JP5929228B2 - 電気コネクタ及び電気回路装置 - Google Patents
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Description
まず、図1〜図20に示されている本発明の第1実施形態にかかる電気コネクタ10は、いわゆるノン・ジフ(NON-ZIF)タイプのワンアクションオートロック機構を備えた電気コネクタからなるものであって、上述した信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を、絶縁ハウジング11の前端縁部(図15の右端縁部)に設けられた媒体挿入口11aを通して絶縁ハウジング11の内部の所定位置まで挿入した際に、信号伝送媒体Fのロックが自動的に行われる構成になされたものである。
このとき、前記絶縁ハウジング11は、細長状に延在する中空枠体状の絶縁部材から形成されているが、その絶縁ハウジング11における長手の横幅方向を、以下、「コネクタ長手方向」と呼び、また信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を挿入又は離脱させる方向を「コネクタ前後方向」と呼ぶこととする。
上述した絶縁ハウジング11の前端面(図8及び図15の右端面)、並びに後端面(図8及び図15の左端面)には、上下方向に延在するスリット穴からなるコンタクト取付口が複数設けられており、それらの各コンタクト取付口を通して導電コンタクト13が絶縁ハウジング11の内部に圧入されている。このとき、絶縁ハウジング11の前端面側(図8の右端面側)から後方に向かって挿入された導電コンタクト13と、絶縁ハウジング11の後端面側(図7の左端面側)から前方に向かって挿入された導電コンタクト13’とが、コネクタ長手方向において交互に配置されているが、それらの導電コンタクト13と導電コンタクト13’とは、同一の形状をなすように形成されていて、コネクタ前後方向において互いに反対向きになるように対称的な配置関係になされている。以下の説明においては、導電コンタクト13についてのみ説明を行うこととする。
一方、本実施形態にかかる電気コネクタ10は、前述したようにワンアクションオートロック機構を備えたものであるが、その前提として信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分には、特に図11に示されているように、幅方向両側の端縁部分に、切り欠き状の凹部からなる係合位置決め部Fa,Faが形成されている。そして、この信号伝送媒体Fに設けられた係合位置決め部Fa,Faに対応して電気コネクタ10側に一対のロック部材12,12’が設けられており、それらロック部材12,12’の係止作用(ロック作用)によって信号伝送媒体Fの挿入状態が保持される構成になされている。
上述したように両ロック部材12,12’は、絶縁ハウジング11のコネクタ長手方向における両端部分に配置されており、電気コネクタ10の内部に信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fが差し込まれた際に、それらの各ロック部材12の一部、より具体的には、後述する係止ロック部12aが信号伝送媒体Fの表面上に乗り上げ、それによってロック部材12が上方に弾性変位した状態となり、その後、係止ロック部12aが信号伝送媒体Fの係合位置決め部Faの内部に向かって落ち込むことによって係合状態(ロック状態)になされる構成になされている。なお、これらの両ロック部材12,12’は、同一の構成を左右対称とした関係になされていることから、以下、正面左側に配置されたロック部材12についてのみ説明を行い、他方のロック部材12’については説明を省略することとする。
一方、上述した第1の実施形態と同一の構成部材に対して同一の符号を付した図21〜図23に表された第2の実施形態にかかる電気コネクタ10’は、配線回路基板PB’の片側表面上に実装されて使用されるものであって、絶縁ハウジング11の内部に多極状をなすように配列された導電コンタクト23の各々に設けられた基板接続部23aが、配線回路基板(図示省略)上に形成された信号伝送用導電路(信号線パッド)に半田接続されるようになっている。
11 絶縁ハウジング
11a 媒体挿入口
11b 固定フランジ部
11c 取付フック
11d 基板挿入口
11e 操作作用面
12,12’ ロック部材
12a 係止ロック部
12a1 媒体ガイド面
12a2 操作ガイド面
12b ロックアーム部
12b1 第1アーム
12b2 第2アーム
12c 基板接続部
12d 係止片
12e ロック解除操作部
12f 固定片
12g ロックアーム部材
12g1 折曲げ部
13,13’ 導電コンタクト
13a コンタクト基部
13b 基板接触ビーム
13b1 接点部
13c 媒体接触ビーム
13c1 接点部
SP シャシパネル
PB 配線回路基板
F 信号伝送媒体(FPC又はFFC等)
Fa 係合位置決め部
10’ 電気コネクタ
PB’ 配線回路基板
23 導電コンタクト
23a 基板接続部
23b 可撓性アーム
23c 端子接触凸部
Claims (4)
- 絶縁ハウジングの内部に挿入された信号伝送媒体の端末部分に係合して前記信号伝送媒体を略不動状態に保持する係止ロック部を、弾性変位可能に設けられたロックアーム部を介して往復移動可能に支持するように構成されたロック機構と、
前記係止ロック部をロック解除操作部の押圧操作により所定の解除方向に移動させて前記信号伝送媒体を抜去可能とするロック解除操作部を備えたロック解除機構と、
を備えた電気コネクタにおいて、
前記ロック機構のロックアーム部が、絶縁ハウジングから前記信号伝送媒体の挿入・抜去方向に片持ち状をなして一体的に延出する第1アームと、その第1アームから前記ロック解除操作部の押圧操作方向に片持ち状をなして一体的に延出し、その延出端側部分に前記係止ロック部が設けられた第2アームと、を有し、
前記ロックアーム部の第1アームが、前記ロック解除操作部を兼用するように構成されたものであって、
前記係止ロック部には、前記信号伝送媒体の挿入・抜去方向に対して傾斜するように延在する媒体ガイド面が一体的に形成されているとともに、
前記係止ロック部又は絶縁ハウジングの少なくとも一方には、前記ロック解除操作部の操作方向に対して傾斜するように延在する操作ガイド面が一体的に形成されていることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記第1アームは、前記係止ロック部の解除方向における厚さ寸法t1に対して前記ロック解除操作部の操作方向における厚さ寸法t2が小さくなるように形成されているとともに、
前記第2アームは、前記信号伝送媒体の挿入・抜去方向における厚さ寸法t3に対して前記係止ロック部の解除移動方向における厚さ寸法t4が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。 - 前記第1アームと前記第2アームとは、平面略L字形状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 請求項1記載の電気コネクタが接続される配線回路基板に対して、請求項1記載の電気コネクタに挿入される前記信号伝送媒体が、重なり合うように配置されることを特徴とする電気回路装置。
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