JP2011140640A - 着色樹脂組成物および成形体 - Google Patents

着色樹脂組成物および成形体 Download PDF

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Abstract

【課題】耐衝撃性および発色性が共に優れた成形体を得ることができ、かつ、射出成形適正を有する着色樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明の着色樹脂組成物は、下記(a)〜(d)の条件を満たすポリプロピレン系樹脂90〜99.9質量%と、着色剤0.1〜10質量%とを含有し(ただし、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とする。)、前記ポリプロピレン系樹脂は、反応器内でホモポリプロピレン又はランダムポリプロピレンの存在下、エチレンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体ゴムを重合して得た反応型ポリプロピレンである。(a)メルトフローレート(温度230℃、荷重21.6N)が4g/10分以上。(b)低温脆化温度が0℃以下。(c)1mm厚の試験片で測定した全光線透過率が25%以上。(d)融解ピーク温度が140℃以上。
【選択図】なし

Description

本発明は、ポリプロピレン系樹脂を含有する着色樹脂組成物および成形体に関する。
樹脂の成形体は幅広い分野で使用されており、例えば、家電製品のハウジングの材質としてはABS樹脂が、文具の外装部品の材質としてはポリカーボネートが広く使用され、通常、射出成形法により成形されている。
しかしながら、ABS樹脂は着色剤を配合した際の発色性に難があり、ポリカーボネートは残留ビスフェノールAの生体への影響が懸念される上に、成形温度を高くしなければならないため、着色剤が劣化することがあった。
また、近年、コストダウンの観念から、ABS樹脂やポリカーボネートの代わりに、安価でありながらも優れた機械的物性を有するポリプロピレン系樹脂、とりわけエチレンとの共重合体(ランダム共重合型ポリプロピレン、ブロック共重合型ポリプロピレン)を用いることがある(例えば特許文献1参照)。
特開2009−35713号公報
しかしながら、ランダム共重合型のポリプロピレンは透明性および着色剤を配合した際の発色性に優れるものの、耐熱性と耐衝撃性のバランスが不充分であった。一方、ブロック共重合型のポリプロピレンは耐衝撃性に優れるものの、着色剤を配合した際の発色性が不充分であった。
そこで、本発明は、ポリプロピレン系樹脂を主成分として含有するにもかかわらず、耐衝撃性および発色性が共に優れた成形体を得ることができ、しかも射出成形適性を有する着色樹脂組成物を提供することを目的とする。また、ポリプロピレン系樹脂を主成分として含有するにもかかわらず、特に低温衝撃性および発色性が共に優れた成形体を提供することを目的とする。
本発明の着色樹脂組成物は、下記(a)〜(d)の条件を満たすポリプロピレン系樹脂90〜99.9質量%と、着色剤0.1〜10質量%とを含有し(ただし、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とする。)、
前記ポリプロピレン系樹脂は、反応器内でホモポリプロピレン又はランダムポリプロピレンの存在下、エチレンと炭素数3〜10のαオレフィンとの共重合体ゴムを重合して得た反応ブレンド型ポリプロピレンであることを特徴とする。
(a)メルトフローレート(温度230℃、荷重21.6N)が4g/10分以上である。
(b)低温脆化温度が0℃以下である。
(c)1mm厚で測定した全光線透過率が25%以上である。
(d)融解ピーク温度(Tmp)が140℃以上である。
本発明の着色樹脂組成物は、ポリプロピレン系樹脂を主成分として含有するにもかかわらず、耐衝撃性および発色性が共に優れ、しかも射出成形適性を有する。特に、発色性に関しては、黒着色では、漆黒性を充分に高くでき、いわゆるピアノブラックにでき、パール着色では鮮やかな光沢感を得ることができる。
本発明の成形体は、ポリプロピレン系樹脂を主成分として含有するにもかかわらず、耐衝撃性および発色性のいずれもが共に優れている。
(a)は、黒着色剤を含有する比較例6の着色樹脂組成物のフィルム状成形体にレーザー光を照射した際の散乱光強度を示すグラフであり、(b)は、黒着色剤を含有する実施例5の着色樹脂組成物のフィルム状成形体にレーザー光を照射した際の散乱光強度を示すグラフである。 (a)は、パール調顔料を含有する比較例6の着色樹脂組成物のフィルム状成形体にレーザー光を照射した際の散乱光強度から顔料を含まない場合の強度を差し引いた結果を示すグラフであり、(b)は、パール調顔料を含有する実施例5の着色樹脂組成物のフィルム状成形体にレーザー光を照射した際の、散乱光強度から顔料を含まない場合の強度を差し引いた結果を示すグラフである。 (a)は、従来のポリプロピレンブロック共重合体における入射光の挙動を模式的に示す図であり、(b)は、本発明で使用する反応ブレンド型ポリプロピレンにおける入射光の挙動を模式的に示す図である。
<着色樹脂組成物>
本発明の着色樹脂組成物は、ポリプロピレン系樹脂と着色剤とを必須成分として含有する。
ここで、ポリプロピレン系樹脂は、反応器内でホモポリプロピレン又はランダムポリプロピレンの存在下、エチレンと炭素数3〜10のαオレフィンとの共重合体ゴムを重合して得た反応ブレンド型ポリプロピレンである。
本発明においては、ポリプロピレン系樹脂が下記(a)〜(d)の条件を満たす。
(a)メルトフローレート(以下、「MFR」という。)が4g/10分以上である。
ここで、MFRは、JIS K 7210に準拠し、温度230℃、荷重21.6Nの条件で測定した値である。MFRが4g/10分未満であると、射出成形法を適用した際の成形性が損なわれる。
MFRは、好ましくは7g/10分以上、より好ましくは15g/10分以上である。また、好ましくは110g/10分以下、より好ましくは75g/10分以下、さらに好ましくは55g/10分以下である。MFRが110g/10分以下であれば、成形品として十分な低温衝撃性が得られる。
(b)低温脆化温度が0℃以下である。ここで、低温脆化温度は、射出成形された板から切り出した幅6.0mm×厚さ2.0mm×長さ38mmの試験片を用い、JIS K 7216に準拠して測定された値である。低温脆化温度が0℃以上であると低温衝撃性が損なわれる。
(c)1mm厚の試験片で測定した全光線透過率が25%以上である。ここで、全光線透過率は、JIS K 7105に準拠して測定した値である。1mm厚の試験片で測定した全光線透過率が25%未満のポリプロピレン系樹脂は、従来のブロック共重合体のものである。従来のブロック共重合体においては、入射した光が散乱し、着色剤から発する光が少なくなるため、発色性が損なわれる。
全光線透過率は、好ましくは30%以上、より好ましくは35%以上である。全光線透過率が30%以上であれば、成形品として充分な発色性が得られる。
(d)融解ピーク温度(Tmp)が140℃以上である。ここで融解ピーク温度(Tmp)は、JIS K 7121に準拠し、示差走査熱量計(DSC)を用いて常温から10℃/分の速度で昇温して得られた値である。
上記の条件(a)〜(d)を全て満たすためには、例えば、新規反応ブレンド型ポリプロピレンとして、高MFRポリプロピレンのマトリックスに、分散相であるエチレン・α−オレフィン共重合体ゴムが、微細に分散しているか、あるいは引き伸ばされた状態で分散しているものを用いればよい。
着色樹脂組成物におけるポリプロピレン系樹脂の含有量は、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とした際の90〜99.9質量%であり、97〜99.8 質量%であることが好ましい。ポリプロピレン系樹脂の含有量が90質量%未満であると、耐衝撃性が損なわれ、99.9質量%を超えると、着色剤の含有量が少なくなるため、着色が不充分になる。
着色樹脂組成物に含まれる着色剤は、ポリプロピレン系樹脂の色を変えるものであり、例えば、着色顔料、パール調顔料、金属粉などが挙げられる。
着色顔料としては、例えば、(黒)カーボンブラック、鉄黒、(白)酸化チタン、亜鉛華、リトボン、鉛白、(青)紺青、群青、コバルトブルー、フタロシアニンブルー、インダンスレンブルーRS、ファーストスカイブルーレーキ、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、(赤)弁柄、鉛炭、モリブデンレッド、カドミウムレッド、レーキレッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、リソールレッド、パーマネントレッド4R、ウォッチングレッド、チオインジゴレッド、アリザリンレッド、キナクリドンレッド、ローダミンレーキ、オレンジレーキ、ベンズイミダゾロンレッド、ピラゾロンレッド、縮合アゾレッド、ペリレンレッド、パーマネントカーミンFB、キナクリドンマゼンダ、(黄)黄鉛、カドミウムイエロー、チタンイエロー、鉄黄、イソインドリノンイエロー、ベンジジンイエロー、ファーストイエロー、フラボンスロンイエロー、ナフトールイエロー、キノリンイエロー、ベンズイミダゾロンイエロー、HRイエロー、縮合アゾイエロー、(緑)クロムグリーン、酸化クロム、ギネグリーン、スピネルグリーン、フタロシアニングリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーン、アッシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、(橙)クロムオレンジ、カドミウムオレンジ、ベンズイミダゾロンオレンジ、ペリノンオレンジ、(茶)亜鉛フェライト、(紫)マンガン紫、コバルト紫、紫弁柄、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、ジオキサジンバイオレットなどが挙げられる。
パール調顔料としては、例えば、天然または合成雲母、天然または合成雲母に酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物をコートしたパールマイカ、金属酸化物の皮膜層の厚みを変化させ基材と皮膜の屈折率差を利用し、反射光の干渉を発色に利用する干渉マイカ、酸化鉄などの有色酸化物で被覆した着色マイカ、ガラスフレークなどが挙げられる。
金属粉としては、例えば、アルミニウム粉、銅粉、亜鉛粉、フロンズ粉、ステンレス粉などが挙げられる。
着色樹脂組成物における着色剤の含有量は、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とした際の0.1〜10質量%であり、0.2〜3質量%であることが好ましい。着色剤の含有量が0.1質量%未満であると、着色剤の含有量が少なくなるため、着色が不充分になり、10質量%を超えると、機械的物性が損なわれる。
本発明の着色樹脂組成物は、任意成分として、例えば、他の熱可塑性樹脂を含有してもよい。他の熱可塑性樹脂としては、例えば、エチレン又はα−オレフィン単独重合体、エチレンまたは炭素数3〜10のα−オレフィンの共重合体、これらの混合物、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、石油樹脂などが挙げられる。
エチレン又はα−オレフィン単独重合体としては、例えば、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ−1−ペンテン、ポリ−1−ヘキセン、ポリ(3−メチル−1−ペンテン)、ポリ(3−メチル−1−ブテン)、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、ポリ−1−ヘキセン、ポリ−1−ヘプテン、ポリ−1−オクテン、ポリ−1−デセン、ポリスチレンが挙げられる。
着色樹脂組成物における他の熱可塑性樹脂の含有量は、着色樹脂組成物全体を100質量%とした際の10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましい。他の熱可塑性樹脂の含有量が10質量%以下であれば、着色樹脂組成物の耐衝撃性および成形性の低下を防止できる。着色樹脂組成物が他の熱可塑性樹脂を含有する場合の含有量の下限値は1質量%以上であることが好ましい。
本発明の着色樹脂組成物は、任意成分として、公知の無機フィラーを含有してもよい。
無機フィラーとしては、例えば、タルク、カオリナイト、焼成クレー、バイロフィライト、セリナイト、ウォラストナイトなどの天然珪酸または珪酸塩;沈降性炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの水酸化物;酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどの酸化物;及び、含水珪酸カルシウム、含水珪酸アルミニウム、含水珪酸、無水珪酸などの合成珪酸または珪酸塩などの粉末状フィラー、マイカなどのフレーク状フィラー;塩基性硫酸マグネシウムウィスカー、チタン酸カルシウムウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィスカー、セピオライト、PMF(Processed Mineral Filler)、ゾノトライト、チタン酸カリウム、及びエレスタダイトなどの繊維状フィラー;並びに、ガラスバルン、フライアッシュバルンなどのバルン状フィラー等を用いることができる。これら無機フィラーは、単独でも2種類以上併用してもよい。
また、これら無機フィラーは未処理であってもよいし、予め表面処理されていてもよい。表面処理方法の例としては、シランカップリング剤、高級脂肪酸、脂肪酸金属塩、不飽和有機酸、有機チタネート、ポリエチレングリコールなどの表面処理剤を用いる化学的または物理的方法が挙げられる。
着色樹脂組成物における無機フィラーの含有量は、着色樹脂組成物全体を100質量%とした際の30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましい。無機フィラーの含有量が30質量%以下であれば、着色樹脂組成物の耐衝撃性および成形性の低下を防止できる。着色樹脂組成物が無機フィラーを含有する場合の含有量の下限値は1質量%以上であることが好ましい。
また、本発明の着色樹脂組成物は、任意成分として、例えば、酸化防止剤、塩酸吸収剤、耐熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、内部滑剤、外部滑剤、帯電防止剤、難燃剤、分散剤、銅害防止剤、中和剤、可塑剤、発泡剤、気泡防止剤、架橋剤、過酸化物等の添加剤を含有してもよい。
本発明の着色樹脂組成物は、ポリプロピレン系樹脂と着色剤を必要に応じて、他の熱可塑性樹脂、添加剤を混合することによって製造される。着色剤は、工業的な観点から、マスターバッチにされてポリプロピレン系樹脂と混合されることが好ましい。マスターバッチは着色剤に希釈用樹脂が配合されて作製される。希釈用樹脂としては、上記他の熱可塑性樹脂が挙げられる。
混合方法としては、ヘンシェルミキサー、タンブラーおよびリボンミキサー等の混合機を使用してドライブレンドする方法、押出混合機、ニーダーおよびバンバリー等の混合機を用いて溶融しながら混合する方法が挙げられる。溶融する場合の溶融温度は160〜350℃であることが好ましく、170〜260℃であることがより好ましい。
MFR、低温脆化温度、全光線透過率および融解ピーク温度が規定された上記特定の反応ブレンド型ポリプロピレンに着色剤を配合した上記着色樹脂組成物では、ポリプロピレン系樹脂を主成分として含有するにもかかわらず、耐衝撃性および発色性に優れている。
特に、上記着色樹脂組成物においては、着色剤により黒色、白色、茶色、灰色に着色した際の発色性にとりわけ優れている。また、着色剤としてパール調顔料を配合した際のパール調の効果が顕著に発揮される。発色性に優れる理由は明らかではないが、上記反応ブレンド型ポリプロピレンでは、ゴムでの入射光の散乱が少なく、着色剤から発する光も到達しやすいためと思われる。
しかも、上記着色樹脂組成物は、流動性に優れ、射出成形適性を有する。
このような着色樹脂組成物は、ABS樹脂やポリカーボネートの代替材料として好適に使用できる。
<成形体>
本発明の成形体は、上記着色樹脂組成物が成形されたものである。
着色樹脂組成物の成形方法としては、特に制限されるものではなく、例えば、射出成形法、押出成形法、圧縮成形法、中空成形法等を適用できる。また、押出成形機を用いてシート状に成形した後、このシートを真空成形法、圧空成形法等の二次加工方法によって所望の形状に成形してもよい。上記の着色樹脂組成物は射出成形法に適したものであるため、上記成形方法の中でも射出成形法が好ましい。
本発明の成形体は各種分野に適用でき、例えば、家電製品のハウジング、文具の外装部品にとりわけ好適である。
(実施例1)
ポリプロピレン系樹脂(反応ブレンド型ポリプロピレン、ライオンデルバセル社製Clyrell EC348P)と、黒着色剤マスターバッチ(東京インキ社製;9AK028 BLACK)またはパール調顔料マスターバッチ(東京インキ社製;1AK298 PEARL)とを、着色剤の含有量が、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とした際の5質量%になるように配合した。これにより得られた混合物を、押出機を用い、230℃で溶融混練して、着色樹脂組成物を得た。
(実施例2)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(ライオンデルバセル社製Clyrell EC440P)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例3)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(ライオンデルバセル社製Clyrell EC340Q)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例4)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(ライオンデルバセル社製Clyrell EC440R)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例5)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(ライオンデルバセル社製Clyrell EC140R)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例6)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(サンアロマー社製Qualear CM646V)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例7)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(サンアロマー社製Qualear PP2228)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例8)
ポリプロピレン系樹脂を、反応ブレンド型ポリプロピレン(サンアロマー社製Qualear CMA70V)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例9)
ポリプロピレン系樹脂を、表1に示す反応ブレンド型ポリプロピレンの試作材1に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(実施例10)
ポリプロピレン系樹脂を、表1に示す反応ブレンド型ポリプロピレンの試作材2に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例1)
ポリプロピレン系樹脂を、ランダム共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM731V)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例2)
ポリプロピレン系樹脂を、ランダム共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM931V)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例3)
ポリプロピレン系樹脂を、ランダム共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM741R)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例4)
ポリプロピレン系樹脂を、ブロック共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM580X)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例5)
ポリプロピレン系樹脂を、ブロック共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM771M)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
(比較例6)
ポリプロピレン系樹脂を、ブロック共重合型ポリプロピレン(サンアロマー社製PM972Z)に変更した以外は実施例1と同様にして、着色樹脂組成物を得た。
実施例1〜10および比較例1〜6で使用したポリプロピレン系樹脂のMFR、低温脆化温度、全光線透過率および融解ピーク温度の測定方法は、以下の通りである。
[MFR]
MFRは、JIS K 7210に準拠し、温度:230℃、荷重:21.6Nの条件で測定した。
[低温脆化温度]
着色樹脂組成物を射出成形して(成形温度:230℃、成形機:FANUC100B)幅130mm×長さ130mm×厚さ2.0mmの成形品を作製した。低温脆化温度は、この成形品から流動方向に打ち抜いて切り出された幅6.0mm×厚さ2.0mm×長さ38mmの試験片を用い、JIS K 7216に準拠して測定した。
[全光線透過率]
全光線透過率は、着色樹脂組成物を射出成形して(成形温度:230℃、成形機:FANUC100B)幅70mm×長さ150mm×厚さ1.0mmの成形品を作製し、該成形品を用い、JIS K 7105に準拠して測定した。
[融解ピーク温度]
230℃で熱プレスしてシート状にしたポリプロピレン系樹脂の融解ピーク温度(セカンドラン)を、JIS K 7121に準拠して示差走査熱量計(DSC)(ティー・エイ インストルメント DSC Q2000)を用いて、常温から10℃/分の速度で昇温して測定した。
Figure 2011140640
得られた着色樹脂組成物についてMFRおよび低温脆化温度を測定し、流動性、耐衝撃性を評価した。評価結果を表2に示す。
なお、MFRおよび低温脆化温度の測定方法は、ポリプロピレン系樹脂のMFRおよび低温脆化温度の測定方法と同様である。また、発色性について以下の方法により評価した。
[発色性]
着色樹脂組成物を射出成形して(成形温度:230℃、成形機:FANUC100B)幅70mm×長さ150mm×厚さ1.0mmの成形品を作製し、JIS7105に準拠した60°鏡面光沢度を測定した。また黒色またはパール色の鮮明さについて、ランダム共重合型ポリプロピレン材料を着色したものを基準にして3段階で評価した。(○:ランダム共重合型ポリプロピレン同等以上、×:ランダム共重合型ポリプロピレンに劣る。△:○と×との中間。)
Figure 2011140640
MFRが4g/10分以上、低温脆化温度が0℃以下、全光線透過率が25%以上および融解ピーク温度が140℃以上の反応ブレンド型ポリプロピレンを用いた実施例1〜10の着色樹脂組成物は、成形性、耐衝撃性、発色性のいずれもが優れていた。
ランダム共重合型で低温脆化温度が0℃以上のポリプロピレン系樹脂を用いた比較例1,2の着色樹脂組成物は、耐衝撃性が低かった。低温脆化温度が0℃以下の比較例3の着色樹脂組成物は、融解ピーク温度(耐熱性)が低かった。
ブロック共重合型で全光線透過率が25%未満のポリプロピレン系樹脂を用いた比較例4,5,6の着色樹脂組成物は、発色性が低かった。
反応ブレンド型ポリプロピレンを含有する実施例5の着色樹脂組成物と、ブロック共重合型ポリプロピレンを含有する比較例6の着色樹脂組成物とを用い、実施例5の着色樹脂組成物が発色性に優れる理由について調べた。
具体的には、黒着色した比較例6および実施例5の着色樹脂組成物のフィルム状の成形体(縦50mm、横20mm、厚さ0.1mm)にレーザー光(波長: 632.8nm)を照射し、その散乱光の強度を測定した。その結果を図1(a)(b)のグラフに示す。なお、図1の(a)は比較例6の着色樹脂組成物、(b)は実施例5の着色樹脂組成物であり、グラフの横軸は、レーザー光が照射された位置を通る座標、縦軸は散乱光の強度である。レーザー光が照射された座標は約280ピクセルの位置である。
図1に示すように、実施例5の着色樹脂組成物の成形体は、比較例6の着色樹脂組成物の成形体よりも散乱光強度が弱かった。すなわち、実施例5の着色樹脂組成物の成形体では、目に届く光の量が少ないため、漆黒性が高い。
また、パール調顔料を含有する比較例6および実施例5の着色樹脂組成物のフィルム状成形体のレーザー光の散乱光強度を測定した。また、着色剤を配合していない比較例6で使用したポリプロピレン系樹脂および実施例5で使用したポリプロピレン系樹脂のフィルム状成形体のレーザー光の散乱光強度を測定した。そして、パール調顔料を含有するフィルム状成形体のレーザー光の散乱光強度からパール調顔料を含有しないフィルム状成形体のレーザー光の散乱光強度を差し引いた。その結果を図2に示す。なお、図2の(a)は比較例6の着色樹脂組成物、(b)は実施例5の着色樹脂組成物から求めた結果である。
図2(a)(b)のグラフは、パール調顔料に基づく散乱光の強度を示しており、散乱光強度が強い程、パール調の効果が大きいことを意味する。
図2に示すように、実施例5の着色樹脂組成物の成形体は、比較例6の着色樹脂組成物の成形体よりも散乱光強度が強く、パール調の効果が大きく現れていた。
このような結果になる理由は明らかではないが、以下のように推察される。すなわち、従来のポリプロピレンブロック共重合体はエチレン・プロピレンゴムの粒子を含有しているが、そのゴムの組成はホモポリプロピレンから離れているため、屈折率も離れており、しかもゴム粒子の形状は球状に近い。そのため、図3(a)に示すように、入射した光はゴム粒子Gで散乱され、その散乱光により白っぽく見える。したがって、黒着色した場合には漆黒性が不充分になると思われる。
また、従来のポリプロピレンブロック共重合体では、パール顔料Pに入射する光および顔料から散乱した光がゴム粒子Gに遮られ、散乱光として観察されにくい。そのため、パール調の効果が小さくなると思われる。
これに対し、図3(b)に示すように、本発明で用いる反応ブレンド型ポリプロピレンにおいてはゴムの粒子Gのゴムの密度はポリプロピレンに近いため、屈折率も近く、さらにその形状は扁平状に引き伸ばされている。そのため、入射した光はゴム粒子Gにて散乱しにくい。したがって、黒着色した場合には漆黒性が高くなると思われる。
また、本発明で用いる反応ブレンド型ポリプロピレンでは、パール顔料Pから散乱した光がゴム粒子Gに遮られにくく、パール調の効果が大きくなると思われる。

Claims (2)

  1. 下記(a)〜(d)の条件を満たすポリプロピレン系樹脂90〜99.9質量%と、着色剤0.1〜10質量%とを含有し(ただし、ポリプロピレン系樹脂と着色剤との合計を100質量%とする。)、
    前記ポリプロピレン系樹脂は、反応器内でホモポリプロピレン又はランダムポリプロピレンの存在下、エチレンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体ゴムを重合して得た反応型ポリプロピレンであることを特徴とする着色樹脂組成物。
    (a)メルトフローレート(温度230℃、荷重21.6N)が4g/10分以上である。
    (b)低温脆化温度が0℃以下である。
    (c)1mm厚の試験片で測定した全光線透過率が25%以上である。
    (d)融解ピーク温度(Tmp)が140℃以上である。
  2. 請求項1に記載の着色樹脂組成物が成形されたことを特徴とする成形体。
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