JP2018045801A - 電気コネクタ - Google Patents

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Tomohiko Tanigawa
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Abstract

【課題】簡易な構成で、回動操作時におけるアクチュエータのハウジングからの脱落を防止することを可能とする。
【解決手段】アクチュエータ12の一部であって複数体のカム部12aが互いに隣り合うカム間領域に、初期待機位置にあるアクチュエータ12が非正規方向に回動された際に絶縁ハウジング11に当接する平坦面状の回動当接部12dを設け、初期待機位置にあるアクチュエータ12の非正規方向への回動操作を回動当接部12dにより規制して当該アクチュエータ12の絶縁ハウジング11からの位置ズレを回避する構成を採用したものである。
【選択図】図9

Description

本発明は、絶縁ハウジング内に挿入された挿入対象物にコンタクト部材が圧接することで電気的な接続を行う電気コネクタに関する。
一般に、種々の電気機器・装置等において、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)や、フレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等の平板状の信号伝送媒体(以下、「平板状信号伝送媒体」と称す。)を電子回路に接続するための電気コネクタが広く用いられている。例えば、印刷配線基板上に実装されて使用される電気コネクタでは、絶縁性のハウジング(インシュレータ)の前端部分に設けられた媒体挿入用の開口から、FPCやFFC等からなる平板状信号伝送媒体が、直接的に、又はプラグコネクタ等の他の電気コネクタを介して挿入される。
それらの平板状信号伝送媒体や他の電気コネクタ(以下、「接続対象物」と呼ぶ。)は、コンタクト部材を構成している下ビームと上ビームとの間部分に挟み込まれる状態で挿入されるが、当該「接続対象物」が挿入された時点で初期待機位置にあるアクチュエータが、作業者の操作力により正規の方向に回動されると、当該アクチュエータに設けられたカム部のカム作用によってコンタクト部材が弾性的に変位され、その弾性変位したコンタクト部材の上ビーム及び下ビームが、接続対象物の表裏両面に圧接状態となって接続対象物の挟持が行われる。
このようにアクチュエータが初期待機位置から正規の方向に回動操作されることによって、平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)などの「接続対象物」がコンタクト部材に挟持されると、その「接続対象物」側に設けられた信号パターンに対して、印刷配線基板上の導電路に半田接続されているコンタクト部材が電気的に接続された状態となり、当該コンタクト部材を通して「接続対象物」が印刷配線基板側に電気的に接続され、それによって、電気コネクタを介在した信号伝送が行われる。
ここで、上述したように初期待機状態にあるアクチュエータが「正規の方向」に回動操作されることで「接続対象物」の電気的な接続が行われる電気コネクタにおいて、アクチュエータが初期待機位置から「正規の方向」と反対の方向である「非正規の方向」に回動操作されると、特に、カム部においてアクチュエータがコネクタ後方側へ位置ズレを起こしてしまうおそれがある。そして、アクチュエータの回動中心(回動における仮想中心)を有したカム部が位置ズレを起こした状態のままアクチュエータを「正規の方向」に回動させると、アクチュエータの全体がコネクタ後方側に向かって滑動するようにして外方へ脱落してしまうことも考えられる。下記特許文献1には、回動操作時におけるアクチュエータのハウジングからの脱落を防止したコネクタが開示されているが、その構造(形状)は、特にカム部とコンタクト部材との接触部分において複雑である。
特開2015−35295号公報
そこで本発明は、簡易な構成で、アクチュエータが「非正規の方向」に回動操作された際におけるアクチュエータのハウジングからの脱落を容易に回避することができるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、絶縁性を有するハウジングに回動可能に装着されたアクチュエータに、予め定められた間隔で複数体のカム部が設けられたものであって、初期待機位置にある前記アクチュエータが、予め定められた正規の方向に回動操作されて操作作用位置に至ることによって前記カム部が導電性のコンタクト部材を変位させ、当該コンタクト部材が、前記ハウジング内に挿入された接続対象物と電気的に接続される構成になされた電気コネクタにおいて、前記アクチュエータの一部であって前記複数体のカム部が互いに隣り合うカム間領域に平坦面状をなす回動当接部が設けられ、前記回動当接部は、前記初期待機位置にあるアクチュエータが前記正規の方向と反対の非正規方向に回動された際に、前記ハウジングに当接する配置関係になされた構成が採用されている。
このような構成を有する本発明によれば、初期待機位置にあるアクチュエータが非正規の方向に回動操作されると、アクチュエータのカム間領域に設けられた回動当接部がハウジングに当接し、それ以上、非正規の方向にアクチュエータが回動操作されることがなくなることから、当該アクチュエータのカム部における位置ズレが防止されて、アクチュエータがハウジングから脱落することなく正規の方向の回動操作が円滑に行われる。
このとき、本発明における前記ハウジングには、前記初期待機位置にある前記アクチュエータが前記非正規方向に回動操作された際に当該アクチュエータの回動当接部が当接する回動規制部が設けられた構成とすることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、初期待機位置にあるアクチュエータが非正規の方向に回動操作された際における回動当接部は、ハウジングに設けられた回動規制部に対して確実に当接することから、当該アクチュエータの位置ズレ防止機能が高められる。
このときの回動規制部は、前記ハウジングに設けられた段差面からなることが可能である。
また、本発明における前記ハウジングには、前記初期待機位置にある前記アクチュエータが前記非正規方向に回動操作された際に、当該アクチュエータの回動当接部と異なる部分に当接する回動補助規制部が設けられていることが望ましい。
このような構成を有する本発明によれば、初期待機位置にあるアクチュエータが非正規方向に回動操作された際、上述したようにアクチュエータの回動当接部がハウジングに当接することに加えて、アクチュエータの回動当接部とは異なる部分が、ハウジングの回動補助規制部に当接することとなるから、アクチュエータのカム部における位置ズレ防止機能が更に高められる。
さらに、本発明においては、前記回動規制部及び前記回動補助規制部が、平坦面又は曲面からなることが可能である。
さらにまた、本発明においては、前記カム部が回動操作される際の仮想中心に関して、前記ハウジングに前記接続対象物が挿入される側を前方側、その反対側を後方側としたとき、前記回動当接部は、前記アクチュエータが前記初期待機位置にある状態において前記仮想中心よりも前記前方側に配置されていることが望ましい。
以上述べたように本発明にかかる電気コネクタは、アクチュエータの一部であって複数体のカム部が互いに隣り合うカム間領域に、初期待機位置にあるアクチュエータが非正規方向に回動された際に、ハウジングに当接する平坦面状の回動当接部を設け、初期待機位置にあるアクチュエータの非正規方向への回動操作をアクチュエータの回動当接部により規制することで、当該アクチュエータのカム部における位置ズレを回避する構成としたものであるから、簡易な構成で、回動操作時におけるアクチュエータのハウジングからの脱落を防止することができる。
本発明の一実施形態にかかる電気コネクタにおいてアクチュエータが「初期待機位置」に立てられた状態を表したものであって、信号伝送媒体が挿入されていない場合の全体構成をコネクタ前方側から表した外観斜視説明図である。 図1に示された電気コネクタをコネクタ後方側から表した外観斜視説明図である。 図1及び図2に示された電気コネクタをコネクタ前方側から見たときの正面説明図である。 図1及び図2に示された電気コネクタをコネクタ長手方向の外方側から見たときの側面説明図である。 図1及び図2に示された電気コネクタをコネクタ後方側から見たときの背面説明図である。 図5中の VI−VI 線に沿った横断面説明図である。 図5中の VII−VII 線に沿った横断面説明図である。 図5中の VIII−VIII 線に沿った横断面説明図である。 図8におけるアクチュエータの仮想中心部分を拡大して表した断面拡大説明図である。 図1〜図8に示された電気コネクタに対して、接続対象物としての平板状信号伝送媒体を挿入した状態を表した外観斜視説明図である。 図10に示された電気コネクタをコネクタ前方側から見たときの正面説明図である。 図10に示された電気コネクタをコネクタ長手方向の外方側から見たときの側面説明図である。 図1〜図8に示された電気コネクタに接続対象物としての平板状信号伝送媒体を挿入した状態を表した図6相当の横断面説明図である。 図1〜図8に示された電気コネクタに接続対象物としての平板状信号伝送媒体を挿入した状態を表した図7相当の横断面説明図である。 図1〜図8に示された電気コネクタに接続対象物としての平板状信号伝送媒体を挿入した状態を表した図8相当の横断面説明図である。 図9〜図15に示された電気コネクタにおいて、アクチュエータを操作作用位置まで回動操作した状態を表した外観斜視説明図である。 図16に示された電気コネクタをコネクタ前方側から見たときの正面説明図である。 図16に示された電気コネクタをコネクタ長手方向の外方側から見たときの側面説明図である。 図16に示された電気コネクタをコネクタ後方側から見たときの背面説明図である。 図19中の XX−XX 線に沿った横断面説明図である。 図19中の XXI−XXI 線に沿った横断面説明図である。 図19中の XXII−XXII 線に沿った横断面説明図である。 図1〜図22に示された本発明の一実施形態にかかる電気コネクタに用いられているアクチュエータの単品をコネクタ後方側から見たときの外観斜視説明図である。 図23に示されたアクチュエータの単品をコネクタ前方側から見たときの正面説明図である。 図23に示されたアクチュエータの単品をコネクタ後方側から見たときの背面説明図である。 図23に示されたアクチュエータの単品をコネクタ下方側から見たときの底面説明図である。 図1〜図22に示された本発明の一実施形態にかかる電気コネクタに用いられている絶縁ハウジングの単品をコネクタ後方側から見たときの外観斜視説明図である。 図27に示された絶縁ハウジングの単品をコネクタ上方側から見たときの平面説明図である。 図27に示された絶縁ハウジングの単品をコネクタ後方側から見たときの背面説明図である。 図1〜図22に示された本発明の一実施形態にかかる電気コネクタに挿入される平板状信号伝送媒体の一例としてのフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)の端末部分の構造を表した外観斜視説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる電気コネクタにおいてアクチュエータが「初期待機位置」に立てられた状態を表した図9相当の断面拡大説明図である。
以下において、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる平板状信号伝送媒体の接続を行うために印刷配線基板上に実装して使用される電気コネクタに本発明を適用した実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図8に示されている本発明の一実施形態にかかる電気コネクタ10は、絶縁ハウジング11の後端縁側(図6〜図8の左端縁側)に、接続操作手段としてのアクチュエータ12を回動可能に備えた、いわゆるバックフリップ型構造からなるものであり、上述したアクチュエータ12は、本発明の「接続対象物」としての平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分を挿入するコネクタ前端側(図6〜図8の右端縁側)とは反対側の後方側(図6〜図8の左方側)に向かって押し倒されるように回動される構成になされている。
アクチュエータ12を回動可能に備えた絶縁ハウジング11は、図27〜図29にも示されているように、細長状に延在する中空枠体状の絶縁性部材から形成されているが、その絶縁ハウジング11の長手横幅方向を、以下において「コネクタ長手方向」と呼び、また平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの端末部分が挿入されていく方向を「コネクタ後方向」、その反対の抜去されていく方向を「コネクタ前方向」と呼ぶこととする。さらに、電気コネクタ10が実装される印刷配線基板(図示しない)の表面から垂直に離れる高さ方向を「上方向」とし、その反対方向を「下方向」とする。
ここで、上述した絶縁ハウジング11の内部には、薄板状の金属製部材により形成された2種類の異なる形状を有する第1及び第2の導電コンタクト部材13,14が複数体にわたって多極状をなすように配列されている。それら第1及び第2の導電コンタクト部材13,14は、絶縁ハウジング11の内部において「コネクタ長手方向」に沿って適宜の間隔をなして装着されており、互いに異なる形状を有する第1の導電コンタクト部材13と、第2の導電コンタクト部材14とが、多極状の配列方向である「コネクタ長手方向」において交互に配列された、いわゆる千鳥配列の構造になされている。
これらの第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の各々は、信号伝送用又はグランド接続用のいずれかとして用いられ、図示を省略した印刷配線基板上に形成された配線ランド部(導電路)に半田接合により接合され、それによって電気コネクタ10が実装状態になされる。
絶縁ハウジング11の前端縁側(図6〜図8の右端縁側)には、上述したようにフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる平板状信号伝送媒体Fの端末部分が挿入される媒体挿入口11aが、コネクタ長手方向に横細長状をなすように設けられているとともに、その反対側のコネクタ前後方向の後端縁側(図6〜図8の左端縁側)には、上述した導電コンタクト部材13やアクチュエータ12等を装着するための部品取付口が、同じく横細長状に形成されている。
上述した第1の導電コンタクト部材13は、図7に示すように絶縁ハウジング11のコネクタ後端側に設けられた部品取付口からコネクタ前方側(図6〜図8の右方側)に向かって挿入されることで装着状態になされるが、第2の導電コンタクト部材14は、図6に示すように絶縁ハウジング11のコネクタ前端側に設けられた媒体挿入口11aからコネクタ後方側(図6〜図8の左方側)に向かって挿入されることにより装着状態になされている。
これらの第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の接触部の各々は、絶縁ハウジング11の内部に挿入された、本発明の「接続対象物」としての平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fに形成された伝送パターンFa(図30参照)に対応した位置に配置されていて、その平板状信号伝送媒体Fに形成された伝送パターンFaは、信号伝送用配線ランド部(信号線パッド)又はシールド用配線ランド部(シールド線パッド)を適宜のピッチ間隔で配置した構成を有している。
第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の各々は、金属製の薄板材から形成され、平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挿抜方向(図6〜図8の左右方向)である「コネクタ前後方向」に沿って略平行に延在する一対の細長状ビームからなる上ビーム13a,14a及び下ビーム13b,14bをそれぞれ有している。これらの上ビーム13a,14a及び下ビーム13b,14bは、上述した絶縁ハウジング11の内部空間において「上下方向」に適宜の間隔をなして互いに対向するように配置されている。そのうちの下ビーム13b,14bは、絶縁ハウジング11の底面板の内壁面に沿って配置されているとともに、その下ビーム13b,14bの延在方向における途中位置から上方に延出する連結支柱部13c,14cを介して、上ビーム13a,14aが、上述した下ビーム13b,14bに対して一体的に連結されている。
連結支柱部13c,14cは、上述した両ビーム13a,14a及び13b,14bの延在方向の略中央部分において上下方向に延在するように配置されている。そして、当該連結支柱部13c,14c、並びに両ビーム13a,14a及び13b,14bが有する可撓性によって、上記各上ビーム13a,14aが揺動するように弾性変位する構成になされている。そのときの上ビーム13a,14aの揺動は、図6〜図8の紙面内において上下の方向に行われることとなる。
また、上述した上ビーム13a及び14aの前端側部分(図6及び図7の右端側部分)には、平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの図示上面側に形成された伝送パターン(信号伝送用又はシールド用の配線ランド部)Faのいずれかに接続される上端子接触凸部13a1,14a1が図示下向きの突形状をなすように設けられている。一方、下ビーム13b,14bは、絶縁ハウジング11の底面板の内壁面に沿って前後方向に延在するように配置されているが、絶縁ハウジング11の内部に挿入された平板状信号伝送媒体Fは、上述した下ビーム13b,14bの上縁に対して当該平板状信号伝送媒体Fの下側表面が接触するように配置され、その際、当該下ビーム13b及び14bの前端側部分(図6及び図7の右端側部分)に図示上向きの突形状をなすように設けられた下端子接触凸部13b1,14b1が、平板状信号伝送媒体Fの図示下面側に形成された伝送パターン(信号伝送用又はシールド用の配線ランド部)Faのいずれかに接続される配置関係になされている。
このように平板状信号伝送媒体Fの上下両側の表面に対して、下ビーム13b,14b及び上ビーム13a,14aが、上下の両側から挟むように圧接した状態となることで、平板状信号伝送媒体Fの挟持が行われるようになっている(図20〜図22参照)。
なお、上述した上ビーム13a,14aの上端子接触凸部13a1,14a1と、下ビーム13b,14bの下端子接触凸部13b1,14b1との間の相対的な位置関係は、コネクタ前方側(図6及び図7の右方側)或いはコネクタ後方側(図6及び図7の左方側)にずらして配置することも可能である。また、下ビーム13b,14bの下端子接触凸部13b1,14b1は、基本的に不動状態となるように配置されているが、挿入される平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを仮保持する等の目的で、第1の導電コンタクト部材13の下ビーム13bの先端部分を弾性変位可能となるように形成することも可能であり、当該下ビーム13bの前端部分を、絶縁ハウジング11の底面板の内壁面から僅かに浮き上がるように形成することもできる。
さらに、上述した第1のコンタクト部材13の下ビーム13bの後端側部分(図7の左端側部分)、及び第2のコンタクト部材14の下ビーム14bの前端側部分(図6の右端側部分)には、図示しない印刷配線基板上に形成された配線ランド部(導電路)に半田接続される基板接続部13b2,14b2がそれぞれ設けられている。これらの基板接続部13b2,14b2は、印刷配線基板上の配線ランド部(導電路)に対して上方から位置合わせされた状態で載置され、例えば半田材を用いた一括的な接合作業等によって電気的な接続が行われる。
このような基板接続部13b2,14b2に対する半田接合作業に対応して、当該基板接続部13b2,14b2の先端からコネクタ前後方向にやや引き込まれたコネクタ内方側の位置には、切り欠き状の空隙部からなる半田逃がし部13b4,14b4が形成されている。これらの半田逃がし部13b4,14b4は、半田接合の作業時に溶融状態となった半田材の流動を止める部位となるものであって、それらの半田逃がし部13b4,14b4を形成している凹状空間部のうち、基板接続部13b2,14b2寄りの隅部に、半田材のフィレットが立ち上がるように形成されることで半田材の流れが止められ、当該半田逃がし部13b4,14b4における他の凹状空間部分に対しては、半田材の回り込みが無い状態に維持される。
さらにまた、上ビーム13a,14aの後端側部分(図6及び図7の左端側部分)には、略平坦状の下縁をなすようにして延在するカム圧受け部13a2,14a2が設けられている一方、下ビーム13b,14bの後端側部分(図6及び図7の左端側部分)には、凹形状の上縁をなすように形成されたカム滑り受凹部13b3,14b3がそれぞれ設けられている。そして、下ビーム13b,14bのカム滑り受凹部13b3,14b3に対しては、上述した絶縁ハウジング11の後端部分に装着されたアクチュエータ12の押圧カム部12aの下半側部分が上方から滑動可能な状態で受けられるように配置され、そのような滑動可能な接触配置関係になされた押圧カム部12aとともにアクチュエータ12の全体が、一体的に回動自在に支持される構成になされている。
上述した押圧カム部12aは、アクチュエータ12における第1及び第2の導電コンタクト部材13,14に対応した位置に、複数体にわたって配置されており、図23〜図26にも示されているように、複数体の押圧カム部12aの各々が、第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の多極配列方向である「コネクタ長手方向」において予め定められた間隔をなして並列されている。それらの各押圧カム部12aの外周には、所定のカム面が形成されており、アクチュエータ12が後述する「操作作用位置」にあるとき、当該押圧カム部12aの上半側部分に形成されたカム面に対して、上ビーム13a,14aのカム圧受け部13a2,14a2が、上方側から近接又は接触するように配置されている。
また、前述したように絶縁ハウジング11の後端部分(図6〜図8の左端側部分)に回動可能に配置されたアクチュエータ12の全体は、「コネクタ長手方向」に沿って細長状に延在するように形成されていて、絶縁ハウジング11の全幅とほぼ同じ長さに渡って配置されている。このアクチュエータ12は、上述した押圧カム部12aの回りに回動操作されるように絶縁ハウジング11に取り付けられており、その回動操作時における回動半径方向の外方側部分(図6〜図8の上方側部分)が開閉操作部12bになされている。そして、その開閉操作部12bに対して作業者による適宜の操作力が付与されることによって、アクチュエータ12の全体が、図1〜図8のようにほぼ直立した状態の「初期待機位置」と、図16〜図22のように「コネクタ後方側」に向かってほぼ水平に倒された状態の「操作作用位置」との間において往復回動される構成になされている。
このアクチュエータ12に設けられた押圧カム部12aの回動は、上述したように第1及び第2の導電コンタクト部材13,14における上ビーム13a,14aと下ビーム13b、14bとの間で行われる。その押圧カム部12aの回動が行われる際における中心の位置、すなわち図9中の符号Xで表した「仮想中心」は、押圧カム部12aに含まれ、その「仮想中心X」を回動の中心として押圧カム部12aが回動されるようになっている。
このようなアクチュエータ12における押圧カム部12aの周辺には、第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の上ビーム13a,14aとの干渉を回避するための複数のスリット穴12cが、「コネクタ長手方向」に沿って一定の間隔をなして並列する櫛歯状をなすように形成されている。それらのスリット穴12cは、導電コンタクト部材13,14に対応した位置において、アクチュエータ12を「コネクタ前後方向」に貫通するように形成されている。
そして、アクチュエータ12が「操作作用位置」(図16〜図22参照)から、「初期待機位置」(図1〜図8参照)に向かって回動されることで、当該アクチュエータ12が印刷配線基板から立ち上がるように配置されたときに、上述したスリット穴12cの内方に向かって、第1及び第2の導電コンタクト部材13,14を構成している上ビーム13a,14aの後端部分が挿入されるようになっている。このスリット穴12cに対する上ビーム13a,14aの挿入は、アクチュエータ12の正面側から行われ、スリット穴12cを貫通した上ビーム13a,14aの後端部分が、アクチュエータ12の背面側(操作部背面12b1)から外方(後方)に向かって突出した状態になされる。
一方、アクチュエータ12の開閉操作部12bを、作業者の手により「初期待機位置」(図1〜図8参照)から「操作作用位置」(図16〜図22参照)に向かって押し倒すように回動操作が行われると、上述した押圧カム部12aに設けられたカム面の上ビーム13a,14aに対する押し上げ作用によって、上ビーム13a,14aの後端側に設けられたカム圧受け部13a2,14a2が図示上方側に持ち上げられるように変位し(図20,図21)、それに伴って上ビーム13a,14aにおけるカム圧受け部13a2,14a2と反対側(コネクタ前端側)に設けられた上端子接触凸部13a1,14a1が下方に押し下げられていくようになっている。
このようにしてアクチュエータ12が最終の回動位置である「操作作用位置」まで回動しきったとき(図16〜図22参照)、上述した上ビーム13a,14aと、下ビーム13b,14bとの間に挿入されていた平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fの挟持が行われることとなる。そして、そのような挟持状態において、平板状信号伝送媒体Fの配線ランド部(信号伝送用又はシールド用の配線ランド部)Faには、上ビーム13a,14aの上端子接触凸部13a1,14a1及び下ビーム13b,14bの下端子接触凸部13b1,14b1が圧接され、それによって電気的な接続が行われる構成になされている。
さらに、上述した「コネクタ長手方向」の両側部分に配置された第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の両側外方部分には、細長板状の金属部材からなる固定金具15,15が絶縁ハウジング11に取り付けられている(図1、図2参照)。これらの固定金具15,15は、上述した導電コンタクト部材13,14に対して略平行に延在する配置関係になされており、その延在方向における両端部分には、印刷配線基板上に形成された固定パッド(図示省略)上に載置されて半田接合される半田固定部15a,15aが設けられている。
[本発明にかかる脱落防止機構について]
ここで、前述したようにアクチュエータ12に一体的に設けられた押圧カム部12aは、多極配列の方向である「コネクタ長手方向」において予め定められた間隔をなして複数体にわたって並列されているが、それら複数体の押圧カム部12a同士が「コネクタ長手方向」に互いに隣り合っている間の領域、すなわちアクチュエータ12のカム間領域の各々には、「初期待機位置」(図1〜図8参照)にあるアクチュエータ12に対する正規の方向とは逆方向の回動操作を規制する回動当接部12dが、平坦面状をなすように形成されている。
より具体的には、上述した押圧カム部12aのカム間領域に設けられた回動当接部12dは、図9にも示されているように、アクチュエータ12を構成している操作部背面12b1、すなわちアクチュエータ12が「初期待機位置」(図1〜図8参照)にある状態における後端面の一部をなすように設けられており、前述したアクチュエータ12の押圧カム部12aの回動における「仮想中心X」を通る直径に沿って延在する平坦面状部分から形成されている。この回動当接部12dを構成している平坦面は、前記第1及び第2の導電コンタクト部材13,14の上ビーム13a,14aと下ビーム13b、14bとの間に配置されている押圧カム部12aの外周カム面を径方向に結ぶように延在しており、特にアクチュエータ12が「初期待機位置」(図1〜図8参照)にある状態においては、上ビーム13a,14a側のカム面と、下ビーム13b,14b側のカム面とを、コネクタ上下方向に結ぶように延在している。
ここで、本実施形態においては、前述したように「接続対象物」としての平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)Fを挿入する側を「前方側」(図6〜図8の右端縁側)、それとは反対側を「後方側」(図6〜図8の左方側)としているが、そのような「前方側」と「後方側」との境界位置を、アクチュエータ12の押圧カム部12aの回動における「仮想中心X」としたとき、上述した回動当接部12dは、当該アクチュエータ12の「仮想中心X」に関して「前方側」に配置されている。
一方、このようなアクチュエータ12に設けられた回動当接部12dに対して、絶縁ハウジング11の後端部分(図6〜図8の左端部分)には、同じく平坦面状をなす回動規制部11bが形成されている。この回動規制部11bは、上述したアクチュエータ12のカム間領域に対応した位置において、絶縁ハウジング11の一部を段差状に高めた部分から構成されており、その高さ方向(上下方向)の段差面からなる回動規制部11bは、アクチュエータ12が「初期待機位置」にある状態の前記回動当接部12dに対して、「コネクタ後方側」(図6〜図8の左方側)から近接した状態で対面する配置関係になされている。
すなわち、アクチュエータ12が、「初期待機位置」(図1〜図8参照)から「操作作用位置」(図16〜図22参照)に向かって行われる回動操作(図6〜図8中の左回り方向)を「正規の方向」としたとき、その「正規の方向」に向かってアクチュエータ12が回動操作されたときの回動当接部12dは、上述した絶縁ハウジング11の回動規制部11bから「コネクタ前方側」(図6〜図8の右方側)に向かって離間していくことから、アクチュエータ12の回動操作は支障なく行われる。
これに対して、「初期待機位置」(図1〜図8参照)にあるアクチュエータ12が、「正規の方向」と反対の「非正規方向」(図6〜図8中の右回り方向)に回動された際にあっては、当該アクチュエータ12に設けられた回動当接部12dが、絶縁ハウジング11の回動規制部11bに対してコネクタ前方側から当接する配置関係となっていることから、当該アクチュエータ12の「非正規方向」の回動操作が規制されるとともに、アクチュエータ12の押圧カム部12a(仮想中心)がコネクタ後方側に位置ズレすることが防止されることから、アクチュエータ12が「正規の方向」に回動操作された際にハウジング11から脱落するような事態が回避される。
なお、本実施形態においては、上述した回動規制部11bが平坦面から形成されているが、回動規制部11bは、回動当接部12dに当接可能であれば曲面状をなすように形成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、アクチュエータ12が「非正規方向」に回動された際に、当該アクチュエータ12の回動当接部12dと異なる部分が、絶縁ハウジング11の一部に当接する構成になされている。より具体的には、アクチュエータ12が「初期待機位置」(図1〜図8参照)にある場合における開閉操作部12bの前方側の平坦面12f、すなわち操作部背面12b1の反対側に位置する正面側の平坦面が、絶縁ハウジング11の端縁部分に設けられた回動補助規制部11cに対して、「コネクタ前方側」(図6〜図8の左方側)から近接して対面する配置関係になされている。
以上のように、「初期待機位置」(図1〜図8参照)にあるアクチュエータ12が、本来の操作方向である「正規方向」と反対の「非正規方向」に回動された際にあっては、アクチュエータ12の背面側となる操作部背面12b1に設けられた回動当接部12dが、絶縁ハウジング11の回動規制部11bに当接すると共に、アクチュエータ12の正面側の平坦面の一部が、絶縁ハウジング11に設けられた回動補助規制部11cに当接することとなり、「初期待機位置」(図1〜図8参照)にあるアクチュエータ12の「非正規の方向」への回動操作が阻止される構成になされている。
なお、本実施形態においては、上述した回動補助規制部11cが平坦面から形成されているが、回動補助規制部11cは、平坦面12fに当接可能であれば曲面状をなすように形成することも可能である。
従って、上述した構成を備えた本実施形態によれば、「初期待機位置」(図1〜図8参照)にあるアクチュエータ12が「非正規方向」に回動操作されようとしても、その「非正規方向」へのアクチュエータ12の回動操作が確実に防止される。その結果、従来のようなアクチュエータ12の押圧カム部12a(仮想中心)の「コネクタ後方側」への位置ズレが防止されることとなり、その後にアクチュエータ12が「正規の方向」に回動操作された際に、当該アクチュエータ12が絶縁ハウジング11から脱落することなく円滑に回動操作が行われる。
特に、本実施形態においては、「非正規方向」に回動操作されようとしたアクチュエータ12の回動当接部12dが、絶縁ハウジング11の回動規制部11bに当接することに加えて、回動当接部12dと異なる部位である正面側の平坦面12fの一部が、絶縁ハウジング11の回動補助規制部11cに当接する構成になされていることから、前述したアクチュエータ12の位置ズレ防止機能が一層高められるようになっている。
さらに、本実施形態においては、仮想中心Xよりも前方側に回動当接部12dが配置されていることから、アクチュエータ12が「正規方向」に回動される際に当該アクチュエータ12が絶縁ハウジング11の底部11dに対して干渉する量(仮想中心Xを起点とした径方向の長さ)は、仮想中心Xよりも後方側に回動当接部12dが配置されている場合に比して低減される。
一方、上述した第1の実施形態と同一の部材に対して同一の符号を付した図31にかかる第2の実施形態においては、アクチュエータ12´に設けられた回動当接部12d´が、第1の実施形態よりもやや前方側(図31の右方側)に配置され、更に傾斜して延在する平坦面状の傾斜面をなすように形成されている。そして、その傾斜面からなるアクチュエータ12側の回動当接部12d´に近接して、絶縁ハウジング11の回動規制部11b´が、略平行に延在する傾斜面をなすように設けられている。
このような構成を有する本実施形態によれば、アクチュエータ12´の回動当接部12d´及び絶縁ハウジング11の回動規制部11b´が、傾斜面から形成されていることから、アクチュエータ12´の回動当接部12d´が絶縁ハウジング11の回動規制部11b´に対して確実に当接し、アクチュエータ12´の押圧カム部12a(仮想中心)における位置ズレが良好に防止されるとともに、回動当接部12d´及び回動規制部11b´の上下方向における長さが短縮化されることとなる。すなわち、それらの回動当接部12d´及び回動規制部11b´を構成している傾斜面の傾斜角度や配置位置を調整することによって、アクチュエータ12´及び絶縁ハウジング11の肉厚が調整されることとなり、アクチュエータ12´及び絶縁ハウジング11を所望の強度にするとともに、電気コネクタの更なる低背化及び小型化を図ることが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、本発明にかかる「接続対象物」として、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる平板状信号伝送媒体が用いられているが、その他の信号伝送媒体を「接続対象物」とすることも可能である。
また、上述した実施形態にかかる電気コネクタは、形状が異なる導電コンタクト部材を用いたものであるが、同一形状の導電コンタクト部材を用いた電気コネクタに対しても本発明は同様に適用することが可能である。
さらに、上述した実施形態における電気コネクタでは、回動操作されるアクチュエータが後端側部分に配置されているが、アクチュエータが、前端側部分に配置された電気コネクタや、前端側部分と後端側部分との間部分にアクチュエータが配置された電気コネクタに対しても同様に適用することが可能であり、さらにそのときのアクチュエータの回動方向は、前方側又は後方側のいずれであっても良い。
本発明は、各種電気機器に使用する多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
10 電気コネクタ
11 絶縁ハウジング
11a 媒体挿入口
11b 回動規制部
11c 回動補助規制部
11d 底面
12 アクチュエータ
12a 押圧カム部
12b 開閉操作部
12b1 操作部背面
12c スリット穴
12d 回動当接部
12e 回動補助規制部
12f 平坦面
X 回動の仮想中心
13,14 第1及び第2の導電コンタクト部材
13a,14a 上ビーム
13a1,14a1 上端子接触凸部
13a2,14a2 カム圧受け部
13b,14b 下ビーム
13b1,14b1下端子接触凸部
13b2,14b2 基板接続部
13b3,14b3 カム滑り受凹部
13b4,14b4 半田逃がし部
13c,14c 連結支柱部
15 固定金具
15a 半田固定部
F 平板状信号伝送媒体(FPC又はFFC等)
Fa 伝送パターン

Claims (6)

  1. 絶縁性を有するハウジングに回動可能に装着されたアクチュエータに、予め定められた間隔で複数体のカム部が設けられたものであって、
    初期待機位置にある前記アクチュエータが、予め定められた正規の方向に回動操作されて操作作用位置に至ることによって前記カム部が導電性のコンタクト部材を変位させ、当該コンタクト部材が、前記ハウジング内に挿入された接続対象物と電気的に接続される構成になされた電気コネクタにおいて、
    前記アクチュエータの一部であって前記複数体のカム部が互いに隣り合うカム間領域に平坦面状をなす回動当接部が設けられ、
    前記回動当接部は、前記初期待機位置にあるアクチュエータが前記正規の方向と反対の非正規方向に回動された際に、前記ハウジングに当接する配置関係になされていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングには、前記初期待機位置にある前記アクチュエータが前記非正規方向に回動操作された際に、当該アクチュエータの回動当接部が当接する回動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記回動規制部が、前記ハウジングに設けられた段差面からなることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記ハウジングには、前記初期待機位置にある前記アクチュエータが前記非正規方向に回動操作された際に当該アクチュエータにおける前記回動当接部と異なる部分に当接する回動補助規制部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 前記回動規制部及び前記回動補助規制部が、平坦面又は曲面からなることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. 前記カム部の回動が行われる際の仮想中心に関して、前記ハウジングに前記接続対象物が挿入される側を前方側、その反対側を後方側としたとき、
    前記回動当接部は、前記アクチュエータが前記初期待機位置にある状態において前記仮想中心よりも前記前方側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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