JP2009296404A - 電子機器及びプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】選択されている入力端子を判別しやすくすることができる電子機器及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】それぞれ信号が入力される複数の入力端子81〜88と、複数の入力端子81〜88のうちの少なくとも1つを選択する選択手段(端子選択部)432と、選択された入力端子を介して入力される信号を処理する処理手段(画像処理部)431と、選択された入力端子を報知する報知手段(インジケータ及び液晶パネル)71〜79,91〜98とを備える。これによれば、報知手段71〜79,91〜98により、選択されている入力端子がどの入力端子であるのかが報知されるので、当該入力端子を判別しやすくすることができる。
【選択図】図3
【解決手段】それぞれ信号が入力される複数の入力端子81〜88と、複数の入力端子81〜88のうちの少なくとも1つを選択する選択手段(端子選択部)432と、選択された入力端子を介して入力される信号を処理する処理手段(画像処理部)431と、選択された入力端子を報知する報知手段(インジケータ及び液晶パネル)71〜79,91〜98とを備える。これによれば、報知手段71〜79,91〜98により、選択されている入力端子がどの入力端子であるのかが報知されるので、当該入力端子を判別しやすくすることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数の入力端子を備えた電子機器及びプロジェクタに関する。
従来、PC(Personal Computer)等の映像信号を出力する外部機器と接続される入力端子を備え、光源から射出された光束を変調して当該映像信号に応じた画像光を形成及び投射するプロジェクタが知られている。このようなプロジェクタとして、複数の入力端子を備えたプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプロジェクタの背面には、複数の入力端子(接続端子)が設けられ、当該入力端子を介して外部機器から入力される映像信号(画像信号)を制御基板が処理する。そして、当該制御基板が、光変調装置としての液晶パネルに駆動信号を出力することで、入力された映像信号に応じた画像光が形成される。
この特許文献1に記載のプロジェクタの背面には、複数の入力端子(接続端子)が設けられ、当該入力端子を介して外部機器から入力される映像信号(画像信号)を制御基板が処理する。そして、当該制御基板が、光変調装置としての液晶パネルに駆動信号を出力することで、入力された映像信号に応じた画像光が形成される。
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクタでは、入力端子が複数設けられているため、どの入力端子が選択されているのかの判別がしづらいという問題がある。
本発明の目的は、選択されている入力端子を判別しやすくすることができる電子機器及びプロジェクタを提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の電子機器は、それぞれ信号が入力される複数の入力端子と、前記複数の入力端子のうちの少なくとも1つを選択する選択手段と、選択された前記入力端子を介して入力される信号を処理する処理手段と、選択された前記入力端子を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、報知手段により、複数の入力端子のうち、選択手段により選択された入力端子が報知されるので、現在選択されている入力端子(選択端子)がどの入力端子であるのかを判別しやすくすることができる。従って、処理手段による処理結果を確認しなくても、選択端子を判別しやすくすることができる。
本発明では、前記報知手段は、前記選択手段により選択された前記入力端子を示す表示を行う表示手段であることが好ましい。
ここで、例えば、報知手段が、選択端子を音声により報知する場合では、当該音声を正確に聞いて判別する必要がある。また、入力される信号が音声信号であり、当該音声信号を処理手段が処理して音声を出力する電子機器である場合には、報知手段により報知される音声を聞き取りづらい。
これに対し、本発明によれば、どの入力端子が選択されているのかが表示手段により表示されるので、当該表示手段を確認するだけで、選択端子を判別することができる。従って、選択端子の判別を速やかに、かつ、正確に行うことができる。
ここで、例えば、報知手段が、選択端子を音声により報知する場合では、当該音声を正確に聞いて判別する必要がある。また、入力される信号が音声信号であり、当該音声信号を処理手段が処理して音声を出力する電子機器である場合には、報知手段により報知される音声を聞き取りづらい。
これに対し、本発明によれば、どの入力端子が選択されているのかが表示手段により表示されるので、当該表示手段を確認するだけで、選択端子を判別することができる。従って、選択端子の判別を速やかに、かつ、正確に行うことができる。
本発明では、前記表示手段は、前記複数の入力端子に応じて設けられる複数の表示部を備え、当該電子機器は、前記複数の表示部の表示状態を制御して、前記表示を行わせる表示制御手段を備えることが好ましい。
このような表示部は、LED(Light Emitting Diode)等で構成することができる。
ここで、1つの表示部により、各入力端子に設定された番号及び文字列等で選択端子を示す場合には、表示部が小さいと当該番号及び文字列を判別しづらい。また、複数の入力端子を備える電子機器では、使用者が当該電子機器近傍に位置しない場合が多く、特に、リモコン等を使用して電子機器を遠隔操作する場合では、使用者は電子機器近傍に位置しない。このため、表示部を大きく形成する必要が生じるが、このような場合、電子機器の製造コストが増加するだけでなく、当該電子機器の小型化を図ることができないという問題が生じる。
このような表示部は、LED(Light Emitting Diode)等で構成することができる。
ここで、1つの表示部により、各入力端子に設定された番号及び文字列等で選択端子を示す場合には、表示部が小さいと当該番号及び文字列を判別しづらい。また、複数の入力端子を備える電子機器では、使用者が当該電子機器近傍に位置しない場合が多く、特に、リモコン等を使用して電子機器を遠隔操作する場合では、使用者は電子機器近傍に位置しない。このため、表示部を大きく形成する必要が生じるが、このような場合、電子機器の製造コストが増加するだけでなく、当該電子機器の小型化を図ることができないという問題が生じる。
これに対し、本発明によれば、各入力端子に応じて設けられた複数の表示部のうち、選択されている入力端子に応じた表示部の表示状態を、他の表示部の表示状態と区別できるように、表示制御手段が制御することにより、当該表示部の表示状態に基づいて、どの入力端子が選択されているのかを容易に判別することができる。従って、表示手段を小さく構成することができ、電子機器の大型化を防ぐことができる。
本発明では、前記複数の入力端子のそれぞれに対して、入力される信号の有無を検出する入力検出手段と、前記入力検出手段による検出結果に基づいて、対応する前記入力端子に信号が入力されているか否かを判定する判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択されていない入力端子に応じた前記表示部とを、それぞれ異なる表示状態とすることが好ましい。
本発明によれば、各表示部の表示状態を確認することで、選択されている入力端子と、それ以外の入力端子とを区別することができるだけでなく、当該選択されている入力端子に、信号が入力しているか否かを判別することができる。従って、各入力端子の選択状態及び信号入力状態を、一層容易に判別することができる。
本発明では、前記表示制御手段は、前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部を点灯表示させ、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部を点滅表示させ、選択されていない入力端子に応じた前記表示部を消灯させることが好ましい。
本発明によれば、選択端子に応じた表示部が点灯又は点滅し、他の表示部は消灯されるので、選択端子を判別しやすくすることができる。また、当該選択端子の信号入力状態が、表示部の点灯及び点滅により示されるので、当該信号入力状態を一層容易に確認することができる。
本発明によれば、選択端子に応じた表示部が点灯又は点滅し、他の表示部は消灯されるので、選択端子を判別しやすくすることができる。また、当該選択端子の信号入力状態が、表示部の点灯及び点滅により示されるので、当該信号入力状態を一層容易に確認することができる。
或いは、本発明では、前記表示制御手段は、前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択されていない入力端子に応じた前記表示部とを、それぞれ異なる色に設定することが好ましい。
本発明によれば、選択端子と他の入力端子とを表示部の色で区別することができるほか、当該選択端子の信号入力端子を色で判別することができる。従って、選択端子及び当該選択端子の信号入力状態を、一層容易に判別することができる。
本発明によれば、選択端子と他の入力端子とを表示部の色で区別することができるほか、当該選択端子の信号入力端子を色で判別することができる。従って、選択端子及び当該選択端子の信号入力状態を、一層容易に判別することができる。
本発明では、前記各表示部は、対応する前記入力端子の近傍に設けられることが好ましい。
本発明によれば、表示部は、それぞれ対応する入力端子近傍に設けられるので、どの表示部がどの入力端子に対応しているかを判別しやすくすることができる。従って、どの入力端子が選択されているのかを一層容易に判別することができる。
本発明によれば、表示部は、それぞれ対応する入力端子近傍に設けられるので、どの表示部がどの入力端子に対応しているかを判別しやすくすることができる。従って、どの入力端子が選択されているのかを一層容易に判別することができる。
また、本発明のプロジェクタは、光源装置と、入力される映像信号に応じて前記光源装置から射出された光束を変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタであって、それぞれ映像信号が入力される複数の入力端子と、前記複数の入力端子のうちの少なくとも1つを選択する選択手段と、選択された前記入力端子を介して入力される映像信号を処理する処理手段と、選択された前記入力端子を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述の電子機器と同様の効果を奏することができる。
また、映像信号が入力する各入力端子の選択状態を報知する報知手段により、OSD(On Screen display)等により現在選択されている入力端子を示す表示を行わせることなく、現在選択されている入力端子がどの入力端子であるのかを判別することができる。従って、プロジェクタの利便性を向上することができる。
また、映像信号が入力する各入力端子の選択状態を報知する報知手段により、OSD(On Screen display)等により現在選択されている入力端子を示す表示を行わせることなく、現在選択されている入力端子がどの入力端子であるのかを判別することができる。従って、プロジェクタの利便性を向上することができる。
〔1.第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの外観構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を前面側から見た斜視図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を変調して映像信号に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射する電子機器である。また、当該プロジェクタ1は、映像信号が入力される複数の入力端子を備え、これら入力端子のうち、現在選択されている入力端子(選択端子)、及び、当該入力端子への信号入力状態を示す表示を行う。このようなプロジェクタ1は、図1に示すように、外装を構成し、かつ、後述する光学装置3等を内部に収納する筐体2を備えている。この筐体2は、天面部2A、前面部2B、背面部2C、左側面部2D、右側面部2E及び底面部2Fを有する全体略直方体形状の合成樹脂製筐体であり、上側のアッパーケース21と、下側のロアーケース22とが組み合わされて構成されている。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの外観構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を前面側から見た斜視図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を変調して映像信号に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射する電子機器である。また、当該プロジェクタ1は、映像信号が入力される複数の入力端子を備え、これら入力端子のうち、現在選択されている入力端子(選択端子)、及び、当該入力端子への信号入力状態を示す表示を行う。このようなプロジェクタ1は、図1に示すように、外装を構成し、かつ、後述する光学装置3等を内部に収納する筐体2を備えている。この筐体2は、天面部2A、前面部2B、背面部2C、左側面部2D、右側面部2E及び底面部2Fを有する全体略直方体形状の合成樹脂製筐体であり、上側のアッパーケース21と、下側のロアーケース22とが組み合わされて構成されている。
天面部2Aにおける背面側略中央部分には、プロジェクタ1を操作するための複数のキーが配設された操作パネル2A1が設けられている。また、この操作パネル2A1の左側(図1における左側)には、後述する光学装置3を構成する光源装置31を交換するための開口部2A2が形成され、当該開口部2A2は、アッパーケース21に着脱自在に設けられたランプカバー2A3により閉塞される。
天面部2Aにおける前面側(図1における手前側)には、後述する投射レンズ33の一部が露出する開口部2A4が形成されている。この開口部2A4を介して、投射レンズ33に設けられたズーム調整用つまみ331及びフォーカス調整用つまみ332を操作することができる。
また、天面部2Aにおける前面側略中央には、表示手段7が設けられている。この表示手段7は、それぞれR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色のLED(Light Emitting Diode)が一体となった8つのインジケータ71〜78と、当該インジケータ71〜78に隣接するように設けられた液晶パネル79とを備えている。
このうち、インジケータ71〜78は、後述する入力端子81〜88にそれぞれ対応している。これら各インジケータ71〜78及び液晶パネル79の駆動制御は、後述する制御装置4により行われ、これらの表示状態により、当該入力端子81〜88の信号入力状態、及び、信号入力ソースとしての選択状態を判別できる。すなわち、表示手段7は、本発明の報知手段に相当し、各インジケータ71〜78は、本発明の表示部に相当する。なお、これらインジケータ71〜78及び液晶パネル79の点灯及び表示については、後に詳述する。
このうち、インジケータ71〜78は、後述する入力端子81〜88にそれぞれ対応している。これら各インジケータ71〜78及び液晶パネル79の駆動制御は、後述する制御装置4により行われ、これらの表示状態により、当該入力端子81〜88の信号入力状態、及び、信号入力ソースとしての選択状態を判別できる。すなわち、表示手段7は、本発明の報知手段に相当し、各インジケータ71〜78は、本発明の表示部に相当する。なお、これらインジケータ71〜78及び液晶パネル79の点灯及び表示については、後に詳述する。
前面部2Bにおける右側(図1における右側)には、投射レンズ33が露出する開口部2B1が形成され、当該開口部2B1を介して、画像光が投射面上に投射される。
前面部2Bにおける左側には、一部が左側面部2Dに跨るように、排気口2B2が形成されている。この排気口2B2を介して、筐体2内部を流通し、かつ、プロジェクタ1の構成部品を冷却した空気が、排気ファン(図示省略)により排出される。
前面部2Bにおける左側には、一部が左側面部2Dに跨るように、排気口2B2が形成されている。この排気口2B2を介して、筐体2内部を流通し、かつ、プロジェクタ1の構成部品を冷却した空気が、排気ファン(図示省略)により排出される。
右側面部2Eには、無線LAN(Local Area Network)モジュールを備えたユニットにより構成された入力端子81が設けられている。この入力端子81は、予め設定されたIP(Internet Protocol)アドレス等の接続情報に基づいて、他の外部機器と無線通信し、当該外部機器から送信された映像信号等の信号を受信する。そして、当該入力端子81は、受信した信号を後述する制御装置4に出力する。
このような入力端子81には、後述する制御装置4により駆動制御されるインジケータ91が設けられている。このインジケータ91は、表示手段9を構成するものであり、LEDにより構成されている。そして、前述のインジケータ71と同様に、インジケータ91の点灯状態により、入力端子81の信号入力状態、及び、信号入力ソースとしての選択状態を判別できる。
このような入力端子81には、後述する制御装置4により駆動制御されるインジケータ91が設けられている。このインジケータ91は、表示手段9を構成するものであり、LEDにより構成されている。そして、前述のインジケータ71と同様に、インジケータ91の点灯状態により、入力端子81の信号入力状態、及び、信号入力ソースとしての選択状態を判別できる。
底面部2Fの背面側左右両端には、プロジェクタ1を設置面上に設置するための固定脚部2F1が設けられ、前面側略中央には、調節脚部2F2が設けられている。この調節脚部2F2は、詳しい図示を省略するが、底面部2Fから面外方向に突出する軸状部と、当該軸状部の先端に設けられた設置部とを備え、当該軸状部の突出量に応じて、設置面に対するプロジェクタ1の角度が調整される。
図2は、背面部2Cの一部を示す模式図である。
背面部2Cには、図2に示すように、上段に位置する複数の入力端子82〜88と、下段に位置するインレットコネクタ89及び信号出力端子90とが設けられている。また、当該背面部2Cには、前述のインジケータ91とともに表示手段9を構成する表示部としてのインジケータ92〜98が設けられており、これらインジケータ92〜98は、各入力端子82〜88に対応している。これらインジケータ92〜98は、前述のインジケータ71〜78,91と同様に、それぞれ3色のLEDにより構成され、対応する入力端子82〜88の近傍、具体的には、各入力端子82〜88の下方に設けられている。このような表示手段9は、表示手段7と同様に、本発明の報知手段に相当する。
背面部2Cには、図2に示すように、上段に位置する複数の入力端子82〜88と、下段に位置するインレットコネクタ89及び信号出力端子90とが設けられている。また、当該背面部2Cには、前述のインジケータ91とともに表示手段9を構成する表示部としてのインジケータ92〜98が設けられており、これらインジケータ92〜98は、各入力端子82〜88に対応している。これらインジケータ92〜98は、前述のインジケータ71〜78,91と同様に、それぞれ3色のLEDにより構成され、対応する入力端子82〜88の近傍、具体的には、各入力端子82〜88の下方に設けられている。このような表示手段9は、表示手段7と同様に、本発明の報知手段に相当する。
これら入力端子82〜88は、それぞれD−Sub(D-Subminiature)端子、DVI(Digital Visual Interface)端子、ビデオ端子、S端子(S−ビデオ端子)、USB(Universal Serial Bus Type-B)端子、有線LAN端子及びHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子であり、接続された外部機器から入力される映像信号を、後述する制御装置4に出力する。また、信号出力端子90は、USB(USB Type-A)端子であり、当該制御装置4から入力される信号を、接続された外部機器に出力する。
〔プロジェクタの内部構成〕
図3は、プロジェクタ1の構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1は、図3に示すように、光学装置3及び制御装置4を備え、これらは筐体2内に収納されている。また、筐体2内には、図示を省略するが、前述の排気ファン等を備える冷却装置、及び、インレットコネクタ89を介して入力される商用交流電流を所定電圧の直流電流に変換し、各電子部品に供給する電源装置を備えている。
図3は、プロジェクタ1の構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1は、図3に示すように、光学装置3及び制御装置4を備え、これらは筐体2内に収納されている。また、筐体2内には、図示を省略するが、前述の排気ファン等を備える冷却装置、及び、インレットコネクタ89を介して入力される商用交流電流を所定電圧の直流電流に変換し、各電子部品に供給する電源装置を備えている。
〔光学装置の構成〕
光学装置3は、制御装置4から入力される駆動信号に応じた画像を投射面上に投影するものであり、当該光学装置3は、光源装置31、光変調装置32及び投射レンズ33を備えている。
光源装置31は、高圧水銀ランプ等の光源ランプと、反射鏡であるリフレクタとを備え、光変調装置32に光束を照射する。
光変調装置32は、液晶パネル及び当該液晶パネルを駆動するドライバを備えて構成されている。このうち、液晶パネルは、制御装置4から入力される駆動信号に応じて液晶の配向状態が制御されることで、入射光束の偏光方向が変調され、これにより、当該駆動信号に応じた画像光が形成される。なお、光変調装置は、液晶パネルを備える構成に限定されるものではなく、例えば、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用してもよい。
光学装置3は、制御装置4から入力される駆動信号に応じた画像を投射面上に投影するものであり、当該光学装置3は、光源装置31、光変調装置32及び投射レンズ33を備えている。
光源装置31は、高圧水銀ランプ等の光源ランプと、反射鏡であるリフレクタとを備え、光変調装置32に光束を照射する。
光変調装置32は、液晶パネル及び当該液晶パネルを駆動するドライバを備えて構成されている。このうち、液晶パネルは、制御装置4から入力される駆動信号に応じて液晶の配向状態が制御されることで、入射光束の偏光方向が変調され、これにより、当該駆動信号に応じた画像光が形成される。なお、光変調装置は、液晶パネルを備える構成に限定されるものではなく、例えば、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用してもよい。
投射レンズ33は、光変調装置32により形成された画像光を投射面上に拡大投射する投射光学装置であり、鏡筒と、当該鏡筒内に収納される複数のレンズとを有している。このうち、鏡筒には、前述のズーム調整用つまみ331及びフォーカス調整用つまみ332が設けられ、これらつまみ331,332を操作することにより。鏡筒内部のズームレンズ及びフォーカスレンズが当該鏡筒の軸方向に沿って進退する。
〔制御装置の構成〕
制御装置4は、CPU(Central Processing Unit)等が実装された回路基板として構成され、プロジェクタ1全体を制御する。例えば、制御装置4は、操作パネル2A1のキーに対する入力操作に応じた処理を実行する。また、制御装置4は、前述の入力端子81〜88を介して外部機器から入力する映像信号を処理して画像データを生成し、当該画像データに応じた駆動信号を前述の光変調装置32に出力する。このような制御装置4は、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43を備えている。
制御装置4は、CPU(Central Processing Unit)等が実装された回路基板として構成され、プロジェクタ1全体を制御する。例えば、制御装置4は、操作パネル2A1のキーに対する入力操作に応じた処理を実行する。また、制御装置4は、前述の入力端子81〜88を介して外部機器から入力する映像信号を処理して画像データを生成し、当該画像データに応じた駆動信号を前述の光変調装置32に出力する。このような制御装置4は、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43を備えている。
切替回路41は、それぞれ入力端子81〜88に接続される複数の切替部411〜418を備えている。これら各切替部411〜418は、制御回路43による制御下でオン/オフ状態が切り替わることで、各入力端子81〜88のうちの少なくとも1つと、入力検出回路42及び制御回路43とを接続する。そして、当該入力端子に入力された映像信号が、切替回路41を介して、入力検出回路42及び制御回路43に入力される。
入力検出回路42は、本発明の入力検出手段に相当し、切替回路41により、入力検出回路42及び制御回路43に接続された入力端子(入力端子81〜88のいずれか)に入力された映像信号を検出する。そして、入力検出回路42は、映像信号を検出した場合には、制御回路43に、映像信号を検出した旨の制御信号を出力し、また、所定時間内で検出しなかった場合には、当該制御信号の出力を行わないか、或いは、映像信号を検出しなかった旨の制御信号を、制御回路43に出力する。
制御回路43は、操作パネル2A1に対する入力操作に応じて、プロジェクタ1を駆動させる。また、制御回路43は、電源投入時及び所定の入力操作に応じて、後述する選択状態表示処理を実行し、各入力端子81〜88に入力される映像信号の有無、及び、現在の選択端子に基づいて、前述のインジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79の駆動を制御する。このような制御回路43は、画像処理部431、端子選択部432、切替制御部433、端子判定部434、入力判定部435、情報取得部436及び表示制御部437を備えている。
画像処理部431は、本発明の処理手段に相当し、グラフィックチップ及びビデオメモリ等により構成されている。そして、画像処理部431は、切替回路41を介して入力端子81〜88から入力される映像信号を処理して1画面分の画像データを生成し、生成された画像データに応じた駆動信号を光変調装置32に出力する。
端子選択部432は、本発明の選択手段に相当し、画像処理部431に対する映像信号の入力ソースとなる選択端子を選択する。例えば、端子選択部432は、使用者により、選択端子を他の入力端子に変更する操作が行われた場合には、当該操作に応じた制御信号を切替回路41に出力して、変更された選択端子と制御回路43とを接続させる。また、後述する選択状態表示処理を行う場合には、端子選択部432は、所定の時間間隔でそれぞれの入力端子を判定端子として順次選択する。
切替制御部433は、プロジェクタ1が通常動作時には、選択端子のみから入力検出回路42及び制御回路43に映像信号が入力されるように、また、後述する選択状態表示処理の実行時には、前述の判定端子のみから映像信号が入力されるように、切替回路41を制御する。例えば、選択端子及び判定端子が入力端子81である場合には、切替制御部433は、当該入力端子81に接続された切替部411を介する映像信号の入力を許容し、他の切替部412〜418を介する映像信号の入力を許容しないように、各切替部411〜418の動作を制御する。
端子判定部434、入力判定部435及び情報取得部436は、選択状態表示処理の実行時に機能する。
このうち、端子判定部434は、端子選択部により選択された判定端子が、選択端子であるか否かを判定する。
入力判定部435は、本発明の判定手段に相当し、入力検出回路42による映像信号の検出結果に基づいて、判定端子に映像信号が入力しているか否かを判定する。すなわち、入力判定部435は、入力検出回路42から、映像信号が検出された旨の制御信号が入力された場合には、判定端子に映像信号が入力されていると判定する。また、所定時間内(具体的に、他の判定端子に切り替えられるまで)に当該制御信号が入力されなかった場合、或いは、映像信号が検出されなかった旨の制御信号が入力された場合には、入力判定部435は、当該判定端子に映像信号が入力されていないと判定する。
このうち、端子判定部434は、端子選択部により選択された判定端子が、選択端子であるか否かを判定する。
入力判定部435は、本発明の判定手段に相当し、入力検出回路42による映像信号の検出結果に基づいて、判定端子に映像信号が入力しているか否かを判定する。すなわち、入力判定部435は、入力検出回路42から、映像信号が検出された旨の制御信号が入力された場合には、判定端子に映像信号が入力されていると判定する。また、所定時間内(具体的に、他の判定端子に切り替えられるまで)に当該制御信号が入力されなかった場合、或いは、映像信号が検出されなかった旨の制御信号が入力された場合には、入力判定部435は、当該判定端子に映像信号が入力されていないと判定する。
情報取得部436は、判定端子に接続された外部機器から、当該外部機器の機種名等の機器情報を取得する。具体的に、情報取得部436は、例えば、無線LANモジュール、DVI端子、USB端子、LAN端子及びHDMI端子で構成された入力端子81,83,86,87,88に接続された外部機器から、当該外部機器の機器情報をそれぞれ取得する。
〔表示制御部の構成〕
図4は、表示制御部437の構成を示すブロック図である。
表示制御部437は、本発明の表示制御手段に相当し、入力端子の選択状態(選択端子として選択されている否か)、及び、入力判定部435による判定結果に基づいて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79の駆動を制御する。
この表示制御部437は、図4に示すように、点灯設定部4371、表示内容設定部4372及び動作制御部4373を備えている。
図4は、表示制御部437の構成を示すブロック図である。
表示制御部437は、本発明の表示制御手段に相当し、入力端子の選択状態(選択端子として選択されている否か)、及び、入力判定部435による判定結果に基づいて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79の駆動を制御する。
この表示制御部437は、図4に示すように、点灯設定部4371、表示内容設定部4372及び動作制御部4373を備えている。
点灯設定部4371は、選択端子として選択され、かつ、映像信号が入力されていると判定された入力端子に対応するインジケータの点灯状態を「点灯」に設定する。
また、点灯設定部4371は、選択端子として選択されているものの、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータの点灯状態を「点滅」に設定する。
更に、点灯設定部4371は、映像信号の入力の有無に関らず、選択端子として選択されていない入力端子に対応するインジケータの点灯状態を「消灯」に設定する。
なお、各インジケータ71〜78,91〜98の点灯及び点滅時の色は、本実施形態では、暗い箇所でも判別しやすい黄色又は白色としているが、適宜設定してよい。
また、点灯設定部4371は、選択端子として選択されているものの、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータの点灯状態を「点滅」に設定する。
更に、点灯設定部4371は、映像信号の入力の有無に関らず、選択端子として選択されていない入力端子に対応するインジケータの点灯状態を「消灯」に設定する。
なお、各インジケータ71〜78,91〜98の点灯及び点滅時の色は、本実施形態では、暗い箇所でも判別しやすい黄色又は白色としているが、適宜設定してよい。
表示内容設定部4372は、液晶パネル79に表示させる内容を設定する。具体的に、表示内容設定部4372は、選択端子として選択されている入力端子の種別、及び、当該選択端子に対する映像信号の入力の有無を、表示内容として設定する。更に、表示内容設定部4372は、情報取得部436により、当該選択端子に接続されている電子機器の機器情報等が取得されている場合には、当該機器情報も表示内容に設定する。
動作制御部4373は、点灯設定部4371により設定された状態に、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させる。また、動作制御部4373は、表示内容設定部4372により設定された表示内容を、液晶パネル79に表示させる。
動作制御部4373は、点灯設定部4371により設定された状態に、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させる。また、動作制御部4373は、表示内容設定部4372により設定された表示内容を、液晶パネル79に表示させる。
〔選択状態表示処理〕
図5は、制御装置4による選択状態表示処理を示すフローチャートである。
以下、選択状態表示処理について説明する。
選択状態表示処理は、前述のように、プロジェクタ1の電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、図示しない記憶手段から選択状態表示プログラムが読み出され、当該プログラムが制御回路43により実行されることで処理される。
この選択状態表示処理では、図5に示すように、まず表示制御部437の動作制御部4373が、選択状態表示処理の処理中であることを示すために、各インジケータ71〜78,91〜98を点滅させる(ステップSA01)。また、これとともに、動作制御部4373が、各入力端子81〜88を判定中であることを示すメッセージを、液晶パネル79に表示させる(ステップSA02)。なお、本実施形態では、ステップSA01にて、動作制御部4373が各インジケータ71〜78,91〜98を赤色点滅させるが、これに限らず、他の色でもよい。
図5は、制御装置4による選択状態表示処理を示すフローチャートである。
以下、選択状態表示処理について説明する。
選択状態表示処理は、前述のように、プロジェクタ1の電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、図示しない記憶手段から選択状態表示プログラムが読み出され、当該プログラムが制御回路43により実行されることで処理される。
この選択状態表示処理では、図5に示すように、まず表示制御部437の動作制御部4373が、選択状態表示処理の処理中であることを示すために、各インジケータ71〜78,91〜98を点滅させる(ステップSA01)。また、これとともに、動作制御部4373が、各入力端子81〜88を判定中であることを示すメッセージを、液晶パネル79に表示させる(ステップSA02)。なお、本実施形態では、ステップSA01にて、動作制御部4373が各インジケータ71〜78,91〜98を赤色点滅させるが、これに限らず、他の色でもよい。
この後、端子選択部432が、入力端子の番号を示す値(n)に「0」を設定し(ステップSA03)、当該端子選択部432は、当該値(n)に1を加算する(ステップSA04)。そして、端子選択部432は、当該値(n)が示す入力端子(現時点では値(n)が「1」であるので入力端子81)を判定端子として選択する(ステップSA05)。そして、切替制御部433は、切替部411〜418を制御して、設定されていた選択端子と入力検出回路42及び制御回路43との接続から、判定端子と入力検出回路42及び制御回路43との接続に切り替える(ステップSA06)。
この後、端子判定部434が、現在の判定端子が、選択端子であるか否かを判定する(ステップSA07)。
ここで、端子判定部434により、判定端子は選択端子ではないと判定された場合には、表示制御部437の点灯設定部4371が、当該判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「消灯」に設定する(ステップSA08)。この後、制御回路43は、ステップSA13に移行する。
ここで、端子判定部434により、判定端子は選択端子ではないと判定された場合には、表示制御部437の点灯設定部4371が、当該判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「消灯」に設定する(ステップSA08)。この後、制御回路43は、ステップSA13に移行する。
一方、端子判定部434により、判定端子は選択端子であると判定された場合には、入力判定部435が、入力検出回路42から入力される制御信号に基づいて、現在の判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSA09)。
ここで、映像信号は入力されていないと判定された場合には、点灯設定部4371が、判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「点滅」に設定する(ステップSA10)。この後、制御回路43は、ステップSA13に移行する。
ここで、映像信号は入力されていないと判定された場合には、点灯設定部4371が、判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「点滅」に設定する(ステップSA10)。この後、制御回路43は、ステップSA13に移行する。
一方、入力判定部435により、映像信号は入力されていると判定された場合には、点灯設定部4371が、判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「点灯」に設定する(ステップSA11)。この後、情報取得部436が、当該判定端子に接続されている外部機器から機器情報を取得する(ステップSA12)。この後、制御回路43は、ステップSA13に移行する。
ステップSA13では、端子選択部432が、全ての入力端子を判定端子として選択したか否かを判定する(ステップSA13)。ここで、判定端子に設定されていない入力端子があると判定された場合には、端子選択部432は、ステップSA04に戻り、新たに「1」が加算された値(n)によって示される入力端子を判定端子として選択する。
一方、端子選択部432により、全ての入力端子が判定端子として選択されたと判定された場合には、動作制御部4373が、設定された点灯状態で、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させる(ステップSA14)。
一方、端子選択部432により、全ての入力端子が判定端子として選択されたと判定された場合には、動作制御部4373が、設定された点灯状態で、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させる(ステップSA14)。
また、このステップSA14とともに、表示内容設定部4372が、液晶パネル79の表示内容を設定し、動作制御部4373が、現在の選択端子、及び、当該選択端子への映像信号の入力の有無等を液晶パネル79により表示させる(ステップSA15)。この際、ステップSA12にて、選択端子に接続されている外部機器の機器情報が取得されていれば、当該機器情報も合わせて表示される。
以上により、選択状態表示処理が終了する。
このような選択状態表示処理により、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には点灯表示となり、入力されていない場合には点滅表示となる。また、当該選択端子以外の入力端子に対応するインジケータは消灯される。
以上により、選択状態表示処理が終了する。
このような選択状態表示処理により、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には点灯表示となり、入力されていない場合には点滅表示となる。また、当該選択端子以外の入力端子に対応するインジケータは消灯される。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果がある。
(1)インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79により、入力端子81〜88のうち、使用者の入力操作に基づいて、端子選択部432により選択端子として選択された入力端子が示されるので、当該選択端子がどの入力端子であるのかを判別しやすくすることができる。従って、各入力端子81〜88に入力する映像信号に基づく画像をそれぞれ表示して選択端子を確認したり、OSD(On Screen display)等により選択端子の情報を示す表示を行わせたりすることなく、選択端子がどの入力端子であるのかを目視にて判別することができ、プロジェクタの利便性を向上することができる。
(1)インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79により、入力端子81〜88のうち、使用者の入力操作に基づいて、端子選択部432により選択端子として選択された入力端子が示されるので、当該選択端子がどの入力端子であるのかを判別しやすくすることができる。従って、各入力端子81〜88に入力する映像信号に基づく画像をそれぞれ表示して選択端子を確認したり、OSD(On Screen display)等により選択端子の情報を示す表示を行わせたりすることなく、選択端子がどの入力端子であるのかを目視にて判別することができ、プロジェクタの利便性を向上することができる。
(2)インジケータ71〜78,91〜98は、入力端子81〜88に応じて設けられているので、使用者がプロジェクタ1から離れた場所に居ても、各インジケータ71〜78,91〜98の表示状態を観察することにより、入力端子の選択状態を簡易に判別することができる。また、これにより、大型の液晶パネル79を設けなくても、選択端子を確認することができるので、プロジェクタ1の大型化を防ぐことができる。
(3)各インジケータ71〜78,91〜98のうち、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には点灯し、入力されていない場合には点滅する。また、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは消灯する。これによれば、どの入力端子が選択端子であるのかだけでなく、選択端子に映像信号が入力されているか否かを、目視により簡易に確認することができる。従って、各入力端子の選択状態及び信号入力状態を、一層簡易に判別することができる。
(4)インジケータ91〜98は、筐体2において、それぞれ対応する入力端子81〜88の近傍(下方)に設けられている。これによれば、どのインジケータがどの入力端子に対応しているかを判別しやすくすることができる。従って、インジケータ91〜98によって示される選択状態及び信号入力状態が、どの入力端子の状態であるのかを判別しやすくすることができる。
〔2.第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ1Aについて説明する。
本実施形態に係るプロジェクタ1Aは、前述のプロジェクタ1と同様の構成を備えるが、当該プロジェクタ1では、各インジケータ71〜78,91〜98が点灯、点滅及び消灯することにより、各入力端子の選択状態及び信号入力状態を示したが、プロジェクタ1Aでは、色により各状態を示す点で、当該プロジェクタ1Aとプロジェクタ1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ1Aについて説明する。
本実施形態に係るプロジェクタ1Aは、前述のプロジェクタ1と同様の構成を備えるが、当該プロジェクタ1では、各インジケータ71〜78,91〜98が点灯、点滅及び消灯することにより、各入力端子の選択状態及び信号入力状態を示したが、プロジェクタ1Aでは、色により各状態を示す点で、当該プロジェクタ1Aとプロジェクタ1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、プロジェクタ1Aの構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1Aは、前述のプロジェクタ1と同様に、入力される映像信号に応じた画像光を形成及び投射する。このプロジェクタ1Aは、図6に示すように、制御装置4に代えて制御装置4Aを備えるほかは、プロジェクタ1と同様の構成を有している。また、制御装置4Aは、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43Aを備え、当該制御回路43Aは、表示制御部437に代えて表示制御部438を備えるほかは、制御回路43と同様の構成を有している。
プロジェクタ1Aは、前述のプロジェクタ1と同様に、入力される映像信号に応じた画像光を形成及び投射する。このプロジェクタ1Aは、図6に示すように、制御装置4に代えて制御装置4Aを備えるほかは、プロジェクタ1と同様の構成を有している。また、制御装置4Aは、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43Aを備え、当該制御回路43Aは、表示制御部437に代えて表示制御部438を備えるほかは、制御回路43と同様の構成を有している。
表示制御部438は、表示制御部437と同様に、選択端子として選択されている入力端子、及び、入力判定部435による判定結果に基づいて、インジケータ71〜78,91〜98の表示状態、及び、液晶パネル79の表示内容を制御する。この表示制御部438は、表示色設定部4381、表示内容設定部4372及び動作制御部4373を備えている。
このうち、表示色設定部4381は、端子選択部432により選択端子として選択され、かつ、入力判定部435により映像信号が入力されていると判定された入力端子に対応するインジケータの色を「青緑色」に設定する。具体的に、表示色設定部4381は、当該インジケータを構成するRGB3色のLEDのうち、G(緑)及びB(青)のLEDを点灯させるように設定する。
また、表示色設定部4381は、選択端子として選択されているものの、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータの色を「橙色」に設定する。具体的に、表示色設定部4381は、当該インジケータのG(緑)及びR(赤)のLEDを点灯させるように設定する。
また、表示色設定部4381は、選択端子として選択されているものの、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータの色を「橙色」に設定する。具体的に、表示色設定部4381は、当該インジケータのG(緑)及びR(赤)のLEDを点灯させるように設定する。
更に、表示色設定部4381は、選択端子として選択されていないが、映像信号が入力されていると判定された入力端子に対応するインジケータの色を「赤色」に設定する。具体的に、表示色設定部4381は、当該インジケータのR(赤)のLEDのみを点灯させるように設定する。
加えて、表示色設定部4381は、選択端子として選択されず、また、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータを「消灯」に設定する。
加えて、表示色設定部4381は、選択端子として選択されず、また、映像信号が入力されていないと判定された入力端子に対応するインジケータを「消灯」に設定する。
〔選択状態表示処理〕
図7は、制御装置4Aによる選択状態表示処理を示すフローチャートである。
制御回路43Aは、プロジェクタ1Aの電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、選択状態表示プログラムを読み込んで、入力端子81〜88の選択状態、及び、映像信号の入力状態に応じて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79を制御する選択状態表示処理を実行する。
この選択状態表示処理では、図7に示すように、制御回路43Aが、まず、前述のステップSA01〜SA06と同様の処理を実行する。
図7は、制御装置4Aによる選択状態表示処理を示すフローチャートである。
制御回路43Aは、プロジェクタ1Aの電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、選択状態表示プログラムを読み込んで、入力端子81〜88の選択状態、及び、映像信号の入力状態に応じて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79を制御する選択状態表示処理を実行する。
この選択状態表示処理では、図7に示すように、制御回路43Aが、まず、前述のステップSA01〜SA06と同様の処理を実行する。
この後、制御回路43Aの端子判定部434が、端子選択部432により選択された判定端子が選択端子であるか否かを判定する(ステップSA07)。
ここで、選択端子でないと判定された場合には、入力判定部435が、当該判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSB01)。この判定処理にて、映像信号が入力されていないと判定された場合には、表示色設定部4381が、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「消灯」に設定する(ステップSB02)。
一方、映像信号が入力されていると判定された場合には、表示色設定部4381が、当該インジケータの表示状態を「赤色点灯」に設定する(ステップSB03)。これらステップSB02,SB03の後、制御回路43Aは、ステップSA13に処理を移行する。
ここで、選択端子でないと判定された場合には、入力判定部435が、当該判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSB01)。この判定処理にて、映像信号が入力されていないと判定された場合には、表示色設定部4381が、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「消灯」に設定する(ステップSB02)。
一方、映像信号が入力されていると判定された場合には、表示色設定部4381が、当該インジケータの表示状態を「赤色点灯」に設定する(ステップSB03)。これらステップSB02,SB03の後、制御回路43Aは、ステップSA13に処理を移行する。
また、ステップSA07の判定処理にて、判定端子が選択端子であると判定された場合には、入力判定部435が、当該判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSA09)。この判定処理にて、映像信号が入力されていないと判定された場合には、表示色設定部4381が、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「橙色点灯」に設定する(ステップSB04)。この後、制御回路43Aは、ステップSA13に処理を移行する。
一方、映像信号が入力されていると判定された場合には、表示色設定部4381が、当該インジケータの表示状態を「青緑色点灯」に設定する(ステップSB05)。また、この際、情報取得部436が、判定端子に接続された外部機器から、可能であれば、機器情報を取得する(ステップSA12)。この後、制御回路43Aは、ステップSA13に処理を移行する。
ステップSA13では、端子選択部432が全ての入力端子を判定端子として選択したか否かを判定し(ステップSA13)、選択されていない入力端子があると判定した場合には、当該端子選択部432は、ステップSA04に戻る。
一方、全ての入力端子が判定端子として選択されたと判定された場合には、動作制御部4373が、設定された表示状態で、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させ(ステップSA14)、また、表示内容設定部4372により設定された表示内容を液晶パネル79に表示させる(ステップSA15)。
以上により、選択状態表示処理が終了する。
一方、全ての入力端子が判定端子として選択されたと判定された場合には、動作制御部4373が、設定された表示状態で、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させ(ステップSA14)、また、表示内容設定部4372により設定された表示内容を液晶パネル79に表示させる(ステップSA15)。
以上により、選択状態表示処理が終了する。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ1Aによれば、前述のプロジェクタ1が奏する効果(1),(2),(4)と同様の効果を奏することができるほか、以下の効果を奏することができる。
(5)各インジケータ71〜78,91〜98のうち、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には「青緑色」で点灯し、入力されていない場合には「橙色」で点灯する。また、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には「赤色」で点灯し、入力されていない場合には消灯する。これによれば、どの入力端子が選択端子であるのかだけでなく、選択端子に映像信号が入力されているか否かを、インジケータ71〜78,91〜98の色により簡易に確認することができる。従って、各入力端子81〜88の選択状態及び信号入力状態を、一層簡易に判別することができる。
(5)各インジケータ71〜78,91〜98のうち、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には「青緑色」で点灯し、入力されていない場合には「橙色」で点灯する。また、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には「赤色」で点灯し、入力されていない場合には消灯する。これによれば、どの入力端子が選択端子であるのかだけでなく、選択端子に映像信号が入力されているか否かを、インジケータ71〜78,91〜98の色により簡易に確認することができる。従って、各入力端子81〜88の選択状態及び信号入力状態を、一層簡易に判別することができる。
〔3.第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るプロジェクタ1Bについて説明する。
本実施形態のプロジェクタ1Bは、前述のプロジェクタ1,1Aと同様の構成を備えるが、当該プロジェクタ1ではインジケータの点灯状態により、また、プロジェクタ1Aではインジケータの発色状態により、入力端子の選択状態及び映像信号の入力状態を示した。これに対し、プロジェクタ1Bでは、インジケータの色により入力端子の種別が区別され、点灯状態により映像信号の入力状態が示される。この点で、プロジェクタ1Bは、プロジェクタ1,1Aと相違する。
次に、本発明の第3実施形態に係るプロジェクタ1Bについて説明する。
本実施形態のプロジェクタ1Bは、前述のプロジェクタ1,1Aと同様の構成を備えるが、当該プロジェクタ1ではインジケータの点灯状態により、また、プロジェクタ1Aではインジケータの発色状態により、入力端子の選択状態及び映像信号の入力状態を示した。これに対し、プロジェクタ1Bでは、インジケータの色により入力端子の種別が区別され、点灯状態により映像信号の入力状態が示される。この点で、プロジェクタ1Bは、プロジェクタ1,1Aと相違する。
図8は、プロジェクタ1Bの構成を示すブロック図である。
プロジェクタ1Bは、前述のプロジェクタ1と同様に、入力される映像信号に応じた画像光を形成及び投射する。このプロジェクタ1Bは、図8に示すように、制御装置4に代えて制御装置4Bを備えるほかは、プロジェクタ1と同様の構成を有している。また、制御装置4Bは、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43Bを備え、当該制御回路43Bは、表示制御部437に代えて表示制御部439を備えるほかは、制御回路43と同様の構成を有している。
プロジェクタ1Bは、前述のプロジェクタ1と同様に、入力される映像信号に応じた画像光を形成及び投射する。このプロジェクタ1Bは、図8に示すように、制御装置4に代えて制御装置4Bを備えるほかは、プロジェクタ1と同様の構成を有している。また、制御装置4Bは、切替回路41、入力検出回路42及び制御回路43Bを備え、当該制御回路43Bは、表示制御部437に代えて表示制御部439を備えるほかは、制御回路43と同様の構成を有している。
〔表示制御部の構成〕
表示制御部439は、表示制御部437と同様に、入力端子の選択状態及び信号入力状態に基づいて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79の表示状態を制御する。この表示制御部439は、表示色設定部4391、点灯設定部4392、表示内容設定部4372及び動作制御部4373を備えている。
表示制御部439は、表示制御部437と同様に、入力端子の選択状態及び信号入力状態に基づいて、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79の表示状態を制御する。この表示制御部439は、表示色設定部4391、点灯設定部4392、表示内容設定部4372及び動作制御部4373を備えている。
表示色設定部4391は、インジケータ71〜78,91〜98にそれぞれ異なる表示色を設定する。この際、表示色設定部4391は、同じ入力端子に対応するインジケータ(例えば、入力端子81に対するインジケータ71,91)が同じ色となるように設定する。なお、本実施形態では、表示色設定部4391が設定する各インジケータ71〜78,91〜98の色は、予め記憶手段(図示省略)に記憶され、当該各色は、青色、水色、青緑色、緑色、黄色、橙色、赤色及び白色である。しかしながら、各インジケータを区別することができれば、他の色に適宜設定してよい。
点灯設定部4392は、端子判定部434により、判定端子が選択端子でないと判定された場合に、当該判定端子に対応するインジケータの点灯状態を「消灯」に設定する。また、点灯設定部4392は、選択端子であると判定された判定端子に映像信号が入力されていると入力判定部435により判定された場合に、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「点灯」に設定し、映像信号が入力されていないと判定された場合に、当該インジケータの表示状態を「点滅」に設定する。
そして、動作制御部4373は、これら表示色設定部4391により設定された色、及び、点灯設定部4392により設定された表示状態に基づいて、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させるとともに、表示内容設定部4372に設定された表示内容を、液晶パネル79に表示させる。
そして、動作制御部4373は、これら表示色設定部4391により設定された色、及び、点灯設定部4392により設定された表示状態に基づいて、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させるとともに、表示内容設定部4372に設定された表示内容を、液晶パネル79に表示させる。
〔選択状態表示処理〕
図9は、制御装置4Bによる選択状態表示処理を示すフローチャートである。
制御回路43Bは、前述の場合と同様に、プロジェクタ1Bの電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、選択状態表示処理を実行する。
この選択状態表示処理では、図9に示すように、まず制御回路43Bが、前述のステップSA01〜SA06と同様の処理を実行する。
この後、端子判定部434が、判定端子が選択端子であるか否かを判定する(ステップSA07)。ここで、選択端子でないと判定された場合には、点灯設定部4392が、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「消灯」に設定し(ステップSC01)、制御回路43Bは、ステップSA13に処理を移行する。
図9は、制御装置4Bによる選択状態表示処理を示すフローチャートである。
制御回路43Bは、前述の場合と同様に、プロジェクタ1Bの電源投入時、及び、使用者による所定の入力操作時に、選択状態表示処理を実行する。
この選択状態表示処理では、図9に示すように、まず制御回路43Bが、前述のステップSA01〜SA06と同様の処理を実行する。
この後、端子判定部434が、判定端子が選択端子であるか否かを判定する(ステップSA07)。ここで、選択端子でないと判定された場合には、点灯設定部4392が、当該判定端子に対応するインジケータの表示状態を「消灯」に設定し(ステップSC01)、制御回路43Bは、ステップSA13に処理を移行する。
また、ステップSA07の判定処理にて、選択端子であると判定された場合には、表示色設定部4391が、当該判定端子に対応するインジケータの表示色を、記憶手段から取得して設定する(ステップSC02)。
この後、入力判定部435が、入力検出回路42による映像信号の入力検出結果に基づいて、判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSA09)。
ここで、映像信号が入力されていないと判定された場合には、点灯設定部4392が、当該インジケータの表示状態を「点滅」に設定し(ステップSC03)、制御回路43Bは、ステップSA13に処理を移行する。
この後、入力判定部435が、入力検出回路42による映像信号の入力検出結果に基づいて、判定端子に映像信号が入力されているか否かを判定する(ステップSA09)。
ここで、映像信号が入力されていないと判定された場合には、点灯設定部4392が、当該インジケータの表示状態を「点滅」に設定し(ステップSC03)、制御回路43Bは、ステップSA13に処理を移行する。
一方、ステップSA09の判定処理にて、映像信号が入力されていると判定された場合には、点灯設定部4392が、当該インジケータの表示状態を「点灯」に設定する(ステップSC04)。この後、情報取得部436が、当該判定端子に接続された外部機器から機器情報を取得可能であれば取得し(ステップSA12)、制御回路43Bは、ステップSA13に処理を移行する。
ステップSA13では、端子選択部432が、全ての入力端子が判定端子として選択されたか否かを判定し(ステップSA13)、選択されていない入力端子があると判定した場合には、ステップSA04に戻る。また、全ての入力端子が選択されたと判定された場合には、動作制御部4373が、設定された色及び表示状態で、各インジケータ71〜78,91〜98を動作させ(ステップSA14)、設定した表示内容を液晶パネル79に表示させる(ステップSA15)。
以上により、選択状態表示処理を終了する。
以上により、選択状態表示処理を終了する。
このような選択状態表示処理により、選択端子に対応するインジケータは、映像信号が入力されている場合には、当該インジケータに予め設定された色での点灯状態となり、入力されていない場合には、当該色での点滅状態となる。また、当該選択端子以外の入力端子に対応するインジケータは消灯状態となる。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ1Bによれば、前述のプロジェクタ1が奏する効果(1)〜(4)と同様の効果を奏することができるほか、以下の効果を奏することができる。
(6)各インジケータ71〜78には、それぞれ異なる表示色が設定され、対応する入力端子が同じインジケータ91〜98には、当該インジケータ71〜78と同色が設定される。これら各インジケータ71〜78,91〜98は、対応する入力端子が選択端子であり、かつ、当該入力端子に映像信号が入力されている場合には設定色で点灯し、映像信号が入力されていない場合には設定色で点滅する。また、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは消灯する。これによれば、インジケータの表示色に基づいて、選択端子がどの入力端子であるのかを判別することができるだけでなく、表示状態に基づいて、信号入力状態を判別することができる。従って、プロジェクタ1Bが配置された場所が暗くても、選択された入力端子、及び、当該入力端子への信号入力状態を判別することができる。
(6)各インジケータ71〜78には、それぞれ異なる表示色が設定され、対応する入力端子が同じインジケータ91〜98には、当該インジケータ71〜78と同色が設定される。これら各インジケータ71〜78,91〜98は、対応する入力端子が選択端子であり、かつ、当該入力端子に映像信号が入力されている場合には設定色で点灯し、映像信号が入力されていない場合には設定色で点滅する。また、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは消灯する。これによれば、インジケータの表示色に基づいて、選択端子がどの入力端子であるのかを判別することができるだけでなく、表示状態に基づいて、信号入力状態を判別することができる。従って、プロジェクタ1Bが配置された場所が暗くても、選択された入力端子、及び、当該入力端子への信号入力状態を判別することができる。
〔4.実施形態の変形〕
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、入力端子81〜88の選択状態及び信号入力状態を、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79により報知するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、スピーカ等の音声出力手段を備え、当該音声出力手段により、音声にて、入力端子の選択状態及び信号入力状態を報知するように構成してもよい。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、入力端子81〜88の選択状態及び信号入力状態を、インジケータ71〜78,91〜98及び液晶パネル79により報知するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、スピーカ等の音声出力手段を備え、当該音声出力手段により、音声にて、入力端子の選択状態及び信号入力状態を報知するように構成してもよい。
前記第1実施形態及び前記第3実施形態では、インジケータの点灯及び点滅により、対応する入力端子が選択端子であり、かつ、映像信号が入力していること、及び、入力していないことを示し、また、インジケータの消灯により、対応する入力端子が選択端子でないことを示したが、本実施形態はこれに限らない。すなわち、各インジケータの点灯、点滅及び消灯と、入力端子の選択状態及び信号入力状態との関係は、適宜変更可能である。
また同様に、前記第2実施形態では、インジケータの表示色により、対応する入力端子の選択状態及び信号入力状態を示したが、表示色は適宜変更可能である。
また同様に、前記第2実施形態では、インジケータの表示色により、対応する入力端子の選択状態及び信号入力状態を示したが、表示色は適宜変更可能である。
前記第3実施形態では、選択端子でない入力端子に対応するインジケータは消灯したが、本発明はこれに限らず、当該入力端子に対する信号入力状態を他の表示状態により示してもよい。このような表示状態としては、例えば、インジケータの輝度や、点滅の時間間隔を挙げることができる。
前記第3実施形態では、表示色設定部4391が、各インジケータ71〜78,91〜98の表示色を設定したが、本発明はこれに限らない。すなわち、表示色設定部4391がなくても、各インジケータがそれぞれ異なる色のLEDを備える構成とすれば、点灯制御部4392により設定される各インジケータの点灯、点滅及び消灯により、対応する入力端子の選択状態及び信号入力状態を示すことができる。
前記各実施形態では、プロジェクタ1,1A,1Bは、8つの入力端子81〜88を備えるとしたが、本発明はこれに限らず、少なくとも2つの入力端子を備えていればよい。
また、液晶パネル79は、選択端子の種別及び信号入力状態等を文字等により示す表示を行うとしたが、本発明はこれに限らず、当該表示は、前記第3実施形態にて示したインジケータの表示状態と同様に、選択端子を表す色や番号等であってもよい。このような場合、点灯状態のように当該表示を常に行うことで、選択端子に映像信号が入力していることを示し、また、点滅状態のように当該表示を断続的に行うことで、当該選択端子に映像信号が入力していないことを示すようにしてもよい。なお、液晶パネル79に代えて、有機EL(electroluminescence)等の他の表示手段を用いてもよい。
また、液晶パネル79は、選択端子の種別及び信号入力状態等を文字等により示す表示を行うとしたが、本発明はこれに限らず、当該表示は、前記第3実施形態にて示したインジケータの表示状態と同様に、選択端子を表す色や番号等であってもよい。このような場合、点灯状態のように当該表示を常に行うことで、選択端子に映像信号が入力していることを示し、また、点滅状態のように当該表示を断続的に行うことで、当該選択端子に映像信号が入力していないことを示すようにしてもよい。なお、液晶パネル79に代えて、有機EL(electroluminescence)等の他の表示手段を用いてもよい。
前記各実施形態では、電子機器としてプロジェクタ1,1A,1Bを例示したが、本発明はこれに限らず、例えば、音声信号を増幅するアンプや、ビデオデッキ及びDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ等の録画機器等、他の電子機器であってもよい。すなわち、複数の入力端子を備える電子機器に、本発明を適用することができる。
本発明は、それぞれ信号が入力する複数の入力端子を備えた電子機器に利用することができ、例えば、プロジェクタに好適に利用することができる。
1,1A,1B…プロジェクタ(電子機器)、2…筐体、7,9…表示手段(報知手段)、31…光源装置、32…光変調装置、33…投射レンズ(投射光学装置)、42…入力検出回路(入力検出手段)、71〜78,91〜98…インジケータ(表示部)、79…液晶パネル(表示手段)、81〜88…入力端子、431…画像処理部(処理手段)、432…端子選択部(選択手段)、435…入力判定部(判定手段)、437,438,439…表示制御部(表示制御手段)。
Claims (8)
- それぞれ信号が入力される複数の入力端子と、
前記複数の入力端子のうちの少なくとも1つを選択する選択手段と、
選択された前記入力端子を介して入力される信号を処理する処理手段と、
選択された前記入力端子を報知する報知手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記報知手段は、前記選択手段により選択された前記入力端子を示す表示を行う表示手段であることを特徴とする電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器において、
前記表示手段は、前記複数の入力端子に応じて設けられる複数の表示部を備え、
当該電子機器は、
前記複数の表示部の表示状態を制御して、前記表示を行わせる表示制御手段を備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項3に記載の電子機器において、
前記複数の入力端子のそれぞれに対して、入力される信号の有無を検出する入力検出手段と、
前記入力検出手段による検出結果に基づいて、対応する前記入力端子に信号が入力されているか否かを判定する判定手段とを備え、
前記表示制御手段は、
前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択されていない入力端子に応じた前記表示部とを、それぞれ異なる表示状態とすることを特徴とする電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、
前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部を点灯表示させ、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部を点滅表示させ、選択されていない入力端子に応じた前記表示部を消灯させることを特徴とする電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器において、
前記表示制御手段は、
前記複数の入力端子のうち、選択され、かつ、信号が入力されていると判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択され、かつ、信号が入力されていないと判定された入力端子に応じた前記表示部と、選択されていない入力端子に応じた前記表示部とを、それぞれ異なる色に設定することを特徴とする電子機器。 - 請求項3から請求項6のいずれかに記載の電子機器において、
前記各表示部は、対応する前記入力端子の近傍に設けられることを特徴とする電子機器。 - 光源装置と、入力される映像信号に応じて前記光源装置から射出された光束を変調して画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタであって、
それぞれ映像信号が入力される複数の入力端子と、
前記複数の入力端子のうちの少なくとも1つを選択する選択手段と、
選択された前記入力端子を介して入力される映像信号を処理する処理手段と、
選択された前記入力端子を報知する報知手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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- 2008-06-06 JP JP2008148807A patent/JP2009296404A/ja active Pending
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