JP2014167498A - プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法 - Google Patents
プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プロジェクターに異常が発生して光源が消灯した場合にプロジェクターの周囲が暗くなるのを防止できるプロジェクターシステムを提供する。
【解決手段】光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムであって、電子ペン40はプロジェクターから異常発生通知を受信すると、照明装置40Cを点灯させる。
【選択図】図3
【解決手段】光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムであって、電子ペン40はプロジェクターから異常発生通知を受信すると、照明装置40Cを点灯させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法に関する。
従来、コンピューター等から出力される画像信号に基づく画像をプロジェクター等の表示装置によってスクリーン等に表示するとともに、電子ペンを用いて投写画像に対して行ったユーザーの操作を表示装置が検出し、ユーザーの操作に関する情報に基づく画像を生成して表示させる電子黒板システム(インタラクティブシステム)が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1のような装置では、プロジェクターに何らかの異常が発生して光源が消灯した場合、スクリーン周辺が暗くなってしまう。また、プロジェクターを天吊り設置または壁掛け設置してユーザーの頭上からスクリーンに投写するシステムの場合、天井の照明がプロジェクターの陰になってユーザーの手元が暗くなってしまう。この際、プロジェクターの状況を確認しようとユーザーが見上げた場合、プロジェクターの下方(床面側)は天井の照明が当たらないので暗くて確認しにくいという問題があった。このため、プロジェクターに何らかの異常が発生して光源が消灯した場合でもユーザーおよびプロジェクター周辺を照らし、ユーザーに確認しやすい環境を提供できるシステムが求められていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターシステムは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムであって、前記電子ペンは、照明光を照射する照明装置と、前記プロジェクターに異常が発生したことを検知した場合に前記照明装置を点灯させる照明制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、プロジェクターに異常が発生したことを電子ペンが検知して照明装置を点灯させるので、プロジェクターに異常が発生して光源が消灯した場合、周囲が急に暗くなってしまう状態を回避することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターシステムにおいて、前記プロジェクターは、当該プロジェクターに異常が発生した場合に前記電子ペンに異常発生通知を送信し、前記電子ペンは、当該プロジェクターより前記異常発生通知を受け付けた場合に前記プロジェクターに異常が発生したことを報知することが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターから送信される異常発生通知により、照明装置が点灯し、電子ペンがプロジェクターに異常が発生したことを報知することとなるので、電子ペンを使用しているユーザーにプロジェクターの異常を直ちに知らせることが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターシステムにおいて、前記電子ペンは、定期的に前記プロジェクターに確認要求を送信し、前記プロジェクターは、前記確認要求を受け付けると前記確認要求に対する確認応答を前記電子ペンに送信し、前記照明制御手段は、前記確認要求に対し、前記電子ペンが前記プロジェクターから、所定の時間、前記確認応答を受信しない場合に、前記照明装置を点灯させることが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターに異常が発生し、電子ペンから定期的にプロジェクターに送信される確認要求に対して確認応答を返すことができない状態になった場合に、電子ペンがプロジェクターに異常が発生したことを検知することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターシステムにおいて、前記プロジェクターは、照度を計測する照度計測手段と、前記筐体に備えられ、前記照度計測手段に前記筐体の外部の光を導くための点検口と、前記照度計測手段が、前記点検口より導かれた光が所定値以上の照度の光を検出した場合に、当該プロジェクターを自己診断モードに移行させる制御手段と、を備えることが好ましい。
本適用例によれば、プロジェクターに異常が発生した場合に点灯する電子ペンの照明装置により、プロジェクターの点検口を照らすことでプロジェクターを自己診断モードに移行させ、プロジェクターの状態を点検することが可能となる。特に、プロジェクターを天吊り設置していて天井の照明が当たらないような場合に下面から点検口を照らすことでプロジェクターを点検しやすくなる。
[適用例5]上記適用例に記載のプロジェクターシステムにおいて、前記照明制御手段は、所定の操作を受け付けた場合に、前記照明装置を点灯させるとともに前記プロジェクターに光源消灯指示を送信し、前記プロジェクターは、前記光源消灯指示を受け付けた場合に前記光源を消灯させることが好ましい。
本適用例によれば、電子ペンの操作により、照明装置を点灯させてプロジェクターの光源を消灯させることができる。これにより、電子ペンの操作のみでプロジェクターの画像投写を止めてプロジェクターの下部や周囲を照明装置で照らして調べることが可能となる。
[適用例6]本適用例に係るプロジェクターシステムの制御方法は、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムの制御方法であって、前記電子ペンは、照明光を照射する照明装置を備え、前記電子ペンにおいて、前記プロジェクターに異常が発生したことを検知する異常検知ステップと、前記異常検知ステップにおいて前記プロジェクターに異常が発生したことを検知した場合に前記照明装置を点灯させる照明制御ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、異常検知ステップによってプロジェクターに異常が発生したことを検知し、照明制御ステップにより、異常検知ステップによってプロジェクターに異常が発生したことを検知した場合に照明装置を点灯させるので、プロジェクターに異常が発生して光源が消灯したとき、周囲が急に暗くなってしまう状態を回避することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(実施形態)
本実施形態のプロジェクターシステムは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介してスクリーン等の投写面に画像を投写するプロジェクターと、投写面に文字または図形を描画するための電子ペンとを有して構成される。また、電子ペンは、照明光を照射する照明装置を備えている。
本実施形態のプロジェクターシステムは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介してスクリーン等の投写面に画像を投写するプロジェクターと、投写面に文字または図形を描画するための電子ペンとを有して構成される。また、電子ペンは、照明光を照射する照明装置を備えている。
図1は本実施形態のプロジェクターシステム100を示す模式図である。
図1に示すように、プロジェクターシステム100は、プロジェクター1がユーザーHの頭上に天吊り設置され、ユーザーHはプロジェクター1が画像を投写するスクリーンSC上で電子ペン40を使って描画操作を行う。プロジェクター1は、後で説明するペン操作検出手段25(図4参照)が電子ペン40の位置情報などの操作情報を検出する。そして、プロジェクター1は、電子ペン40の描画操作に基づく描画データを画像情報に合成し、スクリーンSCの被投写面に投写する。
図1に示すように、プロジェクターシステム100は、プロジェクター1がユーザーHの頭上に天吊り設置され、ユーザーHはプロジェクター1が画像を投写するスクリーンSC上で電子ペン40を使って描画操作を行う。プロジェクター1は、後で説明するペン操作検出手段25(図4参照)が電子ペン40の位置情報などの操作情報を検出する。そして、プロジェクター1は、電子ペン40の描画操作に基づく描画データを画像情報に合成し、スクリーンSCの被投写面に投写する。
図2はプロジェクター1の斜視図であり、天吊りされている状態を下方から見た模式図である。
図2に示すように、プロジェクター1の筐体2の下面(床に近い面)には、プロジェクター1の状態を報知する報知手段27が備えられ、また、筐体2の下面には、外部の光を筐体2の内側に備えられた照度計測手段29に導くための点検口3が形成されている。点検口3は筐体2に設けられた開口部であり、この点検口3は、透明部材3Aで覆われている。また、透明部材3Aは、開閉可能に構成され、筐体2の下面から光を当てることにより、透明部材3Aを透過した光を照度計測手段29が計測する。
ユーザーは点検口3を開け、内部を照らすことにより、プロジェクター1の内部を点検することが可能となる。点検口3の内側には、プロジェクター1の内部状態を点検するための図示しない部材、例えばヒューズや動作確認用のスイッチ、光源11などが配置される。点検口3の内側に点検方法が書かれていてもよい。
図2に示すように、プロジェクター1の筐体2の下面(床に近い面)には、プロジェクター1の状態を報知する報知手段27が備えられ、また、筐体2の下面には、外部の光を筐体2の内側に備えられた照度計測手段29に導くための点検口3が形成されている。点検口3は筐体2に設けられた開口部であり、この点検口3は、透明部材3Aで覆われている。また、透明部材3Aは、開閉可能に構成され、筐体2の下面から光を当てることにより、透明部材3Aを透過した光を照度計測手段29が計測する。
ユーザーは点検口3を開け、内部を照らすことにより、プロジェクター1の内部を点検することが可能となる。点検口3の内側には、プロジェクター1の内部状態を点検するための図示しない部材、例えばヒューズや動作確認用のスイッチ、光源11などが配置される。点検口3の内側に点検方法が書かれていてもよい。
図3は電子ペン40の外観図である。
図3に示すように、電子ペン40は先端が尖ったペン型の筐体40Aに収納されており、筐体40Aの先端にペン先スイッチ40B、筐体40Aの胴体部分に操作スイッチ40F、および照明装置40Cを備える。
筐体40Aの内部には、照明装置40Cを制御するための照明制御手段40D、プロジェクター1との間で通信を行う通信手段40Eを備える。
なお、図3において照明装置40Cは筐体40Aの前方(先端方向)に備えられているが、筐体40Aの後端に備えられていてもよい。
図3に示すように、電子ペン40は先端が尖ったペン型の筐体40Aに収納されており、筐体40Aの先端にペン先スイッチ40B、筐体40Aの胴体部分に操作スイッチ40F、および照明装置40Cを備える。
筐体40Aの内部には、照明装置40Cを制御するための照明制御手段40D、プロジェクター1との間で通信を行う通信手段40Eを備える。
なお、図3において照明装置40Cは筐体40Aの前方(先端方向)に備えられているが、筐体40Aの後端に備えられていてもよい。
ユーザーは電子ペン40を懐中電灯のように保持することにより、照明装置40Cによってプロジェクター1の周辺や天吊り設置されたプロジェクター1の下面を照らすことができる。
図4は本実施形態のプロジェクターシステム100の回路構成を示すブロック図である。
図4に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、ペン操作検出手段25、通信手段26、報知手段27、異常検知手段28、照度計測手段29、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらはプロジェクター1の筐体2(図2参照)の内部、または外面に配置されている。
図4に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、ペン操作検出手段25、通信手段26、報知手段27、異常検知手段28、照度計測手段29、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらはプロジェクター1の筐体2(図2参照)の内部、または外面に配置されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、投写レンズ13から投写することによって投写面としてのスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源11として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は光源としてLED(Light emitting diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。なお、画像信号入力手段18は、無線通信や光通信などの受信部を備え、外部機器から無線によって画像信号を入力する構成にしてもよい。
画像信号処理手段17は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14は、OSD処理手段16から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
制御手段20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。制御手段20は、プロジェクター1を通常動作モードまたは自己診断モードのいずれかに設定するモード設定手段201を備える。
自己診断モードとは通常の画像を投写するモードと異なり、プロジェクターの各部分が正しく動作するかをチェックし、そのチェック結果を知らせるモードである。画像が投写できる状態においてはプロジェクター1の内部情報を示す画像を投写し、光源11に異常が発生して画像を投写できない場合においては報知手段27の報知パターンなどによって、チェック結果を知らせる。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されており、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23は、図示は省略するが、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備え、プロジェクター1の筐体2の外面に備えられる本体キーで構成される。
入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、設定メニュー等を重畳表示させるためのメニューキー、設定メニュー等で項目の選択に用いられる方向キー(上下左右に対応する4つの操作キー)、選択された項目を確定させる決定キー、動作の取り消し等を行うための取消キー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
ペン操作検出手段25は、図示しない撮像素子などで構成され、制御手段20の指示に基づいて、電子ペン40の操作位置(座標)、およびペン先スイッチ40B(図3参照)の押下状態などのペン操作状態を検出し、検出したペン操作情報を制御手段20に通知する。
通信手段26は、赤外線などによる無線通信部(図示せず)を備え、電子ペン40の通信手段40Eとの間で通信を行う。通信手段26からは、プロジェクターに異常が発生したことを示す異常発生通知や、電子ペン40から送信された確認要求となる信号を受信したことを確認した確認応答などが電子ペン40に送信される。
報知手段27は、LEDやブザーなどで構成され、プロジェクター1の動作状態を報知する。プロジェクター1に異常が発生した場合には異常内容を報知し、また自己診断モードにおいては内部情報を報知する。報知の方法としてはLEDの点灯色、点灯パターン、ブザーの鳴動パターンなどがある。
異常検知手段28は、プロジェクター1に異常が発生したことを検知し、制御手段20に通知する。検知する異常の例として、プロジェクター1の内部温度が所定値以上に上昇した場合の温度異常、光源11が画像投写中に消灯した場合の光源異常などが挙げられる。
照度計測手段29は、プロジェクター1周囲の照度を監視するために設けられている。照度計測手段29は、照度センサーなどから構成され、プロジェクター1の筐体2の点検口3の内側に配置され、点検口3付近の照度を計測して制御手段20に通知する。照度計測手段29は、プロジェクター1の動作中において定期的に起動する。制御手段20は、照度計測手段29が計測した照度が所定値以上の場合にプロジェクター1を自己診断モードに移行させる。
電源部31には、AC100V等の電力が電源端子30を介して外部から供給される。電源部31は、例えば、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
電子ペン40は、図4に示すように、ペン先スイッチ40B、照明装置40C、照明制御手段40D、通信手段40E、操作スイッチ40Fなどから構成されており、これらは電子ペン40の筐体40A(図3参照)の内部または外面に配置されている。
操作スイッチ40Fは、電子ペン40の筐体40Aの胴体部分に配置され(図3参照)、ユーザーの操作を検出する。検出した操作は照明制御手段40Dに通知される。
ペン先スイッチ40Bは、電子ペン40の筐体40Aの先端に配置され、ユーザーの電子ペン40による筆記操作によって押圧され、筆記位置に関する情報、例えば、赤外線等による信号を出力する。プロジェクター1のペン操作検出手段25は、電子ペン40から出力されるこの筆記位置に関する情報を検出する。
照明装置40Cは、電子ペン40の筐体40Aの胴体部分に配置され(図3参照)、小型ランプやLED光源などで構成される。照明装置40Cは、照明制御手段40Dの指示に基づき、点灯または消灯する。ユーザーは電子ペン40を保持することでプロジェクター1の周辺を照明装置40Cによって照らすことができる。
照明制御手段40Dは、照明装置40Cの点灯および消灯を制御する。照明制御手段40Dは、通信手段40Eを介してプロジェクター1と通信を行うことにより、プロジェクター1に異常が発生したことを検知し、照明装置40Cを点灯させる。
通信手段40Eは、赤外線などによる無線通信部(図示せず)を備え、プロジェクター1の通信手段26との間で通信を行う。電子ペン40は、この通信手段40Eからプロジェクター1に対し、確認要求や光源消灯指示などの信号を送信する。
次に、本実施形態のプロジェクターシステム100の動作を図5、および図6のフローチャートを用いて説明する。
図5はプロジェクター1の動作を示すフローチャートであり、(a)は異常発生時の動作、(b)は電子ペン40の通信手段40Eから信号が送信されたときの動作、(c)は定期的に起動する照度監視動作をそれぞれ示す。
図5はプロジェクター1の動作を示すフローチャートであり、(a)は異常発生時の動作、(b)は電子ペン40の通信手段40Eから信号が送信されたときの動作、(c)は定期的に起動する照度監視動作をそれぞれ示す。
[異常発生時の動作]
図5(a)に示すように、プロジェクター1が動作中に、異常検知手段28がプロジェクター1に異常が発生したことを検知すると、(ステップS101)、ステップS102に遷移する。
図5(a)に示すように、プロジェクター1が動作中に、異常検知手段28がプロジェクター1に異常が発生したことを検知すると、(ステップS101)、ステップS102に遷移する。
ステップS102において制御手段20は、報知手段27によりプロジェクター1に異常が発生したことを報知させ、ステップS103に遷移する。
ステップS103において制御手段20は、通信手段26を介して電子ペン40に異常発生通知を送信し、ステップS104に遷移する。
ステップS104において制御手段20は、光源制御手段22により光源11を消灯させる。次にプロジェクター1の電源をオフしてスタンバイ状態に移行させ、本動作フローを終了する(ステップS105)。
[電子ペンから信号が送信されたときの動作]
図5(b)に示すように、プロジェクター1が動作中に、通信手段26が電子ペン40の通信手段40Eから送信された各種通知コマンドの信号を受信したことを検出すると(ステップS111)、ステップS112に遷移する。
図5(b)に示すように、プロジェクター1が動作中に、通信手段26が電子ペン40の通信手段40Eから送信された各種通知コマンドの信号を受信したことを検出すると(ステップS111)、ステップS112に遷移する。
ステップS112において制御手段20は、ステップS111において受信した信号が確認要求であるか否かを調べる。確認要求である場合(ステップS112:Y)には、電子ペン40に確認応答を送信し(ステップS114)、ステップS116に遷移する。つまり、プロジェクター1は、投写を継続する。
一方、受信した信号が確認要求でない場合(ステップS112:N)にはステップS113に遷移する。
一方、受信した信号が確認要求でない場合(ステップS112:N)にはステップS113に遷移する。
ステップS113において制御手段20は、ステップS111において受信した信号が光源消灯指示であるか否かを調べる。光源消灯指示である場合(ステップS113:Y)には、光源制御手段22により光源11を消灯させ(ステップS115)、ステップS116に遷移する。
一方、受信した信号が光源消灯指示でない場合(ステップS113:N)にはステップS116に遷移する。つまり、プロジェクター1は、投写を継続する。
一方、受信した信号が光源消灯指示でない場合(ステップS113:N)にはステップS116に遷移する。つまり、プロジェクター1は、投写を継続する。
ステップS116において本動作フローを終了する。
[照度監視動作]
図5(c)に示すように、プロジェクター1の動作中において、照度計測手段29は、定期的に照度監視動作を開始する(ステップS121)。照度計測手段29は、点検口3の付近の照度を計測し(ステップS122)、ステップS123に遷移する。
図5(c)に示すように、プロジェクター1の動作中において、照度計測手段29は、定期的に照度監視動作を開始する(ステップS121)。照度計測手段29は、点検口3の付近の照度を計測し(ステップS122)、ステップS123に遷移する。
ステップS123において制御手段20は、ステップS122において計測した照度が所定値以上であるか(所定の明るさより明るいか)否かを調べる。計測した照度が所定値以上である場合(ステップS123:Y)には、プロジェクター1は、モード設定手段201により自己診断モードに設定され(ステップS124)、ステップS125に遷移する。
一方、計測した照度が所定値より小さい場合(ステップS123:N)にはステップS125に遷移する。つまり、プロジェクター1は、通常動作モードで投写を継続する。
一方、計測した照度が所定値より小さい場合(ステップS123:N)にはステップS125に遷移する。つまり、プロジェクター1は、通常動作モードで投写を継続する。
ステップS125において本動作フローを終了する。
図6は電子ペン40の動作を示すフローチャートであり、(a)はプロジェクター1より異常発生通知を受信したときの動作、(b)は定期的にプロジェクター1の動作を確認する定期確認動作、(c)は照明点灯操作を検出したときの動作をそれぞれ示す。
[異常発生通知を受信したときの動作]
図6(a)に示すように、通信手段40Eがプロジェクター1より異常発生通知を受信すると、(ステップS201)、ステップS202に遷移する。ステップS201が異常検知ステップに相当する。
図6(a)に示すように、通信手段40Eがプロジェクター1より異常発生通知を受信すると、(ステップS201)、ステップS202に遷移する。ステップS201が異常検知ステップに相当する。
ステップS202において照明制御手段40Dは、照明装置40Cを点灯させ、ステップS203に遷移する。ステップS202が照明制御ステップに相当する。
ステップS203において本動作フローを終了する。
[定期確認動作]
図6(b)に示すように、定期的にプロジェクター1の動作を確認する定期確認動作を開始すると(ステップS211)、照明制御手段40Dは、通信手段40Eを介してプロジェクター1に確認要求を送信し(ステップS212)、ステップS213に遷移する。
図6(b)に示すように、定期的にプロジェクター1の動作を確認する定期確認動作を開始すると(ステップS211)、照明制御手段40Dは、通信手段40Eを介してプロジェクター1に確認要求を送信し(ステップS212)、ステップS213に遷移する。
ステップS213において照明制御手段40Dは、所定の時間内にプロジェクター1より確認応答を受信したか否かを調べる。所定の時間内に確認応答を受信した場合(ステップS213:Y)には、ステップS215に遷移する。
一方、所定の時間内に確認応答を受信しなかった場合(ステップS213:N)には、照明制御手段40Dは、照明装置40Cを点灯させ(ステップS214)、ステップS215に遷移する。
一方、所定の時間内に確認応答を受信しなかった場合(ステップS213:N)には、照明制御手段40Dは、照明装置40Cを点灯させ(ステップS214)、ステップS215に遷移する。
ステップS215において本動作フローを終了する。
[照明点灯操作]
図6(c)に示すように、電子ペン40の照明制御手段40Dが、操作スイッチ40Fによる所定の照明点灯操作を受け付けると(ステップS221)、ステップS222に遷移する。
図6(c)に示すように、電子ペン40の照明制御手段40Dが、操作スイッチ40Fによる所定の照明点灯操作を受け付けると(ステップS221)、ステップS222に遷移する。
ステップS222において照明制御手段40Dは、通信手段40Eを介してプロジェクター1に光源消灯指示を送信し、ステップS223に遷移する。
ステップS223において照明制御手段40Dは、照明装置40Cを点灯させ、ステップS224に遷移する。
ステップS224において本動作フローを終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果を得られる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、プロジェクター1に異常が発生したことを電子ペン40が検知して照明装置40Cを点灯させるので、プロジェクター1に異常が発生して光源11が消灯した場合、周囲が急に暗くなってしまう状態を回避することが可能となる。また、照明装置40Cによってプロジェクター1の周辺を照らすことによりユーザーが異常発生の原因を確認しやすい環境を提供できる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、プロジェクター1に異常が発生したことを電子ペン40が検知して照明装置40Cを点灯させるので、プロジェクター1に異常が発生して光源11が消灯した場合、周囲が急に暗くなってしまう状態を回避することが可能となる。また、照明装置40Cによってプロジェクター1の周辺を照らすことによりユーザーが異常発生の原因を確認しやすい環境を提供できる。
また、プロジェクター1から送信される異常発生通知により、照明装置40Cが点灯し、電子ペン40がプロジェクター1に異常が発生したことを報知することとなるので、電子ペン40を使用しているユーザーにプロジェクター1の異常を直ちに知らせることが可能となる。
また、プロジェクター1に異常が発生し、電子ペン40から定期的にプロジェクター1に送信される確認要求に対して確認応答を返すことができない状態になった場合に、電子ペン40がプロジェクター1に異常が発生したことを検知することが可能となる。
また、プロジェクター1に異常が発生した場合に点灯する電子ペン40の照明装置40Cにより、プロジェクター1の点検口3を照らすことでプロジェクター1を自己診断モードに移行させ、点検することが可能となる。特に、プロジェクター1を天吊り設置していて天井の照明が当たらないような場合に下面から点検口3を照らすことでプロジェクター1を点検しやすくなる。
また、電子ペン40の操作により、照明装置40Cを点灯させてプロジェクター1の光源11を消灯させることができる。これにより、電子ペン40の操作のみでプロジェクター1の画像投写を止めてプロジェクター1の下部や周囲を照明装置40Cで照らして調べることが可能となる。
また、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上記実施形態において、電子ペン40の照明装置40Cが数段階の輝度設定を備える構成とし、プロジェクター1に異常が発生したことを検知した場合には低い輝度で点灯し、ユーザーの所定操作により明るい輝度に変更するようにしてもよい。これにより、ユーザーが電子ペン40の照明装置40Cの方向を見ていたときにプロジェクター1に異常が発生した場合、ユーザーに照明装置40Cの明るい光が当たるのを防止することが可能となる。この場合、ユーザーは所定の操作により、照明装置40Cの輝度を上げ、周囲を照らすことができる。
(変形例1)
上記実施形態において、電子ペン40の照明装置40Cが数段階の輝度設定を備える構成とし、プロジェクター1に異常が発生したことを検知した場合には低い輝度で点灯し、ユーザーの所定操作により明るい輝度に変更するようにしてもよい。これにより、ユーザーが電子ペン40の照明装置40Cの方向を見ていたときにプロジェクター1に異常が発生した場合、ユーザーに照明装置40Cの明るい光が当たるのを防止することが可能となる。この場合、ユーザーは所定の操作により、照明装置40Cの輝度を上げ、周囲を照らすことができる。
電子ペン40が音を発生させるブザーや、振動を発生させる振動装置等を備える構成とし、プロジェクター1に異常が発生した場合に、照明装置40Cの点灯に加え、ブザーや振動装置が動作するように構成してもよい。
100…プロジェクターシステム、1…プロジェクター、2…筐体、3…点検口、3A…透明部材、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、201…モード設定手段、21…記憶手段、22…光源制御手段、23…入力操作手段、25…ペン操作検出手段、26…通信手段、27…報知手段、28…異常検知手段、29…照度計測手段、30…電源端子、31…電源部、40…電子ペン、40A…筐体、40B…ペン先スイッチ、40C…照明装置、40D…照明制御手段、40E…通信手段、40F…操作スイッチ。
Claims (6)
- 光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムであって、
前記電子ペンは、
照明光を照射する照明装置と、
前記プロジェクターに異常が発生したことを検知した場合に前記照明装置を点灯させる照明制御手段と、
を備えたことを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記プロジェクターは、当該プロジェクターに異常が発生した場合に前記電子ペンに異常発生通知を送信し、
前記電子ペンは、
当該プロジェクターより前記異常発生通知を受け付けた場合に前記プロジェクターに異常が発生したことを報知することを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記電子ペンは、定期的に前記プロジェクターに確認要求を送信し、
前記プロジェクターは、前記確認要求を受け付けると前記確認要求に対する確認応答を前記電子ペンに送信し、
前記照明制御手段は、前記確認要求に対し、前記電子ペンが前記プロジェクターから、所定の時間、前記確認応答を受信しない場合に、前記照明装置を点灯させることを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記プロジェクターは、
照度を計測する照度計測手段と、
前記筐体に備えられ、前記照度計測手段に前記筐体の外部の光を導くための点検口と、
前記照度計測手段が、前記点検口より導かれた光が所定値以上の照度の光を検出した場合に、当該プロジェクターを自己診断モードに移行させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするプロジェクターシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターシステムにおいて、
前記照明制御手段は、
所定の操作を受け付けた場合に、前記照明装置を点灯させるとともに前記プロジェクターに光源消灯指示を送信し、
前記プロジェクターは、前記光源消灯指示を受け付けた場合に前記光源を消灯させる、
ことを特徴とするプロジェクターシステム。 - 光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、投写レンズを介して投写面に投写光を投写する画像投写手段、および前記画像投写手段を収納する筐体を有するプロジェクターと、筆記位置に関する情報を出力する電子ペンと、を有するプロジェクターシステムの制御方法であって、
前記電子ペンは、照明光を照射する照明装置を備え、
前記電子ペンにおいて、前記プロジェクターに異常が発生したことを検知する異常検知ステップと、
前記異常検知ステップにおいて前記プロジェクターに異常が発生したことを検知した場合に前記照明装置を点灯させる照明制御ステップと、
を有することを特徴とするプロジェクターシステムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038475A JP2014167498A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016104191A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-11-09 | 日立マクセル株式会社 | 照明装置 |
US10168837B2 (en) | 2014-10-20 | 2019-01-01 | Nec Display Solutions, Ltd. | Infrared light adjustment method and position detection system |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013038475A patent/JP2014167498A/ja active Pending
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