JP2011171252A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱効果を有する電気コネクタを提供する。
【解決手段】ジャック10は、電線2wを結線するプラグ20がプリント基板1pと略平行に挿入できるように、プリント基板1pに実装される。ジャック10は、ハウジング1と一対のU字状のコンタクト3a・3bを備える。ハウジング1は、ハウジング2が嵌合する開口11を第1側面1aに設け、第1側面1aに開口されたコンタクト収容室12を有する。一対のコンタクトは、相手側コンタクトに接続するブレード状の接続片31・31をコンタクト収容室12の内部で対向して配置する。ハウジング1は、一対の切り欠き部13・14を第1側面1aに隣接する第2側面1b及び第3側面1cに有する。コンタクト3a・3bは、接続片31に対向する帯板状の放熱片32を有する。一対の放熱片32・32は、それの外面が一対の切り欠き部13・14に表出している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気コネクタに関する。特に、電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトが放熱効果を有する電気コネクタの構造に関する。
近年の小型化した携帯用電子機器、例えば、DSC(Digital Still Camera)や携帯電話機、CDプレイヤー又はMDプレイヤーなどには、バッテリーが内蔵されている。このバッテリー電源を前記電子機器に備わる回路基板(プリント基板)に供給するために、極小型、いわゆるチップサイズパッケージ型のワイヤー・ツー・ボード・コネクタ(Wire to Board Connector)が用いられている。
前述したワイヤー・ツー・ボード・コネクタは、例えば、ソケットコネクタとベースコネクタで構成されている。そして、ソケットコネクタは、バッテリーから延びるリード線の端部を圧着したソケットコンタクトを有し、プリント基板に実装されたベースコネクタは、ソケットコンタクトに接続するブレードコンタクトを有する電気コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による電気コネクタは、対向する一対の第1側壁、及び一対の第1側壁と直交する第2側壁で凹部を形成するベースコネクタに対して、第2側壁から凹部に向って挿嵌され、ソケットコンタクトと接続されるためのコンタクト接続部が凹部の底面に当接する構造としたので、従来のように、ブレードコンタクトをベースの底面から圧入して、ブレードコンタクトの姿勢を保持することなく、凹部の底面と第2側壁とでブレードコンタクトの姿勢を保持できる、としている。したがって、ベースの肉厚を薄くでき、ベースコネクタの更なる低背化が実現できる、としている。
特開2006−128034号公報
しかしながら、特許文献1によるブレードコンタクトは、その大部分が断熱材からなるハウジングで覆われているので、ソケットコンタクトから供給される定格電流値が大きくなると、ブレードコンタクトが熱上昇するという問題がある。
電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトが放熱効果を有するように電気コネクタを構成できれば、定格電流値を大きくすることが可能になる。更に、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトが放熱効果を有する電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明者は、電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトの多くの外面がハウジングから表出して放熱するように電気コネクタを構成することにより、この課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな電気コネクタを発明するに至った。
(1) 電線を結線する相手側コネクタが挿入され、プリント基板に実装される電気コネクタであって、相手側ハウジングが嵌合する開口、及びこの開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上のコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、相手側コンタクトに接続する接続部と、前記プリント基板に接続するリード部と、このリード部から延設された放熱片と、を有する電気コネクタ。
(1)の発明による電気コネクタは、電線を結線する相手側コネクタが挿入される。又、(1)の発明による電気コネクタは、プリント基板に実装されている。そして、電気コネクタは、直方体状のハウジングと一つ以上のコンタクトを備えている。
ハウジングは、相手側ハウジングが嵌合する開口と、この開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有している。コンタクトは、相手側コンタクトとプリント基板とを電気的に接続している。
コンタクトは、接続部、リード部、及び放熱片を有している。接続部は、相手側コンタクトに接続できる。リード部は、プリント基板に接続している。そして、放熱片は、リード部から延設している。
プリント基板に実装される電気コネクタは、ベースコネクタ又はジャックであってよく、相手側コネクタは、プラグコネクタ又は電源プラグであってもよい。電気コネクタは、相手側コネクタがプリント基板の実装面と略平行に挿入される水平取付形コネクタであってもよく、相手側コネクタがプリント基板の実装面と略平行に挿入される水平取付形コネクタであってもよい。
ハウジングは、絶縁性を有している。絶縁性のハウジングとは、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよく、合成樹脂を成形して、所望の形状の絶縁性のハウジングを得ることができる。
ハウジングは、角形であってよく、角形のハウジングとは、この発明による電気コネクタ及び相手側コネクタが互いに矩形の結合面を有する角形コネクタであることを意味している。この発明による電気コネクタは、開口を有している。一方、相手側コネクタは、ヘッダ部を有している。そして、開口及びヘッダ部を互いに嵌合できる。
コンタクトは導電性を有しており、導電性の金属板を打ち抜き加工又は折り曲げ加工して、所望の形状の導電性のコンタクトを得ることができる。コンタクトは加工の容易性や、ばね特性、導電性などを考慮すれば、例えば、銅合金が好ましく用いられるが、銅合金に限定される訳ではない。
例えば、一方のコンタクトが正極であって、他方のコンタクトを負極とすることができる。この場合、相手側コンタクトの極性が正しく一対のコンタクトと接続できるように、この発明による電気コネクタの開口にキー溝を設けてよく、キー溝に案内される相手側コネクタのヘッダにキーを設けてもよい。
例えば、(1)の発明による電気コネクタは、電線を結線する相手側コネクタがプリント基板の実装面と略平行に挿入できるように、当該プリント基板に実装される電気コネクタであって、相手側ハウジングが嵌合する開口を第1側面に設け、この第1側面に開口された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、相手側コンタクトに接続するブレード状の接続片を前記コンタクト収容室の内部で対向して配置する一対のU字状のコンタクトと、を備え、前記ハウジングは、相反する向きに向かう一対の切り欠き部を前記第1側面の両翼に隣接する第2側面及び第3側面に有し、前記コンタクトは、前記接続片の基端部から反転するように延びて、当該接続片に対向する帯板状の放熱片を有し、この放熱片がその外面が前記切り欠き部に表出するように、構成してもよい。
又、(1)の発明による電気コネクタは、電線を結線する相手側コネクタがプリント基板の実装面と略垂直に挿入できるように、当該プリント基板に実装される電気コネクタであって、相手側ハウジングが嵌合する開口を第1側面に設け、この第1側面に開口された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、相手側コンタクトに接続するブレード状の接続片を前記コンタクト収容室の内部で対向して配置する一対のU字状のコンタクトと、を備え、前記ハウジングは、相反する向きに向かう一対の切り欠き部を前記第1側面の両翼に隣接する第2側面及び第3側面に有し、前記コンタクトは、前記接続片の基端部から反転するように延びて、当該接続片に対向する帯板状の放熱片を有し、この放熱片がその外面が前記切り欠き部に表出するように、構成してもよい。
(1)の発明による電気コネクタは、電線を結線する相手側コネクタがプリント基板の実装面と略平行に挿入できるように、プリント基板に実装される。(1)の発明による電気コネクタは、電線を結線する相手側コネクタがプリント基板の実装面と略垂直に挿入できるように、プリント基板に実装されていてもよい。そして、電気コネクタは、直方体状のハウジングと一対のU字状のコンタクトを備えている。
ハウジングは、相手側ハウジングが嵌合する開口を第1側面に設け、第1側面に開口された空洞のコンタクト収容室を有している。一対のコンタクトは、相手側コンタクトに接続するブレード状の接続片をコンタクト収容室の内部で対向して配置している。
ハウジングは、相反する向きに向かう一対の切り欠き部を第2側面及び第3側面に有している。第2側面及び第3側面は、第1側面の両翼に隣接している。コンタクトは、接続片に対向する帯板状の放熱片を有している。放熱片は、接続片の基端部から反転するように延びている。そして、放熱片は、その外面が切り欠き部に表出している。
(1)の発明による電気コネクタは、コンタクトがそのリード部から延設された放熱片を有し、帯板状の放熱片の外面が切り欠き部に表出しているので、プリント基板に供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。又、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
(2) 前記放熱片は、前記プリント基板にハンダ接合可能な補強タブを有する(1)記載の電気コネクタ。
(2)の発明による電気コネクタは、放熱片の一部が屈曲されて、切り欠き部から突出するように構成することが好ましく、放熱面積が拡大し、放熱効果を向上できる。又、(2)の発明による電気コネクタは、プリント基板にハンダ接合可能な補強タブを有するので、プリント基板への支持強度が補強される。
(3) 前記相手側コネクタが前記プリント基板の実装面と略平行に挿入される(1)又は(2)記載の電気コネクタ。
水平取付形コネクタは、相手側コネクタがプリント基板の実装面に略垂直に挿入される垂直取付形コネクタと比べ、プリント基板の実装高さを低くできるという利点がある。
(4) 前記相手側コネクタが前記プリント基板の実装面と略垂直に挿入される(1)又は(2)記載の電気コネクタ。
垂直取付形コネクタは、相手側コネクタがプリント基板の実装面と略水平に挿入される水平取付形コネクタと比べ、プリント基板への実装場所に制約がないという利点がある。
本発明による電気コネクタは、コンタクトがそのリード部から延設された放熱片を有するので、プリント基板に供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。又、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第1実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、第1実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図3(A)は電気コネクタの平面図、図3(B)は電気コネクタの正面図、図3(C)は図3(A)のX−X矢視断面図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図4(A)は電気コネクタの右側面図、図4(B)は、図3(B)のY−Y矢視断面図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す外観図であり、図5(A)はハウジングの平面図、図5(B)はハウジングの正面図、図5(C)はハウジングの下面図、図5(D)はハウジングの右側面図、図5(E)は、図5(A)のX1−X1矢視断面図、図5(F)は、図5(A)のX2−X2矢視断面図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わる一方のコンタクトの構成を示す外観図であり、図6(A)はコンタクトの正面図、図6(B)はコンタクトの下面図、図6(C)はコンタクトの左側面図、図6(D)はコンタクトの右側面図である。 第1実施形態による電気コネクタに挿入する相手側コンタクトの構成を示す外観図であり、図7(A)は相手側コンタクトの平面図、図7(B)は、相手側コンタクトの左側面図、図7(C)は相手側コンタクトの正面図、図7(D)は、図7(A)のX−X矢視断面図である。 第1実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での横断面図である。 第1実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での縦断面図である。 本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第2実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。 第2実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。 第2実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図12(A)は電気コネクタの平面図、図12(B)は電気コネクタの正面図、図12(C)は図12(A)のX−X矢視断面図である。 第2実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図13(A)は電気コネクタの右側面図、図13(B)は、図12(B)のY−Y矢視断面図である。 第2実施形態による電気コネクタに備わる一方のコンタクトの構成を示す外観図であり、図6(A)はコンタクトの正面図、図6(B)はコンタクトの下面図、図6(C)はコンタクトの左側面図、図6(D)はコンタクトの右側面図である。 本発明の第3実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第3実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。 第3実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、第3実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。 第3実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図17(A)は電気コネクタの平面図、図17(B)は電気コネクタの正面図、図17(C)は図17(A)のX−X矢視断面図である。 第3実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図18(A)は電気コネクタの右側面図、図18(B)は、図17(B)のY−Y矢視断面図である。 第3実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す外観図であり、図19(A)はハウジングの平面図、図19(B)はハウジングの正面図、図18(C)はハウジングの下面図、図19(D)はハウジングの右側面図、図19(E)は、図19(A)のX1−X1矢視断面図、図19(F)は、図19(A)のX2−X2矢視断面図である。 第3実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。なお、本発明の実施形態による電気コネクタをジャックとし、相手側コネクタをプラグとして、以下に説明する。
[第1実施形態]
(電気コネクタの構成)
最初に、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第1実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。図2は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、第1実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。
図1又は図2を参照すると、第1実施形態によるジャック10は、プリント基板1pに実装されている。第1実施形態によるプラグ20は、一組の電線2w・2wを結線している。ジャック10には、プリント基板1pの実装面11pと略平行にプラグ20を挿入できる。第1実施形態によるジャック10は、プラグ20がプリント基板1pの実装面11pと略平行に挿入される水平取付形コネクタを構成している。
図1又は図2を参照すると、ジャック10は、直方体状のハウジング1と一対のU字状のコンタクト3a・3bを備えている。プラグ20は、直方体状のハウジング(相手側ハウジング)2と一対のコンタクト(相手側コンタクト)4a・4bを備えている。ハウジング2は、ヘッダ部21とフレーム部22で構成されている。一対のコンタクト4a・4b、一組の電線2w・2wの端末を結線している。
図1又は図2を参照すると、ハウジング1は、ヘッダ部21が嵌合する開口11を第1側面1aに設けている。又、ハウジング1は、開口11に連設された空洞のコンタクト収容室12を第1側面1aに有している。
図1又は図2を参照すると、コンタクト3aは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片31を有している。コンタクト3bは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片31を有している。これらの接続片31・31は、コンタクト収容室12の内部で対向して配置されている。
図1又は図2を参照すると、ハウジング1は、第2側面1b及び第3側面1cを第1側面1aの両翼に隣接している。第2側面1bは、切り欠き部13を有している。第3側面1cは、切り欠き部14を有している。そして、一対の切り欠き部13・14は、相反する向きに向かうように開放されている。
図1又は図2を参照すると、コンタクト3aは、接続片31の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片32を有している。そして、放熱片32は、接続片31に対向している。又、コンタクト3bは、接続片31の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片32を有している。そして、放熱片32は、接続片31に対向している。
図1又は図2を参照すると、コンタクト3aの放熱片32は、その外面が切り欠き部13に表出している。一方、コンタクト3bの放熱片32は、その外面が切り欠き部14に表出している。
引き続き、第1実施形態によるジャック10の構成を説明する。図3は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図3(A)は電気コネクタの平面図、図3(B)は電気コネクタの正面図、図3(C)は図3(A)のX−X矢視断面図である。
図4は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図4(A)は電気コネクタの右側面図、図4(B)は、図3(B)のY−Y矢視断面図である。図5は、第1実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す外観図であり、図5(A)はハウジングの平面図、図5(B)はハウジングの正面図、図5(C)はハウジングの下面図、図5(D)はハウジングの右側面図、図5(E)は、図5(A)のX1−X1矢視断面図、図5(F)は、図5(A)のX2−X2矢視断面図である。
図1及び図2、又は図3を参照すると、コンタクト3aの放熱片32は、その一部が突出して、プリント基板1pにハンダ接合できる底面32aを有している。コンタクト3bの放熱片32は、その一部が突出して、プリント基板1pにハンダ接合できる底面32bを有している。
図2又は図5を参照すると、ハウジング1は、一対のスリット状の第1溝15a・15b、一対のスリット状の第2溝16a・16b、及び一対のスリット状の第3溝17a・17bを有している。一対の第1溝15a・15bには、ハウジング1の底面1dと対向する第4側面1eから一対の接続片31・31の板厚面がそれぞれ挿入される。又、一対の第1溝15a・15bは、コンタクト収容室12に連通している。
図2及び図3から図5を参照すると、一対の第2溝16a・16bには、第4側面1eから一対の放熱片32・32の板厚面がそれぞれ挿入される。又、第2溝16a・16bは、一対の切り欠き部13・14にそれぞれ連通している。
図2及び図3から図5を参照すると、第3溝17aは、第1溝15aと第2溝16aを連通している。一方、第3溝17bは、第1溝15bと第2溝16bを連通している。コンタクト3aは、第3溝17aの底面に圧入される圧入片18aを有している。コンタクト3bは、第3溝17bの底面に圧入される圧入片18bを有している。
第1実施形態によるジャック10は、第1溝15a、第2溝16a、及び第3溝17aで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト3aを容易に組み込むことができる。又、第1実施形態によるジャック10は、第1溝15b、第2溝16b、及び第3溝17bで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト3bを容易に組み込むことができる。
図1から図5を参照すると、ハウジング1の開口11には、一対のキー溝11a・11bを設けている。一方、ハウジング2のヘッダ部21には、一対のキー溝11a・11bに嵌合して案内される一対のキー21a・21bを設けている。したがって、コンタクトの極性違いによる、接続誤りを防止できる。
図1から図5を参照すると、ジャック10は、ハウジング1の第4側面1eにラッチ11cを設けている。一方、プラグ20は、フレーム部22にロックレバー22cを設けている。プラグ20をジャック10に挿入すると、ロックレバー22cをラッチ11cに係止できる。ロックレバー22cのレバーを押すと、係合が解除されて、プラグ20をジャック10から引く抜くことができる。
次に、一対のコンタクト3a・3bの構造を説明する。なお、コンタクト3aとコンタクト3bとは、ハウジング1に対して線対称に構成されているので、一方のコンタクト3aを代表して説明する場合がある。
図6は、第1実施形態による電気コネクタに備わる一方のコンタクトの構成を示す外観図であり、図6(A)はコンタクトの正面図、図6(B)はコンタクトの下面図、図6(C)はコンタクトの左側面図、図6(D)はコンタクトの右側面図である。
図6を参照すると、コンタクト3aの接続片31は、その基端部側にリード部31aを有している。コンタクト3aの放熱片32は、リード部31aから延設している。コンタクト3bの接続片31は、その基端部側にリード部31bを有している(図3参照)。コンタクト3bの放熱片32は、リード部31bから延設している。
図1又は図3を参照すると、一対のリード部31a・31bは、ハウジング1の底面1dから僅かに突出している。そして、これらのリード部31a・31bの底面をプリント基板1pにハンダ接合できる。すなわち、第1実施形態によるジャック10は、表面実装形のコネクタを構成している。一対のリード部31a・31bにコンタクトピンを設けて、ジャック10をスルーホール実装形のコネクタとすることもできる。
次に、プラグ20に備わる一対のコンタクト4a・4bの構造を説明する。コンタクト4aとコンタクト4bは、同じものであるが、説明の便宜上、符号を変えて区別した。そして、コンタクト4aを代表して説明する場合がある。
図7は、相手側コンタクトの構成を示す外観図であり、図7(A)は相手側コンタクトの平面図、図7(B)は、相手側コンタクトの左側面図、図7(C)は相手側コンタクトの正面図、図7(D)は、図7(A)のX−X矢視断面図である。
図8は、前記実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での横断面図である。図9は、前記実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での縦断面図である。
図7を参照すると、コンタクト4a及びコンタクト4bは、展開された導電性の金属板が成形されている。コンタクト4aは、長尺状の圧着部41とコンタクト接続部42を備えている。圧着部41には、電線2wが接続される。コンタクト接続部42は、圧着部41の基端側に設けられ、接続片31に接続される。
図7を参照すると、圧着部41は、U字状に開口するインシュレーショングリップ41aとコンダクタグリップ41bを備えている。図9を参照すると、インシュレーショングリップ41aは、電線2wの被覆部を圧着している。コンダクタグリップ41bは、電線2wの芯線を圧着している。そして、電線2wの端末を圧着した一対のコンタクト4a・4bがハウジング2の内部に挿入されている。
図7を参照すると、コンタクト接続部42は、一対の接触片42a・42bを先端部側に有している。又、コンタクト接続部42は、一対の案内片42c・42dを基端部側に有している。一対の接触片42a・42bは、接続片31を挟持するように接続できる。一対の案内片42c・42dは、箱状に成形されて、ハウジング2の内部の収容室に保持されている(図8又は図9参照)。
(電気コネクタの作用)
次に、第1実施形態によるジャック10の作用及び効果を説明する。図1から図6を参照すると、第1実施形態によるジャック10は、一対の帯板状の放熱片32・32の外面が切り欠き部13・14にそれぞれ表出しているので、プリント基板1pに供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。又、第1実施形態によるジャック10を内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
更に、第1実施形態によるジャック10は、第1溝、第2溝、及び第3溝で形成されるU字状の一対の溝に向かって、一対のコンタクト3a・3bをそれぞれ容易に組み込むことができる。
[第2実施形態]
(電気コネクタの構成)
次に、本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図10は、本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第2実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。図11は、第2実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。
図10又は図11を参照すると、第2実施形態によるジャック50は、プリント基板1pに実装されている。ジャック50には、プリント基板1pの実装面11pと略平行にプラグ20を挿入できる。なお、実施形態によるプラグ20及びハウジング1は、第1実施形態で開示されたものと同じであるので、以下では、説明を割愛する場合がある。
図10又は図11を参照すると、ジャック50は、直方体状のハウジング1と一対のU字状のコンタクト5a・5bを備えている。コンタクト3aは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片51を有している。コンタクト5bは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片51を有している。これらの接続片51・51は、コンタクト収容室12の内部で対向して配置されている。
図10又は図11を参照すると、コンタクト5aは、接続片51の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片52を有している。そして、放熱片52は、接続片51に対向している。又、コンタクト5bは、接続片51の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片52を有している。そして、放熱片52は、接続片51に対向している。
図10又は図11を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その外面が切り欠き部13に表出している。一方、コンタクト5bの放熱片52は、その外面が切り欠き部14に表出している。
引き続き、第2実施形態によるジャック50の構成を説明する。図12は、第2実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図12(A)は電気コネクタの平面図、図12(B)は電気コネクタの正面図、図12(C)は図12(A)のX−X矢視断面図である。
図13は、第2実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図13(A)は電気コネクタの右側面図、図13(B)は、図12(B)のY−Y矢視断面図である。
図10から図13を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その一部が屈曲されて、切り欠き部13から突出する補強タブ52aを有している。コンタクト5bの放熱片52は、その一部が屈曲されて、切り欠き部14から突出する補強タブ52bを有している。そして、一対の補強タブ52a・52bは、プリント基板1pにハンダ接合できる。
図10から図13を参照すると、一対の第2溝16a・16bには、第4側面1eから一対の放熱片52・52の板厚面がそれぞれ挿入される。又、第2溝16a・16bは、一対の切り欠き部13・14にそれぞれ連通している。
図5及び図10から図13を参照すると、第3溝17aは、第1溝15aと第2溝16aを連通している。一方、第3溝17bは、第1溝15bと第2溝16bを連通している。コンタクト5aは、第3溝17aの底面に圧入される圧入片18aを有している。コンタクト5bは、第3溝17bの底面に圧入される圧入片18bを有している。
第2実施形態によるジャック50は、第1溝15a、第2溝16a、及び第3溝17aで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト5aを容易に組み込むことができる。又、第2実施形態によるジャック50は、第1溝15b、第2溝16b、及び第3溝17bで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト5bを容易に組み込むことができる。
次に、一対のコンタクト5a・5bの構造を説明する。なお、コンタクト5aとコンタクト5bとは、ハウジング1に対して線対称に構成されているので、一方のコンタクト5aを代表して説明する場合がある。
図14は、第1実施形態による電気コネクタに備わる一方のコンタクトの構成を示す外観図であり、図6(A)はコンタクトの正面図、図6(B)はコンタクトの下面図、図6(C)はコンタクトの左側面図、図6(D)はコンタクトの右側面図である。
図14を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その一部が屈曲された補強タブ52aを有している。コンタクト5aの接続片51は、その基端部側にリード部51aを有している。コンタクト5aの放熱片52は、リード部51aから延設している。コンタクト5bの接続片51は、その基端部側にリード部51bを有している(図12参照)。コンタクト5bの放熱片52は、リード部51bから延設している。
図10又は図12を参照すると、一対のリード部51a・51bは、ハウジング1の底面1dから僅かに突出している。そして、これらのリード部51a・51bの底面をプリント基板1pにハンダ接合できる。すなわち、第2実施形態によるジャック50は、表面実装形のコネクタを構成している。一対のリード部51a・51bにコンタクトピンを設けて、ジャック50をスルーホール実装形のコネクタとすることもできる。
(電気コネクタの作用)
次に、第2実施形態によるジャック50の作用及び効果を説明する。図10から図13を参照すると、第2実施形態によるジャック50は、一対の放熱片52・52の一部が屈曲されて、切り欠き部13・14にそれぞれ突出するので、放熱面積が拡大し、放熱効果を向上できる。又、第2実施形態によるジャック10を内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
更に、第2実施形態によるジャック50は、第1溝、第2溝、及び第3溝で形成されるU字状の一対の溝に向かって、一対のコンタクト5a・5bをそれぞれ容易に組み込むことができる。又、第2実施形態によるジャック50は、プリント基板1pにハンダ接合可能な一対の補強タブ52a・52bを有するので、プリント基板1pへの支持強度が補強される。
[第3実施形態]
(電気コネクタの構成)
次に、本発明の第3実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図15は、本発明の第3実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、第3実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。図16は、第3実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図であり、第3実施形態によるハウジングと相手側ハウジングを対向配置した状態図である。
図15又は図16を参照すると、第3実施形態によるジャック60は、プリント基板1pに実装されている。第3実施形態によるプラグ80は、一組の電線2w・2wを結線している。ジャック60には、プリント基板1pの実装面11pと略垂直にプラグ80を挿入できる。第3実施形態によるジャック60は、プラグ80がプリント基板1pの実装面11pと略垂直に挿入される垂直取付形コネクタを構成している。
図15又は図16を参照すると、ジャック60は、直方体状のハウジング6と一対のU字状のコンタクト5a・5bを備えている。プラグ80は、直方体状のハウジング(相手側ハウジング)8と一対のコンタクト(相手側コンタクト)4a・4bを備えている。ハウジング8は、ヘッダ部81とフレーム部82で構成されている。一対のコンタクト4a・4b、一組の電線2w・2wの端末を結線している。
図15又は図16を参照すると、ハウジング6は、ヘッダ部81が嵌合する開口61を第1側面6aに設けている。又、ハウジング6は、開口61に連設された空洞のコンタクト収容室62を第1側面6aに有している。
図15又は図16を参照すると、コンタクト5aは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片51を有している。コンタクト5bは、コンタクト4aに接続する接続部となるブレード状の接続片51を有している。これらの接続片51・51は、コンタクト収容室62の内部で対向して配置されている。
図15又は図16を参照すると、ハウジング6は、第2側面6b及び第3側面6cを第1側面6aの両翼に隣接している。第2側面6bは、切り欠き部63を有している。第3側面6cは、切り欠き部64を有している。そして、一対の切り欠き部63・64は、相反する向きに向かうように開放されている。
図15又は図16を参照すると、コンタクト5aは、接続片51の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片52を有している。そして、放熱片52は、接続片51に対向している。又、コンタクト5bは、接続片51の基端部から反転するように延びる(延設された)帯板状の放熱片52を有している。そして、放熱片52は、接続片51に対向している。
図15又は図16を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その外面が切り欠き部63に表出している。一方、コンタクト5bの放熱片52は、その外面が切り欠き部64に表出している。
引き続き、第3実施形態によるジャック60の構成を説明する。図17は、第3実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図17(A)は電気コネクタの平面図、図17(B)は電気コネクタの正面図、図17(C)は図17(A)のX−X矢視断面図である。
図18は、第3実施形態による電気コネクタの構成を示す外観図であり、図18(A)は電気コネクタの右側面図、図18(B)は、図17(B)のY−Y矢視断面図である。図19は、第3実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す外観図であり、図19(A)はハウジングの平面図、図19(B)はハウジングの正面図、図18(C)はハウジングの下面図、図19(D)はハウジングの右側面図、図19(E)は、図19(A)のX1−X1矢視断面図、図19(F)は、図19(A)のX2−X2矢視断面図である。
図15から図17を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その一部が屈曲されて、切り欠き部63から突出する補強タブ52aを有している。コンタクト5bの放熱片52は、その一部が屈曲されて、切り欠き部64から突出する補強タブ52bを有している。そして、一対の補強タブ52a・52bは、プリント基板1pにハンダ接合できる。
図15から図19を参照すると、ハウジング6は、一対のスリット状の第1溝65a・65b、一対のスリット状の第2溝66a・66b、及び一対のスリット状の第3溝67a・67bを有している。一対の第1溝65a・65bには、コンタクト収容室62の底面と略平行に一対の接続片51・51がそれぞれ挿入される。又、一対の第1溝65a・65bは、コンタクト収容室62に連通している。
図15から図19を参照すると、一対の第2溝66a・66bには、第1側面1aから一対の放熱片52・52の板厚面がそれぞれ挿入される。又、第2溝66a・66bは、一対の切り欠き部63・64にそれぞれ連通している。
図15から図19を参照すると、第3溝67aは、第1溝65aと第2溝66aを連通している。一方、第3溝67bは、第1溝65bと第2溝66bを連通している。コンタクト5aは、第3溝67aの底面に圧入される圧入片18aを有している。コンタクト5bは、第3溝67bの底面に圧入される圧入片18bを有している。
第3実施形態によるジャック60は、第1溝65a、第2溝66a、及び第3溝67aで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト5aを容易に組み込むことができる。又、第3実施形態によるジャック60は、第1溝65b、第2溝66b、及び第3溝67bで形成されるU字状の溝に向かって、コンタクト5bを容易に組み込むことができる。
図15から図19を参照すると、ハウジング6の開口61には、キー溝61aを設けている。一方、ハウジング8のヘッダ部81には、一対のキー溝61aに嵌合して案内されるキー81aを設けている。したがって、コンタクトの極性違いによる、接続誤りを防止できる。
図15又は図16を参照すると、ジャック60は、ハウジング6の第4側面6eにラッチ61cを設けている。一方、プラグ80は、フレーム部82にロックレバー82cを設けている。プラグ80をジャック60に挿入すると、ロックレバー82cをラッチ61cに係止できる。ロックレバー82cのレバーを押すと、係合が解除されて、プラグ80をジャック60から引く抜くことができる。
図14を参照すると、コンタクト5aの放熱片52は、その一部が屈曲された補強タブ52aを有している。コンタクト5aの接続片51は、その基端部側にリード部51aを有している。コンタクト5aの放熱片52は、リード部51aから延設している。コンタクト5bの接続片51は、その基端部側にリード部51bを有している(図12参照)。コンタクト5bの放熱片52は、リード部51bから延設している。
図15から図17を参照すると、一対のリード部51a・51bは、ハウジング6の底面6dから僅かに突出している。そして、これらのリード部51a・51bの底面をプリント基板1pにハンダ接合できる。すなわち、第3実施形態によるジャック60は、表面実装形のコネクタを構成している。一対のリード部51a・51bにコンタクトピンを設けて、ジャック60をスルーホール実装形のコネクタとすることもできる。
次に、プラグ80に備わる一対のコンタクト4a・4bの構造を説明する。コンタクト4aとコンタクト4bは、同じものであるが、説明の便宜上、符号を変えて区別した。そして、コンタクト4aを代表して説明する場合がある。図20は、第3実施形態による電気コネクタに相手側コネクタが接続された状態での縦断面図である。
図20を参照すると、コンタクト4a及びコンタクト4bは、展開された導電性の金属板が成形されている。コンタクト4aは、長尺状の圧着部41とコンタクト接続部42を備えている。圧着部41には、電線2wが接続される。コンタクト接続部42は、圧着部41の基端側に設けられ、接続片51に接続される。
図20を参照すると、圧着部41は、U字状に開口するインシュレーショングリップ41aとコンダクタグリップ41bを備えている。図20を参照すると、インシュレーショングリップ41aは、電線2wの被覆部を圧着している。コンダクタグリップ41bは、電線2wの芯線を圧着している。そして、電線2wの端末を圧着した一対のコンタクト4a・4bがハウジング2の内部に挿入されている。
図20を参照すると、コンタクト接続部42は、一対の接触片42a・42bを先端部側に有している。又、コンタクト接続部42は、一対の案内片42c・42dを基端部側に有している。一対の接触片42a・42bは、接続片51を挟持するように接続できる。一対の案内片42c・42dは、箱状に成形されて、ハウジング8の内部の収容室に保持されている。
(電気コネクタの作用)
次に、第3実施形態によるジャック60の作用及び効果を説明する。図15から図20を参照すると、第3実施形態によるジャック60は、一対の放熱片52・52の一部が屈曲されて、切り欠き部63・64にそれぞれ突出するので、放熱面積が拡大し、放熱効果を向上できる。又、第3実施形態によるジャック60を内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
更に、第3実施形態によるジャック60は、第1溝、第2溝、及び第3溝で形成されるU字状の一対の溝に向かって、一対のコンタクト5a・5bをそれぞれ容易に組み込むことができる。又、第3実施形態によるジャック60は、プリント基板1pにハンダ接合可能な一対の補強タブ52a・52bを有するので、プリント基板1pへの支持強度が補強される。
第3実施形態によるジャック60は、プリント基板1pにハンダ接合可能な一対の補強タブ52a・52bを有することなく、第1実施形態によるジャック10と同じように、一対の放熱片をプリント基板1pにハンダ接合するように構成してもよい。
1 ハウジング
1p プリント基板
2 ハウジング(相手側ハウジング)
2w 電線
3a・3b 一対のコンタクト
4a・4b コンタクト(相手側コンタクト)
10 ジャック(電気コネクタ)
11 開口
11p 実装面(プリント基板の実装面)
12 コンタクト収容室
20 プラグ(相手側コネクタ)
31 接続片(接続部)
31a・31b リード部
32 放熱片

Claims (4)

  1. 電線を結線する相手側コネクタが挿入され、プリント基板に実装される電気コネクタであって、
    相手側ハウジングが嵌合する開口、及びこの開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、
    相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上のコンタクトと、を備え、
    前記コンタクトは、相手側コンタクトに接続する接続部と、前記プリント基板に接続するリード部と、このリード部から延設された放熱片と、を有する電気コネクタ。
  2. 前記放熱片は、前記プリント基板にハンダ接合可能な補強タブを有する請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記相手側コネクタが前記プリント基板の実装面と略平行に挿入される請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 前記相手側コネクタが前記プリント基板の実装面と略垂直に挿入される請求項1又は2記載の電気コネクタ。
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