JP2011181492A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、移動操作時におけるアクチュエータの捻れ等の変形を防止するとともに、アクチュエータの操作状態を容易に確認可能として電気的な接続を容易かつ確実に行うことを可能とする。
【解決手段】信号伝送媒体Fを挟持又は開放するアクチュエータ12の回動半径外方側の端面における長手方向の両端部分に傾斜面部12b1を設けて、作業者の押圧力の全体をアクチュエータ12の全長に対してほぼ均一に作用させ、アクチュエータ12が捻られた状態で押圧されるような事態をなくして、信号伝送媒体Fの挟持作用を良好に行わせるとともに、アクチュエータ12の回動状態を視覚的に容易かつ確実に確認させるように構成したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクチュエータを移動操作することより信号伝送媒体の固定を行うように構成された電気コネクタに関する。
一般に、種々の電気機器等において、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)や、フレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等の各種信号伝送媒体を電気的に接続するための手段として種々の電気コネクタが広く用いられている。例えば、下記の特許文献1のように印刷配線基板上に実装されて使用される電気コネクタでは、FPCやFFC等からなる信号伝送媒体が、絶縁ハウジング(インシュレータ)の前端側開口部から内部に挿入され、その挿入時点において信号伝送媒体を開放する「接続解除位置」に保持されているアクチュエータ(接続操作手段)が、作業者の操作力によってコネクタ前方側又は後方側の接続作用位置に向かって、例えば押し倒されるようにして回動される構成になされている。
そして、上述したアクチュエータ(接続操作手段)が、信号伝送媒体を挟持する「接続作用位置」まで回動操作されると、当該アクチュエータに設けられたカム部材が導電コンタクトを押圧し、それによって導電コンタクトが信号伝送媒体(FPC,FFC等)に圧接するように変位して信号伝送媒体の固定が行われる。一方、このような「接続作用位置」にあるアクチュエータが、元の「接続解除位置」に向かって、例えば上方に起こされるようにして回動されると、導電コンタクトが自身の弾性復元力により信号伝送媒体(FPC,FFC等)から離間する方向に変位し、それによって信号伝送媒体が開放状態になされる。
このように電気コネクタのアクチュエータは、「接続解除位置」と「接続作用位置」との間において、例えば当該アクチュエータの長手方向に延在する回動中心の回りに回動操作されることによって往復移動するように操作される構成を有するものであるが、近年のように電気コネクタ全体の小型化が進んでくると、アクチュエータ自体も小型化又は薄型化されて剛性が低下する傾向にあり、例えば次のような問題を生じる。すなわち、小型化又は薄型化により剛性が低下されたアクチュエータに対して、当該アクチュエータの長手方向の一方向に偏った操作力が付加されると、アクチュエータの全体が捻れるように変形して一部の導電コンタクトに対して本来の操作力が伝達されなくなってしまい、信号伝送媒体(FPC,FFC等)に導電コンタクトが良好に圧接・接続されない状態になってしまうおそれがある。
また、電気コネクタ全体とともにアクチュエータの小型化が進められると、アクチュエータがどの位置まで回動されているか、特にアクチュエータが「接続作用位置」まで回動された状態が視覚的に認識しにくくなってしまい、導電コンタクトの接続状態を確認することが難しくなるという問題もある。
特開2004−71160号公報
そこで本発明は、簡易な構成で、移動操作時におけるアクチュエータの捻れ等の変形を防止するとともに、アクチュエータの操作状態を容易に確認可能として、電気的な接続を容易かつ確実に行うことが出来るようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、信号伝送媒体を挟持又は開放するアクチュエータが、当該アクチュエータの長手方向に延在する回動中心の回りに回動可能に設けられた電気コネクタにおいて、前記アクチュエータの前記回動中心に関する半径方向の外方側端面であって当該アクチュエータの長手方向の両端部分には、前記長手方向に対して適宜の角度をなして延在する傾斜面部が設けられた構成が採用されている。
このような構成を有する本発明によれば、アクチュエータを「接続解除位置」から「接続作用位置」に回動するために、例えば当該アクチュエータが「接続解除位置」に立てられた状態における立壁面を作業者の指先が押圧する際に、長手方向両端部分に設けられた傾斜面部に対して作業者の指先が掛かりにくくなり、それによってアクチュエータの長手方向中央部分に対して押圧力が付加される傾向となる。一方、長手方向両端部分に設けられた傾斜面部に付加された押圧力も、当該傾斜面部の傾斜面に対して略直角な方向、つまりアクチュエータの長手方向両端側から中央側へ向かって作用することとなる。そのため、作業者から付加される操作押圧力の全体としては、アクチュエータの全長に対して均一に作用する傾向となり、従来のようにアクチュエータが捻られた状態で押圧されるような事態が発生し難くなって、アクチュエータの全体が略平面を維持しながら回動されることとなり、当該アクチュエータの回動による信号伝送媒体の挟持作用が良好に行われるようになっている。
さらに、アクチュエータの長手方向両端部分に傾斜面部が配置された外形形状を有するため、当該アクチュエータの外観全体を目視したときには、略台形状を有する特徴的な異形状として視覚的に認識されることから、アクチュエータの回動状態が視覚的に容易かつ確実に確認されるようになっている。
また、本発明においては、前記長手方向の両端部分に設けられた傾斜面部どうしの間部分に前記長手方向に延在する平担面部が設けられ、前記傾斜面部が、前記平担面部の長手方向両端部から滑らかに連続するように形成されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、アクチュエータに対して操作力を付加したときに、傾斜面部と平担面部との境界部分に応力集中を発生させるような角部が存在しなくなることから、アクチュエータの回動操作による破損等のおそれを防止することが可能となる。
また、本発明においては、前記アクチュエータの長手方向両端縁部には、当該アクチュエータの回動半径方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部がそれぞれ設けられ、それらの立上壁面部の回動半径方向外端縁から前記傾斜面部が連続するように設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、立上面部が設けられていない場合に比して当該立上壁面部の分だけ、アクチュエータの剛性が高められることとなり、アクチュエータに操作力を付加したときの破損等を防止することが可能となる。
また、本発明において、前記傾斜面部が前記長手方向に対してなす適宜の角度が4°から15°の範囲に設定されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、アクチュエータを操作する際における当該アクチュエータの全長に対する操作押圧力の均一性と、アクチュエータ全長の剛性との双方が良好に得られることが判明した。
また、本発明における前記傾斜面部には、当該傾斜面部に沿って隣接配置された別個の傾斜面からなる操作回避補助部が付設され、その操作回避補助部を構成する傾斜面は、前記傾斜面部から、前記アクチュエータの回動半径方向に沿い且つアクチュエータの長手方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部の半径方向外端縁まで、前記アクチュエータの回動半径方向に対して適宜の角度をなして延在していることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、上述したようにアクチュエータの操作時において傾斜面部に作業者の指先が掛かりにくくなる傾向が、当該傾斜面部に追加して設けられた操作回避補助部によって一層顕著となり、作業者から付加される操作押圧力が全長において更に均一に作用することとなって、アクチュエータが捻られた状態で押圧されるような事態が発生し難くなって、アクチュエータの全体が略平面を維持しながら回動され、アクチュエータの回動による信号伝送媒体の挟持作用が極めて良好に行われる。
また、本発明においては、前記操作回避補助部が、前記信号伝送媒体を開放した状態から挟持する方向に前記アクチュエータを操作する際に当該アクチュエータに付加される操作力に対面するように配置されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、アクチュエータを挟持方向に操作する際に、傾斜面部に対して作業者の指先が確実に掛かりにくくなる。
また、本発明においては、前記アクチュエータの回動半径方向に沿い且つアクチュエータの長手方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部における長手方向中央部分であって、前記信号伝送媒体を開放した状態から挟持する方向へ操作力が付加される部位又は前記信号伝送媒体を挟持した状態から開放する方向へ操作力が付加される部位に、前記アクチュエータの長手方向に沿って延在する凹部又は凸部からなる操作支援部が設けられていることが望ましく、そのときの操作支援部を構成する凹部又は凸部は、前記アクチュエータの操作者の指先端部又は爪部を係合可能とする形状になされていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、アクチュエータの操作時に、当該アクチュエータの操作者の爪部又は指先端部が長手方向中央部分の操作支援部に掛かり易くなり、作業者から付加される操作押圧力がアクチュエータの中央部分に積極的に受けられて均一な操作性が確実に得られる。
また、本発明においては、前記操作支援部が、前記アクチュエータの長手方向に沿って湾曲状又は直線状をなして延在するように形成されていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、湾曲状の操作支援部に対して操作者の爪部が容易かつ確実に係合するとともに、直線状の操作支援部に対して操作者の指先部が容易かつ確実に係合することから、これら湾曲状又は直線状の操作支援部を回動操作の状態に応じて適宜に配置することによって良好な操作性が得られる。
以上述べたように本発明にかかる電気コネクタは、信号伝送媒体を挟持又は開放するアクチュエータの回動半径外方側の端面における長手方向の両端部分に傾斜面部を設けて、作業者の押圧力の全体をアクチュエータの全長に対してほぼ均一に作用させ、アクチュエータが捻られた状態で押圧されるような事態をなくして、信号伝送媒体の挟持作用を良好に行わせるとともに、アクチュエータの回動状態を視覚的に容易かつ確実に確認させるように構成したものであるから、簡易な構成で、移動操作時におけるアクチュエータの捻れ等の変形を防止するとともに、アクチュエータの操作状態を容易に確認可能として、電気的な接続を容易かつ確実に行うことが出来、電気コネクタの品質及び信頼性を低廉かつ大幅に向上させることが出来る。
本発明の第1の実施形態にかかる電気コネクタを表したものであって、アクチュエータが接続解除位置に立てられた状態において信号伝送媒体が未挿入の状態の全体構成を前方側から表した外観斜視説明図である。 図1に示された電気コネクタに対して信号伝送媒体を挿入してからアクチュエータを接続作用位置まで押し倒すように回動した状態の全体構成を前方側から表した外観斜視説明図である。 図1に示された接続解除状態にある電気コネクタを後方側から見たときの外観斜視説明図である。 図1に示された接続解除状態にある電気コネクタを前方側から見たときの正面説明図である。 図1に示された接続解除状態にある電気コネクタを上方側から見たときの平面説明図である。 図2に示された接続作用状態にある電気コネクタを後方側から見たときの外観斜視説明図である。 図2に示された接続作用状態にある電気コネクタを上方側から見たときの平面説明図である。 図3に示された接続解除状態にある電気コネクタの長手方向一端部分を拡大して表した外観斜視説明図である。 図6に示された接続作用状態にある電気コネクタの長手方向一端部分を拡大して表した外観斜視説明図である。 図5中の X - X 線に沿った横断面説明図である。 図7中の XI - XI 線に沿った横断面説明図である。 接続作用位置に押し倒された状態の図2及び図9に表されたアクチュエータを操作者の爪で引き起こす操作を示した横断面説明図である。 図12中の符号 XIII で表した領域を拡大したものであって、一方の導電コンタクトを表した横断面説明図である。 接続作用位置に押し倒された図13の状態からアクチュエータをやや引き起こした状態を示した横断面説明図である。 アクチュエータを接続解除位置まで引き起こした状態を示した図13相当の横断面説明図である。 アクチュエータを接続解除位置まで引き起こした状態を示したものであって、他方の導電コンタクトを表した図15相当の横断面説明図である。 アクチュエータが接続作用位置に押し倒された状態の一部を下方側から示した底面説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電気コネクタを表したものであって、アクチュエータが接続解除位置に立てられた状態において信号伝送媒体が未挿入の状態の全体構成を前方側から表した外観斜視説明図である。 図18に示された接続解除状態にある電気コネクタを後方側から見たときの外観斜視説明図である。 図18及び図19に示された電気コネクタの側面説明図である。
以下において、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる信号伝送媒体の接続を行うために配線基板上に実装して使用される電気コネクタに本発明を適用した実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
すなわち、図1〜図17に示されている本発明の第1の実施形態にかかる電気コネクタ10は、絶縁ハウジング11の後端縁部分(図10の右端縁部分)に、接続操作手段としてのアクチュエータ12を備えた、いわゆるバックフリップ型構造を有するものであって、上述したアクチュエータ12は、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を挿入するコネクタ前端側(図10の左端側)とは反対側のコネクタ後方側(図10の右方側)に向かって押し倒されるように回動される構成になされている。
このとき、前記絶縁ハウジング11は、細長状に延在する中空枠体状の絶縁部材から形成されているが、その絶縁ハウジング11における長手の横幅方向を、以下、コネクタ長手方向と呼び、また信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を挿入又は離脱させる方向をコネクタ前後方向と呼ぶこととする。
その絶縁ハウジング11の内部には、適宜の形状をなす薄板状金属製部材により形成された2種類の異なる形状を有する導電コンタクト13,14が、複数体にわたって装着されている。それらの導電コンタクト13,14は、絶縁ハウジング11の内部においてコネクタ長手方向に沿って適宜の間隔をなして多極状に配置されており、異なる形状を有する一方側の導電コンタクト13と他方側の導電コンタクト14とが、多極配列の方向であるコネクタ長手方向に交互に配列されている。これらの導電コンタクト13,14の各々は、信号伝送用又はグランド接続用のいずれかとして、主印刷配線基板(図12及び図13中の符号P参照)上に形成された導電路(図示省略)に対して半田接合により実装された状態で使用される。
また、前記絶縁ハウジング11の前端縁部分(図10の左端縁部分)には、上述したようにフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる信号伝送媒体Fの端末部分が挿入される媒体挿入口11aが、コネクタ長手方向に細長状をなすように設けられているとともに、その反対側のコネクタ前後方向の後端縁部分(図10の右端縁部分)には、上述した一方側の導電コンタクト13やアクチュエータ(接続操作手段)12等を装着するための部品取付口11bが、同じく細長状に設けられている。
このとき、上述した一方側の導電コンタクト13は、絶縁ハウジング11のコネクタ後端側に設けられた部品取付口11bから前方側(図10の左方側)に向かって挿入されて装着されているが、他方側の導電コンタクト14は、絶縁ハウジング11のコネクタ前端側に設けられた媒体挿入口11aから後方側(図10の右方側)に向かって挿入されることにより装着されている。このようにして絶縁ハウジング11の内部に装着された各導電コンタクト13,14は、媒体挿入口11aを通して絶縁ハウジング11の内部に挿入された信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの配線パターンFaに対応した位置に配置されている。それらの信号伝送媒体Fに形成された配線パターンFaは、信号伝送用導電路(信号線パッド)又はシールド用導電路(シールド線パッド)を適宜のピッチ間隔で配置したものである。
一方、上述した各導電コンタクト13,14は、信号伝送媒体Fの挿脱方向(図10の左右方向)である前後方向に沿って略平行に延在する一対の細長状ビーム部材からなる可動ビーム13a,14a及び固定ビーム13b,14bをそれぞれ有している。これらの可動ビーム13a,14a及び固定ビーム13b,14bは、上述した絶縁ハウジング11の内部空間において図示上下方向に適宜の間隔をなして互いに対向するように配置されている。そのうちの固定ビーム13b,14bは、前記絶縁ハウジング11の底面板の内壁面に沿って略不動状態となるように固定されているとともに、その固定ビーム13b,14bの図示上方位置に略平行に延在する可動ビーム13a,14aが、連結支柱部13c,14cを介して固定ビーム13b,14bに一体的に連結されている。
その連結支柱部13c,14cは、細幅の板状部材から形成されており、前記両ビーム13a,14a及び13b,14bの延在方向の略中央部分において図示上下方向に延在するように配置されている。そして、その連結支柱部13c,14cの図示上端部分に連結された可動ビーム13a,14aは、連結支柱部13c,14cの弾性可撓性に基づいて固定ビーム13b,14bに対して弾性変位可能となるように構成されており、各可動ビーム13a,14aが、連結支柱部13c,14c又はその近傍を回動中心として揺動可能となるように構成されている。そのときの可動ビーム13a,14aの揺動は、図10の紙面内において上下の方向に行われることとなる。
また、上述した可動ビーム13a及び14aの前端側部分(図10の左端側部分)には、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの図示上面側に形成された配線パターン(信号伝送用又はシールド用の導電路)Faのいずれかに接続される上端子接触凸部13a1,14a1が図示下向きの突形状をなすように設けられている。
一方、固定ビーム13b,14bは、前述したように絶縁ハウジング11の底面板の内壁面に沿って前後方向に延在するように配置されているが、それらの固定ビーム13b,14bにおける前方側部分(図10の左方側部分)には、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの図示下面側に形成された配線パターン(信号伝送用又はシールド用の導電路)Faのいずれかに接続される下端子接触凸部13b1,14b1が図示上向きの突形状をなすように設けられている。これらの下端子接触凸部13b1,14b1は、上述した可動ビーム13a,14a側の上端子接触凸部13a1,14a1の図示直下位置に対面するように配置されており、それらの上端子接触凸部13a1,14a1と下端子接触凸部13b1,14b1との間に信号伝送媒体Fが挟持される構成になされている。
なお、これらの可動ビーム13a,14aの上端子接触凸部13a1,14a1、及び固定ビーム13b,14bの下端子接触凸部13b1,14b1は、互いの位置をコネクタ前方側(図10の左方側)或いはコネクタ後方側(図10の右方側)にずらして配置することも可能である。また、固定ビーム13b,14bは、基本的に不動状態となるように固定されているが、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挿入を容易化する等の目的で、先端部分が弾性変位可能となるように形成することが可能であり、当該固定ビーム13b,14bの前端部分を、絶縁ハウジング11の底面板の内壁面から僅かに浮き上がるように形成することもできる。
さらに、上述した固定ビーム13bの後端側部分(図10の右端側部分)、及び固定ビーム14bの前端側部分(図10の左端側部分)には、主印刷配線基板(図12及び図13中の符号P参照)上に形成された導電路に半田接続される基板接続部13b2,14b2がそれぞれ設けられている。
さらにまた、前記可動ビーム13a,14aの後端側部分(図10の右端側部分)には、カム受け部13a2,14a2が設けられているとともに、固定ビーム13b,14bの後端側部分(図10の右端側部分)には、凹形状をなすように形成されたカム受入凹部13b3,14b3がそれぞれ設けられている。それらのカム受け部13a2,14a2及びカム受入凹部13b3,14b3には、上述した絶縁ハウジング11の後端部分に装着されたアクチュエータ(接続操作手段)12の押圧カム部12aが接触配置されている。この押圧カム部12aの外周に沿って形成されたカム面は、前記可動ビーム13a,14aのカム受け部13a2,14a2、及び固定ビーム13b,14bのカム受入凹部13b3,14b3に対して滑動自在に接触しており、そのような接触配置関係によってアクチュエータ12が、押圧カム部12aの回動中心X(図10及び図11参照)の回りに回動自在に支持されている。
このとき、上述した可動ビーム13a,14aのカム受け部13a2,14a2、及び固定ビーム13b,14bのカム受入凹部13b3,14b3は、例えば図11に表されているように「接続作用位置」まで回動された押圧カム部12aに対して軽嵌合するように構成されており、当該押圧カム部12aを、図11の「接続作用位置」まで回動された状態に保持するようになされている。
一方、前述したように絶縁ハウジング11の後端部分(図10及び図11の右端部分)において回動されるように配置されたアクチュエータ(接続操作手段)12の全体は、コネクタ長手方向に沿って細長状に延在するように形成されていて、絶縁ハウジング11の全幅とほぼ同じ長さに渡って配置されている。このアクチュエータ12は、当該アクチュエータ12の長手方向に延在する回動中心、すなわち上述した押圧カム部12aの回動中心X(図10及び図11参照)の回りに回動可能となるように取り付けられており、その回動中心Xに関する回動半径の外方側の部分(図11の右端側部分)が開閉操作部12bになされている。そして、その開閉操作部12bに対して作業者による適宜の操作力が付与されることによって、アクチュエータ12の全体が、図10のようにほぼ直立した状態の「接続解除位置」と、図11のようにコネクタ後方側に向かってほぼ水平に倒された状態の「接続作用位置」との間で往復回動されるように構成されている。
このとき、開閉操作部12bが押圧カム部12aと連結されている部分には、導電コンタクト13,14との干渉を回避するためのスリット状貫通穴部12cが形成されていて、上述したようにアクチュエータ12が「接続解除位置」(図10参照)まで回動されたときには、そのスリット状貫通穴部12cの内方に、導電コンタクト13,14の可動ビーム13a,14aの後端部分が入り込むようになっている。
一方、アクチュエータ(接続操作手段)12の開閉操作部12bを、作業者が指先により「接続解除位置」(図10参照)から「接続作用位置」(図11参照)に向かって押し倒すようにして回動操作が行われると、上述した押圧カム部12aの回転半径が、固定ビーム13b,14bと可動ビーム13a,14aとの間において増大する方向に変化するように構成されている。そして、その押圧カム部12aの径が増大する変化に従って前記可動ビーム13a,14aの後端側に設けられたカム受け部13a2,14a2が図示上方側に持ち上げられるように変位し、それに伴ってカム受け部13a2,14a2と反対側(コネクタ前端側)に設けられた上端子接触凸部13a1,14a1が下方に押し下げられていくようになっている。
このようにしてアクチュエータ(接続操作手段)12が最終回動位置である「接続作用位置」まで回動しきったときには(図11参照)、上述した可動ビーム13a,14aの上端子接触凸部13a1,14a1と、固定ビーム13b,14bの下端子接触凸部13b1,14b1とが、それら両者の間に挿入された信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fに上下から圧接して信号伝送媒体Fの挟持が行われることとなる。そのとき、信号伝送媒体Fの配線パターン(信号伝送用及びシールド用の導電路)Faに対して、上端子接触凸部13a1,14a1及び下端子接触凸部13b1,14b1が圧接され、それによって電気的な接続が行われる構成になされている。
また、前述したようにアクチュエータ12が、「接続解除位置」(図10参照)から後方側に押し倒すように回動されて「接続作用位置」(図11参照)まで移動された状態においては、当該アクチュエータ12の開閉操作部12bの図示下面側部分が、主配線基板Pに対面するように近接する配置関係になされるが、そのときのアクチュエータ12の開閉操作部12bの下面側部分には、主配線基板に向かって突出する保護突部12dが設けられている。この保護突部12dは、前述した導電コンタクト13,14の多極配列の方向(コネクタ長手方向)において所定の間隔をなして複数配置されており、それぞれ略四角柱状のブロック体として形成された各保護突部12dが、アクチュエータ12の回動操作に伴って一体的に回動されるように構成されている。
より具体的には、前記保護突部12dの各々は、コネクタ長手方向つまり導電コンタクト13,14の多極配列の方向において、前述した他方側の形状を有する導電コンタクト14に対応する位置、つまり多極配列方向に隣接する一方側の形状を有する導電コンタクト13の基板接続部13b2,13b2どうしの間部分に配置されている。従って、アクチュエータ12の全体とともに保護突部12dが回動される際においては、一方側の導電コンタクト13の基板接続部13b2に対して、常時、非干渉の状態が維持されるようになっている。
また、他方側の形状を有する導電コンタクト14に対しては、当該導電コンタクト14の後方側(図16の右方側)に相当する位置に各保護突部12dの回動半径内方側の内端面12d1が非干渉となる位置に配置されている。すなわち、アクチュエータ12が「接続作用位置」にある状態において、当該保護突部12dの内端面12d1は、他方側の導電コンタクト14を構成している固定ビーム14bの後端面(図17の上端面)14b4から後方側(図17の上方側)にやや離間した位置に対面するように配置されており、そのような両端面どうしを離間させた対面配置関係によって、他方側の導電コンタクト14に対する非干渉状態が維持されるようになっている。
さらに、他方側の導電コンタクト14が保持されている絶縁ハウジング11の底面板の後端縁部(図17の上端縁部)11cは、コネクタ前後方向(図16の左右方向)における位置が、前記他方側の導電コンタクト14の後端面(図17の上端面)14b4と略一致する配置関係になされている。従って、その絶縁ハウジング11の底面板の後端縁部(図17の上端縁部)11cに対しても、上述した保護突部12dの内端面12d1は、後方側(図17の上方側)にやや離間した位置に対面するように配置されており、そのような両端面どうしを離間させた対面配置関係によって、絶縁ハウジング11に対する各保護突部12dの非干渉状態が維持されるようになっている。
さらにまた、前記各保護突部12dにおける回動半径外方側に設けられた外端面12d2は、アクチュエータ12の開閉操作部12bの同じく回動半径外方側の操作側の外端面(図10及び図13の右端面)からやや内方側(図10及び図13の左方側)に引き込まれた位置に配置されており、当該保護突部12dの外端面12d2が、アクチュエータ12の開閉操作部12bの操作側外端面に対して段差を形成するように設けられている。そして、特に図13に示されているように、作業者の爪Sが、上述した保護突部12dにより形成された段差、及びその段差から回動半径外方側の部位に対して下方側から容易に引っ掛かる構成になされている。
この段差を形成している保護突部12dの外端面12d2は、上述した一方側の導電コンタクト13に設けられた基板接続部13b2の後端面(図10及び図13の右端面)から、アクチュエータ12の後方側(図10及び図13の右方側)、つまりアクチュエータ12が「接続作用位置」に移動された状態において当該アクチュエータ12の操作側外端面側に向かってやや突出する位置に配置されている。従って、作業者の爪Sが、コネクタ内方側(図13の左方側)に向かって挿入された際には、前記保護突部12dの外端面12d2に対して作業者の爪Sが当接されることとなることから、導電コンタクト13の基板接続部13b2に対して作業者の爪Sが接触することがない。
また、前記保護突部12dの外端面12d2に対して作業者の爪Sが当接されることとなることから、アクチュエータ12を「接続作用位置」から「接続解除位置」に回動する際に、作業者の爪Sが前記外端面12d2より押圧カム部12a側に入り込むことがなくなり、アクチュエータ12のスリット状貫通穴部12cから突出した導電コンタクトの可動ビーム13a,14aに接触することがなくなる。
このように、アクチュエータ12と主印刷配線基板Pとの間に形成される隙間が、アクチュエータ12に設けられた保護突部12によってアクチュエータ12の後方側(図13の右方側)から覆われることとなり、そのアクチュエータ12と主印刷配線基板Pとの隙間の内方側に配置されている導電コンタクト13,14等のコネクタ部品に対して作業者の爪Sが接触することが無くなる。
また、保護突部12は、アクチュエータ12に設けられた開閉操作部12bの操作側外端面に対して段差を形成するように設けられていることから、アクチュエータ12の回動操作を行うにあたって、作業者の爪先端部がアクチュエータ12と保護突部12dとの段差に容易に引っ掛かることとなり、アクチュエータ12の回動操作が安全かつ確実に行われる。
さらに、多極状の配列方向において隣接する導電コンタクト13の基板接続部13b2,13b2どうしの間部分に保護突部12dが配置されていることから、アクチュエータ12を「接続作用位置」に移動させた際に、当該アクチュエータ12の保護突部12dが、導電コンタクト13の基板接続部13b2,13b2どうしの間部分に入り込むことによって両者の干渉が防止されることとなる。そのため、多極状の配列方向と直交する導電コンタクト13の長さ方向においてアクチュエータ12を短縮しても干渉が発生することがなくなるとともに、導電コンタクト13の基板接続部13b2,13b2どうしの間部分が、アクチュエータ12の保護突部12dにより覆われることとなるため、その間部分に塵埃等の異物が入り込んで電気的に短絡させるような事態が防止される。
さらにまた、保護突部12dは、導電コンタクト13の基板接続部13b2の後端面からアクチュエータ12の作業者側に突出するように配置されていることから、作業者の爪Sの先端部がアクチュエータ12の保護突部12dに接触して、それ以上の挿入が不可能となるため、導電コンタクト13の基板接続部13b2の端面に対して作業者の爪Sの先端部が接触することが確実に防止される。
加えて、保護突部12dは、アクチュエータ12の往復回動方向において絶縁ハウジング11と非干渉となる位置に配置されていることから、アクチュエータ12の保護突部12dとの干渉を避けるために絶縁ハウジング11を小さくする必要がなくなり、その分、導電コンタクト13,14の保持性が良好に維持される。
一方、上述したようにアクチュエータ12の開閉操作部12bは、コネクタ長手方向に沿って長尺状に延在しているが、当該開閉操作部12bの回動中心Xに関する半径方向の外方側に配置された操作側の端面、つまりアクチュエータ12が「接続解除位置」(図4及び図5参照)に立てられた状態における上端面には、コネクタ長手方向の両端部分に傾斜面部12b1がそれぞれ設けられている。これらの各傾斜面部12b1は、アクチュエータ12の延在方向であるコネクタ長手方向の外方側に向かって下降するように形成されており、コネクタ長手方向に対して適宜の角度をなして延在するように形成されている。また、それらの両傾斜面部12b1,12b1どうしの間部分には、アクチュエータ12の延在方向であるコネクタ長手方向に延在する平担面部12b2が長尺状をなすように設けられている。
このときの各傾斜面部12b1がコネクタ長手方向に対してなす適宜の角度、つまり上述した平担面部12bを延長した水平線に対する下降方向の傾斜角度は、本実施形態において、4°から15°の範囲に設定されている。このような傾斜角度に設定したのは、アクチュエータ12を実際に回動操作した際に、当該アクチュエータ12の全長に対する操作押圧力の均一性と、アクチュエータ12の全長の剛性との双方が、同時に良好に得られることが判明したからである。
さらに、上述したコネクタ長手方向の両端側に配置された傾斜面部12b1,12b1は、コネクタ長手方向の中央側に設けられた平担面部12b2の両端部から滑らかに連続するように形成されており、それら両面部12b1,12b2どうしの境界部分に角部が形成されない構成になされている。
さらにまた、アクチュエータ12に設けられた開閉操作部12bのコネクタ長手方向の両端縁部には、略平面状をなす両端側立上壁面部12b3がそれぞれ設けられている。それらの各両端側立上壁面部12b3は、アクチュエータ12の回動半径方向に沿って延在するように形成されている。つまり、アクチュエータ12が「接続解除位置」(図4及び図5参照)に立てられた状態において、上述した絶縁ハウジング11の上面から各両端側立上壁面部12b3が略鉛直上方に向かって延出するように形成されており、それらの各両端側立上壁面部12b3の上端部から傾斜面部12b1が連続するように設けられている。
このように本実施形態においては、アクチュエータ12の開閉操作部12bの両端部分に傾斜面部12b1が設けられていることから、次のような利点が得られる。すなわち、アクチュエータ12を「接続解除位置」から「接続作用位置」に回動する際には、アクチュエータ12が「接続解除位置」(図10参照)に立てられた状態における前端面(図10左側端面)である正面側の立上壁面部を作業者の指先で後方側に押圧することとなるが、前述のようにアクチュエータ12の開閉操作部12bの両端部分に傾斜面部12b1を設けておけば、長手方向両端側の傾斜面部12b1が設けられた部分に対して作業者の押圧力が掛かりにくくなって、アクチュエータ12の長手方向中央部分に対して押圧力が付加される傾向となる。
一方、アクチュエータ12の長手方向両側の傾斜面部12b1に対して付加された押圧力は、当該傾斜面部12b1を構成する傾斜面に対して略直角な方向に付加されることから、アクチュエータ12の長手方向両端側から中央側へ向かって作用することとなる。そのため、作業者の押圧力の全体としては、アクチュエータ12の全長に対してほぼ均一に作用することとなって、従来のようにアクチュエータ12が捻られた状態で押圧されるような事態は発生しなくなり、アクチュエータ12の全体が略平面を維持しながら回動されることによって、当該アクチュエータ12の回動による信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挟持作用が良好に行われる。
さらに、アクチュエータ12の外観全体を目視したときには、特に図7中の符号Aで表された二点鎖線で示されているように、略台形状を有する異形状として視覚的に認識される。特に、アクチュエータ12が「接続作用位置」(図7参照)まで回動された状態においては、当該アクチュエータ12の外観全体が平面視において略台形状をなす状態で視覚的に目立つことから、アクチュエータ12が「接続作用位置」まで回動された状態が容易かつ確実に確認されるようになっている。
さらにまた、本実施形態のように、両傾斜面部12b1を構成する傾斜面が平担面部12b2から滑らかに連続する構成としておけば、アクチュエータ12に対して操作力を付加したときに、それら両平坦面部12b1,12b2どうしの境界部分に応力集中を発生させるような角部が存在しなくなることから、アクチュエータ12の回動操作による破損等を防止することが可能となる。
加えて本実施形態のように、両端側立上壁面部12b3を介して操作回避部12b1を設けておけば、両端側立上壁面部12b3が付加されている分だけ、アクチュエータ12の開閉操作部12bにおける剛性が高められることとなり、アクチュエータ12に操作力を付加したときの破損等を防止することが可能となる。
一方、前述した第1の実施形態と同一の構成部材に対して同一の符号を付した図18〜図20にかかる第2の実施形態においては、上述した傾斜面部12b1に加えて、別個の傾斜面からなる操作回避補助部12b4,12b4が、アクチュエータ12のコネクタ長手方向における両端側部分に付設されている。これらの両操作回避補助部12b4,12b4の配置位置は、アクチュエータ12が「接続解除位置」(図20参照)に立てられた状態における上端部分であって長手方向両側の前方寄りに設定されている。この操作回避補助部12b4の配置位置は、上述した信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを開放した状態から挟持する方向にアクチュエータ12を押し倒すように操作する際に、当該アクチュエータ12に付加される操作力に対面する位置である。
すなわち、各操作回避補助部12b4は、前述した傾斜面部12b1に沿って隣接配置された別個の傾斜面から形成されていて、その操作回避補助部12b4を構成している傾斜面は、前記傾斜面部12b1の前方側に沿うように配置されている。より具体的には、当該操作回避補助部12b4の傾斜面の一端縁は、前記傾斜面部12b1を形成している傾斜面の前端側の端縁と共通の端縁を構成するように隣接配置されており、その操作回避部12b1の一端縁(共通縁)から、アクチュエータ12の回動半径方向に沿い且つアクチュエータ12の長手方向に沿って略平面状に延在する正面側立上壁面部12b5の半径方向外端縁まで延出している。このときの操作回避補助部12b4が延出する傾斜角度は、アクチュエータ12の回動半径方向に対して下方側に適宜の角度をなすように設定されている。
また、上述した正面側立上壁面部12b5は、アクチュエータ12が「接続解除位置」(図20参照)に立てられた状態における前端面(図20左側端面)をなすように延在しているが、その正面側立上壁面部12b5の上端縁と、前記操作回避補助部12b4の傾斜面の他端縁とは、共通の端縁を構成するようにして隣接配置されている。このように、操作回避補助部12b4は、傾斜面部12b1を形成している傾斜面とともにコネクタ長手方向の外方側に向かって下降するように傾斜しており、かつ前方側に向かって下降するように傾斜している。
このように、前述した第1実施形態にかかる傾斜面部12b1に加えて、前方側に傾斜して延出する操作回避補助部12b4を備えた第2の実施形態によれば、アクチュエータ12の長手方向両側の前方部分に対して、作業者の指先が一層に掛かりにくくなる。その結果、アクチュエータ12の回動操作時において作業者から付加される操作押圧力が全長において更に均一に作用する傾向となり、アクチュエータ12の回動による信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挟持作用が極めて良好に行われる。
さらに、本実施形態におけるアクチュエータ12の長手方向略中央部分には、凹部からなる第1及び第2の操作支援部12b6,12b7がそれぞれ設けられている。これら第1及び第2の操作支援部12b6,12b7は、アクチュエータ12の前後両立上壁面、すなわち上述した正面側立上壁面部12b5、及びその反対側の背面側立壁面部に、長手方向に沿って延在するように設けられている。
それらのうち、第1の操作支援部12b6を構成している凹部は、正面側立上壁面部12b5、つまりアクチュエータ12が「接続解除位置」(図20参照)に立てられた状態における前端面(図20左側端面)に、コネクタ長手方向に沿って略直線状に延在する細長溝から形成されており、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを開放した状態から挟持する方向にアクチュエータ12を回動操作する際に当該アクチュエータ12の操作者の指先端部が係合可能となる形状になされている。
これに対して、第2の操作支援部12b7は、アクチュエータ12の背面側立壁面部、すなわちアクチュエータ12が「接続作用位置」(図11参照)に寝かせられた状態における下端面(図11下側端面)に、コネクタ長手方向に沿って略湾曲線状に延在する窪み部から形成されている。この第2の操作支援部12b7の外形線を形成する湾曲線は、長手方向の中央部分がアクチュエータ12の回動半径方向の内方側に向かって略円弧状に張り出す形状になされており、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを挟持した状態から開放する方向にアクチュエータ12を操作する際に当該アクチュエータ12の操作者の爪部が係合可能となる形状になされている。
このような構成の第1及び第2の操作支援部12b6,12b7を有する本実施形態によれば、アクチュエータ12の回動操作時に、当該アクチュエータ12の操作者の指先端部又は爪部が、長手方向中央部分の第1及び第2の操作支援部12b6,12b7に掛かり易くなる。すなわち、直線状をなす第1の操作支援部12b6に対しては操作者の指先端部が容易かつ確実に係合し、湾曲状をなす第2の操作支援部12b7に対しては操作者の爪部が容易かつ確実に係合することとなる。従って、これらの直線状又は湾曲状の操作支援部12b7,12b6が、アクチュエータ12の回動操作の状態に応じて前後の立上壁面に適宜に配置されていることによって、良好な回動操作性が得られるとともに、作業者から付加される操作押圧力が、アクチュエータ12の中央部分に積極的に受けられることから全長にわたって均一な操作性が確実に得られる。
なお、本実施形態における第1及び第2の操作支援部12b6,12b7は、ともに凹部から形成されているが、凸部により構成しても同様な作用・効果を得ることが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態では、電気コネクタに固定される信号伝送媒体として、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)、及びフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)を採用しているが、その他の信号伝送用媒体等を用いた場合に対しても本発明は同様に適用することができる。
また、上述した実施形態にかかるアクチュエータは、絶縁ハウジングの後端部分に配置されたものであるが、前端側部分にアクチュエータが配置された電気コネクタや、前端側部分と後端側部分との間部分にアクチュエータが配置された電気コネクタに対しても、本発明は同様に適用することが可能である。
また、上述した実施形態にかかる電気コネクタには、形状が異なる導電コンタクトを用いたものであるが、同一形状の導電コンタクトを用いたものであっても本発明は同様に適用することが可能である。
本発明は、各種電気機器に使用する多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
10 電気コネクタ
11 絶縁ハウジング
11a 媒体挿入口
11b 部品取付口
12 アクチュエータ(接続操作手段)
12a 押圧カム部
12b 開閉操作部
12b1 傾斜面部
12b2 平担面部
12b3 両端側立上壁面部
12b4 操作回避補助部
12b5 正面側立上壁面部
12b6 第1の操作支援部
12b7 第2の操作支援部
12c スリット状貫通穴部
12d 保護突部
12d1 内端面
12d2 外端面
13,14 導電コンタクト
13a,14a 可動ビーム
13a1,14a1 上端子接触凸部
13a2,13b3,14a2,14b3 カム受入凹部(軽嵌合部)
13b,14b 固定ビーム
13b1,14b1 下端子接触凸部
13b2,14b2 基板接続部
13b3,14b3 カム受入凹部(軽嵌合部)
14b4 コンタクト後端面
13c,14c 連結支柱部
P 主印刷配線基板
F 信号伝送媒体(FPC又はFFC等)
Fa 配線パターン
X 回動中心
S 作業者の爪

Claims (9)

  1. 信号伝送媒体を挟持又は開放するアクチュエータが、当該アクチュエータの長手方向に延在する回動中心の回りに回動可能に設けられた電気コネクタにおいて、
    前記アクチュエータの前記回動中心に関する半径方向の外方側端面であって当該アクチュエータの長手方向の両端部分には、前記長手方向に対して適宜の角度をなして延在する傾斜面部が設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記長手方向の両端部分に設けられた傾斜面部どうしの間部分には、前記長手方向に延在する平担面部が設けられ、
    前記傾斜面部が、前記平担面部の長手方向両端部から滑らかに連続するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記アクチュエータの長手方向両端縁部には、当該アクチュエータの回動半径方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部がそれぞれ設けられ、
    それらの立上壁面部の回動半径方向外端縁から前記傾斜面部が連続するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記傾斜面部が前記長手方向に対してなす適宜の角度は、4°から15°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記傾斜面部には、当該傾斜面部に沿って隣接配置された別個の傾斜面からなる操作回避補助部が付設され、
    その操作回避補助部は、前記傾斜面部から、前記アクチュエータの回動半径方向に沿い且つアクチュエータの長手方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部の半径方向外端縁まで、前記アクチュエータの回動半径方向に対して適宜の角度をなして延在していることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  6. 前記操作回避補助部が、前記信号伝送媒体を開放した状態から挟持する方向に前記アクチュエータを操作する際に当該アクチュエータに付加される操作力に対面するように配置されていることを特徴とする請求項5記載の電気コネクタ。
  7. 前記アクチュエータの回動半径方向に沿い且つアクチュエータの長手方向に沿って略平面状に延出する立上壁面部における長手方向中央部分であって、前記信号伝送媒体を開放した状態から挟持する方向へ操作力が付加される部位又は前記信号伝送媒体を挟持した状態から開放する方向へ操作力が付加される部位に、前記アクチュエータの長手方向に沿って延在する凹部又は凸部からなる操作支援部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  8. 前記操作支援部を構成する凹部又は凸部は、前記アクチュエータの操作者の指先端部又は爪部を係合可能とする形状になされていることを特徴とする請求項7記載の電気コネクタ。
  9. 前記操作支援部が、前記アクチュエータの長手方向に沿って湾曲状又は直線状をなして延在するように形成されていることを特徴とする請求項8記載の電気コネクタ。
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