JP2011142200A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

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健治 伊藤
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Abstract

【課題】 第1半導体層と第2半導体層とのヘテロ接合により第1半導体層に二次電子ガス層を生じさせつつ、ソース電極とドレイン電極との間の通電状態を切り換えるためのゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】 電界効果トランジスタ10では、サファイア基板11上に、i型のGaNからなるGaN層13と、i型のGaNと格子定数が異なるi型のAlGaNからなるAlGaN層14と、i型のAlGaNよりもエッチングレートが小さいi型のAlInNからなるAlInN層15とが順に形成されている。AlInN層15の上端から途中まで伸びている溝25が形成されており、その溝25の底部の少なくとも一部にゲート電極26がショットキー接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リセスゲート構造を備える電界効果トランジスタに関する。
特許文献1に開示される電界効果トランジスタは、半導体層のうちゲート電極が形成される部位を予めエッチングして溝を形成するようにしたリセスゲート構造を備えている。この電界効果トランジスタでは、サファイア基板上に、アンドープGaN層とGaNチャネル層とGaNコンタクト層とが順に形成されている。GaNコンタクト層には、ソース電極及びドレイン電極が形成されている。ゲート電極が形成される部位では、GaNコンタクト層がエッチングによって除去されており、さらにGaNチャネル層がエッチングされることによって、GaNチャネル層の途中までの深さの溝が形成されている。溝の深さを調整することによって、この部位のGaNチャネル層の膜厚を変化させると、ソース電極及びドレイン電極との間の電流−電圧特性が変化する。したがって、リセスゲート構造の溝の深さを調整することにより、ノーマリーオン型の電界効果トランジスタやノーマリーオフ型の電界効果トランジスタを得ることができる。
また、特許文献1に開示される他の電界効果トランジスタでは、GaN層の上にAlGaN層が形成されている。GaNとAlGaNとは格子定数が異なる。そのため、GaN層の上にAlGaN層を形成すると、AlGaN層に歪が生じるために、GaN層にはAlGaN層との界面近傍に二次元電子ガス層が生じる。この二次元電子ガス層により電子の移動度が向上するため、電界効果トランジスタの寄生抵抗を低く抑えることができる。
特開2000−277724号公報
GaN層の上にAlGaN層が形成される電界効果トランジスタにおいて、リセスゲート構造を形成する場合を検討する。この場合、GaN層に生じる二次元電子ガス層によって、GaN層におけるソース電極及びゲート電極間に対応する部位及びドレイン電極及びゲート電極間に対応する部位の寄生抵抗を低くすることができる。また、ゲート電極に対応した部位の二次元電子ガス層の電子濃度を他の部位よりも相対的に低くなるように調整することができるため、ソース電極及びドレイン電極との間の電流−電圧特性を調整することができる。
しかしながら、AlGaNはエッチングレートが大きいため、AlGaN層をエッチングしてリセスゲート構造を形成する場合には、この部位の膜厚を所定の厚みに制御することが難しい。したがって、GaN層に生じる二次元電子ガス層においてゲートに対応した部位の電子濃度を所定の濃度に調整することが難しく、ソース電極とドレイン電極との間の通電状態を切り換えるためのゲート電圧のしきい値を所定の電圧に調整することが難しい。
本明細書で開示される発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は第1半導体層と第2半導体層とのヘテロ接合により第1半導体層に二次電子ガス層を生じさせつつ、第2半導体層のエッチングレートに関わらず、ソース電極とドレイン電極との間の通電状態を切り換えるためのゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる電界効果トランジスタを提供することにある。
本明細書に開示される電界効果トランジスタは、第1半導体からなる第1半導体層と、第1半導体と格子定数が異なる第2半導体からなる第2半導体層と、第2半導体よりもエッチングレートが小さい第3半導体からなる第3半導体層とが順に形成されている。この電界効果トランジスタの第3半導体層には、上端から途中まで伸びている溝が形成されており、その溝の底部の少なくとも一部にゲート電極が形成されている。
第1半導体と第2半導体との格子定数が異なるため、第1半導体層には、第2半導体層との界面近傍に二次元電子ガス層が形成される。
第3半導体は第2半導体よりもエッチングレートが小さいため、第3半導体層からなる第3半導体層をエッチングして溝を形成する場合には、溝の深さを制御しやすい。したがって、第2半導体層のエッチングレートに関わらず、リセスゲート構造の溝の深さを適切な深さに調整することができる。これにより、第1半導体層に生じる二次元電子ガス層においてゲート電極に対応する部位の電子濃度を所定の濃度に調整することが可能となり、ソース電極とドレイン電極との間の通電状態を切り換えるためにゲート電極に印加する電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。
また、第3半導体層の上に第2半導体からなる第4半導体層が形成されており、第4半導体層の上端から第3半導体層の途中まで伸びている溝が形成されており、その溝の底部にゲート電極が形成されている構成としてもよい。
上記構成では、第4半導体層が、第3半導体よりもエッチングレートが大きい第2半導体からなるため、第4半導体層を膜厚方向にエッチングすると、第4半導体層を確実に貫通することができるとともに、第3半導体層が大きくエッチングされることを抑制することができるため、リセスゲート構造の溝の深さを調整しやすい。第1半導体層に生じる二次元電子ガス層は、リセスゲート構造の溝に対応する部位では電子濃度が低くなり、その他の部位で第4半導体層が形成されていることによって電子濃度が高くなる。
したがって、リセスゲート構造の溝の深さを調整することによって、第1半導体層に生じる二次元電子ガス層においてゲート電極に対応する部位の電子濃度を所定の濃度に調整することができるため、ソース電極及びドレイン電極間の通電状態を切り換えるためのゲート電圧のしきい値を所定の電圧に調整することができる。また、第1半導体層に生じる二次元電子ガス層のうちゲート電極に対応する部位以外の領域では、第4半導体層が厚いほど電子濃度を高くすることができるため、第4半導体層の厚みを適宜設定することによって寄生抵抗を所望の値に調整することができる。
また、電界効果トランジスタでは、第1半導体と第3半導体との格子定数の差異が、第1半導体と第2半導体との格子定数の差異よりも小さいことが好ましい。
第1半導体層には第2半導体層によって二次元電子ガス層が生じるものの、第2半導体層の上に第1半導体層との格子定数の差異が小さい第3半導体層が形成されていると、二次元電子ガス層の電子濃度が低下する。第3半導体層の厚みが所定の厚みとなって、二次元電子ガス層の電子濃度がある程度低下すると、第3半導体層の厚みをそれ以上厚くしても、電子濃度は変化しない。したがって、第3半導体層の厚みが所定の厚みよりも厚い場合には、第3半導体層の厚みがばらついた場合であっても、ゲート電圧のしきい値はほとんど変化しない。したがって、エッチングによってリセスゲート構造の溝を形成する際に溝の深さに若干のばらつきが生じたとしても、第3半導体層のこの部位の厚みが所定の厚み以上であれば、ゲート電圧のしきい値をより確実に所定の値に調整することができる。
また、第1半導体がGaNであり、第2半導体がAlx2Iny2Ga1−x2−y2Nであり、第3半導体がAlx3Iny3Ga1−x3−y3Nである場合には、第2半導体のInのモル分率y2と、第3半導体のInのモル分率y3とを、y2<y3の関係とする。これにより、第1半導体層に二次元電子ガス層が形成されるとともに、ゲート電極に印加する電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。
本明細書で開示される電界効果トランジスタでは、第1半導体層と第2半導体層とのヘテロ接合により第1半導体層に二次電子ガス層を生じさせることができるとともに、第2半導体層のエッチングレートに関わらず、ソース電極とドレイン電極との間の通電状態を切り換えるためのゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。
実施例1の電界効果トランジスタを示す断面図。 実施例1の電界効果トランジスタの膜厚とゲート電圧のしきい値との関係を示すグラフ。 実施例2の電界効果トランジスタを示す断面図。 実施例3の電界効果トランジスタを示す断面図。
以下に本発明の実施例の特徴を説明する。
(特徴1)電界効果トランジスタの各半導体層は、窒化物半導体である。
(特徴2)電界効果トランジスタの第1半導体層はi型のGaNからなり、第2半導体層はi型のAlGaNからなり、第3半導体層はi型のAlInNからなる。AlInNがエッチングガスと反応して生じるIn化合物の蒸気圧は、AlGaNがエッチングガスと反応して生じるGa化合物よりも低いため、第3半導体層のエッチングレートを第2半導体層のエッチングレートよりも小さくすることができる。
本明細書に開示される発明を具体化した実施例1を図1及び図2を参照して説明する。本実施例の電界効果トランジスタ10は、ノーマリーオン型の電界効果トランジスタである。
電界効果トランジスタ10では、サファイア基板11上に、i型のAlNからなるバッファ層12と、厚みが3μmのGaN層(第1半導体層)13とが順に形成されている。GaN層13上には、厚みが20nmの下側AlGaN層(第2半導体層)14と、厚みが15nmのAlInN層(第3半導体層)15と、厚みが10nmの上側AlGaN層(第4半導体層)16とが順に形成されている。
GaN層13は、i型のGaN(第1半導体)からなり、下側AlGaN層14及び上側AlGaN層16は、i型のAlGaN(第2半導体)からなる。このi型のAlGaNは、AlとGaとの比が30%対70%であり、格子定数がGaN層13を構成するGaNの格子定数と異なる。GaN層13上に下側AlGaN層14を形成することによって、AlGaN層14が歪むため、圧電効果によって生じるAlGaN層14中の電界によって、GaN層13には下側AlGaN層14との界面近傍に図示しない二次元電子ガス層が誘起されている。
AlInN層15は、i型のAlInN(第3半導体)からなる。このi型のAlInNは、AlとInとの比が65%対35%であり、格子定数がGaN層13を構成するGaNの格子定数に近い。すなわち、GaN層13を構成するGaNとAlInN層15を構成するAlInNとの格子定数の差異は、GaN層13を構成するGaNと下側AlGaN層14及び上側AlGaN層16を構成するAlGaNとの格子定数の差異よりも小さい。また、AlInN層15を構成するAlInNのエッチングレートは、下側AlGaN層14及び上側AlGaN層16を構成するAlGaNのエッチングレートの1/5倍である。これは、エッチングガスとの反応によって生じるIn化合物の蒸気圧が、Ga化合物よりも低いためである。
上側AlGaN層16の表面には、ソース電極20及びドレイン電極21が互いに離間して形成されている。電界効果トランジスタ10は、AlInN層15及び上側AlGaN層16においてソース電極20及びドレイン電極21の間の部位がエッチングされて溝25が形成されているリセスゲート構造を備えている。溝25は上側AlGaN層16の上端からAlInN層15の途中まで伸びており、溝25の底部にはゲート電極26がショットキー接続されている。
電界効果トランジスタ10では、ドレイン電極21にプラスの電圧が印加されるとともに、ソース電極20が接地される。電界効果トランジスタ10は、ノーマリーオン型であるため、ゲート電極26に電圧を印加しない場合には、ドレイン電極21及びソース電極20間に電流が流れ、ゲート電極26にマイナスの電圧を印加した場合には、ドレイン電極21及びソース電極20間に電流の流れが遮断される。ゲート電極26にマイナスの電圧を印加し、この電圧が所定値以下となると、ドレイン電極21及びソース電極20間の通電状態がオンからオフへと切り換わる。通電状態が切り換わるときのゲート電極26への印加電圧を、ゲート電圧のしきい値という。
電界効果トランジスタ10は、以下のようにして製造する。
まず、サファイア基板11上に420℃でバッファ層12を低温堆積させる。次に、このバッファ層12上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)によって1130℃の温度条件下でGaN層13を3μmの厚みになるまで成長させる。さらに、MOCVD法によって、GaN層13の表面に、1080℃で下側AlGaN層14を20nm成長させ、870℃でAlInN層15を15nm成長させ、1000℃で上側AlGaN層16を10nm成長させる。次に、Cl/BCl混合ガスを用いたICP(誘導結合プラズマ)エッチングにより素子領域以外の部分を150nmの深さでエッチングし、素子を分離する。そして、上側AlGaN層16の左右両側にオーミック電極としてTi/Alをこの順に蒸着した後、850℃で30秒間の熱処理を行い、ソース電極20及びドレイン電極21を形成する。
次に、Cl/Ar混合ガスによるRIE(反応性イオンエッチング)によりゲート電極が接続される部位に溝25を形成する。エッチング時間は、AlInN層15の中央までエッチングされる時間に設定される。AlInN層15を構成するAlInNのエッチングレートは、下側AlGaN層14及び上側AlGaN層16のエッチングレートの1/5倍と小さいため、リセスゲート構造の溝25の深さを所望の深さになるように制御することができる。また、仮にエッチングレートに50%のばらつきが生じた場合でも、上側AlGaN層16を確実に貫通することができ、AlInN層15内でエッチングが停止する。エッチングにより溝25を形成した後、このエッチング面に、ゲート電極26となるNi/Auを蒸着する。以上の工程を経て、電界効果トランジスタ10が製造される。
電界効果トランジスタ10におけるゲート電圧のしきい値について、以下に説明する。
図2の実線Aは、リセスゲート構造におけるAlInN層15の膜厚(図1のdで示す膜厚)とゲート電圧のしきい値との関係を示している。また、図2の破線Bは、GaN層13の上にi型のAlGaNからなるAlGaN層のみを形成した場合のAlGaN層の厚みとゲート電圧のしきい値との関係を示している。なお、AlInN層15は、厚みが20nmの下側AlGaN層14上に形成されているため、AlInN層15の厚みが0〜15nmである場合には、GaN層13の上に形成される半導体層の厚みとしては20〜35nmである。したがって、グラフの横軸では、AlInN層15の厚みを示す0〜15nmと、GaN層13にAlGaNの層のみが形成した場合のAlGaN層の厚みを示す20〜35nmとを対応させている。
図2の実線Aに示すように、AlInN層15が全くエッチングされていない状態(膜厚15nm)からAlInN層15の2/3エッチングされる状態(膜厚が5nm)へと変化した場合には、ゲート電圧のしきい値は−0.5Vから−0.75Vへと変化する。すなわち、AlInN層15の膜厚が10nm変化した場合であっても、しきい値は0.25Vしか変化していない。一方、図2の破線Bに示すように、GaN層13の上にAlGaN層のみを形成した場合には、AlGaN層をエッチングして厚みが35nmから25nmへと変化した場合には、ゲート電圧のしきい値は−7Vから−5Vへと変化する。したがって、GaN層13の上にAlInN層15を形成しない構成では、GaN層13上の半導体層の膜厚が10nm変化した場合に、ゲート電圧のしきい値は2Vも変化する。この理由について以下に説明する。
上記したように、GaN層13を構成するGaNと、AlGaNとは格子定数が異なっている。GaN層13の上にAlGaN層を形成すると、AlGaN層14はこの格子定数の差異に起因して歪むために、圧電効果によって生じる電圧によってGaN層13にはAlGaN層との界面近傍に二次元電子ガス層が誘起される。AlGaN層が厚いほど、圧電効果によって生じる電圧が大きくなって二次元電子ガス層の電子濃度が高くなるため、図2の破線Bに示すように、ゲート電圧のしきい値の絶対値も大きくなる。
一方、GaN層13を構成するGaNと、AlInN層15を構成するAlInNとは、格子定数がほぼ等しいため、圧電効果は生じない。また、下側AlGaN層14の上にAlInN層15を形成することによって、下側AlGaN層14の表面電位が固定されなくなるため、表面とGaN層13の間に加わる電圧は減少し、GaN層13に生じる二次元電子ガス層の電子濃度が低下する。図2の実線Aに示すように、AlInN層15の膜厚が大きいほど、表面とGaN層13の間に加わる電圧が小さくなるため、しきい値の絶対値が徐々に小さくなる。なお、実線Aに示すように、AlInN層15の厚みが0nmから5nmと変化すると、ゲート電圧のしきい値は急激に大きくなる。しかしながら、AlInN層15の厚みが5nm程度になると、GaN層13に生じる二次元電子ガスの電子濃度がある程度低下するため、AlInN層15の厚みをさらに厚くしても、GaN層13の二次元電子ガス層の電子濃度はさほど変化しない。また、AlInN層15の厚みを厚くしても、AlGaN層14の歪が大きくなることはないため、GaN層13に生じる二次元電子ガスの電子濃度がAlInN層15を形成することによって高くなることはない。したがって、AlInN層15の厚みが5nm以上では、AlInN層15の厚みが変化しても、二次元電子ガス層の電子濃度はほとんど変化しないため、ゲート電圧のしきい値もほとんど変化しない。
以上のようにして、AlInN層15は、下側AlGaN層14よりもエッチングレートが小さいために、エッチングによる溝25の深さを制御することができる。したがって、GaN層13に生じる二次元電子ガス層においてゲート電極26に対応する部位の電子濃度を所定の濃度に調整することができるため、ゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。さらに、AlInN層15とGaN層13との格子定数が一致しているため、仮にエッチングによって形成される溝25の深さがばらついたとしても、AlInN層15のこの部位の厚みが5nm以上であれば、ゲート電圧のしきい値はほとんど変化しない。したがって、ゲート電圧のしきい値をより確実に所定の値に調整することができる。
また、ソース電極20及びドレイン電極21は、上側AlGaN層16上に形成されている。したがって、この上側AlGaN層16によって、GaN層13のソース電極20とゲート電極26との間に対応する領域(図1のR1で示す領域)、及びドレイン電極21とゲート電極26との間に対応する領域(図1のR2で示す領域)に生じる二次元電子ガス層の電子濃度を、その他の領域の電子濃度よりも高くすることができる。さらに、上側AlGaN層16の厚みを厚くするほど、この領域の電子濃度を高くすることができる。したがって、この上側AlGaN層16の厚みを適宜設定することによって、GaN層13における領域R1及び領域R2に生じる寄生抵抗を所望の抵抗値に抑えることができる。
実施例2について、図3を参照して説明する。上記実施例1がGaN層13の上に下側AlGaN層14を直接形成したことに代わり、本実施例の電界効果トランジスタ30は、GaN層13と下側AlGaN層14の間に、厚みが2nmのAlN層31が介在している。また、ゲート電極32は溝25をオーバラップするように形成されている。なお、実施例1と同じ構成のものについては、同じ符号で示し、その説明を省略する。この電界効果トランジスタ30では、GaN層13の上にMOCVD法によって1080℃の温度条件下でAlN層31を堆積させた後に、下側AlGaN層14を形成する。その他の製造工程は実施例1と同じである。
AlN層31は、i型のAlNからなり、その格子定数とGaN層13を構成するGaNの格子定数との差異は、下側AlGaN層14を構成するAlGaNとGaNとの格子定数との差異よりも大きい。したがって、GaN層13と下側AlGaN層14との間に、このAlN層31を介在させることによって、GaN層13に生じる二次元電子ガスの電子濃度をより高くすることができ、電子の移動度を向上させることができる。したがって、GaN層のソース電極20とゲート電極32との間に対応した部位、及びドレイン電極21とゲート電極32との間に対応した部位の寄生抵抗をより低く抑えることができる。
この電界効果トランジスタ30においても、ゲート電極32をショットキー接続する部位に溝25が形成されており、この溝25の底部はエッチングレートの低いAlInN層15の途中に位置している。したがって、上記実施例1と同様に、ゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。また、本実施例では、ゲート電極32が溝25をオーバラップするように形成されているため、フィールドプレート効果によってゲート電極32端部の電界が緩和され、耐圧を向上させることができる。その他の効果作用は上記実施例1と同じである。
実施例3について、図4を参照して説明する。上記実施例1及び2が横型の電界効果トランジスタであることに代わり、本実施例の電界効果トランジスタ40は、縦型の電界効果トランジスタである。したがって、上記実施例1及び2では、ソース電極20及びドレイン電極21が積層される半導体層の同じ側の面に形成されているが、本実施例では、図4に示すように、積層される半導体層の一方の面にソース電極50が接続され、反対側の面にドレイン電極51が接続されている。
電界効果トランジスタ40では、n型のGaNからなる基板41上に、厚みが10μmのn−GaN層42が形成されている。n−GaN層42は、i型のGaNに2×1016cm−3のSi不純物を添加したn型のGaNからなる。n−GaN層42の中央部の左右両側には、厚みが1μmのp−GaN層43が形成されている。p−GaN層43は、i型のGaNに5×1019cm−3のMg不純物を添加したp型のGaNからなる。n−GaN層42上には、厚みが0.3μmのi−GaN層(第1半導体層)44、厚みが20nmの下側AlGaN層(第2半導体層)45と、厚みが15nmのAlInN層(第3半導体層)46と、厚みが10nmの上側AlGaN層(第4半導体層)47とが順に形成されている。
i−GaN層44は、i型のGaN(第1半導体)からなる。また、下側AlGaN層45及び上側AlGaN層47は、i型のAlGaN(第2半導体)からなる。このAlGaNは、AlとGaとの比が30%対70%であり、格子定数がi−GaN層44を構成するGaNの格子定数と異なる。また、AlInN層46は、i型のAlInN(第3半導体)からなる。このAlInNは、AlとInとの比が65%対35%であり、格子定数がi−GaN層44を構成するGaNの格子定数とほぼ等しい。すなわち、i−GaN層44を構成するGaNとAlInN46を構成するAlInNとの格子定数の差異は、i−GaN層44を構成するGaNと下側AlGaN層45及び上側AlGaN層47を構成するAlGaNとの格子定数の差異よりも小さい。また、AlInN層46を構成するAlInNのエッチングレートは、下側AlGaN層45及び上側AlGaN層47を構成するAlGaNのエッチングレートの1/5倍である。
上側AlGaN層47の表面には、2つのソース電極50が離間して形成されている。電界効果トランジスタ40は、AlInN層46及び上側AlGaN層47においてソース電極50の間の部位がエッチングされて溝49が形成されているリセスゲート構造を備えている。溝49は上側AlGaN層47の上端からAlInN層46の途中まで伸びており、溝49の底部にはゲート電極52がショットキー接続されている。
電界効果トランジスタ40では、ドレイン電極51にプラスの電圧が印加されるとともに、ソース電極50が接地される。電界効果トランジスタ40は、ノーマリーオン型であるため、ゲート電極52に電圧を印加しない場合には、ドレイン電極51及びソース電極50間に電流が流れ、ゲート電極52にマイナスの電圧を印加した場合には、ドレイン電極51及びソース電極50間の電流の流れが遮断される。ゲート電極52にマイナスの電圧を印加し、この電圧が所定値以下となると、ドレイン電極51及びソース電極50間の通電状態がオンからオフへと切り換わる。通電状態が切り換わるときのゲート電極56への印加電圧を、ゲート電圧のしきい値という。
この電界効果トランジスタ40は、以下のようにして製造される。
まず、基板41上に、MOCVD法によって1050℃の温度条件下でn−GaN層42を5μm成長させ、その上にp−GaN層43を1μm成長させる。次に、Cl/BCl混合ガスを用いたICPエッチングによって、p型GaN層43の中央部を除去し、素子中央部の縦方向電流経路を形成する。そして、さらにn−GaN層42を5μm成長させる。次に、このn−GaN層42上に、MOCVD法によって1130℃の温度条件下でi‐GaN層44を0.3μmの厚みになるまで成長させる。さらに、MOCVD法によって、i‐GaN層44の表面に、1080℃で下側AlGaN層45を20nm成長させ、870℃でAlInN層46を15nm成長させ、1000℃で上側AlGaN層47を10nm成長させる。次に、Cl/BCl混合ガスを用いたICPエッチングによって素子領域以外の部分を150nmの深さでエッチングし、素子分離を行う。そして、上側AlGaN層47の左右両側にオーミック電極としてTi/Alをこの順に蒸着した後、850℃で30秒間の熱処理を行って、ソース電極50を形成するとともに、基板41の裏面にTi/Alをこの順に蒸着した後、850℃で30秒間の熱処理を行って、ドレイン電極51を形成する。
次に、Cl/Ar混合ガスによるRIEによりゲート電極52が接続される部位に溝49を形成する。エッチング時間は、AlInN層46の中央までエッチングされる時間に設定される。AlInN層46を構成するAlInNのエッチングレートは、下側AlGaN層45及び上側AlGaN層47のエッチングレートの1/5倍と小さいために、リセスゲート構造の溝49の深さを所望の深さになるように制御することができる。また、仮にエッチングレートに50%のばらつきが生じた場合でも、AlInN層46内でエッチングが停止する。エッチングにより溝25を形成した後、このエッチング面に、ゲート電極26となるNi/Auを蒸着する。以上の工程を経て、電界効果トランジスタ40が製造される。
本実施例においてもAlInN層46は、下側AlGaN層45よりもエッチングレートが小さいために、エッチングによる溝49の深さを制御することができる。したがって、i−GaN層44に生じる二次元電子ガス層においてゲート電極52に対応する部位の電子濃度を所定の濃度に調整することができるため、ゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。さらに、AlInN層46とi−GaN層44との格子定数が一致しているため、仮にエッチングによりこの溝49の深さに若干のばらつきが生じたとしても、ゲート電圧のしきい値はほとんど変化しないことから、ゲート電圧のしきい値をより確実に所定の値に調整することができる。
また、左右両側の2つのソース電極50は、上側AlGaN層47上に形成されている。したがって、上側AlGaN層47を厚く形成するほど、i−GaN層44に生じる二次元電子ガスにおいてソース電極50とゲート電極52との間に対応する部位の電子濃度を高くすることができる。これにより、上側AlGaN層47の厚みを適宜設定することによって、GaN層44におけるソース電極50とゲート電極52との間に対応する部位の寄生抵抗を所望の抵抗値に調整することができる。
(その他の実施例)
上記各実施例では、GaN層(第1半導体層)を構成するGaN(第1半導体)とAlInN層(第3半導体層)を構成するAlInN(第3半導体)との格子定数を一致させるようにしている。しかしながら、第1半導体と第3半導体との格子定数は一致していなくてもよい。第1半導体と第3半導体との格子定数との差異が、第1半導体と第2半導体との差異よりも小さければ、第3半導体層の厚みが所定の厚み以上で変化しても、ゲート電圧のしきい値がほとんど変化しないため、ゲート電圧を所定の値に調整することができる。さらに、第1半導体と第3半導体との格子定数との差異が、第1半導体と第2半導体との格子定数の差異よりも小さくなくてもよい。この場合であっても、第3半導体のエッチングレートが第2半導体のエッチングレートよりも小さい場合には、エッチングによってリセスゲート構造の溝を形成する際に、その溝の深さが制御しやすいため、ゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。
さらに、上記各実施例では、第3半導体層上に第4半導体層を形成したが、第4半導体層を形成することなく第3半導体層上に直接ソース電極又はドレイン電極を直接形成するようにしてもよい。このような場合であっても、第1半導体層に二次元電子ガスを生じさせつつ、ゲート電圧のしきい値を所定の値に調整することができる。
また、上記各実施例では、下側AlGaN層の上にAlInN層を形成したが、AlGaNのGaの一部をInに置き換えるだけでも、エッチングレートが小さくなる。したがって、第3半導体層は、AlGaNにInが添加された化合物であってもよい。上記各実施例では、電界効果トランジスタを構成する半導体層を構成する材料として、GaNやAlGaN、AlInNなどの材料を例示したが、これらの材料は例示であって、半導体層を構成する材料は特に限定されない。
以上、本明細書に開示される技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10,30,40:電界効果トランジスタ
11:サファイア基板
12:バッファ層
13:GaN層
14,45:下側AlGaN層
15,46:AlInN層
16,47:上側AlGaN層
20,50:ソース電極
21,51:ドレイン電極
25,49:溝
26,32,52:ゲート電極
31:AlN層
41:基板
42:n‐GaN層
43:p‐GaN層
44:i‐GaN層

Claims (4)

  1. 第1半導体からなる第1半導体層と、第1半導体と格子定数が異なる第2半導体からなる第2半導体層と、第2半導体よりもエッチングレートが小さい第3半導体からなる第3半導体層とが順に形成されており、
    第3半導体層の上端から途中まで伸びている溝が形成されており、
    その溝の底部の少なくとも一部にゲート電極が形成されていることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 第3半導体層の上に第2半導体からなる第4半導体層が形成されており、
    第4半導体層の上端から第3半導体層の途中まで伸びている溝が形成されており、
    その溝の底部にゲート電極が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 第1半導体と第3半導体との格子定数の差異が、第1半導体と第2半導体との格子定数の差異よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記第1半導体が、GaNであり、
    前記第2半導体が、Alx2Iny2Ga1−x2−y2Nであり、
    前記第3半導体が、Alx3Iny3Ga1−x3−y3Nであり、
    前記第2半導体のInのモル分率y2と、前記第3半導体のInのモル分率y3とは、y2<y3の関係であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電界効果トランジスタ。
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