JP2007264565A - プロジェクタ及びプログラム、画像投影方法 - Google Patents

プロジェクタ及びプログラム、画像投影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】使用されない場合には、自動的に投影されている画像を暗くする又は画像を表示させないことで省電力化を図ることのできるプロジェクタ及びプログラム、画像投影方法を提供すること。
【解決手段】プロジェクタ10は、光源と、光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、レーザポインタにより、スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段40と、輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御部34とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ及びプログラム、画像投影方法に関し、特にポインタを使用するプロジェクタ及びプログラム、画像投影方法に関する。
従来から、プレゼンテーションを行う際に、スクリーン上に画像を投影するプロジェクタが利用されてきた。通常、プレゼンテーション時には、周囲の照明を暗くして画像を投影し、その後はスクリーン上の画像の使用に関わらず、プロジェクタは点灯が維持された状態で作動されていた。
これは、従来のプロジェクタでは、光源に高圧水銀ランプを用いており、ランプを消灯している状態から点灯させるには、数分間時間がかかるという問題によるものであり、プレゼンテーション後の質疑応答等、周囲の照明を明るくして行われる場面でもプロジェクタは光源を点灯させた状態で作動させていた。
特開2004−255057号公報
しかしながら、このような場面では、スクリーン上に画像を投影させる必要性はなく、むしろ、省電力の点では光源を点灯させていない方がよい。また、従来のプロジェクタでは、光源に高圧水銀ランプを用いている為、ランプを減光させる場合には、一定の電圧の範囲でしか行うことができないものであった。
そこで、本発明は、前記した問題点を鑑みてなされたものであり、使用されない場合には、自動的に投影されている画像を暗くする又は画像を表示させないことで省電力化を図ることのできるプロジェクタ及びプログラム、画像投影方法の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、プロジェクタであって、
光源と、
前記光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、
レーザポインタにより、前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段と、
前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御部とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源を点灯させることでスクリーンに画像を投影し、スクリーン上に照射されたレーザポインタによる輝点を光検知手段により検知する。そして、制御部は、スクリーン上の輝点が検知されなくなってから一定時間経過すると、暗画像動作を行うので、ユーザによりレーザポインタが用いられてスクリーン上の画像が説明されている場合など、スクリーン上に輝点が存在する場合には画像が投影されており、ユーザがレーザポインタを使用しない場合には、スクリーン上の画像は暗画像となるようになっている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記光検知手段は、CCDカメラであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、光検知手段は、CCDカメラであり、離れた位置にあるスクリーン上の輝点を検知することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
前記制御部は、前記暗画像動作が行われている時に前記光検知手段により前記輝点が検知されると、投影動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、減光動作又は前記消灯動作が行われている時に光検知手段により輝点が検知されると、投影動作を行うので、レーザポインタが使用されない状態から、再びレーザポインタが使用された場合には、自動的にスクリーン上に画像を投影することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタにおいて、
前記光源は、LEDであり、
前記制御部は、LEDを制御することにより前記暗画像動作を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、光源としてLEDを使用しているので、従来の高圧水銀ランプとは異なり、迅速に点灯及び減光、消灯動作を繰り返し行うことができ、暗画像動作は、LEDの制御により行うことができる。また、減光時には、電圧の範囲を制限なく減光させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタにおいて、
前記投影手段は、前記スクリーン上に投影する画像を生成する投影画像処理部を備えており、
前記制御部は、投影画像処理部を制御することにより前記暗画像動作を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、スクリーン上に投影する画像を生成する投影画像処理部を具備し、投影画像処理部の制御により、暗画像動作を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプロジェクタにおいて、
前記輝点は成分に赤外線又は紫外線を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、輝点の成分に赤外線又は紫外線が含まれており、レーザポインタは、スクリーンから離れた位置から当該成分を含む光をスクリーン上の特定の箇所に指し示すことができる。
請求項7に記載の発明は、プログラムは、プロジェクタに対し、光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影機能と、レーザポインタによりスクリーン上に照射された輝点を検知する光検知機能と、スクリーン上の輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御機能と、を実現させるものである。
請求項7に記載の発明によれば、プログラムであって、
プロジェクタに、
光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影機能と、
レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知機能と、
前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御機能と、を実現させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、
レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段と、を備えるプロジェクタを用いて前記スクリーン上に画像を投影する画像投影方法であって、
前記光検知手段により検知された前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作を行うことを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、画像投影方法は、光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段と、を備えるプロジェクタを用いてスクリーン上に画像を投影し、光検知手段により検知された輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作を行うようになっている。
請求項1に記載の発明によれば、プロジェクタは、ユーザによりレーザポインタが用いられてスクリーン上の画像が説明されている場合などスクリーン上に輝点が存在する場合には、画像が投影されており、ユーザがレーザポインタを使用しない場合、即ち、スクリーン上に輝点が存在しない場合には、暗画像動作を行うようになっている。
したがって、スクリーンの使用状況に応じて自動的に投影動作又は暗画像動作を行うことができ、使用されない場合には、暗画像動作を行うことで省電力な構成にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、スクリーン上の輝点をCCDカメラにより検知することで、スクリーンの使用状況に応じて自動的に暗画像動作を行うことができ、省電力な構成にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、暗画像動作が行われた場合に光検知手段により輝点が検知されると、投影動作を行うので、レーザポインタが使用されない状態から再び使用された場合には、自動的に画像を投影することができる。
したがって、スクリーンの使用状況に応じて自動的に画像を投影することができ、スクリーンの使用状況に応じて暗画像・投影の動作を行うことで、使用勝手のよいプロジェクタを提供することができる。
請求4記載の発明によれば、光源としてLEDを使用しているので、従来の高圧水銀ランプとは異なり、迅速に点灯及び減光、消灯動作を繰り返し行うことができ、暗画像動作は、LEDの制御により行うことができる。また、電圧の範囲を制限なく減光させることができ、減光時のスクリーン上の画像を所望の明るさで投影することができる。
請求項5に記載の発明によれば、スクリーン上に投影する画像を生成する投影画像処理部を具備し、投影画像処理部の制御により暗画像動作を行うことができるので、高圧水銀ランプなど迅速に点灯及び減光、消灯動作を行うことができない光源を適用した場合には、投影画像処理部の制御により投影画面を暗画像にすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、レーザポインタは、スクリーンから離れた位置から当該成分を含む光をスクリーン上の特定の箇所に指し示すことができ、光検知手段は当該成分を検知することで輝点を検知することができる。また、レーザポインタとしての機能を如何なく発揮することができる。
請求項7に記載の発明によれば、このプログラムが適用されたプロジェクタでは、ユーザによりレーザポインタが用いられてスクリーン上の画像が説明されている場合などスクリーン上に輝点が存在する場合には、画像が投影されており、ユーザがレーザポインタを使用しない場合、即ち、スクリーン上に輝点が存在しない場合には、暗画像動作を行うようになっている。
請求項8に記載の発明によれば、この画像投影方法では、ユーザによりレーザポインタが用いられてスクリーン上の画像が説明されている場合などスクリーン上に輝点が存在する場合には、画像が投影されており、ユーザがレーザポインタを使用しない場合、即ち、スクリーン上に輝点が存在しない場合には、暗画像動作を行うようになっている。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図5を参照して説明する。
まず、本発明に係るプロジェクタについて説明する。
本実施の形態におけるプロジェクタ1は、パソコンやビデオカメラなどの外部機器から入力された画像を入力・記憶などした後、離れた位置にあるスクリーンに投影するためのものであり、レーザポインタを具備する。レーザポインタは、プロジェクタ1の使用時に、スクリーンから離れた位置からスクリーン上の画像に対して光を照射するためのものであり、レーザポインタから発せられる光の成分には、赤外線が含まれている。
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ10の外部構成を示すもので、主として筐体前面及び上面を示す。同図に示すように、直方体状の本体ケーシング11の前面の一部、向かって右側に投影レンズ12と撮影レンズ13とが埋設されている。また、本体ケーシング11の前面、左側にはリモコン信号受信部14が配設されている。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子で形成された光像をスクリーン等の対象に投影するためのものであり、この投影レンズ12に合焦位置及びズーム位置(投影画角)を任意に可変できるようになっている。
撮影レンズ13は、上記投影レンズ12により投影表示される画像を撮影する為のものであり、この撮影レンズ13も合焦位置及びズーム位置を可変可能で、特にズーム位置は上記投影レンズ12のズーム位置に連動して制御され、常に投影レンズ12より投影される画像の大きさに対応した撮影範囲となるように制御されるものとする。
リモコン信号受信部14は、プロジェクタ10の図示しないリモートコントローラからのキー操作信号を受信するものである。
また、本体ケーシング11の上面には、スイッチ部15及びスピーカ16が配設されている。
スイッチ部15は、装置の電源のオン/オフ、入力切替、自動合焦、自動台形補正などを指示する各種キースイッチより構成されている。
スピーカ16は入力された音声信号及び動作時のビープ音などを拡声放音する。
また、図示はしないが本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部、及びACアダプタ接続部が配設されている。
入出力コネクタ部は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置との接続の為のUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、S端子、及びRCA端子と、音声入力用のステレオミニ端子等から構成されている。
ACアダプタ接続部は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルが接続されるようになっている。
次に図2により上記プロジェクタ10の制御構成について説明する。
このプロジェクタ10には、PC等外部機器が入出力コネクタ部21を介して接続されており、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号が、入出力インタフェース(I/F)22、システムバスSBを介して画像変換部23で所定のフォーマットの画像信号に統一された後に、投影画像処理部24に送られるようになっている。
投影画像処理部24では、送られてきた画像信号からビデオ信号を生成し、適宜フレームレート例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動で空間的光変調素子(SOM)である例えばマイクロミラー素子25を表示駆動するようになっている。
システムバスSBには、投影光処理部32を介して光源ランプ27としてLEDが接続されている。光源ランプ27は、リフレクタ26に覆われており、光源ランプ27と前述のマイクロミラー素子25との間には、カラーホイール28、インテグレータ29、ミラー30が配設されており、光源ランプ27から出射される光を、カラーホイール28を介して適宜原色に着色し、インテグレータ29、ミラー30を介してマイクロミラー素子25に照射されることで、その反射光で光像が形成され、上記投影レンズ12を介して図示しないスクリーンに投影表示されるようになっている。
光源ランプ27の点灯駆動と、カラーホイール28を回転駆動するモータ31はいずれも投影光処理部32からの供給電圧値に基づいて動作されるようになっている。
また、上記カラーホイール28は、その周端面に近接配置したマーカセンサ33により所定の回転位置が検出されるものであり、その検出信号は投影画像処理部24に入力されるようになっている。
図3は、カラーホイール28の平面構造を示すものであり、R(赤)、G(緑)、B(青)及びW(透明)のそれぞれセグメントと称される各カラーフィルタが各中心角90°に区分して配置されると共に、最外周のリム部28aの所定回転位置、具体的にはW(透明)のセグメントよりのR(赤)のセグメントに対応する端部に円弧状の貫通孔からなるマーカ28bが形成され、図中Aで示す矢印方向に回転するようになっている。
上記マーカセンサ33は、例えば反射型のフォト・インタラプタで構成されており、このカラーホイール28のリム部28aに対向するように近接配置されている。マーカセンサ33は、上記マーカ28b部分でのみ、フォト・インタラプタを構成するLEDで出射した光がリム部28aで反射されず、同受光素子の出力信号のレベルが低下することから、マーカ28bの位置、すなわち上記R(赤)のセグメントの開始位置を検出することができるようになっている。
上記各回路の全ての動作制御を司るのが制御部34である。この制御部34は、CPUと、後述する投影動作、撮影動作の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムを記憶した不揮発性メモリ、及びワークメモリ等により構成されるようになっている。
この制御部34には、また、システムバスSBを介してプロセス回路35及び画像記録部36が接続されるようになっている。
プロセス回路35は、上記撮影レンズ13の撮影光軸後方にあって撮影レンズ13で結像される光像を光電変換する撮像素子としてのCCD38の出力を受け、このCCD38からのアナログ値の画像信号をデジタル化し、画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を実行した上でデジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb、Crを生成し、システムバスSBを介して上記画像変換部23に出力するようになっている。
画像変換部23は、輝度及び色差信号をADCT、ハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮し、得られた画像データを、このプロジェクタ10の記録媒体として装着される画像記録部36に書き込むようになっている。画像記録部36は、例えばフラッシュメモリ等から構成され、撮影により得たデータが記憶されるようになっている。
音声処理部37は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、上記スピーカ16を駆動して拡声放音し、あるいは必要によりビープ音を発生させるようになっている。
なお、上記スイッチ部15における各キー操作信号は直接制御部34に入力されると共に、リモコン信号受信部14からの信号も直接入力されるようになっている。このリモコン信号受信部14は、リモコン信号の受信をコード信号化して制御部34に送出するようになっている。
さらにこの制御部34には、システムバスSBを介して光検知手段40が接続されている。
光検知手段40は、CCD38の近傍に配設されており、撮影レンズ13で結像される光像内に赤外線を成分に含む輝点(以下、単に輝点という)が存在するか否か検知することにより、スクリーン上に存在する輝点を検知することができるようになっている。また、スクリーン上に輝点が存在することが検知すると、その旨信号化して制御部34に送出するようになっている。また、光検知手段40は、一定時間、スクリーン上に輝点が存在しないことを検出すると、制御部にその旨を信号化して送出するようになっている。
制御部34では、一定時間、スクリーン上に輝点が存在しないことを検出した信号を受信すると、暗画像動作を行わせるように光源ランプ27の出力を制御するようになっている。
ここで暗画像動作について説明する。
図4は、スクリーン上に投影される画像であり、図4(a)は、通常の投影(点灯)動作時における投影画像の一例を示したものである。これに対し、暗画像動作では、図4(b)に示すようにスクリーン上に低輝度の画像が表示されたり、あるいは、図4(b)に示す低輝度の画像よりさらに輝度の低い画像として図4(c)に示すような黒色の画像がスクリーン上に表示されるようになっている。なお、暗画像動作では、通常の投影動作により光源ランプ27の出力が減じるように制御されており、図4(c)に示す黒色の画像を表示する際には、光源ランプ27を消灯させるように光源ランプ27の出力を制御することで行うことが可能である。また、図4(c)に示す黒色の画像の表示する際には、徐々に輝度を低下させ、最終的に黒色の画像を表示させる構成とすることが好ましい。
なお、制御部34が一定時間、輝点が存在しないことを検出した信号を受信した際に、図4(b)及び図4(c)に示す画像のどちらに切替える動作を行うかは、予め本体ケーシング11に設けられたスイッチ部15からの入力や、プロジェクタ10のリモートコントローラからのキー操作信号により設定を行ってもよい。
また、制御部34では、暗画像動作時に、光検知手段によりスクリーン上に存在する輝点を検知した旨の信号を受信すると、再び、投影動作を行わせるように光源ランプ27を点灯制御するようになっている。
次に、このプロジェクタ10の作用について図5を参照して説明を行う。
プロジェクタ10に外部装置から入出力コネクタ部21を介して入力される画像信号に基づいて上記マイクロミラー素子25を表示駆動し、光源ランプ27からの光をカラーホイール28を介してマイクロミラー素子に照射させることにより光像を形成し、投影レンズ12より出射させる投影処理を実行する(ステップS1)。すると、投影レンズに対向するスクリーン上に図5(a)に示すような画像が投影される(ステップS2)。
そして、この投影処理を実行しながら、撮影レンズ13で結像される光像をプロセス回路35及び画像変換部を介して画像データを取得し、得られた画像データを画像記録部36に記憶させることで撮影動作を行う(ステップS3)。
このとき、制御部34は、光検知手段40に、撮影レンズ13で結像される光像内にIrの輝点が存在するか否か検知させており(ステップS4)、ユーザがレーザポインタを使用しない場合など、一定時間、スクリーン上に輝点が存在しないことを検出した信号を受信すると(ステップS4;yes)、暗画像動作を行わせるように光源ランプ27を制御する(ステップS5)。そして、スイッチ部15又はリモコン信号受信部14からの入力に基づき、スクリーン上に図5(b)又は図5(c)に示す画像が投影される(ステップS6)。
次いで、暗画像動作中に、スクリーン上に輝点を検知した旨の信号を受信すると(ステップS7;yes)、投影動作を行わせるように光源ランプ27を制御し、再び、スクリーン上に図5(a)に示す画像が表示され、ステップS1以降の動作が繰り返される。
一方、ステップS4で、ユーザによりスクリーン上の画像が説明されている場合など一定時間、輝点が存在しないことを検出した信号を受信していない場合には(ステップS4;no)、そのまま点灯動作(投影動作)を続け、ステップS2以降の動作が繰り返される。
以上により、本実施形態によるプロジェクタ10によれば、スクリーンの使用状況に応じて自動的に暗画像動作を行うことができ、使用されない場合には、自動的に投影されている画像の照明を暗くする又は画像を表示させないことで省電力な構成にすることができる。
また、レーザポインタが使用されない状態から再び使用された場合には、自動的に光源を点灯させて画像を投影することができ、スクリーンの使用状況に応じて減光・消灯・点灯の動作を行うことができるので、使用勝手を向上させることができる。
また、LEDを光源に使用しているので、従来の高圧水銀ランプとは異なり、迅速に点灯及び減光、消灯動作を繰り返し行うことができ、減光動作又は消灯動作は、LEDの制御により行うことができる。また、電圧の範囲を制限なく減光させることができ、減光時のスクリーン上の画像を所望の明るさで投影することができる。
なお、本実施形態においては、スクリーン上に存在する輝点の検出に際し、光検知手段40により撮影レンズ13で結像される光像内に存在する輝点を検知する構成としたが、光検知手段40は、撮影レンズ13で結像される光像内に存在する輝点の移動を検知する構成としてもよい。あるいは、光検知手段40を本体ケーシング11に設け、スクリーン上に存在する赤外線成分を直接検出することでスクリーン上の輝点を検知する構成としてもよいし、スクリーン上に存在する輝点の移動を検知する構成としてもよい。また、輝点を検出する範囲は、スクリーンの範囲に限らず、スクリーン上に投影される画像の範囲(投影範囲)で行ってもよい。
また、本実施形態においては、光源ランプ27を制御することで暗画像動作を行う構成としたが、投影画像処理部24を制御することで、投影画像を低輝度の画像又は黒色の画像とするなど、スクリーン上の表示画像を図4に示すような暗視野の画像に切替えてプロジェクタ10としての画像表示を停止させることが可能な構成であればよい。また、この場合において、再度、光検知手段40によるスクリーン上に存在する輝点を検知した旨の信号を制御部34が受信した場合には、投影画像処理部24による暗画像動作を解除して、再び、投影動作を行わせるように構成させればよい。また、この場合においては、光源ランプ27にLEDを用いる必要はなく、従来適用されてきた高圧水銀ランプなど何れのランプであってもよい。
また、本実施形態においては、レーザポインタから発せられる光の成分には、赤外線が含まれている例について説明を行ったが、当該光の成分には紫外線が含まれている構成であってもよい。この場合には、光検知手段は赤外線の代わりに紫外線を検知する構成とすればよい。
また、本実施形態においては、一例としてプロジェクタ10について説明を行ったが、本発明は、このプロジェクタに前述の機能を実現させる為のプログラムや、このプロジェクタを用いてスクリーン上に画像を投影する画像投影方法も含まれる。
本発明に係る画像表示装置の概略構成を示す図である。 図1のプロジェクタの電子回路の機能構成を示す図である。 図1のプロジェクタのカラーホイールの平面構造を示す図である。 図1のプロジェクタの投影画像を表示した図である。 本発明に係る画像表示装置の動作の流れを示すフロー図である。
符号の説明
10 プロジェクタ
11 本体ケーシング
12 投影レンズ
13 撮影レンズ
14 リモコン信号受信部
15 スイッチ部
16 スピーカ
22 入出力I/F
23 画像変換部
24投影画像処理部
25 SOM
26 リフレクタ
27 光源ランプ
28 カラーホイール
29 インテグレータ
30 ミラー
31 モータ
32 投影光処理部
33 マーカセンサ
34 制御部
35プロセス回路
36 画像記録部
40 光検知手段

Claims (8)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、
    レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段と、
    前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御部とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記光検知手段は、CCDカメラであることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記制御部は、前記暗画像動作が行われている時に前記光検知手段により前記輝点が検知されると、投影動作を行うように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記光源は、LEDであり、
    前記制御部は、LEDを制御することにより前記暗画像動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記投影手段は、前記スクリーン上に投影する画像を生成する投影画像処理部を備えており、
    前記制御部は、投影画像処理部を制御することにより前記暗画像動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記輝点は成分に赤外線又は紫外線を含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. プロジェクタに、
    光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影機能と、
    レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知機能と、
    前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作が行われるように制御する制御機能と、を実現させることを特徴とするプログラム。
  8. 光源から出射された光を光学系を介してスクリーン上に投影する投影手段と、
    レーザポインタにより前記スクリーン上に照射された輝点を検知する光検知手段と、を備えるプロジェクタを用いて前記スクリーン上に画像を投影する画像投影方法であって、
    前記光検知手段により検知された前記輝点が検知されなくなってから一定時間が経過すると、暗画像動作を行うことを特徴とする画像投影方法。
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