JP2000077116A - フラットケーブルの端末部 - Google Patents

フラットケーブルの端末部

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JP2000077116A JP10247054A JP24705498A JP2000077116A JP 2000077116 A JP2000077116 A JP 2000077116A JP 10247054 A JP10247054 A JP 10247054A JP 24705498 A JP24705498 A JP 24705498A JP 2000077116 A JP2000077116 A JP 2000077116A
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flat
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敬太郎 和田
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静一 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体材料の加工歩留りを低下させることな
く、また、電流容量を低下させることなく、接続端子を
小配列ピッチでフラットケーブルに接続したフラットケ
ーブルの端末部を提供する。 【解決手段】 複数の偏平導体を有するフラットケーブ
ルの前記各偏平導体の端末に、必要に応じてピッチ調整
用の曲げ部を有し、また、放熱用の起立部を有する接続
端子が、それらの先端部が所望のピッチをなすように接
続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタなどに接
続されるフラットケーブルの端末部に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器などに搭載される部品の実装密
度が上がると、フラットケーブルに接続されるコネクタ
内の端子の配列ピッチが小さくなるので、フラットケー
ブルの端末部の接続端子の配列ピッチも小さくする必要
がある。従来は、偏平導体の配列ピッチよりもフラット
ケーブルの端部の接続端子の配列ピッチを小さくするた
めに、例えば図4(a)、(b)に示すような手段をと
っていた(特開平8−195232号公報参照)。即
ち、フラットケーブル1の端末部近傍において、偏平導
体2の導体端部2bを接続すべき接続端子3の幅に合わ
せた先細構造にし、前記導体端部2bを前記接続端子3
に接続している。そして、先細構造により電気抵抗が大
きくなった導体端部2bにおける発熱を放散させるため
に、導体端部2bに隣接して幅広導体部2aを設けてい
る。4は偏平導体2を挟む絶縁フィルムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
フラットケーブルの端末部には以下のような問題があっ
た。即ち、幅広導体部を設けるため、フラットケーブル
自体の幅が広くなる。また、偏平導体を先細構造を有す
る形状に加工するため、一様な幅を有する偏平導体に加
工するに比して、導体材料の加工歩留りが低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、請求項1記載の発明は、複数
の偏平導体を有するフラットケーブルの前記各偏平導体
の端末に、必要に応じてピッチ調整用の曲げ部を有する
接続端子を、それらの先端部が所望のピッチをなすよう
に接続したことを特徴とするフラットケーブルの端末部
である。
【0005】また、請求項2記載の発明は、複数の偏平
導体を有するフラットケーブルの前記各偏平導体の端末
に、接続端子を前記各偏平導体の長手方向と所定の角度
をなすように、かつ、それらの先端部が所望のピッチを
なすように接続したことを特徴とするフラットケーブル
の端末部である。
【0006】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の発明において、接続端子に放熱用の起立
部を設けたことを特徴とするフラットケーブルの端末部
である。
【0007】請求項1記載の発明によれば、フラットケ
ーブルに接続される接続端子はピッチ調整用の曲げ部を
有するため、通常の一様な幅の偏平導体を有するフラッ
トケーブルを用いて、接続端子の先端を所望の小ピッチ
をなすように配列することができる。また、端末部は通
常の一様な幅の偏平導体で構成されるため、フラットケ
ーブルの幅が広くなることがなく、また、導体材料の加
工歩留りが低下することもない。
【0008】また、請求項2記載の発明によれば、接続
端子を前記各偏平導体の長手方向と所定の角度をなすよ
うに接続するため、通常の一様な幅の偏平導体を有する
フラットケーブルを用いて、接続端子の偏平導体との接
続位置を該偏平導体に沿って調整することにより、接続
端子の先端を所望の小ピッチをなすように配列すること
ができる。また、端末部は通常の一様な幅の偏平導体で
構成されるため、フラットケーブルの幅が広くなること
がなく、また、導体材料の加工歩留りが低下することも
ない。
【0009】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項1または2記載の発明において、接続端子に放熱用
の起立部を設けることにより、接続端子の先端のピッチ
を狭くすることができるとともに、放熱性を向上させる
ことができるので、端末部で電流容量が低下するのを防
ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(a)、(b)はそれ
ぞれ、本発明にかかるフラットケーブルの端末部の一実
施形態の平面図およびその縦断面図である。図におい
て、フラットケーブル10は4本の偏平導体11を上下
両面から絶縁フィルム12により被覆して形成したもの
である。そして、接続端子13が、絶縁フィルム12が
剥離されて露出した一様な幅の偏平導体11の端部に、
超音波溶接などによって強固に固定されている。4本の
接続端子13は異なった形状をしている。即ち、内側の
偏平導体11に接続する2本の接続端子13は、直線形
状をしており、偏平部13bで偏平導体11に固定され
ている。また、外側の2本の接続端子13は、偏平部1
3bで内側に曲げられ、偏平部13bがピッチ調整用の
曲げ部となっている。そして、これら4本の接続端子1
3の先端の嵌合部13cの配列ピッチは、偏平導体11
の配列ピッチよりも小さい、所望のピッチ(例えば、接
続する相手コネクタの端子ピッチ)になっている。
【0011】また、接続端子13には、偏平部13bに
偏平導体11に直交する方向に起立する起立部13aを
有している。起立部13aは、偏平部13bの偏平導体
11への固定部分の片側を折り曲げて形成されている。
この起立部13aは、必要とする電流容量に対して十分
に余裕のある厚さ、長さ及び高さを有するものであり、
また、偏平部13bに生じた熱を放散するのに十分な表
面積を有するものである。従って、偏平導体11の端末
部近傍を特に広幅に形成する必要はないので、偏平導体
11のピッチも特に広くする必要はない。なお、起立部
13aを、偏平導体11に直交する方向に起立しておけ
ば、金属端子13の配列ピッチに影響を与えることはな
い。
【0012】なお、起立部13aは上記形状に限らず、
例えば図2(a)、(b)に示すように、偏平部13b
の偏平導体11から離れた部分を折り曲げて形成しても
よい。
【0013】図3(a)、(b)はそれぞれ、他の実施
形態の平面図およびその縦断面図である。本実施形態で
は、接続端子13は一様な幅の偏平導体11に直交する
ように固定されている。従って、偏平導体11の配列ピ
ッチにかかわらず、接続端子13を所望のピッチに配列
することができる。本実施形態では、起立部13aは、
偏平部13bの偏平導体11へ固定された部分の両側を
折り曲げて形成されている。
【0014】上記実施形態では、一様な幅の偏平導体で
構成されているので、導体材料の加工歩留りが低下する
ことはない。また、接続端子に起立部を設けたため、フ
ラットケーブル自体よりも電流容量が低下することもな
いので、端末部のためにフラットケーブルの幅を広くす
る必要はない。
【0015】なお、上記実施形態では、接続端子13に
起立部13aを設けたが、使用する電流容量によって
は、起立部13aを必ずしも設けなくてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、導体材料の加工歩留り
を低下させることなく、また、電流容量を低下させるこ
となく(言い換えると、端末部のためにフラットケーブ
ルの幅を広くすることなく)、接続端子を小配列ピッチ
でフラットケーブルに接続することができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)はそれぞれ、本発明にかかるフ
ラットケーブルの端末部の一実施形態の平面図およびそ
の縦断面図である。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ、上記実施形態にお
いて起立部の形状をかえた他の実施形態の平面図および
その縦断面図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ、他の実施形態の平
面図およびその縦断面図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ、従来のフラットケ
ーブルの端末部の平面図およびその縦断面図である。
【符号の説明】
10 フラットケーブル 11 偏平導体 12 絶縁フィルム 13 接続端子 13a 起立部 13b 偏平部 13c 嵌合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の偏平導体を有するフラットケーブ
    ルの前記各偏平導体の端末に、必要に応じてピッチ調整
    用の曲げ部を有する接続端子を、それらの先端部が所望
    のピッチをなすように接続したことを特徴とするフラッ
    トケーブルの端末部。
  2. 【請求項2】 複数の偏平導体を有するフラットケーブ
    ルの前記各偏平導体の端末に、接続端子を前記各偏平導
    体の長手方向と所定の角度をなすように、かつ、それら
    の先端部が所望のピッチをなすように接続したことを特
    徴とするフラットケーブルの端末部。
  3. 【請求項3】 接続端子に放熱用の起立部を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のフラットケーブル
    の端末部。
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