JPH08160539A - 光黒板 - Google Patents
光黒板Info
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- JPH08160539A JPH08160539A JP6330463A JP33046394A JPH08160539A JP H08160539 A JPH08160539 A JP H08160539A JP 6330463 A JP6330463 A JP 6330463A JP 33046394 A JP33046394 A JP 33046394A JP H08160539 A JPH08160539 A JP H08160539A
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- screen
- information
- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大勢の聴講者に対し、文字や映像等の認識が
容易で表示内容の書き込みや消去並びに変更が簡単な使
い易い視聴覚機器を提供すること。 【構成】 スクリ−ンの裏面側から画像を投影する画像
投影手段に、スクリ−ンの表面側に与えた指示操作の入
力により、その入力位置に予め定められた画像表示を与
えるようにした光黒板。スクリーンへの指示操作の入力
に際し、光や圧力を利用するもの。記録された画像を任
意に呼び出すことができるもの。
容易で表示内容の書き込みや消去並びに変更が簡単な使
い易い視聴覚機器を提供すること。 【構成】 スクリ−ンの裏面側から画像を投影する画像
投影手段に、スクリ−ンの表面側に与えた指示操作の入
力により、その入力位置に予め定められた画像表示を与
えるようにした光黒板。スクリーンへの指示操作の入力
に際し、光や圧力を利用するもの。記録された画像を任
意に呼び出すことができるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は視聴覚機器に関するも
のであり、同時に大勢の人が見ることができる文字など
の画像情報を表示するいわゆる光黒板に関するものであ
る。
のであり、同時に大勢の人が見ることができる文字など
の画像情報を表示するいわゆる光黒板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の視聴覚機器のうち、ある者が複数
の特定人に対して講義や講演をする場合に、聴講者の視
覚に直接訴えるために、その者自身が黒板やホワイトボ
−ドに直接文字や図形を書きながら、講義などを進める
ことがある。例えば、研究者が学会で研究結果を発表す
る場合や、何らかの立案者がその内容についてプレゼン
テ−ションをする場合にも、参加者等の視覚に訴えて発
表内容の理解を容易にするために黒板やホワイトボ−ド
に文字やグラフなどを書くことがある。
の特定人に対して講義や講演をする場合に、聴講者の視
覚に直接訴えるために、その者自身が黒板やホワイトボ
−ドに直接文字や図形を書きながら、講義などを進める
ことがある。例えば、研究者が学会で研究結果を発表す
る場合や、何らかの立案者がその内容についてプレゼン
テ−ションをする場合にも、参加者等の視覚に訴えて発
表内容の理解を容易にするために黒板やホワイトボ−ド
に文字やグラフなどを書くことがある。
【0003】この他の視聴覚機器として、例えば透明板
上に描かれた文字やグラフなどを光を利用してスクリー
ンに拡大投影するオ−バ−ヘッドプロジェクタ−(OH
P)や、テレビジョン(TV)カメラ(の撮像画像)や
ビデオ情報などを映し出す大型TVやビデオプロジェク
ターなどが知られている。
上に描かれた文字やグラフなどを光を利用してスクリー
ンに拡大投影するオ−バ−ヘッドプロジェクタ−(OH
P)や、テレビジョン(TV)カメラ(の撮像画像)や
ビデオ情報などを映し出す大型TVやビデオプロジェク
ターなどが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、黒板やホワイ
トボ−ドに直接図形を書く場合、例えば、正確な図形を
要するときには、かなりの時間が必要であり、無駄な時
間が費やされている。
トボ−ドに直接図形を書く場合、例えば、正確な図形を
要するときには、かなりの時間が必要であり、無駄な時
間が費やされている。
【0005】また、一旦書いた文字などをきれいに消す
にも時間がかかり、講義などを円滑に進行させることが
できない場合がある。一方、ホワイトボ−ドに書いた文
字などは、誤って説明者の手や洋服が文字などに触れた
場合でも容易に消えてしまうので、洋服や手が汚れ易
く、表示した文字などが見ずらくなるという問題があ
る。さらに、チョ−クを使うと、黒板との接触音として
不快な音が出ることがあり、黒板消で消すと、チョ−ク
の粉で周囲の空気や床を汚してしまうことがある。
にも時間がかかり、講義などを円滑に進行させることが
できない場合がある。一方、ホワイトボ−ドに書いた文
字などは、誤って説明者の手や洋服が文字などに触れた
場合でも容易に消えてしまうので、洋服や手が汚れ易
く、表示した文字などが見ずらくなるという問題があ
る。さらに、チョ−クを使うと、黒板との接触音として
不快な音が出ることがあり、黒板消で消すと、チョ−ク
の粉で周囲の空気や床を汚してしまうことがある。
【0006】次に、説明者がより多くの色を使って説明
したいと希望する場合があるが、黒板に書くチョ−クや
ホワイトボ−ドに書くときに使うフェルトペンなどを数
多く準備し、かつ使いこなすためには、かなりの労力が
必要になる。加えて、チョ−クやフェルトペンは、色の
種類や線の太さも限られており、多種類の色や極太もし
くは極細の線は書きづらいという問題もある。
したいと希望する場合があるが、黒板に書くチョ−クや
ホワイトボ−ドに書くときに使うフェルトペンなどを数
多く準備し、かつ使いこなすためには、かなりの労力が
必要になる。加えて、チョ−クやフェルトペンは、色の
種類や線の太さも限られており、多種類の色や極太もし
くは極細の線は書きづらいという問題もある。
【0007】また、黒板やホワイトボ−ドは、ボ−ドな
どからの反射光によりその内容を把握するものであるの
で、見る方向によってはボ−ドなどでの照明光などの反
射光に表示内容がつぶされて、聴講者はその部分に書い
た文字などを見ることができない場合がある。
どからの反射光によりその内容を把握するものであるの
で、見る方向によってはボ−ドなどでの照明光などの反
射光に表示内容がつぶされて、聴講者はその部分に書い
た文字などを見ることができない場合がある。
【0008】特に、直接記載できない画像などは、写真
などでプリントしたものを準備しなければならず、この
ようなプリントも光を反射させ易いので、照明や角度な
どによって見づらくなる場合が多い。
などでプリントしたものを準備しなければならず、この
ようなプリントも光を反射させ易いので、照明や角度な
どによって見づらくなる場合が多い。
【0009】ところで、OHPは大きな投影スクリ−ン
を用いて投射倍率を大きくすれば、大きな投影像が得ら
れるので、広い会場での使用に適しているが、使用する
際には、周辺(会場)を暗くしなければならない。この
ため、講義などの途中でOHPを使用する場合には、暗
くするために講義などを中断せざるを得ず、場合によっ
ては暗くするための他の人手が必要となる場合もある。
また、会場によっては暗幕などがないために暗くならな
い場合があり、使用可能な会場に制限がある。
を用いて投射倍率を大きくすれば、大きな投影像が得ら
れるので、広い会場での使用に適しているが、使用する
際には、周辺(会場)を暗くしなければならない。この
ため、講義などの途中でOHPを使用する場合には、暗
くするために講義などを中断せざるを得ず、場合によっ
ては暗くするための他の人手が必要となる場合もある。
また、会場によっては暗幕などがないために暗くならな
い場合があり、使用可能な会場に制限がある。
【0010】一方、OHPを使用するために会場を暗く
すると、その間は聴講者の手元も暗くなってしまうの
で、聴講者はメモをとったり資料や本を見たりすること
ができず、投射内容と手元の資料などとを見比べること
もできない。さらに、OHPは聴講者側から投射するの
で、説明者が投射範囲に入ると、その部分がスクリ−ン
には投射されない。
すると、その間は聴講者の手元も暗くなってしまうの
で、聴講者はメモをとったり資料や本を見たりすること
ができず、投射内容と手元の資料などとを見比べること
もできない。さらに、OHPは聴講者側から投射するの
で、説明者が投射範囲に入ると、その部分がスクリ−ン
には投射されない。
【0011】加えて、投影表示内容は予め透明板などに
記載されたもののみであり、その内容の変更などは、透
明板自体を変更する必要がある。このため、多種類の透
明板を準備し交換する必要があるので、作業が煩雑とな
り、部分的な変更などが難しい。
記載されたもののみであり、その内容の変更などは、透
明板自体を変更する必要がある。このため、多種類の透
明板を準備し交換する必要があるので、作業が煩雑とな
り、部分的な変更などが難しい。
【0012】また、OHPのスクリ−ンやTVの画面な
どには、映像情報などが表示できるという利点はある
が、発表者が直接文字などを書くことができず、文字な
どを書く場合には別途黒板やホワイトボ−ドが必要とな
る。このため、ステ−ジにはそれ相応の大きさが必要と
なり、そのためのコストもかかる。
どには、映像情報などが表示できるという利点はある
が、発表者が直接文字などを書くことができず、文字な
どを書く場合には別途黒板やホワイトボ−ドが必要とな
る。このため、ステ−ジにはそれ相応の大きさが必要と
なり、そのためのコストもかかる。
【0013】一方、コンピュ−タ−の端末画面をスクリ
ーン上に投影することで、映像や文字などを同時に表示
し、あるいはこれらの変更や消去なども容易に行うこと
ができる。この場合には、コンピュ−タ−のキ−ボ−
ド、マウスその他特殊ペンにより、入力内容や予め記憶
装置に保存してある内容を呼び出してスクリーンに表示
することができる。しかし、説明者がスクリーンの前で
画像などを説明しながら、直接これらの操作を行うこと
は困難である。仮に、オペレ−タが別にいる場合でも、
予め説明者との打ち合わせが必要となり、一般に講義な
どを円滑に進行させるのは容易ではない。
ーン上に投影することで、映像や文字などを同時に表示
し、あるいはこれらの変更や消去なども容易に行うこと
ができる。この場合には、コンピュ−タ−のキ−ボ−
ド、マウスその他特殊ペンにより、入力内容や予め記憶
装置に保存してある内容を呼び出してスクリーンに表示
することができる。しかし、説明者がスクリーンの前で
画像などを説明しながら、直接これらの操作を行うこと
は困難である。仮に、オペレ−タが別にいる場合でも、
予め説明者との打ち合わせが必要となり、一般に講義な
どを円滑に進行させるのは容易ではない。
【0014】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、聴講者の文字や映像などからなる画
像の認識が容易であり、しかも表示内容の書込みや消去
並びに変更が容易で使い易い視聴覚機器として、いわゆ
る光黒板を提供することを目的とするものである。
されたものであり、聴講者の文字や映像などからなる画
像の認識が容易であり、しかも表示内容の書込みや消去
並びに変更が容易で使い易い視聴覚機器として、いわゆ
る光黒板を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明では、スクリ−ンの裏面側
から映像信号による画像を投影する画像投影手段と、前
記スクリ−ンの表面側に与えられる指示操作の入力をそ
の入力位置とともに検出する検出手段と、前記検出手段
による検出信号に基づいて前記指示操作の入力位置に予
め定められた画像表示を与えるように前記画像投影手段
に描画情報を与える描画制御手段とを備える光黒板を提
供する。
め、請求項1に記載した発明では、スクリ−ンの裏面側
から映像信号による画像を投影する画像投影手段と、前
記スクリ−ンの表面側に与えられる指示操作の入力をそ
の入力位置とともに検出する検出手段と、前記検出手段
による検出信号に基づいて前記指示操作の入力位置に予
め定められた画像表示を与えるように前記画像投影手段
に描画情報を与える描画制御手段とを備える光黒板を提
供する。
【0016】請求項2に記載された発明では、請求項1
に記載の光黒板であって、前記検出手段が、前記指示操
作としてスクリ−ン前面側に与えられる光スポットをス
クリ−ン裏面側で検出する受光手段を含むことを特徴と
する。
に記載の光黒板であって、前記検出手段が、前記指示操
作としてスクリ−ン前面側に与えられる光スポットをス
クリ−ン裏面側で検出する受光手段を含むことを特徴と
する。
【0017】請求項3に記載された発明では、請求項1
または2に記載の光黒板において、前記指示操作をスク
リ−ンの表面側に与える指示手段をさらに備えるもので
ある。
または2に記載の光黒板において、前記指示操作をスク
リ−ンの表面側に与える指示手段をさらに備えるもので
ある。
【0018】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載の光黒板において、前記指示手段が描画制御指令信
号を出力する指令発信手段を含むものであり、前記描画
制御手段が前記指示手段から受信した描画制御指令信号
の内容に応じて描画情報の表示、変更、消去などの描画
制御を行うものであることを特徴とする。
記載の光黒板において、前記指示手段が描画制御指令信
号を出力する指令発信手段を含むものであり、前記描画
制御手段が前記指示手段から受信した描画制御指令信号
の内容に応じて描画情報の表示、変更、消去などの描画
制御を行うものであることを特徴とする。
【0019】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載の光黒板において、予め定められた画像表示パタ−
ンの画像情報を記憶する画像情報記憶手段をさらに備
え、前記描画制御手段が、前記指示手段から受信した描
画指令信号の内容に応じて前記画像記憶手段から予め定
められた画像表示パタ−ンの画像情報を選択して描画情
報として前記画像投影手段に与えるものである。
記載の光黒板において、予め定められた画像表示パタ−
ンの画像情報を記憶する画像情報記憶手段をさらに備
え、前記描画制御手段が、前記指示手段から受信した描
画指令信号の内容に応じて前記画像記憶手段から予め定
められた画像表示パタ−ンの画像情報を選択して描画情
報として前記画像投影手段に与えるものである。
【0020】請求項6に記載された発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載の光黒板において、記録媒体または
外部プログラムソ−スからの映像信号を画像投影手段に
与える映像信号再生手段をさらに備え、前記画像投影手
段が、前記映像信号再生手段から出力される映像信号に
よる画像と前記描画制御手段による画像とを重ねてスク
リ−ンに投影するものであることを特徴とする。
5のいずれかに記載の光黒板において、記録媒体または
外部プログラムソ−スからの映像信号を画像投影手段に
与える映像信号再生手段をさらに備え、前記画像投影手
段が、前記映像信号再生手段から出力される映像信号に
よる画像と前記描画制御手段による画像とを重ねてスク
リ−ンに投影するものであることを特徴とする。
【0021】請求項7に記載された発明では、請求項1
〜6のいずれかに記載の光黒板において、描画情報によ
る画像を含むスクリ−ン投影画像に対応した投影映像信
号を記録媒体に記録する映像信号記録手段をさらに備え
ていることを特徴とする。
〜6のいずれかに記載の光黒板において、描画情報によ
る画像を含むスクリ−ン投影画像に対応した投影映像信
号を記録媒体に記録する映像信号記録手段をさらに備え
ていることを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明は上記の構成となっているため、以下の
作用を有する。まず、本願の光黒板は、いわゆるリア型
プロジェクタを応用するものであり、これにより文字や
映像などの画像を表示するとともに、スクリ−ン表面か
らの指示により表示画像の入力や変更、消去などを行う
ことで、従来の黒板などと同様な文字表示を行うほか、
映像などの画像なども自由の表示できる視聴覚機器であ
る。
作用を有する。まず、本願の光黒板は、いわゆるリア型
プロジェクタを応用するものであり、これにより文字や
映像などの画像を表示するとともに、スクリ−ン表面か
らの指示により表示画像の入力や変更、消去などを行う
ことで、従来の黒板などと同様な文字表示を行うほか、
映像などの画像なども自由の表示できる視聴覚機器であ
る。
【0023】請求項1に記載された発明では、概説する
と、スクリーンの裏面側から画像を投影する画像投影手
段と、スクリーンの表面側からの指示操作の入力を検出
する検出手段と、この入力の指示に従う所定の画像を画
像投影手段から投影させる描画制御手段とを備えてい
る。
と、スクリーンの裏面側から画像を投影する画像投影手
段と、スクリーンの表面側からの指示操作の入力を検出
する検出手段と、この入力の指示に従う所定の画像を画
像投影手段から投影させる描画制御手段とを備えてい
る。
【0024】画像投影手段に用いられるスクリーンは、
少なくとも裏面側からの投影像が結像されて表面側から
画像が認識できる構成のものであれば良い。このような
スクリーンは、例えば、周知のリア型プロジェクタに用
いられるスクリ−ンと同様なものを用いることも可能で
ある。すなわち、一般のリア型プロジェクタのスクリ−
ンは半透明(またはすりガラス状)の透光性を有する薄
膜である。
少なくとも裏面側からの投影像が結像されて表面側から
画像が認識できる構成のものであれば良い。このような
スクリーンは、例えば、周知のリア型プロジェクタに用
いられるスクリ−ンと同様なものを用いることも可能で
ある。すなわち、一般のリア型プロジェクタのスクリ−
ンは半透明(またはすりガラス状)の透光性を有する薄
膜である。
【0025】このようなスクリ−ンの表面(または裏
面)からの光は、その光がスクリ−ンに当たる部分を発
光させて、反対側に一部の光が透過する。スクリ−ンは
通常白濁色になっており、スクリ−ンに当たる光の色で
発光する。このため、スクリ−ンの裏面側から画像投影
手段により画像が投影されると、表面側にいる人はその
投射画像を見ることができる。
面)からの光は、その光がスクリ−ンに当たる部分を発
光させて、反対側に一部の光が透過する。スクリ−ンは
通常白濁色になっており、スクリ−ンに当たる光の色で
発光する。このため、スクリ−ンの裏面側から画像投影
手段により画像が投影されると、表面側にいる人はその
投射画像を見ることができる。
【0026】本発明の画像投影手段のスクリーンは、裏
面側からの投影像が表面側から認識できる構成であれ
ば、上記の周知のものに限定されるものではなく、後に
述べる検出手段の構成などを考慮して最適なものを決定
すれば良い。
面側からの投影像が表面側から認識できる構成であれ
ば、上記の周知のものに限定されるものではなく、後に
述べる検出手段の構成などを考慮して最適なものを決定
すれば良い。
【0027】スクリーンに投影される画像は、従来の写
真などの映像やビデオ映像などに加え、文字や図形、グ
ラフなども含まれる。いずれにしても、画像投影系の構
成により信号処理や投影系の構成は適時選択される。
真などの映像やビデオ映像などに加え、文字や図形、グ
ラフなども含まれる。いずれにしても、画像投影系の構
成により信号処理や投影系の構成は適時選択される。
【0028】すなわち、本発明の画像投影手段は、少な
くとも所定の映像信号処理回路などにより、入力される
画像信号に基づいて定められた所定の画像が投影される
構成であればよく、特に限定されるものではない。
くとも所定の映像信号処理回路などにより、入力される
画像信号に基づいて定められた所定の画像が投影される
構成であればよく、特に限定されるものではない。
【0029】このような、画像投影系自体も周知のプロ
ジェクタのものを応用することが可能である。例えば、
透過型(または反射型)の液晶を応用したプロジェクタ
では、画像情報表示面にライトバルブなどの液晶を用
い、液晶の光学特性を利用してライトバルブ面に形成さ
れた画像情報を、所定の光束により投影することでスク
リーン上に画像が形成される。この場合には、ライトバ
ルブの液晶自体を制御する制御系に所定の画像に基づく
画像信号を入力することで、ライトバルブを制御して画
像情報を液晶面に表示させるものとなっている。
ジェクタのものを応用することが可能である。例えば、
透過型(または反射型)の液晶を応用したプロジェクタ
では、画像情報表示面にライトバルブなどの液晶を用
い、液晶の光学特性を利用してライトバルブ面に形成さ
れた画像情報を、所定の光束により投影することでスク
リーン上に画像が形成される。この場合には、ライトバ
ルブの液晶自体を制御する制御系に所定の画像に基づく
画像信号を入力することで、ライトバルブを制御して画
像情報を液晶面に表示させるものとなっている。
【0030】いずれの構成であっても、いわゆる周知の
リア型プロジェクタと同様に、比較的明るい室内におい
ても大きな文字や映像などの画像を表示することがで
き、しかも見る角度にかかわらずに、鮮明な画像を認識
することができるという利点がある。
リア型プロジェクタと同様に、比較的明るい室内におい
ても大きな文字や映像などの画像を表示することがで
き、しかも見る角度にかかわらずに、鮮明な画像を認識
することができるという利点がある。
【0031】次に、本発明の検出手段は、少なくともス
クリーンの表面に与えられた指示操作の入力を検出する
ものである。これは、本発明の光黒板としての使用方法
を考慮するものであり、スクリーンの表面側に位置する
操作者が、スクリーン上に指示操作を加えることで、所
定の画像が表示されることを目的とする。
クリーンの表面に与えられた指示操作の入力を検出する
ものである。これは、本発明の光黒板としての使用方法
を考慮するものであり、スクリーンの表面側に位置する
操作者が、スクリーン上に指示操作を加えることで、所
定の画像が表示されることを目的とする。
【0032】さらに、その指示操作の入力位置を検出す
ることで、表示画像の位置を指定することができる。す
なわち、画像自体をスクリーンに表示し、あるいは変
更、消去するのみであれば、従来のプロジェクタと同様
に、画像投影手段に対する指示のみで十分であるが、使
用者が任意の場所に任意の画像を表示させるためには、
スクリーン上に直接指示することが最も簡単かつ迅速な
手段である。このため、検出手段では、指示操作の入力
位置を検出する構成となっている。
ることで、表示画像の位置を指定することができる。す
なわち、画像自体をスクリーンに表示し、あるいは変
更、消去するのみであれば、従来のプロジェクタと同様
に、画像投影手段に対する指示のみで十分であるが、使
用者が任意の場所に任意の画像を表示させるためには、
スクリーン上に直接指示することが最も簡単かつ迅速な
手段である。このため、検出手段では、指示操作の入力
位置を検出する構成となっている。
【0033】すなわち、本発明の検出手段は、使用者が
スクリ−ンの表面側から所定の指示操作をした場合に、
指示操作の入力及びスクリ−ン上の入力位置を検出す
る。このような指示操作手段には、例えばスクリ−ン上
を発光させる場合及びスクリ−ン上を加圧する場合など
が考えられ、検出手段はこれらの発光、もしくは加圧の
位置などを検出するものであれば良い。
スクリ−ンの表面側から所定の指示操作をした場合に、
指示操作の入力及びスクリ−ン上の入力位置を検出す
る。このような指示操作手段には、例えばスクリ−ン上
を発光させる場合及びスクリ−ン上を加圧する場合など
が考えられ、検出手段はこれらの発光、もしくは加圧の
位置などを検出するものであれば良い。
【0034】発光位置などを検出するには、スクリーン
上の発光状態並びにその位置などを検出する発光検知手
段を設け、加圧位置などを検出するには、スクリーン上
の加圧状態、並びに位置を検出する感圧検知手段を設け
れば良い。
上の発光状態並びにその位置などを検出する発光検知手
段を設け、加圧位置などを検出するには、スクリーン上
の加圧状態、並びに位置を検出する感圧検知手段を設け
れば良い。
【0035】そして、指示情報としては、光の場合を例
にとると、強度、波長、パルス、変調などを変化させる
ことで、情報内容を変更(表示画像の内容、大きさ、
色、もしくはこれらの変更や消去など)させることがで
きる。
にとると、強度、波長、パルス、変調などを変化させる
ことで、情報内容を変更(表示画像の内容、大きさ、
色、もしくはこれらの変更や消去など)させることがで
きる。
【0036】検出手段により検出された指示操作の入力
(情報)とその位置情報は、検出信号として描画制御手
段へ送られて、ここで、入力(情報)に応じた画像が選
択(または変換)されて画像情報が形成されるととも
に、表示位置情報と合わせて描画情報を作成する。
(情報)とその位置情報は、検出信号として描画制御手
段へ送られて、ここで、入力(情報)に応じた画像が選
択(または変換)されて画像情報が形成されるととも
に、表示位置情報と合わせて描画情報を作成する。
【0037】すなわち、描画情報には、指示操作の入力
に従う画像情報(像の種別や大きさなど)とそれを表示
する位置情報とが含まれており、指示操作の入力位置に
応じた所定の画像がスクリーン上に投影されるように、
画像投影手段を制御作動させる。言い換えると、画像投
影手段は、この描画情報に従う画像をスクリーン上の所
定の位置に投影させて形成する。
に従う画像情報(像の種別や大きさなど)とそれを表示
する位置情報とが含まれており、指示操作の入力位置に
応じた所定の画像がスクリーン上に投影されるように、
画像投影手段を制御作動させる。言い換えると、画像投
影手段は、この描画情報に従う画像をスクリーン上の所
定の位置に投影させて形成する。
【0038】ここで投影される画像には、前述したよう
に、文字や図形、映像などが含まれるものであるが、指
示操作の入力位置を移動させながら、その軌跡を画像と
して表示することも可能である。この軌跡(入力の移動
位置)を画像表示すれば、従来の黒板などと同様に任意
の線などが表示され、使用者が文字の形状に入力位置を
移動させれば、この移動軌跡による文字の画像がスクリ
ーン上に形成される。
に、文字や図形、映像などが含まれるものであるが、指
示操作の入力位置を移動させながら、その軌跡を画像と
して表示することも可能である。この軌跡(入力の移動
位置)を画像表示すれば、従来の黒板などと同様に任意
の線などが表示され、使用者が文字の形状に入力位置を
移動させれば、この移動軌跡による文字の画像がスクリ
ーン上に形成される。
【0039】また、指示操作による入力は、検出手段に
より検出信号に変換され、描画制御手段による信号処理
がなされるので、描画情報に対する信号処理(変換)な
ども比較的容易に行うことができる。このため、投影画
像の拡大、縮小、変形などの大きさ変更や、任意の彩色
もしくは色変更なども描画情報の信号処理により容易に
行うことができる。そして、これらの変換情報も指示操
作による入力(同時でも別個でも良い)により行うこと
も可能である。
より検出信号に変換され、描画制御手段による信号処理
がなされるので、描画情報に対する信号処理(変換)な
ども比較的容易に行うことができる。このため、投影画
像の拡大、縮小、変形などの大きさ変更や、任意の彩色
もしくは色変更なども描画情報の信号処理により容易に
行うことができる。そして、これらの変換情報も指示操
作による入力(同時でも別個でも良い)により行うこと
も可能である。
【0040】なお、画像投影手段では描画情報に基づい
て映像信号を作成し、スクリ−ンの裏面側からスクリ−
ンに映像信号に従う画像を投影するが、線や文字などを
投影する際には、投影する部分を抜いて明るく表示する
場合と、それを反転して表示する場合とがあるが、いず
れでも良く、その色彩も任意に決定することができる。
て映像信号を作成し、スクリ−ンの裏面側からスクリ−
ンに映像信号に従う画像を投影するが、線や文字などを
投影する際には、投影する部分を抜いて明るく表示する
場合と、それを反転して表示する場合とがあるが、いず
れでも良く、その色彩も任意に決定することができる。
【0041】さらに、映像を表示する場合には、予め表
示すべき映像の画像情報を記憶手段などに記憶させてお
けば、指示操作の入力に応じて、希望する画像を選択
し、希望する位置に、希望する大きさの画像を表示させ
ることが可能である。
示すべき映像の画像情報を記憶手段などに記憶させてお
けば、指示操作の入力に応じて、希望する画像を選択
し、希望する位置に、希望する大きさの画像を表示させ
ることが可能である。
【0042】次に、請求項2に記載された発明では、前
記検出手段がスクリーンの表面側に与えられた光スポッ
トをスクリーンの裏面側で検出する受光手段を含むもの
である。この光スポットは、指示操作として与えられる
光を検出するものであり、このような光スポットが選択
的に検出できるものであれば、受光手段の構成は特に限
定されるものではない。
記検出手段がスクリーンの表面側に与えられた光スポッ
トをスクリーンの裏面側で検出する受光手段を含むもの
である。この光スポットは、指示操作として与えられる
光を検出するものであり、このような光スポットが選択
的に検出できるものであれば、受光手段の構成は特に限
定されるものではない。
【0043】一例を示すと、受光手段は、スクリ−ンの
裏面側に配置された検出光学系と、この検出光学系にお
けるスクリ−ンと共役な位置に配置された撮像部材とか
らなるものとすれば、撮像部材の検出面上にスクリーン
上の画像が再現されるので、この再現画像上での光スポ
ットを検出することができる構成とすれば良い。
裏面側に配置された検出光学系と、この検出光学系にお
けるスクリ−ンと共役な位置に配置された撮像部材とか
らなるものとすれば、撮像部材の検出面上にスクリーン
上の画像が再現されるので、この再現画像上での光スポ
ットを検出することができる構成とすれば良い。
【0044】ここで、検出手段は、光スポットと他の光
(室内光や画像の反射光等)とを識別して、光スポット
のみを検出することができる構成とすることが好まし
い。このためには、指示操作の光として他の光に影響さ
れないものを利用する必要がある。例えば、太陽の光や
照明により室内が明るい場合であっても、スクリーン上
に形成される光スポットの光量が大きければ、スクリー
ンを透過する通常レベルの光束を検出手段側でノイズと
して排除することで、光スポットのみが検出することが
できる。
(室内光や画像の反射光等)とを識別して、光スポット
のみを検出することができる構成とすることが好まし
い。このためには、指示操作の光として他の光に影響さ
れないものを利用する必要がある。例えば、太陽の光や
照明により室内が明るい場合であっても、スクリーン上
に形成される光スポットの光量が大きければ、スクリー
ンを透過する通常レベルの光束を検出手段側でノイズと
して排除することで、光スポットのみが検出することが
できる。
【0045】また、指示操作の光の波長や変調などを特
定のものに限定すれば、他の光と識別して検出すること
も容易である。一例を示すと、指示の光入力を赤外線を
用いて行えば、光スポットにおける赤外強度がスクリー
ンへ入射する一般赤外光より強くなるので、一般赤外光
と区別して、光スポットのみを的確に検出することがで
きる。
定のものに限定すれば、他の光と識別して検出すること
も容易である。一例を示すと、指示の光入力を赤外線を
用いて行えば、光スポットにおける赤外強度がスクリー
ンへ入射する一般赤外光より強くなるので、一般赤外光
と区別して、光スポットのみを的確に検出することがで
きる。
【0046】検出手段の受光手段の具体的な構成として
は、フォトセンサを用いる場合が考えられる。上記のよ
うに、スクリ−ンの裏側で、スクリ−ン上の発光(光ス
ポット)を検出することができるような構成の光学系を
設け、スクリ−ン上の発光点を受光することで、光スポ
ットの検出が可能である。さらに、エリアセンサーなど
を用いれば、スクリーン上の位置とともにこの光スポッ
トを検出することができる。
は、フォトセンサを用いる場合が考えられる。上記のよ
うに、スクリ−ンの裏側で、スクリ−ン上の発光(光ス
ポット)を検出することができるような構成の光学系を
設け、スクリ−ン上の発光点を受光することで、光スポ
ットの検出が可能である。さらに、エリアセンサーなど
を用いれば、スクリーン上の位置とともにこの光スポッ
トを検出することができる。
【0047】このような指示操作のためにスクリ−ン上
を発光させる(光スポットを形成する)場合は、スポッ
ト光を用いると良い。すなわち、スポット光の発生手段
を設け、この発光手段からのスポット光をスクリーン上
の任意の位置に照射することで、スクリーン上に指示操
作のための光スポットが形成される。そして、受光手段
によりスクリーン上の光スポットを検出する構成とすれ
ば良い。
を発光させる(光スポットを形成する)場合は、スポッ
ト光を用いると良い。すなわち、スポット光の発生手段
を設け、この発光手段からのスポット光をスクリーン上
の任意の位置に照射することで、スクリーン上に指示操
作のための光スポットが形成される。そして、受光手段
によりスクリーン上の光スポットを検出する構成とすれ
ば良い。
【0048】ここで、すりガラス状のスクリ−ンの表面
(光スポットが照射される一部)を光らせるには、スク
リ−ンへの入射角は実際上あまり問題とならない。すな
わち、斜め方向からスクリ−ン表面にスポット光が入力
された場合でも、スクリ−ンでは散乱光が生じ、スポッ
ト光が透過(または反射)する際にスクリ−ン表面の照
射部分を明るく光らせる。これを検出手段で検出するこ
とにより、スポット光のスクリ−ンへの入射角に影響さ
れずに検出し、指示操作を入力することができる。
(光スポットが照射される一部)を光らせるには、スク
リ−ンへの入射角は実際上あまり問題とならない。すな
わち、斜め方向からスクリ−ン表面にスポット光が入力
された場合でも、スクリ−ンでは散乱光が生じ、スポッ
ト光が透過(または反射)する際にスクリ−ン表面の照
射部分を明るく光らせる。これを検出手段で検出するこ
とにより、スポット光のスクリ−ンへの入射角に影響さ
れずに検出し、指示操作を入力することができる。
【0049】また、これらとは別に、スクリーン上の表
面側からの圧力を検知する構成の場合には、圧力を感知
する感圧手段が検出手段となる。この場合には、例え
ば、スクリ−ン上に画像表示に問題のない無色透明なタ
ッチセンサ−を貼り付けて、スクリ−ン上に加わる圧力
点を検出する構成などが考えられる。
面側からの圧力を検知する構成の場合には、圧力を感知
する感圧手段が検出手段となる。この場合には、例え
ば、スクリ−ン上に画像表示に問題のない無色透明なタ
ッチセンサ−を貼り付けて、スクリ−ン上に加わる圧力
点を検出する構成などが考えられる。
【0050】次に、検出手段により指示操作の入力位置
を検知する場合には、例えば、スクリ−ン上の座標値を
利用する場合のほか、スクリ−ン上の分割領域を表すア
ドレスを利用する場合などが考えられる。いずれの場合
であっても、スクリーン上の指示操作の入力位置が、少
なくとも概略で検知できる構成であれば良く、表示画像
の種別などにより適時選択すれば良い。
を検知する場合には、例えば、スクリ−ン上の座標値を
利用する場合のほか、スクリ−ン上の分割領域を表すア
ドレスを利用する場合などが考えられる。いずれの場合
であっても、スクリーン上の指示操作の入力位置が、少
なくとも概略で検知できる構成であれば良く、表示画像
の種別などにより適時選択すれば良い。
【0051】例えば、写真などの映像を表示する場合に
は、その表示画像の中心位置、もしくは領域の周縁部、
あるいは予め定められたいずれかのエリアの指定などを
判別することができるものであれば、検出手段として利
用できる。また、黒板方式と同様に、入力位置の軌跡に
よる画像表示を行う場合には、正確な軌跡を再現するに
は細かな座標判別を行う必要があるが、軌跡中の平均位
置分散などからアウトラインを表示する場合には、軌跡
中の何点かのポイントを判別することができれば良い。
は、その表示画像の中心位置、もしくは領域の周縁部、
あるいは予め定められたいずれかのエリアの指定などを
判別することができるものであれば、検出手段として利
用できる。また、黒板方式と同様に、入力位置の軌跡に
よる画像表示を行う場合には、正確な軌跡を再現するに
は細かな座標判別を行う必要があるが、軌跡中の平均位
置分散などからアウトラインを表示する場合には、軌跡
中の何点かのポイントを判別することができれば良い。
【0052】次に、請求項3に記載した発明では、指示
手段により前記指示操作をスクリーンの表面側に与え
る。例えば、前述したような光スポットを検出する構成
の場合には、スポット光を生じさせる発光手段を含む指
示手段を構成すれば良い。なお、指示手段は、スクリー
ン上に直接当接させて移動させる方式でも、ここから照
射した光をスクリーン上で移動させる方式でも、いずれ
でも良い。
手段により前記指示操作をスクリーンの表面側に与え
る。例えば、前述したような光スポットを検出する構成
の場合には、スポット光を生じさせる発光手段を含む指
示手段を構成すれば良い。なお、指示手段は、スクリー
ン上に直接当接させて移動させる方式でも、ここから照
射した光をスクリーン上で移動させる方式でも、いずれ
でも良い。
【0053】この指示手段は、いわゆるペン型の外形形
状を有していることが好ましい。すなわち、本発明の光
黒板は、スクリーン上に直接文字などを表示させる際
に、スクリーン上に直接文字を書くように移動させる動
作を行うので、ペン型であれば使用者が文字を書き易い
という利点がある。一般には、この光黒板を利用する説
明者は、指示手段を持ちながら説明するので、その形状
は人間が握り易いなどの人間工学的に優れた形状とする
ことが良い。
状を有していることが好ましい。すなわち、本発明の光
黒板は、スクリーン上に直接文字などを表示させる際
に、スクリーン上に直接文字を書くように移動させる動
作を行うので、ペン型であれば使用者が文字を書き易い
という利点がある。一般には、この光黒板を利用する説
明者は、指示手段を持ちながら説明するので、その形状
は人間が握り易いなどの人間工学的に優れた形状とする
ことが良い。
【0054】さらに、この指示手段は指示操作を行うた
めに、例えば、光を利用するものにあっては、その光の
波長、強度、パルス、変調方式などを変更することがで
きる構成であることが好ましい。すなわち、照射する光
を変更することで、異なる指示を与えることが容易にな
るためである。
めに、例えば、光を利用するものにあっては、その光の
波長、強度、パルス、変調方式などを変更することがで
きる構成であることが好ましい。すなわち、照射する光
を変更することで、異なる指示を与えることが容易にな
るためである。
【0055】また、指示操作を加圧で行う場合には、指
示手段は加圧部を持つことが好ましい。加圧部は、加圧
点を明確にするために鋭角な形状をしていることが好ま
しいが、スクリ−ンを傷つけないように先端は丸くなっ
ている方が良い。また、光を利用するものであっても、
発光部の先端を加圧部にすれば、指示操作の種類が多く
なる。
示手段は加圧部を持つことが好ましい。加圧部は、加圧
点を明確にするために鋭角な形状をしていることが好ま
しいが、スクリ−ンを傷つけないように先端は丸くなっ
ている方が良い。また、光を利用するものであっても、
発光部の先端を加圧部にすれば、指示操作の種類が多く
なる。
【0056】次に、請求項4に記載した発明では、指令
発信手段により、描画制御指令信号を変化させ、これを
検出した描画制御手段により、描画情報が変更され、表
示画像自体の投影、消去、並びに内容の変更などが行わ
れる。
発信手段により、描画制御指令信号を変化させ、これを
検出した描画制御手段により、描画情報が変更され、表
示画像自体の投影、消去、並びに内容の変更などが行わ
れる。
【0057】このような指令発信手段は、なるべく多種
類の描画制御指令信号を発することが求められ、前述し
たように光を用いる場合には、波長、光の強度、パルス
波やサイクル点滅などの変化もしくはこれらの組み合わ
せにより、多種類の信号を与えることができる。
類の描画制御指令信号を発することが求められ、前述し
たように光を用いる場合には、波長、光の強度、パルス
波やサイクル点滅などの変化もしくはこれらの組み合わ
せにより、多種類の信号を与えることができる。
【0058】なお、これらの発信指令内容は、検出手段
で検出され描画制御手段で識別されて、個別の描画情報
を制御するものである。一例を示すと、入力位置軌跡に
よる線(文字)を画像表示する場合に、発信波長の変化
により表示の色彩が変化し、発信パルスの変化により線
の太さが変化するなどの作用を、制御指令として利用す
れば良い。
で検出され描画制御手段で識別されて、個別の描画情報
を制御するものである。一例を示すと、入力位置軌跡に
よる線(文字)を画像表示する場合に、発信波長の変化
により表示の色彩が変化し、発信パルスの変化により線
の太さが変化するなどの作用を、制御指令として利用す
れば良い。
【0059】次に、請求項5に記載された発明では、画
像情報記憶手段をさらに備えているので、ここに表示す
べき画像情報を予め記憶させておくことで、これらを適
時呼び出せば、映像などを自由に表示させることができ
る。
像情報記憶手段をさらに備えているので、ここに表示す
べき画像情報を予め記憶させておくことで、これらを適
時呼び出せば、映像などを自由に表示させることができ
る。
【0060】画像情報記憶手段は、予め定められた画像
表示パタ−ンの画像情報を記憶するものであれば良く、
ここからの画像情報の読出しなどは描画制御手段が行
う。画像情報の読出しは、指示手段からの描画指令信号
の内容に応じて選択される。選択された描画表示パタ−
ンの画像情報は、描画情報として画像投影手段に与えら
れる。さらに、指令信号に基づいてスクリーン上の所定
の位置に所定の大きさで投影される。
表示パタ−ンの画像情報を記憶するものであれば良く、
ここからの画像情報の読出しなどは描画制御手段が行
う。画像情報の読出しは、指示手段からの描画指令信号
の内容に応じて選択される。選択された描画表示パタ−
ンの画像情報は、描画情報として画像投影手段に与えら
れる。さらに、指令信号に基づいてスクリーン上の所定
の位置に所定の大きさで投影される。
【0061】請求項6に記載された発明では、映像信号
再生手段をさらに備えている。映像信号再生手段は、記
録媒体または外部プログラムソ−スからの映像信号を画
像投影手段に与えるものである。記録媒体は、例えばV
TRやCDなどの画像情報を記録することができる媒体
であり、外部プログラムソ−スは、例えばハ−ドディス
クやフロッピ−ディスクなどが該当するが、これらに限
定されるものではない。
再生手段をさらに備えている。映像信号再生手段は、記
録媒体または外部プログラムソ−スからの映像信号を画
像投影手段に与えるものである。記録媒体は、例えばV
TRやCDなどの画像情報を記録することができる媒体
であり、外部プログラムソ−スは、例えばハ−ドディス
クやフロッピ−ディスクなどが該当するが、これらに限
定されるものではない。
【0062】映像信号再生手段から出力される映像信号
は画像投影手段に送られるが、ここで映像信号による画
像と描画制御手段による画像とを重ねてスクリ−ンに投
影する。例えば、描画制御手段は、スクリーン上から入
力された指示軌跡を画像表示するものであれば、映像信
号による映像の画像に重ねて、文字などを表示させるこ
とができるものとなる。
は画像投影手段に送られるが、ここで映像信号による画
像と描画制御手段による画像とを重ねてスクリ−ンに投
影する。例えば、描画制御手段は、スクリーン上から入
力された指示軌跡を画像表示するものであれば、映像信
号による映像の画像に重ねて、文字などを表示させるこ
とができるものとなる。
【0063】請求項7に記載された発明では、映像信号
記録手段をさらに備えているので、スクリ−ンに投影さ
れた画像の内容を記録することができる。すなわち、ス
クリ−ン投影画像に対応した投影映像信号を記録媒体に
記録することで、投影画像情報として記録保持すれば、
後の再現や複写が容易に行うことができるとともに、紙
などの媒体へのハードコピーなどにも簡単に利用するこ
とができる。このスクリ−ン投影画像には、描画情報に
よる画像を含むことは言うまでもない。
記録手段をさらに備えているので、スクリ−ンに投影さ
れた画像の内容を記録することができる。すなわち、ス
クリ−ン投影画像に対応した投影映像信号を記録媒体に
記録することで、投影画像情報として記録保持すれば、
後の再現や複写が容易に行うことができるとともに、紙
などの媒体へのハードコピーなどにも簡単に利用するこ
とができる。このスクリ−ン投影画像には、描画情報に
よる画像を含むことは言うまでもない。
【0064】
【実施例】以下、実施例を通じて本発明をさらに詳しく
説明する。この実施例に係る光黒板は、スクリ−ンの裏
面側から映像信号による画像を投影する画像投影手段
と、前記スクリ−ンの表面側に光スポットによる指示光
を与える指示手段と、前記スクリ−ンの表面側に与えら
れた指示手段からの光スポットによる指示操作の入力
を、スクリ−ンの裏面側に配置された検出光学系と、こ
の検出光学系におけるスクリ−ンと共役な位置に配置さ
れた撮像部材とからなる受光手段とにより、その入力と
ともに検出する検出手段と、前記検出手段による検出信
号に基づいて前記指示操作の入力位置に予め定められた
画像表示を与えるように前記画像投影手段に描画情報を
与える描画制御手段と、を備えたことを特徴とする。
説明する。この実施例に係る光黒板は、スクリ−ンの裏
面側から映像信号による画像を投影する画像投影手段
と、前記スクリ−ンの表面側に光スポットによる指示光
を与える指示手段と、前記スクリ−ンの表面側に与えら
れた指示手段からの光スポットによる指示操作の入力
を、スクリ−ンの裏面側に配置された検出光学系と、こ
の検出光学系におけるスクリ−ンと共役な位置に配置さ
れた撮像部材とからなる受光手段とにより、その入力と
ともに検出する検出手段と、前記検出手段による検出信
号に基づいて前記指示操作の入力位置に予め定められた
画像表示を与えるように前記画像投影手段に描画情報を
与える描画制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0065】そして、前記描画制御手段は、前記検出手
段で検出された経時的な入力位置の軌跡に対応する描画
表示を与えるものであることが好ましい。
段で検出された経時的な入力位置の軌跡に対応する描画
表示を与えるものであることが好ましい。
【0066】また、前記指示手段が描画制御指令信号を
出力する指令発信手段を含み、前記描画制御手段が前記
指示手段から受信した描画指令信号の内容に応じて描画
情報の色調、線幅などを選択して表示、変更、消去など
の描画制御を行うものであることが好ましい。
出力する指令発信手段を含み、前記描画制御手段が前記
指示手段から受信した描画指令信号の内容に応じて描画
情報の色調、線幅などを選択して表示、変更、消去など
の描画制御を行うものであることが好ましい。
【0067】次に、図面を用いて本発明の一実施例に係
る光黒板を説明する。図1は、本実施例に係る光黒板の
概略構成を示すものであり、図2に概略の内部構成を示
している。これらは、いわゆる一般的なリア型プロジェ
クタを応用した構成となっている。
る光黒板を説明する。図1は、本実施例に係る光黒板の
概略構成を示すものであり、図2に概略の内部構成を示
している。これらは、いわゆる一般的なリア型プロジェ
クタを応用した構成となっている。
【0068】講演などの説明者(使用者)は、本実施例
に係る光黒板4のスクリーン1の前に立ち、指示手段と
なるペン型素子3により所定の指示情報をスクリーン1
の表面側から与え、これを内部に設けられた検出手段に
より検知するとともに、それに応じた画像に変換してス
クリーン1上に裏面側から投影する構成となっている。
この実施例では、スクリーン1上に透明タッチセンサ2
が設けられており、ペン型素子3の接触自体は、タッチ
センサ2によっても検出される。
に係る光黒板4のスクリーン1の前に立ち、指示手段と
なるペン型素子3により所定の指示情報をスクリーン1
の表面側から与え、これを内部に設けられた検出手段に
より検知するとともに、それに応じた画像に変換してス
クリーン1上に裏面側から投影する構成となっている。
この実施例では、スクリーン1上に透明タッチセンサ2
が設けられており、ペン型素子3の接触自体は、タッチ
センサ2によっても検出される。
【0069】光黒板4の内部には、一般的なリア型プロ
ジェクタと同様な構成の画像投影手段が設けられてい
る。すなわち、本実施例では、光源などを含むライトバ
ルブ23からの画像が、投影レンズ系24、反射レンズ
26〜27などからなる投影光学系によりスクリーン1
の裏面側から投射される構成となっている。なお、スク
リーン1は、一般のリア型プロジェクタと同様に、すり
ガラス状の光透過型薄膜から構成されている。
ジェクタと同様な構成の画像投影手段が設けられてい
る。すなわち、本実施例では、光源などを含むライトバ
ルブ23からの画像が、投影レンズ系24、反射レンズ
26〜27などからなる投影光学系によりスクリーン1
の裏面側から投射される構成となっている。なお、スク
リーン1は、一般のリア型プロジェクタと同様に、すり
ガラス状の光透過型薄膜から構成されている。
【0070】この画像の大きさは、スクリーン1の大き
さ並びに投影光学系の倍率により決定される。本実施例
では、反射レンズ26〜27により投影光学系の光路を
折り曲げているので、拡大倍率(像の大きさ)が大きく
なっても装置自体の大型化を防止してコンパクトな構成
となっている。
さ並びに投影光学系の倍率により決定される。本実施例
では、反射レンズ26〜27により投影光学系の光路を
折り曲げているので、拡大倍率(像の大きさ)が大きく
なっても装置自体の大型化を防止してコンパクトな構成
となっている。
【0071】一方、指示手段からの入力は以下の二つの
方式により検出される。まず、一つはタッチセンサ2に
よる接触検知であり、スクリーン1上を指もしくはペン
型入力素子3でさわると、その位置が検出される。すな
わち、タッチセンサ2は、細かくマトリクス状に分割さ
れた透明なタッチセンサがスクリーン上に張り付けて設
けられたものであり、個々のタッチセンサの配設位置に
応じて接触位置が検出される構成となっている。指など
の接触のみで検出できる点で使用方法は簡便である。
方式により検出される。まず、一つはタッチセンサ2に
よる接触検知であり、スクリーン1上を指もしくはペン
型入力素子3でさわると、その位置が検出される。すな
わち、タッチセンサ2は、細かくマトリクス状に分割さ
れた透明なタッチセンサがスクリーン上に張り付けて設
けられたものであり、個々のタッチセンサの配設位置に
応じて接触位置が検出される構成となっている。指など
の接触のみで検出できる点で使用方法は簡便である。
【0072】二つ目は、スクリーン1上の光スポットを
スクリーン1の裏面側に配設された検出手段により検出
する方式である。この実施例では、スクリーン1への投
影光学系を利用し、スクリーン1上との光学的に共役な
位置に受光素子を設け、これによりスクリーン1上に形
成された光スポットを検出する。スクリーン1の裏面側
からの光が結像する位置に受光素子を配設することで、
スクリーン上に形成されている画像が受光素子上に再生
される。この再生像から光スポットを選択して検知する
ことで、光スポットからの入力が検出される。
スクリーン1の裏面側に配設された検出手段により検出
する方式である。この実施例では、スクリーン1への投
影光学系を利用し、スクリーン1上との光学的に共役な
位置に受光素子を設け、これによりスクリーン1上に形
成された光スポットを検出する。スクリーン1の裏面側
からの光が結像する位置に受光素子を配設することで、
スクリーン上に形成されている画像が受光素子上に再生
される。この再生像から光スポットを選択して検知する
ことで、光スポットからの入力が検出される。
【0073】本実施例では、投影光学系を利用し、その
光路上に光路分割手段を設け、スクリーン1上の画像を
受光素子上に形成させている。具体的には、ライトバル
ブ23と投影レンズ系24との間に光路分割手段として
のハーフミラー25を設け、スクリーン1との共役な位
置に二次元受光素子22を配設している。
光路上に光路分割手段を設け、スクリーン1上の画像を
受光素子上に形成させている。具体的には、ライトバル
ブ23と投影レンズ系24との間に光路分割手段として
のハーフミラー25を設け、スクリーン1との共役な位
置に二次元受光素子22を配設している。
【0074】二次元受光素子22には、スクリーン1上
の映像が再現されるので、ここからの検出信号は、スク
リーン1上の位置に対応した位置情報とともに描画制御
手段21に送られ、ここで所定の画像表示情報に変換さ
れて、画像投影手段(のライトバルブ23)に送られ
る。画像投影手段は、この描画情報に基づいて所定の画
像をスクリーン上に投影する。
の映像が再現されるので、ここからの検出信号は、スク
リーン1上の位置に対応した位置情報とともに描画制御
手段21に送られ、ここで所定の画像表示情報に変換さ
れて、画像投影手段(のライトバルブ23)に送られ
る。画像投影手段は、この描画情報に基づいて所定の画
像をスクリーン上に投影する。
【0075】ところで、検出手段は、スクリーン1上の
光スポットが選択的に検出することができるものであれ
ば、その構成は特に限定されるものではない。この検出
方式は、指示手段による入力方式と相まって決定される
ものであり、例えば指示手段が投影画像や室内からの光
よりも強い強度を持つ光スポットを形成するものであれ
ば、所定の強度以上の検出光を光スポットからの光とし
て検出すれば良い。
光スポットが選択的に検出することができるものであれ
ば、その構成は特に限定されるものではない。この検出
方式は、指示手段による入力方式と相まって決定される
ものであり、例えば指示手段が投影画像や室内からの光
よりも強い強度を持つ光スポットを形成するものであれ
ば、所定の強度以上の検出光を光スポットからの光とし
て検出すれば良い。
【0076】あるいは、指示手段からの光として、例え
ば特定波長の光、特殊変調された光、パルス変調された
光などを利用すれば、検出手段では当該特定光のみを検
出する構成とすることで、指示手段からの入力のみが検
出できるものとなる。
ば特定波長の光、特殊変調された光、パルス変調された
光などを利用すれば、検出手段では当該特定光のみを検
出する構成とすることで、指示手段からの入力のみが検
出できるものとなる。
【0077】ここで、指示手段としてのペン型素子3の
具体的構成を、図3を用いて説明する。図に示すように
ペン型素子3は使用者の利便性を考慮して、ペン型の外
形形状を有しており、一般のマジック(例えば、ホワイ
トボードなどに使用されるもの)程度の大きさに構成さ
れている。
具体的構成を、図3を用いて説明する。図に示すように
ペン型素子3は使用者の利便性を考慮して、ペン型の外
形形状を有しており、一般のマジック(例えば、ホワイ
トボードなどに使用されるもの)程度の大きさに構成さ
れている。
【0078】そして、ペン型素子3の先端部には、指示
入力のための光スポットを形成する発光部18が設けら
れており、ここから必要な情報に従う光(信号)が出力
される。なお、この先端部は、スクリーン1やタッチセ
ンサ2を傷つけないように、滑らかな曲面で構成されて
いる。
入力のための光スポットを形成する発光部18が設けら
れており、ここから必要な情報に従う光(信号)が出力
される。なお、この先端部は、スクリーン1やタッチセ
ンサ2を傷つけないように、滑らかな曲面で構成されて
いる。
【0079】また、ボディには個別の指示を選択する操
作ボタン11〜17が設けられており、これらのボタン
操作により使用者の希望する指示を与える。すなわち、
ペン型素子3の内部には、描画制御指令信号を出力する
指令発信手段が設けられており、画像表示に必要な指令
を与える。
作ボタン11〜17が設けられており、これらのボタン
操作により使用者の希望する指示を与える。すなわち、
ペン型素子3の内部には、描画制御指令信号を出力する
指令発信手段が設けられており、画像表示に必要な指令
を与える。
【0080】例えば、表示画像の色彩はRGBボタン1
1〜13の希望するボタンの操作により変更され、明る
さはボタン14により変更される。さらに、表示画像の
保存(保存ボタン15)や後述する記録手段からの画像
の呼出し(読出しボタン16)、並びに表示画像の消去
(消去ボタン17)も、このペン型素子3の操作で行わ
れる。
1〜13の希望するボタンの操作により変更され、明る
さはボタン14により変更される。さらに、表示画像の
保存(保存ボタン15)や後述する記録手段からの画像
の呼出し(読出しボタン16)、並びに表示画像の消去
(消去ボタン17)も、このペン型素子3の操作で行わ
れる。
【0081】上記のような操作ボタンは、指示入力の内
容に合わせて適時選択すれば良く、これらに限定される
ものではない。また、当然に上記以外の操作に関するボ
タンなどは必要に応じて設ければ良い。
容に合わせて適時選択すれば良く、これらに限定される
ものではない。また、当然に上記以外の操作に関するボ
タンなどは必要に応じて設ければ良い。
【0082】次に、これらの構成に基づく入力信号の処
理などを図4を用いて説明する。画像投影手段は、概略
でスクリーン401と、投影光学系403並びにライト
バルブなどを含む画像信号処理回路405とで構成され
る。画像信号処理手段405は、描画制御手段411か
ら送られる描画情報に基づいて所定の画像を投影光学系
403を介してスクリーン401に投影する。
理などを図4を用いて説明する。画像投影手段は、概略
でスクリーン401と、投影光学系403並びにライト
バルブなどを含む画像信号処理回路405とで構成され
る。画像信号処理手段405は、描画制御手段411か
ら送られる描画情報に基づいて所定の画像を投影光学系
403を介してスクリーン401に投影する。
【0083】指示手段407は、前述のペン型素子で構
成されており、その先端部がスクリーン401上に接触
すると、タッチセンサによりその接触位置情報が検出手
段409に送られる。
成されており、その先端部がスクリーン401上に接触
すると、タッチセンサによりその接触位置情報が検出手
段409に送られる。
【0084】さらに、指示手段からの指示操作の入力
は、指示手段から発せられる光信号により行われる。す
なわち、指示手段から発せられた光によりスクリーン4
01上で光スポットを形成すると、検出手段409の受
光素子により、所定の光信号として検出される。
は、指示手段から発せられる光信号により行われる。す
なわち、指示手段から発せられた光によりスクリーン4
01上で光スポットを形成すると、検出手段409の受
光素子により、所定の光信号として検出される。
【0085】ここで、受光素子が平面的な位置検出が可
能な二次元センサである場合には、位置情報をも同時に
検出させる構成とすることも可能である。例えば、受光
素子に撮像部材としてのエリアイメージセンサなどを用
いれば、この受光素子上にスクリーン401上の画像が
再形成されるので、その画像(スクリーン)上の位置に
対応した検出信号が得られることとなる。
能な二次元センサである場合には、位置情報をも同時に
検出させる構成とすることも可能である。例えば、受光
素子に撮像部材としてのエリアイメージセンサなどを用
いれば、この受光素子上にスクリーン401上の画像が
再形成されるので、その画像(スクリーン)上の位置に
対応した検出信号が得られることとなる。
【0086】検出手段409では、以上のいずれかの方
法により検出された位置情報と入力指示情報とを、検出
信号として描画制御手段411に送る。描画制御手段4
11は、この検出信号に従って描画情報を作成し、入力
指示に応じた画像を形成する画像信号処理回路405に
送る。
法により検出された位置情報と入力指示情報とを、検出
信号として描画制御手段411に送る。描画制御手段4
11は、この検出信号に従って描画情報を作成し、入力
指示に応じた画像を形成する画像信号処理回路405に
送る。
【0087】描画制御手段411の通常状態では、指示
手段407からの入力指示によるスクリーン上の移動軌
跡部分に予め定めた色彩及び太さの線を表示する。すな
わち、通常の黒板などと同様に、スクリーン上を指示手
段がなぞった位置にそのまま線の画像が表示され、文字
などが表示される。
手段407からの入力指示によるスクリーン上の移動軌
跡部分に予め定めた色彩及び太さの線を表示する。すな
わち、通常の黒板などと同様に、スクリーン上を指示手
段がなぞった位置にそのまま線の画像が表示され、文字
などが表示される。
【0088】例えば、図1に示したように、指示手段4
01でスクリーン401上の任意の位置に文字「あ」の
軌跡を描くように接触させながら移動させると、スクリ
ーン401上には「あ」の文字の線画像が表示される。
これは、移動軌跡をそのまま画像に変換して表示させて
いるものであるので、一般の黒板のように、任意の文字
や図形、グラフなども使用者の指示手段の動きに応じて
画像表示される。
01でスクリーン401上の任意の位置に文字「あ」の
軌跡を描くように接触させながら移動させると、スクリ
ーン401上には「あ」の文字の線画像が表示される。
これは、移動軌跡をそのまま画像に変換して表示させて
いるものであるので、一般の黒板のように、任意の文字
や図形、グラフなども使用者の指示手段の動きに応じて
画像表示される。
【0089】ここで、描画制御手段411は、前記検出
手段で検出された経時的な入力位置の軌跡に対応する描
画表示を与えるものであることが好ましい。このように
経時的な入力情報を一つの画像として表示すれば、いわ
ゆる「一筆」の部分が一つの画像として画定できるの
で、画像の表示や消去、変更などを容易に行うことがで
きる。
手段で検出された経時的な入力位置の軌跡に対応する描
画表示を与えるものであることが好ましい。このように
経時的な入力情報を一つの画像として表示すれば、いわ
ゆる「一筆」の部分が一つの画像として画定できるの
で、画像の表示や消去、変更などを容易に行うことがで
きる。
【0090】さらに、その表示の色彩、線の太さなどは
指示手段により、任意に設定もしくは変更することがで
きる。例えば、前述したように、指示手段のペン型素子
の『R』ボタンを操作すると、表示色彩を「赤」にする
指示入力がなされ、描画制御手段411では、「赤」色
の画像表示となるような描画情報に変換される。
指示手段により、任意に設定もしくは変更することがで
きる。例えば、前述したように、指示手段のペン型素子
の『R』ボタンを操作すると、表示色彩を「赤」にする
指示入力がなされ、描画制御手段411では、「赤」色
の画像表示となるような描画情報に変換される。
【0091】すなわち、本実施例の指示手段が、描画制
御指令信号を出力する指令発信手段を備えており、描画
制御手段411がこの指示手段から受信した描画指令信
号の内容に応じて描画情報の色調、線幅などを選択して
表示、変更、消去などの描画制御を行うものである。
御指令信号を出力する指令発信手段を備えており、描画
制御手段411がこの指示手段から受信した描画指令信
号の内容に応じて描画情報の色調、線幅などを選択して
表示、変更、消去などの描画制御を行うものである。
【0092】また、一旦表示させた文字などに対し、そ
れを拡大することも可能である。この場合には、例えば
映像を表示するエリアの指令信号や、表示映像上への所
定の指令信号を送ることにより、描画制御手段411に
よる描画情報を変更して拡大画像に変換させれば良い。
れを拡大することも可能である。この場合には、例えば
映像を表示するエリアの指令信号や、表示映像上への所
定の指令信号を送ることにより、描画制御手段411に
よる描画情報を変更して拡大画像に変換させれば良い。
【0093】このような変換指示は、指示手段により与
えられる光信号の波長、変調、パルスなどを変更すると
ともに、その変更に応じて描画情報を変更するように、
描画制御手段411により予め定めておけば良い。これ
らの変換指示などは、所定のプログラムに基づいて適時
定め、あるいは変更されるものであるので、本発明の実
施例として特に限定されるものではない。
えられる光信号の波長、変調、パルスなどを変更すると
ともに、その変更に応じて描画情報を変更するように、
描画制御手段411により予め定めておけば良い。これ
らの変換指示などは、所定のプログラムに基づいて適時
定め、あるいは変更されるものであるので、本発明の実
施例として特に限定されるものではない。
【0094】さらに、本実施例に係る光黒板には、画像
情報記憶手段413、映像信号記録再生手段415並び
にプリンタ417が設けられている。これらの操作指示
は、基本的には指示手段407による入力により行う。
しかし、ペン型素子の大きさや、入力指示の複雑さなど
を考慮すると、指示手段407には最低限の指令入力に
係るスイッチなどを設け、その他の操作は、別に設けた
操作パネルなどにより行う構成としても良い。
情報記憶手段413、映像信号記録再生手段415並び
にプリンタ417が設けられている。これらの操作指示
は、基本的には指示手段407による入力により行う。
しかし、ペン型素子の大きさや、入力指示の複雑さなど
を考慮すると、指示手段407には最低限の指令入力に
係るスイッチなどを設け、その他の操作は、別に設けた
操作パネルなどにより行う構成としても良い。
【0095】画像情報記憶手段413は、予め作成され
たグラフなどの画像を画像情報として記憶するものであ
り、例えば、画像メモリーやCDなどの記憶手段で構成
される。そして、必要に応じてこれらの画像情報を呼び
出してスクリーン上に表示させることができるものであ
る。この画像情報は、グラフなどの画像、活字文字、矢
印や円、四角などの図形、その他の種々の画像情報が含
まれる。
たグラフなどの画像を画像情報として記憶するものであ
り、例えば、画像メモリーやCDなどの記憶手段で構成
される。そして、必要に応じてこれらの画像情報を呼び
出してスクリーン上に表示させることができるものであ
る。この画像情報は、グラフなどの画像、活字文字、矢
印や円、四角などの図形、その他の種々の画像情報が含
まれる。
【0096】また、外部から画像情報として入力するこ
とが可能であり、表示している画像を固定画像として保
存することも可能である。このため、使用者が説明など
に使用するグラフなどの図面を準備すれば、それを読み
取るかあるいは電子情報などに変換させて予め記録させ
ておくことで、説明の必要なときに必要な場所に呼び出
して表示させることができる。
とが可能であり、表示している画像を固定画像として保
存することも可能である。このため、使用者が説明など
に使用するグラフなどの図面を準備すれば、それを読み
取るかあるいは電子情報などに変換させて予め記録させ
ておくことで、説明の必要なときに必要な場所に呼び出
して表示させることができる。
【0097】映像信号記録再生手段415は、映像など
を記録もしくは再生可能なものであれば良く、例えば、
風景などの映像、TV画像、ビデオ映像などの録画並び
に再生手段からなる。この映像信号記録再生手段415
は、描画制御手段411からの制御作動信号に基づい
て、予め記録しておいた映像の画像信号を出力し、描画
制御手段411で描画情報に変換されてスクリーン40
1に投影される。
を記録もしくは再生可能なものであれば良く、例えば、
風景などの映像、TV画像、ビデオ映像などの録画並び
に再生手段からなる。この映像信号記録再生手段415
は、描画制御手段411からの制御作動信号に基づい
て、予め記録しておいた映像の画像信号を出力し、描画
制御手段411で描画情報に変換されてスクリーン40
1に投影される。
【0098】さらに、スクリーン上に投影した画像も、
検出手段409で画像信号を検出した場合に、描画制御
手段411により映像情報として映像信号に変換し、映
像信号記録再生手段415に録画することも可能であ
る。
検出手段409で画像信号を検出した場合に、描画制御
手段411により映像情報として映像信号に変換し、映
像信号記録再生手段415に録画することも可能であ
る。
【0099】プリンタ417は、スクリーン401上に
投影されて表示している画像を紙などにハードコピーす
るものであり、表示画像の描画信号に基づいて、それを
ハードコピーとして印刷などを行う。
投影されて表示している画像を紙などにハードコピーす
るものであり、表示画像の描画信号に基づいて、それを
ハードコピーとして印刷などを行う。
【0100】本発明の実施例に係る光黒板は、上記のよ
うに構成されているので、使用者は演壇上に設置された
光黒板の前に立ち、通常の黒板と同様にペン型素子で所
定の指示光信号を発しながらスクリーン上をなぞると文
字などが画像として表示される。さらに、その色や線幅
も任意に変更することができるし、その変更は手元の操
作のみで簡単に行うことができる。また、表示させた文
字などの拡大などの操作も、描画制御手段に対する変更
指令により簡単に行うことができる。
うに構成されているので、使用者は演壇上に設置された
光黒板の前に立ち、通常の黒板と同様にペン型素子で所
定の指示光信号を発しながらスクリーン上をなぞると文
字などが画像として表示される。さらに、その色や線幅
も任意に変更することができるし、その変更は手元の操
作のみで簡単に行うことができる。また、表示させた文
字などの拡大などの操作も、描画制御手段に対する変更
指令により簡単に行うことができる。
【0101】ここで表示させる文字などは、明表示(暗
い画面に明るい表示)、もしくは暗表示(明るい画面に
暗い表示)のいずれでも、その他の表示方式をも採用す
ることができる。さらに、いわゆる一般的なCADプロ
グラムなどと連動させれば、指示された位置に任意に選
択した図形を描くことや、点を結んだ直線または曲線、
2点または3点で定まる円または楕円、2点を対角とす
る四角形、点を含む水平または垂直線分などを簡単に表
示することができる。
い画面に明るい表示)、もしくは暗表示(明るい画面に
暗い表示)のいずれでも、その他の表示方式をも採用す
ることができる。さらに、いわゆる一般的なCADプロ
グラムなどと連動させれば、指示された位置に任意に選
択した図形を描くことや、点を結んだ直線または曲線、
2点または3点で定まる円または楕円、2点を対角とす
る四角形、点を含む水平または垂直線分などを簡単に表
示することができる。
【0102】これらは、指示情報を描画制御手段によっ
て一旦信号処理することから可能になったものである
が、描画制御手段の画像情報記憶手段もしくは別個のコ
ンピュータなどを連動させることで、表示内容の編集作
業を容易に行うことができる。一例を挙げると、表示内
容の全体的なまたは部分的な拡大、縮小、平行移動もし
くは回転移動、またはこれらの複写なども周知の技術を
組み入れることで容易に行うことができる。
て一旦信号処理することから可能になったものである
が、描画制御手段の画像情報記憶手段もしくは別個のコ
ンピュータなどを連動させることで、表示内容の編集作
業を容易に行うことができる。一例を挙げると、表示内
容の全体的なまたは部分的な拡大、縮小、平行移動もし
くは回転移動、またはこれらの複写なども周知の技術を
組み入れることで容易に行うことができる。
【0103】さらに、これらの図形に限らず、映像記録
再生も行うことができるので、指示手段により指示され
た位置に予め保存していた図形、絵、地図、写真など
(スキャナ−読み込みなど)を読み出して表示する。こ
れらの表示映像などは、中心位置と映像の大きさを指示
して表示させるものや、表示エリアを指示してその内部
に表示させること、さらには、これらの移動や変形など
も周知の技術を応用して容易に行わせることが可能であ
る。
再生も行うことができるので、指示手段により指示され
た位置に予め保存していた図形、絵、地図、写真など
(スキャナ−読み込みなど)を読み出して表示する。こ
れらの表示映像などは、中心位置と映像の大きさを指示
して表示させるものや、表示エリアを指示してその内部
に表示させること、さらには、これらの移動や変形など
も周知の技術を応用して容易に行わせることが可能であ
る。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光黒板
によれば、文字や線、あるいは映像などの画像が、使用
者の意思に応じて表示され、しかもその表示位置や大き
さ、色なども自由に選択できるとともに、表示内容の変
更や消去なども、簡単かつ素早く行うことができるとい
う利点がある。
によれば、文字や線、あるいは映像などの画像が、使用
者の意思に応じて表示され、しかもその表示位置や大き
さ、色なども自由に選択できるとともに、表示内容の変
更や消去なども、簡単かつ素早く行うことができるとい
う利点がある。
【0105】また、室内を暗くしなくても使用すること
ができるので、使用場所の制限が少なく、聴講者はメモ
などを容易に書くことができる。さらに、角度変化によ
っても画像を認識することができるので、聴講者にとっ
ても見易く、講演などにも利用価値が高い視聴覚機器が
得られるという利点がある。加えて、周知のリア型プロ
ジェクタの技術を応用することで、大型でも全体重量や
製造コストを抑えられるという利点もある。
ができるので、使用場所の制限が少なく、聴講者はメモ
などを容易に書くことができる。さらに、角度変化によ
っても画像を認識することができるので、聴講者にとっ
ても見易く、講演などにも利用価値が高い視聴覚機器が
得られるという利点がある。加えて、周知のリア型プロ
ジェクタの技術を応用することで、大型でも全体重量や
製造コストを抑えられるという利点もある。
【図1】本発明の一実施例に係る光黒板の外形を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る光黒板の概略内部構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る光黒板の指示手段の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る光黒板の概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1、401…スクリーン、 2…タッチセンサ、 3…ペン型素子、 4…光黒板、 21、411…描画制御手段、 22…受光素子(エリアセンサ)、 23…ライトバルブ(光源などを含む)
Claims (7)
- 【請求項1】 スクリ−ンの裏面側から映像信号による
画像を投影する画像投影手段と、 前記スクリ−ンの表面側に与えられる指示操作の入力を
その入力位置とともに検出する検出手段と、 前記検出手段による検出信号に基づいて前記指示操作の
入力位置に予め定められた画像表示を与えるように前記
画像投影手段に描画情報を与える描画制御手段とを備え
たことを特徴とする光黒板。 - 【請求項2】 前記検出手段は、前記指示操作としてス
クリ−ン表面側に与えられる光スポットをスクリ−ン裏
面側で検出する受光手段を含むことを特徴とする請求項
1に記載した光黒板。 - 【請求項3】 前記指示操作をスクリ−ンの表面側に与
える指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
または2に記載した光黒板。 - 【請求項4】 前記指示手段が、描画制御指令信号を出
力する指令発信手段を含み、 前記描画制御手段は、前記指示手段から受信した描画制
御指令信号の内容に応じて描画情報の表示、変更、消去
などの描画制御を行うことを特徴とする請求項3に記載
した光黒板。 - 【請求項5】 予め定められた画像表示パタ−ンの画像
情報を記憶する画像情報記憶手段をさらに備え、 前記描画制御手段は、前記指示手段から受信した描画指
令信号の内容に応じて前記画像記憶手段から予め定めら
れた画像表示パタ−ンの画像情報を選択して描画情報と
して前記画像投影手段に与えるものであることを特徴と
する請求項4に記載した光黒板。 - 【請求項6】 記録媒体または外部プログラムソ−スか
らの映像信号を画像投影手段に与える映像信号再生手段
をさらに備え、 前記画像投影手段は、前記映像信号再生手段から出力さ
れる映像信号による画像と前記描画制御手段による画像
とを重ねてスクリ−ンに投影するものであることを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載した光黒板。 - 【請求項7】 描画情報による画像を含むスクリ−ン投
影画像に対応した投影映像信号を記録媒体に記録する映
像信号記録手段をさらに備えていることを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載した光黒板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6330463A JPH08160539A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 光黒板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6330463A JPH08160539A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 光黒板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08160539A true JPH08160539A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=18232911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6330463A Pending JPH08160539A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 光黒板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08160539A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1302891A1 (de) * | 2001-10-12 | 2003-04-16 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum Erfassen und Darstellen von Bewegungen |
JP2006145643A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、及び指示画像消去方法 |
US7176890B2 (en) | 2001-03-02 | 2007-02-13 | Ricoh Company, Ltd. | Projection-type display device and software program |
JP2013089987A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Seiko Epson Corp | プロジェクター及び画像描画方法 |
US9830723B2 (en) | 2013-12-02 | 2017-11-28 | Seiko Epson Corporation | Both-direction display method and both-direction display apparatus |
CN108766045A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-11-06 | 翟富通 | 一种多用途的可调节经济管理教学展示装置 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP6330463A patent/JPH08160539A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003034323A1 (de) * | 2001-10-12 | 2003-04-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum erfassen und darstellen von bewegungen |
US7286706B2 (en) | 2001-10-12 | 2007-10-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for detecting and representing movements |
JP2006145643A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、及び指示画像消去方法 |
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US9830723B2 (en) | 2013-12-02 | 2017-11-28 | Seiko Epson Corporation | Both-direction display method and both-direction display apparatus |
CN108766045A (zh) * | 2018-06-05 | 2018-11-06 | 翟富通 | 一种多用途的可调节经济管理教学展示装置 |
CN108766045B (zh) * | 2018-06-05 | 2022-02-15 | 滨州职业学院 | 一种多用途的可调节经济管理教学展示装置 |
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