JP2011176799A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、原稿を読み取る読取条件やコピー、FAXそしてPCスキャンなどの出力形式の違いで、裏面の読取データの出力後、表面の読取データを出力するか、表面の読取データの出力後、裏面の読取データを出力するかを切り換えることによって、必要とするメモリを抑制することが可能な画像読取装置を提供することを目的とする
【解決手段】出力モードがPCスキャンである場合、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合には、原稿の1枚分よりも少ない原稿の先端が第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間記憶するため、記憶部に記憶される読取データの量を削減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置に関する。
従来、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えた複写機やファクシミリなどの画像読取装置では、特許文献1に示されるように、読み取り前の原稿を載置する給紙トレイと、読み取り後の原稿を載置する排紙トレイとが設けられ、給紙トレイから原稿が搬送される搬送経路において、原稿の表面側と裏面側を読み取る読取デバイスが、搬送経路上のそれぞれ異なる位置に設けられている。特許文献1では、原稿の裏面側を読み取る読取デバイスが原稿の表側の読取デバイスが設置された位置より下流側に設置されている。そして、1回の原稿搬送で原稿両面を読み取る技術が広く知られている。
特開2006−86734号公報
特許文献1記載の画像読取装置と異なり、原稿の裏面を先に読み取り、原稿の表面を後で読み取るように読取デバイスが設置された画像読取装置の場合、先に読み取られる原稿の裏面の読取データを1ページ分メモリに記憶する。そして、画像読取装置は原稿の表面の読取データを先に出力し、その後、原稿の裏面の読取データを出力する。すると、プリンタなどの画像形成装置がその表面の読取データを印刷した後、裏面の読取データを印刷するためユーザの利便性がよい。
しかし、原稿を読み取る読取条件やコピー、FAXそしてPCスキャンなどの出力形式の違いに関わらず、先に読み取られる原稿の裏面の読取データを、1ページ分メモリに記憶する必要があるため、両面読取の際に必要な記憶領域を画像読取装置内のメモリ上に多く確保する必要があり、処理速度の低下や容量の大きなメモリを装備せざるを得ないという問題があった。
本発明は、原稿を読み取る読取条件やコピー、FAXそしてPCスキャンなどの出力形式の違いで、裏面の読取データの出力後、表面の読取データを出力するか、表面の読取データの出力後、裏面の読取データを出力するかを切り換えることによって、必要とするメモリを抑制することが可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の発明の画像読取装置は、給紙トレイに載置された原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の裏面の画像を1ライン毎に順次読み取る第1画像読取部と、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の表面の画像を1ライン毎に順次読み取る第2画像読取部と、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データと前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データとを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、少なくともPCスキャンを含む複数の前記画像出力部の出力モードのうち1つの出力モードを設定する出力モード設定部と、外部情報端末に接続する端末接続部と、前記出力モードがPCスキャンである場合には、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部によって順次出力され、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間前記記憶部に記憶され、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記表面の読取データを順次出力するように制御する第1制御部と、前記出力モードがPCスキャンでない場合には、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部が順次出力し、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは前記記憶部に前記原稿の1枚分記憶され、前記表面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記裏面の読取データを順次出力するように制御する第2制御部と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明の画像読取装置は、給紙トレイに載置された原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の裏面の画像を1ライン毎に順次読み取る第1画像読取部と、前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の表面の画像を1ライン毎に順次読み取る第2画像読取部と、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データと前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データとを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部の読取条件を設定する読取条件設定部と、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合には、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部によって順次出力され、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間前記記憶部に記憶され、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記表面の読取データを順次出力するように制御する第1制御部と、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合には、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部が順次出力し、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは前記記憶部に前記原稿の1枚分記憶され、前記表面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記裏面の読取データを順次出力するように制御する第2制御部と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置であって、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部の読取条件を設定する読取条件設定部と、を備え、前記第1制御部は、前記出力モードがPCスキャンでない場合であって、かつ、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合に、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記表面の読取データを順次出力するように制御し、前記第2制御部は、前記出力モードがPCスキャンでない場合であって、かつ、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合に、前記表面の読取データの出力終了後、前記裏面の読取データを順次出力するように制御すること、を特徴としている。
また、請求項4に記載の発明の画像読取装置は、請求項2または3のいずれかに1項に記載の画像読取装置であって、前記読取条件設定部は、前記読取条件として複数の原稿サイズのうち1つの原稿サイズを設定し、前記原稿サイズがA3サイズ以上で有る場合には、前記第1制御部によって制御され、前記原稿サイズがA3未満で有る場合には、前記第2制御部によって制御されること、を特徴としている。
また、請求項5に記載の発明の画像読取装置は、請求項2または3のいずれかに1項に記載の画像読取装置であって、前記読取条件設定部は、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が読み取る際の解像度を設定し、前記解像度が所定解像度以上で有る場合には、前記第1制御部によって制御され、前記所定解像度未満で有る場合には、前記第2制御部によって制御されること、を特徴としている。
また、請求項6に記載の発明の複合機は、請求項3から5のいずれか1項に記載の画像読取装置を備え、画像読取以外の機能を有する複合機であって、前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件は、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データが前記原稿の1枚分記憶するのに必要と推定される記憶容量と、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データが、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間、前記記憶部に記憶するのに必要と推定される記憶容量と、の差が画像読取以外の機能を実行するのに必要な記憶容量より大きい読取条件であること、を特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、コピー、FAX、PCスキャンなどの出力形式のうち、PCスキャンが出力モードとして設定されていれば、第1制御部によって裏の読取データを出力後、表の読取データを出力する。
コピー、FAXなどの出力形式の場合、表の読取データから出力して先に印刷し、そのあとで裏の読取データを出力して印刷したほうがユーザの利便性が高い。しかし、PCスキャンのようにパソコンなどの外部情報端末に対して原稿の表と裏の読取データを送信する際に、どちらの読取データを先に送信しても、パソコンなどの外部情報端末側で順番を変えればよく、特にユーザの利便性が高くなるわけではない。
そこで、出力形式がPCスキャンである場合には、原稿の1枚分よりも少ない原稿の先端が第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間記憶するため、記憶部に記憶される読取データの量を削減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合には、原稿の先端が第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間記憶するため、原稿の裏面が先に出力されることになるが、原稿の一枚分よりも少ない記憶容量で済むために、記憶部に記憶される読取データの量を削減することができる。
また、第1画像読取部及び第2画像読取部が原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合には、裏面の読取データを前記記憶部に前記原稿の1枚分記憶する必要があるが、少ないデータ量であるために占有するメモリ容量は少なくてすむうえに、ユーザにとって利便性のある原稿の表面から先に出力することができる。
すなわち、読取条件における原稿を読み取るのに必要な記憶容量に応じて適宜制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、出力形式がPCスキャンでない場合であっても、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合と、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合とで切り替えることによって、適切に記憶部に記憶される読取データの量を削減もしくは、ユーザにとって利便性のある原稿の表面から先に出力することができる。
請求項4記載の発明によれば、読取条件が原稿サイズA3以上の場合には、A3未満のときより前記記憶部の記憶容量の削減効果が見込めるため、第1制御部によって裏の読取データを出力後、表の読取データを出力することができる。また、読取条件が原稿サイズA3未満の場合には、A3以上のときより前記記憶部の記憶容量の削減効果が見込めないため、ユーザの利便性の高い表の読取データを出力後、裏の読取データを出力することができる。
請求項5記載の発明によれば、読取条件が所定の解像度以上の場合には、所定の解像度未満のときより前記記憶部の記憶容量の削減効果が見込めるため、第1制御部によって裏の読取データを出力後、表の読取データを出力することができる。また、読取条件が所定の解像度未満の場合には、所定の解像度以上のときより前記記憶部の記憶容量の削減効果が見込めないため、ユーザの利便性の高い表の読取データを出力後、裏の読取データを出力することができる。
また、請求項6に記載の発明の複合機によれば、前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件は、画像読取以外の機能を実行するのに充分な記憶容量より大きい読取条件に基づいているため、複合機が画像読取以外の機能を有効に実施することができる。
複合機の断面を模式的に示す説明図である。 複合機の電気的な構成を示す回路ブロック図である 複合機の原稿の画像を読み取る処理を示すメインフローチャート。 第1読取処理に関するフローチャート。 読取条件A4、600dpiにおける第1読取処理におけるRAM102の構成(A)と第2読取処理におけるRAM102の構成(B)とをそれぞれ示すものである。 画像出力処理を示すフローチャート。 第2読取処理に関するフローチャート。 読取条件A3,600dpiにおける第1読取処理におけるRAM102の構成(A)と第2読取処理におけるRAM102の構成(B)とをそれぞれ示すものである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。本形態は、原稿の画像を読み取り、コピー、FAX、PC−スキャンなどの機能を実行することが可能な複合機(画像読取装置の一例)について説明する。
図1は、複合機10(MFP)の断面を模式的に示す説明図である。複合機10は、装置本体20と、この装置本体20の上部に配置された自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)30とを備えている。このADF30は、装置本体20に対して回動自在に設けられている。装置本体20の上面は、図1に示すように、ADF30により被覆される。また、装置本体20には、画像読取装置10で読み取られた原稿の画像を印刷する画像形成部104(図2参照)が内蔵されている。
ADF30は、原稿が載置される給紙トレイ110と、原稿が排出される排紙トレイ130と、給紙トレイ110に載置された原稿を、搬送経路111に沿って搬送する搬送ローラ121〜127を有している。また、ADF30は、搬送ローラ121〜127によって搬送された原稿を排紙トレイ130に搬送する排紙ローラ128、129を有している。
なお、これ以降の説明において、原稿が給紙トレイ110に載置された際に、図1における上方向の原稿の面を原稿の表面とし、図1における下方向の原稿の面を原稿の裏面とする。
また、この搬送経路上には、搬送中の原稿の対応する位置を検知するためのセンサとして、Fセンサ310,RBセンサ320,Rセンサ330が設けられている。
搬送経路には、原稿の裏面の画像読み取りを行うための読取デバイス210(第1画像読取部の一例)が原稿押え220の対応する位置に、設けられている。原稿押え220は、通過する原稿を読取デバイス210の読取面に押圧するものである。なお、この読取デバイス210は、典型的にはCIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)が採用される。
また、原稿の表面の画像読み取りを行うために、装置本体20に設けられた読取デバイス230(第2画像読取部の一例)が、原稿押え240の対応する位置に、設けられている。原稿押え240は、搬送経路111上の原稿押え240の対応する位置を通過する原稿を読取デバイス230の読取面に押圧するものである。なお、この読取デバイス230も典型的にはCIS(Contact Image Sensor) やCCD(Charge Coupled Device)が採用される。
上述したように、搬送経路111を挟んで対向する一方の側から読取デバイス210によって原稿の裏面が読み取られる。そして、搬送経路111を挟んで対向する他方の側から読取デバイス230によって原稿の表面が読み取られる。なお、原稿押え220、240は、所定の反射率を有する白板である。
複合機10は、ADF30が適用可能なものであれば如何なる構成のものであってもよい。なお、本実施形態は、本発明が装置本体20及びこれに適用可能なADF30を有する複合機10において実施される場合を例示するが、本発明は、トナーやインクなどの画像記録材を記録用紙に付着させて画像を記録する画像記録装置や、この画像記録装置において画像記録位置に記録用紙を搬送するシート搬送装置として実施されてもよい。
図2は、複合機10の電気的な構成を示す回路ブロック図である。複合機10は、CPU100(第1制御部、第2制御部の一例)と、ROM101と、RAM102(記憶部の一例)と、タイミング生成部103と、画像形成部104と、画像処理部105(画像出力部の一例)と、USBインターフェース106(端末接続部の一例)と、モデム107と、モータ120と、複合機10の各設定を入力することが可能な操作部40と、それらの各構成を接続するバス109を有する。
また、複合機10は、更に、画像の読取りに関わる構成として、読取デバイス210(第1画像読取部の一例)、読取デバイス230(第2画像読取部の一例)と、AFE回路211、231とを有する。
ROM101には、複合機10を制御するための各種制御プログラムや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM102は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいはは、読取デバイス210が読み取った原稿の画像の読取データと読取デバイス230が読み取った原稿の画像の読取データが一時的に記憶する記憶領域として利用される。
CPU100は、ROM101から読み出した制御プログラムに従って、その処理結果をRAM102に記憶させながら、バス109で接続されている各構成を制御する。
また、操作部40(出力モード設定部、読取条件設定部の一例)はキーボード等からなる入力手段である。ユーザは、複合機10が有するコピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能のうち、どの機能を実行するか、解像度等の原稿の画像を読み取る際の読取条件
をキーボード等からなる入力手段を用いて、ユーザが設定することができる。
タイミング生成部103は、読取デバイス210、230を動作させるための基準クロック(CLK)と、その基準クロックに基づいて1ライン周期のパルス信号(SP)とを、それぞれ読取デバイス210及び230に与える。
また、タイミング生成部103は、バス109を介して、読取デバイス210、230と同様に基準クロックと1ライン周期のパルス信号とを、モータ120に入力する。モータ120は、ステッピングモータであり、駆動信号の1パルスで1ステップの回転角度分、回転駆動する。そして、モータ120が1ステップ分駆動すると、各搬送ローラ121〜127が駆動し、搬送経路111上を原稿が所定距離の分だけ搬送される。
読取デバイス210、230は、周知の構成であり光源(不図示)と、1列に複数配置されたフォトセンサ(不図示)とを有する。その光源によって光が原稿に照射され、1列に配列されたフォトセンサが、原稿によって反射された反射光の光量を蓄積する。
そして、読取デバイス210、230は、読み取った原稿の読取データをアナログ信号で出力する。それぞれの読取デバイス210、230から出力された読取データは、それぞれに対応するAFE211、231(Analog Front End)回路が有するA/D変換回路によってデジタル信号の読取データに変換される。なお、AFE211、231は、周知のシェーディング補正等の読取に関する補正処理を実行した上で、デジタルの読取データに変換される。
そして、デジタル信号の読取データは、RAM102に記憶される。そして、画像処理部105は、RAM102に記憶された読取データを画像処理する。複合機10は、コピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能を実行することができる。画像処理部105は、RAM102に記憶された読取データを色変換処理や原稿を読み取った画像の拡大・縮小処理などの画像処理を実行する。
複合機10は、コピー、FAX、PC−スキャンなどの各機能を実行することができる。複合機10がコピーの機能を実行する場合(画像出力部の出力モードの一例)は、画像処理部105(画像出力部の一例)が画像処理した読取データを画像形成部104に出力する。装置本体20に備え付けられた画像形成部104は、その読取データを、用紙に印刷する。なお、画像形成部104の画像形成方式は、周知の技術である電子写真方式であってもインクジェット方式であってもよい。
RAM102に記憶された読取データは、読取デバイス210、230が有する光源(不図示)が赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の光を、原稿に照射することによって読み取られたRGBの読取データである。画像形成部104の画像形成方式が電子写真方式で有る場合には、例えば、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、ブラック(K)の各色を用いて印刷することが知られている。その場合には、画像処理部105は、RGBの読取データからCYMKの読取データに変換する色変換処理を行う。そして、その色変換処理された読取データが画像形成部104によって、実際に用紙に印刷される。
モデム107は、画像情報とその画像情報を送受信するための手順信号を送受信し、電話回線32と接続された相手先通信端末より受信した変調された受信画像情報を復調する一方で、送信時の画像情報を変調するものである。
複合機10がFAXの機能を実行する場合(画像出力部の出力モードの一例)は、画像処理部105(画像出力部の一例)は画像処理した読取データを、モデム107に出力する。そして、モデム107は、その読取データを送信用の画像情報に変調し、NCU108を介して相手先通信端末に送信する。なお、NCU(網制御部)108は、電話回線32と接続し、呼出信号の検出、発着信の際に必要な所定の回線制御を行うものである。
複合機10がPCスキャンの機能を実行する場合(画像出力部の出力モードの一例)は、画像処理部105(画像出力部の一例)は画像処理した読取データを、USBインターフェース106(端末接続部)に出力する。そして、USBインターフェース106に接続されているパソコンなどの外部情報端末(不図示)に、その読取データが送信されることにより、PCスキャンが実行される。
次に、複合機10の原稿の画像を読み取る処理について、複合機10が原稿の画像を読み取る処理を図3に示すメインフローチャートを用いて説明する。まず、S101において、ユーザが操作部40(出力モード設定部、読取条件設定部の一例)を用いて、複合機10のコピー、FAX、PCスキャンなどの出力モード、A3やA4等の原稿サイズ及び読取デバイス210、230が原稿の画像を読み取る際の解像度600dpiや1200dpi等の読取条件をそれぞれ設定する。すると、CPU100は、その設定された出力モード及び上記読取条件をRAM102に記憶する。
次に、CPU100は、RAM102に記憶された出力モードがPCスキャンであるか否かを判断する(S102)。RAM102に記憶された出力モードがPCスキャンである場合(S102:YES)は、第1制御部として機能するCPU100がROM101に記憶された制御プログラムに従って第1読取処理を実行する(S105)。
RAM102に記憶された出力モードがPCスキャンでない場合(S102:NO)は、CPU100はRAM102に記憶された原稿サイズに関する読取条件がA3以上の大きさであるか否かを判断する(S103)。そして、RAM102に記憶された原稿サイズに関する読取条件がA3以上の大きさであれば(S103:YES)、第1制御部として機能するCPU100が第1読取処理を実行する(S105)。
RAM102に記憶された原稿サイズに関する読取条件がA3未満の大きさであれば(S103:NO)、CPU100はRAM102に記憶された解像度に関する読取条件が1200dpiであるか否かを判断する(S104)。そして、RAM102に記憶された解像度に関する読取条件が1200dpiであれば(S104:YES)、第1制御部として機能するCPU100が第1読取処理を実行する(S105)。
RAM102に記憶された解像度に関する読取条件が1200dpiでなければ(S104:NO)、第2制御部として機能するCPU100が第2読取処理を実行する(S106)。
すなわち、本実施形態では、出力モードがPCスキャンである場合、原稿サイズに関する読取条件がA3以上である場合、解像度に関する読取条件が1200dpi以上である場合には、CPU100が第1読取処理(S105)を実行する。また、上記に該当しない出力モードや読取条件の場合には、CPU100が第2読取処理(S106)を実行する。第1読取処理(S105)もしくは第2読取処理(S106)が終了すると、図3のメインフローチャートは終了する。
1.第1読取処理
次に、出力モードがPCスキャンである場合、原稿サイズに関する読取条件がA3以上である場合、解像度に関する読取条件が1200dpi以上である場合に実行される図3の第1読取処理(S105)について、図4のフローチャートを用いて説明する。
第1読取処理では、まず、CPU100は、RAM102を第1記憶構成に切り替える(S201)。図5及び図8は、RAM102において、読取デバイス210が表の原稿の画像を読み取った読取データが記憶される表面用バッファ401と、読取デバイス230が裏の原稿の画像を読み取った読取データが記憶される裏面用バッファ402の構成を示すものである。図5は、原稿サイズと解像度の読取条件が、A4、600dpiであり、図8は、原稿サイズと解像度の読取条件がA3、600dpiを模式的に示している。
ここで、第1記憶構成とは、図5(A)及び図8(A)に示すRAM102の記憶構成を示す。
表面用バッファ401は、原稿の先端が読取デバイス230の読取位置に到達してから原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過するまでの記憶容量(以下、ギャップ分の記憶容量)が確保される。なお、CPU100は、このギャップ分の記憶容量を、S101で設定された原稿サイズや解像度といった読取条件と、読取デバイス230の読取位置から読取デバイス210の読取位置までの搬送経路111上の距離に基づいて概算する。そして、RAM102上に、表面用バッファ401の記憶容量を、上述したギャップ分の記憶容量分だけ確保する。
また、裏面用バッファ402は、画像処理部105の処理に必要な数ライン分の記憶容量が確保される。そして、RAM102の残った記憶容量が不使用領域403となる。
なお、後述する第2読取処理(S106)で用いる第2記憶構成は、図5(B)及び図8(B)に示すRAM102の記憶構成となる。図5(B)及び図8(B)では、表面用バッファ401として画像処理部105の処理に必要な数ライン分の記憶容量が確保される。また、図5(B)及び図8(B)では、裏面用バッファ402として原稿1枚分の記憶容量が確保される。
ここで、読取条件が(1)A4、600dpiである図5と、読取条件が(2)A3、600dpiである図8の場合とを比較する。原稿1枚分の記憶容量は、それぞれ(1)102Mバイト(図5)、(2)201Mバイト(図8)である。読取デバイス230の読取位置から読取デバイス210の読取位置までの搬送経路111上の距離が110mmであるとき、ギャップ分の記憶容量は、それぞれ(1)66Mバイト(図5)、(2)150Mバイト(図8)となる。また、図5(A)の裏面用バッファ402と、図5(B)の表面用バッファ401とは、同じ記憶容量が確保されている。
図5における削減量Aは、図5(B)における第2記憶構成における表面用バッファ401と裏面用バッファ402とを足した記憶容量から図5(A)における第1記憶構成における表面用バッファ401と裏面用バッファ402とを足した記憶容量を差し引いた量を意味している。すなわち、読取条件A4、600dpiにおいて、第1記憶構成が採用されて、第2記憶構成が採用された場合と比べて削減される記憶容量が削減量Aである。図5(A)の読取条件A4、600dpiの時の削減量Aは、(1)102Mバイトから(1)66Mバイトを差し引いて、36Mバイトとなる。
同様に、図8における削減量Bは、図8(B)における第2記憶構成における表面用バッファ401と裏面用バッファ402とを足した記憶容量から図8(A)における第1記憶構成における表面用バッファ401と裏面用バッファ402とを足した記憶容量を差し引いた量を意味している。すなわち、読取条件A3、600dpiにおいて、第1記憶構成が採用されて、第2記憶構成が採用された場合と比べて削減される記憶容量が削減量Bである。図5(B)の読取条件A3、600dpiの時の削減量Bは、(2)201Mバイトから(2)150Mバイトを差し引いて、51Mバイトとなる。
すなわち、第1記憶構成が採用されたことによって、第2記憶構成が採用された場合と比べて削減される記憶容量である削減量は、原稿サイズの大きい読取条件A3、600dpiの方が、読取条件A4、600dpiよりも大きい。
また、原稿サイズと解像度の読取条件が、(3)A4、300dpi、(4)A4、1200dpiであった場合を考える。原稿1枚分の記憶容量は、それぞれ、27Mバイト、399Mバイトである。読取デバイス230の読取位置から読取デバイス210の読取位置までの搬送経路111上の距離が110mmであるとき、ギャップ分の記憶容量は、(3)18Mバイト、(4)258Mバイトとなる。すると、削減量は、読取条件が(3)A4、300dpiである場合は、9Mバイトとなり、読取条件が(4)A4、1200dpiである場合は、141Mバイトなる。
複合機10は、RAM102に50Mバイト程度の空きの記憶容量があると、画像読取以外の画像形成やファックス等を使用する記憶容量として最低限度の記憶容量がある。すると、例えば、削減量が50Mバイト以上あれば、複合機10は、第2記憶構成をとるよりも第1記憶構成をとったほうが効果的である。
故に(4)A4、解像度1200dpiの読取条件の際は、削減量が141Mバイトと大きいため、第2記憶構成よりも第1記憶構成を用いた方がよい。また、解像度300dpiの読取条件の場合、第1記憶構成をとったとしても削減量が9Mバイトであり、50Mバイトよりも削減量が少ない。複合機10が第1記憶構成をとるメリットが少なく、第2記憶構成を用いる第2読取処理の方がよい。
以上の理由から、本実施形態では、原稿サイズに関する読取条件がA3以上である場合、解像度に関する読取条件が1200dpi以上である場合には、CPU100が第1読取処理(S105)を実行するように制御する。 なお、A3以上である場合、解像度に関する読取条件が1200dpi以上である場合に、CPU100が第1読取処理(S105)を実行するように制御するのは、削減量が画像読取以外の機能を実行するのに充分な記憶容量(50Mバイト)以上有することに基づいて決定してもよい。
次に、CPU100は、搬送ローラ121〜127を駆動するように指示し、原稿が搬送経路111にそって搬送される(S202)。
次に、CPU100は、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が有るか否かをRBセンサ320が原稿を検知したか否かに基づいて判断する(S203)。
CPU100が、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が有ると判断した場合(S203:YES)、CPU100は、搬送経路111上の原稿押え240の位置に原稿が有るか否かをRセンサ330が原稿を検知したか否かに基づいて判断する(S204)。
CPU100が、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が無いと判断した場合(S203:NO)、上述と同様にS205においてCPU100は、搬送経路111上の原稿押え240の位置に原稿が有るか否かをRセンサ330が原稿を検知したか否かに基づいて判断する。
すなわち、原稿が搬送ローラ121〜127によって搬送されて、原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S203:YES、S204:NO)には、読取デバイス210が原稿の裏の画像を読み取る処理であるS206、S207の処理が実行される。
また、原稿が搬送経路上111の原稿押え220の位置及び原稿押え240の位置の両方に原稿が有る場合(S203:YES、S204:YES)には、読取デバイス210、230が同時に原稿の裏表の画像を読み取る処理であるS208、S209、S210の処理が実行される。
また、原稿が搬送経路111上の原稿押え240の位置にのみ有る場合(S203:NO、S205:YES)には、読取デバイス230が原稿の表の画像を読み取る処理であるS211、S212の処理が実行される。
[原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合]
原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S203:YES、S204:NO)には、CPU100は、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた裏面の読取データが第1記憶構成の裏面用バッファ402に記憶される(S206)。
次に、RAM102の裏面用バッファ402に記憶された読取データを出力する裏面の画像出力処理が実行される(S207)。
図4の207における裏面の画像出力処理を、図6のフローチャートを用いて説明する。第1記憶構成の裏面用バッファ402に記憶された裏面の読取データが、画像処理部105に1ライン分取り込まれる(S301)。なお、裏面用バッファ402に記憶された裏面の読取データは、画像処理部105に取り込まれた段階で裏面用バッファ402から消去される。
そして、CPU100は、S101で設定された出力モードがPCスキャンであるか否かを判断する(S302)。出力モードがPCスキャンである場合には(S302:YES)、画像処理部105によってPCスキャン用の画像処理が実行される(S303)。そして、CPU100は、画像処理部105によって画像処理された読取データをUSBインターフェース106に対して出力するように制御する(S304)。
また、出力モードがPCスキャンでない場合、例えばコピーであった場合には、画像処理部105によってコピー用の画像処理が実行される(S305)。そして、CPU100は、画像処理部105によって画像処理された読取データを画像形成部104に対して出力するように制御する(S306)。そして、その画像処理された読取データを画像形成部104が印刷処理する。
原稿の表と裏の全ての画像出力処理が終了しておらず(S213:NO)、かつ、原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S203:YES、S204:NO)、原稿が1ステップ毎に搬送される毎に、S206とS207の処理が順次実行される。
[原稿が原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合]
原稿が搬送ローラ121〜127によって搬送経路111上を搬送されると、原稿の先端が読取デバイス230の読取位置に到達する。すると、原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合(S203:YES、S204:YES)となる。
CPU100は、S206と同様に、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた裏面の読取データが第1記憶構成の裏面用バッファ402に記憶される(S208)。
CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた表面の読取データが第1記憶構成の表面用バッファ401に記憶される(S209)。
S207と同様、RAM102の裏面用バッファ402に記憶された読取データを出力する裏面の画像出力処理が実行される(S210)。
原稿の表と裏の全ての画像出力処理が終了しておらず(S213:NO)、かつ、原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合(S203:YES、S204:YES)、原稿が1ステップ毎に搬送される毎に、S206とS207の処理が順次実行される。原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合は、原稿の先端が読取デバイス230の読取位置に到達してから原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過するまでであり、表面の読取データは表面用バッファ401に記憶される。
[原稿が原稿押え240の位置にのみ有る場合]
原稿が搬送ローラ121〜127によって搬送経路111上を搬送されると、原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過する。すると、原稿が原稿押え240の位置にのみ有る場合となる(S203:NO、S205:YES)。
CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた表面の読取データが第1記憶構成の表面用バッファ401に記憶される(S211)。
RAM102の表面用バッファ401に記憶された読取データを出力する表面の画像出力処理が実行される(S212)。なお、表面の画像出力処理は、S207で説明した図6の画像出力処理と基本的に同じである。裏面用バッファ402が表面用バッファ401に該当する点が異なる。また、S212の表面の画像出力処理のS301の処理では、S209の処理で既に表面用バッファ401に順次記憶された読取データから、画像処理部105が順次画像処理を行う。そして、画像処理部105は、出力モードに応じた各構成(PCスキャンではUSBインターフェース106、コピーでは画像形成部104、FAXではモデム107)に、出力する。
そして、原稿の表と裏の全ての画像出力処理が終了すれば(S213:YES)、図4の第1読取処理が終了する。
本実施形態の第1読取処理では、上述したように原稿サイズに関する読取条件がA3以上である場合、解像度に関する読取条件が1200dpi以上である場合(原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合の一例)には、CPU100が第1読取処理(S105)を実行するように制御される。出力モードがコピーで有る際、ユーザの利便性の見地では、表面の読取データを出力後、裏面の読取データを出力した方がよい。第1読取処理のように裏面の読取データを出力後、表面の読取データを出力する構成は、ユーザの利便性の見地では、不便である。
しかし、第1読取処理を行う読取条件の際は、第2読取処理を行うのと比べて、不使用領域403の大きさが大きくなり、RAM102を使用する記憶容量が少なくてすむ。図5(A)のRAM102の第1記憶構成を用いて第1読取処理を行ったほうが効率よい。また、複合機10は、不使用領域403を用いて複合機10の他の機能の記憶手段として用いることも可能となる。
2.第2読取処理
次に、第1読取処理を実行しない場合、図3の第2読取処理(S106)について、図7のフローチャートを用いて説明する。
第2読取処理では、まず、CPU100は、RAM102を第2記憶構成に切り替える(S401)。次に、CPU100は、搬送ローラ121〜127を駆動するように指示し、原稿が搬送経路111にそって搬送される(S402)。
次に、CPU100は、S203と同様に、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が有るか否かを判断する(S403)。
CPU100が、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が有ると判断した場合(S403:YES)、CPU100は、S204と同様に搬送経路111上の原稿押え240の位置に原稿が有るか否かを判断する(S404)。
CPU100が、搬送経路111上の原稿押え220の位置に原稿が無いと判断した場合(S403:NO)、S205と同様に、CPU100は、搬送経路111上の原稿押え240の位置に原稿が有るか否かを判断する(S405)。
すなわち、原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S403:YES、S404:NO)には、S406の処理が実行される。
また、原稿が搬送経路上111の原稿押え220の位置及び原稿押え240の位置の両方に原稿が有る場合(S403:YES、S404:YES)には、読取デバイス210、230が同時に原稿の裏表の画像を読み取る処理であるS408、S409、S410の処理が実行される。
また、原稿が搬送経路111上の原稿押え240の位置にのみ有る場合(S403:NO、S405:YES)には、読取デバイス230が原稿の表の画像を読み取る処理であるS411、S412の処理が実行される。
[原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合]
原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S403:YES、S404:NO)には、CPU100は、S206と同様に読み取られた裏面の読取データが第2記憶構成の裏面用バッファ402に記憶される(S406)。
原稿の表面の全ての画像出力処理が終了しておらず(S413:NO)、かつ、原稿が搬送経路111上の原稿押え220の位置にのみ有る場合(S403:YES、S404:NO)、原稿が1ステップ毎に搬送される毎に、S406の処理が順次実行される。
そして、裏面用バッファ402に1ライン毎に順次、裏面の読取データが記憶されることになる。
[原稿が原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合]
原稿の先端が読取デバイス230の読取位置に到達すると、原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合(S403:YES、S404:YES)となる。
CPU100は、S406と同様に、読取デバイス210が原稿の裏面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた裏面の読取データが第2記憶構成の裏面用バッファ402に記憶される(S408)。
CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた表面の読取データが第2記憶構成の表面用バッファ401に記憶される(S409)。
RAM102の表面用バッファ401に記憶された読取データを出力する表面の画像出力処理が実行される(S410)。なお、S410の表面の画像処理は、既に説明した表面の画像処理と基本的に同じであり、表面用バッファ401に記憶された読取データは、順次、画像処理部105によって画像処理され出力される。
原稿の表の全ての画像出力処理が終了しておらず(S413:NO)、かつ、原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合(S403:YES、S404:YES)、原稿が1ステップ毎に搬送される毎に、S406とS407とS408の処理が順次実行される。原稿押え220及び240の位置の両方に原稿が有る場合は、原稿の先端が読取デバイス230の読取位置に到達してから原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過するまでである。第2読取処理の場合は、先に表面の読取データが画像処理部105によって出力される一方で、裏面の読取データが、原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過するまで、すなわち原稿1枚分の読取データが裏面用バッファ402に記憶される。
[原稿が原稿押え240の位置にのみ有る場合]
原稿の後端が読取デバイス210の読取位置を通過すると、原稿が原稿押え240の位置にのみ有る場合となる(S403:NO、S405:YES)。
CPU100は、読取デバイス230が原稿の表面の画像を1ライン分読み取るように制御し、そして読み取られた表面の読取データが第2記憶構成の表面用バッファ401に記憶される(S411)。
RAM102の表面用バッファ401に記憶された読取データを出力する表面の画像出力処理が実行される(S412)。
そして、原稿の表面の画像出力処理が全て終了した段階で(S413:YES)、裏面の画像出力処理が実行される(S414)。S414の際、第2記憶構成の裏面用バッファ402には、原稿1枚分の裏面の読取データが順番に記憶されている。そこで、S414の処理では、1ライン毎に裏面用バッファ402から裏面の読取データを取り込み画像処理し出力する。全ての裏面の画像出力処理が終了していなければ、CPU100は、裏面の画像出力処理を実行するように制御する(S415:NO)。
全ての裏面の画像出力処理が終了すると(S415:YES)、第2制御部として機能するCPU100による第2読取処理が終了する。
本実施形態の第2読取処理では、第1読取処理が実行される読取条件を除いた読取条件の場合(原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合の一例)に、第2制御部として機能するCPU100が第2読取処理(S106)を実行するように制御する。これらの第1読取処理が実行される読取条件を除いた読取条件の場合には、上述したように第2読取処理(S106)は、ユーザーの利便性を重視して表面の読取データを出力後、裏面の読取データを出力する構成をとったほうがよい。
また、読取条件がどのような場合であっても、出力モードがPCスキャンで有る場合には、第1制御部として機能するCPU100が第1読取処理(S105)を実行するように制御したほうがよい。
それは、PCスキャンのようにパソコンなどの外部情報端末に対して原稿の表と裏の読取データを送信する際には、どちらの読取データを先に送信しても、パソコンなどの外部情報端末側で順番を変えればよく、特にユーザの利便性が高くなるわけではない。故に、複合機10は、RAM102を使用する記憶容量が少ない第1読取処理を用いて原稿を読み取った方がよい。
[他の実施形態]
本実施形態では、原稿サイズがA3以上の読取条件であるか、解像度が1200dpi以上の読取条件であるかを単独で判断しているが、この構成に限定されることはない。例えば、原稿サイズと解像度の条件を組み合わせることによって、原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多いか少ないかの閾値となる読取条件をRAM102の削減量の大きさから定める。そして、その閾値となる読取条件に基づいてCPU100が第1読取処理と第2読取処理を切り替えて制御してもよい。
10 ・・・ 複合機(画像読取装置の一例)
40 ・・・ 操作部(出力モード設定部、読取条件設定部の一例)
100 ・・・ CPU(第1制御部、第2制御部の一例)
102 ・・・ RAM(記憶部の一例)
103 ・・・ タイミング生成部
104 ・・・ 画像形成部
105 ・・・ 画像処理部(画像出力部の一例)
106 ・・・ USB I/F(端末接続部の一例)
110 ・・・ 給紙トレイ
121 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
122 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
123 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
124 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
125 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
126 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
127 ・・・ 搬送ローラ(搬送部の一例)
128 ・・・ 排紙ローラ(搬送部の一例)
130 ・・・ 排紙トレイ
210 ・・・ 読取デバイス(第1画像読取部の一例)
220 ・・・ 原稿押え(裏面)
230 ・・・ 読取デバイス(第2画像読取部の一例)
240 ・・・ 原稿押え(表面)
401 ・・・ 表面用バッファ
402 ・・・ 裏面用バッファ
403 ・・・ 不使用領域

Claims (6)

  1. 給紙トレイに載置された原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、
    前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の裏面の画像を1ライン毎に順次読み取る第1画像読取部と、
    前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の表面の画像を1ライン毎に順次読み取る第2画像読取部と、
    前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データと前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データとを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、
    少なくともPCスキャンを含む複数の前記画像出力部の出力モードのうち1つの出力モードを設定する出力モード設定部と、
    外部情報端末に接続する端末接続部と、
    前記出力モードがPCスキャンである場合には、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部によって順次出力され、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間前記記憶部に記憶され、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記表面の読取データを順次出力するように制御する第1制御部と、
    前記出力モードがPCスキャンでない場合には、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部が順次出力し、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは前記記憶部に前記原稿の1枚分記憶され、前記表面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記裏面の読取データを順次出力するように制御する第2制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 給紙トレイに載置された原稿を搬送経路に沿って排紙トレイへ搬送する搬送部と、
    前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の裏面の画像を1ライン毎に順次読み取る第1画像読取部と、
    前記第1画像読取部が設けられた位置より前記搬送経路の下流側の位置に設けられ、前記搬送経路に沿って搬送される当該原稿の表面の画像を1ライン毎に順次読み取る第2画像読取部と、
    前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データと前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データとを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された読取データを出力する画像出力部と、
    前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部の読取条件を設定する読取条件設定部と、
    前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合には、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部によって順次出力され、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間、前記記憶部に記憶され、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記表面の読取データを順次出力するように制御する第1制御部と、
    前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合には、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データは、前記記憶部に記憶された段階で前記画像出力部が順次出力し、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データは前記記憶部に前記原稿の1枚分記憶され、前記表面の読取データの出力が終了後、前記画像出力部が前記記憶部に記憶された前記裏面の読取データを順次出力するように制御する第2制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1記載の画像読取装置であって、
    前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部の読取条件を設定する読取条件設定部と、
    を備え、
    前記第1制御部は、前記出力モードがPCスキャンでない場合であって、かつ、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件の場合に、前記裏面の読取データの出力が終了後、前記表面の読取データを順次出力するように制御し、
    前記第2制御部は、前記出力モードがPCスキャンでない場合であって、かつ、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が少ない読取条件の場合に、前記表面の読取データの出力終了後、前記裏面の読取データを順次出力するように制御すること、
    を特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項2または3のいずれか1項に記載の画像読取装置であって、
    前記読取条件設定部は、前記読取条件として複数の原稿サイズのうち1つの原稿サイズを設定し、
    前記原稿サイズがA3サイズ以上で有る場合には、前記第1制御部によって制御され、前記原稿サイズがA3未満で有る場合には、前記第2制御部によって制御されること、
    を特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項2または3のいずれか1項に記載の画像読取装置であって、
    前記読取条件設定部は、前記第1画像読取部及び前記第2画像読取部が読み取る際の解像度を設定し、
    前記解像度が所定解像度以上で有る場合には、前記第1制御部によって制御され、前記所定解像度未満で有る場合には、前記第2制御部によって制御されること、
    を特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の画像読取装置を備え、画像読取以外の機能を有する複合機であって、 前記原稿を読み取るのに必要な記憶容量が多い読取条件は、前記第1画像読取部が読み取った裏面の読取データが前記原稿の1枚分記憶するのに必要と推定される記憶容量と、前記第2画像読取部が読み取った表面の読取データが、前記原稿の先端が前記第2画像読取部の読取位置に到達してから当該原稿の後端が前記第1画像読取部の読取位置を通過するまでの間、前記記憶部に記憶するのに必要と推定される記憶容量と、の差が画像読取以外の機能を実行するのに必要な記憶容量より大きい読取条件であること、を特徴とする複合機。
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