JP6615578B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6615578B2
JP6615578B2 JP2015213322A JP2015213322A JP6615578B2 JP 6615578 B2 JP6615578 B2 JP 6615578B2 JP 2015213322 A JP2015213322 A JP 2015213322A JP 2015213322 A JP2015213322 A JP 2015213322A JP 6615578 B2 JP6615578 B2 JP 6615578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical connector
pair
plate
housing
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015213322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017084669A (ja
Inventor
大智 宮本
剛 細山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP2015213322A priority Critical patent/JP6615578B2/ja
Priority to CN201610949333.8A priority patent/CN107017486B/zh
Publication of JP2017084669A publication Critical patent/JP2017084669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6615578B2 publication Critical patent/JP6615578B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/6585Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、電気コネクタに関する。特に、電磁波を遮蔽する金属板からなるシェルをハウジングの内部に配置した電気コネクタであって、プリント基板に占有する実装面積を縮小でき、かつ、相手側の電気コネクタを多数回挿抜できる電気コネクタの構造に関する。
パソコン本体とキーボード、マウス、又は、モデムなどの周辺機器とを電気的に接続するデータ伝送路の規格の一つとして、USB(Universal Serial Bus)が知られている。
近年では、携帯電話機などに設置したバッテリを充電するために、USBポートを自動車に設置している。充電器であるクレードル(Cradle)に携帯電話機を搭載し、クレードルから延出したUSBケーブルの端末に設けた相手側のUSBコネクタ(プラグ)を自動車側のUSBコネクタ(レセプタクル)に接続することで、自動車側から携帯電話機に給電できる。
例えば、相手側のUSBコネクタ(プラグ)を接続自在なUSBコネクタ(レセプタクル)を二段に並列配置した電気コネクタであって、シェルを保護する部材を備えて強度を高めた電気コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−235771号公報
図12は、従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図である。図13は、従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。図14は、従来技術による電気コネクタに備わる下段シェルの構成を示す斜視図であり、相手側の電気コネクタを対向配置した状態図である。
図15は、従来技術による電気コネクタの構成を示す横断面図である。なお、本願の図12と図13は、特許文献1の図1と図4Aに相当し、本願の図14と図15は、特許文献1の図7と図14に相当している。
図12から図15を参照すると、従来技術による電気コネクタ9は、直方体状の外部ハウジング91、上段シェル92、及び、下段シェル93を備えている。又、電気コネクタ9は、内部ハウジング94と複数のベローズ形のコンタクト95を備えている。
図12又は図13を参照すると、外部ハウジング91は、前面側に矩形に開口した上段収容室911を内部に有している。又、外部ハウジング91は、前面側に矩形に開口した下段収容室912を内部に有している。上段収容室911には、外部ハウジング91の背面側から上段シェル92を収容できる。下段収容室912には、外部ハウジング91の背面側から下段シェル93を収容できる。
図13を参照すると、上段シェル92は、導電性を有する展開板を成形して角筒状に構成している。同様に、下段シェル93は、導電性を有する展開板を成形して角筒状に構成している。上段シェル92は、上面板92aから連続して背面側に延びる電磁遮蔽板92hを有している。上面板92aに対して、電磁遮蔽板92hを略直角に折り曲げることで、上段シェル92と下段シェル93を一体に結合できる。又、上面板92aに対して、電磁遮蔽板92hを略直角に折り曲げることで、上段シェル92の背面側、及び、下段シェル93の背面側を電磁シールドできる。
図12又は図13を参照すると、内部ハウジング94は、本体の一端部側に突出した帯板状の第1ヘッダ941を有している。又、内部ハウジング94は、本体の一端部側に突出した帯板状の第2ヘッダ942を有している。電磁遮蔽板92hを略直角に折り曲げる前に、第1ヘッダ941を上段シェル92の内部に装着できる。同様に、電磁遮蔽板92hを略直角に折り曲げる前に、第2ヘッダ942を下段シェル93の内部に装着できる。
図12又は図15を参照すると、コンタクト95は、その接点が第1ヘッダ941の下面から突出した状態で配置されている。同様に、コンタクト95は、その接点が第2ヘッダ942の下面から突出した状態で配置されている。
図12から図14を参照して、相手側の電気コネクタ(プラグ)8を電気コネクタ9の上段シェル92の開口に挿入すると、相手側コンタクトと第1ヘッダ941に配置されたコンタクト95を電気的に接続できる。又、相手側の電気コネクタ8を電気コネクタ9の下段シェル93の開口に挿入すると(図14参照)、相手側コンタクトと第2ヘッダ942に配置されたコンタクト95を電気的に接続できる。
図12から図15を参照すると、従来技術による電気コネクタ9は、上段シェル92を外部ハウジング91で囲っているので、相手側の電気コネクタ8を上段シェル92に挿入しても、上段シェル92の変形を防止できる、としている。
又、図12から図15を参照すると、従来技術による電気コネクタ9は、下段シェル93を外部ハウジング91で囲っているので、相手側の電気コネクタ8を下段シェル93に挿入しても、下段シェル93の変形を防止できる、としている。
図12から図15を参照すると、上段シェル92は、一対の第1フランジ92f・92fを有している。一対の第1フランジ92f・92fは、一対の側面板92s・92sの開口側で外側に折り曲げられている。又、上段シェル92は、一対の第2フランジ92m・92mを有している。一対の第2フランジ92m・92mは、一組の上面板92a及び下面板92bの開口側で外側に折り曲げられている。
図12から図15を参照すると、上段シェル92は、一対の第1フランジ92f・92f及び一対の第2フランジ92m・92mを開口側に備えているので、相手側の電気コネクタ8を上段シェル92の内部に円滑に導入できる。
同様に、図13又は図14を参照すると、下段シェル93は、一対の第3フランジ93f・93fを有している。一対の第3フランジ93f・93fは、一対の側面板93s・93sの開口側で外側に折り曲げられている。又、下段シェル93は、一対の第4フランジ93m・93mを有している。一対の第4フランジ93m・93mは、一組の上面板93a及び下面板93bの開口側で外側に折り曲げられている。
図12から図14を参照すると、下段シェル93は、一対の第3フランジ93f・93f及び一対の第4フランジ93m・93mを開口側に備えているので、相手側の電気コネクタ8を下段シェル93の内部に円滑に導入できる(図14参照)。
図13を参照すると、外部ハウジング91は、一対の第1フランジ92f・92fを逃げる一対の条溝91d・91dを上段収容室911の内側壁に形成している。一対の条溝91d・91dを上段収容室911の内側壁に形成することで、上段シェル92を外部ハウジング91の背面側から挿入できる。
同様に、図13を参照すると、外部ハウジング91は、一対の第3フランジ93f・93fを逃げる一対の条溝92d・92dを下段収容室912の内側壁に形成している。一対の条溝92d・92dを下段収容室912の内側壁に形成することで、下段シェル93を外部ハウジング91の背面側から挿入できる。
図14を参照すると、下段シェル93は、一対の第1ランス931・931を上面板93aに備えている。第1ランス931は、上面板93aに片持ち支持されている。又、第1ランス931は、半円弧状の突起を先端部に備えている。相手側の電気コネクタ8を下段シェル93の内部に挿入すると、一対の第1ランス931・931の突起を相手側の電気コネクタ8のヘッダ81の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hに係止できる。そして、相手側の電気コネクタ8をロックできる。
同様に、図14を参照すると、下段シェル93は、一対の第2ランス932・932を下面板93bに備えている。第2ランス932は、下面板93bに片持ち支持されている。又、第2ランス932は、半円弧状の突起を先端部に備えている。相手側の電気コネクタ8を下段シェル93の内部に挿入すると、一対の第2ランス932・932の突起を相手側の電気コネクタ8のヘッダ81の下面に開口した一対の第2係止穴82h・82hに係止できる。そして、相手側の電気コネクタ8をロックできる。
図12又は図13を参照すると、上段シェル92は、図14で示した一対の第1ランス931・931と同様に構成した一対の第3ランス921・921を上面板92aに備えている。又、上段シェル92は、図14で示した一対の第2ランス932・932と同様に構成した一対の第4ランス922・922を下面板92bに備えている。
図12から図14を参照して、相手側の電気コネクタ8を上段シェル92の内部に挿入すると、一対の第3ランス921・921及び第4ランス922・922の突起を相手側の電気コネクタ8のヘッダ81の上面及び下面に開口した一対の第1係止穴81h・81h及び第2係止穴82h・82hに係止できる。そして、相手側の電気コネクタ8をロックできる。
図14を参照すると、下段シェル93は、導電性を有する帯状の展開板(図示せず)を成形して角筒状に構成している。下段シェル93の形状を保全するために、前記展開板は、下面板93bの中央部で互いに噛み合う凹凸状のシーム(継ぎ目)93jを両端縁に形成している。そして、前記展開板を角筒状に成形し、この展開板の両端縁を繋ぎ合わせることで、上面板93a、一対の側面板93s・93s、及び、下面板93bで囲われた矩形の開口930を得ることができる。なお、上段シェル92にも、開口930と同様の矩形の開口を形成しているが、下段シェル93と同様に構成しているので、詳細な説明は省略する。
図14を参照すると、下段シェル93は、上面板93aと反対側に突出した一対の脚片93p・93pを有している。一対の脚片93p・93pは、一対の側面板21s・21sから連続している。又、一対の脚片93p・93pは、下段シェル93の開口側に形成している。
図14を参照すると、一対の脚片93p・93pは、図示しないプリント基板に開口したスルーホールにハンダ接合できる。すなわち、従来技術による電気コネクタ9は、プリント基板の表面に実装自在なプリント基板用コネクタである(図12参照)。
図14を参照して、下段シェル93を代表して説明すると、下段シェル93は、一対の脚片93p・93pを開口側に設けていない。下段シェル93の下面板93bには、一対の第2ランス932・932を配列しているので、下面板93bの開口側から一対の脚片93p・93pを切り曲げすることが困難であるからである。このため、下段シェル93の内部に相手側の電気コネクタ8を挿入した状態で、図示しないプリント基板に対して、相手側の電気コネクタ8を持ち上げると、一対の脚片93p・93pを変形させる心配がある。
上述したような事態を防止するため、図12又は図13及び図15を参照すると、外部ハウジング91は、一対の雌ねじ座91f付きの半円柱状のボス91b・91bを両側面の開口側に膨出させている。図示しないプリント基板の実装面と反対面から、雄ねじ部材を雌ねじ座91fに締結することで、電気コネクタ9を図示しないプリント基板に確実に固定できる。そして、一対の脚片93p・93pを変形させる心配が無くなる(図14参照)。
しかしながら、図12又は図13及び図15を参照すると、従来技術による電気コネクタ9は、外部ハウジング91の両側面から半円柱状のボス91b・91bを膨出させているので、プリント基板に占有する実装面積が大きいという問題がある。シェルの底部側から突出した脚片を変形させることなく、プリント基板に占有する実装面積を縮小した電気コネクタが求められている。
又、図14を参照すると、USBコネクタ(プラグ)などの相手側の電気コネクタ8のヘッダ81は、金属板で周囲が囲われている。このため、相手側の電気コネクタ8を下段シェル93の内部に多数回挿抜すると、一対の第1ランス931・931及び第2ランス932・932の突起が一対の第1係止穴81h・81h及び第2係止穴82h・82hを出入りする。このため、これらの突起が摩耗して下段シェル93の寿命を短くするという問題がある。相手側コネクタを多数回挿抜できる電気コネクタが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電磁波を遮蔽する金属板からなるシェルをハウジングの内部に配置した電気コネクタであって、プリント基板に占有する実装面積を縮小でき、かつ、相手側の電気コネクタを多数回挿抜できる電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明者らは、C字状に形成したシェル本体と平板状の底板で角筒状のシェルを構成し、シェル本体には、開口側から背面側に亘り、Z曲げ部を介して、一対の側面板から突出した複数の脚片を設けると共に、シェル本体の上面板には、片持ち支持された板ばねを中央部に設け、この板ばねが相手側の電気コネクタの上面に力を付勢することで、これらの課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな電気コネクタを発明するに至った。
(1) 矩形の開口を一方の面に有する収容室を内部に有する直方体状のハウジングと、矩形の上面板、及びこの上面板の両端部に屈曲した一対の側面板を有し、前記ハウジングの一方の面と反対側の他方の面から前記収容室に収容自在に配置され、前記ハウジングの一方の面に臨んで、相手側の電気コネクタを導入自在に一方の面を開口したC字状のシェル本体と、前記収容室の底面に載置自在に配置されると共に、前記上面板と対向配置された平板状の底板と、前記ハウジングの内部に配列した複数のベローズ形のコンタクトと、を備え、前記シェル本体は、その開口側から背面側に亘り配置され、前記側面板の外壁面から内壁面に向かって段差を設けたZ曲げ部を介して、一対の前記側面板から突出し、プリント基板に実装自在な複数の脚片を有している、電気コネクタ。
(2) 前記シェル本体は、内部に向かって傾斜し、前記上面板の中央部に片持ち支持した板ばねを更に備え、前記板ばねは、相手側の電気コネクタに形成した金属製の上面にスライド自在な半円弧状の突起を先端部に有し、前記突起は、相手側の電気コネクタの上面に開口した一対の第1係止穴の間に向かって配置されている、(1)記載の電気コネクタ。
(3) 前記ハウジングは、前記収容室に連通し、複数の前記脚片の基端部をその板厚面から導入自在な一対のスリットを底部に有し、一対の前記スリットは、前記ハウジングの底部の背面側から開口側に向かって切り欠いている、(1)又は(2)記載の電気コネクタ。
(4) 前記ハウジングは、他方の面から一方の面に貫通し、前記収容室の内側壁から窪んだ一対の第1条溝を有し、前記シェル本体は、一対の前記側面板の開口側から外側に開き、一対の前記第1条溝を通過自在な一対の側部フランジと、一対の前記側面板から前記第1条溝の底面に向って突出し、前記第1条溝の底面に当接した第1突部と、を有している、(1)から(3)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(5) 前記ハウジングは、他方の面から一方の面に貫通し、前記収容室の内上壁から窪んだ第2条溝を更に有し、前記シェル本体は、前記上面板の開口側から外側に開き、前記第2条溝を通過自在な上部フランジと、前記上面板から前記第2条溝の底面に向って突出し、前記第2条溝の底面に当接した第2突部と、を更に有している、(4)記載の電気コネクタ。
本発明による電気コネクタは、シェル本体の開口側から背面側に亘り配置され、Z曲げ部を介して、一対の側面板から突出した複数の脚片をシェル本体に備えているので、複数の脚片をプリント基板に実装することで、プリント基板に占有する実装面積を縮小できる電気コネクタを提供できる。
又、本発明による電気コネクタは、内部に向かって傾斜し、上面板の中央部に片持ち支持された板ばねをシェル本体に更に備え、板ばねの先端部に設けた突起が手側のコネクタの上面に開口した一対の第1係止穴の間に向かって配置されているので、板ばねの寿命を延ばすことができる。これにより、相手側の電気コネクタを多数回挿抜できる電気コネクタを提供できる。
本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、図1(A)は、電気コネクタを上方から観た状態図、図1(B)は、電気コネクタを下方から観た状態図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、図2(A)は、電気コネクタを上方から観た状態図、図2(B)は、電気コネクタを下方から観た状態図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す図であり、図3(A)は、電気コネクタの正面図、図3(B)は、電気コネクタの平面図、図3(C)は、電気コネクタの右側面図、図3(D)は、電気コネクタの左側面図、図3(E)は、電気コネクタの下面図、図3(F)は、電気コネクタの背面図である。 第1実施形態による電気コネクタの横断面図であり、図3(A)のA−A矢視断面図である。 図4の斜視図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す図であり、図7(A)は、ハウジングの正面図、図7(B)は、ハウジングの平面図、図7(C)は、ハウジングの右側面図、図7(D)は、ハウジングの左側面図、図7(E)は、ハウジングの下面図、図7(F)は、ハウジングの背面図、図7(G)は、ハウジングを背面側から観た斜視図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の構成を示す図であり、図8(A)は、シェル本体の斜視図、図8(B)は、図8(A)の要部を拡大した斜視図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の第1変形例の構成を示す図であり、図9(A)は、第1変形例によるシェル本体の斜視図、図9(B)は、図9(A)の要部を拡大した斜視図である。 第1実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の第2変形例の構成を示す図であり、図10(A)は、第2変形例によるシェル本体の斜視図、図10(B)は、図10(A)の要部を拡大した斜視図である。 本発明の第2実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の構成を示す図であり、図11(A)は、シェル本体の斜視図、図11(B)は、図11(A)の要部を拡大した斜視図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。 従来技術による電気コネクタに備わる下段シェルの構成を示す斜視図であり、相手側の電気コネクタを対向配置した状態図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す横断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(電気コネクタの構成)
最初に、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、図1(A)は、電気コネクタを上方から観た状態図、図1(B)は、電気コネクタを下方から観た状態図である。
図2は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、図2(A)は、電気コネクタを上方から観た状態図、図2(B)は、電気コネクタを下方から観た状態図である。
図3は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す図であり、図3(A)は、電気コネクタの正面図、図3(B)は、電気コネクタの平面図、図3(C)は、電気コネクタの右側面図、図3(D)は、電気コネクタの左側面図、図3(E)は、電気コネクタの下面図、図3(F)は、電気コネクタの背面図である。
図4は、第1実施形態による電気コネクタの横断面図であり、図3(A)のA−A矢視断面図である。図5は、図4の斜視図である。図6は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。
図7は、第1実施形態による電気コネクタに備わるハウジングの構成を示す図であり、図7(A)は、ハウジングの正面図、図7(B)は、ハウジングの平面図、図7(C)は、ハウジングの右側面図、図7(D)は、ハウジングの左側面図、図7(E)は、ハウジングの下面図、図7(F)は、ハウジングの背面図である。
図8は、第1実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の構成を示す図であり、図8(A)は、シェル本体の斜視図、図8(B)は、図8(A)の要部を拡大した斜視図である。
(全体構成)
図1から図6を参照すると、本発明の第1実施形態による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)10は、直方体状のハウジング1とC字状のシェル本体21を備えている。又、コネクタ10は、平板状の底板22と四つのベローズ形のコンタクト3を備えている。ハウジング1は、収容室11を内部に有している。収容室11は、矩形の開口11aを前面側(一方の面)に有している。
図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、矩形の上面板21tと一対の側面板21s・21sで構成している。上面板21tの両端部を略直角に屈曲することで、C字状のシェル本体21を得ることができる。
図4から図8を参照すると、シェル本体21は、ハウジング1の前面側と反対側の背面側(他方の面)から、収容室11に収容自在に配置できる。又、シェル本体21は、ハウジング1の前面側に臨んで、相手側の電気コネクタ8(図14参照)を導入自在に、一方の面を矩形に開口している。
図6を参照すると、底板22は、ハウジング1の収容室11の底面に沿って、収容室11の底面に載置できる。底板22は、ハウジング1の前面側から背面側に向かって挿入できる。そして、底板22は、上面板21tと対向配置できる。
図6又は図8を参照すると、シェル2は、C字状に形成したシェル本体21と平板状の底板22で構成している。シェル本体21の底部側を底板22で封鎖することで、角筒状のシェル2を得ることができる。
図1から図6を参照すると、四つのコンタクト3は、ハウジング1に設けたヘッダ11hに横一列に配列している。
図3から図6及び図8を参照すると、シェル本体21は、一対の側面板21s・21sから突出した複数の脚片213・213を有している。これらの脚片213・213は、シェル本体21の開口側から背面側に亘り配置されている。
図3から図6及び図8を参照すると、複数の脚片213・213は、Z曲げ部21zを介して、一対の側面板21s・21sから突出している。Z曲げ部21zは、側面板21sの外壁面から内壁面に向かって段差を設けている。
図1(B)又は図2(B)を参照すると、脚片213は、プリント基板1pに開口したスルーホールにハンダ接合できる。すなわち、第1実施形態によるコネクタ10は、プリント基板1pの表面11pに実装自在なプリント基板用コネクタである(図1(A)又は図2(A)参照)。
図1から図6を参照すると、第1実施形態による電気コネクタ10は、シェル本体21の開口側から背面側に亘り配置され、Z曲げ部21zを介して、一対の側面板21s・21sから突出した複数の脚片213をシェル本体21に備えているので、複数の脚片213をプリント基板1pに実装することで、プリント基板1pに占有する実装面積を縮小できる電気コネクタを提供できる。
図6又は図8を参照すると、上面板21tは、片持ち支持した板ばね211を中央部に配置している。板ばね211は、シェル本体21の内部に向かって傾斜している。板ばね211は、シェル本体21の内部に導入された相手側の電気コネクタ8(図14参照)の上面に力を付勢できる。
図6又は図8を参照すると、板ばね211は、半円弧状の突起21eを先端部に有している。突起21eは、相手側の電気コネクタ8のヘッダ81に形成した金属製の上面にスライドできる(図14参照)。
図6又は図8及び図14を参照すると、突起21eは、相手側の電気コネクタ8の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hの間に向かって配置されている。これにより、突起21eは、第1係止穴81hに出入りすることなく、相手側の電気コネクタ8のヘッダ81の上面をスライドできる。
図1から図8及び図14を参照すると、第1実施形態による電気コネクタ10タは、内部に向かって傾斜し、上面板21tの中央部に片持ち支持した板ばね211をシェル本体21に更に備え、板ばね211の先端部に設けた突起21eが相手側の電気コネクタ8の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hの間に向かって配置されているので、板ばね211の寿命を延ばすことができる。これにより、相手側の電気コネクタ8を多数回挿抜できる電気コネクタを提供できる。
図6又は図7(A)を参照すると、ハウジング1は、収容室11の内側壁から窪んだ一対の第1条溝11d・11dを有している。これらの第1条溝11d・11dは、ハウジング1の背面側から前面側に貫通している。
一方、図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、一対の側面板21s・21sの開口側から外側に開いた一対の側部フランジ21f・21fを有している。これらの側部フランジ21f・21fは、一対の第1条溝11d・11dを通過できる(図6又は図7(A)参照)。
図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、一対の側部フランジ21f・21fを開口側に備えているので、相手側の電気コネクタ8(図14参照)をシェル2の内部に円滑に導入できる。
又、図4又は図6及び図8を参照すると、シェル本体21は、一対の側面板21s・21sから第1条溝11d・11dの底面に向って突出した第1突部21bを有している。第1突部21bは、第1条溝11dの底面に当接している(図4参照)。第1突部21bは、図8に示すように、シェル本体21の側面板21sから台形台状に突出したボスで構成できる。
図4を参照すると、側面板21sと第1条溝11dの底面には、空隙が設けられている。図4に示した状態で、相手側の電気コネクタ8(図14参照)をシェル2の内部に傾斜した状態で挿入しても、側面板21sに設けた第1突部21bが第1条溝11dの底面に当接しているので、側面板21sを変形させる心配が無い。
(ハウジングの構成)
次に、第1実施形態によるハウジング1の構成を説明する。図1から図7を参照すると、ハウジング1は、絶縁性を有している。非導電性の材料からなる合成樹脂を成形して、所望の形状の絶縁性のハウジング1を得ることができる。
図6又は図7(A)を参照すると、ハウジング1は、収容室11の内上壁から窪んだ第2条溝12dを更に有している。第2条溝12dは、ハウジング1の背面側から前面側に貫通している。第2条溝12dには、後述する上部フランジ22fを通過できる(図6参照)。
図3(E)又は図7(E)を参照すると、ハウジング1は、一対のスリット11s・11sを底部に有している。一対のスリット11s・11sは、ハウジング1の底部の背面側から開口側に向かって切り欠いている。又、一対のスリット11s・11sは、収容室11に連通している。そして、一対のスリット11s・11sには、複数の脚片213の基端部をその板厚面から導入できる。
(シェル本体及び底板の構成)
次に、第1実施形態によるシェル本体21及び底板22の構成を説明する。図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、導電性を有する展開板を成形してC字状に構成している。底板22は、導電性を有する展開板を成形して平板状に構成している。
図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、上面板21tから連続して背面側に延びる電磁遮蔽板21hを有している。上面板21tに対して、電磁遮蔽板21hを略直角に折り曲げることで、シェル本体21の背面側を電磁シールドできる(図3(F)参照)。
図6又は図8を参照すると、シェル本体21は、上部フランジ22fを有している。上部フランジ22fは、上面板21tの開口側で外側に折り曲げられている。シェル本体21は、上部フランジ22fを開口側に備えているので、相手側の電気コネクタ8(図14参照)をシェル2の内部に円滑に導入できる。
図4から図6又は図8を参照すると、一対の側面板21s・21sは、対向配置した板ばね212・212を有している。板ばね212は、側面板21sに片持ち支持されている。一対の板ばね212・212は、シェル本体21の内部に導入された相手側の電気コネクタ8(図14参照)の側面に力を付勢できる。
図6又は図8を参照すると、一対の側面板21s・21sは、上面板21tと反対側に突出した複数の脚片213を有している。複数の脚片213は、Z曲げ部21zを介して、上面板21tと反対側に突出している。
図6を参照すると、底板22は、ハウジング1の収容室11の底面に沿って、ハウジング1の内部に配置できる。底板22は、ハウジング1の前面側から背面側に向かって挿入できる。
図6を参照すると、底板22は、一対のランス221・221を基端部側に備えている。底板22をハウジング1の前面側から背面側に向かって挿入すると、一対のランス221・221をシェル本体21の基端部に開口した係止穴21k・21kに係止できる。そして、底板22をハウジング1の内部に固定できる。
図6を参照すると、底板22は、片持ち支持された一対のランス22r・22rを先端部側に備えている。これらのランス22r・22rは、半円弧状の突起22bを先端部に備えている。相手側の電気コネクタ8(図14参照)をシェル本体21の内部に挿入すると、一対の突起22b・22bを相手側の電気コネクタ8の開口した一対の第2係止穴82h・82hに係止できる(図14参照)。そして、相手側の電気コネクタ8(図14参照)をロックできる。
(コンタクトの構成)
次に、第1実施形態によるコンタクト3の構成を説明する。図6を参照して、コンタクト3は導電性を有しており、導電性の金属板を打ち抜き加工又は折り曲げ加工して、所望の形状の導電性のコンタクト3を得ることができる。コンタクト3は、加工の容易性や、ばね特性、導電性などを考慮すれば、例えば、銅合金が好ましく用いられるが、銅合金に限定される訳ではない。コンタクト3は、ベローズ形コンタクト、又はカンチレバーコンタクトと呼ばれる、片持ち状の板ばねからなることが好ましい。
図6を参照すると、コンタクト3は、自由片31と固定片32で構成している。固定片32は、自由片31の基端部から略直角に折り曲げられている。自由片31は、接点31sを先端部に有している。又、自由片31は、圧入部31pを基端部に有している。圧入部31pをヘッダ11hに圧入することで、コンタクト3をヘッダ11hに固定できる(図5参照)。
図6を参照すると、固定片32は、リード部32rを先端部側に有している。図1(B)又は図2(B)を参照すると、リード部32rは、プリント基板1pに開口したスルーホールにハンダ接合できる。すなわち、第1実施形態によるコネクタ10は、プリント基板1pの表面11pに実装自在なプリント基板用コネクタである(図1(A)又は図2(A)参照)。
図1(B)又は図2(B)を参照すると、コンタクト3は、その接点31sがヘッダ11hの下面から突出した状態で配置されている。相手側の電気コネクタ(図示せず)をコネクタ10に挿入すると、相手側のコンタクトをコンタクト3に電気的に接続できる。
(電気コネクタの作用)
次に、第1実施形態によるコネクタ10の作用及び効果を説明する。図1から図6を参照すると、第1実施形態による電気コネクタ10は、シェル本体21の開口側から背面側に亘り配置され、Z曲げ部21zを介して、一対の側面板21s・21sから突出した複数の脚片213をシェル本体21に備えているので、複数の脚片213をプリント基板1pに実装することで、プリント基板1pに占有する実装面積を縮小できる電気コネクタを提供できる。
又、図1から図8及び図14を参照すると、第1実施形態による電気コネクタ10タは、内部に向かって傾斜し、上面板21tの中央部に片持ち支持した板ばね211をシェル本体21に更に備え、板ばね211の先端部に設けた突起21eが相手側のコネクタ8の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hの間に向かって配置されているので、板ばね211の寿命を延ばすことができる。これにより、相手側の電気コネクタ8を多数回挿抜できる電気コネクタを提供できる。
更に、図1から図8を参照すると、第1実施形態によるコネクタ10は、相手側の電気コネクタ8を導入自在なC状のシェル本体21を直方体状のハウジング1の内部に配置している。ハウジング1は、シェル本体21の開口側に形成した一対の側部フランジ21f・21fを逃げる一対の第1条溝11d・11dを内側壁に有している。
図4を参照すると、第1実施形態によるコネクタ10は、一対の第1条溝11d・11dの底面に当接自在な第1突部21bをシェル2の側面板21sから突出することで、相手側の電気コネクタ8を不用意に斜めに挿入しても、シェル2を変形させる心配が無くなる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態によるコネクタ10に備わるシェル2の第1変形例の構成を説明する。図9は、第1実施形態による電気コネクタに備わるシェル本体の第1変形例の構成を示す図であり、図9(A)は、第1変形例によるシェル本体の斜視図、図9(B)は、図9(A)の要部を拡大した斜視図である。
図9を参照すると、第1変形例によるシェル本体21は、シェル本体21の側面板21sから台形台状に突出したボスで構成した第1突部21b(図8参照)に変えて、シェル本体21の側面板21sの内壁から外壁側に屈曲した一対の切り曲げ片21c・21cで構成している。
(第2変形例)
次に、第1実施形態によるコネクタ10に備わるシェル2の第2変形例の構成を説明する。図10は、第1実施形態による電気コネクタに備わるシェルの第2変形例の構成を示す図であり、図10(A)は、第2変形例によるシェルの斜視図、図10(B)は、図10(A)の要部を拡大した斜視図である。
図10を参照すると、第2変形例によるシェル本体21は、シェル本体21の側面板21sから台形台状に突出したボスで構成した第1突部21b(図8参照)に変えて、シェル本体21の側面板21sの外壁に接合した矩形の平板部材21dで構成している。
[第2実施形態]
(電気コネクタの構成)
次に、本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図11は、本発明の第2実施形態による電気コネクタに備わるシェルの構成を示す図であり、図11(A)は、シェルの斜視図、図11(B)は、図11(A)の要部を拡大した斜視図である。
なお、本発明の第2実施形態による電気コネクタは、シェル本体を除き、第1実施形態による電気コネクタと構成を同じにするので、第1実施形態で用いた図面を援用して説明する。
(全体構成)
図1から図6及び図11を参照すると、本発明の第2実施形態による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)20は、直方体状のハウジング1とC字状のシェル本体41を備えている。又、コネクタ10は、平板状の底板22と四つのベローズ形のコンタクト3を備えている。ハウジング1は、収容室11を内部に有している。収容室11は、矩形の開口11aを前面側(一方の面)に有している。
図11を参照すると、シェル本体41は、矩形の上面板41tと一対の側面板41s・41sで構成している。上面板41tの両端部を略直角に屈曲することで、C字状のシェル本体41を得ることができる。
図6又は図8及び図11を参照すると、シェル4は、C字状に形成したシェル本体41と平板状の底板22で構成している。シェル本体41の底部側を底板22で封鎖することで、角筒状のシェル4を得ることができる。
図4から図8及び図11を参照すると、シェル4は、ハウジング1の前面側と反対側の背面側(他方の面)から、収容室11に収容自在に配置できる。又、シェル4は、ハウジング1の前面側に臨んで、相手側の電気コネクタ8(図14参照)を導入自在に、矩形に開口している。
一方、図11を参照すると、シェル本体41は、一対の側面板41s・41sの開口側から外側に開いた一対の側部フランジ41f・41fを有している。これらの側部フランジ41f・41fは、一対の第1条溝11d・11dを通過できる(図6又は図7(A)参照)。
図11を参照すると、シェル本体41は、一対の側部フランジ41f・41fを開口側に備えているので、図示しない相手側の電気コネクタをシェル2の内部に円滑に導入できる。
図11を参照すると、シェル本体41は、一対の側面板41s・41sから突出した複数の脚片413・413を有している。これらの脚片413・413は、シェル本体41の開口側から背面側に亘り配置されている。
図3から図6及び図8を参照すると、複数の脚片413・413は、Z曲げ部41zを介して、一対の側面板41s・41sから突出している。Z曲げ部41zは、側面板41sの外壁面から内壁面に向かって段差を設けている。
図1(B)又は図2(B)を参照して、脚片413は、プリント基板1pに開口したスルーホールにハンダ接合できる。すなわち、第2実施形態によるコネクタ20は、プリント基板1pの表面11pに実装自在なプリント基板用コネクタである(図1(A)又は図2(A)参照)。
図1から図6及び図11を参照すると、第2実施形態による電気コネクタ20は、シェル本体41の開口側から背面側に亘り配置され、Z曲げ部41zを介して、一対の側面板41s・41sから突出した複数の脚片413をシェル本体41に備えているので、複数の脚片413をプリント基板1pに実装することで、プリント基板1pに占有する実装面積を縮小できる電気コネクタを提供できる。
図11を参照すると、上面板41tは、片持ち支持した板ばね411を中央部に配置している。板ばね411は、シェル本体41の内部に向かって傾斜している。板ばね411は、シェル本体41の内部に導入された相手側の電気コネクタ8(図14参照)の上面に力を付勢できる。
図11を参照すると、板ばね411は、半円弧状の突起41eを先端部に有している。突起41eは、相手側の電気コネクタ8のヘッダ81に形成した金属製の上面にスライドできる(図14参照)。
図11又は図14を参照すると、突起41eは、相手側の電気コネクタ8の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hの間に向かって配置されている。これにより、突起41eは、第1係止穴81hに出入りすることなく、相手側の電気コネクタ8のヘッダ81の上面をスライドできる。
図1から図8又は図11及び図14を参照すると、第2実施形態による電気コネクタ20タは、内部に向かって傾斜し、上面板21tの中央部に片持ち支持した板ばね411をシェル本体41に更に備え、板ばね411の先端部に設けた突起41eが相手側のコネクタ8の上面に開口した一対の第1係止穴81h・81hの間に向かって配置されているので、板ばね811の寿命を延ばすことができる。これにより、相手側の電気コネクタ8を多数回挿抜できる電気コネクタを提供できる。
図11を参照すると、シェル本体41は、一対の側面板41s・41sから第1条溝11d・11dの底面に向って突出した第1突部41bを有している。第1突部41bは、第1条溝11dの底面に当接できる(図4参照)。第1突部41bは、図11(A)に示すように、シェル本体41の側面板41sから台形台状に突出したボスで構成できる。
図11に示した状態で、相手側の電気コネクタ8(図14参照)をシェル本体41の内部に傾斜した状態で挿入しても、側面板41sに設けた第1突部41bが第1条溝11dの底面に当接しているので、側面板41sを変形させる心配が無い。
(シェルの構成)
次に、第2実施形態によるシェル本体41の構成を説明する。図11を参照すると、シェル本体41は、導電性を有する展開板を成形してC字状に構成している。
図11を参照すると、シェル本体41は、上面板41tから連続して背面側に延びる電磁遮蔽板41hを有している。上面板41tに対して、電磁遮蔽板41hを略直角に折り曲げることで、シェル本体41の背面側を電磁シールドできる。
図11を参照すると、上面板41tは、片持ち支持された板ばね411を中央部に配置している。板ばね411は、シェル本体41の内部に導入された相手側の電気コネクタ(図示せず)の上面に力を付勢できる。
図11を参照すると、シェル本体41は、上部フランジ42fを有している。上部フランジ42fは、上面板41tの開口側で外側に折り曲げられている。シェル本体41は、上部フランジ42fを開口側に備えているので、図示しない相手側の電気コネクタをシェル4の内部に円滑に導入できる。
一方、図6又は図7(A)を参照すると、ハウジング1は、収容室11の内上壁から窪んだ第2条溝12dを更に有している。第2条溝12dは、ハウジング1の背面側から前面側に貫通している。第2条溝12dには、上部フランジ42fを通過できる(図11参照)。
図11を参照すると、シェル本体41は、上面板41tから第2条溝12dの底面に向って突出した一対の第2突部42b・42bを更に有している。一対の第2突部42b・42bは、第2条溝12dの底面に当接できる(図6又は図7(A)参照)。第2突部42bは、図11に示すように、シェル本体21の上面板41tから台形台状に突出したボスで構成できる。
第2突部42bは、図11に示すように、台形台状に突出したボスで構成してもよく、図9に示すように、一対の切り曲げ片で構成してもよく、図10に示すように、接合自在な矩形の平板部材で構成することもできる。
(電気コネクタの作用)
次に、第2実施形態によるコネクタ20の作用及び効果を説明する。図6又は図7(A)及び図11を参照すると、第2実施形態によるコネクタ10は、第2条溝12dの底面に当接自在な第2突部42bをシェル4の上面板41tから突出することで、相手側の電気コネクタを上面板41t側に不用意に斜めに挿入しても、シェル4を変形させる心配が無くなる。
本発明による電気コネクタは、C字状のシェル本体と平板状の底板でシェルを構成することで、プリント基板に実装される脚片をシェル本体の開口側に配置することが可能になった。そして、Z曲げ部を介して、シェル本体の側面板から複数の脚片を突出することで、ハウジングの幅方向の小型化が可能になった。
又、本発明による電気コネクタは、相手側の電気コネクタの上面を付勢する板ばねをシェル本体の上面板に配置することで、相手側の電気コネクタの係止穴で板ばねが削れないので、板ばねの寿命を延ばすことができる。そして、本発明による電気コネクタは、相手側の電気コネクタを多数回挿抜できる。
本発明は、小型化及び多数回の挿抜が可能な車載用のUSBコネクタ(レセプタクル)を開示したが、本発明による電気コネクタは、USBコネクタに限定されない。
1 ハウジング
1p プリント基板
3 コンタクト
10 コネクタ(電気コネクタ)
11 収容室
11a 開口(収容室の開口)
21 シェル本体
21s・21s 一対の側面板
21t 上面板
21z Z曲げ部
22 底板
213・213 複数の脚片

Claims (4)

  1. 矩形の開口を一方の面に有する収容室を内部に有する直方体状のハウジングと、
    矩形の上面板、及びこの上面板の両端部に屈曲した一対の側面板を有し、前記ハウジングの一方の面と反対側の他方の面から前記収容室に収容自在に配置され、前記ハウジングの一方の面に臨んで、相手側の電気コネクタを導入自在に一方の面を開口したC字状のシェル本体と、
    前記収容室の底面に載置自在に配置されると共に、前記上面板と対向配置された平板状の底板と、
    前記ハウジングの内部に配列した複数のベローズ形のコンタクトと、を備え、
    前記シェル本体は、その開口側から背面側に亘り配置され、前記側面板の外壁面から内壁面に向かって段差を設けたZ曲げ部を介して、一対の前記側面板から突出し、プリント基板に実装自在な複数の脚片を有し、
    前記ハウジングは、他方の面から一方の面に貫通し、前記収容室の内側壁から窪んだ一対の第1条溝を有し、
    前記シェル本体は、
    一対の前記側面板の開口側から外側に開き、一対の前記第1条溝を通過自在な一対の側部フランジと、
    一対の前記側面板から前記第1条溝の底面に向って突出し、前記第1条溝の底面に当接した第1突部と、を有している、電気コネクタ。
  2. 前記シェル本体は、内部に向かって傾斜し、前記上面板の中央部に片持ち支持した板ばねを更に備え、
    前記板ばねは、相手側の電気コネクタに形成した金属製の上面にスライド自在な半円弧状の突起を先端部に有し、
    前記突起は、相手側の電気コネクタの上面に開口した一対の第1係止穴の間に向かって配置されている、請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記収容室に連通し、複数の前記脚片の基端部をその板厚面から導入自在な一対のスリットを底部に有し、
    一対の前記スリットは、前記ハウジングの底部の背面側から開口側に向かって切り欠いている、請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 前記ハウジングは、他方の面から一方の面に貫通し、前記収容室の内上壁から窪んだ第2条溝を更に有し、
    前記シェル本体は、
    前記上面板の開口側から外側に開き、前記第2条溝を通過自在な上部フランジと、
    前記上面板から前記第2条溝の底面に向って突出し、前記第2条溝の底面に当接した第2突部と、を更に有している、請求項1から3のいずれかに記載の電気コネクタ。
JP2015213322A 2015-10-29 2015-10-29 電気コネクタ Active JP6615578B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015213322A JP6615578B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29 電気コネクタ
CN201610949333.8A CN107017486B (zh) 2015-10-29 2016-10-26 电连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015213322A JP6615578B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017084669A JP2017084669A (ja) 2017-05-18
JP6615578B2 true JP6615578B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=58711067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015213322A Active JP6615578B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29 電気コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6615578B2 (ja)
CN (1) CN107017486B (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046183U (ja) * 1990-04-27 1992-01-21
JP3423786B2 (ja) * 1994-10-04 2003-07-07 Smk株式会社 2重シールドコネクタ
JP2003187917A (ja) * 2001-12-21 2003-07-04 Tyco Electronics Amp Kk シールドコネクタ組立体およびシールド型コネクタ
US20100041265A1 (en) * 2008-08-14 2010-02-18 Chih-Chiang Wang Usb locking structure
CN201289941Y (zh) * 2008-11-04 2009-08-12 张乃千 具有发射及接收信号功能的连接装置
CN201498833U (zh) * 2009-08-28 2010-06-02 香港商安费诺(东亚)有限公司 通用汇流排连接器
CN201570627U (zh) * 2009-11-20 2010-09-01 富港电子(东莞)有限公司 Usb连接器
JP5668306B2 (ja) * 2010-03-26 2015-02-12 ミツミ電機株式会社 コネクタシェル
JP5587713B2 (ja) * 2010-09-22 2014-09-10 ホシデン株式会社 シールドケース、コネクタ及び電子機器
CN102869187B (zh) * 2010-12-03 2016-08-10 华为终端有限公司 Pcb和与其连接的usb插头及usb设备
CN202067973U (zh) * 2011-01-14 2011-12-07 仕昌电子(深圳)有限公司 一种微型hdmi连接器
JP5890217B2 (ja) * 2012-03-28 2016-03-22 日本圧着端子製造株式会社 電気コネクタ
JP5871709B2 (ja) * 2012-05-10 2016-03-01 日本航空電子工業株式会社 電気コネクタ及びその製造方法
CN202930584U (zh) * 2012-11-14 2013-05-08 富港电子(东莞)有限公司 通用串行总线连接器
CN104103932B (zh) * 2013-04-10 2016-03-02 立讯精密工业(昆山)有限公司 插座连接器、插头连接器及连接器组件
CN203562578U (zh) * 2013-11-15 2014-04-23 富港电子(东莞)有限公司 插座连接器
CN203674520U (zh) * 2013-12-23 2014-06-25 陈碇祈 Usb电连接器的改进结构
CN204720615U (zh) * 2015-06-05 2015-10-21 昆山全方位电子科技有限公司 一种usb type-c插座连接器

Also Published As

Publication number Publication date
CN107017486B (zh) 2019-05-17
JP2017084669A (ja) 2017-05-18
CN107017486A (zh) 2017-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109845047B (zh) 连接器结构
US8303331B2 (en) Power receptacle, power plug and power connector assembly with improved heat dissipation path
CN109804511B (zh) 连接器结构
US7485016B2 (en) Female terminal with guiding piece
US8038466B1 (en) Power receptacle with enlarged heat dissipation path formed on mating face and power connector assembly thereof
US7094115B2 (en) Female terminal fitting
US8876543B2 (en) Connector
CN104901086A (zh) 连接器
US11075479B2 (en) Terminal fitting
US9379475B2 (en) Electric connector
US9525229B2 (en) Terminal
CN111758190B (zh) 连接器
JP6509177B2 (ja) コネクタ構造
JP2018200765A (ja) コネクタ
JP2018018730A (ja) コネクタ
US8944836B2 (en) Wire line connector
JP2016157594A (ja) コネクタの嵌合構造
US9997873B2 (en) Connector
US8007305B2 (en) Electrical connector with latch
US6755696B1 (en) Electrical connector with improved terminal retention means
JP6615578B2 (ja) 電気コネクタ
JP6534910B2 (ja) 電気コネクタ
JP4652890B2 (ja) リセプタクル
US20090163070A1 (en) Electrical connector with metallic shell
US20150147904A1 (en) Connector structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6615578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250