JP2011162719A - 防振ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振ゴムの防振特性を維持しつつ耐久性を改良する。
【解決手段】イソプレン系ゴムからなるゴム成分Aと、ブタジエン系ゴムからなるゴム成分Bと、主としてゴム成分B中に存在するカーボンブラックと、主としてゴム成分A中に存在するシリカと、を含むことを特徴とする防振ゴム組成物。
【選択図】図2

Description

本発明は、防振ゴム組成物に関する。
従来、自動車のエンジンマウント等に使用される防振ゴムには、エンジンの振動及び騒音を軽減する防振性能と、耐熱性及び耐疲労性等が要求される。また、防振性能の点からは、振動状態のばね定数(動ばね定数)が小さいほどよく、一方、支持剛性を示す静ばね定数が大きいもの程よく、また、動ばね定数と静ばね定数との比である動倍率(動ばね定数/静ばね定数)が小さい防振ゴムほど防振性能に優れるといえる。
このような防振ゴムの具体例としては、例えば、特許文献1には、ジエン系ゴムの1種以上を主たるゴム成分として含有し、BET比表面積が40〜170m/gのシリカ微粒子を含有させたエンジンマウント用ゴム組成物が記載されている。
特許文献2には、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムなどのゴム成分に、シランカップリング剤で処理された天然シリカを配合し、天然シリカとして、微粒子球状構造のクオーツ粉末と六角薄板状粒子構造のカオリナイトとの混合物を用いた防振ゴム組成物の加硫体が記載されている。
特許文献3には、ゴム成分(A)と、疎水化処理シリカ(B)と、シランカップリング剤(C)とを含有し、疎水化処理シリカ(B)として、窒素吸着比表面積(BET法)30〜230m/gの範囲の湿式シリカ100重量部に対して、動粘度が10−6〜1m/sの範囲のシリコーンオイル0.1〜50重量部を配合し表面処理した防振ゴム組成物が記載されている。
特開平11−193338号公報 特開2002−098192号公報 特開2006−037002号公報
ところで、防振ゴムの防振特性(低動倍率)を達成するために、充填剤として大粒径のものを用いる傾向がある。しかし、大粒径の充填剤は補強性が低く、長期間の使用では耐久性が低下する問題がある。一方、耐久性を増すために補強性が高い小粒径の充填剤を用いると防振特性が低下する傾向がある。このように、防振ゴムの防振特性と耐久性とは二律背反の関係にあり両立させるのが難しいのが現状である。
本発明の目的は、防振ゴムの防振特性を維持しつつ耐久性を改良することにある。
本発明によれば、以下の(1)〜(6)に係る防振ゴム組成物が提供される。
(1)イソプレン系ゴムからなるゴム成分Aと、ブタジエン系ゴムからなるゴム成分Bと、主としてゴム成分B中に存在するカーボンブラックと、主としてゴム成分A中に存在するシリカと、を含むことを特徴とする防振ゴム組成物。
(2)カーボンブラックは、カーボンブラックの全量の少なくとも70重量%がゴム成分B中に存在し、シリカは、シリカの全量の少なくとも70重量%がゴム成分A中に存在することを特徴とする(1)に記載の防振ゴム組成物。
(3)シリカは、シランカップリング剤にて変性されたものであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の防振ゴム組成物。
(4)シランカップリング剤が、ポリスルフィド系シランカップリング剤であることを特徴とする(3)に記載の防振ゴム組成物。
(5)ゴム成分Aとゴム成分Bとの量比(ゴム成分A/ゴム成分B)が、90/10〜30/70である(但し、成分A+成分Bの合計は100重量%である。)ことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の防振ゴム組成物。
(6)イソプレン系ゴムとブタジエン系ゴムとの合計量100重量部と、カーボンブラック5重量部〜60重量部と、シリカ5重量部〜60重量部と、を含み、カーボンブラックは、カーボンブラックの全量の少なくとも70%がブタジエン系ゴム中に偏在し、シリカは、シリカの少なくとも70%がイソプレン系ゴム中に偏在することを特徴とする防振ゴム組成物。
本発明によれば、防振ゴムの防振特性を維持しつつ耐久性を改良できる。
耐久性試験に用いる試験片を説明する図である。 実施例2のゴム組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)写真である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する(以下、実施の形態)。尚、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することが出来る。
<防振ゴム組成物>
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物は、イソプレン系ゴムからなるゴム成分Aと、ブタジエン系ゴムからなるゴム成分Bと、主として前記ゴム成分B中に存在するカーボンブラックと、主として前記ゴム成分A中に存在するシリカと、を含むものである。以下、各成分について説明する。
<イソプレン系ゴム(ゴム成分A)>
本実施の形態で使用するイソプレン系ゴムとしては、天然ゴム、ポリイソプレンゴム(以下、IRと記すことがある。)が挙げられる。ポリイソプレンゴムとしては、例えば、シス−1,4結合が約96%以上である高シス−ポリイソプレンゴム、シス−1,4結合が94%程度の低シス−ポリイソプレンゴムが挙げられる。ポリイソプレンゴムのムーニー粘度(ML1+4,100℃)は、通常、50〜200、好ましくは60〜150である。また、これらのジエン系ゴムは、油展後のムーニー粘度が上記の範囲であれば、油展前のムーニー粘度に関係なく用いることができる。
天然ゴムのムーニー粘度(ML1+4,100℃)は、通常、10〜200、好ましくは30〜100である。
<ブタジエン系ゴム(ゴム成分B)>
本実施の形態で使用するブタジエン系ゴム(以下、BRと記すことがある。)としては、例えば、シス−1,4結合が約90%以上の高シス−ポリブタジエンゴム、1,2−結合が約10%以上の高ビニル−ポリブタジエンゴムが挙げられる。中でも、高ビニル−ポリブタジエンゴムは、カーボンブラックが選択的に分散し易いので好ましい。ポリブタジエンゴムのムーニー粘度(ML1+4,100℃)は、通常、10〜100、好ましくは30〜70である。
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物に含まれるゴム成分Aとゴム成分Bとの量比(ゴム成分A/ゴム成分B)は、90/10〜30/70、好ましくは、80/20〜40/60、より好ましくは80/20〜50/50である(但し、成分A+成分Bの合計は100重量%である。)。防振ゴム組成物に含まれるゴム成分Aが過度に多いと、動倍率が高くなる傾向がある。また、ゴム成分Aが過度に少ないと、耐久性が低下する傾向がある。
(他のゴム成分)
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物には、必要に応じて他のゴムを混合することができる。このようなゴムとしては、例えば、乳化重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、溶液重合SBR、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、水素化アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(HNBR)、エチレン−α−オレフィン系共重合ゴム(EPR、EPDM)等が挙げられる。
<カーボンブラック>
本実施の形態で使用するカーボンブラックとしては、通常のゴム用補強剤として知られているものであれば特に限定されない。例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルブラック等が挙げられる。
<シリカ>
本実施の形態で使用するシリカとしては、通常のゴム用補強剤(ホワイトカーボン)として知られているものであれば特に限定されない。例えば、乾式法により得られる無水けい酸、湿式法により得られる含水けい酸、さらに合成けい酸塩が挙げられる。
本実施の形態で使用するシリカ粒子のBET比表面積は、20m/g〜200m/gであり、好ましくは50m/g〜150m/gである。尚、BET比表面積は、JIS−K−6217−1997の「ゴム用カーボンブラックの基本性能の試験方法」に基づき測定される。シリカ粒子のBET比表面積が過度に小さいと補強性が低下する傾向がある。また、シリカ粒子のBET比表面積が過度に大きいと動倍率が大きくなる傾向がある。
(表面処理されたシリカ)
本実施の形態で使用するシリカの粒子表面は、シランカップリング剤を用いて表面処理されることが好ましい。シリカの粒子表面の表面処理方法は特に限定されず、例えば、予め、シリカ粒子とシランカップリング剤とを接触させる方法;ゴム成分A,B、他の配合剤と共にシリカ粒子とシランカップリング剤とを混錬する方法等が挙げられる。
シリカの表面処理に用いるシランカップリング剤としては、シリカ粒子の表面改質のための官能基と、シリカ粒子表面の水酸基と反応するアルコキシド基、アミノ基等の部分を有する化合物が挙げられる。具体的には、アルキル基を有するシランカップリング剤としては、メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクタデシルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、オクタデシルトリエトキシシラン等が挙げられる。
その他の官能基を有するものとしては、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、(メルカプトメチル)メチルジエトキシシラン、(メルカプトメチル)ジメチルエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビス(2−ヒドロキシエチル)−3−アミノプルピルトリエトキシシラン、ビス{3−(トリエトキシシリル)プロピル}テトラサルファイド、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、N−{(3−トリメトキシシリル)プロピル}エチレンジアミン三酢酸ソーダ塩、N−(トリエトキシシリルプロピル)尿素、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、ジエチルフォスフェートエチルトリエトキシシラン、トリメトキシシリルプロピルイソチオウロニウムクロライド、メチル{2−(3−トリメトキシシリルプロピルアミノ)エチルアミン}−3−プロピオネート、3−アミノプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
上記シランカップリング剤の中でも、粒子に疎水性を付加する場合、処理効果が高いこと等の理由により、硫黄原子又は窒素原子を含有する分子構造のシランカップリング剤が好ましい。このようなシランカップリング剤としては、例えば、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等の窒素原子を含有するシランカップリング剤;ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕テトラスルフィド、γ−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアジルテトラスルフィド等のポリスルフィド系シランカップリング剤等が挙げられる。これらの中でも、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビス〔3−(トリエトキシシリル)プロピル〕テトラスルフィド等のポリスルフィド系シランカップリング剤が好適に使用することができる。
また、一般的に、加水分解後にシリカ粒子と親和性があればその他の金属アルコキシド系のカップリング剤、あるいはこれとシランカップリング剤の混合系も使用することができる。例えば、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリオクタノイルチタネート等のチタネートカップリング剤;ジルコニウムラクテート、アセチルアセトンジルコニウムブチレート等のジルコネートカップリング剤;その他ジルコアルミネート系カップリング剤等が挙げられる。
(カーボンブラックとシリカの偏在率)
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物は、組成物中に含まれるカーボンブラックの全量の少なくとも70重量%がゴム成分B(ブタジエン系ゴム)中に存在している。さらに、一方、組成物中に含まれるシリカの全量の少なくとも70重量%がゴム成分A(イソプレン系ゴム)中に存在する。本実施の形態において、このように、カーボンブラックとシリカとが、それぞれブタジエン系ゴムとイソプレン系ゴムとに選択的に偏在することにより、ゴム成分A,Bともに補強された構造をとり、耐久性が改良される。
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物において、カーボンブラックとシリカが、ゴム成分Bとゴム成分Aとにそれぞれ選択的に偏在する理由は明確ではないが、以下のように推測できる。即ち、カーボンブラックとゴム成分B(ブタジエン系ゴム)との親和性又は相互作用は、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)と比較して大きいと考えられる。一方、例えば、ポリスルフィド系シランカップリング剤等の硫黄原子を含有するシランカップリング剤とゴム成分A(イソプレン系ゴム)との親和性又は相互作用は、ゴム成分B(ブタジエン系ゴム)と比較して大きいと考えられる。このため、本実施の形態が適用される防振ゴム組成物のゴム成分の比率、補強剤の配合量の範囲内において、カーボンブラックとシリカが、ゴム成分Bとゴム成分Aとにそれぞれ選択的に偏在すると考えられる。
ここで、カーボンブラックとシリカとが、それぞれブタジエン系ゴムとイソプレン系ゴムとに選択的に偏在する割合(以下、「偏在率」と記すことがある。)は、以下の操作により求められる。
ゴム成分A、ゴム成分B、カーボンブラック及びシリカを含むゴム組成物を調製し、これをミクロトームにて切断し、厚さ0.1μmの切片を調製する。この切片を試験片として透過型電子顕微鏡(TEM)により観察し、粒子径が約0.8μm〜1.2μmの粒子をカーボンブラックとし、粒子径が10nm〜40nmの粒子をシリカとして観察する。その際、ゴム組成物の電子像において、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)相とゴム成分B(ブタジエン系ゴム)相のそれぞれの相に存在しているカーボンブラックとシリカの粒子数を計測する。そして、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)相とゴム成分B(ブタジエン系ゴム)相のそれぞれの相において、カーボンブラックの粒子数とシリカの粒子数との比率を求め、各相におけるカーボンブラックとシリカの偏在率を求めた。なお、本実施の形態では、検体数は30個(n=30)である。
組成物に含まれるシリカの全量に対し、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)中に偏在するシリカの量が過度に少ないと、ゴム成分Aが十分に補強されないため、耐久性が低下する傾向がある。また、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)中に偏在するシリカの量が過度に多いと、分散性が不良となり、動特性および耐久性が低下する傾向がある。
組成物に含まれるカーボンブラックの全量に対し、ゴム成分B(ブタジエン系ゴム)中に偏在するカーボンブラックの量が過度に少ないと、ゴム成分Bが十分に補強されないため、耐久性が低下する傾向がある。また、ゴム成分B(ブタジエン系ゴム)中に偏在するカーボンブラックの量が過度に多いと、分散性が不良となり、動特性および耐久性が低下する傾向がある。
(他の補強剤)
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物には、必要に応じて他の補強剤を混合することができる。このような補強剤としては、例えば、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化モリブデン、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、酸化鉛等の絶縁性金属酸化物;水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化亜鉛、水酸化鉛等の金属水酸化物;炭酸マグネシウム、炭酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム等の炭酸塩;珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸ナトリウム、珪酸アルミニウム等の珪酸塩;硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム等の硫酸塩;鉄粉等の金属粉;炭素繊維等の導電性繊維等;珪藻土、アスベスト、リトポン(硫化亜鉛/硫酸バリウム)、グラファイト、フッ化カーボン、フッ化カルシウム、ワラスナイト、ガラス粉末等が挙げられる。
(他の配合剤)
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物には、必要に応じ、通常ゴム用配合剤として知られる他の配合剤を混合することができる。このような配合剤としては、例えば、加硫剤、加硫促進剤、オイル、老化防止剤、安定剤、着色剤等の種々の薬剤を必要に応じて適宜配合して使用することができる。
加硫剤としては、硫黄系加硫剤、有機過酸化物、ビスマレイミド化合物等が挙げられる。硫黄系加硫剤としては、粉末硫黄、沈降硫黄等の硫黄;4,4’−ジチオモルホリン、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、高分子多硫化物等有機硫黄化合物等が挙げられる。
硫黄系加硫剤を用いる場合は、通常、加硫促進剤及び加硫促進助剤を併用する。加硫促進剤としては、例えば、チウラム系、スルフェンアミド系、チアゾール系、ジチオカルバミン酸塩系、チオウレア系等の含硫黄促進剤;アルデヒド・アンモニア系、アルデヒド・アミン系、グアニジン系等の含窒素促進剤等が挙げられる。
加硫促進剤の中でも、チウラム系促進剤が好ましい。チウラム系促進剤の具体例としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド(TT)(TMTD)、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TS)(TMTM)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TET)(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBT)(TBTD)、ジペンタメチレンチウラムヘキサスルフィド(TRA)(DPTT)、テトラベンジルチウラムジスルフィド等が挙げられる。また、加硫促進助剤としては、亜鉛華、酸化マグネシウム等が挙げられる。加硫促進剤及び加硫促進助剤の使用量は特に限定されず、硫黄加硫剤の種類等に応じて適宜決められる。
有機過酸化物としては、ジアルキルパーオキサイド類、ジアシルパーオキサイド類、パーオキシエステル類等が挙げられる。ジアルキルパーオキサイドとしては、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3−ヘキシン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン等が挙げられる。ジアシルパーオキサイドとして、ベンゾイルパーオキサイド、イソブチリルパーオキサイド等が挙げられる。パーオキシエステルとして、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等)等が挙げられる。
有機過酸化物を用いる場合は、通常、架橋助剤を併用する。架橋助剤としては、トリアリルシアヌレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、N,N’−m−フェニレンビスマレイミド等が挙げられる。架橋助剤の使用量は特に限定されず、架橋剤の種類等に応じて適宜決められる。
ビスマレイミド化合物としては、N,N’−(m−フェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(p−フェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(o−フェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(1,3−ナフチレン)ビスマレイミド、N,N’−(1,4−ナフチレン)ビスマレイミド、N,N’−(1,5−ナフチレン)ビスマレイミド、N,N’−(3,3’−ジメチル−4,4’−ビフェニレン)ビスマレイミド、N,N’−(3,3’−ジクロロ−4,4’−ビフェニレン)ビスマレイミド等が挙げられる。
ビスマレイミド化合物を用いる場合は、必要に応じて、例えば、p−キノンジオキシム、p,p’−ジベンゾイルキノンジオキシム、テトラクロロ−p−ベンゾキノン等のオキシム類;4,4’−ジチオジモルホリン、N−エチルモルホリン、モルホリン等のモルホリン化合物等を併用することができる。
加硫剤の配合量は、特に限定されないが、通常、ゴム成分Aとゴム成分Bとの合計100重量部に対して、0.1重量部〜10重量部、好ましくは、0.3重量部〜7重量部、より好ましくは、0.5重量部〜5重量部である。
オイルとしては、例えば、芳香族系オイル、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル等のプロセスオイル等の伸展油;ジオクチルフタレート等の可塑剤;パラフィンワックス、カルナバワックス等のワックス等が挙げられる。
また、本実施の形態が適用される防振ゴム組成物には、高温雰囲気下で長時間使用される防振ゴムの耐熱性を向上させるために、老化防止剤を配合することが好ましい。老化防止剤としては、例えば、ポリ−(2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノン)等のアミン−ケトン系;N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N’−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレンジアミン等のアミン系;2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)等のフェノール系;2−メルカプトベンズイミダゾール等が挙げられる。
老化防止剤の配合量は、特に限定されないが、通常、成分(A)と成分(B)との合計100重量部に対して、0.1重量部〜10重量部、好ましくは、0.3重量部〜7重量部、より好ましくは、0.5重量部〜5重量部である。
(防振ゴム組成物の製造方法)
本実施の形態が適用される防振ゴム組成物の製造方法は特に限定されないが、通常、ロール、バンバリーミキサーなどの混合機により、イソプレン系ゴム及びブタジエン系ゴムと、必要に応じて天然ゴム等の他のゴム、カーボンブラック及びシリカ、シランカップリング剤、必要に応じて他の補強材、加硫剤等の他の配合剤とを混練・混合することによって製造する。
上述した加硫剤を配合した加硫性の防振ゴム組成物は、射出成形、押出成形等の従来公知の成形方法によって所定の形状に成形し、スチーム加硫等の方法により加硫する。防振ゴム組成物の加硫温度は、特に限定されないが、通常、100℃〜200℃、好ましくは、130℃〜190℃、より好ましくは、140℃〜180℃である。また、加硫時間は、加硫方法、温度、形状などにより適宜変更され、特に限定されないが、通常、1分以上、5時間以下である。尚、必要に応じて、二次加硫を行ってもよい。加硫方法としては、プレス加熱、蒸気加熱、オーブン加熱、熱風加熱等、通常、ゴムの加硫に用いられる方法から適宜選択することができる。
以下に、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明は実施例に限定されるものではない。尚、実施例及び比較例中の部及び%は、特にことわらない限り総て重量基準である。
(耐久性試験)
図1は、耐久性試験に用いる試験片を説明する図である。図1に示す試験片10は、横設した円筒状の金属製内筒11と、この金属製内筒11を軸平行に取り囲む円筒状の金属製外筒12と、金属製内筒11と金属製外筒12との間に形成され、両者を加硫接着手段により一体的に結合するゴム弾性体13とから構成されている。金属製内筒11は外径30mm、長さ65mmであり、後述する振動試験機の軸部材が挿通される軸受け部14の内径は15mmである。金属製外筒12は外径75mm、長さ45mmである。
ゴム弾性体13は、後述する表1に示す配合組成のゴム組成物を、170℃×2時間の条件で加硫成形して調製した。
この試験片10を用い、振動試験機(KYB株式会社製:疲労試験機)(図示せず)により耐久性試験を行った。試験片10は、振動試験機の軸部材を試験片10の軸受け部14に挿通して振動試験機に固定される。次に、常温において、金属製内筒11の軸直角方向(矢印Aの方向)に、周波数5Hzにより、荷重+1670N〜−1000Nにて加振し、ゴム弾性体13の表面に亀裂が観察されるまでの加振回数を測定した(単位:万回)。数値が大きいほど耐久性に優れている。
(動特性試験)
表1に示した配合のゴム組成物を、170℃で25分間加熱し、JIS K 6394(1976)に準拠し、直径50mm、高さ50mmの円柱体形状の試験片を作製した(N2型試験片)。この試験片について、静ばね定数(Ks(単位:N/mm))、動ばね定数(Kd(単位:N/mm 100Hz))を測定し、動倍率(Kd/Ks 100Hz)を求めた。
静ばね定数(Ks)は、JIS K 6385に準拠し、上記の円柱体形状の試験片を円柱の軸方向に3mm圧縮し、2回目の往きの荷重バネ線図から1mmと2mmの歪み時の荷重を読み取り算出した。
動ばね定数(Kd)は、上記の円柱体形状の試験片を円柱の軸方向に1.5mm圧縮し(初期圧縮歪3%)、この1.5mm圧縮の位置を中心に、下方から100Hzの周波数により振幅±0.05mmの定変位振動を加え(100Hz±0.1%動歪)、試験片上方に取り付けたロードセルにて動的荷重を測定し、JIS K6394に準拠して計算した。
動倍率(Kd/Ks)は、静ばね定数(Ks)と動ばね定数(Kd)との比である。動倍率(動ばね定数/静ばね定数)が小さいほど防振性能に優れる。
(カーボンブラックとシリカの偏在率)
後述する表1に示す配合組成のゴム組成物をミクロトームにて切断し、厚さ0.1μmの切片を調製する。この切片を透過型電子顕微鏡(TEM)により観察し、粒子径が約0.8μm〜1.2μmの粒子をカーボンブラックとし、粒子径が10nm〜40nmの粒子をシリカとして観察し、ゴム成分A相とゴム成分B相にそれぞれ存在しているカーボンブラックとシリカの粒子数を計測する。そして、ゴム成分A(イソプレン系ゴム)相とゴム成分B(ブタジエン系ゴム)相のそれぞれの相において、カーボンブラックの粒子数とシリカの粒子数との比率を求め、各相におけるカーボンブラックとシリカの偏在率を求めた。なお、検体数は30個(n=30)である。
(実施例1〜6、比較例1,2)
表1に示した配合のゴム組成物を用いて、耐久性、動特性を測定した。また、ゴム成分Aとゴム成分Bにおけるカーボンブラックとシリカの偏在率を測定した。結果を表1に示した。
図2は、実施例2のゴム組成物の透過型電子顕微鏡(TEM)写真である。実施例2は、天然ゴム(RSS)/ブタジエンゴム(BR)=60/40のゴム組成物である。図2に示すように、天然ゴム(RSS)は、比較的薄いグレーのマトリックス部分を構成し、ブタジエンゴム(BR)は、比較的濃いグレーの島部分(破線にて囲まれた部分)を構成している。カーボンブラック(粒子径約0.8μm〜1.2μm)は、ブタジエンゴム(BR)からなる比較的濃いグレーの島部分に偏在し、シリカ(粒子径約10nm〜40nm)は、天然ゴム(RSS)からなる比較的薄いグレーのマトリックス部分に偏在していることが分かる。
Figure 2011162719
尚、表1中の各成分はそれぞれ以下の通りである。
RSS:天然ゴム
IR:ポリイソプレンゴム 日本ゼオン株式会社製 Nipol IR 2200
BR:ポリブタジエンゴム 日本ゼオン株式会社製 Nipol BR 1250H
カーボンブラック:東海カーボン株式会社製 シーストS
SW134:ポリスルフィド系シランカップリング剤処理シリカ ダイソー株式会社製
オイル:ナフテン系プロセスオイル 日本サン石油株式会社製 サンセン410
酸化亜鉛:三号亜鉛華
ステアリン酸:工業用ステアリン酸
老防6C:大内新興化学工業株式会社製 ノクラック6C
老防RD:大内新興化学工業株式会社製 ノクラック224
硫黄:コロイド硫黄
促進剤CZ:大内新興化学工業株式会社製 ノクセラーCZ
促進剤TT:大内新興化学工業株式会社製 ノクセラーTT
表1に示した結果から、本実施の形態が適用される防振ゴム組成物(実施例1〜6)は、動倍率(Kd/Ks)が増大することなく、且つ耐久性に優れていることが分かる。
一方、補強材としてシリカを配合せず、カーボンブラックのみを配合したゴム組成物(比較例1)と、カーボンブラックを配合せず、シリカのみを配合したゴム組成物(比較例2)とは、耐久性が低下することが分かる。
10…試験片、11…金属製内筒、12…金属製外筒、13…ゴム弾性体、14…軸受け部

Claims (6)

  1. イソプレン系ゴムからなるゴム成分Aと、
    ブタジエン系ゴムからなるゴム成分Bと、
    主として前記ゴム成分B中に存在するカーボンブラックと、
    主として前記ゴム成分A中に存在するシリカと、
    を含むことを特徴とする防振ゴム組成物。
  2. 前記カーボンブラックは、当該カーボンブラックの全量の少なくとも70重量%が前記ゴム成分B中に存在し、
    前記シリカは、当該シリカの全量の少なくとも70重量%が前記ゴム成分A中に存在することを特徴とする請求項1に記載の防振ゴム組成物。
  3. 前記シリカは、シランカップリング剤にて変性されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の防振ゴム組成物。
  4. 前記シランカップリング剤が、ポリスルフィド系シランカップリング剤であることを特徴とする請求項3に記載の防振ゴム組成物。
  5. 前記ゴム成分Aと前記ゴム成分Bとの量比(ゴム成分A/ゴム成分B)が、90/10〜30/70である(但し、成分A+成分Bの合計は100重量%である。)ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の防振ゴム組成物。
  6. イソプレン系ゴムとブタジエン系ゴムとの合計量100重量部と、
    カーボンブラック5重量部〜60重量部と、シリカ5重量部〜60重量部と、を含み、
    前記カーボンブラックは、当該カーボンブラックの全量の少なくとも70%が前記ブタジエン系ゴム中に偏在し、
    前記シリカは、当該シリカの少なくとも70%が前記イソプレン系ゴム中に偏在することを特徴とする防振ゴム組成物。
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