JP2013110046A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】係止ロック部13aを有する帯状部材からなるロックアーム部材13bの途中部分に折返し部13b1を形成するとともに、折返し部13b1から延出する他端部に絶縁ハウジング11に当接する支持部13cを設け、解除操作が行われる初期段階においてロック解除操作部11dにより直接的に押圧されるロックアーム部材13bの折返し部13b1を押し縮めるように変形させて折返し部13b1のみを変位させ、信号伝送媒体Fに係合された状態のままに係止ロック部13aを維持させることにより、例えば誤ってロック解除操作部に触るなどしてロック解除操作部11dが僅かに押し下げられただけでは係止ロック部13aの解除が行われることがないように構成したものである。
【選択図】図11
Description
まず、図1〜図11に示されている本発明の一実施形態にかかる電気コネクタ10は、いわゆるノン・ジフ(NON-ZIF)タイプのワンアクションオートロック機構を備えた電気コネクタからなるものであって、上述した信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を、絶縁ハウジング11の前端縁部(図6の左端縁部)に設けられた媒体挿入口11aを通して絶縁ハウジング11の内部の所定位置まで挿入した際に、信号伝送媒体Fのロックが自動的に行われる構成になされたものである。
このとき、前記絶縁ハウジング11は、細長状に延在する中空枠体状の絶縁部材から形成されているが、その絶縁ハウジング11における長手の横幅方向を、以下において「コネクタ長手方向」と呼び、また信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を抜去及び挿入する方向をそれぞれ「コネクタ前方」及び「コネクタ後方」と呼ぶこととする。また、「コネクタ長手方向」及び「コネクタ前後方向」の双方に直交する方向を「コネクタ上下方向」と呼び、さらに「コネクタ長手方向」において、コネクタの中心側から外方側へ向かう方向を「コネクタ外方」、その反対方向を「コネクタ内方」と呼ぶこととする。
上述したように導電コンタクト12は、絶縁ハウジング11のコネクタ後端側に設けられた部品取付口11cから「コネクタ前方」(図6の左方側)に向かって挿入されて装着されているが、そのようにして絶縁ハウジング11の内部に装着された各導電コンタクト12は、媒体挿入口11aを通して絶縁ハウジング11の内部に挿入された信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの配線パターンに対応した位置に配置されている。それらの信号伝送媒体Fに形成された配線パターンは、信号伝送用導電路(信号線パッド)又はシールド用導電路(シールド線パッド)を適宜のピッチ間隔で配置したものである。
本実施形態にかかる電気コネクタ10は、前述したようにワンアクションオートロック機構を備えたものであるが、その前提として信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分には、特に図1に示されているように、幅方向両側の端縁部分に、切り欠き状の凹部からなる係合位置決め部Fa,Faが形成されている。そして、この信号伝送媒体Fに設けられた係合位置決め部Fa,Faに対応して電気コネクタ10側には一対の係止ロック部13a,13aが設けられており、それらの係止ロック部13a,13aの係止作用(ロック作用)によって、信号伝送媒体Fが挿入を完了した位置で略不動状態に保持される構成になされている。
上述したように両係止ロック部13a,13aは、絶縁ハウジング11のコネクタ長手方向における両端部分に配置されたロック部材13,13’の一部をなすように構成されている。なお、ロック部材13と13’とは左右対称形状の関係となっていることから、以下、正面左方側に配置されたロック部材13についてのみの説明を行い、他方のロック部材13‘については説明を省略することとする。
上述した係止ロック部13aは、側面視において楔形状をなすように形成されており、その係止ロック部13aの前方側部分には、当該係止ロック部13aの前端部から後方側に向かって斜め上方に延出する傾斜案内面13a1が形成されている。この傾斜案内面13a1は、信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挿入時に、当該信号伝送媒体Fの挿入側先端部が前方側から上方に向かって乗り上げるように当接する傾斜平面からなり、その当接時に生じる下方側分力によって係止ロック部13aが、ロックアーム部13bの弾性に抗して下降するように移動される構成になされている。
また、上述した絶縁ハウジング11のコネクタ長手方向の両端部分の平面部分には、ロック解除操作部11dが、絶縁ハウジング11の上面部分を片持ち状に切り欠くようにして形成されている。このロック解除操作部11dは、絶縁ハウジング11の本体部に対して可撓性連結部11eを介してコネクタ後方側に一体的に延出する片持ち状部材から形成されており、コネクタ上下方向に弾性変位するように形成されている。
11 絶縁ハウジング
11a 媒体挿入口
11b 媒体挿入通路
11c 部品取付口
11d ロック解除操作部
11e 可撓性連結部
11f 解除検知凸部
12 導電コンタクト
12a コンタクト上ビーム
12a1 上端子接触凸部
12b コンタクト下ビーム
12b1 下端子接触凸部
12b2 基板接続部
12c 連結支柱ビーム
13,13’ ロック部材
13a 係止ロック部
13a1 傾斜案内面
13b ロックアーム部
13b1 折返し部
13b2 上アーム
13b3 下アーム
13b4 固定片
13b5 下降段差部
13c 支持部
13c1 解除検知凹部
F 信号伝送媒体
Fa 係合位置決め部
Claims (5)
- 絶縁ハウジングの内部に挿入された信号伝送媒体の端末部分に係合することによって前記信号伝送媒体を略不動状態に保持する係止ロック部が、弾性変位可能な可撓性部材からなるロックアーム部材の一部分に設けられているとともに、
前記ロックアーム部材の他の部分が、ロック解除操作部により押圧されて前記ロックアーム部材を弾性変位させることで、前記係止ロック部が前記信号伝送媒体から離脱されるように構成された電気コネクタにおいて、
前記ロックアーム部材が、当該ロックアーム部材の途中部分に折返し部を有する帯状部材からなり、
そのロックアーム部材が前記折返し部から延出する一方側の部分に前記係止ロック部が設けられているとともに、当該ロックアーム部材が前記折返し部から延出する他方側に前記絶縁ハウジングに当接する支持部が設けられたものであって、
前記ロック解除操作部が、前記ロックアーム部材の折返し部又はその近傍を押圧するように構成されていることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記支持部が、前記絶縁ハウジングの壁面に対して滑動可能に当接する突状形状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記支持部、及び前記絶縁ハウジングの壁面には、前記支持部が所定量だけ滑動した際に係合する解除検知部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ。
- 前記支持部が、前記ロックアーム部材に対して前記ロック解除操作部が押圧する位置から前記係止ロック部側に位置ズレした位置に配置されていることを特徴とする請求項2記載の電気コネクタ。
- 前記ロック解除操作部が、前記絶縁ハウジングから連結部を介して一体的に延出する片持ち状部材から形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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2011
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KR102603089B1 (ko) | 2021-10-01 | 2023-11-17 | 에이치알에스코리아 주식회사 | 플렉시블 커넥터 |
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