JP2013206650A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013206650A
JP2013206650A JP2012072837A JP2012072837A JP2013206650A JP 2013206650 A JP2013206650 A JP 2013206650A JP 2012072837 A JP2012072837 A JP 2012072837A JP 2012072837 A JP2012072837 A JP 2012072837A JP 2013206650 A JP2013206650 A JP 2013206650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
housing
electrical connector
contacts
mating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012072837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5890217B2 (ja
Inventor
Hiroki Makiyama
弘毅 槇山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP2012072837A priority Critical patent/JP5890217B2/ja
Priority to PCT/JP2013/058882 priority patent/WO2013146828A1/ja
Priority to CN201380000276.3A priority patent/CN103477504B/zh
Publication of JP2013206650A publication Critical patent/JP2013206650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5890217B2 publication Critical patent/JP5890217B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/722Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】放熱効果を有する電気コネクタを提供する。
【解決手段】ベースコネクタ10は、プリント基板1pに実装され、電源用の電線21w・21wを結線する一対のコンタクト4a・4bを少なくとも有するプラグ20が挿入される。ベースコネクタ10は、相手側のハウジング2が嵌合する開口11、及び開口11に連設された空洞のコンタクト収容室12を有するハウジング1と、ハウジング1の内部に配置され、コンタクト4a・4bとプリント基板1pとを電気的に接続する一対の第1コンタクト3a・3bと、を備える。第1コンタクト3a・3bは、コンタクト4a・4bに接続する接続片31と、ハウジング1に挿入される放熱片32を有する。接続片31及び放熱片32は、それらの底面がプリント基板1pの一方の面11pに形成された放熱パターン31hにハンダ接合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気コネクタに関する。特に、少なくとも電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトが放熱効果を有する電気コネクタの構造に関する。
近年の小型化した携帯用電子機器、例えば、ノートパソコン、DSC(Digital Still Camera)、携帯電話機、CDプレイヤー、又はMDプレイヤーなどには、バッテリーを内蔵している。このバッテリー電源を前記電子機器に備わる回路基板(プリント基板)と接続するために、極小型、いわゆるチップサイズパッケージ型のワイヤー・ツー・ボード・コネクタ(Wire to Board Connector)を用いている。
前述したワイヤー・ツー・ボード・コネクタは、例えば、ソケットコネクタとベースコネクタで構成している。そして、ソケットコネクタは、バッテリーから延びるリード線の端部を圧着したソケットコンタクトを有し、ベースコネクタは、プリント基板に実装され、ソケットコンタクトに接続するブレードコンタクトを有している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1によるブレードコンタクトは、その大部分が断熱材からなるハウジングで覆われているので、ソケットコンタクトから供給される定格電流値が大きくなると、ブレードコンタクトが熱上昇するという不具合があった。
上記の不具合に対して、本出願人は、電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトの外面の一部がハウジングから表出して放熱するように構成した電気コネクタを開示している(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−128034号公報 特開2011−171252号公報
しかしながら、特許文献2による電気コネクタは、電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトの外面の一部がハウジングから露出しているので、人体に接触する心配があった。
電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトがハウジングから露出すること無く、かつ、放熱効果を有するように電気コネクタを構成できれば、人体に接触する心配がなくなり、定格電流値を大きくすることが可能になる。更に、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、少なくとも電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトがハウジングから露出することなく、かつ、放熱効果を有する電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明者は、少なくとも電源用電流が供給される相手側コンタクトに接続するコンタクトをハウジングで覆うと共に、このコンタクトの底面がプリント基板の実装面に形成される放熱パターンに伝熱可能に接続するように電気コネクタを構成することにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな電気コネクタを発明するに至った。
(1) プリント基板に実装され、電源用の電線を結線する第1相手側コンタクトを少なくとも有する相手側コネクタが挿入される電気コネクタであって、相手側ハウジングが嵌合する開口、及びこの開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、このハウジングの内部に配置され、前記第1相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上の第1コンタクトと、を備え、前記第1コンタクトは、前記第1相手側コンタクトに接続する接続片と、前記ハウジングに挿入される放熱片と、を有し、前記接続片及び前記放熱片は、それらの底面が前記プリント基板の一方の面に形成された放熱パターンにハンダ接合される、電気コネクタ。
(1)の発明による電気コネクタは、プリント基板に実装されている。又、(1)の発明による電気コネクタは、電源用の電線を結線する第1相手側コンタクトを少なくとも有する相手側コネクタが挿入される。そして、電気コネクタは、直方体状のハウジングと一つ以上の第1コンタクトを備えている。
ハウジングは、相手側ハウジングが嵌合する開口と、この開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有している。第1コンタクトは、ハウジングの内部に配置されている。第1コンタクトは、第1相手側コンタクトとプリント基板とを電気的に接続している。
第1コンタクトは、接続片と放熱片を有している。接続片は、第1相手側コンタクトに接続できる。放熱片は、ハウジングに挿入される。そして、接続片及び放熱片は、それらの底面がプリント基板の一方の面に形成された放熱パターンにハンダ接合される。
電気コネクタは、ベースコネクタ又はジャックであってよく、プリント基板に実装される。相手側コネクタは、プラグコネクタ又は電源プラグであってよく、電源用の電線を結線する第1相手側コンタクトを少なくとも有する。相手側コネクタは、後述するように、信号用の電線を結線する第2相手側コンタクトを備えることを排除しない。又、電気コネクタは、第2相手側コンタクトと接続する第2コンタクトを備えることを排除しない。
ハウジングは、絶縁性を有している。絶縁性のハウジングとは、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよく、合成樹脂を成形して、所望の形状の絶縁性のハウジングを得ることができる。
ハウジングは、角形であってよく、角形のハウジングとは、この発明による電気コネクタ及び相手側コネクタが互いに矩形の結合面を有する角形コネクタであることを意味している。この発明による電気コネクタは、開口を有している。一方、相手側コネクタは、ヘッダ部を有している。そして、開口及びヘッダ部を互いに嵌合できる。
例えば、第1コンタクトは、導電性を有するベローズコンタントからなり、導電性の金属板を打ち抜き加工又は折り曲げ加工して、所望の形状の導電性の第1コンタクトを得ることができる。第1コンタクトは加工の容易性や、ばね特性、導電性などを考慮すれば、銅合金が好ましく用いられるが、銅合金に限定される訳ではない。
第1コンタクトは、後述するように、ハウジングの両翼に一対に配置することが好ましく、一方の第1コンタクトが正極であって、他方の第1コンタクトを負極とすることができる。この場合、第1相手側コンタクトの極性が正しく一対の第1コンタクトと接続できるように、ハウジングの開口の形状を工夫することが好ましい。又、ハウジングの外面に誤挿入防止用のマークを表示してもよく、相手側コネクタのハウジングの外面に前記マークに対応するマークを表示してもよい。
ハウジングは、相手側ハウジングが嵌合する開口を第1側面(前面)に設け、第1側面に開口された空洞のコンタクト収容室を設けることが好ましい。一対の第1コンタクトは、第1相手側コンタクトに接続するブレード状の接続片をコンタクト収容室の内部で対向して配置できる。又、第1側面と相反する向きに位置する第2側面(後面)から放熱片をハウジングに圧入することが好ましい。第1コンタクトは、接続片及び放熱片の底面を除いて、ハウジングから露出しないように配置されることが好ましく、人体と接触することを防止できる。
プリント基板は、ハンダ接合部を除いて、放熱パターンを含む一方の面がレジストで絶縁被覆することが好ましく、パターン間の短絡やパターンへの人体の接触を防止できる。放熱パターンとは、実体として、ガラスエポキシ基板などの絶縁基板に貼り付けられた銅箔であるが、ハウジングで覆われる領域から延在し、外気に放熱できるように、所定の領域を確保することが好ましい。
(1)の発明による電気コネクタは、少なくとも電源用電流が供給される第1相手側コンタクトに接続する第1コンタクトをハウジングで覆っているので、第1コンタクトに人体が接触する心配が無くなる。又、(1)の発明による電気コネクタは、第1コンタクトの底面がプリント基板の一方の面に形成される放熱パターンに伝熱可能にハンダ接合しているので、プリント基板に供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。そして、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
(2) 前記ハウジングに圧入される圧入子、及び前記プリント基板に開口されたスルーホールに挿入されて、ハンダ接合される接合子を有する補強タブを更に備える(1)記載の電気コネクタ。
(2)の発明による電気コネクタは、プリント基板に設けたスルーホールに挿入されて、ハンダ接合される補強タブを更に備えているので、プリント基板への支持強度が補強される。又、(2)の発明による電気コネクタは、ハウジングに予め取り付けた補強タブの接合子がスルーホールに挿入されるので、プリント基板に対する電気コネクタの位置決めが容易である。
(3) 信号用の電線を結線する第2相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上の第2コンタクトを更に備える(1)又は(2)記載の電気コネクタ。
信号用の電線は、バッテリーの発熱及び電子機器の内部発熱を制御する信号を送受することもできる。
(4) 前記第1コンタクトが前記ハウジングの両翼に配置される一対の第1コンタクトからなり、前記第2コンタクトが前記ハウジングの中央部に並列配置される複数の第2コンタクトからなる(3)記載の電気コネクタ。
(5) 前記相手側コネクタが前記プリント基板の一方の面と略平行に挿入される(1)から(4)のいずれかに記載の電気コネクタ。
本発明による電気コネクタは、少なくとも電源用電流が供給される第1相手側コンタクトに接続する第1コンタクトをハウジングで覆っているので、第1コンタクトに人体が接触する心配が無くなる。又、本発明による電気コネクタは、第1コンタクトが放熱パターンに伝熱可能にハンダ接合しているので、プリント基板に供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。そして、この電気コネクタを内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
本発明の一実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタをプリント基板に実装する前の状態図である。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタ及び相手側コネクタを底面側から観た図である。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。 相手側コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態による電気コネクタと相手側コネクタが接続された状態の縦断面図であり、図6(A)は、第1相手側コンタクトと第1コンタクトが接続された状態図、図6(B)は、図6(A)から第1相手側コンタクトを取り除いた状態図である。 前記実施形態による電気コネクタと相手側コネクタが接続された状態の縦断面図であり、図7(A)は、第2相手側コンタクトと第2コンタクトが接続された状態図、図7(B)は、図7(A)から第2相手側コンタクトを取り除いた状態図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの斜視図であり、図8(A)は、ハウジングを正面側から観た斜視図、図8(B)は、ハウジングを背面側から観た斜視図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの外観図であり、図9(A)は、ハウジングの平面図、図9(B)は、ハウジングの正面図、図9(C)は、ハウジングの底面図、図9(D)は、ハウジングの背面図、図9(E)は、ハウジングの右側面図、図9(F)は、図9(A)のA−A矢視断面図、図9(G)は、図9(A)のB−B矢視断面図、である。 相手側ハウジングの斜視図であり、図10(A)は、相手側ハウジングを正面側から観た斜視図、図10(B)は、相手側ハウジングを背面側から観た斜視図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わる第1コンタクトの斜視図であり、図11(A)は、一方の第1コンタクトの斜視図、図11(B)は、他方の第1コンタクトの斜視図ある。 前記実施形態による電気コネクタに備わる第2コンタクトの斜視図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わる補強タブの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。なお、本発明の一実施形態による電気コネクタをベースコネクタとし、相手側コネクタをプラグとして、以下に説明する。
[電気コネクタの構成]
最初に、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタと相手側コネクタを対向配置した状態図である。図2は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタをプリント基板に実装する前の状態図である。
図3は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、実施形態による電気コネクタ及び相手側コネクタを底面側から観た図である。図4は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。図5は、相手側コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。
(全体構成)
図1又は図2を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、プリント基板1pに実装している。実施形態によるプラグ20は、一組の電源用の電線21w・21wを結線している。又、プラグ20は、七本の信号用の電線22wを結線している。ベースコネクタ10には、プリント基板1pの一方の面(実装面)11pと略平行にプラグ20を挿入できる。実施形態によるベースコネクタ10は、プラグ20がプリント基板1pの一方の面11pと略平行に挿入される水平取付形コネクタを構成している。
図3又は図4を参照すると、ベースコネクタ10は、直方体状のハウジング1、一対のU字状の第1コンタクト3a・3b、及び七つの板状の第2コンタクト3cを備えている。一対の第1コンタクト3a・3b及び複数の第2コンタクト3cは、ハウジング1の内部に配置されている。
図3又は図5を参照すると、プラグ20は、直方体状のハウジング(相手側ハウジング)2、一対のコンタクト(第1相手側コンタクト)4a・4b、及び七つのコンタクト(第2相手側コンタクト)4cを備えている。
図1から図3及び図5を参照すると、ハウジング2は、ヘッダ部21とフレーム部22で構成している。一対のコンタクト4a・4bは、一組の電源用の電線21w・21wの端末を結線している。コンタクト4cは、信号用の電線22wの端末を結線している。
図1又は図2を参照すると、ハウジング1は、ヘッダ部21が嵌合する開口11を第1側面1aに設けている。又、ハウジング1は、開口11に連設された空洞のコンタクト収容室12を有している。
図4又は図5を参照すると、第1コンタクト3aは、コンタクト4aに接続するブレード状の接続片31を有している(図11(A)参照)。第1コンタクト3bは、コンタクト4bに接続するブレード状の接続片31を有している(図11(B)参照)。これらの接続片31・31は、コンタクト収容室12の内部で対向して配置されている(図1又は図2参照)。
図3又は図4を参照すると、第1コンタクト3aは、接続片31の基端部が連結された帯板状の放熱片32を有している。そして、放熱片32は、接続片31に対向している(図11(A)参照)。第1コンタクト3bは、接続片31の基端部が連結された帯板状の放熱片32を有している。そして、放熱片32は、接続片31に対向している(図11(B)参照)。
図1から5を参照して、プラグ20のヘッダ部21をベースコネクタ10の開口11に挿入すると、一対のコンタクト4a・4bを一対の第1コンタクト3a・3bに接続できる(図6参照)。又、コンタクト4cを第2コンタクト3cに接続できる(図7参照)。
引き続き、実施形態によるベースコネクタ10の構成を説明する。図6は、前記実施形態による電気コネクタと相手側コネクタが接続された状態の縦断面図であり、図6(A)は、第1相手側コンタクトと第1コンタクトが接続された状態図、図6(B)は、図6(A)から第1相手側コンタクトを取り除いた状態図である。
図7は、前記実施形態による電気コネクタと相手側コネクタが接続された状態の縦断面図であり、図7(A)は、第2相手側コンタクトと第2コンタクトが接続された状態図、図7(B)は、図7(A)から第2相手側コンタクトを取り除いた状態図である。
図8は、前記実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの斜視図であり、図8(A)は、ハウジングを正面側から観た斜視図、図8(B)は、ハウジングを背面側から観た斜視図である。
図9は、前記実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの外観図であり、図9(A)は、ハウジングの平面図、図9(B)は、ハウジングの正面図、図9(C)は、ハウジングの底面図、図9(D)は、ハウジングの背面図、図9(E)は、ハウジングの右側面図、図9(F)は、図9(A)のA−A矢視断面図、図9(G)は、図9(A)のB−B矢視断面図、である。
図10は、相手側ハウジングの斜視図であり、図10(A)は、相手側ハウジングを正面側から観た斜視図、図10(B)は、相手側ハウジングを背面側から観た斜視図である。図11は、前記実施形態による電気コネクタに備わる第1コンタクトの斜視図であり、図11(A)は、一方の第1コンタクトの斜視図、図11(B)は、他方の第1コンタクトの斜視図ある。
図12は、前記実施形態による電気コネクタに備わる第2コンタクトの斜視図である。図13は、前記実施形態による電気コネクタに備わる補強タブの斜視図である。
(第1コンタクト及びハウジングの構成)
図2又は図4及び図11を参照すると、第1コンタクト3aは、接続片31及び放熱片32の一部が突出して、プリント基板1pの一方の面11pに形成された放熱パターン31h(図2参照)にハンダ接合できる底面31b・32bを有している。同様に、第1コンタクト3bは、プリント基板1pの一方の面11pに形成された放熱パターン31h(図2参照)にハンダ接合できる底面31b・32bを有している。
図3又は図9を参照すると、ハウジング1は、第2側面1bから第1側面1aに向けて貫通し、接続片31が圧入される一対の縦長の第1貫通穴15a・15bを両翼に開口している。又、ハウジング1は、第2側面1bから第1側面1aに向けて貫通し、放熱片32が圧入される一対の縦長の第2貫通穴16a・16bを両翼に開口している。
図3又は図4及び図9を参照すると、一対の第1貫通穴15a・15bには、ハウジング1の第2側面1bから一対の接続片31・31をそれぞれ圧入できる。又、一対の第2貫通穴16a・16bには、ハウジング1の第2側面1bから一対の放熱片32・32をそれぞれ挿入できる。一対の第1貫通穴15a・15bは、コンタクト収容室12に連通している(図9(F)参照)。そして、一対の接続片31・31の先端部側をコンタクト収容室12の内部で対向配置できる(図6参照)。又、一対の第2貫通穴16a・16bは、それらの第2側面1b側が底面に向けて切り欠かれており、放熱片32の底面32bを露出できる。
図3又は図4及び図9を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、ハウジング1の一方の片翼に形成された、一組の第1貫通穴15a及び第2貫通穴16aに向かって、第1コンタクト3aを容易に組み込むことができる。又、実施形態によるベースコネクタ10は、ハウジング1の他方の片翼に形成された、一組の第1貫通穴15b及び第2貫通穴16bに向かって、第1コンタクト3bを容易に組み込むことができる。
(第2コンタクト及びハウジングの構成)
図12を参照すると、第2コンタクト3cは、基端部から突出した接続片31cと挿入片32cを有している。図9を参照すると、ハウジング1は、第2側面1bから第1側面1aに向けて貫通し、第2コンタクト3cが挿入される複数の第3貫通穴17cを中央部に開口している。これらの第3貫通穴17cは、コンタクト収容室12に連通している(図9(G)参照)。
図9(B)及び図12を参照して、上段の第3貫通穴17cには、接続片31cを圧入できる。そして、接続片31cの先端部側をコンタクト収容室12の内部に配置できる(図7参照)。下段の第3貫通穴17cには、挿入片32cを挿入できる。第2コンタクト3cの基端部の底面33cは、プリント基板1pの一方の面11pに形成された信号パターン(図示せず)にハンダ接合できる(図2参照)。
図1又は図2及び図8を参照すると、ハウジング1の開口11には、一対のキー11k・11kを一方の内壁に設けている。一方、図1又は図2及び図5を参照すると、ハウジング2のヘッダ部21には、一対のキー11k・11kに嵌合して案内する一対のキー溝21k・21kを一方の外壁に設けている。したがって、ハウジング2をハウジング1に挿入する場合に、第1コンタクト3a・3bの極性違いによる、接続誤りを防止できる。
図1又は図5及び図10を参照すると、ハウジング2のヘッダ部21には、相反する向きに突出する一対の突起21b・21bを両側面に形成している。一方、ハウジング1のコンタクト収容室12には、一対の突起21b・21bが係合する一対の凸部11b・11b(図2参照)を対向する内壁に設けている。ヘッダ部21をコンタクト収容室12に挿入すると、一対の突起21b・21bが一対の凸部11b・11bを乗り越えるクリック感で挿入していることを実感できる。一方、ハウジング2のフレーム部22を把持して、プラグ20を引くと、一対の突起21b・21bが一対の凸部11b・11bを乗り越えて、プラグ20をベースコネクタ10から引く抜くことができる。
(補強タブの構成)
図1から図5及び図13を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、一対の板状の補強タブ3d・3eを備えている。これらの補強タブ3d・3eは、圧入子311と接合子312を有している。一対の補強タブ3d・3eの圧入子311は、ハウジング1の第1側面1aから圧入できる。
図1から図5を参照して、一対の補強タブ3d・3eをハウジング1に固定した状態で、ベースコネクタ10をプリント基板1pに装着すると、一対の接合子312をプリント基板1pに開口されたスルーホール32hに挿入できる。そして、一対の接合子312・312をスルーホール32hにハンダ接合することで、プリント基板1pに対するベースコネクタ10の接合強度を補強できる。
(相手側コンタクトの構成)
次に、プラグ20に備わる一対のコンタクト4a・4b及び複数のコンタクト4cの構造を説明する。なお、コンタクト4aとコンタクト4bは、同じものであるが、説明の便宜上、符号を変えて区別した。そして、コンタクト4aを代表して説明する場合がある。
図5を参照すると、コンタクト4a及びコンタクト4bは、展開された導電性の金属板を成形している。コンタクト4aは、長尺状の圧着部41とコンタクト接続部42を備えている。圧着部41には、電源用の電線21wが接続される。コンタクト接続部42は、圧着部41の基端側に設けられ、接続片31に接続される(図4参照)。
図5を参照すると、圧着部41は、U字状に開口したインシュレーショングリップ41aとコンダクタグリップ41bを備えている。インシュレーショングリップ41aは、電線21wの被覆部を圧着している。コンダクタグリップ41bは、電線21wの芯線を圧着している。そして、電線21wの端末を圧着した一対のコンタクト4a・4bがハウジング2の内部に挿入されている(図3参照)。
図5を参照すると、コンタクト接続部42は、断面がΩ状に形成された接触部42aを先端部側に有している。又、コンタクト接続部42は、箱状に成形された案内部42bを基端部側に有している。接触部42aは、接続片31が相対的に挿入されて、接続片31を挟持するように接触できる。案内部42bは、ハウジング2の内部の収容室22hに保持される(図3参照)。
図5を参照すると、コンタクト4cは、展開された導電性の金属板を成形している。コンタクト4cは、長尺状の圧着部とコンタクト接続部を備えている。圧着部には、信号用の電線22wが接続される。コンタクト接続部は、圧着部の基端側に設けられ、ハウジング2の内部の収容室23hに保持される(図3参照)。そして、コンタクト4cのコンタクト接続部は、第2コンタクト3cの接続片31cに接続される(図4参照)。
[電気コネクタの作用]
次に、実施形態によるベースコネクタ10の作用及び効果を説明する。図1から図5を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、少なくとも電源用電流が供給される一対のコンタクト4a・4b(第1相手側コンタクト)に接続する第1コンタクト3a・3bをハウジング1で覆っているので、第1コンタクト3a・3bに人体が接触する心配が無くなる。
又、図1又は図2を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、一対の第1コンタクト3a・3bが放熱パターン31hに伝熱可能にハンダ接合しているので、プリント基板1pに供給する定格電流値を大きくすることが可能になる。そして、実施形態によるベースコネクタ10を内蔵する電子機器の内部発熱を抑制することも可能になる。
更に、図3又は図4及び図9を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、一組の第1貫通穴及び第2貫通穴で構成された一対の貫通穴に向かって、一対の第1コンタクト3a・3bをそれぞれ容易に組み込むことができる。
又、図1から図5を参照すると、実施形態によるベースコネクタ10は、プリント基板1pに設けたスルーホール32hに挿入されて、ハンダ接合される一対の補強タブ3d・3eを更に備えているので、プリント基板1pへの支持強度が補強される。
本発明による電気コネクタは、バッテリーを搭載する小型化したノートパソコンなどに適用するのに適している。本発明による電気コネクタを使用すれば、ノートパソコンなどの内部発熱を抑制することに貢献できる。本発明による電気コネクタを使用すれば、ノートパソコンなどを薄型化することに貢献できる。
1 ハウジング
1p プリント基板
2 ハウジング(相手側ハウジング)
21w 電線(電源用の電線)
3a・3b 一対の第1コンタクト
4a・4b コンタクト(相手側コンタクト)
10 ベースコネクタ(電気コネクタ)
11 開口
11p 一方の面(プリント基板の一方の面)
12 コンタクト収容室
20 プラグ(相手側コネクタ)
31 接続片
31h 放熱パターン
32 放熱片

Claims (5)

  1. プリント基板に実装され、電源用の電線を結線する第1相手側コンタクトを少なくとも有する相手側コネクタが挿入される電気コネクタであって、
    相手側ハウジングが嵌合する開口、及びこの開口に連設された空洞のコンタクト収容室を有する直方体状のハウジングと、
    このハウジングの内部に配置され、前記第1相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上の第1コンタクトと、を備え、
    前記第1コンタクトは、前記第1相手側コンタクトに接続する接続片と、前記ハウジングに挿入される放熱片と、を有し、
    前記接続片及び前記放熱片は、それらの底面が前記プリント基板の一方の面に形成された放熱パターンにハンダ接合される、電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングに圧入される圧入子、及び前記プリント基板に開口されたスルーホールに挿入されて、ハンダ接合される接合子を有する補強タブを更に備える請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 信号用の電線を結線する第2相手側コンタクトと前記プリント基板とを電気的に接続する一つ以上の第2コンタクトを更に備える請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 前記第1コンタクトが前記ハウジングの両翼に配置される一対の第1コンタクトからなり、
    前記第2コンタクトが前記ハウジングの中央部に並列配置される複数の第2コンタクトからなる請求項3記載の電気コネクタ。
  5. 前記相手側コネクタが前記プリント基板の一方の面と略平行に挿入される請求項1から4のいずれかに記載の電気コネクタ。
JP2012072837A 2012-03-28 2012-03-28 電気コネクタ Active JP5890217B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072837A JP5890217B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 電気コネクタ
PCT/JP2013/058882 WO2013146828A1 (ja) 2012-03-28 2013-03-26 電気コネクタ
CN201380000276.3A CN103477504B (zh) 2012-03-28 2013-03-26 电连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012072837A JP5890217B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013206650A true JP2013206650A (ja) 2013-10-07
JP5890217B2 JP5890217B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=49260079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012072837A Active JP5890217B2 (ja) 2012-03-28 2012-03-28 電気コネクタ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5890217B2 (ja)
CN (1) CN103477504B (ja)
WO (1) WO2013146828A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6615578B2 (ja) * 2015-10-29 2019-12-04 日本圧着端子製造株式会社 電気コネクタ
CN109921213B (zh) * 2017-12-13 2021-06-22 唐虞企业股份有限公司 电连接器总成及其板端连接器与线端连接器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332478U (ja) * 1986-08-19 1988-03-02
JP2001230004A (ja) * 1999-11-30 2001-08-24 Molex Inc 電気コネクタ
JP2011034914A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コンタクト及びそれを備えるソケット
JP2011171252A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5460037B2 (ja) * 2008-11-28 2014-04-02 モレックス インコーポレイテド 電線対基板コネクタ
CN101651263B (zh) * 2009-09-09 2011-05-18 昆山捷讯腾精密电子科技有限公司 线对板连接器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332478U (ja) * 1986-08-19 1988-03-02
JP2001230004A (ja) * 1999-11-30 2001-08-24 Molex Inc 電気コネクタ
JP2011034914A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コンタクト及びそれを備えるソケット
JP2011171252A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Jst Mfg Co Ltd 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN103477504A (zh) 2013-12-25
JP5890217B2 (ja) 2016-03-22
WO2013146828A1 (ja) 2013-10-03
CN103477504B (zh) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5721577B2 (ja) 電気コネクタ及び回路基板組立体
JP3173283U (ja) 電気コネクタ
TW201440347A (zh) 電連接器
JP2014175304A (ja) 電気コネクタ
TW201440327A (zh) 可雙面插接式usb連接器
US9263829B2 (en) Durable plug connector assembly and method of assembling the same
JP5568332B2 (ja) 電気コネクタ
TW201014062A (en) Electric connector
US11942711B2 (en) Electrical connector with electrical terminals
JP5890217B2 (ja) 電気コネクタ
TWM393834U (en) Electrical connector and assembly thereof
JP2005116447A (ja) コネクタおよび電子機器
CN112751096A (zh) 感测组件及包括该感测组件的电池模块
TWI255081B (en) Low profile electrical connector assembly
JP5026439B2 (ja) コネクタ
US11063375B2 (en) Connection instrument
JP3926540B2 (ja) コネクタ
US20180138604A1 (en) Pressure contacting connection type contact and coaxial connector
TWM396518U (en) Electrical connector
CN214254997U (zh) 一种数据接头及数据传输装置
CN210723564U (zh) 端子具有遮蔽结构的电连接器
JP7266251B2 (ja) コネクタ
TWI654512B (zh) 電源轉接裝置及其製造方法
TWM333673U (en) Electrical connector and electrical connector assembly
TWI280698B (en) Electrical connector

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5890217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250