JP5376751B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光源部を点灯制御する制御部及び前記光源部からの光を画像データに応じて変調する空間光変調部を有するプロジェクタに関する。
プロジェクタは、コンピュータ等の画像供給装置から供給される画像信号に応じて光(投写光)を投写し、画像を表示する装置である。近年、プロジェクタの光源部に、固体発光素子を使用することが考えられている。プロジェクタは省スペースや携帯性を求められ、小型・軽量化の傾向にある。従来光源部として用いられる超高圧水銀ランプは、高輝度な光を供給できるものの大型で重い駆動回路を必要とするため、プロジェクタの小型・軽量化の妨げとなっている。固体発光素子は小型・軽量であって、かつ、固体発光素子を用いることにより照明光学系をより簡素にできる。
このため、光源部に固体発光素子を使用することにより、プロジェクタの小型・軽量化を特に促進できる。固体発光素子は、近年の開発により発光輝度が著しく向上しているうえ、長寿命かつ低消費電力でもあることから、プロジェクタの光源に適している。固体発光素子を用いたプロジェクタは例えば特許文献1に記載されている。
また、カラー液晶表示装置において用いられる固体発光素子を制御する技術が特許文献2に開示されている。特許文献2の液晶表示装置は、光の三原色の固体発光素子のうち1色が点灯されているときに、同時に他の2色のうち少なくとも1色の固体発光素子を色補正用に点灯する。
特開2005−25160号公報 特開2002−372953号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術は、固体発光素子製品自体のばらつき及び製品間の個体差を解消するために製造段階で補正を行うものであり、プロジェクタを使用するユーザが自由に各固体発光素子を調整できないという問題があった。特に、高画質画像を要求する専門家及びユーザは微妙な色彩の調整を必要としており、また経年変化により色の再調整も必要となる。
またカラーホイールを用いたプロジェクタは、低輝度領域のビット拡散ノイズを低減するためNDグリーンフィルタを使用しているが、このフィルタにより色のバランスが崩れるという問題があり、さらに表示画面に縦縞が生じる等の問題もあった。
さらに、プロジェクタを使用する室内が明るい場合または画像データが全体的に明るい場合は、黒等の輝度の低い色の再現性が十分でなく、反対に室内が暗い場合または画像データが全体的に明るい場合は、画面が白っぽくなるという問題もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、色度図に対応する画像データと共に、光源部の制御情報に対応する画像データを出力し、各光源部の制御情報の変更を受け付けさせることにより、ユーザが視覚的に光源部の設定を変更することが可能なプロジェクタを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一の光源部を段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯することにより、低輝度領域のビット拡散ノイズを低減でき、さらにNDグリーンフィルタを用いる場合と比較して色のリニアリティーを改善することが可能なプロジェクタを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、周囲の明るさまたは画像データの平均輝度に応じて、光源部の発光強度または発光時間を増減させることにより、周囲環境に応じた画像を出力することが可能なプロジェクタを提供することにある。
本発明に係るプロジェクタは、複数の光源部を点灯制御する制御部、及び、前記光源部からの光を画像データに応じて変調する空間光変調部を有するプロジェクタにおいて、予め記憶された色度図に関する画像データを前記空間変調部へ出力する色度図出力手段と、前記制御部にて設定された複数の光源部の制御情報に関する前記色度図に対応する画像データを前記空間変調部へ出力する制御情報出力手段と、前記制御情報を変更するための情報を受け付ける受け付け手段と、受け付けた変更後の制御情報に基づき、前記光源部を点灯制御する変更制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記制御情報出力手段は、各光源部の発光強度または発光時間を含む制御情報に対応させて前記色度図上の座標値を記憶したファイルと、前記制御部にて設定された各光源部の制御情報に対応する前記ファイルに記憶された色度図上の座標値を読み出す手段と、読み出した色度図上の座標値に対応する画像データを前記空間変調部へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記受け付け手段は、前記制御情報出力手段により出力された座標値に対する変更後の座標値を変更後の制御情報として受け付けるよう構成してあり、前記変更制御手段は、前記変更後の座標値に基づき、前記ファイルから変更後の制御情報を読み出し、読み出した変更後の制御情報に基づき、前記光源部を制御するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記制御部は、一の光源部の点灯時に他の光源部を所定の発光強度で点灯するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記制御部は、一の光源部の点灯時に他の光源部を所定時間点灯するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記制御部は、一の光源部を段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、周囲の明るさを検出するセンサと、前記センサにより検出した明るさに基づき、前記制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させる手段とをさらに備えることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、画像データの平均輝度を算出する手段と、前記算出した平均輝度に基づき、前記制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させる手段とをさらに備えることを特徴とする。
本発明にあっては、予め記憶された色度図に関する画像データを空間変調部へ出力する。またこれに合わせて、光源部を点灯制御する制御部にて設定された複数の光源部の制御情報に関する色度図に対応する画像データを空間変調部へ出力する。これは、各光源部の発光強度または発光時間を含む制御情報に対応させて色度図上の座標値を記憶したファイルから、設定された各光源部の制御情報をもとに、色度図上の座標値を読み出して色度図上の座標値に対応する画像データを前記空間変調部へ出力することにより行われる。
そして、制御情報を変更するための情報を受け付け、受け付けた変更後の制御情報に基づき、光源部を点灯制御する。これは、出力された座標値に対する変更後の座標値を変更後の制御情報として受け付け、受け付けた変更後の座標値をもとにファイルから変更後の制御情報を読み出し、読み出した変更後の制御情報に基づき光源部を点灯制御する。光源部の制御は、例えば、一の光源部の点灯時に他の光源部を所定の発光強度で点灯または所定時間点灯させることにより行う。このように構成したのでユーザは色度図を参照しながら視覚的に希望する光源部の設定を行うことが可能となる。
また、本発明にあっては、制御部は一の光源部を段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯するので、フィルタを用いた場合と同じく低輝度領域のビット拡散ノイズを低減でき、しかもフィルタを用いないので、色のバランスが崩れることなくリニアリティーを改善することができる。
また、本発明にあっては、センサはプロジェクタ周囲の明るさを検出する。そして、センサにより検出した明るさに基づき、制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させる。また、画像データの平均輝度を算出し、この算出した平均輝度に基づき、制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させるので、よりコントラストの高い画像を出力できる。
本発明にあっては、色度図を出力すると共に各光源部の制御情報に対応する画像データをあわせて出力し、制御情報の変更を行うので、ユーザは視覚的に希望する色の調整を行うことが可能となる。
また、本発明にあっては、一の光源部を段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯するので、フィルタを用いた場合と同じく低輝度領域のビット拡散ノイズを低減でき、しかもフィルタを用いないので、色のバランスが崩れることなくリニアリティーを改善することができる。
また、本発明にあっては、センサにより検出した明るさに基づき、光源部の発光強度または発光時間を増減させる。また、画像データの平均輝度を算出し、この算出した平均輝度に基づき、光源部の発光強度または発光時間を増減させるので、よりコントラストの高い画像を出力できる等、本発明は優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明に係るプロジェクタのハードウェア構成を示すブロック図、図2は制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において1は本発明のプロジェクタであり、光源部23,制御部2、センサ24、平均輝度算出回路25、空間光変調部(以下、DMD:Digital Micromirror Device、登録商標)11,DMDコントローラ12,フィールドレンズ13,スクリーン15に光を投射する投射レンズ14、分離信号入力部17,復号信号入力部18,3DYC分離処理部19及び入力切替部16を含んで構成される。
プロジェクタ1の光源部23は、固体発光素子である発光ダイオード素子(以下、LED: Light Emitting Diode)を複数有し、各LEDは、制御部2により制御される。光源部23は、赤色光を供給する赤色LED23Rと、緑色光を供給する緑色LED23Gと、青色光を供給する青色LED23Bとからなる。
光源部23から供給される光は、フィールドレンズ13を透過した後、DMD11に入射する。フィールドレンズ13は、DMD11をテレセントリックに照明する機能、換言すると、照明光をできるだけ主光線に平行にしてDMD11に入射させる機能を有する。DMD11としては、ティルトミラーデバイスを用いることができ、例えばテキサス・インスツルメンツ社のDMDを用いる。DMD11は、光源部23からの光を投写レンズ14の方向に反射させる可動ミラー素子(図示せず)を有する。プロジェクタ1は、光源部23の像を投写レンズ14の入射瞳の位置に結像し、DMD11をケーラー照明する。DMD11は、DMDコントローラ12の指示に従い、入射光を画像データに応じて変調する。DMD11で変調された光は、投写レンズ14の方向へ射出される。投写レンズ14は、DMD11から射出される光をスクリーン15に投写する。
DMD11は、複数の可動ミラー素子を有し、各可動ミラー素子は、画像データに応じてDMDコントローラ11の指示に従い、第1の反射位置と第2の反射位置とに択一的に移動し、入射光を投写レンズ14の方向(オン)又は投写レンズ14以外の方向(オフ)に反射させる。投写レンズ14の方向に進行する光は、スクリーン15にて投写像を形成する。
光源部23は、投写像の1フレーム間において、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bを順次点灯させてDMD11を照明する。観察者は、光源部23から順次照明され、DMD11により変調される赤色光、緑色光、青色光を積分して認識する。このため、スクリーン15上にフルカラーの投写像が得られる。赤色光、緑色光、及び青色光を順次投写し、全体として白色の投写像を得るためには、緑色光の光束量を全体の光束量のうち60〜80%を要する。各色光用LEDの出力量、数量を同一とした場合、緑色光の光束量が不足することとなる。そこで、赤色光用、緑色光用、青色光用の各LEDを同数ずつ配列した場合には、緑色LED23Gの点灯時間を赤色LED23R及び青色LED23Bの点灯時間より長くする。緑色LED23Gを赤色LED23R及び青色LED23Bの数よりも多く配置する場合には、緑色LED23Gの点灯時間を他の色光のLEDの点灯時間と同一又は短くすることも可能である。これにより、自然なフルカラーの像を得られる。
画像データは、輝度信号及び色信号が分離されずに複合した複合信号が外部から入力される複合信号入力部18、または、輝度信号及び色信号が分離した分離信号が外部から入力される分離信号入力部17から入力される。複合信号入力部18または分離信号入力部17は、図示しない外部のチューナ、セットトップボックス、または映像記録装置等の外部装置に接続され、外部装置から画像データを入力される構成となっている。複合信号入力部18には、画像データの3DYC分離の処理を行う3DYC分離処理部19が接続されている。複合信号入力部18は、外部から入力された複合信号を3DYC分離処理部19へ入力し、3DYC分離処理部19は、複合信号入力部18から入力された複合信号に対して3DYC分離の処理を行って、複合信号を輝度信号と色信号とに分離して入力切替部16へ出力する。
3DYC分離処理部19及び分離信号入力部17は入力切替部16に接続されており、輝度信号と色信号とが分離された画像データを入力切替部16へ入力する。入力切替部16は、3DYC分離処理部19または分離信号入力部17から入力された画像データを、入力に応じて切り替え、入力された画像データを平均輝度算出回路25へ出力する。平均輝度算出回路25は入力切替部16から入力された1フレーム分の輝度信号の平均輝度を算出し、算出した平均輝度を制御部2へ出力する。また平均輝度算出回路25は入力切替部16から入力された輝度信号及び色信号をDMDコントローラ12へ出力する。
図2に示す制御部2は、CPU(Central Processing Unit)21,RAM(Random Access Memory)22、並びに、赤色LED23R,緑色LED23G及び青色LED23Bを駆動するLEDドライバ26Dを含んで構成される。CPU21は、バス27を介して制御部2のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、RAM22に格納された制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。制御部2にはセンサ24が接続されている。センサ24はプロジェクタ1の図示しない筐体表面に周囲を臨ませて設けられており、プロジェクタ1の周囲環境の明度を検出し、検出した明度をCPU21へ出力する。
プロジェクタ1の図示しない筐体表面には複数の入力ボタン等からなる入力部26が設けられており、入力部26から入力された情報は制御部2に受け付けられる。なお、入力部26を赤外線受信部及び赤外線送信部を備えるリモートコントロールにより構成しても良い。RAM22には、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの発光強度または発光時間を含む制御情報に対応させて色度図上の座標値を記憶した制御情報ファイル221、輝度または明度に対応させて、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御情報を記憶した輝度ファイル223、色度図の画像データを記憶した色度図ファイル222、並びに、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの発光強度または発光時間を含む現在の制御情報を記憶した設定ファイル224が記憶されている。
図3はスクリーン15に表示される色度図及び光源部23の制御情報を示す説明図である。図3に示すグラフはx軸及びy軸上に展開されたxy色度図である。色度図は、赤色、緑色及び青色全ての光の強さを1とし、x軸を赤色の割合、y軸を緑の割合とし、残りの青色の相対比を赤色及び緑色の割合から規定し、座標空間中に各割合に応じた色を表現したものである。図3において、矩形状のGは緑色の領域、Rは赤色の領域及びBは青色の領域である。また点線で示す三角形は赤色LED23Rの制御情報の初期設定に係る頂点座標10R、緑色LED23Gの制御情報の初期設定に係る頂点座標10G、及び、青色LED23Bの制御情報の初期設定に係る頂点座標10Bを頂点とし、工場出荷時の各色の座標値を示している。
また実線で示す三角形は、ユーザにより変更された現在の赤色LED23Rの制御情報に係る頂点座標20R、緑色LED23Gの制御情報に係る頂点座標20G、及び、青色LED23Bの制御情報に係る頂点座標20Bを頂点としている。なお、図3においては頂点座標10B及び頂点座標20B、並びに、頂点座標10R及び頂点座標20Rが共に一致している状態を示している。系列ボックス32には、点線及び実線の説明が表示される。ユーザは入力部26から、矢印で示すカーソル30を操作することにより、赤色LED23Rの頂点座標20R、緑色LED23Gの頂点座標20G,または青色LED23Bの頂点座標20Bをそれぞれ移動させることができる。本実施の形態においては、緑色LED23Gの制御情報を変更する例を示す。緑色LED23Gの変更を行う場合、図3に示すメニューボックス31からユーザは「緑色調整」タブを選択する。メニューボックスには「緑色を調整します。カーソル30で希望する座標を移動し決定ボタンを押して下さい。」と表示される。
これによりユーザは入力部26から緑色LED23Gの制御情報に係る頂点座標20Gの座標を変更することが可能となる。同様に、ユーザは赤色LED23Rの頂点座標20Rを変更する場合は、メニューボックス31内の赤色調整タブをクリックし、頂点座標20R付近に表示される4方向の矢印からなるカーソル30を閲覧しながら、頂点20Gを移動させる。また、ユーザは青色LED23Bの頂点座標20Bを変更する場合は、メニューボックス31内の青色調整タブをクリックし、頂点座標20B付近に表示される矢印からなるカーソル30を移動させる。ユーザが入力部26から決定ボタンを操作した場合は、変更後の頂点座標20Gの座標値に対応する制御情報に基づいて、赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bの点灯制御が行われる。
図3に示す色度図及びその他の情報を制御部2により表示する手順について説明する。ユーザは赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bの設定を行う場合、入力部26を操作して色度図を含むメニュー画面を図3の如く表示させる。CPU21は入力部26からの指示を受け付け、RAM22に記憶した色度図ファイル222から色度図の画像データを読み出す。この色度図に関する画像データには図3に示す、色度図、矩形領域G,R、B、頂点座標10R、頂点座標10G及び頂点座標10Bにより規定される点線の三角形、4方向の矢印画像からなるカーソル30,メニューボックス31並びに系列ボックス32が含まれる。
また、CPU21は設定ファイル224から現在の赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御情報を読み出し、制御情報ファイル221から、読み出した制御情報に対応する座標値を読み出し、座標値に対応する頂点座標20G,20R、20B及びこれらにより規定される実線の三角形の画像データを生成し、上述した色度図の画像データに重ね合わせる画像処理を行う。CPU21はこの画像処理後の画像データを、DMDコントローラ12を介してDMD11へ出力する。その結果、図3に示す画面がスクリーン15に表示される。
図4は制御情報ファイル221のレコードレイアウトを示す説明図である。制御情報ファイル221は赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの発光強度または発光時間を含む制御情報に対応させて、各座標値が記憶されている。制御情報ファイル221は、座標値フィールド、電流比赤色フィールド、電流比青色フィールド、デューティ比赤色フィールド及びデューティ比青色フィールドにより構成される。座標値フィールドには、図3に示す色度図上のx、y軸上の座標値が記憶されている。
制御情報として電流比赤色フィールドには、赤色LED23Rを初期設定の状態において点灯させる電流値を「1」とした場合の比率を記憶しており、「0.1」と記憶されている場合、赤色LED23Rを初期設定の電流値に0.1を乗じた電流値で点灯させる。制御情報として電流比青色フィールドも電流比赤色フィールドと同じく、青色LED23Bを初期設定の状態において点灯させる電流値を「1」とした場合の比率を記憶している。制御情報としてデューティ比赤色フィールドには、赤色LED23Rを初期設定の状態において点灯させるパルス幅を「1」とした場合の比率を%で記憶しており、「10%」と記憶されている場合は、10%のパルス幅で赤色LED23Rを点灯させる。同様に制御情報としてデューティ比青色フィールドには、青色LED23Bを初期設定の状態において点灯させるパルス幅を「1」とした場合の比率を%で記憶している。
図4の例は、緑色LED23Gの座標値に対して、発光強度または発光時間を含む制御情報、すなわち赤色LED23R及び青色LED23Bの電流比、並びに、赤色LED23R及び青色LED23Bのデューティ比を記憶している。図4の例において緑色LED23Gの座標値が(0.18,0.7)の場合、図3に示す色度図において緑色LED23Gは、頂点座標10Gの初期位置にある。これに対応して、赤色LED23R及び青色LED23Bの電流比は「0」、赤色LED23R及び青色LED23Bのデューティ比も「0」と記憶されている。
図5は赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御タイミングを示すチャート図である。図5(a)は赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bを単独で点灯させる場合のチャート図であり、緑色LED23Gは、頂点座標10Gの初期位置にある。チャート図における横軸は時間であり、縦軸は電流値である。LEDのオン信号を受けて、LEDドライバ26Dは緑色LED23Gを点灯し、所定時間経過後緑色LED23Gを消灯する。その後、赤色LED23Rを点灯し、所定時間経過後赤色LED23Rを消灯する。赤色LED23Rの消灯後、青色LED23Bを点灯し、所定時間経過後青色LED23Bを消灯する。この動作をLEDドライバ26Dは繰り返し行う。図4の制御情報ファイル221に示すように、緑色LED23Gが初期位置である頂点座標10に位置する場合は、赤色LED23R及び青色LED23Bの電流比、並びに、赤色LED23R及び青色LED23Bのデューティ比は「0」であるので、緑色LED23Gの点灯時には、赤色LED23R及び青色LED23Bは点灯制御されていない。
これに対して、緑色LED23Gの頂点座標20Gが頂点座標10Gから、ユーザの入力部26からの指示により移動した場合、例えば頂点座標20Gが、(0.19,0.65)へ移動した場合、図4の座標値に対応して赤色LED23Rの電流比は「0.1」、青色LED23Bの電流比は「0」となる。CPU21は座標値に対応する電流比を制御情報ファイル221から読み出し、LEDドライバ26Dへ出力する。LEDドライバ26Dはこれを受けて、緑色LED23Gの点灯時に、赤色LED23Rの通常点灯時の0.1倍の電流値でもって点灯を行う。青色LED23Bの電流比は「0」であるので同時点灯は行わない。図5(b)は赤色LED23Rを緑色LED23Gの点灯に合わせて点灯させる際のチャート図である。図5(b)に示すように緑色LED23Gの点灯に合わせて、赤色LED23Rがこれよりも低い波高値で重畳的に同時点灯している点が理解できる。
LEDドライバ26Dは緑色LED23Gの点灯と同じタイミングで、赤色LED23Rに通常点灯時の0.1倍の電流を流す。緑色LED23Gの点灯時には赤色LED23Rは同時に点灯するが、青色LED23Bは、電流比が「0」であるので同時に点灯しない。緑色LED23G及び波高値の低い赤色LED23Rの消灯後、赤色LED23R及び青色LED23Bの点灯・消灯が順次行われる。これにより、ユーザが希望する色をスクリーン15へ表示することが可能となる。
ユーザが緑色LED23Gの頂点座標20Gをさらに移動させ、頂点座標20Gが(0.26,0.6)となった場合、CPU21は制御情報ファイル221から対応する赤色LED23Rの電流比「0.2」及び青色LED23Bの電流比「0.1」を読み出す。CPU21は読み出した電流比をLEDドライバ26Dへ出力し、LEDドライバ26Dは、出力された電流比に基づき緑色LED23Gの点灯時に、赤色LED23Rを電流比「0.2」で、青色LED23Bを電流比「0.1」で同時に全ての色を重畳させて点灯する。なお、発光強度として光源部23へ流す電流の比をもって制御する例を示したが、印可する電圧の比によって同様に光源部23を制御するようにしても良い。また、赤色LED23Rが複数のLEDから構成される場合は、発光強度を増減するために、発光させるLED数を増減するようにしても良い。
図5においては波高値を増減させることにより赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bを制御したが、PWM(Pulse Width Modulation)制御により発光時間としてデューティ比を増減させることによりこれらを制御しても良い。緑色LED23Gの頂点座標20Gが頂点座標10Gから、ユーザの入力部26からの指示により移動した場合、例えば頂点座標20Gが、(0.19,0.65)へ移動した場合、図4の座標値に対応して赤色LED23Rのデューティ比は「10%」、青色LED23Bのデューティ比は「0%」となる。CPU21は座標値に対応するデューティ比を制御情報ファイル221から読み出し、LEDドライバ26Dへ出力する。LEDドライバ26Dはこれを受けて、緑色LED23Gの点灯時に、赤色LED23Rの通常点灯時の10%のデューティ比で点灯を行う。青色LED23Bのデューティ比は「0%」であるので点灯は行わない。図6は赤色LED23Rを緑色LED23Gの点灯に合わせて点灯させる際のチャート図である。図6に示すように緑色LED23Gの点灯に合わせて、赤色LED23Rがこれよりも短いパルス幅で重畳的に同時点灯している点が理解できる。
ユーザが緑色LED23Gの頂点座標20Gをさらに移動させ、頂点座標20Gが(0.26,0.6)となった場合、CPU21は制御情報ファイル221から対応する赤色LED23Rのデューティ比「20%」及び青色LED23Bの電流比「10%」を読み出す。CPU21は読み出したデューティ比をLEDドライバ26Dへ出力し、LEDドライバ26Dは、出力されたデューティ比に基づき緑色LED23Gの点灯時に、赤色LED23Rをデューティ比「20%」で、青色LED23Bをデューティ比「10%」で同時に全ての色を重畳させて点灯する。
このようにして、ユーザは緑色LED23Gの制御情報を、色度図を見ながら視覚的に変更することができ、同様に赤色LED23R及び青色LED23Bの制御情報をも変更することができる。なお、本実施の形態においては、発光強度(電流比、電圧比、発光点灯数等)または発光時間(デューティ比等)をそれぞれ別に制御する処理について説明したが、発光強度と発光時間との2つを組み合わせて、赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bを制御するようにしても良い。さらに本実施の形態においては説明のため色度図の座標値に対応する制御情報を記憶した制御情報ファイル221をCPU21が参照することによる処理を説明したが、RAM22に記憶した数式を用いて、座標値に対する制御情報をCPU21に演算させても良い。例えば、緑色の頂点座標20Gと赤色の初期の頂点座標10Rとの間の距離に応じて、赤色LED23Rに対する制御情報を決定しても良い。この場合、緑色の頂点座標20Gが赤色の頂点座標10Rへ近づくに従い、漸近的に発光強度または発光時間が増加する数式を用いればよい。青色の頂点座標10Bに関しても、緑色の頂点座標20Gとの距離に応じて制御情報を変更する数式を用いればよい。
図7は色度図を出力する際の手順を示すフローチャートである。ユーザはプロジェクタ1の色調整を行う場合、入力部26の図示しないメニューボタンを操作する。CPU21は入力部26から入力されたメニューの表示要求を受け付ける(ステップS71)。これに対応してCPU21は、色度図ファイル222から図3に示す色度図の画像データを読み出す(ステップS72)。この読み出す画像データには、座標軸を含む半楕円形状のカラーの色度図、初期設定の頂点座標10G,10B及び10R、これらにより形成される点線の三角形、矩形状のG領域、B領域,R領域、系列ボックス32、並びに、メニューボックス31が含まれる。CPU21はこの読み出した色度図の画像データを、DMDコントローラ12を経てDMD11へ出力する(ステップS73)。出力された色度図の画像データはスクリーン15に表示される。なお、色度図以外の画像データが分離信号入力部17または複合信号入力部18から入力されている場合は、この画像データ上に色度図の画像データを重ね合わせた上で、DMD11へ重ね合わせた画像データが出力される。
CPU21は設定ファイル224から現在の赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御情報を読み出す(ステップS74)。この制御情報としては一の色のLEDの点灯時における他の2色のLEDの発光強度または発光時間等の制御情報が記憶されている。CPU21は読み出した制御情報に対応する座標値を制御情報ファイル221から読み出す(ステップS75)。例えば緑色の頂点座標20Gを決定する場合、赤色LED23Rの電流比及び青色LED23Bの電流比を読み出し、CPU21はこれをアンド条件で備える緑色LED23Gの座標値を制御情報ファイル221から読み出す。同様に赤色LED23Rの頂点座標20R及び青色LED23Bの頂点座標20Bも決定することができる。なお、ユーザが入力部26から操作することにより変更した頂点座標20G,20R及び20Bの座標値を逐次設定ファイル224に記憶しておき、これを読み出すようにしても良い。
CPU21は読み出した座標値をもとに、対応する画像データをDMD11へ出力する(ステップS76)。これは、読み出した頂点座標20G,20R及び20Bの各座標の点、並びに、各点により形成される実線の三角形の画像をCPU21が生成してDMD11へ出力する。これによりスクリーン15にはステップS73により出力された色度図の画像データに、実線の三角形及び頂点座標20G,20R及び20Bの各座標の点の画像が現在の赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御情報としてスクリーン15に表示される。
ユーザはメニューボックス31を見ながら調整を希望する色のタブを選択する。CPU21はこの色の選択を入力部26から受け付ける(ステップS77)。CPU21は、受け付けた色の頂点座標付近に、RAM22に記憶された4方向の矢印からなるカーソル30の画像データをDMD11へ出力する(ステップS78)。例えば、図3の例では緑色LED23Gの制御情報の変更がユーザにより要求されているので、緑色の頂点座標20G付近にカーソル30が表示されるよう画像データをCPU21は出力する。
図8は制御情報を変更する際の手順を示すフローチャートである。ユーザは特定の色のLEDの制御情報を変更する場合、入力部26からカーソル30を見ながら頂点の座標を移動させる。CPU21は入力部26から変更後の座標値を受け付け(ステップS81)、受け付けた変更後の座標値を設定ファイル224に記憶する(ステップS82)。かかる処理と共に、CPU21は、変更色の頂点座標、他の頂点座標からなる実線の三角形の画像データを生成してDMD11へ出力する。CPU21は変更後の座標値をもとに、制御情報ファイル221を検索し、対応する他の色のLEDの制御情報を読み出す(ステップS83)。
CPU21は変更後の制御情報を設定ファイル224に、ステップS82で記憶した座標値に対応付けて記憶する(ステップS84)。CPU21は変更後の制御情報をLEDドライバ26Dへ出力する(ステップS85)。LEDドライバ26Dは変更後の制御情報に従い、各LEDを制御する(ステップS86)。以上述べた処理を各色について行うことにより、ユーザは色度図を参照しながら、赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bの制御情報を視覚的に変更することが可能となる。
続いて、センサ24と制御部2との制御手順について説明する。センサ24から検出された明度は、例えば8ビットの明度階調からなるデジタルデータとしてCPU21へ出力される。CPU21は輝度ファイル223を参照し、出力された明度に基づき、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの発光強度または発光時間を増減させる制御を行う。
図9は輝度ファイル223のレコードレイアウトを示す説明図である。輝度ファイル223は明度/輝度フィールド及び電圧比フィールドを含んで構成される。明度/輝度フィールドには、明度または輝度が256階調で記憶されており数値が低い程暗く、数値が高い程明るい。電圧比フィールドには、明度に対応付けて各LEDへ印加する電圧の比を記憶しており、電圧比「1.0」の場合、初期設定時の電圧が赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bに印加される。
電圧比は明度または輝度が低くなるにつれて電圧比が小さくなるよう、換言すれば暗くなるに従い印加電圧が低くなるよう記憶されている。一方、電圧比は明度または輝度が高くなるにつれて電圧比が大きくなるよう、換言すれば明るくなるに従い印加電圧が高くなるよう記憶されている。CPU21は、センサ24から出力される明度に対応する電圧比を輝度ファイル223から読み出し、電圧比の情報をLEDドライバ26Dへ出力する。LEDドライバ26Dは初期設定において赤色LED23R、緑色LED23Gまたは青色LED23Bに印加する電圧に電圧比を乗じた電圧を印加する。なお、本実施の形態においては発光強度である電圧比を増減することとしたが、電流比または点灯させるLEDの数を増減させても良い。さらに、発光時間をPWM制御により増減させるようにしても良い。
図10は、センサ24の出力に基づく光源部23に対する制御手順を示すフローチャートである。センサ24は周囲の明度を計測してCPU21へ出力する(ステップS101)。CPU21は出力された明度をもとに、輝度ファイル223を検索し、明度に対応する電圧比を読み出す(ステップS102)。CPU21は読み出した電圧比をLEDドライバ26Dへ出力する(ステップS103)。LEDドライバ26Dは出力された電圧比に基づき赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの各LEDを制御する(ステップS104)。
次に、平均輝度算出回路25と制御部2との間の処理手順を説明する。平均輝度算出回路25は入力切替部16から出力される画像データの1フレーム全画素の平均輝度を算出する。算出された平均輝度は、例えば8ビットの輝度階調からなるデジタルデータとしてCPU21へ出力される。なお、本実施の形態においては1フレームごとに平均輝度を算出しているが、数フレームの画像データの平均輝度を算出して出力するようにしても良い。CPU21は輝度ファイル223を参照し、出力された平均輝度に基づき、赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの発光強度または発光時間を増減させる制御を行う。かかる制御もセンサ24から出力される明度に係る制御と同じく、平均輝度が高い場合、電圧比等の発光強度が増加するよう制御し、平均輝度が低い場合、電圧比等の発光強度を減少させるよう制御する。
図11は、平均輝度算出回路25の出力に基づく光源部23に対する制御手順を示すフローチャートである。平均輝度算出回路25は1フレームの画像データの平均輝度を算出する(ステップS111)。平均輝度算出回路25は算出した平均輝度をCPU21へ出力する(ステップS112)。CPU21は出力された平均輝度をもとに、輝度ファイル223を検索し、平均輝度に対応する電圧比を読み出す(ステップS113)。CPU21は読み出した電圧比をLEDドライバ26Dへ出力する(ステップS114)。LEDドライバ26Dは出力された電圧比に基づき赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの各LEDを制御する(ステップS115)。これにより周囲の状況または画像データの明暗に応じて、コントラストが強調された画像を表示することが可能となる。
実施の形態2
図12は実施の形態2にかかる赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御タイミングを示すチャート図である。カラーホイールに用いられるNDグリーンフィルタに代えて実施の形態2に係る発明は、緑色LED23Gを段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯する。図12に示すように通常LEDドライバ26Dは、緑色LED23Gを波高値Yで示す発光強度で点灯制御する。この制御に加えて、LEDドライバ26Dは点灯時の波高立ち上がり時の所定時間、波高値Y/2で緑色LED23Gの点灯制御を行う。所定時間経過後は通常の波高値Yとなるよう制御する。このように構成することで、低輝度領域のビット拡散ノイズを低減でき、しかもフィルタを用いないので、色のバランスが崩れることなくリニアリティーを改善することができる。
図12の例においては、波高値がY/2において所定時間点灯させる制御を行っているが、さらに段階的に、例えば波高値Y/5において所定時間点灯させる制御を、波高値Yに至るまでに複数回行うようにしても良い。また本実施の形態においては緑色LED23Gの点灯制御につき説明しているが、赤色LED23R及び青色LED23Bについても同様の制御を行っても良い。
図13は実施の形態2にかかる他の赤色LED23R、緑色LED23G及び青色LED23Bの制御タイミングを示すチャート図である。図13に示すように緑色LED23Gを波高値0に達するまでに段階的に消灯するようにしても良い。すなわちLEDドライバ26Dは、波高値Yにて緑色LED23Gを点灯後、波高値0に達するまでに、波高値Y/2で所定時間点灯させ、その後、緑色LED23Gを消灯する。この場合も点灯時と同じく、段階的に消灯することで低輝度領域のビット拡散ノイズを低減することが可能となる。
なお、本実施の形態においては段階的に点灯または消灯する形態につき示したが、点灯時及び消灯時の双方において段階的に点灯及び消灯するようにしても良い。さらに、図13に示すように、緑色LED23Gの点灯時に実施の形態1で述べた赤色LED23R及び青色LED23Bを同時に点灯させる制御を行っても良い。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明に係るプロジェクタのハードウェア構成を示すブロック図である。 制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。 スクリーンに表示される色度図及び光源部の制御情報を示す説明図である。 制御情報ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 赤色LED、緑色LED及び青色LEDの制御タイミングを示すチャート図である。 赤色LEDを緑色LEDの点灯に合わせて点灯させる際のチャート図である。 色度図を出力する際の手順を示すフローチャートである。 制御情報を変更する際の手順を示すフローチャートである。 輝度ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 センサの出力に基づく光源部に対する制御手順を示すフローチャートである。 平均輝度算出回路の出力に基づく光源部に対する制御手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる赤色LED、緑色LED及び青色LEDの制御タイミングを示すチャート図である。 実施の形態2にかかる他の赤色LED、緑色LED及び青色LEDの制御タイミングを示すチャート図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 制御部
11 DMD(空間光変調部)
12 DMDコントローラ
13 フィールドレンズ
14 投射レンズ
15 スクリーン
21 CPU
22 RAM
23 光源部
23R 赤色LED
23G 緑色LED
23B 青色LED
24 センサ
25 平均輝度算出回路
26 LEDドライバ

Claims (8)

  1. 複数の光源部を点灯制御する制御部、及び、前記光源部からの光を画像データに応じて変調する空間光変調部を有するプロジェクタにおいて、
    予め記憶された色度図に関する画像データを前記空間変調部へ出力する色度図出力手段と、
    前記制御部にて設定された複数の光源部の制御情報に関する前記色度図に対応する画像データを前記空間変調部へ出力する制御情報出力手段と、
    前記制御情報を変更するための情報を受け付ける受け付け手段と、
    受け付けた変更後の制御情報に基づき、前記光源部を点灯制御する変更制御手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記制御情報出力手段は、
    各光源部の発光強度または発光時間を含む制御情報に対応させて前記色度図上の座標値を記憶したファイルと、
    前記制御部にて設定された各光源部の制御情報に対応する前記ファイルに記憶された色度図上の座標値を読み出す手段と、
    読み出した色度図上の座標値に対応する画像データを前記空間変調部へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記受け付け手段は、前記制御情報出力手段により出力された座標値に対する変更後の座標値を変更後の制御情報として受け付けるよう構成してあり、
    前記変更制御手段は、前記変更後の座標値に基づき、前記ファイルから変更後の制御情報を読み出し、読み出した変更後の制御情報に基づき、前記光源部を制御するよう構成してあることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記制御部は、一の光源部の点灯時に他の光源部を所定の発光強度で点灯するよう構成してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
  5. 前記制御部は、一の光源部の点灯時に他の光源部を所定時間点灯するよう構成してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
  6. 前記制御部は、一の光源部を段階的に所定の発光強度に達するよう点灯または消灯するよう構成してあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
  7. 周囲の明るさを検出するセンサと、
    前記センサにより検出した明るさに基づき、前記制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させる手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
  8. 画像データの平均輝度を算出する手段と、
    前記算出した平均輝度に基づき、前記制御部により光源部の発光強度または発光時間を増減させる手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載のプロジェクタ。
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