JP2011186029A - プロジェクター及びプロジェクターによる画像投射方法 - Google Patents

プロジェクター及びプロジェクターによる画像投射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンテーションの切り替えなどにおいて画像投写の遮断動作と入力端子切替動作を迅速に行う。
【解決手段】複数の画像入力端子に入力される画像信号に応じた画像を投写するプロジェクター1において、シャッター4を閉じる操作を検出した場合、現在選択されている画像入力端子25のほかに画像信号が入力されていることを検出した画像入力端子25があれば切り替える。これにより、投写する画像入力端子25の切り替えを迅速に行うことができるとともに操作中の画面を視聴者に見られることなく、スムーズにプレゼンテーションの切り替えが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、入力される画像データに応じた画像を投写するプロジェクター及び画像投射方法に関する。
プロジェクターは、一般的に複数の入力端子を備えていることが多く、例えば特許文献1に記載されるようにユーザーがリモコン操作などで現在選択されている入力端子を他の入力端子に切り替えると、投写している画像がこの入力切替操作によって新たに選択された入力端子からの画像データに応じた画像に切り替わる。
また、プレゼンテーションの途中などで次の画像を準備するために画像の投写を一時的にミュート状態にする機能が使われている。ミュート状態においては黒画像を投写する方法のほか、特許文献2に記載されるようにプロジェクターの投写レンズ前面にスライド式のシャッターを配置し、遮光する方法が使われている。
特開2003−323168号公報 特開2007−240551号公報
しかしながら、従来のプロジェクターでは、画像の投写を一時的に停止するミュート状態にしても、何らかの操作が行われるとミュート状態が直ちに解除されて画像の投写が再開されてしまうので、ミュート状態のままではリモコン操作などを行うことができなかった。したがって、プレゼンテーションなどの途中で入力端子の切替操作等を行う際に、操作中の画面を視聴者に見られてしまうことがあった。
また、従来のプロジェクターではシャッターを閉じた遮光状態では投写されないため、一度シャッターを開け投写状態にしてからでないと入力端子の切替操作が行えないという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、画像信号が入力される複数の画像入力端子と、前記入力される画像信号に応じた画像を投写する投写部と、前記投写部からの投写光を遮断するシャッターと、前記複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択する画像入力選択部と、前記シャッターが開位置または閉位置のいずれであるかを検出する位置検出部と、前記複数の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出部とを備え、前記画像入力選択部は、前記シャッターの開閉による位置検出部の検出結果に基づいて、前記信号検出部により、選択されている前記画像入力端子の他の前記画像入力端子に画像信号が入力されている場合、前記他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択することを特徴とする。
本適用例によれば、プレゼンテーションの途中でシャッターを閉じて遮光状態にしたときに次の入力端子への切替動作が行われるため、再度シャッターを開けたときに次の入力端子の画像が投写される状態となる。つまり、投写光を遮光するためのシャッターの開閉操作に連動して入力端子の切替動作が行われることになる。これにより、投写する入力端子の切り替えを迅速に行うことができるとともに操作中の画面を視聴者に見られることなく、スムーズにプレゼンテーションの切り替えが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記画像入力端子の入力切替(入力選択)操作をする入力操作部をさらに備え、前記画像入力選択部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記信号検出部により前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されている場合、前記シャッターが閉位置から開位置に移動したとき、前記入力操作部の入力切替操作に基づいて選択されている前記画像入力端子または画像信号が入力されている前記他の画像入力端子のいずれかを選択することを特徴とする。
本適用例によれば、シャッターを閉じて遮光状態にしたときに他の画像入力端子に画像信号が入力されていることを検出した場合、再度シャッターを開いて投写状態にしたときに現在選択されている画像入力端子または画像信号が入力されている他の画像入力端子への切り替えを選択できるため、プレゼンテーションの切り替えなどで、信号が入力されている、目的の入力端子を容易に選択し、入力切替操作を行うことが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記信号検出部により、前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されたことを検出したときに報知する報知部をさらに備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、シャッターを閉じた遮光状態において他の画像入力端子に画像信号が入力されたことがわかる。これにより、プレゼンテーションの切替時にまだ画像信号が入力されていない状態でシャッターを開き、投写してしまうことを防ぐことが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記複数の画像入力端子を選択する入力選択順を記憶する記憶部をさらに備え、前記画像入力選択部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記記憶部に記憶された入力選択順に従って前記複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択することを特徴とする。
本適用例によれば、シャッターの開閉動作に連動した画像入力端子の入力選択順が記憶されているため、シャッターの開閉動作のみで遮光動作および、画像入力端子の入力切替操作が行える。これにより、簡単な操作で遮光状態を挟んだ入力切替操作が可能となる。さらに、本体操作パネルから入力切替キーを省略することが可能となる。
[適用例5]上記適用例1に記載のプロジェクターにおいて、前記位置検出部は前記シャッターが開位置または閉位置にあることを検出する第1位置検出部と、前記シャッターが開位置と閉位置の間の入力切替位置であることを検出する第2位置検出部とを有し、前記画像入力選択部は、前記第1位置検出部および前記第2位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から入力切替位置に移動した後、閉位置に移動せずに開位置に移動したとき、前記信号検出部により、前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されている場合、前記他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択することを特徴とする。
本適用例によれば、シャッターの移動操作の違いにより、選択された画像入力端子を保持したまま投写光を遮光する操作と、シャッターの開閉に連動して画像入力端子を切り替える操作を選択できるので、ユーザーの使用目的に応じたシャッターによる遮光操作を行うことが可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載のプロジェクターによる画像投射方法は、画像信号が入力される複数の画像入力端子と、入力される画像信号に応じた画像を投写する投写部と、投写部からの投写光を遮断するシャッターと、複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択する画像入力選択工程と、シャッターが開位置または閉位置のいずれであるかを検出する位置検出工程と、複数の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出工程とを備えるプロジェクターによる画像投射方法であって、
シャッターの開閉による位置検出工程の検出結果に基づいて、信号検出工程により、選択されている画像入力端子の他の画像入力端子に画像信号が入力されている場合、他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択する画像入力選択工程を備えることを特徴とする。
本適用例の画像投射方法によれば、プレゼンテーションの途中でシャッターを閉じて遮光状態にしたときに次の入力端子への切替動作が行われる画像入力選択工程を有するため、再度シャッターを開けたときに次の入力端子の画像が投写される状態となる。つまり、投写光を遮光するためのシャッターの開閉操作に連動して入力端子の切替動作が行われることになる。これにより、投写する入力端子の切り替えを迅速に行うことができるとともに操作中の画面を視聴者に見られることなく、スムーズにプレゼンテーションの切り替えが可能となる。
プロジェクターの斜視図。 プロジェクターの部分平面図であり、(a)は筐体2の上面のスリットの周辺の部分図、(b)は筐体の上面の入力操作部の周辺の部分図。 プロジェクターの正面図であり、シャッターの開閉状態を示す図。 プロジェクターの回路構成を示すブロック図。 実施形態1のプロジェクターの動作を示すフローチャート。 変形例1のプロジェクターの入力選択動作を示すフローチャート。 変形例1の動作を示す図。 変形例4プロジェクターの動作を示すフローチャート。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクターの斜視図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、装置本体が筐体2によって覆われた構成になっている。筐体2の前面2fには開口部3があり、筐体2の上面2tには、ユーザーにより入力操作が行われる複数の操作キーを備えた入力操作部22が備えられ、入力操作部22の近傍には、プロジェクター1の動作状態を報知するためのLED報知部23が備えられている。
筐体2の前面2fには、開口部3が形成されており、開口部3の後方には、前方に向かって画像光を投写する投写レンズ13が備えられている。開口部3には、カバー部材としてのシャッター4が開閉可能に備えられており、開口部3をシャッター4で閉塞することによって、投写レンズ13を保護するとともに投写光を遮光することが可能となっている。シャッター4は、合成樹脂製で略矩形の板状体であり、その1つの角部には、開閉操作を行うための操作ツマミ4aが一体的に形成されている(図3参照)。操作ツマミ4aは、筐体2の上面2tに形成されたスリット5から露出しており、そのスリット5に沿って操作ツマミ4aを左右にスライド操作することによって、シャッター4の開閉を行うことができる。また、操作ツマミ4aは、筐体2の上面2tよりも上方に突出するようになっており、スライド操作を容易にしている。
図2は、プロジェクター1の部分平面図であり、図2(a)は筐体2の上面2tのスリット5の周辺の部位を部分的に示している。また、図2(b)は筐体2の上面2tの入力操作部22の周辺の部位を部分的に示している。図3(a)〜(c)は、プロジェクター1の部分正面図であり、シャッター4の開閉状態を示している。
図2(a)に示すように、スリット5は、筐体2の前面2fと略平行に形成されており、シャッター4は、操作ツマミ4aがスリット5の左端部(前方(射出方向)に向かって左側の端部)5aに接する位置と、操作ツマミ4aがスリット5の右端部(前方(射出方向)に向かって右側の端部)5cに接する位置との間を移動可能になっている。
操作ツマミ4aをスライド操作して、スリット5の左端部5aに移動させると、シャッター4は、図3(a)に示すように開口部3を閉塞し、投写レンズ13を覆ってその射出面を保護するとともに遮光状態にする。次に操作ツマミ4aをスライド操作して、スリット5の右端部5cに移動させると、シャッター4は、図3(c)に示すように、投写レンズ13の前方(射出方向)から移動し、開口部3を開放させる。この結果、開口部3から投写レンズ13が露出し、画像光の投写が可能な状態となる。また、スリット5には左端部5aと右端部5cの間に位置5bがあり、図3(b)に示すように、操作ツマミ4aをスライド操作して、シャッター4をスリット5の右端部5cから位置5bに移動させることにより、左端部5aまで移動させなくても、シャッター4が開口部3を閉塞し、投写レンズ13を覆って画像光を遮光状態にすることができる。なお、これ以降、操作ツマミ4aをスリット5の左端部5aに移動させたときのシャッター4の位置を「閉位置」と呼び、操作ツマミ4aをスリット5の右端部5cに移動させたときのシャッター4の位置を「開位置」と呼び、操作ツマミ4aをスリット5の位置5bに移動させたときのシャッター4の位置を「入力切替位置」と呼ぶ。つまり、シャッター4は、不図示のスライド機構によって前面2fに沿って横方向に摺動可能になっており、投写レンズ13の投写側部分13aをプロジェクター1の外部に露出させることにより投写光を遮断しない開位置と、開口部3に配置された投写レンズ13の投写側部分13aをシャッター4で覆うことにより投写光を遮断する閉位置との間で選択的に移動可能になっている。
前面2fには、位置検出部としてのシャッター位置検出部15(図4参照)が設けられている。シャッター位置検出部15は、図3(c)に示すように第1位置検出部としての一対のセンサー44a,44bが埋め込まれており、これらセンサー44a,44bの検出信号に基づいて、シャッター4が開位置にあって開状態となっているか、シャッター4が閉位置にあって閉状態となっているかを判断することができる。
なお、図示しないが、シャッター位置検出部15には、シャッター4が開位置と閉位置の間の入力切替位置にあることを検出する第2位置検出部としての入力切替位置検出センサーが設けられていてもよい。この入力切替位置検出センサーによって、シャッター4が開位置と閉位置の間の入力切替位置にあることを判断することも可能である。
図4は、プロジェクター1の回路構成を示すブロック図である。
図4に示すように、プロジェクター1は、投写部としての画像投写部10、シャッター位置検出部15、制御部20、記憶部21、入力操作部22、LED報知部23、画像入力選択部としての入力選択部24、画像入力端子25、画像処理部26、OSD処理部27、信号検出部28、光源制御部29、電源部30、電源端子31等で構成されており、これらは筐体2(図1及び図2)の内部に収容されている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動部14等を含んでいる。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像光を形成し、この画像光を図示しない合成用のプリズムで合成し、合成された画像光を複数のレンズよりなる投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。液晶駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。上記実施形態では、光源11として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は光源としてLED光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。なお、上記の実施形態では、画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、表示原理については、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式を採用しても良い。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピューターとして機能する。
記憶部21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶部21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態では設定データとして、シャッター4の位置および信号検出部28の検出結果に伴い画像入力端子25の入力切替を行うかの入力切替フラグ、画像入力端子25を切り替える入力選択順および、画像入力端子25を切り替える入力選択候補等が記憶されている。
入力操作部22は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作部22が備える操作キーとしては、図2(b)に示すように、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キー22a、複数の画像入力端子25を切り替えるための入力切替キー22b、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー22c、メニューからユーザーが設定項目を選択する4つの方向キー22d、決定キーe、エスケープキー22f等がある。ユーザーが入力操作部22の各種操作キーを操作すると、入力操作部22は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。また、各操作キーはリモートコントローラー(不図示)を通じても操作されてもよい。リモートコントローラーは、例えばユーザーによって携行可能な大きさの無線通信端末であり、リモートコントローラー本体表面に、各種上記操作ボタンと同様の機能を有する操作ボタンが配されることが好ましい。
画像入力端子25は、上述したように複数の画像入力端子25a、25b、25cを備えており、各画像入力端子25には、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブルを介して画像情報が入力される。各画像入力端子25に入力された画像情報は、画像入力選択部である入力選択部24に供給される。
画像入力選択部である入力選択部24は、複数の画像入力端子25(25a、25b、25c)のうち、制御部20の指示に基づき選択された一の画像入力端子に入力される画像情報を画像処理部26および信号検出部28に出力する。ユーザーが、入力操作部22に備わる入力切替キー22bを操作して所望の一の画像入力端子を指定すると、制御部20は、一の画像入力端子に入力される画像情報が画像処理部26に出力されるよう、入力選択部24に指示をする。
信号検出部28は入力選択部24によって選択された画像入力端子25から有効な画像信号が入力されているかの検出結果を制御部20に通知する。
LED報知部23は、LED(発光ダイオード)を備えたインジケーターであり、制御部20の指示に基づいてその表示状態を切り替えることにより、ユーザーにプロジェクター1の動作状態(電源のオン・オフや異常発生、信号検出等)を報知する。なお、LED報知部23は、その表示状態、即ち点灯、点滅、消灯、発光色等を適宜切り替えることによって、多数の動作状態を表すことが可能になっている。
画像処理部26は、入力選択部24から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、R,G,Bの色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
液晶駆動部14が、OSD処理部27から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
OSD処理部27は、制御部20の指示に基づいて、入力画像上にメニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレー)画像を重畳するための処理を行う。OSD処理部27は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表す画像データを記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部27は、必要な画像データをOSDメモリーから読み出して、指定されたOSD画像を形成するためのOSD画像情報を生成する。そして、入力画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部26から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部27は、画像処理部26から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動部14に出力する。
電源部30には、電源端子31を介してAC100V等の電源が外部から供給される。電源部30は、電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換し、光源制御部29を始めとするプロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部30は、制御部20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
光源制御部29は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
シャッター4の位置検出部であるシャッター位置検出部15は、シャッター4を操作ツマミ4aでスライド移動したときの位置が開位置、閉位置、入力切替位置のいずれの位置にあるかを検出し、その検出結果を制御部20に出力する。
制御部20は本発明におけるミュート状態制御部および入力切替実行部としても機能する。具体的にはシャッター4の位置検出部であるシャッター位置検出部15はシャッター4が開位置から閉位置または入力切替位置に移動したことを検出すると、制御部20は画像投写部10の投写を中断させてミュート状態にする。また、このとき制御部20はミュート画像を入力画像信号に基づく画像に代えて画像投写部10に投写させる。シャッター位置検出部15はシャッター4が開位置に移動したことを検出すると、制御部20はミュート状態を解除し、入力画像信号に基づく画像を画像投写部に投写させる。
そして制御部20はミュート状態において信号検出部28により、現在選択されている画像入力端子25の他の画像入力端子25のいずれかに画像信号が入力されていることを検出すると、入力選択部24に指示して画像信号が入力されている他の画像入力端子25に切り替える。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は、投写動作中のプロジェクター1のシャッター4を開閉操作したときの動作フローの一例を示す。
図5に示すように、まずプロジェクター1が投写動作中にシャッター4がスライド操作され、シャッター位置検出部15はシャッター4が開位置から閉位置に移動したことを検出すると、制御部20に通知する(ステップS101)。そして制御部20は画像投写部10の投写を中断させてミュート状態にする(ステップS102)。
次に制御部20は記憶部21に記憶されている入力切替フラグを参照して入力切替動作が有効かの判断を行う(ステップS103)。そして、入力切替動作が有効の場合にはステップS104に移行し、入力切替動作が無効の場合はステップS108に移行する。
ステップS104において制御部20は現在選択されている画像入力端子25を記憶部21に保存し、ステップS105に移行する。
ステップS105において制御部20は、入力選択部24に指示をして次の画像入力端子25に切り替える。次に制御部20は信号検出部28の検出結果に基づき、選択した画像入力端子25に画像信号が入力されているか判断を行う(ステップS106)。画像信号が入力されている場合はステップS107に移行する。選択した画像入力端子25に画像信号が入力されていない場合は、選択した画像入力端子25が最後の画像入力端子かどうか、つまり全ての画像入力端子に切り替えたかを調べ(ステップS110)、最後の画像入力端子の場合は、ステップS111に移行する。最後の画像入力端子でない場合はステップS105に戻る。
ステップS107では制御部20は、入力選択部24に指示をしてステップS106で画像信号が入力されていることを検出した画像入力端子25に切り替え、ステップS108に移行する。
ステップS111では制御部20は、入力選択部24に指示をして、ステップS104で記憶部21に保存した画像入力端子25に切り替え、ステップS108に移行する。
ステップS108では制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果に基づき、シャッター4が開位置に移動したことを検出した場合にはステップS109に移行する。シャッター4が開位置に移動していない場合にはステップS108を繰り返す。
ステップS109では制御部20は、ミュート状態を解除して画像投写部10の投写動作を再開し、現在選択されている画像入力端子25の画像信号を画像投写部10に投写させる。以上により本動作フローは終了する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、シャッター4を開位置から閉位置に移動させたときに、ミュート状態にすると同時に現在選択されている画像入力端子25の他の画像信号が入力されている画像入力端子25を検索し、入力切替動作を行う。つまり、投写光を遮光し、ミュート状態にするためのシャッター4の開閉操作に連動して入力切替動作が行われることになる。これにより、投写する画像入力端子25の切り替えを迅速に行うことができるとともに操作中の画面を視聴者に見られることなく、スムーズにプレゼンテーションの切り替えが可能となる。
(変形例1)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態ではミュート状態において現在選択されている画像入力端子25の他に画像信号が入力されていることを検出した画像入力端子25に入力切替動作を行っているが、ミュート状態において全ての画像入力端子25を調べ、画像信号が入力されている画像入力端子25を記憶し、ミュート状態解除時に選択画面を表示させ、入力操作部22の方向キー22d、決定キー22eを操作して選択させるようにしてもよい。図7(a)〜(c)はこのときの動作画面を示す。
本変形例の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
図6に示すように、まずプロジェクター1が投写動作中にシャッター4がスライド操作され、シャッター位置検出部15がシャッター4が開位置から閉位置に移動したことを検出すると、制御部20に通知する(ステップS201)。そして制御部20は画像投写部10の投写を中断させてミュート状態にする(ステップS202)。
次に制御部20は記憶部21に記憶されている入力切替フラグを参照して入力切替動作が有効かの判断を行う(ステップS203)。そして、入力切替動作が有効の場合にはステップS204に移行し、入力切替動作が無効の場合はステップS215に移行する。
ステップS204において制御部20は記憶部21の入力選択候補に現在選択されている画像入力端子25を保存し、ステップS205に移行する。
ステップS205において制御部20は、入力選択部24に指示をして次の画像入力端子25に切り替える。次に制御部20は信号検出部28の検出結果に基づき、選択した画像入力端子25に画像信号が入力されていることを検出したか判断する(ステップ206)。画像信号が入力されている場合は記憶部21の入力選択候補に画像信号が入力されていることを検出した画像入力端子25を追加保存すし(ステップS207)、ステップS208に移行する。選択した画像入力端子25に画像信号が入力されていない場合はステップS208に移行する。
ステップS208において制御部20は全ての画像入力端子25を切り替えたかどうか調べ、全ての画像入力端子25を切り替えた場合は、ステップS209に移行する。全ての画像入力端子に切り替えていない場合はステップS205に戻る。
ステップS209において制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果を調べ、シャッター4が開位置に移動したことを検出した場合にはステップS210に移行する。シャッター4が開位置に移動していない場合にはステップS209を繰り返す。
ステップS210において制御部20は、ミュート状態を解除し、画像投写部10の投写動作を再開し、記憶部21に保存されている入力選択候補を参照し、画像入力端子25が2つ以上登録されているか調べる(ステップS211)。2つ以上の画像入力端子25が登録されている場合は(ステップS211:Y)、制御部20は図7(c)に示すような画像入力端子選択画面を画像投写部10に投写させ(ステップS213)、ステップS214に移行する。入力端子候補リストに画像入力端子25が1つしか登録されていない場合、つまり元の画像入力端子しか登録されていない場合は(ステップS211:N)、ステップS212に移行する。
ステップS214において制御部20は、入力操作部22の画像入力端子選択操作に基づき、入力選択部24に指示をして選択された画像入力端子25に切り替える。
ステップS212において制御部20は、入力選択部24に指示をして記憶部21の入力選択候補に保存された元の画像入力端子25に切り替える。
ステップS215において制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果を調べ、シャッター4が開位置に移動したことを検出した場合にはステップS216に移行する。シャッター4が開位置に移動していない場合にはステップS215を繰り返す。
ステップS216では制御部20は、ミュート状態を解除し、画像投写部10の投写動作を再開し、現在選択されている画像入力端子25の画像信号を画像投写部10に投写させる。以上により本動作フローは終了する。
以上説明したように本変形例ではミュート状態から再度シャッター4を開いて画像投写状態にしたときに現在選択されている画像入力端子25または画像信号が入力されている他の画像入力端子25への切り替えを選択できるため、プレゼンテーションの切り替えなどで、信号が入力されている目的の入力端子を容易に選択し、入力切替操作を行うことが可能となる。
(変形例2)
上記実施形態において、ミュート状態で現在選択されている画像入力端子25のほかに画像信号が入力されていることを検出したときにLED報知部23によって報知するようにしてもよい。このような構成にすれば、シャッター4を閉じたミュート状態において他の画像入力端子25に画像信号が入力されたことがわかる。これにより、プレゼンテーションの切替時にまだ画像信号が入力されていない状態でシャッター4を開き、投写してしまうことを防ぐことが可能となる。
(変形例3)
上記実施形態において、記憶部21にシャッター4を閉じたときの画像入力端子25の入力選択順を記憶しておくようにしてもよい。このとき、画像入力信号の検出の有無にかかわらず入力を切り替えることにより、シャッター4を閉じると同時に入力操作部22の入力切替キー22bを操作したのと同じ状態になる。このような構成にすれば、簡単な操作でミュート状態を挟んだ入力切替操作が可能となる。さらに、入力操作部22から入力切替キー22bを省略することが可能となり、簡易な構成のプロジェクターを構成することが可能となる。
(変形例4)
上記実施形態において、画像投写状態からシャッター4を閉位置まで移動させず、入力切替位置まで移動させ、その後シャッター4を開位置まで移動させた場合は他の画像入力端子25に切り替え、シャッター4を閉位置まで移動させた後でシャッター4を開位置まで移動させた場合は画像入力端子25の入力切替動作を行わないようにしてもよい。
本変形例の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
図8に示すように、まずプロジェクター1投写動作中にシャッター4がスライド操作され、シャッター位置検出部15がシャッター4が開位置から入力切替位置または閉位置に移動したことを検出すると、制御部20に通知する(ステップS301)。そして制御部20は画像投写部10の投写を中断させてミュート状態にする(ステップS302)。
次に制御部20は記憶部21に記憶されている入力切替フラグを参照して入力切替動作が有効かの判断を行う(ステップS303)。そして、入力切替動作が有効の場合にはステップS304に移行し、入力切替動作が無効の場合はステップS308に移行する。
ステップS304において制御部20は、現在選択されている画像入力端子25を記憶部21に保存し、ステップS305に移行する。
ステップS305において制御部20は、入力選択部24に指示をして次の画像入力端子25に切り替える。次に制御部20は信号検出部28の検出結果に基づき、選択した画像入力端子25に画像信号が入力されているかの判断を行う(ステップS306)。選択した画像入力端子25に画像信号が入力されている場合はステップS307に移行する。選択した画像入力端子25に画像信号が入力されていない場合は選択した全ての画像入力端子25が最後の画像入力端子かどうか調べ(ステップS310)、最後の画像入力端子の場合は(ステップS310:Y)、ステップS311に移行する。最後の画像入力端子でない場合は(ステップS310:N)ステップS305に戻る。
ステップS307において制御部20は、入力選択部24に指示をしてステップS306で画像信号を検出した画像入力端子25に切り替え、ステップS312に移行する。
ステップS311において制御部20は、入力選択部24に指示をして、ステップS304で記憶部21に保存した画像入力端子25に切り替え、ステップS308に移行する。
ステップS312において制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果を調べ、シャッター4が閉位置にあることを検出した場合(ステップS312:Y)にはステップS311に移行する。シャッター4が閉位置にないことを検出した場合(ステップS312:N)はステップS313に移行する。
ステップS313において制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果を調べ、シャッター4が開位置にあることを検出した場合は(ステップS313:Y)ステップS309に移行し、シャッター4が閉位置にないことを検出した場合、すなわち閉位置、開位置のいずれでもない場合は(ステップS313:N)、ステップS312に戻る。
ステップS308において制御部20は、シャッター位置検出部15の検出結果を調べ、シャッター4が開位置に移動したことを検出した場合にはステップS309に移行する。シャッター4が開位置に移動していない場合にはステップS308を繰り返す。
ステップS309において制御部20は、ミュート状態を解除し、画像投写部10の投写動作を再開し、現在選択されている画像入力端子25の画像信号を画像投写部10に投写させる。以上により本動作フローは終了する。
以上の説明では、投写レンズ13の投写側部分13aの突起量が大きくないが、例えば投写側部分13aが大きく飛び出ているタイプの場合、投写側部分13aをシャッター4で覆うことが容易でなくなるので、投写レンズ13の後方(射出方向の反対側)や内部、つまり投写レンズ13と合成用のプリズムとの間、若しくは投写レンズ13の複数のレンズ間にシャッター4を設けることもできる。
以上説明したように、本変形例によれば、シャッター4の開閉のさせかたのみによってミュート動作のみとミュートおよび入力切替動作を選択できるのでユーザーの目的に応じた、シャッター4によるミュート操作を容易に選択することが可能となる。
また、本実施形態においては、画像入力端子25に画像信号が入力されていることを検出したが、記録媒体(USBメモリーやSDメモリーカード)が差し込まれているかを検出する構成としても良い。かかる場合、画像入力端子25に記録媒体が接続されていることをも検知することが出来るため、シャッター4の開閉のさせかたのみによってミュート動作のみとミュートおよび記録媒体等への入力切り替え動作をも容易に選択可能となる。
1…プロジェクター、2…筐体、3…開口部、4…シャッター、4a…操作ツマミ、5…スリット、10…画像投写部(投写部)、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、13a…投写側部分、14…液晶駆動部、15…シャッター位置検出部(第1位置検出部及び第2位置検出部)、20…制御部、21…記憶部、22…入力操作部、23…LED報知部、24…入力選択部(画像入力選択部)、25…画像入力端子、26…画像処理部、27…OSD処理部、28…信号検出部、29…光源制御部、30…電源部、31…電源端子、44a,44b…センサー。

Claims (6)

  1. 画像信号が入力される複数の画像入力端子と、
    前記入力される画像信号に応じた画像を投写する投写部と、
    前記投写部からの投写光を遮断するシャッターと、
    前記複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択する画像入力選択部と、
    前記シャッターが開位置または閉位置のいずれであるかを検出する位置検出部と、
    前記複数の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出部とを備え、
    前記画像入力選択部は、前記シャッターの開閉による前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記信号検出部により、選択されている前記画像入力端子の他の前記画像入力端子に画像信号が入力されている場合、前記他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択することを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記画像入力端子の入力切替操作をする入力操作部をさらに備え、
    前記画像入力選択部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記信号検出部により前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されている場合、前記シャッターが閉位置から開位置に移動したとき、前記入力操作部の入力切替操作に基づいて選択されている前記画像入力端子または画像信号が入力されている前記他の画像入力端子のいずれかを選択することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記信号検出部により、前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されたことを検出したときに報知する報知部をさらに備えたことを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のプロジェクターであって、
    前記複数の画像入力端子を選択する入力選択順を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記画像入力選択部は、前記位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から閉位置に移動したとき、前記記憶部に記憶された入力選択順に従って前記複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記位置検出部は前記シャッターが開位置または閉位置にあることを検出する第1位置検出部と、前記シャッターが開位置と閉位置の間の入力切替位置であることを検出する第2位置検出部とを有し、
    前記画像入力選択部は、前記第1位置検出部および前記第2位置検出部の検出結果に基づいて前記シャッターが開位置から入力切替位置に移動した後、閉位置に移動せずに開位置に移動したとき、前記信号検出部により、前記他の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されている場合、前記他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択することを特徴とするプロジェクター。
  6. 画像信号が入力される複数の画像入力端子と、前記入力される画像信号に応じた画像を投写する投写部と、前記投写部からの投写光を遮断するシャッターと、前記複数の画像入力端子の中からいずれか1つを選択する画像入力選択工程と、前記シャッターが開位置または閉位置のいずれであるかを検出する位置検出工程と、前記複数の画像入力端子のいずれかに画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出工程とを備えるプロジェクターによる画像投射方法であって、
    前記シャッターの開閉による前記位置検出工程の検出結果に基づいて、前記信号検出工程により、選択されている前記画像入力端子の他の前記画像入力端子に画像信号が入力されている場合、前記他の画像入力端子のうちのいずれか1つを選択する前記画像入力選択工程を備えることを特徴とする画像投射方法。
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