JP2019149230A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数段の媒体差込通路に挿入された複数の信号伝送媒体のグランド伝送経路に接触するグランドコンタクト部材の構造を簡易化することを可能とする。【解決手段】信号伝送媒体PBを挟んで高さ方向の上下の位置に互いに対向配置した信号コンタクト部材12,13の接点部12a,13aとグランドコンタクト部材15b,15bの接点部15e,15fとの間における高さ方向の上下の位置関係を、高さ方向に隣り合う媒体差込通路11c,11d同士の間で互いに反転した状態に設定し、高さ方向に隣り合う媒体差込通路11c,11dの各々に配置したグランドコンタクト部材15b,15bの接点部15e,15f同士を高さ方向の上下に対面状態で配置したことにより、両グランドコンタクト部15b,15b材同士を至近距離で配置可能としたものである。【選択図】図12

Description

本発明は、電気コネクタに関する。
従来から、種々の電気機器等において、フレキシブルフラットケーブル(FFC)やフレキシブルプリント基板(FPC)などの平型状に形成された信号伝送媒体を、配線基板に電気的に接続する構成を備えた電気コネクタが広く採用されている。この種の電気コネクタは、配線基板の主面上に実装された状態で使用され、ハウジングに設けられた挿入開口部から平型状をなす信号伝送媒体が内部に挿入されることによって電気的な接続が行われるようになっている。
一方、近年の電子機器においては、伝送信号の周波数及び芯数が急速に増大しており、それに伴って、伝送信号を多極状に並列する傾向が顕著になって来ている。そのような背景から、下記の特許文献のように、電気コネクタのハウジングに複数段の媒体差込通路を上下に重ね合わせるように設け、それら複数段の媒体差込通路に対して、複数の信号伝送媒体を挿入する構造を備えた多段型式の電気コネクタが提案されている。
しかしながら、従来の多段型式の電気コネクタは、信号の伝送経路を備えたものが提案されているのみであり、グランド伝送経路を有する信号伝送媒体に対応した構造のものは未だ提案されていない。一般に、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)に設けられたグランド伝送経路に接触するグランドコンタクト部材を、媒体差込通路の各段ごとに設けることが考えられるが、単に、媒体差込通路ごとにグランドコンタクト部材を配置しただけの構成では、コンタクト部材の構造が複雑化してしまい、電気コネクタの大型化を招来することとなる。
実用新案登録第2603160号公報 特開2000−113933号公報
そこで本発明は、複数段の媒体差込通路に挿入された複数の信号伝送媒体のグランド伝送経路に接触するグランドコンタクト部材の構造を簡易化することができるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1にかかる発明では、平型状をなす信号伝送媒体が、ハウジングに設けられた中空状の媒体差込通路の内部に挿入されるものであって、前記媒体差込通路が、前記信号伝送媒体の板幅方向と直交する前記ハウジングの高さ方向の上下の位置に複数段にわたって設けられ、前記ハウジングに取り付けられた信号コンタクト部材及びグランドコンタクト部材の各接点部が、前記各段の媒体差込通路の内部に挿入された前記信号伝送媒体にそれぞれ接触する状態に配置された電気コネクタにおいて、前記信号コンタクト部材の接点部と、前記グランドコンタクト部材の接点部とが、前記信号伝送媒体を挟んで前記高さ方向の上下の位置に互いに対向した状態に配置されたものであって、前記信号コンタクト部材の接点部と前記グランドコンタクト部材の接点部との間における前記高さ方向の上下の位置関係が、前記高さ方向に隣り合う前記媒体差込通路同士の間で互いに反転した状態に設定され、当該高さ方向に隣り合う前記媒体差込通路の各々に配置された前記グランドコンタクト部材の接点部同士が、前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材同士の間において、前記高さ方向の上下の位置に互いに対面する状態で配置された構成が採用されている。
このような構成を備えた請求項1記載の電気コネクタによれば、ハウジングの高さ方向の上下に対面する接点部を有する一対のグランドコンタクト部材同士が、互いに至近距離をなす状態で配置されることから、構造の簡易化が図られる。
このとき、請求項2にかかる発明のように、前記高さ方向の一方向において、信号コンタクト部材の接点部、グランドコンタクト部材の接点部、グランドコンタクト部材の接点部、信号コンタクト部材の接点部が、この順に配置された構成になされていることが可能である。
また、請求項3にかかる発明のように、前記高さ方向に対面する接点部を有する両グランドコンタクト部材同士が、一体的に連結されていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項3にかかる発明によれば、グランドコンタクト部材の部品点数が低減され、さらに構造の簡易化が図られる。
さらに、請求項4にかかる発明のように、前記信号コンタクト部材及びグランドコンタクト部材が、前記信号伝送媒体の板幅方向に複数体配列されたものであって、前記グランドコンタクト部材同士が、前記信号伝送媒体の板幅方向に一体的に連結されていることが可能である。
さらにまた、請求項5にかかる発明のように、前記ハウジングに、シールド用の導電性シェル部材が取り付けられたものであって、前記導電性シェル部材の一部を介して、前記グランドコンタクト部材同士が、前記信号伝送媒体の板幅方向に一体的に連結されていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項5記載の電気コネクタによれば、高さ方向に対面する接点部を有する両グランドコンタクト部材と、導電性シェル部材とを一体的に形成するなどにより、全体の部品点数が更に低減され、構造の簡易化が一層図られる。
また、請求項6にかかる発明のように、前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材と、前記グランドコンタクト部材とが、前記信号伝送媒体の板幅方向における同一の位置で、前記高さ方向の上下に対面する状態に配置されていることが望ましい。
このような構成を備えた請求項6にかかる発明によれば、信号コンタクト部材を、グランドコンタクト部材とは関係なく、例えば同一のピッチで規定数を設けることが可能となり、信号経路の高密度化にも貢献する。
加えて、請求項7にかかる発明のように、前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材と、前記グランドコンタクト部材とが、前記信号伝送媒体の板幅方向における異なる位置で、前記高さ方向の上下に対向する状態に配置されていることが可能である。
以上述べたように本発明にかかる電気コネクタは、信号伝送媒体を挟んで高さ方向の上下の位置に互いに対向した状態に配置した信号コンタクト部材の接点部とグランドコンタクト部材の接点部との間における高さ方向の上下の位置関係を、高さ方向に隣り合う媒体差込通路同士の間で互いに反転した状態に設定し、高さ方向に隣り合う媒体差込通路の各々に配置したグランドコンタクト部材の接点部同士を、高さ方向の上下に対面する状態で配置したことにより、高さ方向に対面する接点部を有する一対のグランドコンタクト部材同士を至近距離で配置可能としたものであるから、複数段の媒体差込通路に挿入された複数の信号伝送媒体のグランド伝送経路に接触するグランドコンタクト部材の構造を簡易化することができる。
本発明の一実施形態にかかる電気コネクタに対して平型状の信号伝送媒体を挿入しようとしている状態を正面側の斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図1の状態から平型状の信号伝送媒体を電気コネクタに挿入した後の状態を表した外観斜視説明図である。 図2に示された状態の電気コネクタを表した平面説明図である。 図2及び図3に示された電気コネクタの正面説明図である。 図2及び図3に示された電気コネクタの背面説明図である。 図4中のVI−VI線に沿った断面を拡大して表した横断面説明図である。 図4中のVII−VII線に沿った断面を拡大して表した横断面説明図である。 図4中のVIII−VIII線に沿った断面を拡大して表した横断面説明図である。 図5中のIX−IX線に沿った断面を拡大して表した水平断面説明図である。 図1〜図9に示された電気コネクタに用いられているシェル部材を正面側の斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図1〜図9に示された電気コネクタに用いられているシェル部材を上下に離した状態で正面側の斜め上方から表した外観斜視説明図である。 図1〜図9に示された電気コネクタに用いられているグランドコンタクト部材の一部を拡大して表した外観斜視説明図である。 図1〜図9に示された電気コネクタに用いられているシェル部材を背面側の斜め下方から表した外観斜視説明図である。 平型状の信号伝送媒体を挿入した状態の電気コネクタの背面部分を、長手方向の一端部分を破断した状態で表した外観斜視説明図である。 図14中のXVで表した部分を拡大して表した外観斜視説明図である。 平型状の信号伝送媒体を挿入した状態からロック解除部材を操作した後の電気コネクタの背面説明図である。 ロック解除部材を操作した後における電気コネクタの図15相当の外観斜視説明図である。
以下、各種電子機器の配線基板上に実装されるリセプタクルコネクタに本発明を適用した実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
[ハウジングについて]
図1〜図5に示されている本発明の一実施形態にかかるリセプタクルコネクタ1は、配線基板(図示省略)の主面上に配置される細長状の絶縁性部材からなるハウジング11をコネクタ本体部分として備えている。以下において、配線基板(図示省略)の主面は、水平に延在しているものとし、その配線基板の主面に対して直交する方向を、上述したハウジング11の「高さ方向」又は「上下方向」とする。そして、その配線基板の主面から「高さ方向」に離れる方向を「上方向」、配線基板の主面に近付く方向を「下方向」とする。また、ハウジング11の細長状の延在方向を「コネクタ長手方向」とし、その「コネクタ長手方向」及び「高さ方向」の双方向に直交する方向を「コネクタ幅方向」と呼ぶこととする。
上述したハウジング11の「コネクタ幅方向」における一端面には、「高さ方向」の上下の位置に複数段(2段)の挿入開口部11a,11bが設けられている。これらの各挿入開口部11a,11bは、「コネクタ長手方向」に沿って細長スリット形状をなすように形成されており、当該各挿入開口部11a,11bを通して、後述するフレキシブルフラットケーブル(FFC)やフレキシブルプリント基板(FPC)などの平型状をなす信号伝送媒体PBが、ハウジング11の内部に略水平状態で挿入されるようになっている。これらの挿入開口部11a,11bが設けられているハウジング11の端面を、以下において「前端面」と呼び、当該ハウジング11における「コネクタ幅方向」の反対側の端面を「後端面」と呼ぶこととする。
上述した信号伝送媒体(FFCやFPC等)PBの端末部分は、各挿入開口部11a,11bの「前方」から「後方」に向かってそれぞれ挿入されるが、それらの各挿入開口部11a,11bを通して挿入された各信号伝送媒体PBの端末部分は、特に図6及び図7に示されているように、ハウジング11の内部に設けられた各媒体差込通路11c,11dに収容されるようになっている。
なお、上述したように複数段(2段)の挿入開口部11a,11bは、ハウジング11の「高さ方向」の上下に重なり合う状態で配置されているが、それらの挿入開口部11a,11bから「後方」に向かって中空状をなして延びる媒体差込通路11c,11dも、挿入開口部11a,11bと同様に、ハウジング11の「高さ方向」の上下に重なり合うようにして複数段(2段)にわたって配置されている。
[信号コンタクト部材について]
前述したハウジング11には、当該ハウジング11の「長手方向」である前記信号伝送媒体(FFCやFPC等)PBの板幅方向に沿って、複数体の信号コンタクト部材(導電端子)12,13が、所定のピッチ間隔をなして配列された状態でそれぞれ取り付けられている。これらの信号コンタクト部材12,13は、特に図6に示されているように、必要な形状に折り曲げ形成された金属部材から構成されており、そのうちの一方の信号コンタクト部材12は、当該信号コンタクト部材12に設けられた信号上接点部12aが、上方の媒体差込通路11cの内部に配置されるように設けられているとともに、他方の信号コンタクト部材13は、下方の媒体差込通路11dの内部に信号下接点部13aが配置される状態に設けられている。
これらの両信号コンタクト部材12,13は、互いに「コネクタ幅方向」に向かい合う状態で配置されており、一方の信号コンタクト部材12が、上述したハウジング11の「後端面」に当接した状態で「上下方向」に延在する固定基部12bを有しているとともに、他方の信号コンタクト部材13は、ハウジング11の「前端面」に当接した状態で上下方向に延在する固定基部13bを有している。そして、それらの固定基部12b及び固定基部13bの上端部からは、上述した媒体差込通路11c及び媒体差込通路11dの内方に向かって、可動ビーム12c及び可動ビーム13cが、それぞれ「前方」及び「後方」に向かって延出しており、それらの可動ビーム12c及び可動ビーム13cにおける延出方向の先端部分に、上述した信号上接点部12a及び信号下接点部13aが、それぞれ下方及び上方に向かって山形状に突出する状態で設けられている。
これらの信号コンタクト部材12及び信号コンタクト部材13に設けられた信号上接点部12a及び信号下接点部13aは、上述した上下2段の媒体差込通路11c及び媒体差込通路11dに挿入された各々の信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PB,PBに対して、それぞれ上方及び下方から接触する配置関係になされており、そのような接触関係によって、両信号コンタクト部材12,13が、各信号伝送媒体PBに対して電気的に接続されるようになっている。
すなわち、各信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの一方の表面には、当該信号伝送媒体PBの板幅方向(コネクタ長手方向)に沿って複数の信号伝送経路が、所定のピッチ間隔をなして配列されているとともに、当該信号伝送媒体Fの裏面には、導電性部材からなるシールド板PB1が貼着されている。そして、上下2段の媒体差込通路11c及び媒体差込通路11dの内部に挿入された両信号伝送媒体PB,PBは、裏面のシールド板PB1,PB1同士が互いに「高さ方向」の上下に対面する表裏を反転させた状態で挿入されており、上方の信号伝送媒体PBの表面(上面)に形成されている信号伝送経路に対して、信号コンタクト部材12の信号上接点部12aが上方から接触するとともに、下方の信号伝送媒体PBの表面(下面)に形成されている信号伝送経路に対して、信号コンタクト部材13の信号下接点部13aが下方から接触するようになっている。
また、上述した信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの裏面に配置されたシールド板PB1は、グランド伝送経路を形成するものであるが、信号伝送媒体PBのほぼ全幅にわたって配置された導電性の板状部材から形成されており、当該シールド板PB1に対して、後述するようにグランドコンタクト部材15bが、「コネクタ幅方向」の適宜の位置に接触されるようになっている。
また、信号コンタクト部材12及び信号コンタクト部材13の各々に設けられた固定基部12b及び固定基部13bは、配線基板(図示省略)に接触する下端部分において略直角に折れ曲がって「コネクタ幅方向」の後方及び前方に向かって略水平に延出しており、それらの信号コンタクト部材12及び信号コンタクト部材13における後方延出端及び前方延出端が、それぞれ接続端子部12d及び接続端子部13dになされている。これらの接続端子部12d及び接続端子部13dは、上述した配線基板に形成された信号用導電路に半田接合される。
[シェル部材について]
一方、特に図10〜図13に示されているように、上述したハウジング11には、当該ハウジング11の外表面を覆うシールド用の導電性シェル部材を構成する上シェル14及び下シェル15が、当該ハウジング11の上方及び下方からそれぞれ装着されている。これらの上シェル14及び下シェル15は、薄い板状の金属部材を折り曲げた構成になされており、信号伝送経路を上下方向に挟んだ状態、すなわち上下2段の媒体差込通路11,11dに挿入された両信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PB,PB、及び両信号コンタクト部材12,13が、上シェル14及び下シェル15の間に配置された構成によって、当該信号伝送経路のシールドが行われるようになっている。
そのうちの上シェル14には、特に図11に示されているように、当該上シェル14の前端縁部分に複数のハウジング固定片14a,14a,・・・が、爪状に突出するように設けられており、それら複数のハウジング固定片14aの各々が、コネクタ後端より前端に向けハウジング11の一部に圧入状態で差し込まれることによって、上シェル14全体の固定が行われている。また、下シェル15は、詳細には図示されない固定片を用い、コネクタ前端より後端へ向けハウジング11の一部に圧入状態で差し込まれることによって、下シェル15全体の固定が行われている。
このような上シェル14及び下シェル15の外周を形成している端縁部には、複数のグランド接続部14b及び15gが、略水平に延出するようにして一体的に形成されており、それらの各グランド接続部14b及び15gが、配線基板(図示省略)に形成されたグランド用導電路に対して、一括的に半田接合されるようになっている。
[グランドコンタクト部材について]
また、上述した下シェル15の後端縁部分には、「コネクタ長手方向」に延在する細長の棒状をなすグランド連結バー15aが、下シェル15の底板における後端縁部から立ち上がる状態で一体的に設けられている。このグランド連結バー15aは、前記ハウジング11の「高さ方向」において略中間の位置に略水平に延在しており、当該グランド連結バー15aの延在方向(コネクタ長手方向)の途中位置には、複数体(6体)のグランドコンタクト部材15b,15b,・・・,15bが、所定のピッチ間隔をなして配列されている。これら複数体のグランドコンタクト部材15b,15b,・・・,15bは、前記グランド連結バー15aを介して、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの板幅方向(コネクタ長手方向)に一体的に連結された状態になされている。
このような各グランドコンタクト部材15bは、ハウジング11の「高さ方向」において、上下2段の媒体差込通路11c及び媒体差込通路11dの間部分に相当する位置に配置されており、特に図7及び図12に示されているように、上述したグランド連結バー15aの上縁部分から上段の媒体差込通路11cの内方に向かって片持ち状に延出する上弾性ビーム15cと、前記グランド連結バー15aの下縁部分から下段の媒体差込通路11dの内方に向かって片持ち状に延出する下弾性ビーム15dとを一体的に有している。これらの上弾性ビーム15c及び下弾性ビーム15dの双方は、共に、グランド連結バー15aから「コネクタ幅方向」の後方に向かって略水平に延出する部分を有しており、当該上弾性ビーム15c及び下弾性ビーム15dにおける略水平の延出部分が、前述したグランド連結バー15aを介して側面略コ字状をなして一体的に形成された構成になされている。
このとき、上弾性ビーム15cは、上述した水平延在部分から斜め上方に向かって延出しているが、下弾性ビーム15dは、上述した水平延在部分から斜め下方に向かって延出している。これらグランドコンタクト部材15bの上弾性ビーム15c及び下弾性ビーム15dにおける上下斜め方向への延出部分の先端部は、それぞれ上方及び下方に向かって山形状に突出する形状になされている。そして、その山形状の頂点部分に、グランド上接点部15e及びグランド下接点部15fがそれぞれ設けられている。
このように「高さ方向」に隣り合う上下の媒体差込通路11c及び11dの各々に配置されたグランドコンタクト部材15b,15bのグランド上接点部15e及びグランド下接点部15fは、互いに「高さ方向」の上下の位置に対面する状態で配置されている。また、これらのグランド上接点部15e及びグランド下接点部15fは、媒体差込通路11c及び11dの各々に配置された信号コンタクト部材12及び13の間に配置されている。
そして、上方のグランドコンタクト部材15bの上弾性ビーム15cに設けられたグランド上接点部15eは、上段の媒体差込通路11cに挿入された信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBのシールド板PB1に対して下方から接触するとともに、下方のグランドコンタクト部材15bの下弾性ビーム15dに設けられたグランド上接点部15fは、下段の媒体差込通路11dに挿入された信号伝送媒体PBのシールド板PB1に対して上方から接触する構成になされており、これらが接触することによりグランド経路の一部が形成されるようになっている。
このようにグランドコンタクト部材15b,15bの上弾性ビーム15c及び下弾性ビーム15dにそれぞれ設けられたグランド上接点部15e及びグランド下接点部15fと、信号コンタクト部材12及び13にそれぞれ設けられた信号上接点部12a及び信号下接点部13aとは、互いに「高さ方向」に対向する配置関係になされている。より具体的には、まず、信号コンタクト部材12の信号上接点部12aと、上方のグランドコンタクト部材15bのグランド上接点部15eとが、上段の媒体差込通路11c内に挿入された信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBを挟んで「高さ方向」の上下の位置に互いに対向した状態に配置されているとともに、下方のグランドコンタクト部材15bのグランド下接点部15fと、下方の信号コンタクト部材13の信号下接点部13aとは、下段の媒体差込通路11d内に挿入された信号伝送媒体PBを挟んで「高さ方向」の上下の位置に互いに対向した状態に配置されている。
このとき、上述した上下複数のグランドコンタクト部材15b,15bは、上下の媒体差込通路11c,11dに対応して配置された信号コンタクト部材12及び13の各々に対して、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの板幅方向(コネクタ長手方向)において同一の位置に配置されており、これによって信号コンタクト部材12及び13の各々に対して、上下のグランドコンタクト部材15b,15bが、「高さ方向」の上下において直接的に対面する状態に配置されている。
ここで、上段の信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBに対して上方から接触する信号コンタクト部材12の信号上接点部12aと、同じく上段の信号伝送媒体PBに対して下方から接触するグランドコンタクト部材15bのグランド上接点部15eとの間における「高さ方向」の配置関係は、下段の信号伝送媒体PBに対して下方から接触する信号コンタクト部材13の信号下接点部13aと、同じく下段の信号伝送媒体PBに対して上方から接触するグランドコンタクト部材15bのグランド下接点部15fとの間における「高さ方向」の配置関係に対して、互いに逆の配置関係となっている。
すなわち、信号コンタクト部材12,13に設けられた信号上接点部12a及び信号下接点部13aと、グランドコンタクト部材15b,15bに設けられたグランド上接点部15e及びグランド下接点部15fとの間における「高さ方向」の上下の位置関係は、「高さ方向」に隣り合う上下の媒体差込通路11c,11d同士の間において、互いに反転した状態に設定されており、「高さ方向」の上方から下方に向かって、信号コンタクト部材12の信号上接点部12a、グランドコンタクト部材15bのグランド上接点部15e、グランドコンタクト部材15bのグランド下接点部15f、信号コンタクト部材13の信号下接点部13aが、この順に配置された構成になされている。
このような構成を備えた本実施形態によれば、「高さ方向」に対面するグランド上接点部15e及びグランド下接点部15fを有する一対のグランドコンタクト部材15b,15b同士が、互いに至近距離をなした状態で配置されることから、単に、媒体差込通路11c,11dの各段ごとにグランドコンタクト部材を配置した場合に比して、グランドコンタクト部材15bの構造が簡易化される。
より具体的には、両グランドコンタクト部材15b,15b同士が、上下に一体的に連結された構成になされているとともに、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの板幅方向においても、複数のグランドコンタクト部材15b,・・・,15b同士が一体的に連結されており、しかも下シェル(シェル部材)15に対して、複数のグランドコンタクト部材15b,・・・,15bが一体的に形成されている。従って、本実施形態は、グランドコンタクト部材15bを構成する部品の点数が大幅に低減される構成となっており、構造の簡易化が図られるようになっている。
また、本実施形態では、媒体差込通路11c,11dの各々に配置されたグランドコンタクト部材15bが、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの板幅方向(コネクタ長手方向)において、信号コンタクト部材12及び13の各々と同一の位置に配置されていることから、信号コンタクト部材12及び13を、グランドコンタクト部材15bとは関係なく、例えば同一のピッチで規定数を設けることが可能となり、信号経路の高密度化にも貢献する構成となっている。
[ロック部材について]
一方、上述した上シェル14及び下シェル15における「コネクタ長手方向」の両端部分には、当該上シェル14及び下シェル15から下方及び上方に向かって一体的に延出するロック部材としての上ロック部材16及び下ロック部材17が各々一対ずつ設けられている。それらの各上ロック部材16及び下ロック部材17は、上下方向に弾性的に揺動する上可動板16a及び下可動板17aを有している。
上述した上可動板16aは、上シェル14の主体部分を構成している天井板の後端縁から下方に向かって側面略U字状をなすように折り曲げられており、その折り曲げ部分から前方に向かって略水平に片持ち状に延出している。そして、その上可動板16aにおける延出方向の先端部分には、前述した上段の媒体差込通路11cに挿入された上方の信号伝送媒体PBに係合する上係止爪16bが設けられている。
また、下可動板17aは、下シェル15の主体部分を構成している底板の後端縁から上方に向かって側面略U字状をなすように折り曲げられており、その折り曲げ部分から前方に向かって略水平に片持ち状に延出している。そして、その下可動板17aにおける延出方向の先端部分には、前述した下段の媒体差込通路11dに挿入された下方の信号伝送媒体PBに係合する下係止爪17bが設けられている。
そして、ハウジング11に設けられた媒体差込通路11c,11dに対して、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの端末部分が前方から挿入されてくると、まず信号伝送媒体PBの挿入側の先端縁が、前述した上係止爪16b及び下係止爪17bの傾斜案内辺に当接し、挿入前の初期状態において略水平に延在していた上可動板16a及び下可動板17aが、折返し部分を揺動支点として上方及び下方にそれぞれ押し込まれるように弾性変位した後に、信号伝送媒体PBの端末部分がさらに後方に押し込まれていくと、特に図8に示されているように、上述した上係止爪16b及び下係止爪17bのフック形状部分が、上可動板16a及び下可動板17aの弾性復元力によって信号伝送媒体PBの位置決め部(切り欠き状の凹部)PB2の内部に向かって突出するように揺動し、上係止爪16b及び下係止爪17bが信号伝送媒体PBの位置決め部PB2に対して係合状態となり、信号伝送媒体PBの挿入状態が保持される。
[解除リンク機構について]
一方、上述したような信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBに対する上係止爪16b及び下係止爪17bの係合状態から、ロック解除部材18を操作することによってロック解除操作が行われると、当該ロック解除部材18に設けられた解除リンク機構を介して、上述した上可動板16a及び下可動板17aが、自身の弾性力に抗してそれぞれ上方及び下方に向かって押し付けられるように揺動し、それによって、上係止爪16b及び下係止爪17bのフック状部分が、信号伝送媒体PBの位置決め部PB2から上方及び下方に向かって離脱されるようになっている。
すなわち、前述したようにロック部材を構成している上ロック部材16及び下ロック部材17は、複数段(2段)の各媒体差込通路11c及び11d毎に、複数(一対)のものがそれぞれ設けられた構成を有しているが、このようなロック部材16,17の構成に対して、上述した解除リンク機構を備えたロック解除部材18は、複数段(2段)の媒体差込通路11c及び11dを、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの「板幅方向」(コネクタ長手方向)に挟んだ両側部分に一対配置されている。そして、これら一対のロック解除部材18に対する解除操作によって、媒体差込通路11c及び11d毎に設けられた上ロック部材16及び下ロック部材17の上係止爪16b及び下係止爪17bが、一括的に操作されるようになっている。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した各実施形態では、上下の媒体差込通路11c,11dの各々に配置されたグランドコンタクト部材15b,15bが、信号伝送媒体(FFC又はFPC等)PBの板幅方向(コネクタ長手方向)において信号コンタクト部材12及び13の各々に対して同一の位置に配置されているが、信号コンタクト部材12及び13の各々に対してグランドコンタクト部材15b,15bを、信号伝送媒体PBの板幅方向(コネクタ幅方向)における異なる位置で、「高さ方向」の上下に対向する状態に配置することも可能である。
また、上述した実施形態は、水平挿入型の電気コネクタに本発明を適用したものであるが、本発明はそれに限定されるものではなく、垂直挿入型の電気コネクタに対しても同様に適用することが可能である。
さらに、本発明にかかる電気コネクタは、上述した実施形態のようなフレキシブルフラットケーブル(FFC)やフレキシブルプリント基板(FPC)の接続を行うものに限定されることはなく、各種ケーブルと配線基板とを電気的に接続する多種多様な電気コネクタに対しても本発明は同様に適用することができる。
以上のように本発明は、電気機器に使用される多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
1 リセプタクルコネクタ
11 ハウジング
11a,11b 挿入開口部
11c,11d 媒体差込通路
12 信号コンタクト部材(導電端子)
12a 信号上接点部
12b 固定基部
12c 可動ビーム
12d 接続端子部
13 信号コンタクト部材(導電端子)
13a 信号下接点部
13b 固定基部
13c 可動ビーム
13d 接続端子部
14 上シェル(シェル部材)
14a ハウジング固定片
14b グランド接続部
15 下シェル(シェル部材)
15a グランド連結バー
15b グランドコンタクト部材
15c 上弾性ビーム
15d 下弾性ビーム
15e グランド上接点部
15f グランド下接点部
15g グランド接続部
16 上ロック部材(ロック部材)
16a 上可動板
16b 上係止爪
16c 押圧受け部
17 下ロック部材(ロック部材)
17a 下可動板
17b 下係止爪
17c 押圧受け部
18 ロック解除部材
18a 解除操作部
18b 弾性アーム部材
18c 上押圧作用部(押圧作用部)
18d 下押圧作用部(押圧作用部)
PB 信号伝送媒体(FFC又はFPC等)
PB1 シールド板
PB2 位置決め部(切り欠き状の凹部)

Claims (7)

  1. 平型状をなす信号伝送媒体が、ハウジングに設けられた中空状の媒体差込通路の内部に挿入されるものであって、
    前記媒体差込通路が、前記信号伝送媒体の板幅方向と直交する前記ハウジングの高さ方向の上下の位置に複数段にわたって設けられ、
    前記ハウジングに取り付けられた信号コンタクト部材及びグランドコンタクト部材の各接点部が、前記各段の媒体差込通路の内部に挿入された前記信号伝送媒体にそれぞれ接触する状態に配置された電気コネクタにおいて、
    前記信号コンタクト部材の接点部と、前記グランドコンタクト部材の接点部とが、前記信号伝送媒体を挟んで前記高さ方向の上下の位置に互いに対向した状態に配置されたものであって、
    前記信号コンタクト部材の接点部と前記グランドコンタクト部材の接点部との間における前記高さ方向の上下の位置関係が、前記高さ方向に隣り合う前記媒体差込通路同士の間で互いに反転した状態に設定され、
    当該高さ方向に隣り合う前記媒体差込通路の各々に配置された前記グランドコンタクト部材の接点部同士が、前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材同士の間において、前記高さ方向の上下の位置に互いに対面する状態で配置されていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記高さ方向の一方向において、信号コンタクト部材の接点部、グランドコンタクト部材の接点部、グランドコンタクト部材の接点部、信号コンタクト部材の接点部が、この順に配置された構成になされていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記高さ方向に対面する接点部を有する両グランドコンタクト部材同士が、一体的に連結されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記信号コンタクト部材及びグランドコンタクト部材が、前記信号伝送媒体の板幅方向に複数体配列されたものであって、
    前記グランドコンタクト部材同士が、前記信号伝送媒体の板幅方向に一体的に連結されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記ハウジングに、シールド用の導電性シェル部材が取り付けられたものであって、
    前記導電性シェル部材の一部を介して、前記グランドコンタクト部材同士が、前記信号伝送媒体の板幅方向に一体的に連結されていることを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ。
  6. 前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材と、前記グランドコンタクト部材とが、前記信号伝送媒体の板幅方向における同一の位置で、前記高さ方向の上下に対面する状態に配置されていることを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ。
  7. 前記媒体差込通路の各々に配置された前記信号コンタクト部材と、前記グランドコンタクト部材とが、前記信号伝送媒体の板幅方向における異なる位置で、前記高さ方向の上下に対向する状態に配置されていることを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ。
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