JPH11271675A - プロジェクターシステム - Google Patents

プロジェクターシステム

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JPH11271675A
JPH11271675A JP10077446A JP7744698A JPH11271675A JP H11271675 A JPH11271675 A JP H11271675A JP 10077446 A JP10077446 A JP 10077446A JP 7744698 A JP7744698 A JP 7744698A JP H11271675 A JPH11271675 A JP H11271675A
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JP
Japan
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image
projector
pointer
light
screen
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JP10077446A
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English (en)
Inventor
Shoichi Minato
祥一 湊
Hideki Osada
英喜 長田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レーザー光を用いないポインター
で指示を行うプロジェクターシステムを提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明のプロジェクターシステムは、ス
クリーンに画像を投影するプロジェクターと、前記画像
に光を照射することで該画像の一部を指し示すポインタ
ーとから成るプロジェクターシステムにおいて、ポイン
ターから照射される光は赤外線であり、プロジェクター
は赤外線がスクリーンを経てプロジェクターの光学系に
入射したときに該赤外線を検知するCCD29と、画像
における赤外線の照射位置と同じ位置に使用者が指し示
していることを示すポインティング画像を表示する画像
処理部51及びLED駆動制御部52を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーンに映像を
投影するプロジェクターと、前記画像に光を照射するこ
とで該画像の一部を指示又はマーキングするポインター
から成るプロジェクターシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロジェクターは、例えば会議などでの
プレゼンテーションに用いられる。このとき、スクリー
ンに投影された文字やグラフなどをポインターで指し示
すことによって、プロジェクターによる説明をより分か
りやすいものにすることが行われる。従来のポインター
はレーザー光を出射する構成となっており、スクリーン
ではレーザー光を照射したところが光って指示箇所を示
すものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ー光は人の目に入ると有害なので、ポインターからレー
ザー光を出射しているとき、不用意な動作によってレー
ザー光がスクリーンから逸れることがないように、ポイ
ンターの使用には細心の注意が必要であった。また、ポ
インターで指示している箇所はポインターを操作する手
の動きとともに移動するので、一時的な指示しか行うこ
とができなかった。
【0004】本発明は、レーザー光を用いないポインタ
ーで指示を行うプロジェクターシステムを提供すること
を目的とする。本発明の他の目的は、画像にマーキング
することができるプロジェクターシステムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のプロジェクターシステムはスクリーンに
画像を投影するプロジェクターと、前記画像に光を照射
することで該画像の一部を指し示すポインターとから成
るプロジェクターシステムにおいて、ポインターから照
射される光は赤外線であり、プロジェクターは前記赤外
線がスクリーンを経て前記プロジェクターの光学系に入
射したときに該赤外線を検知する赤外線検知手段と、前
記画像における赤外線の照射位置と同じ位置に使用者が
指し示していることを示すポインティング画像を表示す
る手段とを備えたものである。
【0006】また、請求項2のプロジェクターシステム
は、請求項1に記載のプロジェクターシステムにおい
て、ポインティング画像の表示位置は赤外線の照射位置
に応じて移動可能であることを特徴とする。
【0007】上記構成によると、赤外線は不可視光なの
でスクリーンに照射しても見えないが、赤外線の照射位
置を検知してその部分にポインティング画面を表示する
ことで赤外線によるポインティングを可能にしている。
また、ポインターを操作する手の動き、即ち赤外線の照
射位置に応じてポインティング画像が移動可能となる。
【0008】請求項3のプロジェクターシステムはスク
リーンに画像を投影するプロジェクターと、前記画像に
光を照射することで該画像の一部を指し示すポインター
とから成るプロジェクターシステムにおいて、プロジェ
クターは前記光がスクリーンを経てプロジェクターの光
学系に入射したときに該光を検知する光検知手段と、前
記画像における光の照射位置と同じ位置に使用者がマー
キングしたことを示すマーキング画像を表示する手段と
を備えたものである。
【0009】また、請求項4のプロジェクターシステム
は、請求項2に記載のプロジェクターシステムにおい
て、マーキング画像は静止していることを特徴とする。
【0010】上記構成によると、プロジェクターによっ
てポインターで指示した箇所にマーキング画像を表示す
る。該マーキング画像を移動させずに残しておくこと
で、画面上にマークを施した状態になる。
【0011】請求項5のプロジェクターシステムは、請
求項3又は4に記載のプロジェクターシステムにおい
て、マーキングモードを示す信号がポインターからの光
によって搬送されてくることを特徴とする。
【0012】また、請求項6のプロジェクターシステム
は、請求項5に記載のプロジェクターシステムにおい
て、マーキング画像を表示する手段は、光検知手段の出
力からマーキングモードを示す信号を検出することを特
徴とする。故に、ポインターで画面上にマーキング画像
を表示するときと、表示しないときの区別が可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。尚、各図において、同一の構
成、名称のものについては同一の符号を付し、重複説明
は省略する。
【0014】まず、第1実施形態のプロジェクターシス
テムについて説明する。このプロジェクターシステム
は、赤外線を用いてポインティングを行うものである。
図1は赤外線ポインターの概略構成図である。本体1内
には赤外光源2とコリメータレンズ3が設けられてい
る。赤外光源2が図示しない手元操作部(例えば、本体1
条に設けられた操作ボタン)によってONされると、赤
外光源2が発光して出射窓1aより赤外線L1が出射す
る。このとき、赤外線L1はコリメータレンズ3によっ
て平行光となっている。
【0015】図2は、スクリーンと一体になったリアプ
ロジェクション型プロジェクターに上記赤外線ポインタ
ーでポインティングを行っている状態を示した説明図で
ある。4はリア型プロジェクターであり、内部の構成が
図示されている。本体4a内部にはプロジェクター5が
設けられており、本体4a前面にはスクリーン6が設け
られている。プロジェクター5からの光L2(画像光)は
おりまげミラー7より反射されて、後方よりスクリーン
6に投影される。
【0016】次に、プロジェクター5の光学系について
説明する。図3はプロジェクター5の光学系の模式図で
ある。照明光発生手段21から照射される光L2は、ク
ロスプリズム22で赤色(R)、緑色(G)、青色(A)の三
原色光に分解される。直進する光以外はミラー23で偏
光された後、いずれの光もLCDパネル24G,24R,2
4Bでそれぞれ変調され、クロスプリズム25に入射し
て合成される。そして、投影レンズ26よりおりまげミ
ラー7を経て、スクリーン6に投影される。
【0017】一方、図2に示すように、赤外線ポインタ
ー8によってスクリーン6上の点(A)に外部から赤外線
L1が照射されている。この赤外線L1はスクリーン6を
透過し、おりまげミラー7で反射してプロジェクター5
の光学系に入射する。プロジェクター5に入射した赤外
線L1は、図3に示すように、投影レンズ26を透過し
てハーフプリズム27で偏向される。そして、光路長合
わせプリズム28を経てCCD29に入射する。このC
CD29は、赤外波長域にまで検知幅をもっているもの
である。
【0018】図4は、ポインティングのためのポインテ
ィング画像表示手段50のブロック図である。CCD2
9によってプロジェクターの光学系に入射した赤外線L
1が検知されると、画像処理部51ではスクリーン6で
の赤外線の照射位置(A)をLED駆動制御部52に出力
する。LED駆動制御部52ではその位置(A)に、ポイ
ンティング位置であることを表す所定の画像(ポインテ
ィング画像)を表示するように、LEDパネル24を制
御する。
【0019】上記ポインティング画像については、次の
ようにすることができる。即ち、図1においてポインタ
ーのコリメータレンズ3を光軸方向に移動させること
で、スクリーン6上の赤外線L1の投影形状を点から線
まで調節できるようにし、この赤外線L1の投影形状と
同じ形のポインティング画像を表示するとよい。また、
その他の例としては、CCD29から赤外線L1の照射
位置の情報のみを読み出し、矢印など予め記憶されてい
る指示に好適な画像をポインティング画像として表示す
ることもできる。
【0020】図5は上記画像表示手段50におけるポイ
ンティングシーケンスを示すフローチャートである。ス
テップS5でシーケンスがスタートし、ステップS10
ではCCD29で赤外線L1が検知されているか否かを
画像処理部51で判断する。赤外線L1が検知されてい
ないとステップS15へ進み、通常画像表示処理をして
ステップS10へ戻る。一方、赤外線L1が検知されて
いるとステップS20へ進む。
【0021】ステップS20では、スクリーンにおける
赤外線L1の照射位置がCCD29の出力に基づいて画
像処理部51で検出され、LCD駆動制御部52へ出力
される。これに応答して、LCD駆動制御部52はポイ
ンティング画像を加算して表示するようにLCDパネル
24を制御する。そして、ステップS25では通常画像
とともにポインティング画像が投影される。ポインティ
ング画像がスクリーン6へ投影されると再びステップS
10へ戻り、赤外線L1が検知されているかの判断が行
われる。
【0022】このプロジェクターの画像処理部51で
は、ポインティング画像が表示された後に再び赤外線検
知を行い、その照射位置が先と異なればポインティング
画像の表示位置もそれに応じたところになされる。この
とき、先に表示されたポインティング画像は消去され
る。故に、赤外線の照射位置の移動とともにポインティ
ング画像も移動することができる。
【0023】本実施形態のプロジェクターシステムで
は、ポインターにレーザー光でなく赤外線を用いている
ので、たとえ使用者がポインターを他の方向へ向けて、
ポインターからの光が人の目に入っても有害ということ
はない。
【0024】第1実施形態ではリアプロジェクション型
プロジェクターについて説明しているが、本発明はフロ
ントプロジェクション型プロジェクターにも適用でき
る。図6はその実施例を示した概略図である。この場
合、プロジェクター5は部屋10内の天井11に設置さ
れており、壁12のスクリーン6に画像を投影するもの
である。尚、本発明におけるプロジェクター5とスクリ
ーン6の構成は図2及び図6に示したものに限らない。
【0025】次に、本発明に係る第2実施形態について
説明する。尚、第2実施形態のプロジェクターシステム
はスクリーン上の画像にマーキングを施すことができる
ものである。第1実施形態とはマーキングのための画像
表示手段の構成とそのシーケンスが異なるだけで、その
他の構成は同様である。
【0026】図7はマーキングのためのマーキング画像
表示手段150のブロック図である。画像処理部151
では、CCD29で検知された赤外線L1によって搬送
されてくる信号に基づいてポインタモードかマーカモー
ドかを判別し、スクリーンでの赤外線L1の照射位置を
LED駆動制御部152に出力する。
【0027】LED駆動制御部152では、ポインタモ
ードのときはポインティング画像を、マーカモードのと
きはマーキング位置であることを示す所定の画像(マー
キング画像)を前記照射位置に表示するようにLEDパ
ネル24を制御する。該マーキング画像については、記
号やアンダーライン、網掛けなどマーキングに好適な画
像にするとよい。また、赤外線の有するモード決定の信
号は、例えば間欠発光である赤外線の発光間隔をポイン
ティングモードとマーキングモードとで異なるようにす
るとよいが、これに限られるものではない。
【0028】図8は上記画像表示手段150におけるマ
ーキングシーケンスを示すフローチャートである。ステ
ップS105でシーケンスがスタートし、ステップS1
10ではCCD29で赤外線L1が検知されているか否
かを画像処理部151で判断する。赤外線L1が検知さ
れていないとステップS145へ進み、通常画像表示処
理をしてステップS110へ戻る。一方、赤外線L1が
検知されているとステップS115へ進む。
【0029】ステップS115では、画像処理部151
でマーカモードの信号を受信したか否かを判断する。マ
ーカモードでない場合はポインタモードとなり、ステッ
プS120,ステップS125で第1実施形態と同様に
ポインティングが行われ、ステップS145で通常画面
に戻る。
【0030】一方、マーカモードである場合はステップ
S130へ進む。ステップS130では、スクリーンに
おける赤外線L1の照射位置がCCD29の出力に基づ
いて画像処理部151で検出され、LCD駆動制御部5
2へ出力される。これに応答して、LCD駆動制御部5
2はマーキング画像を加算して表示するように、LCD
パネル24を制御する。
【0031】そして、ステップS135では通常画像と
ともにマーキング画像がスクリーン6へ投影され、次の
ステップS140でマーキング画像がリセットされるま
でマーキング画像の表示は続けられる。ステップS14
0では画像処理部51でリセットの命令を受けると、マ
ーキング画像が消去されて通常画面に戻り(ステップS
145)、ステップS110において再びCCD29で
赤外線L1が検知されているかの判断が行われる。
【0032】上述した構成により、本実施形態のプロジ
ェクターシステムでは赤外線によるポインティングだけ
でなく、画像を保持しておくマーキングも行うことがで
き、より便利なプロジェクターシステムとなる。
【0033】本実施形態ではポインターに赤外線を用い
た構成としているが、レーザー光を用いることもでき
る。その場合、プロジェクターの光学系ではレーザー光
が検知可能なCCDを用いればよい。また、図8のマー
キングシーケンスではポインターモード(ステップS1
20,S125)が省略され、ステップS115でマー
カモードでないことが判断されると、ステップS145
に進んで通常画面表示となる。このように、レーザー光
を用いるとポインティングのためのプログラムや画像表
示の必要がなく、プロジェクターの構成が簡単になる。
【0034】次に、上記第2実施形態のプロジェクター
システムにおいて、他の実施例を説明する。このプロジ
ェクターシステムは、スクリーン6の画面が変わっても
マーキング画像とマーキングが施されたところの画像だ
けは変わらずに表示することができるものである。第2
実施形態とは画像保持(メモリ)のための画像表示手段と
そのシーケンスが異なるだけで、他の構成は同様であ
る。
【0035】図9はメモリのためのメモリ画像表示手段
250のブロック図である。画像処理部251でOCR
読み込みの信号が受信されると、OCR253はマーキ
ング画像が施されたところの画像を読み込む。また、画
像処理部251でデータ処理の信号が受信されると、デ
ータ送信部254はOCR253に読み込まれたデータ
を外部に出力する。
【0036】図10は上記メモリ画像表示手段250に
おけるメモリシーケンスのフローチャートである。ステ
ップS205でメモリシーケンスがスタートし、ステッ
プS210ではCCD29で赤外線L1が検知されてい
るか否かを画像処理部251で判断する。赤外線L1が
検知されていないとステップS215へ進み、通常画像
表示処理をしてステップS210へ戻る。一方、赤外線
L1が検知されていると、ステップS220へ進む。
【0037】ステップS220では、画像処理部251
でマーカモードの信号を受信したか否かを判断する。マ
ーカモードでない場合はポインタモードとなり、ステッ
プS225,ステップS230で第1実施形態と同様に
ポインティングが行われる。マーカモードである場合
は、ステップS235,ステップS240で第2実施形
態と同様にマーキングが行われる。
【0038】次のステップS245では、画像処理部2
51でメモリ信号を受信したか否かを判断する。受信さ
れていない場合は、ステップS250において画像処理
部251でのリセット命令の有無が判断され、リセット
されるとマーキング画像が消えて通常画像に戻る(ステ
ップS215)。リセットされなければマーキング画像
は表示されたままとなる。一方、メモリ信号が受信され
ている場合はステップS255へ進み、マーキング画像
とマーキングされたところの画像とがメモリされ、画面
が変わってもその部分の表示だけが残る。
【0039】次のステップS260では、画像処理部2
51でOCR信号を受信したか否かを判断する。受信さ
れていない場合は、ステップS265において画像処理
部251でのリセットの命令の有無が判断され、リセッ
トされるとマーキング画像とマーキングされたところの
画像(メモリ画像)が消えて通常画面に戻る(ステップS
215)。リセットされなければ、メモリ画像は表示さ
れたままとなる。一方、OCR信号が受信されている場
合はステップS270へ進み、OCR253でマーキン
グされた画像を読み込む。
【0040】次のステップS275では、画像処理部2
51でデータ処理信号を受信したか否かを判断する。受
信されていない場合はメモリ画像は表示されたままとな
る。また、データ処理信号が受信されている場合はステ
ップS280へ進み、データ処理が行われた後に通常画
面に戻る(ステップS215)。このデータ処理とはOC
R253で読み込まれた画像(マーキングされたところ
の画像)のデータを処理することであり、具体例につい
ては後述する。
【0041】図11はこのプロジェクターシステムに用
いられるポインターの上面図と、プロジェクターの画像
の模式図である。このポインター30は図中左側方が出
射窓30aとなっており、上面に操作部31〜35が設
けられている。
【0042】上段図(イ)は、ポインター30のポインタ
ボタン31を押圧した状態であり(斜線部)、ポインター
モードの信号を有する赤外線L1が出射される。これに
よって、画像処理部ではポインターモードとなり(図7
中、ステップS220)、画像40にはポインティング画
像41が表示される(図7中、ステップS225,S23
0)。このポインティング画像41は、第1実施形態で
説明したように赤外線L1の照射位置とともに移動す
る。
【0043】中段図(ロ)は、ポインター30のマーカボ
タン32を押圧した状態であり(斜線部)、マーカーモー
ドの信号を有する赤外線L1が照射される。これによっ
て、画像処理部251ではマーカモードとなり(図7中、
ステップS220)、画像40にはマーキング画像42
が表示される(図7中、ステップS235,S240)。こ
のマーキング画像42は、第2実施形態で説明したよう
に赤外線L1の照射位置にかかわらずリセットされるま
で保持される。
【0044】下段図(ハ)は、ポインター30のメモリボ
タン33を押圧した状態であり(斜線部)、画像処理部2
51にメモリ信号が送信される。これによって、画像処
理部251ではメモリ信号を受信し(図7中、ステップS
245)、画像40におけるマーキング画像42とマー
キングされた画像「123ー4567」・43を保持する(図7中、
ステップS255)。このメモリ画像はスクリーン6に
表示されたままとなり、他の画面は変わってもその部分
の表示だけが残される。
【0045】ポインター30には上記操作部31〜33
の他にOCRボタン34と電話ボタン55が設けられて
いる。このOCRボタン34を押圧すると、プロジェク
ターの画像処理部251にOCR信号が送信され、OC
R253によってマーキングされた画像「123ー4567」・4
3が読み込まれる(図7中、ステップS270)。さら
に、電話ボタン35を押圧すると画像処理部251にデ
ータ処理信号が送信され、読み込まれたデータ「123ー456
7」はデータ送信部254によってポインター30に送信
される(図7中、ステップS280)。
【0046】図11(イ)に示すように、ポインター30
にはマイク36とスピーカ37が設けられており、ポイ
ンター30自体が電話機となっている。ポインター30
がデータ「123-4567」を受信すると、自動的にダイヤルさ
れる。例えば、図12はプロジェクター画面のイメージ
図である。上記ポインター30で右下隅に表示している
電話番号44に電話する場合、電話番号44についてマ
ーキング、メモリ、OCR読み込みを行い、電話ボタン
35を押圧するとよい。
【0047】尚、上記実施形態において、ポインター3
0の操作部31〜35の構成、及び操作方法については
これに限られるものではない。特に、ポインター30に
おける赤外線L1の出射停止やリセットの命令の送信
は、上記操作部31〜35の操作のみで行うようにして
もよく、リセットボタンを設けてもよい。また、OCR
253で読み込まれたデータの出力先については電話の
例を示したが、もちろん他の外部装置でもよく、これに
限らない。
【0048】さらに、メモリ信号、OCR信号、及びデ
ータ処理信号については、例えば図8中の各操作部33
〜35を押圧したときに信号を有する赤外線L1が照射
され、ポインティングやマーキングと同様にCCD29
で検知されて画像処理部251に受信されるようにする
とよいが、これに限られるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1と請求項
2のプロジェクターシステムでは、ポインターにレーザ
ー光でなく赤外線を用いていることから、たとえポイン
ターからの光が人の目に入っても有害にはならない。
【0050】また、請求項3と請求項4のプロジェクタ
ーシステムでは、マーキング画像が最初に表示された位
置で保持されることから画面上にマークを施した状態に
なり、より分かりやすい指示を行うことができる。
【0051】また、請求項5と請求項6のプロジェクタ
ーシステムでは、ポインターからの光によってマーキン
グ画像を表示するときと、表示しないときの区別が可能
となる。故に、マーキング画像を表示しないときにはポ
インティング画像を表示することができ、ポインティン
グとマーキングの両機能を有する便利なプロジェクター
システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のポインターの構成概略図。
【図2】第1実施形態のプロジェクター及びポインター
の概略図。
【図3】第1実施形態におけるプロジェクターの光学系
の模式図。
【図4】第1実施形態における画像表示手段のブロック
図。
【図5】ポインティングシーケンスのフローチャート。
【図6】第1実施形態の他の例におけるプロジェクター
及びポインターの概略図。
【図7】第2実施形態における画像表示手段のブロック
図。
【図8】マーキングシーケンスのフローチャート。
【図9】第2実施形態の他の実施例における画像表示手
段のブロック図。
【図10】メモリシーケンスのフローチャート。
【図11】ポインターとポインターの操作による画面表
示の模式図。
【図12】プロジェクター画面のイメージ図。
【符号の説明】
1 ポインター本体 2 赤外光源 3 コリメータレンズ 4 リア型プロジェクター 5 プロジェクター 6 スクリーン 7 おりまげミラー 8 ポインター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンに画像を投影するプロジェク
    ターと、前記画像に光を照射することで該画像の一部を
    指し示すポインターとから成るプロジェクターシステム
    において、 前記ポインターから照射される光は赤外線であり、前記
    プロジェクターは前記赤外線が前記スクリーンを経て前
    記プロジェクターの光学系に入射したときに該赤外線を
    検知する赤外線検知手段と、前記画像における前記赤外
    線の照射位置と同じ位置に使用者が指し示していること
    を示すポインティング画像を表示する手段とを備えたこ
    とを特徴とするプロジェクターシステム。
  2. 【請求項2】 前記ポインティング画像の表示位置は前
    記赤外線の照射位置に応じて移動可能であることを特徴
    とする請求項1に記載のプロジェクターシステム。
  3. 【請求項3】 スクリーンに画像を投影するプロジェク
    ターと、前記画像に光を照射することで該画像の一部を
    指し示すポインターとから成るプロジェクターシステム
    において、 前記プロジェクターは前記光が前記スクリーンを経て前
    記プロジェクターの光学系に入射したときに該光を検知
    する光検知手段と、前記画像における前記光の照射位置
    と同じ位置に使用者がマーキングしたことを示すマーキ
    ング画像を表示する手段とを備えたことを特徴とするプ
    ロジェクターシステム。
  4. 【請求項4】 前記マーキング画像は静止していること
    を特徴とする請求項2に記載のプロジェクターシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 マーキングモードを示す信号が前記ポイ
    ンターからの光によって搬送されてくることを特徴とす
    る請求項3又は4に記載のプロジェクターシステム。
  6. 【請求項6】 前記マーキング画像を表示する手段は、
    前記光検知手段の出力から前記マーキングモードを示す
    信号を検出することを特徴とする請求項5に記載のプロ
    ジェクターシステム。
JP10077446A 1998-03-25 1998-03-25 プロジェクターシステム Pending JPH11271675A (ja)

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