JP2015031876A - 照明装置及びプロジェクター - Google Patents

照明装置及びプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP2015031876A
JP2015031876A JP2013162610A JP2013162610A JP2015031876A JP 2015031876 A JP2015031876 A JP 2015031876A JP 2013162610 A JP2013162610 A JP 2013162610A JP 2013162610 A JP2013162610 A JP 2013162610A JP 2015031876 A JP2015031876 A JP 2015031876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
optical system
detection
rotating plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013162610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6268798B2 (ja
Inventor
井上 望
Nozomi Inoue
望 井上
宮前 章
Akira Miyamae
章 宮前
繁廣 ▲柳▼▲瀬▼
繁廣 ▲柳▼▲瀬▼
Shigehiro Yanase
裕幸 新藤
Hiroyuki Shindo
裕幸 新藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013162610A priority Critical patent/JP6268798B2/ja
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to PCT/JP2014/004048 priority patent/WO2015019591A1/ja
Priority to CN201480039741.9A priority patent/CN105378561B/zh
Priority to TW103126476A priority patent/TWI533077B/zh
Priority to US14/903,958 priority patent/US9869856B2/en
Priority to EP14834636.4A priority patent/EP3032329B1/en
Priority to KR1020167003879A priority patent/KR101768557B1/ko
Priority to BR112016002886A priority patent/BR112016002886A2/pt
Priority to RU2016107752A priority patent/RU2642899C2/ru
Publication of JP2015031876A publication Critical patent/JP2015031876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268798B2 publication Critical patent/JP6268798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/007Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements the movable or deformable optical element controlling the colour, i.e. a spectral characteristic, of the light
    • G02B26/008Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements the movable or deformable optical element controlling the colour, i.e. a spectral characteristic, of the light in the form of devices for effecting sequential colour changes, e.g. colour wheels
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2013Plural light sources
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2033LED or laser light sources
    • G03B21/204LED or laser light sources using secondary light emission, e.g. luminescence or fluorescence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/206Control of light source other than position or intensity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3158Modulator illumination systems for controlling the spectrum

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】簡便な構成によりホイールに生じた不具合を良好に検出できる照明装置及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】光源装置と、第1の面と、第2の面と、該第1の面に設けられた拡散部と、第1の面と該第2の面のうち少なくとも一方に設けられた検出部と、を有し、光源装置からの光が入射する回転拡散板と、拡散部からの光が入射する集光光学系と、検出部からの光を検出する検出器と、検出器から出力される信号に応じて光源装置を制御する制御装置と、を備えた照明装置に関する。検出部は、光源装置からの光が拡散部に入射する位置とは異なる位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及びプロジェクターに関するものである。
プロジェクターに用いられる光源装置の一つとして、レーザー光を励起光として蛍光体層に照射し、励起光とは異なる波長の蛍光を発生させる光源装置が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
上記光源装置においては、回転ホイールの一部に取り付けた光透過部材に反射部材を設けておき、回転による反射光の周期的な変化から回転を検知している。これにより、回転ホイールに生じた脱落等の不具合の発生を検出している。
特開2011−113071号公報
しかしながら、上記従来技術では、透過部材の取り付け部に複雑な機構を設ける必要があるため、コストがかかると同時に、検出機構の故障も生じやすいことから誤検知のおそれがあった。また、透過部材と重なる領域に検出部を設けているため、例えば、透過型拡散ホイールに適用した場合、検出部は表示用の光の有効利用を妨げないようなものでなければならないといったように検出方法が制約されるといった問題もあった。
本発明の一つの態様は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡便な構成によりホイールに生じた不具合を良好に検出できる照明装置及びプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、光源装置と、第1の面と、第2の面と、該第1の面に設けられた拡散部と、該第1の面と該第2の面のうち少なくとも一方に設けられた検出部と、を有し、前記光源装置からの光が入射する回転拡散板と、前記拡散部からの光が入射する集光光学系と、前記検出部からの光を検出する検出器と、前記検出器から出力される信号に応じて前記光源装置を制御する制御装置と、を備え、前記検出部は、前記光源装置からの光が前記拡散部に入射する位置とは異なる位置に設けられている照明装置が提供される。
第1態様に係る照明装置によれば、光源装置からの光が拡散部に入射する位置とは異なる位置に検出部が設けられるので、拡散部から射出された光が検出部により妨げられるといった不具合の発生が防止される。また、検出部を設ける位置を調整するといった簡便な構成であるため、低コスト化を実現できる。よって、回転拡散板が透過型或いは反射型のいずれの構造であっても検出方法の制約を受けることなく、検出部からの光を良好に検出することで回転拡散板に生じた不具合を検出可能な汎用性に優れた照明装置が提供される。
また、前記検出部は、入射した光を遮光する機能を有してもよい。この構成によっても、検出部の故障状態を判定することができる。
また、前記検出部は、前記第2の面に設けられているのが好ましい。
この場合、検出部は、拡散部が設けられる面と異なる面に設けられるので、拡散部と検出部とが積層されることで拡散部の光が遮られるといった不具合の発生が防止される。
上記第1態様において、前記検出部は、入射した光の少なくとも一部を拡散する構成としてもよい。この構成によれば、拡散部の一部を用いて検出部を構成することができる。
また、前記検出部は、前記第1の面に設けられているのが好ましい。
この場合、検出部と拡散部とを同じ工程で形成することができる。
さらに、前記検出器は、前記検出部に入射する光の主光線の延長線から離間した位置に設けられているのが望ましい。
この場合、拡散部の一部を用いて検出部を構成することができる。また、検出器は、検出部に入射する光の主光線の延長線から離間した位置に設けられるので、検出部で拡散されることで放射状に拡がった光を良好に検出することができる。また、検出器は、回転拡散板から離間した位置に設けられるので、該検出器と回転拡散板との接触といった不具合の発生が防止される。
上記第1態様において、前記光源装置は、第1の光源と第2の光源とを含み、前記第1の光源からの光が前記拡散部に入射し、前記第2の光源からの光が前記検出部に入射する構成としてもよい。
この構成によれば、第1の光源と第2の光源とに機能を分散させることができる。また、拡散部に入射させる光の波長および検出部に入射させる波長を適宜独立に設定することができる。
また、前記第1の光源及び前記第2の光源は、それぞれ異なる波長帯の光を射出するのが望ましい。
この構成によれば、検出器による誤検出の発生を防止することができる。
また、前記第1の光源及び前記第2の光源は、それぞれ異なる波長帯の光を射出するのが望ましい。
この構成によれば、第1の光源と第2の光源とに機能を分散させることができる。よって、第1の光源の光を照明光として外部に良好に射出させることができる。
上記第1態様において、前記検出部は、入射した光の少なくとも一部を反射する構成としてもよい。
この構成によれば、反射光を用いて回転拡散板の回転状態を検出することができる。
上記第1態様において、前記検出部は、前記回転拡散板の回転方向に沿って断続的に設けられた複数の検出パターンを含む構成としてもよい。
この構成によれば、回転拡散板の回転方向に沿った断続的な複数の検出パターンによって検出部が構成されるので、回転拡散板の回転に伴って周期的な信号を良好に検出することができる。また、検出器あるいは検出光に不具合が発生したことも容易に検出できる。
上記第1態様において、前記拡散部が蛍光体層である構成としてもよい。
この構成によれば、拡散部から蛍光光を取り出すことができる。
本発明の第2態様に従えば、照明光を照射する照明装置と、前記照明光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、前記照明装置として、上記第1態様に係る照明装置を用いるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターの構成によれば、上述の照明装置を備えるので、本プロジェクター自体も低コスト化でホイールの故障を良好に検出可能な信頼性の高いものとなる。
第1実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図。 第1の照明装置の概略構成を示す図。 第2の照明装置の概略構成を示す平面図。 (a)は回転板の断面構成を示す図、(b)は回転板48の平面構成図。 検出器の要部構成を示す図。 (a)、(b)、(c)は検出器が検出する信号の波形を概念的に示す図。 第2実施形態に係る光拡散素子の概略構成を示す平面図。 光拡散素子が備える検出器の要部構成を示す図。 第3実施形態における光拡散素子の概略構成を示す図。 第4実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図。 (a)は蛍光発光素子の平面図、(b)は蛍光発光素子の断面図。 検出器の要部構成を示す図。
以下、本発明の照明装置及びプロジェクターの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(プロジェクター)
まず、本実施形態に係るプロジェクターの一例について図面を用いて説明する。図1は、プロジェクター1の概略構成を示す平面図である。
プロジェクター1は、スクリーン(被投射面)SCR上にカラー映像(画像)を表示する投射型画像表示装置である。また、プロジェクター1は、光変調装置として、赤色光R、緑色光G、青色光Bの各色光に対応した3つの反射型の液晶ライトバルブ(液晶パネル)を用いている。さらに、プロジェクター1は、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザー(レーザー光源)を用いている。
具体的に、プロジェクター1は、図1に示すように、蛍光光Y(黄色光)を射出する第1の照明装置2と、第1の照明装置2からの蛍光光Yを赤色光Rと緑色光Gに分離する色分離光学系3と、青色光Bを射出する第2の照明装置4と、各色光R,G,Bを画像情報に応じて変調し、各色光R,G,Bに対応した画像光を形成する3つの光変調装置5R,5G,5Bと、各光変調装置5R,5G,5Bからの画像光を合成する合成光学系6と、合成光学系6からの画像光をスクリーンSCRに向かって投射する投射光学系7とを備えている。
第1の照明装置2では、半導体レーザーから射出された青色光(励起光)が蛍光体に照射されることによって蛍光体が励起され、蛍光体から蛍光光(黄色光)が射出される。蛍光体から射出された蛍光光は、を均一な輝度分布(照度分布)を有するように調整された後、色分離光学系3に向かって射出される。
色分離光学系3は、ダイクロイックミラー8と、第1の偏光分離ミラー9a及び第2の偏光分離ミラー9bと、フィールドレンズ10R,10Gと、を備えている。このうち、ダイクロイックミラー8は、第1の照明装置2からの蛍光光Yを赤色光Rと緑色光Gとに分離する機能を有し、分離された赤色光Rを透過すると共に、緑色光Gを反射する。
第1の偏光分離ミラー9aは、ダイクロイックミラー8を透過した所定の偏光方向(例えば、P偏光)の赤色光Rを透過させて赤色光変調装置5Rに入射させる。第1の偏光分離ミラー9aは、後述のように赤色光変調装置5Rにより変調されたS偏光の赤色光Rを反射して合成光学系6に入射させる。
第2の偏光分離ミラー9bは、ダイクロイックミラー8で反射された所定の偏光方向(例えば、P偏光)の緑色光Gを透過させて緑色光変調装置5Gに入射させる。第2の偏光分離ミラー9bは、後述のように緑色光変調装置5Gにより変調されたS偏光の緑色光Gを反射して合成光学系6に入射させる。
第2の照明装置4では、半導体レーザーから射出された青色光Bが均一な輝度分布(照度分布)を有するように調整された後、青色光変調装置5Bに向かって射出される。本実施形態において、第2の照明装置4が本発明の照明装置により構成されている。また、第2の照明装置4から射出された青色光Bの光路中には、第3の偏光分離ミラー9cが配置されている。
第3の偏光分離ミラー9cは、第2の照明装置4から射出された所定の偏光方向(例えば、P偏光)の青色光Bを透過させて青色光変調装置5Bに入射させる。第3の偏光分離ミラー9cは、後述のように青色光変調装置5Bにより変調されたS偏光の青色光Bを反射して合成光学系6に入射させる。
ダイクロイックミラー8及び第1の偏光分離ミラー9aの間に配置されたフィールドレンズ10Rは、赤色光Rを平行化する。また、ダイクロイックミラー8及び第2の偏光分離ミラー9bの間に配置されたフィールドレンズ10Gは、緑色光Gを平行化する。また、第2の照明装置4及び第3の偏光分離ミラー9cの間に配置されたフィールドレンズ10Bは、青色光Bを平行化する。
光変調装置5R,5G,5Bは、反射型の液晶ライトバルブ(液晶パネル)からなり、各色光R,G,Bを反射させる間に、各色光R,G,Bを画像情報に応じて変調した画像光を形成する。また、各光変調装置5R,5G,5Bは、変調に伴って画像光の偏光状態(例えば、P偏光からS偏光)を変化させている。
合成光学系6は、クロスダイクロイックプリズムからなり、各光変調装置5R,5G,5Bから入射した各色光R,G,Bに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学系7に向かって射出する。
投射光学系7は、投射レンズ群からなり、合成光学系6により合成された画像光をスクリーンSCRに向かって拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像(画像)が表示される。
ここで、第1の照明装置2の構成について説明する。図2は、第1の照明装置2の概略構成を示す図である。
図2に示すように、第1の照明装置2は、アレイ光源21と、コリメーター光学系22と、ダイクロイックミラー23と、集光光学系24と、蛍光発光素子25と、インテグレーター光学系26と、偏光変換素子27と、重畳光学系28とを概略備えている。
また、第1の照明装置2では、同一面内の互いに直交する光軸ax1及びax2のうち、一方の光軸ax1上において、アレイ光源21と、コリメーター光学系22と、ダイクロイックミラー23とが、この順に並んで配置されている。また、他方の光軸ax2上において、蛍光発光素子25と、集光光学系24と、ダイクロイックミラー23と、インテグレーター光学系26と、偏光変換素子27と、重畳光学系28とが、この順に並んで配置されている。
アレイ光源21は、複数の半導体レーザー21aが配列されたものからなる。具体的には、光軸ax1と直交する面内に複数の半導体レーザー21aがアレイ状に配列されている。なお、アレイ光源21は、複数の半導体レーザー21aに代えて、例えば発光ダイオード(LED)などの固体発光素子を複数用いてもよい。
半導体レーザー21aは、例えば440〜480nmの波長域にピーク波長を有する青色レーザー光(以下、励起光と称す)BLを射出する。また、各半導体レーザー21aから射出される励起光BLは、コヒーレントな直線偏光の光であり、ダイクロイックミラー23に向かって光軸ax1と平行に射出される。
アレイ光源21から射出された励起光BLは、コリメーター光学系22に入射する。
コリメーター光学系22は、アレイ光源21から射出された励起光BLを平行光に変換するものであり、例えば各半導体レーザー21aに対応してアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ22aからなる。そして、このコリメーター光学系22を通過することにより平行光に変換された励起光BLは、ダイクロイックミラー23に入射する。
ダイクロイックミラー23は、励起光BLを反射し、蛍光光Yを透過させる。このダイクロイックミラーは、光軸ax1に対して45°の角度で蛍光発光素子25側に向かって傾斜した状態で配置されている。また、ダイクロイックミラー23としては、ダイクロイックミラーに限らず、ダイクロイックプリズムを用いてもよい。
集光光学系24は、励起光BLを蛍光発光素子25に向かって集光させるものであり、少なくとも1枚以上の集光レンズ24aからなる。そして、この集光光学系24により集光された励起光BLは、蛍光発光素子25に入射する。
蛍光発光素子25は、いわゆる反射型の回転蛍光板であり、蛍光光Yを発する蛍光体層29と、蛍光光Yを反射する反射膜30と、蛍光体層29を支持する回転板(基材)31と、回転板31を回転駆動する駆動モーター32とを有している。回転板31としては、例えば、円板を用いた。なお、回転板31の形状は円板に限定されず平板であればよい。駆動モーター32は、不図示の制御部に電気的に接続されている。これにより、制御部は、駆動モーター32を制御することで回転板31の回転を制御する。なお、この制御部が後述する制御装置CONTにより構成されていても良い。
回転板31は、プロジェクター1の使用時において所定の回転数で回転する。ここで、所定の回転数とは、励起光の照射により蛍光発光素子25に蓄積される熱を放熱することが可能な回転数である。この所定の回転数は、アレイ光源21から射出される励起光の強度、回転板31の直径、回転板31の熱伝導率、などのデータに基づいて設定される。所定の回転数は、安全率等を考慮して設定される。所定の回転数は、蛍光体層29を変質させたり、回転板31を溶融させたりするような熱エネルギーが蓄積されないように、十分大きい値に設定される。
本実施形態において、上記所定の回転数は、例えば、7500rpmに設定される。この場合において、回転板31の直径は50mmであり、蛍光体層29に入射する青色光の光軸が回転板31の回転中心から約22.5mm離れた場所に位置するように構成されている。すなわち、回転板31においては、青色光の照射スポットが約18m/秒の速度で回転軸の回りに円を描くように移動する。
回転板31の励起光BLが入射する側の面上には、反射膜30と蛍光体層29とが積層されている。反射膜30は、回転板31と蛍光体層29との間に設けられている。また、反射膜30及び蛍光体層29は、回転板31の円周方向に亘ってリング状に設けられている。そして、励起光BLは、反射膜30とは反対側から蛍光体層29に入射する。
蛍光体層29は、励起光BLを吸収して励起される蛍光体を含む。励起光BLにより励起された蛍光体は、第1の照明光として、例えば500〜700nmの波長域にピーク波長を有する蛍光光Yを射出する。
反射膜30は、例えば誘電体多層膜等からなり、蛍光体層29から射出された蛍光光Yを励起光BLが入射する側に向かって反射させる。
回転板31は、例えば銅などの熱伝導体の高い金属製の円板からなり、その中心部が駆動モーター32の回転軸32aに取り付けられている。
駆動モーター32は、回転板31を円周方向に回転させながら、集光光学系24により集光された励起光BLの蛍光体層29に対する照射位置を変動させる。これにより、励起光BLの照射によって蛍光体層29に発生する熱の放熱効果を高めることが可能である。
そして、蛍光発光素子25から射出された蛍光光Yは、集光光学系24を通過した後、ダイクロイックミラー23に入射する。さらに、ダイクロイックミラー23を透過した蛍光光Yは、インテグレーター光学系26に入射する。
インテグレーター光学系26は、蛍光光Yの輝度分布(照度分布)を均一化するものであり、例えばレンズアレイ26a及びレンズアレイ26bからなる。レンズアレイ26a及びレンズアレイ26bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。また、インテグレーター光学系26としては、このようなレンズアレイ26a及びレンズアレイ26bに限らず、例えばロッドインテグレーターなどを用いてもよい。そして、このインテグレーター光学系26を通過することにより輝度分布が均一化された蛍光光Yは、偏光変換素子27に入射する。
偏光変換素子27は、蛍光光Yの偏光方向を揃えるものであり、例えば偏光分離膜と位相差板とを組み合わせたものからなる。そして、この偏光変換素子27を通過することにより偏光方向が例えばP偏光成分に揃えられた蛍光光Yは、重畳光学系28に入射する。
重畳光学系28は、インテグレーター光学系26から射出される複数の光束を、光変調装置等の被照明領域の上で互いに重畳させるものであり、少なくとも1枚以上の重畳レンズ28aからなる。蛍光光Yは、この重畳光学系28により重畳されることによって、その輝度分布(照度分布)が均一化されると共に、その光線軸周りの軸対称性が高められる。そして、この重畳光学系28により重畳された蛍光光Yは、図1に示す色分離光学系3(ダイクロイックミラー8)に入射する。
以上のような構成を有する第1の照明装置2では、第1の照明光として、均一な輝度分布(照度分布)を有するように調整された蛍光光(黄色光)Yを図1に示すダイクロイックミラー8に向かって射出することができる。
なお、第1の照明装置2は、図2に示す構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば、コリメーター光学系22とダイクロイックミラー23との間の光路中に、励起光BLのスポット径を調整するアフォーカル光学系や、励起光BLの強度分布を均一な状態(いわゆるトップハット分布)に変換するホモジナイザー光学系などを配置した構成とすることも可能である。
また、第1の照明装置2では、励起光BLを反射し、蛍光光Yを透過させるダイクロイックミラー23を用いたが、励起光BLを透過させ、蛍光光Yを反射するダイクロイックミラーを用いてもよい。この場合、一方の光軸ax1上において、アレイ光源21と、コリメーター光学系22と、ダイクロイックミラー23と、集光光学系24と、蛍光発光素子25とが順に並んで配置され、他方の光軸ax2上において、ダイクロイックミラー23と、インテグレーター光学系26と、偏光変換素子27と、重畳光学系28とが順に並んで配置された構成とする。
次に、本発明を適用した照明装置の一例として上記第2の照明装置4の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。図3は、第2の照明装置4の概略構成を示す平面図である。
第2の照明装置4は、図3に示すように、本発明における光源装置としてのアレイ光源(第1の光源)41と、コリメーター光学系42と、集光光学系43Aと、光拡散素子44と、ミラー部材35と、インテグレーター光学系45と、偏光変換素子46と、重畳光学系(集光光学系)47とを備えている。
第2の照明装置4では、同一面内の互いに直交する光軸ax3及びax4のうち、一方の光軸ax3上において、アレイ光源41と、コリメーター光学系42と、集光光学系43Aと、光拡散素子44と、ミラー部材35とが、この順に並んで配置されている。また、他方の光軸ax4上において、ミラー部材35と、インテグレーター光学系45と、偏光変換素子46と、重畳光学系47とが、この順に並んで配置されている。
アレイ光源41は、複数の半導体レーザー41aが配列されたものからなる。なお、アレイ光源41は、複数の半導体レーザー41aに代えて、例えば発光ダイオード(LED)などの固体発光素子を複数用いてもよい。
本実施形態においては、光軸ax3と直交する面内に複数の半導体レーザー41aがアレイ状に配列されている。アレイ光源41は、制御装置CONTに電気的に接続されており、その駆動が制御されている。
制御装置CONTは、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と(いずれも図示を省略する。)を含んで実現される。CPUは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出してRAMに展開しこのRAM上のプログラムのステップを実行する。このCPUによるプログラム実行によって、制御装置CONTは、アレイ光源41の動作を制御する。
なお、制御装置CONTは、プロジェクター1の全体を制御するものであってもよい。
半導体レーザー41aは、第2の照明光として、例えば440〜480nmの波長域にピーク波長を有する青色レーザー光(以下、青色光と称す)Bを射出する。また、各半導体レーザー41aから射出される青色光Bは、コヒーレントな直線偏光の光であり、光拡散素子44に向かって光軸ax3と平行に射出される。そして、このアレイ光源41から射出された青色光Bは、コリメーター光学系42に入射する。
コリメーター光学系42は、アレイ光源41から射出された青色光Bを平行光に変換するものであり、例えば各半導体レーザー41aに対応してアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ42aからなる。そして、このコリメーター光学系42を通過することにより平行光に変換された青色光Bは、集光光学系43Aに入射する。
集光光学系43Aは、青色光Bを光拡散素子44に向かって集光させるものであり、少なくとも1枚以上の集光レンズ43cからなる。そして、集光光学系43Aにより集光された青色光Bは、光拡散素子44に入射する。
光拡散素子44は、いわゆる透過型の回転拡散板であり、集光光学系43Aにより集光された青色光Bを透過させる回転板(回転拡散板)48と、回転板48の光出射面側に配置された光拡散層(拡散部)49と、回転板48の光入射面側に配置された検出パターン(検出部)51と、回転板48を回転駆動する駆動モーター50と、検出パターン51からの光を検出する検出器52と、を有している。検出器52は、制御装置CONTに電気的に接続されており、検出結果(検出パターン51からの光の強度)を制御装置CONTに送信する。制御装置CONTは、検出器52から送信される検出結果(出力される信号)に基づいて、アレイ光源41の駆動を制御する。
回転板48は、例えばガラスや光学樹脂などの光透過性を有する円板からなり、その中心部が駆動モーター50の回転軸50aに取り付けられている。
図4は回転板48の要部構成を示す図であり、図4(a)は回転板48の断面構成を示す図であり、図4(b)は回転板48を光入射面側から視た平面構成を示す図である。
図4(a)、(b)に示すように、回転板48の光入射面(第1の面)には、検出パターン51が円周方向に沿って設けられている。検出パターン51は、複数の遮光パターン51aを含む。また、回転板48の光出射面(第2の面)には、リング状の光拡散層49が円周方向に沿って設けられている。なお、本明細書では、回転板が有する第1の面と第2の面のうち、光源装置からの光が入射する面を光入射面と呼び、他方の面を光出射面と呼ぶ。
本実施形態において、検出パターン51は、光拡散層49に対して回転板48における径方向外側に配置されている。すなわち、検出パターン51は、アレイ光源41からの光が光拡散層49に入射する位置(光拡散層49の形成領域)とは平面視において互いにずれた位置に設けられている。
また、本実施形態において、検出パターン51及び光拡散層49は、円形状の回転板48の回転中心(中心)に対し、それぞれ同心状となる円周に沿って設けられている。そのため、回転板48の回転中心と検出パターン51(各遮光パターン51aの径方向の中心を通る円)との距離は、回転中心と光拡散層49(光拡散層49の径方向の中心を通る円)との距離と異なっている。なお、回転板48の形状は円板に限定されず平板であればよい。
なお、光の拡散性を向上させるために、光拡散層49を回転板48の両面に形成しても良い。また、回転板48は、不要な光の反射をさけるべく、青色光Bの波長に応じた反射防止膜が形成されていても良い。本実施形態において、上記反射防止膜は、例えば検出パターン51が形成された側の回転板48の表面に形成されていればよい。
検出パターン51は、例えば、カーボンブラックなどの遮光インクを島状に印刷することで断続的に設けられた複数の遮光パターン51aを含む。なお、遮光パターン51aの光学濃度(OD値)としては、2以上あればよく、3以上とするのがより望ましい。検出パターン51は、光拡散層49を形成する工程とは別の工程において遮光性を有した最適な材料が印刷されることで構成されるため、十分な遮光性を有したものとなる。
一方、光拡散層49は、例えば、ガラスの粉末(ガラスフリット)を樹脂に練り込んだインクを印刷機でスクリーン印刷し、ベークして樹脂を硬化させることで形成する。光の拡散度合いは、例えば、ガラス粉末の粒径、形状(球形か異形であるか)、ガラスの屈折率、密度、樹脂の屈折率、樹脂の膜厚に依存する。樹脂は、使用する波長で劣化しないことが条件である。拡散層の透過損失により熱が発生することから耐熱温度の高い樹脂が望ましい。そこで、本実施形態では、例えば、シリコン樹脂を用いている。なお、上記樹脂を配置する方法として、印刷に代えて金型による射出成形を用いても良い。
また、上記回転板48を構成する円板も樹脂と同様に光に対する劣化が無く、耐熱温度の高いもの(例えば、いわゆる白板ガラス)が望ましい。
なお、光拡散層49は上記製法に限定されず、ガラス表面にフロスト加工を施すことで形成しても良い。また、微細パターンを転写する(インプリンティング)ことで形成しても良い。あるいは、ガラス粉末の溶着、例えば回転板48より融点の低いガラスを半溶解することで形成しても良い。
駆動モーター50としては、例えば、ブラシレスDCモーターが用いられる。駆動モーター50は、回転板48を円周方向に回転させることによって、青色光Bの光拡散層49に対する照射位置を変動させる。これにより、青色光Bの光拡散効果を高めると共に、光拡散素子44の放熱効果も高めることが可能である。そして、この光拡散素子44で拡散された青色光Bは、ミラー部材35に入射する。なお、駆動モーター50は、制御装置CONTに電気的に接続されており、その駆動が制御されている。制御装置CONTは、駆動モーター50の回転状態(例えば、回転方向、回転速度等)を検出する。なお、駆動モーター50の回転状態の検出方法としては、例えば、ホール素子を用いる方法や、駆動コイルに流れる電流、電圧を検出する方法を例示することができる。
本実施形態において、制御装置CONTは、駆動モーター50及びアレイ光源41の駆動制御を対応付けている。例えば、制御装置CONTは、回転板48の回転が停止したことを検知した場合、アレイ光源41の駆動を中止する。これにより、回転板48が回転しない状態でレーザー光が出射されることで回転板48が焼損するといった不具合の発生を防止している。
ミラー部材35は、光拡散素子44によって拡散された青色光Bをインテグレーター光学系45に向かって反射させるものである。ミラー部材35により反射された青色光Bは、インテグレーター光学系45に入射する。
インテグレーター光学系45は、青色光Bの輝度分布(照度分布)を均一化するものであり、例えばレンズアレイ45a及びレンズアレイ45bからなる。これらレンズアレイ45a及びレンズアレイ45bは、複数のレンズがアレイ状に配列されたものからなる。また、インテグレーター光学系45としては、このようなレンズアレイ45a及びレンズアレイ45bに限らず、例えばロッドインテグレーターなどを用いてもよい。そして、このインテグレーター光学系45を通過することにより輝度分布が均一化された青色光Bは、偏光変換素子46に入射する。
偏光変換素子46は、青色光Bの偏光方向を揃えるものであり、例えば偏光分離膜と位相差板とを組み合わせたものからなる。そして、この偏光変換素子46を通過することにより偏光方向が例えばP偏光に揃えられた青色光Bは、重畳光学系47に入射する。
重畳光学系47は、インテグレーター光学系45から射出される複数の光束を、光変調装置等の被照明領域の上で互いに重畳させるものであり、少なくとも1枚以上の重畳レンズ47aからなる。青色光Bは、この重畳光学系47により重畳されることによって、その輝度分布(照度分布)が均一化されると共に、その光線軸周りの軸対称性が高められる。そして、この重畳光学系47により重畳された青色光Bは、図1に示す第3の偏光分離ミラー9cに入射する。
以上のような構成を有する第2の照明装置4では、第2の照明光として、均一な輝度分布(照度分布)を有するように調整された青色光Bを図1に示す第3の偏光分離ミラー9cに向かって射出することができる。
なお、第2の照明装置4は、図3に示す構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば、コリメーター光学系42と集光光学系43Aとの間の光路中に、青色光Bのスポット径を調整するアフォーカル光学系や、青色光Bの強度分布を均一な状態(いわゆるトップハット分布)に変換するホモジナイザー光学系などを配置した構成とすることも可能である。
ところで、上述のように回転板48に何らかの異常が生じた場合、レーザー光が拡散しない状態、すなわちあまり拡がらない状態でインテグレーター光学系45に入射する。インテグレーター光学系45は、複数のレンズがアレイ状に配置されたレンズアレイ45a、45bを含む構造である。そのため、レーザー光が拡散しない場合、レンズアレイ45a、45bの一部にしか光束が入射しないので、各光変調装置5R,5G,5Bの間での照明の均一性が失われ、表示品位が低下してしまうおそれがある。
プロジェクター1では、ユーザーが例えば投射光学系7を覗き込んだとしても、通常動作時であれば、レンズアレイのセルの数だけ光源が見えるようになっている。すなわち、分散光源の数を増やすことによって、強いレーザー光がユーザーの眼に入射することを回避している。一方、上述のように拡散板が有効に機能しない場合、レンズアレイ45a、45bの一部にしかレーザー光の光束が入射しないので、分散光源の数が減少し、ユーザーが強いレーザー光を直接視認してしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態に係る第2の照明装置4では、検出器52から送信される検出結果(出力される信号)に基づいて、制御装置CONTがアレイ光源41の駆動を制御するようにしている。本実施形態では、制御装置CONTが回転板48に何らかの異常が生じた場合、アレイ光源41の駆動を停止するようにしている。
図5は、検出器52の要部構成を示す図である。
検出器52は、いわゆるフォトインタラプターから構成され、図5に示すように、フレーム部52aと、発光素子(第2の光源)52bと、受光素子52cと、を有する。
フレーム部52aは、発光素子52bを回転板48の光出射面側(光拡散層49が形成されている面側)に配置するとともに、受光素子52cを回転板48の光入射面側(検出パターン51が形成されている面側)に配置し、該発光素子52b及び受光素子52cが互いに対向した状態となるように保持する。また、発光素子52b及び受光素子52cは、検出パターン51を挟持するように配置される。
本実施形態において、発光素子52bは、例えば、発光ダイオード(LED)から構成される。また、受光素子52cは、例えば、フォトダイオード或いはフォトトランジスタから構成される。
発光素子52bは、半導体レーザー41aから射出される青色光Bとは異なる波長帯の光(例えば、近赤外の700nm〜1000nm)を射出する。このような近赤外の波長帯の光を用いることで高い発光効率を得ることができる。また、アレイ光源41とは別の波長帯の光を射出する発光素子52bを備えることで、各光源の機能を分離させることができる。よって、アレイ光源41からのレーザー光を外部に良好に射出することができる。
本実施形態において、受光素子52cとして、近赤外に高い受光感度を持つシリコンのフォトダイオードが用いられる。また、本実施形態では、半導体レーザー41aから射出される青色光Bが可視光であることから、可視光をカットし且つ近赤外線を透過するフィルター53を受光素子52cの表面に配置している。これによれば、半導体レーザー41aから射出された青色光Bの漏れ光が受光素子52cに入射した場合でもカットすることができる。よって、受光素子52cによる誤検出の発生を防止することができる。
なお、上記フィルター53に代えて、或いは上記フィルター53に組みわせて、発光素子52b及び受光素子52c間の光路上に、例えば遮光部材、開口絞り等を設けることで、受光素子52cに検出光(近赤外光)以外の光の影響が及ぶのを防止しても良い。
続いて、検出器52が検出パターン51からの光を検出する方法について図6を参照しながら説明する。図6は検出器52が検出する信号の波形を概念的に示す図であり、図6(a)は正常状態の信号を示す図であり、図6(b)はパターンの一部が欠損した場合の信号を示す図であり、図6(c)は回転板48が脱落した場合の信号を示す図である。
回転板48は駆動モーター50の回転駆動に伴って回転する。このとき、検出器52の受光素子52cは、周期的な信号を検出する。受光素子52cに検出される信号は、例えば、光が遮られた場合にLowレベル、光が受光素子52cに入射した場合にHighレベルとなる。この場合において、回転板48は正常に回転動作を行っていれば、図6(a)に示すように、受光素子52cは周期的にHighレベルとLowレベルとが連続した信号を検出する。
一方、検出器52は、回転板48に何らかの異常が生じた場合(例えば、回転板48に割れや欠けが生じた場合或いは回転板48が回転軸50aから脱落した場合)、検出する信号のパターンの少なくとも一部にLowレベルが欠損した状態となる。
回転板48に割れや欠けが生じた場合、遮光パターン51aの一部にも欠損部分が生じる。このような遮光パターン51aの欠損部分が発光素子52b及び受光素子52c間を通過した場合、検出光が欠損部分を通過することでHighレベルの検出時間が正常時よりも長い区間が発生する。そのため、図6(b)に示すように、受光素子52cは、少なくとも部分的にHighレベルが連続する不規則な周期の信号を検出する。
一方、回転板48が回転軸50aから脱落した場合、遮光パターン51aが発光素子52b及び受光素子52c間を通過しない。そのため、受光素子52cには検出光が常に入射した状態となる。そのため、受光素子52cは、図6(c)に示すように、Highレベルの信号のみを連続的に検出する。
本実施形態において、検出器52は、検出パターン51から受光した光から所定の信号を検出し、検出した信号を制御装置CONTに送信する。制御装置CONTは、検出器52から送信された図6(a)乃至(c)に示した信号に基づいて回転板48における状態を判別する。
制御装置CONTは、例えば、図6(a)に示す信号を受信した場合、回転板48に異常が生じていないものと判断する。この場合、制御装置CONTは、アレイ光源41を継続して駆動する。
一方、制御装置CONTは、例えば、図6(b)、あるいは図6(c)に示す信号を受信した場合、回転板48に異常が生じたものと判断する。この場合、制御装置CONTは、アレイ光源41の駆動を停止する。なお、本実施形態では、制御装置CONTが駆動モーター50の回転状態も検出している。そのため、制御装置CONTは、アレイ光源41の駆動を停止させたタイミングで駆動モーター50の回転を停止する。
また、検出器52が検出する信号として、HighレベルとLowレベルとが周期的に繰り返される信号を用いるため、仮に検出器52における発光素子52b或いは受光素子52cが故障した場合、周期的な検出信号が発生しなくなる。制御装置CONTは、検出器52が故障した場合にもアレイ光源41の駆動を停止させる。よって、検出器52の故障時にもアレイ光源41の駆動を停止させることで、回転板48の異常を検出できない状態でレーザー光を照射し続けるのを防止している。
このように本実施形態によれば、アレイ光源41からの光が光拡散層49に入射する位置とは異なる位置に検出パターン51が設けられているので、光拡散層49から射出された光と検出パターン51を介した検出光とが混在することが無い。よって、光拡散層49で拡散された光が検出パターン51により妨げられるといった不具合の発生が防止される。また、回転板48に検出パターン51を印刷するといった簡便な構成であるため、低コスト化を図ることができる。よって、第2の照明装置4は、回転板48が透過型或いは反射型のいずれの構造であっても検出方法に制約を受けることなく、検出パターン51からの光を良好に検出することで回転板48に生じた不具合(欠損や脱落)を検出可能な汎用性に優れた照明装置となる。また、プロジェクター1では、第2の照明装置4を備えることによって、低コストで回転板48の不具合を良好に検出可能な信頼性の高いものとなる。
また、回転板48の回転が停止すると、レーザー光が回転板48の1点に集光した状態で入射し、光拡散層49あるいはガラス基板が破損するおそれがある。本実施形態によれば、未然にレーザー光の照射を中止することで回転板48の破損や脱落によって拡散されないレーザー光が本体の外部に射出されてしまうのを防止することができる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係る光拡散素子について説明する。上記実施形態では、検出パターン51が遮光性を有する遮光パターン51aから構成される場合を例に挙げたが、本実施形態は、例えば光拡散層の一部を用いて検出パターンとして利用する点が異なる。なお、それ以外の構成は上記第1実施形態と共通である。そのため、上記実施形態と共通の構成及び同じ部材については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略する。
図7は、本実施形態における光拡散層の一部を検出パターンとして用いた光拡散素子144の概略構成を示す平面図である。図8は、本実施形態における光拡散素子144が備える検出器152の要部構成を示す図である。図7、8に示すように、光拡散素子144は、回転板48と、回転板48の光出射面側に配置された光拡散層149と、不図示の駆動モーター50と、検出器152と、を有している。
図7に示すように、光拡散層149は、回転板48の光出射面側(第1の面)に設けられており、光拡散部として機能する拡散部149aと、検出パターンとして機能する検出部149bと、を含む。
拡散部149aは、回転板48上にリング状に設けられている。検出部149bは、拡散部149aに対して回転板48における径方向外側に配置され、且つ拡散部149aと一体に設けられている。検出部149bは、回転板48の回転方向に沿って断続的に設けられている。
すなわち、検出部149bは、アレイ光源41からの光が拡散部149aに入射する位置(拡散部149aの形成領域)とは異なる位置に設けられている。検出部149b及び拡散部149aは、円形状の回転板48の回転中心(中心)に対し、それぞれ同心状となる円周に沿って設けられている。そのため、回転板48の回転中心と検出部149b(検出部149bの中心を通る円)との距離は、回転中心と拡散部149a(拡散部149aの中心を通る円)との距離と異なっている。
検出器152は、制御装置CONT(図3参照)に電気的に接続されており、検出結果(検出パターン51からの光の強度)を制御装置CONTに送信する。制御装置CONTは、検出器152から送信される検出結果(出力される信号)に基づいて、アレイ光源41の駆動を制御する。
検出器152は、いわゆるフォトインタラプターから構成され、図8(a)、(b)に示すように、近赤外線を射出する発光素子(第2の光源)152bと、受光素子152cと、を有する。なお、発光素子152b及び受光素子152cは、不図示のフレーム部材に保持されている。受光素子152cの光受光面には、可視光をカットし且つ近赤外線を透過するフィルター53が設けられている。
発光素子152bは、回転板48における光出射面側(光拡散層149が形成されている面側)に配置されている。受光素子152cは、回転板48における光入射面側であり、且つ検出部149bに入射する光の主光線を通る線Kから、回転板48の径方向外側に離間した位置に配置されている。すなわち、回転板48を平面視した場合、受光素子152cは、回転板48とは重ならない位置に配置されている。
回転板48の回転により、発光素子152b及び受光素子152c間に検出部149bが位置したタイミングでは、図8(a)に示す状態となる。図8(a)に示すように、発光素子152bから出射された検出光は、検出部149bに入射する。検出部149bに入射した検出光は散乱されることで放射状に拡がる。そのため、回転板48の外側に配置された受光素子152cは、検出部149bで散乱された検出光を受光することができる。
一方、回転板48の回転により、発光素子152b及び受光素子152c間に検出部149bが無いタイミングでは、図8(b)に示す状態となる。図8(b)に示すように、発光素子152bから出射された検出光は、回転板48を透過する。このとき、検出光は、散乱しないため、回転板48の外側に配置された受光素子152cには入射しない。
本実施形態においても、回転板48の回転駆動に伴って、受光素子152cは、周期的な信号を検出する。受光素子152cに検出される信号は、例えば、拡散された検出光を受光した場合にHighレベル、検出光を受光しない場合にLowレベルとなる。この場合において、回転板48は正常に回転動作を行っていれば、受光素子152cは周期的にHighレベルとLowレベルとが連続した信号(図6(a)参照)を検出する。
一方、検出器152は、回転板48に何らかの異常が生じた場合、少なくとも部分的にLowレベルが連続する周期が不規則な信号を検出する(図6(b)、(c)参照)。
本実施形態においても、アレイ光源41からの光が拡散部149aに入射する位置とは異なる位置に検出部149bが設けられているので、拡散部149aから射出された光と検出部149bを介した検出光とが混在すること無く、回転板48に生じた不具合(欠損や脱落)を良好に検出することができる。
また、拡散部149a及び検出部149bが同一の製造工程で一体に形成できるので、生産性が高まることで製造コストのさらなる低減を図ることができる。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係る光拡散素子について説明する。上記第1実施形態では、検出パターン51が複数の遮光パターン51aから構成される場合を例に挙げたが、本実施形態は、検出パターンが1つのリング状の遮光パターンから構成される点が異なる。なお、それ以外の構成は上記第1実施形態と共通である。そのため、上記実施形態と共通の構成及び同じ部材については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略する。
図9は、本実施形態における光拡散素子244の概略構成を示す図であり、図9(a)は回転板48を光入射面側から視た平面構成であり、図9(b)は、本実施形態における光拡散素子244による検出器252の要部構成を示す図である。
図9(a)、(b)に示すように、光拡散素子244は、回転板48と、検出パターン251と、光拡散層49と、不図示の駆動モーター50と、検出器252と、を有している。本実施形態において、検出パターン251は回転板48の周方向に沿ってリング状に設けられている。
検出器252は、制御装置CONT(図3参照)に電気的に接続されており、検出結果(検出パターン251からの光の強度)を制御装置CONTに送信する。制御装置CONTは、検出器252から送信される検出結果(出力される信号)に基づいて、アレイ光源41の駆動を制御する。
検出器252は、いわゆるフォトインタラプターから構成され、図9(b)に示すように、近赤外線を射出する発光素子(第2の光源)252bと、受光素子252cと、を有する。なお、発光素子252b及び受光素子252cは、不図示のフレーム部材に保持されている。受光素子252cの光受光面には、可視光をカットし且つ近赤外線を透過するフィルター53が設けられている。
本実施形態において、回転板48が正常な状態で回転している場合、発光素子252b及び受光素子252c間に検出パターン251が常に位置している。そのため、発光素子252bから出射された検出光は、検出パターン251で遮光された状態となる。そのため、受光素子252cは検出光を受光することは無い。
一方、回転板48に不具合が生じた場合(例えば、欠け、欠損、或いは脱落が生じた場合)、図9(b)に示す状態となる。例えば、回転板48の端部が割れて欠損すると、図9(b)に示すように、回転板48の端部に欠け48aが生じる。回転板48に欠けやヒビ等によって欠損部48aが生じると、発光素子252bから出射された検出光は欠損部48aを介して受光素子252cに向けて射出される。そのため、受光素子252cは欠損部48aを介して出射される検出光を受光することができる。
本実施形態においては、回転板48における通常の回転駆動(不具合が生じていない状態での回転駆動)に伴って、受光素子252cは一定の信号を検出する。受光素子252cに検出される信号は、例えば、検出光を受光した場合にHighレベル、検出光を受光しない場合にLowレベルとなる。この場合において、回転板48は正常に回転動作を行っていれば、受光素子252cは常にLowレベルの信号を検出することになる。
本実施形態によれば、回転板48に割れや欠け、或いは脱落といった不具合が生じた場合、Highレベルの信号が受光素子252cによって検出される。よって、回転板48に生じた不具合を良好に検出することができる。なお、本実施形態の構成では、検出パターン251からの信号が一定となるため、回転板48の回転を検出することができない。そこで、本実施形態では、制御装置CONTが駆動モーター50の回転状態を検出する。そのため、例えば、検出器252に故障が生じた場合であっても、回転板48の回転を停止する事でレーザー光が回転板48に入射し続けることで回転板48を破損させるといった不具合の発生を防止できる。
(第4実施形態)
続いて、第4実施形態に係る光拡散素子について説明する。上記第1乃至第3実施形態では、拡散部が設けられた回転拡散板として透過型の回転拡散板を用いた照明装置を例に挙げたが、本実施形態は、透過型の蛍光体ホイールを備えた照明装置に適用した点が異なる。なお、上記実施形態と同一の部材については同じ符号を付し、その詳細については省略する。
図10は、本実施形態におけるプロジェクター及び照明装置の概略構成を示す図である。図10に示すように、プロジェクター101は、照明装置104と、色分離導光光学系200と、光変調装置としての液晶光変調装置105R、液晶光変調装置105G、液晶光変調装置105Bと、合成光学系6と、投射光学系7と、制御装置CONTと、を備えている。
照明装置104は、アレイ光源41、コリメーター光学系42、集光光学系43A、蛍光発光素子344、コリメート光学系140、及び照明光学系103を備えている。アレイ光源41から射出される励起光の光路上には、コリメーター光学系42、集光光学系43A、蛍光発光素子344、コリメート光学系140、及び照明光学系103がこの順に配置されている。
蛍光発光素子344は、いわゆる透過型の回転蛍光板であり、蛍光光Yを発する蛍光体層(拡散部)55と、蛍光体層55を支持する回転板348と、回転板348を回転駆動する駆動モーター32と、を有している。
図11は、蛍光発光素子344の構成を示す図であり、図11(a)は蛍光発光素子344の平面図であり、図11(b)は蛍光発光素子344の断面図である。図12は、本実施形態における蛍光発光素子344が備える検出器352の要部構成を示す図である。
蛍光発光素子344は、図11(a)、(b)に示すように、回転板348の光入射面(第2の面)側に検出パターン351が円周方向に沿って設けられている。本実施形態において、検出パターン351は図7に示した光拡散層149と同一構成を有する光拡散層から構成された複数の拡散パターン351aを有する。また、回転板348の光出射面(第1の面)には、回転板348の回転軸の回りに蛍光発光領域が設定されており、この蛍光発光領域には蛍光体層55が配置されている。
すなわち、検出パターン351は、アレイ光源41からの光が蛍光体層55に入射する位置(蛍光発光領域)とは異なる位置に設けられている。検出パターン351及び蛍光体層55は、円形状の回転板348の回転中心(中心)に対し、それぞれ同心状となる円周に沿って設けられている。そのため、回転板348の回転中心と検出パターン351(各遮光パターン51aの径方向の中心を通る円)との距離は、回転中心と蛍光体層55(蛍光発光領域の径方向の中心を通る円)との距離と異なっている。
複数の拡散パターン351aは、回転板348の回転方向に沿って断続的に設けられている。
本実施形態において、蛍光体層55には、集光レンズ43cによって集光された励起光(青色光)が、回転板348の蛍光体層55が形成された側とは反対側の面から照射される。また、蛍光発光素子344は、励起光が入射する側とは反対側に向けて、すなわちコリメート光学系40に向けて、蛍光体層55が発した蛍光を射出する。さらに、励起光のうち蛍光体粒子によって蛍光に変換されなかった成分は蛍光とともに蛍光発光素子344からコリメート光学系40に向けて射出される。従って、蛍光発光素子344からコリメート光学系140に向かって白色光が射出される。
コリメート光学系140は、蛍光発光素子344と照明光学系103との間の光(励起光及び蛍光)の光路上に配置されている。コリメート光学系140は、蛍光発光素子344からの光の広がりを抑える第1レンズ141と、第1レンズ141から入射される光を平行化する第2レンズ142とを含む。第1レンズ141は、例えば凸のメニスカスレンズからなり、第2レンズ142は、例えば凸レンズからなる。コリメート光学系140は、蛍光発光素子344からの光を略平行化した状態で照明光学系103に入射させる。
照明光学系103は、照明装置104と色分離導光光学系200との間の光路上に配置されている。照明光学系103は、集光レンズ(集光光学系)111、ロッドインテグレーター112、及び平行化レンズ113を備えている。
集光レンズ111は、例えば凸レンズからなる。集光レンズ111は、コリメート光学系140から入射する光の光線軸上に配置され、この光を集光する。
集光レンズ111を透過した光は、ロッドインテグレーター112の一端側に入射する。ロッドインテグレーター112は、光路方向に延在する角柱状の光学部材であり、内部を透過する光に多重反射を生じさせることにより、集光レンズ111を透過した光を混合し、輝度分布を均一化するものである。ロッドインテグレーター112の光路方向に直交する断面形状は、液晶光変調装置105R、液晶光変調装置105G、液晶光変調装置105Bの画像形成領域の外形形状と略相似形となっている。
ロッドインテグレーター112の他端側から射出された光は、平行化レンズ113により平行化され、照明光学系103から射出される。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220、反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250及びリレーレンズ260を備えている。色分離導光光学系200は、照明光学系103からの光を赤色光R、緑色光G及び青色光Bに分離し、赤色光R、緑色光G及び青色光Bのそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置105R、液晶光変調装置105G、液晶光変調装置105Bに導光する機能を有する。
ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を透過させる波長選択透過膜が形成されたミラーである。具体的には、ダイクロイックミラー210は、青色光成分を透過させ、赤色光成分及び緑色光成分を反射する。ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、赤色光成分を透過させる。
反射ミラー230、反射ミラー240、反射ミラー250は、入射した光を反射するミラーである。具体的には、反射ミラー230は、ダイクロイックミラー210を透過した青色光成分を反射する。反射ミラー240、反射ミラー250は、ダイクロイックミラー220を透過した赤色光成分を反射する。
ダイクロイックミラー210を透過した青色光は、反射ミラー230で反射され、青色光用の液晶光変調装置105Bの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、緑色光用の液晶光変調装置105Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー220を透過した赤色光は、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ260、射出側の反射ミラー250を経て赤色光用の液晶光変調装置105Rの画像形成領域に入射する。
本実施形態において、液晶光変調装置105R、液晶光変調装置105G、液晶光変調装置105Bは、上記実施形態と異なり、透過型の液晶ライトバルブから構成されている。各液晶光変調装置105R、105G、105Bは、例えば、液晶素子110と液晶素子110を挟持する入射側偏光板120、射出側偏光板130とを有する。入射側偏光板120、射出側偏光板130は、例えば透過軸が互いに直交する構成(クロスニコル配置)となっている。
合成光学系6から射出された画像光は、投射光学系7によってスクリーンSCR上に拡大投写され、ユーザーの目にカラー画像として認識される。
このように、本実施形態に係るプロジェクター101においては、アレイ光源41から射出され、蛍光体層55を透過したレーザー光がスクリーンSCRに照射される。
検出器352は、図12(a)、(b)に示すように、近赤外線を射出する発光素子(第2の光源)352bと、受光素子352cと、を有する。なお、発光素子352b及び受光素子352cは、不図示のフレーム部材に保持されている。受光素子352cの光受光面には、可視光をカットし且つ近赤外線を透過するフィルター53が設けられている。
発光素子352bは、回転板348における光入射面側(検出パターン351が形成されている面側)に配置されている。受光素子352cは、回転板348における光出射面側であり、且つ検出部149bに入射する光の主光線を通る線Kから、回転板348の径方向外側に離間した位置に配置されている。すなわち、回転板348を平面視した場合、受光素子352cは、回転板48とは重ならない位置に配置されている。
回転板348の回転により、発光素子352b及び受光素子352c間に拡散パターン351aが位置したタイミングでは、図12(a)に示す状態となる。図12(a)に示すように、発光素子352bから出射された検出光は、拡散パターン351aに入射する。拡散パターン351aに入射した検出光は散乱されることで放射状に拡がる。そのため、回転板348の外側に配置された受光素子352cは、拡散パターン351aで散乱された検出光を受光することができる。
一方、回転板348の回転により、発光素子352b及び受光素子352c間に拡散パターン351aが無いタイミングでは、図12(b)に示す状態となる。図12(b)に示すように、発光素子352bから出射された検出光は、回転板348を透過する。このとき、検出光は散乱しないため、回転板348の外側に配置された受光素子152cには入射しない。
本実施形態においても、回転板348の回転駆動に伴って、受光素子352cは周期的な信号を検出する。受光素子352cに検出される信号は、例えば、拡散された検出光を受光した場合をHighレベル、検出光を受光しない場合をLowレベルとすると、回転板348が正常に回転動作を行っていれば受光素子352cは周期的にHighレベルとLowレベルとが連続した信号(図6(a)参照)を検出することができる。
一方、検出器352は、回転板348に何らかの異常が生じた場合、少なくとも部分的にLowレベルが連続する周期が不規則な信号を検出する(図6(b)、(c)参照)。
本実施形態においても、アレイ光源41からの光が蛍光体層55に入射する位置とは異なる位置に検出パターン351が設けられているので、蛍光体層55から射出された蛍光光Yと検出パターン351における検出光とが混在すること無く、回転板348に生じた不具合(欠損や脱落)を良好に検出することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、検出パターン51、251、351、及び検出部149bからの拡散光或いは透過光を検出光とする場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、反射光を検出光として用いてもよい。この場合、回転板に形成される検出部は、検出光のうち少なくとも一部を反射する反射特性を有していればよい。また、検出部として、検出光の一部を反射するとともに、その他の一部を透過する特性を有するものを用い、拡散光或いは透過光と、反射光とを組み合わせた検出光に基づいて回転板の検出信号を取得するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、検出パターン51が光拡散層49に対して回転板48における径方向外側に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、光拡散層49が検出パターン51に対して回転板48における径方向外側に配置されていてもよい。
また、上記第2実施形態では、検出部149bが拡散部149aに対して回転板48における径方向外側に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、拡散部149aが検出部149bに対して回転板48における径方向外側に配置されていてもよい。
また、上記第3実施形態では、検出パターン251が光拡散層49に対して回転板48における径方向外側に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、光拡散層49が検出パターン251に対して回転板48における径方向外側に配置されていてもよい。
また、上記第4実施形態では、検出パターン351が蛍光体層55に対して回転板48における径方向外側に配置されていたが、本発明はこれに限定されず、蛍光体層55が検出パターン351に対して回転板48における径方向外側に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置5R,5G,5Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像(画像)を表示するプロジェクターに適用することも可能である。さらに、光変調装置としては、液晶パネルに限らず、例えばデジタルミラーデバイス(DMD:米国テキサスインツルメンツ社の登録商標)などを用いることもできる。
また、上記第4実施形態では、透過型の回転蛍光板を用いた照明装置を例示したが、本発明はこれに限定されず、反射型の回転蛍光板を用いた照明装置に適用しても良い。すなわち、第1実施形態の第1の照明装置2の回転板31の回転状態を検出し、該検出結果に基づいてアレイ光源21の駆動を制御するようにしても良い。
1,101…プロジェクター、4…第2の照明装置(照明装置)、5R,5G,5B、105R,105G,105B…光変調装置、7…投射光学系、K…線、55…蛍光体層(拡散部)、47…重畳光学系(集光光学系)、32,48…回転板(回転拡散板)、41…アレイ光源(光源装置、第1の光源)、52b,152b,252b,352b…発光素子(第2の光源)、49…光拡散層(拡散部)、149b…検出部、51,251,351…検出パターン(検出部)、52,152,252,352…検出器、104…照明装置、111…集光レンズ(集光光学系)、149a…拡散部、149b…検出部、CONT…制御装置

Claims (12)

  1. 光源装置と、
    第1の面と、第2の面と、該第1の面に設けられた拡散部と、該第1の面と該第2の面のうち少なくとも一方に設けられた検出部と、を有し、前記光源装置からの光が入射する回転拡散板と、
    前記拡散部からの光が入射する集光光学系と、
    前記検出部からの光を検出する検出器と、
    前記検出器から出力される信号に応じて前記光源装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記検出部は、前記光源装置からの光が前記拡散部に入射する位置とは異なる位置に設けられている照明装置。
  2. 前記検出部は、入射した光の少なくとも一部を遮光する請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記検出部は、前記第2の面に設けられている請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記検出部は、入射した光の少なくとも一部を拡散する請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記検出部は、前記第1の面に設けられている請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記検出器は、前記検出部に入射する光の主光線の延長線から離間した位置に設けられている請求項4又は5に記載の照明装置。
  7. 前記光源装置は、第1の光源と第2の光源とを含み、
    前記第1の光源からの光が前記拡散部に入射し、
    前記第2の光源からの光が前記検出部に入射する請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、それぞれ異なる波長帯の光を射出する請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記検出部は、入射した光の少なくとも一部を反射する請求項1に記載の照明装置。
  10. 前記検出部は、前記回転拡散板の回転方向に沿って断続的に設けられた複数の検出パターンを含む請求項1〜9のいずれか一項に記載の照明装置。
  11. 前記拡散部が蛍光体層である請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明装置。
  12. 照明光を照射する照明装置と、
    前記照明光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、
    前記照明装置として、請求項1〜11のいずれか一項に記載の照明装置を用いるプロジェクター。
JP2013162610A 2013-08-05 2013-08-05 照明装置及びプロジェクター Active JP6268798B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162610A JP6268798B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 照明装置及びプロジェクター
CN201480039741.9A CN105378561B (zh) 2013-08-05 2014-08-01 照明装置及投影机
TW103126476A TWI533077B (zh) 2013-08-05 2014-08-01 照明裝置及投影機
US14/903,958 US9869856B2 (en) 2013-08-05 2014-08-01 Illumination device and projector
PCT/JP2014/004048 WO2015019591A1 (ja) 2013-08-05 2014-08-01 照明装置及びプロジェクター
EP14834636.4A EP3032329B1 (en) 2013-08-05 2014-08-01 Illumination device and projector
KR1020167003879A KR101768557B1 (ko) 2013-08-05 2014-08-01 조명 장치 및 프로젝터
BR112016002886A BR112016002886A2 (pt) 2013-08-05 2014-08-01 dispositivo de iluminação e projetor
RU2016107752A RU2642899C2 (ru) 2013-08-05 2014-08-01 Устройство освещения и проектор

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013162610A JP6268798B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 照明装置及びプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015031876A true JP2015031876A (ja) 2015-02-16
JP6268798B2 JP6268798B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=52460947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013162610A Active JP6268798B2 (ja) 2013-08-05 2013-08-05 照明装置及びプロジェクター

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9869856B2 (ja)
EP (1) EP3032329B1 (ja)
JP (1) JP6268798B2 (ja)
KR (1) KR101768557B1 (ja)
CN (1) CN105378561B (ja)
BR (1) BR112016002886A2 (ja)
RU (1) RU2642899C2 (ja)
TW (1) TWI533077B (ja)
WO (1) WO2015019591A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017126404A1 (ja) 2016-01-20 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
US9964841B2 (en) 2015-04-03 2018-05-08 Nec Display Solutions, Ltd. Light source device, projection display device, and light source control method
WO2018116414A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 Necディスプレイソリューションズ株式会社 ホイール回転異常検出装置及びこれを備えたプロジェクタ並びにホイールの回転異常検出方法
TWI644160B (zh) * 2018-01-19 2018-12-11 Coretronic Corporation 照明系統與投影裝置
US10534247B2 (en) 2018-01-19 2020-01-14 Coretronic Corportion Projector, image generation device, and image generation method thereof
JP2021009227A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 株式会社リコー 画像投射装置及び画像投射方法
US10948811B2 (en) 2018-06-25 2021-03-16 Coretronic Corporation Illumination system and projection apparatus
US11249379B2 (en) 2018-01-19 2022-02-15 Coretronic Corporation Illumination system and projection apparatus
JP2023029960A (ja) * 2018-04-27 2023-03-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 蛍光体ホイール、光源装置および投写型映像表示装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6394693B2 (ja) * 2014-03-18 2018-10-03 株式会社リコー 光源装置及びこの光源装置を有する画像投影装置
JP6478091B2 (ja) * 2014-09-08 2019-03-06 カシオ計算機株式会社 蛍光ホイール、光源装置及び投影装置
CN107077050B (zh) * 2014-09-30 2019-08-13 Nec显示器解决方案株式会社 照明装置、轮劣化检测方法和投影仪
US9851552B2 (en) * 2015-06-01 2017-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus
JP6206560B2 (ja) * 2015-09-28 2017-10-04 株式会社リコー システム
CN107436528A (zh) * 2016-05-26 2017-12-05 精工爱普生株式会社 光源装置和投影仪
JP6828460B2 (ja) * 2017-01-26 2021-02-10 セイコーエプソン株式会社 照明装置及びプロジェクター
TWI726073B (zh) * 2017-03-16 2021-05-01 揚明光學股份有限公司 光學系統
JP6951091B2 (ja) * 2017-03-16 2021-10-20 株式会社小糸製作所 光学ユニット
CN109240022B (zh) * 2017-07-11 2021-09-28 光芒光学股份有限公司 变焦镜头
CN108710256B (zh) * 2018-03-30 2020-09-08 苏州佳世达光电有限公司 分光模块及应用其的投影装置
CN110554555A (zh) 2018-06-01 2019-12-10 中强光电股份有限公司 投影装置
CN208283709U (zh) * 2018-06-13 2018-12-25 中强光电股份有限公司 光侦测元件与投影装置
EP3807623B1 (en) * 2018-06-18 2023-03-01 Calico Life Sciences LLC System and method for inferring protein binding
CN110618575A (zh) * 2018-06-20 2019-12-27 中强光电股份有限公司 照明系统与投影装置
CN210072300U (zh) * 2019-04-23 2020-02-14 中强光电股份有限公司 波长转换模块以及投影装置
CN210720997U (zh) 2019-11-14 2020-06-09 中强光电股份有限公司 光源模块
CN113495354B (zh) * 2020-04-08 2023-08-25 台达电子工业股份有限公司 波长转换元件
US11716209B2 (en) * 2020-04-14 2023-08-01 The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate Systems and methods for azimuthal multiplexing three-dimensional diffractive optics
TWI792227B (zh) * 2021-03-18 2023-02-11 台達電子工業股份有限公司 光機模組及投影機

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0935594A (ja) * 1995-07-18 1997-02-07 Omron Corp 光センサ
JP2002122807A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JP2005250384A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2007060272A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影画像の撮影方法及びプログラム
JP2007264565A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ及びプログラム、画像投影方法
JP2010033012A (ja) * 2008-06-26 2010-02-12 Seiko Epson Corp 光源装置及び画像表示装置
JP2010231063A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
WO2011129105A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 株式会社小糸製作所 光学ユニット、車両監視装置および障害物検出装置
JP2012150349A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2012194268A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seiko Epson Corp 拡散板、光源装置、及びプロジェクター
JP2013054226A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Casio Comput Co Ltd 投影装置及び投影制御方法
JP2013083703A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Casio Comput Co Ltd 点滅光発生装置、時分割光発生装置及びプロジェクタ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5756981A (en) * 1992-02-27 1998-05-26 Symbol Technologies, Inc. Optical scanner for reading and decoding one- and-two-dimensional symbologies at variable depths of field including memory efficient high speed image processing means and high accuracy image analysis means
US5313479A (en) * 1992-07-29 1994-05-17 Texas Instruments Incorporated Speckle-free display system using coherent light
US5473409A (en) * 1993-09-21 1995-12-05 Sony Corporation Semiconductor light exposure device
JP3296239B2 (ja) * 1997-03-27 2002-06-24 ウシオ電機株式会社 間隙設定機構を備えたプロキシミティ露光装置
JP3727516B2 (ja) * 2000-07-13 2005-12-14 株式会社日立製作所 画像表示装置及びそれに用いる制御回路
US20020180967A1 (en) * 2001-06-04 2002-12-05 Koji Shio Light wavelength measuring instrument, light wavelength measuring method and laser apparatus
JP2007122807A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置及びその調整方法
US7940341B2 (en) * 2007-08-23 2011-05-10 Philips Lumileds Lighting Company Light source for a projector
JP5434533B2 (ja) 2009-11-30 2014-03-05 カシオ計算機株式会社 投影装置、投影方法及びプログラム
JP5610185B2 (ja) 2009-11-30 2014-10-22 カシオ計算機株式会社 回転検出装置、光源ユニット及びプロジェクタ
JP5656265B2 (ja) * 2010-01-29 2015-01-21 Necディスプレイソリューションズ株式会社 プロジェクタおよびその照明装置
JP5488908B2 (ja) * 2010-06-14 2014-05-14 カシオ計算機株式会社 プロジェクタ
JP5803447B2 (ja) 2011-09-02 2015-11-04 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター
CN102809881B (zh) * 2011-09-22 2015-01-21 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 光源系统及其应用的投影系统
JP2014002176A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Ushio Inc 光源装置およびプロジェクタ

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0935594A (ja) * 1995-07-18 1997-02-07 Omron Corp 光センサ
JP2002122807A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JP2005250384A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2007060272A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影画像の撮影方法及びプログラム
JP2007264565A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ及びプログラム、画像投影方法
JP2010033012A (ja) * 2008-06-26 2010-02-12 Seiko Epson Corp 光源装置及び画像表示装置
JP2010231063A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd 光源装置及びプロジェクタ
WO2011129105A1 (ja) * 2010-04-13 2011-10-20 株式会社小糸製作所 光学ユニット、車両監視装置および障害物検出装置
JP2012150349A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Casio Comput Co Ltd 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2012194268A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seiko Epson Corp 拡散板、光源装置、及びプロジェクター
JP2013054226A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Casio Comput Co Ltd 投影装置及び投影制御方法
JP2013083703A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Casio Comput Co Ltd 点滅光発生装置、時分割光発生装置及びプロジェクタ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9964841B2 (en) 2015-04-03 2018-05-08 Nec Display Solutions, Ltd. Light source device, projection display device, and light source control method
WO2017126404A1 (ja) 2016-01-20 2017-07-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
WO2018116414A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 Necディスプレイソリューションズ株式会社 ホイール回転異常検出装置及びこれを備えたプロジェクタ並びにホイールの回転異常検出方法
TWI644160B (zh) * 2018-01-19 2018-12-11 Coretronic Corporation 照明系統與投影裝置
US10534247B2 (en) 2018-01-19 2020-01-14 Coretronic Corportion Projector, image generation device, and image generation method thereof
US10684540B2 (en) 2018-01-19 2020-06-16 Coretronic Corporation Illumination system and projection apparatus
US11249379B2 (en) 2018-01-19 2022-02-15 Coretronic Corporation Illumination system and projection apparatus
JP2023029960A (ja) * 2018-04-27 2023-03-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 蛍光体ホイール、光源装置および投写型映像表示装置
JP7445840B2 (ja) 2018-04-27 2024-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 蛍光体ホイール、光源装置および投写型映像表示装置
US10948811B2 (en) 2018-06-25 2021-03-16 Coretronic Corporation Illumination system and projection apparatus
JP2021009227A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 株式会社リコー 画像投射装置及び画像投射方法
JP7251363B2 (ja) 2019-07-01 2023-04-04 株式会社リコー 画像投射装置及び画像投射方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3032329A4 (en) 2017-03-15
KR20160033731A (ko) 2016-03-28
RU2016107752A (ru) 2017-09-14
EP3032329B1 (en) 2019-04-03
RU2642899C2 (ru) 2018-01-29
EP3032329A1 (en) 2016-06-15
JP6268798B2 (ja) 2018-01-31
TWI533077B (zh) 2016-05-11
US20160170199A1 (en) 2016-06-16
US9869856B2 (en) 2018-01-16
WO2015019591A1 (ja) 2015-02-12
TW201514604A (zh) 2015-04-16
CN105378561A (zh) 2016-03-02
KR101768557B1 (ko) 2017-08-17
CN105378561B (zh) 2017-07-18
BR112016002886A2 (pt) 2017-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268798B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
US10429636B2 (en) Illumination device and image display apparatus
US9942528B2 (en) Wavelength conversion element, illumination device, and projector
JP6237795B2 (ja) 光照射装置及びこれを備えた画像表示装置
US20130286360A1 (en) Projector
US9876998B2 (en) Light source apparatus and projector
JP2012128121A (ja) 照明装置、プロジェクター
JP5915229B2 (ja) プロジェクター
JP6229316B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2015173133A (ja) 光源装置及び画像投影装置
JP5733376B2 (ja) プロジェクター
JP6388051B2 (ja) 光源装置及び画像投影装置
JP6186779B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP6453495B2 (ja) 光源装置及び画像投影装置
JP6279516B2 (ja) 光源装置及び画像投影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150