルベルト変換器41a〜41cは、FIRフィルタを用いて実現される。信号演算ユニット42a〜42cは、A軸、B軸およびC軸の合成信号をそれぞれ生成する。合成信号は、後述の回転位置の取得に用いられる位置感知信号である。合成信号の詳細は後述する。図1では、A軸の合成信号を|z|として示し、B軸の合成信号を|z|として示し、C軸の合成信号を|z|として示す。抽出器32a〜32c、ヒルベルト変換器41a〜41c、および、信号演算ユニット42a〜42cは、三相電流i,i,iを処理することにより、A軸、B軸およびC軸の合成信号を生成する信号処理ユニットと捉えることができる。
回転位置取得部5は、合成信号に基づいて回転部12の回転位置θを取得する。回転位置θは、LF制御信号生成部22におけるLF制御信号Vαl,Vβlの生成に用いられる。すなわち、回転位置θに基づいて、モータ1の回転制御が行われる。
次に、モータ1の駆動時における制御装置10の処理について図2を参照しつつ説明する。制御装置10では、モータ1の駆動中、図2の処理が継続的に繰り返される。以下の説明における各信号に関する処理は、厳密には、各時刻における当該信号の値に関する処理を意味する。
LF制御信号生成部22では、モータ1の回転部12を回転するためのα軸のLF制御信号Vαlおよびβ軸のLF制御信号Vβlが生成される。HF印加信号生成部21では、α軸のHF印加信号Vαhおよびβ軸のHF印加信号Vβhが生成される。角周波数をω、時間をtとして、α軸のHF印加信号Vαhおよびβ軸のHF印加信号Vβhは数1にて表される。
Figure 2016201923
図3は、HF印加信号Vαh,Vβhの一例を示す図である。HF印加信号Vαh,Vβhの周波数は、LF制御信号Vαl,Vβlの周波数よりも高い。HF印加信号Vαh,Vβhによる応答結果である回転位置θを予め計測し、ルックアップテーブルを作成することにより、各時刻におけるHF印加信号Vαh,Vβhによる応答結果である回転位置θが取得されてもよい。α軸のHF印加信号Vαhはα軸のLF制御信号Vαlに重畳され、α軸の重畳信号Vαが生成される。β軸のHF印加信号Vβhはβ軸のLF制御信号Vβlに重畳され、β軸の重畳信号Vβが生成される。電圧生成部24では、α軸の重畳信号Vαおよびβ軸の重畳信号Vβに基づいて、三相電圧V,V,Vが生成される。
各電圧V,V,Vは、LF制御信号Vαl,Vβlに起因する駆動電圧と、HF印加信号Vαh,Vβhに起因する測定用電圧とを含む。すなわち、電圧供給部2では、回転部12を回転するための駆動電圧に、当該駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧V,V,Vが実質的に生成される。例えば、測定用電圧の周波数は、20kHz(キロヘルツ)以下である。好ましくは、測定用電圧の周波数は、500Hz以上1kHz以下である。複数の電圧V,V,Vは、モータ1の静止部11に供給される(ステップS1)。実際には、複数の電圧V,V,Vの静止部11への供給は連続的に行われ、後述するステップS2〜S4は、ステップS1に並行して行われる。
電流信号取得ユニット31では、静止部11に流れる三相電流i,i,iが取得される。抽出器32a〜32cでは、三相電流i,i,iにおけるHF印加信号Vαh,Vβhの周波数成分が、A軸、B軸およびC軸の抽出電流iah,ibh,ichとして抽出される(ステップS2)。このように、電流抽出部3では、静止部11に流れる複数の電流i,i,iにおける、測定用電圧の周波数成分が、複数の抽出電流iah,ibh,ichとして抽出される。
図4は、複数の抽出電流iah,ibh,ichを示す図である。図4の縦軸は抽出電流iah,ibh,ichの値を示し、横軸は回転部12の回転位置を示す。図4に示すように、回転部12の回転位置に応じて抽出電流iah,ibh,ichの振幅が変化する。すなわち、抽出電流iah,ibh,ichの振幅の変化を示す振幅プロファイルは、回転部12の回転位置の関数である。抽出電流iah,ibh,ichの振幅プロファイルをA,A,Aとして、抽出電流iah,ibh,ichは、数2にて表される。なお、数2では、回転部12の回転位置θの関数である振幅プロファイルをA(θ),A(θ),A(θ)として表し、時間の関数である抽出電流をiah(t),ibh(t),ich(t)として表している。後述の数3および数4において同様である。
Figure 2016201923
また、抽出電流iah,ibh,ichは、数3により複素解析信号z,z,zに変換可能である。
Figure 2016201923
数3の虚数部y,y,yは、ヒルベルト変換を用いて抽出電流iah,ibh,ichから得られる。ヒルベルト変換は、負周波数成分の位相をπ/2[rad]だけシフトさせ、正周波数成分の位相を−π/2[rad]だけシフトさせる。ヒルベルト変換によりコサインの関数はサインの関数になる。合成信号取得部4では、抽出電流iah,ibh,ichのヒルベルト変換が、FIRフィルタであるヒルベルト変換器41a〜41cにより行われ、虚数部y,y,yが取得される。虚数部y,y,yは、抽出電流iah,ibh,ichの位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流である。数3の実数部x,x,xは、抽出電流iah,ibh,ichそのものである。図5では、回転部12の回転位置に対する実数部xおよび虚数部yの変化を示している。
実数部x,x,xおよび虚数部y,y,yは、信号演算ユニット42a〜42cに入力される。実際には、実数部x,x,xである抽出電流iah,ibh,ichの位相を遅延させることにより、ヒルベルト変換にて生じる遅延が補償される。信号演算ユニット42a〜42cでは、複素解析信号z,z,zの絶対値である合成信号|z|,|z|,|z|が、数4を用いて求められる(ステップS3)。
Figure 2016201923
すなわち、抽出電流iah,ibh,ichと、抽出電流iah,ibh,ichの位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和が求められ、さらに、当該二乗和の平方根が合成信号|z|,|z|,|z|として取得される。図6では、回転部12の回転位置に対する合成信号|z|,|z|,|z|の変化を示している。
ここで、数4における式の導出から、合成信号|z|,|z|,|z|が、抽出電流iah,ibh,ichの振幅プロファイルA,A,Aと同じであることが判る。すなわち、合成信号|z|,|z|,|z|は、抽出電流iah,ibh,ichの振幅の変化を示す信号である。したがって、合成信号|z|,|z|,|z|は、突極性を有するモータ1の回転位置θの算出に利用可能であるといえる。合成信号|z|,|z|,|z|は、回転位置取得部5に入力される。
図7は、回転位置取得部5にて取得される信号を示す図である。図7の最上段は合成信号|z|,|z|,|z|を示す。図7の上から二段目は後述のzαおよびzβを示し、三段目は後述のθを示す。図7の最下段は回転位置θを示す。
回転位置取得部5では、A軸、B軸およびC軸の合成信号|z|,|z|,|z|に対して、三相/二相変換(ABC−αβ変換)であるクラーク変換が行われる。これにより、図7の上から二段目に示すように、α軸の合成信号zαおよびβ軸の合成信号zβが取得される。続いて、α軸の合成信号zαおよびβ軸の合成信号zβを用いて、逆正接関数atan2(zα,zβ)が角度θとして求められる(図7の上から三段目参照)。すなわち、αβ座標系において、原点を始点とし、α軸上の位置がzαであり、かつ、β軸上の位置がzβである点を終点とするベクトルのβ軸に対する角度θが求められる。そして、角度θは所定の角度だけオフセットされることにより、回転部12の回転位置θの0度に合わせられる。
ここで、図4に示すように、回転部12の回転位置の0度から360度までの1回転において、抽出電流の振幅プロファイルは、2周期分変化する。したがって、0度から720度までの範囲にオフセットされた上記角度を2で割って得た値が、図7の最下段に示す回転部12の回転位置θとして取得される(ステップS4)。このように、回転位置取得部5では、合成信号|z|,|z|,|z|に基づいて、モータ1の回転位置θが推定される。
モータ1の駆動中、上記ステップS1〜S4が繰り返し行われる。既述のように、各ステップS1〜S4では、厳密には、各時刻における信号の値が取り扱われる。このとき、ステップS1における三相電圧V,V,Vの生成では、直前のステップS4にて取得された回転部12の回転位置θの値、および、回転速度等の設定値に基づいて、LF制御信号Vαl,Vβlの値が生成される。すなわち、回転部12の回転位置θに基づいて、モータ1の駆動電圧の位相が制御される。これにより、モータ1の高精度な回転制御が可能となる。
以上に説明したように、モータ1の制御装置10では、回転部12を回転するための駆動電圧に、駆動電圧の周波数よりも高い周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧が、静止部11に供給される。静止部11に流れる電流における、測定用電圧の周波数成分が、抽出電流として抽出される。抽出電流と、当該抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、抽出電流の振幅に関する合成信号が取得される。当該合成信号に基づいて、回転部12の回転位置が取得される。これにより、回転部12の回転位置を精度よく取得することができる。また、回転部12の回転位置に基づいて、モータ1の駆動電圧の位相が制御される。これにより、モータ1を精度よく回転させることができる。
制御装置10では、測定用電圧の付与、および、抽出電流に対する信号処理が固定座標系において行われる。これにより、上述のShinnaka, S.による手法、および、Corley, M. J.らによる手法における静止座標系と回転座標系との間の複雑な変換等を用いることなく、低い演算負荷にて回転位置を取得することができる。
また、Shinnaka, S.による手法、および、Corley, M. J.らによる手法では、低速では、誘起電圧が生成されず、回転方向が不明瞭である、および、分解能が低いという問題が生じる。したがって、回転位置を高精度に検出するためにオブザーバまたはPLLが必要となり、演算負荷が大きくなる。このような観点において、低速時の制御装置10の演算負荷を低減することができる。
ところで、抽出電流を二乗した信号をローパスフィルタ処理して得られるフィルタ信号を、回転位置の推定に利用することが考えられる。しかしながら、この場合、当該フィルタ信号において高次高調波が発生してしまい、当該フィルタ信号に基づく回転位置の推定精度に一定の限界が生じてしまう。また、抽出電流の絶対値を示す信号をローパスフィルタ処理して得られるフィルタ信号を、回転位置の推定に利用することも考えられる。しかしながら、この場合も、当該フィルタ信号において高次高調波に起因するノイズが発生してしまい、回転位置の推定精度に一定の限界が生じてしまう。
これらの手法に対し、抽出電流と位相シフト電流との二乗和の平方根を合成信号として取得する制御装置10では、合成信号において高次高調波が発生しない。これにより、回転部12の回転位置をより精度よく取得することができる。
また、通常、ローパスフィルタ処理は、IIR(Infinite Impulse Response)フィルタによって行われる。IIRフィルタは不安定であり、線形位相特性を有していない。したがって、回転位置の取得に係る動作が不安定になったり、複雑になる。これに対し、制御装置10では、解析信号のノルムである合成信号が取得され、ローパスフィルタ処理は行われない。また、本実施形態では、合成信号を取得する際のヒルベルト変換が、FIRフィルタにより行われる。FIRフィルタは、IIRフィルタと比較して、本質的に安定しており、線形位相特性を有している。これにより、回転位置の取得に係る処理を容易に、かつ、安定して実現することができる。なお、ローパスフィルタをFIRフィルタにて実現することも可能であるが、この場合、ヒルベルト変換に比べて、処理が非常に長くなり、演算負荷も増大する。
上記第1の実施形態では、A軸、B軸およびC軸の抽出電流を第1ないし第3抽出電流として、第1ないし第3抽出電流のそれぞれに対して合成信号が取得されるが、2つの抽出電流のみを抽出する場合でも、回転位置の取得は可能である。図8は、本発明の例示的な第2の実施形態に係るモータ1の制御装置10の構成を示す図である。図8の制御装置10は、C軸の合成信号|z|の取得に係る構成要素、すなわち、抽出器32c、ヒルベルト変換器41cおよび信号演算ユニット42cが省略される点で、図1の制御装置10と相違する。他の構成は、図1の制御装置10と同じであり、同じ構成要素に同じ符号を付す。
図8の制御装置10では、第1の実施形態と同様に、モータ1の静止部11に電圧V,V,Vが供給される(図2:ステップS1)。電流信号取得ユニット31では、静止部11に流れる三相電流i,i,iのうち二相の電流i,iが取得される。抽出器32a,32bでは、A軸およびB軸の抽出電流iah,ibhが抽出される(ステップS2)。合成信号取得部4では、第1の実施形態と同様に、抽出電流iah,ibhに対する処理が行われる。これにより、2チャンネルの合成信号|z|,|z|が求められ、回転位置取得部5に入力される(ステップS3)。
回転位置取得部5では、数5により、省略したチャンネルの合成信号|z|が求められる。数5において、Cは定数であり、合成信号|z|または合成信号|z|の直流成分の3倍に等しい。
Figure 2016201923
そして、A軸、B軸およびC軸の合成信号|z|,|z|,|z|を用いて、第1の実施形態と同様の手法により、回転部12の回転位置θが推定される(ステップS4)。
以上のように、図8の制御装置10では、図1の制御装置10における抽出器32c、ヒルベルト変換器41cおよび信号演算ユニット42cを省略しつつ、回転部12の回転位置をある程度精度よく取得することができる。これにより、制御装置10の製造コストを削減することができる。
図9は、本発明の例示的な第3の実施形態に係るモータ1の制御装置10の構成を示す図である。図9の制御装置10は、B軸およびC軸の合成信号|z|,|z|の取得に係る構成要素、すなわち、抽出器32b,32c、ヒルベルト変換器41b,41cおよび信号演算ユニット42b,42cが省略される点で、図1の制御装置10と相違する。他の構成は、図1の制御装置10と同じであり、同じ構成要素に同じ符号を付す。
図9の制御装置10では、第1の実施形態と同様に、モータ1の静止部11に電圧V,V,Vが供給される(図2:ステップS1)。電流信号取得ユニット31では、静止部11に流れる三相電流i,i,iのうち一相の電流iのみが取得される。抽出器32aでは、A軸の抽出電流iahが抽出される(ステップS2)。合成信号取得部4では、第1の実施形態と同様に、抽出電流iahに対する処理が行われる。これにより、1チャンネルの合成信号|z|が求められ、回転位置取得部5に入力される(ステップS3)。回転位置取得部5では、例えば、オブザーバまたはPLL等を用いて、合成信号|z|をトラッキングすることにより、回転位置θが推定される(ステップS4)。
以上のように、図9の制御装置10では、図1の制御装置10における抽出器32b,32c、ヒルベルト変換器41b,41cおよび信号演算ユニット42b,42cを省略しつつ、回転部12の回転位置を取得することが実現される。
上記制御装置10では、様々な変形が可能である。
例えば、A軸、B軸およびC軸のHF印加信号が生成され、A軸、B軸およびC軸のLF制御信号に重畳されてよい。また、A軸、B軸およびC軸の抽出電流をα軸およびβ軸の抽出電流に変換し、α軸およびβ軸の抽出電流からα軸およびβ軸の合成信号が求められてよい。
制御装置10では、抽出電流に対するヒルベルト変換により、抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流を容易に取得することが可能となるが、装置の設計によっては、位相シフト電流が他の手法にて取得されてよい。
信号演算ユニット42a〜42cでは、抽出電流と位相シフト電流との二乗和が、合成信号として扱われてもよい。この場合、回転位置取得部5では、抽出電流の振幅の二乗を示す合成信号に基づいて回転部12の回転位置が取得される。以上のように、合成信号は、必ずしも抽出電流の振幅そのものを示す信号である必要はなく、抽出電流の振幅を実質的に示す信号、すなわち、抽出電流の振幅に関する信号であればよい。
制御装置10では、モータ1のセンサレス位置検出および制御が行われるが、制御装置10の機能は、センサレス速度検出および制御、並びに、大きなトルクでの起動等を用途とするセンサレスでの初期位置検出に利用されてよい。
モータ1は、突極性を有するのであるならば、永久磁石同期モータ以外に、同期リラクタンスモータ等であってよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明は、突極性を有する様々なモータにおける回転位置の推定、および、制御に利用可能である。
1 モータ
2 電圧供給部
3 電流抽出部
4 合成信号取得部
5 回転位置取得部
10 制御装置
11 静止部
12 回転部
41a〜41c ヒルベルト変換器
S1〜S4 ステップ

Claims (6)

  1. a)突極性を有するモータの回転部を回転するための駆動電圧に、前記駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧を、前記モータの静止部に供給する工程と、
    b)前記a)工程と並行して、前記静止部に流れる電流における前記所定の周波数の成分を、抽出電流として抽出する工程と、
    c)前記抽出電流と、前記抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、前記抽出電流の振幅に関する合成信号を取得する工程と、
    d)前記合成信号に基づいて、前記回転部の回転位置を取得する工程と、
    を備える、モータの回転位置推定方法。
  2. 前記c)工程において、前記抽出電流に対するヒルベルト変換により、前記位相シフト電流が取得される、請求項1に記載のモータの回転位置推定方法。
  3. 前記ヒルベルト変換が、FIRフィルタにより行われる、請求項2に記載のモータの回転位置推定方法。
  4. 前記抽出電流として、前記静止部に流れる三相電流から第1ないし第3抽出電流が取得され、
    前記c)工程において、前記第1ないし第3抽出電流のそれぞれに対して前記合成信号が取得される、請求項1ないし3のいずれかに記載のモータの回転位置推定方法。
  5. 前記合成信号が前記二乗和の平方根である、請求項1ないし4のいずれかに記載のモータの回転位置推定方法。
  6. 突極性を有するモータの回転部を回転するための駆動電圧に、前記駆動電圧の周波数よりも高い所定の周波数の測定用電圧を重畳した複数の電圧を、前記モータの静止部に供給する電圧供給部と、
    前記静止部に流れる電流における前記所定の周波数の成分を、抽出電流として抽出する電流抽出部と、
    前記抽出電流と、前記抽出電流の位相をπ/2だけシフトさせた位相シフト電流との二乗和を求めることにより、前記抽出電流の振幅に関する合成信号を取得する合成信号取得部と、
    前記合成信号に基づいて、前記回転部の回転位置を取得する回転位置取得部と、
    を備え、
    前記電圧供給部が、前記回転部の回転位置に基づいて前記駆動電圧の位相を制御する、モータの制御装置。
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