JP2011138716A - 電源ユニット及び光源ユニット及び照明装置及び表示装置 - Google Patents

電源ユニット及び光源ユニット及び照明装置及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電源ユニットに電気的特性の異なる光源ユニットを接続した場合でも、その光源ユニットに適した電力を光源ユニットに供給する。
【解決手段】種別判定部150(種別取得部)は、接続部110(点灯接続部)に接続した光源ユニット200から接続部110を介して光源ユニットの種別を表わす種別情報を取得する。点灯制御部160(電力設定部)は、種別情報に基づいて光源ユニット200に供給する電力を設定する。電源回路130は、点灯制御部160が設定した電力にしたがって光源ユニット200に供給する電力を生成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、光源ユニット及び光源ユニットに電力を供給する電源ユニットに関する。
LEDなどの光源を有する照明器具や表示装置において、光源を含む光源回路の部分(光源ユニット)を、光源ユニットに電力を供給する点灯回路の部分(電源ユニット)から独立させることにより、光源の交換ができる。
電源ユニットは、例えば、光源ユニットに流れる電流が一定になるよう、光源ユニットに印加する電圧を調整することにより、光源ユニットに供給する電力を制御する。
特開2007−234415号公報
光源として用いるLEDの主波長や相関色温度や発光効率、光源の数など、光源ユニットの種類が異なれば、光源ユニットに印加すべき電圧や光源ユニットに流すべき電流などの電気的特性は異なる。また、同じ種類の光源ユニットであっても、光源の電気的特性にバラツキがある場合には、光源ユニットの電気的特性が異なる場合がある。
光源ユニットの種類や電気的特性が異なる場合、光源ユニットに流れる電流の目標値など電源ユニットに設定された設定値を変える必要がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電源ユニットに種類や電気的特性の異なる光源ユニットを接続した場合でも、常に適切な電力を光源ユニットに供給することを目的とする。
この発明にかかる電源ユニットは、光源ユニットを接続する点灯接続部と、上記点灯接続部に接続した光源ユニットから上記点灯接続部を介して上記光源ユニットの種別を表わす種別情報を取得する種別取得部と、上記種別取得部が取得した種別情報に基づいて上記光源ユニットに供給する電力を設定する電力設定部と、上記電力設定部が設定した電力にしたがって上記光源ユニットに供給する電力を生成する電源回路とを有することを特徴とする。
この発明にかかる電源ユニットによれば、種類や電気的特性の異なる光源ユニットを接続した場合でも、常に適切な電力を光源ユニットに供給することができる。
実施の形態1における照明器具800の構造の一例を示す一部破断斜視図。 実施の形態1における照明器具800の構成の一例を示す全体構成図。 実施の形態1における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図。 実施の形態2における照明器具800の構成の一部を示すブロック構成図。 実施の形態3における照明器具800の構成の一部を示すブロック構成図。 実施の形態3における照明器具800の構成の別の例を示すブロック構成図。 実施の形態4における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図。 実施の形態5における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図。 実施の形態6における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図。 実施の形態7における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図。 実施の形態8における表示装置801の外観を示す全体斜視図。 実施の形態8における表示装置801の内部構造を示す分解斜視図。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具800の構造の一例を示す一部破断斜視図である。
照明器具800(照明装置)は、ケース810、電源ユニット100、光源ユニット200(光源モジュール)などを有する。
ケース810は、例えば、円筒状の筐体であり、電源ユニット100などを内蔵する。
電源ユニット100は、例えば商用電源などの交流電源やバッテリーなどの直流電源から電力の供給を受けて、光源ユニット200に供給する電力を生成する。
光源ユニット200(LED光源部)は、例えばLEDなどの光源221を有する。光源221は、電源ユニット100から供給された電力により点灯する。
電源ユニット100(LED点灯ユニット部)は、接続部110(点灯接続部)を有する。光源ユニット200は、接続部210(光源接続部)を有する。2つの接続部110,210は、互いに係合することにより、電源ユニット100と光源ユニット200とを物理的かつ電気的に接続する。
光源ユニット200には、明るさや相関色温度などが異なる複数の種類のものがある。光源ユニット200は、分離可能であり、着脱自在である。照明器具800は、光源ユニット200を他の種類のものに交換することにより、明るさや相関色温度を容易に変えることができる。また、例えば発光効率がよいLEDが新たに開発された場合など、新たに開発されたLEDを光源221とする光源ユニット200に交換することにより、同じ明るさで消費電力の少ない照明器具800にすることができる。
図2は、この実施の形態における照明器具800の構成の一例を示す全体構成図である。
電源ユニット100は、電源回路130、種別判定部150、点灯制御部160を有する。
光源ユニット200は、光源回路220、種別情報出力部250(識別回路)を有する。
電源回路130は、光源回路220に供給する電力を生成する。電源回路130は、例えば、直流電源と直流直流変換回路(DC−DCコンバータ)とからなり、直流電源が生成した直流電圧を直流直流変換回路が昇圧もしくは降圧することにより、光源回路220に供給する電力を生成する。
電源回路130が生成した電力は、接続部110,210を介して光源回路220に供給される。光源回路220は、接続部110,210を介して電源回路130から供給された電力を光源221に印加する回路である。
種別情報出力部250は、光源ユニット200の種別(性能)を表わす情報(以下「種別情報」と呼ぶ。)を保持している。光源ユニット200の種別には、例えば光源ユニット200の標準入力電圧や標準入力電流などの電気的特性がある。種別情報出力部250が保持した種別情報(性能情報)は、接続部210,110を介して種別判定部150に提供される。種別判定部150(種別取得部、識別部)は、接続部210,110を介して提供された種別情報を取得する。
点灯制御部160は、種別判定部150が取得した種別情報に基づいて、電源回路130を制御する。例えば、点灯制御部160は、種別情報が表わす光源ユニット200の種別から、光源回路220に供給すべき電力を求め、電源回路130を制御して、求めた電力が光源回路220に供給されるようにする。あるいは、点灯制御部160は、種別情報が表わす光源ユニット200の種別から、光源回路220が正常に点灯しているときの入力電圧の値を求め、光源回路220の入力電圧が正常範囲から逸脱した場合に、電源回路130から光源回路220への電力の供給を停止する。
上述したように、光源ユニット200には、明るさや相関色温度が異なる複数の種類のものがある。これは、例えば光源221の種類や数を変えることにより実現される。したがって、光源ユニット200の種類によって、光源回路220に供給すべき電力や、光源回路220の入力電圧の正常範囲などの電気的特性が異なる。
電源ユニット100は、光源ユニット200が保持した種別情報を取得し、取得した種別情報に基づいて、現在接続されている光源ユニット200に適合した電力を光源ユニット200に供給する。
図3は、この実施の形態における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図である。
接続部110及び接続部210は、それぞれ3つの端子を有する。接続部110の端子と接続部210の端子とは、それぞれ1対1に対応し、対応する端子が互いに接続して、3つの接続点a,b,cを形成する。接続部110及び接続部210は、例えば、差込刃、コネクタとハーネスなどである。接続部110の端子のうち、接続点aを形成する端子を点灯側端子a、接続点bを形成する端子を点灯側端子b、接続点cを形成する端子を点灯側端子cと呼ぶ。また、接続部210側の端子のうち、接続点aを形成する端子を光源側端子a、接続点bを形成する端子を光源側端子b、接続点cを形成する端子を光源側端子cと呼ぶ。
光源ユニット200において、光源回路220は、例えば複数の光源221を直列に電気接続した回路である。光源回路220は、光源側端子aと光源側端子cとの間に電気接続されている。
種別情報出力部250(識別回路)は、例えば抵抗R52を有する。抵抗R52(種別情報回路)は、光源側端子aと光源側端子cとの間に電気接続されている。抵抗R52は、光源ユニット200の種類によって、抵抗値が異なる。すなわち、抵抗R52の抵抗値が種別情報(性能情報)である。
抵抗R52は、抵抗値が固定された固定抵抗であってもよいし、抵抗値が可変できる半固定抵抗や可変抵抗であってもよい。光源221の電気的特性のバラツキが大きい場合は、抵抗R52の抵抗値が可変できる構成とすることが好ましい。そうすれば、例えば光源ユニット200の製造工程において、光源ユニット200の組み立て完了後、光源回路220の電気的特性を測定し、測定した電気的特性に基づいて、抵抗R52の抵抗値を調整することができる。
電源ユニット100は、上述した構成に加えて、帰還生成回路140(電流検出部)、電圧検出回路170、スイッチ回路180を有する。
種別判定部150は、例えば抵抗R51を有する。抵抗R51(分圧用抵抗)は、点灯側端子bと、電源ユニット100のグランド配線(GND)との間に電気接続されている。これにより、種別情報出力部250の抵抗R52と種別判定部150の抵抗R51とが直列に電気接続される。接続点aに電圧を印加すると、この電圧を2つの抵抗R52,R51により分圧した電圧が、抵抗R51の両端に発生する。種別判定部150は、種別情報出力部250から取得した種別情報を表わす信号(LED識別信号)として、抵抗R51の両端に発生した電圧を出力する。種別判定部150が出力する電圧は、抵抗R52の抵抗値により変化するので、電源ユニット100の側では、この電圧を種別情報として取り扱う。
電源回路130(検査電力生成回路)は、正側出力端子、負側出力端子、帰還入力端子を有する。負側出力端子は、電源ユニット100のグランド配線に電気接続している。
電源回路130は、直流電圧を生成し、生成した電圧を正側出力端子と負側出力端子との間の電位差として出力する。電源回路130は、帰還入力端子と負側出力端子との間の電位差を帰還電圧として入力する。入力した帰還電圧が所定の電圧より高い場合、電源回路130は、生成する直流電圧の電圧値を下げる。逆に、入力した帰還電圧が所定の電圧より低い場合、電源回路130は、生成する直流電圧の電圧値を上げる。後述するように、帰還電圧は、光源回路220を流れる電流に比例する。電源回路130が生成する直流電圧が上がると、光源回路220を流れる電流は大きくなり、帰還電圧が高くなる。逆に、電源回路130が生成する直流電圧が下がると、光源回路220を流れる電流は小さくなり、帰還電圧が低くなる。このため、電源回路130は、帰還電圧が所定の電圧と一致するよう、生成する直流電圧の電圧値を調整する。
帰還生成回路140は、光源回路220を流れる電流を測定して、電源回路130に帰還する帰還電圧(フィードバック電圧)を生成する。帰還生成回路140は、測定した電流に比例する帰還電圧を生成する。帰還生成回路140は、点灯制御部160からの指示を表わす信号を入力し、入力した信号にしたがって比例定数を選択し、選択した比例定数を用いて帰還電圧を生成する。
帰還生成回路140は、例えば、3つの抵抗R41,R42,R43(電圧発生用抵抗)、2つのスイッチング素子Q46,Q47(LED電流切替スイッチ)を有する。スイッチング素子Q46,Q47は、例えば電界効果型トランジスタ(以下「FET」と呼ぶ。)である。抵抗R42とスイッチング素子Q46とは、直列に電気接続している。同様に、抵抗R43とスイッチング素子Q47とは、直列に電気接続している。抵抗R41と、抵抗R42・スイッチング素子Q46の直列回路と、抵抗R43・スイッチング素子Q47の直列回路とは、並列に電気接続している。この並列回路は、点灯側端子cと電源回路130の負側出力端子との間に電気接続している。これにより、この並列回路と光源回路220とは、直列に電気接続される。光源回路220を流れる電流と同じ電流が並列回路を流れ、流れた電流に比例する電圧が、並列回路の両端に発生する。帰還生成回路140は、並列回路の両端に発生した電圧を帰還電圧として出力する。すなわち、並列回路の等価抵抗値が比例定数である。
2つのスイッチング素子Q46,Q47は、それぞれ点灯制御部160からの信号にしたがってオンオフする。スイッチング素子Q46,Q47がともにオフの場合、並列回路の等価抵抗値は、抵抗R41の抵抗値と等しい。スイッチング素子Q46がオン、スイッチング素子Q47がオフの場合、並列回路の等価抵抗値は、抵抗R41の抵抗値の逆数と抵抗R42の抵抗値の逆数との和の逆数に等しい。スイッチング素子Q46がオフ、スイッチング素子Q47がオンの場合、並列回路の等価抵抗値は、抵抗R41の抵抗値の逆数と抵抗R43の抵抗値の逆数との和の逆数に等しい。スイッチング素子Q46,Q47がともにオンの場合、並列回路の等価抵抗値は、抵抗R41の抵抗値の逆数と抵抗R42の抵抗値の逆数と抵抗R43の抵抗値の逆数との総和の逆数に等しい。
例えば、抵抗R41の抵抗値が10Ω、抵抗R42の抵抗値が50Ω、抵抗R43の抵抗値が25Ωである場合、2つのスイッチング素子Q46,Q47をそれぞれオンオフすることにより、並列回路の等価抵抗値は、10Ω、8.33Ω、7.14Ω、6.25Ωの4つの値のいずれかになる。帰還電圧が例えば5Vになるよう、電源回路130が生成する直流電圧の電圧値を調整すると、光源回路220を流れる電流は、それぞれ500mA、600mA、700mA、800mAになる。
電圧検出回路170は、電源回路130が生成した直流電圧を測定して、検出電圧を生成する。電圧検出回路170は、測定した直流電圧に比例する検出電圧を生成する。電圧検出回路170は、点灯制御部160からの指示を表わす信号を入力し、入力した信号にしたがって比例定数を選択し、選択した比例定数を用いて検出電圧を生成する。
電圧検出回路170は、例えば、3つの抵抗R71,R72,R73と、スイッチング素子Q77とを有する。スイッチング素子Q77は、例えばFETである。抵抗R73とスイッチング素子Q77とは、直列に電気接続している。抵抗R72と、抵抗R73・スイッチング素子Q77の直列回路とは、並列に電気接続している。この並列回路(LED光源部異常検出調整部)と、抵抗R71とは、直列に電気接続している。この直列回路は、電源回路130の正側出力端子と負側出力端子との間に電気接続している。これにより、電源回路130が生成した直流電圧を、抵抗R71と、抵抗R72を含む並列回路とが分圧し、分圧した電圧が抵抗R72を含む並列回路の両端に発生する。電圧検出回路170は、抵抗R72を含む並列回路の両端に発生した電圧を検出電圧として出力する。すなわち、抵抗R71と、抵抗R72を含む並列回路との分圧比が比例定数である。
スイッチング素子Q77は、点灯制御部160からの信号にしたがってオンオフする。スイッチング素子Q77がオフの場合、抵抗R72を含む並列回路の等価抵抗値は、抵抗R72の抵抗値に等しい。スイッチング素子Q77はオンの場合、抵抗R72を含む並列回路の等価抵抗値は、抵抗R72の抵抗値の逆数と抵抗R73の抵抗値の逆数との和の逆数に等しい。
例えば、抵抗R71の抵抗値が19kΩ、抵抗R72の抵抗値が1kΩ、抵抗R73の抵抗値が3.8kΩである場合、スイッチング素子Q77をオンオフすることにより、抵抗R72を含む並列回路の等価抵抗値は、1kΩ、792Ωのいずれかの値になり、電圧検出回路170は、電源回路130が生成した直流電圧のそれぞれ20分の1、25分の1の電圧を検出電圧として生成する。
なお、スイッチング素子Q46,Q47,Q77は、FETに限らず、他の電子的なスイッチであってもよいし、リレーなど機械的なスイッチであってもよい。スイッチング素子Q46,Q47,Q77のオンオフの切り替えは、光源ユニット200を交換して光源ユニット200の種別が変化したときに発生するので、スイッチング素子Q46,Q47,Q77は、同じ状態を維持するのに消費する電力が低いものが望ましく、応答速度は遅くてもよい。
スイッチ回路180は、点灯制御部160からの指示を表わす信号にしたがって、電源回路130が生成した直流電圧を光源ユニット200に供給し、あるいは、供給を停止する。
スイッチ回路180は、例えば、4つの抵抗R81,R82,R84,R85、2つのスイッチング素子Q83,Q86を有する。スイッチング素子Q83は、例えばNPN型バイポーラトランジスタである。スイッチング素子Q86は、例えばPNP型バイポーラトランジスタである。抵抗R81の一方の端子は、点灯制御部160の点灯信号出力端子に電気接続している。抵抗R81のもう一方の端子は、スイッチング素子Q83のベース端子に電気接続している。抵抗R82は、スイッチング素子Q83のベース端子とエミッタ端子との間に電気接続している。スイッチング素子Q83のエミッタ端子は、電源ユニット100のグランド配線に電気接続している。抵抗R84は、スイッチング素子Q83のコレクタ端子とスイッチング素子Q86のベース端子との間に電気接続している。抵抗R85は、スイッチング素子Q86のベース端子とエミッタ端子との間に電気接続している。スイッチング素子Q86のエミッタ端子は、電源回路130の正側出力端子に電気接続している。スイッチング素子Q86のコレクタ端子は、点灯側端子aに電気接続している。
スイッチング素子Q83のベース・エミッタ間には、点灯制御部160の点灯信号出力端子の電圧を、抵抗R81と抵抗R82とで分圧した電圧が印加される。この電圧が所定の電圧(例えば0.7V)より高ければ、スイッチング素子Q83がオンになり、コレクタ電流が流れる。スイッチング素子Q83のコレクタ電流は、抵抗R84により制限される。スイッチング素子Q83のコレクタ電流の一部が抵抗R85を流れることにより抵抗R85の両端に電圧が発生し、この電圧がスイッチング素子Q86のベース・エミッタ間に印加される。この電圧が所定の電圧(例えば0.7V)より高ければ、スイッチング素子Q86がオンになり、電源回路130が生成した直流電圧が、接続点aを介して、光源回路220に印加される。
点灯制御部160の点灯信号出力端子の電圧が低く、スイッチング素子Q83のベース・エミッタ間電圧が所定の電圧より低いと、スイッチング素子Q83がオフになり、コレクタ電流は流れない。このため、スイッチング素子Q86のベース・エミッタ間電圧も所定の電圧より低くなり、スイッチング素子Q86がオフになるので、電源回路130が生成した直流電圧は、光源回路220に印加されない。
点灯制御部160は、例えばマイクロコンピュータ(以下「マイコン」と呼ぶ。)を有する。
マイコンは、例えば、処理装置(以下「CPU」と呼ぶ。)、記憶装置、入力装置、出力装置(図示せず)を有する。
CPUは、プログラムを実行することにより、データを処理し、CPU自身を含むマイコン全体を制御する。
記憶装置は、CPUが実行するプログラムやCPUが処理するデータを記憶する。記憶装置には、例えば不揮発性メモリ(以下「ROM」と呼ぶ。)や揮発性メモリ(以下「RAM」と呼ぶ。)などがある。
入力装置は、マイコンの外部からデジタル信号やアナログ信号を入力して、CPUが処理できる形式のデータに変換する。入力装置が変換したデータは、CPUが直接処理してもよいし、RAMなどが記憶してもよい。入力装置には、例えばアナログデジタル変換器(以下「ADC」と呼ぶ。)などがある。ADCは、CPUから指示されたタイミングで、あるいは所定の周期で、アナログ信号を入力する端子の電位を測定し、測定した電位を量子化してデジタルデータに変換する。
出力装置は、CPUが処理したデータなどをデジタル信号やアナログ信号に変換して、マイコンの外部に出力する。出力装置が変換するデータは、CPUから直接受け取ったデータであってもよいし、RAMなどが記憶したデータであってもよい。出力装置は、例えばデジタルアナログ変換器(以下「DAC」と呼ぶ。)などがある。DACは、変換するデータが表わす数値に比例する電圧を生成し、アナログ信号を出力する端子から出力する。
以下に説明する機能ブロックは、ROMが記憶したプログラムをCPUが実行して、データを処理し、マイコン全体を制御することにより実現される。
なお、以下に説明する機能ブロックを実現するための構成は、マイコンに限らず、アナログ回路・デジタル回路・集積回路など他の電子回路や電気回路であってもよいし、機械的構成など電気的構成以外の構成であってもよい。
点灯制御部160は、特性判定部161、電力設定部162、閾値切替部163、異常判定部164、点灯判定部165を有する。
特性判定部161は、CPUがADCを制御することにより、種別判定部150が取得した種別情報(LED識別信号)を入力する。特性判定部161は、入力した種別情報に基づいて、光源ユニット200に供給すべき電力や、光源回路220の入力電圧の正常範囲など光源ユニット200の電気的特性を判定する。例えば、種別情報と電気的特性との対応関係を表わすデータを集めたテーブルを、あらかじめROMが記憶しておく。ROMが記憶したテーブルをCPUが検索することにより、特性判定部161は、種別判定部150が取得した種別情報に対応する電気的特性を表わすデータを取得する。
電力設定部162は、特性判定部161が判定した光源ユニット200の電気的特性に基づいて、CPUがDACを制御することにより、スイッチング素子Q46,Q47のオンあるいはオフを指示する信号(LED電流切替信号)を生成する。例えば、光源回路220を流れる電流の定格値が500mAの場合、電力設定部162は、2つのスイッチング素子Q46,Q47をともにオフにする信号を生成する。光源回路220を流れる電流の定格値が600mAの場合、電力設定部162は、スイッチング素子Q46をオン、スイッチング素子Q47をオフにする信号を生成する。光源回路220を流れる電流の定格値が700mAの場合、電力設定部162は、スイッチング素子Q46をオフ、スイッチング素子Q47をオンにする信号を生成する。光源回路220を流れる電流の定格値が800mAの場合、電力設定部162は、2つのスイッチング素子Q46,Q47をともにオンにする信号を生成する。
閾値切替部163は、特性判定部161が判定した光源ユニット200の電気的特性に基づいて、CPUがDACを制御することにより、スイッチング素子Q77のオンあるいはオフを指示する信号(光源異常検出閾値切替信号)を生成する。例えば、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限値が35V、帰還生成回路140の両端電圧が5Vで合計40Vの場合、閾値切替部163は、スイッチング素子Q77をオフにする信号を生成し、電圧検出回路170が生成する検出電圧を、電源回路130が生成した直流電圧の20分の1にする。光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限値が45V、帰還生成回路140の両端電圧が5Vで合計50Vの場合、閾値切替部163は、スイッチング素子Q77をオンにする信号を生成し、電圧検出回路170が生成する検出電圧を、電源回路130が生成した直流電圧の25分の1にする。これにより、いずれの場合も、光源回路220の入力電圧が正常範囲を超えると、電圧検出回路170が生成する検出電圧が2Vを超えるので、光源回路220の異常を判定するための閾値電圧は、同じ2Vでよい。
異常判定部164(LED光源部異常検出部)は、CPUがADCを制御することにより、電圧検出回路170が生成した検出電圧(光源部異常検出信号)を入力する。異常判定部164は、CPUがデータを処理することにより、入力した検出電圧を所定の閾値電圧(例えば2V)と比較する。検出電圧が閾値電圧より高い場合、異常判定部164は、異常発生と判定する。
例えば、光源221が切断故障(オープン故障)した場合、光源回路220を流れる電流が0になるので、帰還生成回路140が生成する帰還電圧も0になる。電源回路130は、帰還電圧が所定の電圧より低いので、生成する直流電圧を高くする。しかし、光源回路220には電流が流れないので、帰還電圧は0のまま変わらない。このため、電源回路130は、生成する直流電圧を更に高くする。これにより、電源回路130が生成する電圧が高くなると、電圧検出回路170が生成する検出電圧が閾値電圧を超え、異常判定部164が異常発生と判定する。
また、異常判定部164は、更に、CPUがデータを処理することにより、入力した検出電圧を第二閾値電圧と比較する構成としてもよい。検出電圧が第二閾値電圧より低い場合も、異常判定部164は、異常発生と判定する。第二閾値電圧は、所定の電圧であってもよいし、種別判定部150が取得した種別情報に基づいて、閾値切替部163が算出する構成としてもよい。
例えば、光源221が短絡故障した場合、故障した光源221における電圧降下が0になるので、その分の電圧が他の光源221に印加され、光源回路220を流れる電流が増加し、帰還生成回路140が生成する帰還電圧も増加する。電源回路130は、帰還電圧が所定の電圧より高いので、生成する直流電圧を低くする。これにより、電源回路130が生成する電圧が低くなり、電圧検出回路170が生成する検出電圧が第二閾値電圧を下回り、異常判定部164が異常発生と判定する。
点灯判定部165は、CPUがDACを制御することにより、スイッチ回路180をオンあるいはオフする信号(光源部オンオフ信号)を生成する。異常判定部164が異常発生と判定した場合、点灯判定部165は、スイッチ回路180をオフする信号を生成する。これにより、異常な電圧が光源ユニット200に印加されるのを防ぎ、電源ユニット100の故障を防止する。
なお、閾値切替部163が生成した信号にしたがって電圧検出回路170の比例定数を変更するのではなく、電圧検出回路170は、所定の比例定数を用いて検出電圧を生成し、閾値切替部163が閾値電圧を算出し、電圧検出回路170が生成した検出電圧を、閾値切替部163が算出した閾値電圧と比較することにより、異常判定部164が異常を判定する構成としてもよい。しかし、マイコンを用いて異常判定部164を実現する構成の場合、以下の理由により、閾値切替部163が生成した信号にしたがって電圧検出回路170の比例定数を変更する構成のほうが好ましい。
ADCは、入力できる電圧範囲が定まっている。したがって、検出電圧がADCの入力可能電圧範囲より高い場合、検出電圧にかかわらずADCが変換するデータは最大値に固定される。したがって、異常判定部164は、閾値電圧がADCの入力可能電圧より高いと、異常発生を判定することができない。
また、ADCには、量子化誤差がある。量子化誤差は、ADCが出力するデジタルデータのビット数により定まり、入力する電圧によらないから、入力する電圧が高いほど信号雑音比(以下「SN比」と呼ぶ。)が良くなる。このため、検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限に近いほうが、異常発生を正確に判定することができる。
比例定数を固定して閾値電圧を変化させる構成の場合、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限が低い場合に検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限に近くなるよう設定すると、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限が低い場合に検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限を超えて、異常発生を判定できなくなる。逆に、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限が高い場合に検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限に近くなるよう設定すると、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限が低い場合に検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限から離れ、正確な判定が困難になる。
これに対し、閾値電圧を固定して比例定数を変化させる構成の場合、光源回路220の入力電圧の正常範囲の上限にかかわらず、検出電圧がADCの入力可能電圧範囲の上限に近くなるよう設定することができ、異常発生を常に正確に判定することができる。
この実施の形態における電源ユニット100は、接続部110(点灯接続部)を介して光源ユニット200の種別を表わす種別情報を種別判定部150が取得し、取得した種別情報に基づいて光源ユニット200に供給する電力を電力設定部162が設定し、設定した電力にしたがって光源ユニット200に供給する電力を電源回路130が生成するので、電気的特性の異なる光源ユニット200を接続した場合でも、常に適切な電力を光源ユニット200に供給することができる。
また、点灯側端子a(第一の点灯接続端子)と点灯側端子b(第二の点灯接続端子)との間の抵抗値を、種別判定部150が測定して種別情報とするので、光源ユニット200の電気的特性に対応する抵抗値を有する抵抗を、光源側端子a(第一の光源接続端子)と光源側端子b(第二の光源接続端子)との間に接続するだけで、光源ユニット200の種別を電源ユニット100に知らせることができ、光源ユニット200の製造コストを抑えることができる。
また、光源ユニット200に対して点灯側端子a(第一の点灯接続端子)と点灯側端子c(第三の点灯接続端子)とを介して電源回路130が生成した電力を供給するので、端子の数が3つで済み、電源ユニット100の製造コストを抑えることができる。また、光源回路220に印加する電圧が、抵抗R52の抵抗値を測定するために印加する電圧を兼ねるので、電源ユニット100が簡易な回路構成で実現できる。
この実施の形態における光源ユニット200は、光源ユニット200の種別を表わす種別情報を電源ユニット100に提供するので、光源ユニット200の種類や電気的特性を電源ユニット100に知らせることができ、種類や電気的特性が異なる複数種類の光源ユニット200がある場合でも、常に適切な電力の供給を電源ユニット100から受けることができる。
また、光源側端子a(第一の光源接続端子)と光源側端子b(第二の光源接続端子)との間に接続した抵抗R52の抵抗値を種別情報とするので、光源ユニット200の製造コストを抑えることができる。
また、光源側端子a(第一の光源接続端子)と光源側端子c(第三の光源接続端子)とを介して電源ユニット100から供給された電力により光源221が点灯するので、端子の数が3つで済み、光源ユニット200の製造コストを抑えることができる。
なお、3つの接続点のほかのもうひとつの接続点dを設け、抵抗R52の一端を光源側端子aに接続するのではなく、接続点dを形成する光源側端子dに接続する構成としてもよい。電源ユニット100側には、検査電圧生成回路を設ける。検査電圧生成回路は、所定の電圧値の検査電圧を生成し出力する。検査電圧生成回路の出力端子は、接続点dを形成する点灯側端子dに接続し、光源ユニット200の種別情報出力部250に検査電圧を供給する。接続点aの電位は光源回路220の電気的特性により変化するが、接続点dの電位は光源回路220の電気的特性に関わらず一定なので、種別情報を正しく取得することができる。また、異常発生時など、光源221を点灯していないときでも、種別情報を取得することができる。
この実施の形態における照明器具800は、電源ユニット100と、光源ユニット200とを有する。照明器具800は、照明装置の一例である。
なお、帰還生成回路140や電圧検出回路170において並列に接続する回路の数をもっと多くすれば、等価抵抗値をもっと多くの値にすることができるので、帰還生成回路140や電圧検出回路170の比例定数をもっと多くの段階で変化させることができる。また、帰還生成回路140や電圧検出回路170は、スイッチング素子を含む複数の回路を並列に接続する構成に限らず、スイッチング素子を含む複数の回路を直列に接続するなど他の構成により等価抵抗値を変化させるものであってもよい。また、等価抵抗値を段階的に変化させる構成ではなく、等価抵抗値を連続的に変化させる構成であってもよい。また、等価抵抗値を変化させるのではなく、他の構成により、比例定数を変化させる構成であってもよい。
また、種別情報出力部250は、抵抗R52ではなく、例えばレギュレータなどの半導体素子やその他の電子部品、ジャンパー線やディップスイッチなどによって構成された回路であってもよい。
あるいは、種別情報出力部250は、サーミスタなど温度によって電気的特性が変化する素子を含む回路であってもよい。光源回路220の電気的特性が温度により変化する場合、光源回路220の電気的特性の変化に対応する形で、種別情報出力部250の電気的特性も変化するように構成しておけば、周辺温度による光源回路220の電気的特性の変化を補償することができる。
以上のように、照明器具800(照明装置)は、種別情報(LED識別信号)による条件にあった最適の動作をすることができ、故障時の安全確保ができる。照明器具800は、色ランクの違いなどによる個々の光源ユニット200(LED光源部)の明るさのバラツキに対処することができる。照明器具800は、光源221(LED)の個数の変更した場合でも電源ユニット100(LED点灯ユニット部)の回路定数を再設定する必要がない。照明器具800は、温度の違いなどによる個々の光源ユニット200の明るさの違いの発生や順電圧の上昇による電力の増加などに対処することができる。照明器具800は、個々の光源ユニット200の光源221の順電圧が異なる場合でも保護レベルを再設定する必要がない。照明器具800は、光源ユニット200の故障モードの解析を可能にする。照明器具800は、個々の光源ユニット200の光源221の配光特性の違いなどによる明るさの違いなどに対処することができる。照明器具800は、個々の光源ユニット200の極端な色の違い(例えば温白色と昼光色の違い)がある場合でも、電源ユニット100の回路定数の再設定をする必要がない。
なお、種別判定部150の抵抗R51の両端に発生する電圧は、電源回路130が生成した直流電圧によっても変化する。そのため、異なる複数の種別の光源ユニット200において、電源回路130が生成する直流電圧が所定の範囲内で変動した場合に、種別判定部150の抵抗R51の両端電圧が変動する範囲が重ならないよう、種別情報出力部250の抵抗R52の値を設定する。
例えば、光源回路220の電気的特性の違いにより、電源回路130が生成する直流電圧が80V〜120Vの範囲で変動する可能性があり、抵抗R51の値が1kΩ、ある種別の光源ユニット200における抵抗R52の値が39kΩであるとすると、抵抗R51の両端電圧は、2V〜3Vの範囲で変動する可能性がある。
仮に、それと異なる種別の光源ユニット200における抵抗R52の値が56kΩであるとすると、抵抗R51の両端電圧は、1.4V〜2.11Vの範囲で変動する可能性がある。このため、抵抗R51の両端電圧が2V〜2.11Vの範囲である場合、光源ユニット200がどちらの種別であるか判別できない。したがって、抵抗R52の値は、このような値には設定しない。
抵抗R52の値が68kΩであれば、抵抗R51の両端電圧は、1.16V〜1.74Vの範囲で変動する可能性がある。抵抗R52の値をこのような値に設定した光源ユニットであれば、電源ユニット100は、抵抗R52の値が39kΩである光源ユニット200との間で、種別を判別することができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図4を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分には、同一の符号を付し、説明を省略する。
図4は、この実施の形態における照明器具800の構成の一部を示すブロック構成図である。
この図において、光源ユニット200の種別取得に関係のない部分は、省略もしくは簡潔化して記載している。
種別判定部150(種別取得部)は、抵抗R51に加え、種別電圧測定回路151、検査電圧測定回路152、演算部153を有する。
種別電圧測定回路151は、抵抗R51の両端に発生した電圧の値(以下「種別電圧」と呼ぶ。)を測定する。種別電圧測定回路151は、例えばマイコンのADCである。なお、抵抗R51と種別電圧測定回路151とにより、種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)を流れる電流を測定していると見ることもできる。
検査電圧測定回路152は、電源回路130(検査電力生成回路)が生成した直流電圧の値(以下「検査電圧」と呼ぶ。)を測定する。検査電圧測定回路152は、例えば電圧検出回路170とマイコンのADCとによって実現される。
演算部153は、検査電圧測定回路152が測定した検査電圧と、種別電圧測定回路151が測定した種別電圧との比を算出する。
この実施の形態における電源ユニット100は、演算部153が算出した比を種別情報として取り扱う。特性判定部161は、演算部153が算出した比に基づいて、光源ユニット200の電気的特性を判定する。
実施の形態1で述べたように、抵抗R51の両端に発生する電圧は、電源回路130が生成する直流電圧の値によっても変化する。この実施の形態では、抵抗R51の両端電圧をそのまま種別情報とするのではなく、電源回路130が生成した直流電圧の値との比を種別情報とすることにより、電源回路130が生成する直流電圧の値の変化による抵抗R51の両端電圧の変化を吸収するので、抵抗R52の抵抗値の間隔を狭くすることができ、より多くの種別を判別することができる。
例えば、ある種別の光源ユニット200において、種別情報出力部250の抵抗R52の値が39kΩであるとする。抵抗R51の値が1kΩ、電源回路130が生成した直流電圧の値が80Vの場合、抵抗R51の両端電圧は2Vになるので、特性判定部161は、80÷2=40という値を種別情報とする。また、電源回路130が生成した直流電圧の値が120Vであれば、抵抗R51の両端電圧は3Vになるので、特性判定部161は、120÷3=40という値を種別情報とする。すなわち、電源回路130が生成した直流電圧の値に関わらず、特性判定部161が算出する種別情報はほぼ同じになる。
これに対し、異なる種別の光源ユニットにおいて、抵抗R52の値が47kΩだとすると、電源回路が生成した直流電圧の値が120Vの場合、抵抗R51の両端電圧は2.5Vになる。特性判定部161は、120÷2.5=48という値を種別情報とする。したがって、抵抗R52の値が39kΩである光源ユニット200との間で、種別を判別することができる。
この実施の形態における電源ユニット100は、電源回路130(検査電力生成回路)が生成した電圧の値と、種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)を流れる電流の値を測定し、測定した値の比を取るなどの演算をして種別情報を算出するので、検査電圧の変動にかからわず、異なる種別の光源ユニット200を判別することができる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図5〜図6を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図5は、この実施の形態における照明器具800の構成の一部を示すブロック構成図である。
光源ユニット200の種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)は、光源側端子bと光源側端子cとの間に電気接続している。なお、抵抗R52の一端は、光源側端子cではなく、光源側端子aに電気接続していてもよいし、光源側端子aとも光源側端子cとも異なる別の光源側端子に電気接続していてもよい。
電源ユニット100は、検査電流生成回路135を有する。検査電流生成回路135(検査電力生成回路)は、所定の電流値の直流電流(以下「検査電流」と呼ぶ。)を生成する定電流源である。検査電流生成回路135は、電源側端子bと電源側端子cとの間に電気接続している。なお、検査電流生成回路135は、生成した検査電流が種別情報出力部250の抵抗R52を流れるよう、抵抗R52が接続している光源側端子に接続する電源側端子に電気接続する。
種別電圧測定回路151は、検査電流生成回路135が抵抗R52に印加した電圧の値(検査電圧)を測定する。この実施の形態における電源ユニット100は、種別電圧測定回路151が測定した検査電圧を種別情報として取り扱う。
このように、電源回路130とは別に検査電流生成回路135を設け、種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)に供給する検査電流を生成することにより、光源回路220の電気的特性の違いなどにより、電源回路130が生成する直流電圧の値が変動したとしても、種別電圧測定回路151が測定する電圧の値は変わらず、光源ユニット200の種別を正しく判別することができる。
図6は、この実施の形態における照明器具800の構成の別の例を示すブロック構成図である。
電源ユニット100は、検査電流生成回路135に代えて、検査電圧生成回路136を有する。検査電圧生成回路136(検査電力生成回路)は、所定の電圧値の直流電圧(検査電圧)を生成する定電圧源である。検査電圧生成回路136が生成した検査電圧は、種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)に印加される。
また、電源ユニット100は、種別電圧測定回路151に代えて、検査電流測定回路154を有する。検査電流測定回路154は、種別情報出力部250の抵抗R52(種別情報回路)を流れる電流(検査電流)を測定する。この例における電源ユニット100は、検査電流測定回路154が測定した検査電流を種別情報として取り扱う。
このように、定電圧源と電流測定との組み合わせでも、電源回路130が生成する直流電圧の値の変動にかかわらず、光源ユニット200の種別を正しく判別することができる。
実施の形態4.
実施の形態4について、図7を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、この実施の形態における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図である。
接続部110及び接続部210は、実施の形態1で説明した3つの端子に加え、接続点dを形成する端子(それぞれ「点灯側端子d」「光源側端子d」と呼ぶ。)と、接続点eを形成する端子(それぞれ「点灯側端子e」「光源側端子e」と呼ぶ。)とを有する。
光源ユニット200は、メモリIC251(種別情報記憶部)を有する。メモリIC251(種別情報出力部250、使用時間提供部)は、あらかじめ、光源ユニット200の種別情報を表わすデータ(以下「種別データ」と呼ぶ。)と、光源ユニット200の使用時間(通電時間)を表わすデータ(以下「使用時間データ」と呼ぶ。)とを記憶している。このうち少なくとも使用時間データは、書き換えが可能である。メモリIC251は、動作に必要な電源電圧を印加するための一対の電源入力端子と、データを読み書きするためのデータ入出力端子とを備える。一対の電源入力端子のうち正電圧側の端子は、光源側端子dに電気接続している。一対の電源入力端子のうち負電圧側の端子は、光源側端子eに電気接続している。データ入出力端子は、光源側端子bに電気接続している。
電源ユニット100は、実施の形態1で説明した構成に加え、更に、制御電源回路190を有する。
制御電源回路190は、メモリIC251や点灯制御部160のマイコンなどの動作に必要な電源電圧(例えば3V)を生成する。制御電源回路190は、例えば電源回路130が生成した直流電圧をレギュレータなどにより降圧して電源電圧を生成する。制御電源回路190は、生成した電源電圧を出力する一対の出力端子を有する。正電圧側の出力端子は、点灯側端子dに電気接続している。負電圧側の出力端子は、電源ユニット100内のグランド配線に電気接続している。
点灯側端子eは、グランド配線に電気接続している。これにより、制御電源回路190が生成した電源電圧は、接続点d及び接続点eを介して、光源ユニット200のメモリIC251に印加される。
帰還生成回路140は、可変抵抗回路V45を有する。電圧検出回路170は、可変抵抗回路V75を有する。可変抵抗回路V45,V75は、点灯制御部160からの指示を表わす信号にしたがって抵抗値が変化する。
スイッチ回路180は、点灯制御部160からの指示を表わす信号にしたがって開閉するスイッチである。
可変抵抗回路V45,V75及びスイッチ回路180は、1つの部品によって構成されたものであってもよいし、実施の形態1で示した回路のように複数の部品によって構成されたものであってもよい。
点灯制御部160は、制御電源回路190が生成した電源電圧により動作する。点灯制御部160は、電源電圧を入力する一対の電源入力端子を有する。正電圧側の電源入力端子は、制御電源回路190の正電圧側の出力端子に電気接続しいている。負電圧側の電源入力端子は、グランド配線を介して制御電源回路190の負電圧側の出力端子に電気接続している。
点灯制御部160は、実施の形態1で説明した機能ブロックに加えて、使用時間読出部155、使用時間計測部156、使用時間書込部157を有する。また、この例において、種別判定部150は、点灯制御部160の一部である。
種別判定部150は、CPUが出力装置を制御することにより、メモリIC251から種別データを読み出す信号を生成して出力する。この信号にしたがって、メモリIC251は、あらかじめ記憶した種別データを表わす信号を生成して出力する。種別判定部150は、CPUが入力装置を制御することにより、メモリIC251が出力した信号を入力し、種別データを取得する。
使用時間読出部155は、CPUが出力装置を制御することにより、メモリIC251から使用時間データを読み出す信号を生成して出力する。この信号にしたがって、メモリIC251は、あらかじめ記憶した使用時間データを表わす信号を生成して出力する。使用時間読出部155は、CPUが入力装置を制御することにより、メモリIC251が出力した信号を入力し、使用時間データを取得する。
使用時間計測部156は、使用時間読出部155が取得した使用時間データに基づいて、CPUがデータを処理することにより、光源ユニット200の使用時間を計測する。例えば、使用時間計測部156は、電源ユニット100が光源ユニット200に電力を供給している時間を測定し、1時間経過するたびに、使用時間データに1を加える。
使用時間書込部157は、CPUが出力装置を制御することにより、使用時間計測部156が計測した使用時間を表わすデータをメモリIC251に書き込む信号を生成して出力する。この信号にしたがって、メモリIC251は、あらかじめ記憶した使用時間データを書き換えて、新しい使用時間データを記憶する。
これにより、光源ユニット200の使用時間を光源ユニット200自身が記憶するので、使用中の光源ユニット200を取り替えたり、他の電源ユニット100に接続したり、元に戻したりした場合でも、光源ユニット200の使用時間を正しく計測することができる。
特性判定部161は、種別判定部150が取得した種別データと、使用時間計測部156が計測した使用時間とに基づいて、CPUがデータを処理することにより、光源ユニット200に供給すべき電力や、光源回路220の入力電圧の正常範囲など光源ユニット200の電気的特性を判定する。例えば、経年劣化により光源221の明るさが低下する場合、光源回路220に供給する電力を増加させることにより、同じ明るさを保つことができる。したがって、同じ明るさを保つため光源回路220に供給すべき電力は、使用時間の増加に伴って増加する。
具体的には、例えば、種別情報と未使用時における電気的特性との対応関係を表わすデータを集めたテーブルに加えて、所定の輝度低下補償係数算出式を表わすデータをROMがあらかじめ記憶しておく。実施の形態1と同様、ROMが記憶したテーブルをCPUが検索することにより、特性判定部161は、種別判定部150が取得した種別データが表わす種別情報に対応する(未使用時の)電気的特性を表わすデータを取得する。また、ROMが記憶したデータが表わす輝度低下補償係数算出式に、使用時間データが表わす使用時間を代入した結果をCPUが計算することにより、特性判定部161は、輝度低下補償係数を算出する。取得した電気的特性が表わす電力と、算出した輝度低下補償係数とを乗じた積をCPUが計算することにより、特性判定部161は、光源回路220に供給すべき電力を算出する。
同様に、光源回路220の入力電圧の正常範囲も使用時間によって変化する。例えば、光源回路220に供給する電力が変われば、光源回路220の電圧電流特性により、光源回路220の入力電圧の正常範囲も変化する。特性判定部161は、例えば使用時間や、使用時間から算出した光源回路220に供給すべき電力などに基づいて、光源回路220の入力電圧の正常範囲を算出する。
この実施の形態における光源ユニット200は、接続部210に接続した電源ユニット100に対して接続部210を介して光源ユニット200の使用時間を表わす使用時間情報(使用時間データ)を提供する使用時間提供部(メモリIC251)を有するので、使用時間により光源ユニット200の電気的特性が変化する場合でも、常に適切な電力の供給を電源ユニット100から受けることができる。
この実施の形態における電源ユニット100は、接続部110に接続した光源ユニット200から接続部110を介して光源ユニット200の使用時間を表わす使用時間情報(使用時間データ)を使用時間取得部(使用時間読出部155)が取得し、種別判定部150が取得した種別情報(種別データ)と使用時間取得部が取得した使用時間情報とに基づいて光源ユニット200に供給する電力を電力設定部162が設定するので、使用時間により光源ユニット200の電気的特性が変化する場合でも、常に適切な電力を光源ユニット200に供給することができる。
また、電源回路130が光源ユニット200に電力を供給している時間を使用時間計測部156が計測し、使用時間取得部が取得した使用時間情報が表わす使用時間と、使用時間計測部156が計測した時間とを加算して光源ユニット200の使用時間を算出し、接続部110に接続した光源ユニット200に対して接続部110を介して使用時間計測部156が算出した使用時間を使用時間書込部157が書き込むので、光源ユニット200の使用時間を正しく把握することができる。
なお、光源ユニット200の(未使用時の)電気的特性をそのまま種別情報とし、メモリIC251が記憶する構成としてもよい。例えば、メモリIC251は、未使用時における光源ユニット200に供給すべき電力や、入力電圧の正常範囲(最大電圧・最小電圧など)を表わすデータを、種別データとして記憶する。そうすれば、特性判定部161が種別情報を光源ユニット200の電気的特性に変換する必要がないので、種別情報を電気的特性に変換するためテーブルなどをROMがあらかじめ記憶しておく必要がない。
また、光源ユニット200は、メモリIC251が記憶したデータを書き換えるため、光源側端子b以外に、データを入力するデータ入力部を有する構成であってもよい。例えば、データ入力部としてリモコン受光回路を設け、リモコン受光回路が受光したリモコンからの信号に基づいて、メモリIC251が記憶したデータを書き換えることができる構成としてもよい。
また、メモリIC251や点灯制御部160は、電源ユニット100内のグランド配線ではなく、光源側端子cの電位を基準電位として動作する構成としてもよい。制御電源回路190の出力端子のうち負電圧側の出力端子は、グランド配線ではなく、点灯側端子cに電気接続する。点灯制御部160の電源入力端子のうち負電圧側端子も同様に、点灯側端子cに電気接続する。また、メモリIC251の電源入力端子のうち負電圧側の端子は、光源側端子cに電気接続する。これにより、接続点eを形成する点灯側端子e及び光源側端子eが不要となるので、電源ユニット100及び光源ユニット200の製造コストを抑えることができる。
また、メモリIC251が動作するために必要な電源電圧を生成する制御電源回路(以下「光源内電源回路」と呼ぶ。)を、光源ユニット200の内部に設ける構成としてもよい。光源内電源回路は、例えば、光源側端子aと光源側端子cとの間に印加された電圧から、メモリIC251に印加する電源電圧を生成する。あるいは、メモリIC251の電源電圧許容範囲によっては、メモリIC251の正電圧側の電源入力端子を光源側端子aに直接電気接続する構成としてもよい。これにより、接続点dを形成する光源側端子d及び点灯側端子dが不要となるので、電源ユニット100及び光源ユニット200の製造コストを抑えることができる。
以上のように、照明器具800は、光源221の経年劣化による明るさの低下などに対処することができる。
実施の形態5.
実施の形態5について、図8を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、この実施の形態における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図である。
接続部110は、点灯側端子a,c,dの3つの端子を有する。これに対応して、接続部210は、光源側端子a,c,dの3つの端子を有する。
光源ユニット200において、種別情報出力部250(電流調整回路)は、抵抗R53(補正生成回路)を有する。抵抗R53は、光源側端子dと光源側端子cとの間に電気接続している。抵抗R53は、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電流を生成する。
制御電源回路190は、抵抗R53に印加する所定の直流電圧(例えば3V)を生成する。制御電源回路190の正電圧側の出力端子は、点灯側端子dに電気接続している。制御電源回路190の負電圧側の出力端子は、電源ユニット100内のグランド配線に電気接続している。
制御電源回路190が生成した直流電圧は、接続点dを介して抵抗R53に印加される。抵抗R53には、抵抗R53の抵抗値に反比例する電流(補正電流)が流れる。
帰還生成回路140は、抵抗R41を有する。実施の形態1と異なり、抵抗R41に並列に接続した抵抗やスイッチング素子は存在しないので、帰還生成回路140が帰還電圧を生成する比例定数は、抵抗R41の抵抗値によって定まる所定の値である。
帰還生成回路140には、光源回路220を流れる電流と、抵抗R53を流れる補正電流とを合わせた電流が流れる。このため、帰還生成回路140が生成した帰還電圧が所定の電圧になるよう、電源回路130が生成する直流電圧を調整すると、光源回路220を流れる電流と補正電流との和が所定の電流値になる。すなわち、光源回路220を流れる電流は、所定の電流値から補正電流を差し引いた差の電流値になる。
ここで、制御電源回路190が生成する直流電圧は、所定の電圧値である。また、帰還電圧が所定の電圧値になるよう、電源回路130が生成する直流電圧を調整する。抵抗R53の両端に印加される電圧は、制御電源回路190が生成した直流電圧から帰還電圧を差し引いた差の電圧値であるから、ほぼ一定の値と考えることができる。したがって、抵抗R53の抵抗値を定めると、補正電流の電流値が定まる。
光源ユニット200の種類によって、光源回路220に流す電流の電流値は異なる。このうち、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200を基準として、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。すなわち、光源回路220を流れる電流と補正電流との和が、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200において光源回路220に流す電流(以下「最大電流」と呼ぶ。)と等しい場合に、帰還生成回路140が生成する帰還電圧が、電源回路130が目標とする所定の電圧になるよう、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200である場合、抵抗R53を設けず、光源側端子dを開放する。あるいは、抵抗値が非常に大きい抵抗を抵抗R53とする。したがって、補正電流は(ほとんど)流れない。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には最大電流が流れる。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200でない場合、抵抗R53を設け、補正電流が最大電流から光源回路220に流す電流を差し引いた差の電流値になるよう、抵抗R53の抵抗値を設定する。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には所望の電流値(最大電流から補正電流を差し引いた差の電流値)の電流が流れる。
このように、光源ユニット200は、光源回路220に流す電流の電流値に関する情報(種別情報)を、補正電流という形で、電源ユニット100に通知する。電源ユニット100では、補正電流として通知された種別情報を、帰還生成回路140が取得し、補正電流により補正された帰還電圧を生成する。これにより、光源ユニット200の種類にかかわらず、光源回路220に所望の電流を流すことができる。
なお、抵抗R53は、抵抗値が固定された固定抵抗であってもよいし、抵抗値が可変できる半固定抵抗や可変抵抗であってもよい。光源221の電気的特性のバラツキが大きい場合は、抵抗R53の抵抗値が可変できる構成とすることが好ましい。そうすれば、例えば光源ユニット200の製造工程において、光源ユニット200の組み立て完了後、光源回路220の電気的特性を測定し、測定した電気的特性に基づいて、光源回路220に流す電流の電流値を定め、抵抗R53の抵抗値を調整することができる。
あるいは、種別情報出力部250は、サーミスタなど温度によって電気的特性が変化する素子を含む回路であってもよい。光源回路220の電気的特性が温度により変化する場合、光源回路220の電気的特性の変化に対応する形で、種別情報出力部250の電気的特性も変化するように構成しておけば、周辺温度による光源回路220の電気的特性の変化を補償することができる。
この実施の形態における光源ユニット200において、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電流を補正生成回路(抵抗R53)が生成し、種別情報出力部250が提供する種別情報とするので、電源ユニット100では、補正電流を合わせた全体の電流が所定の電流になるよう電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220を流れる電流を所望の電流値にすることができる。したがって、電源ユニット100が簡易な構成で実現でき、製造コストを抑えることができる。
なお、制御電源回路190が生成する直流電圧は、電源回路130が目標とする所定の電圧値になるべく近い電圧値であるほうが、抵抗R53の両端に印加される電圧が低くなるので、抵抗R53における電力損失が抑えられ、望ましい。ただし、制御電源回路190が生成する直流電圧が、電源回路130が目標とする所定の電圧値に近すぎると、制御電源回路190が生成する直流電圧や電源回路130が目標とする所定の電圧値に誤差がある場合の影響が大きくなるので、あまり近すぎないほうが望ましい。したがって、制御電源回路190が生成する直流電圧の電圧値と、電源回路130が目標とする所定の電圧値との差は、例えば1V程度が最も望ましい。
補正電流により表わすことができる種別情報は、光源回路220に流す電流(光源ユニット200に供給すべき電力)についての情報である。光源ユニット200の入力電圧の正常範囲などの種別情報や、光源ユニット200の使用時間についての情報など、それ以外の情報を電源ユニット100に対して提供するため、この実施の形態の構成と、実施の形態1乃至実施の形態4いずれかの構成とを組み合わせた構成としてもよい。
実施の形態6.
実施の形態6について、図9を用いて説明する。
なお、実施の形態5と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、この実施の形態における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図である。
接続部110は、点灯側端子a,c,eの3つの端子を有する。これに対応して、接続部210は、光源側端子a,c,eの3つの端子を有する。
抵抗R53は、光源側端子cと光源側端子eとの間に電気接続している。抵抗R53は、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電流を生成する。
点灯側端子eは、電源ユニット100内のグランド配線に電気接続している。
抵抗R53の両端には、帰還生成回路140が生成する帰還電圧に等しい電圧値の電圧が印加される。電源回路130は、帰還電圧が所定の電圧値になるよう、生成する直流電圧を調整するので、抵抗R53の両端に印加される電圧は、ほぼ一定と考えることができる。したがって、抵抗R53の抵抗値を定めると、補正電流の電流値が定まる。
帰還生成回路140には、光源回路220を流れる電流から補正電流を差し引いた差の電流値の電流が流れる。帰還生成回路140が生成した帰還電圧が所定の電圧値になるよう、電源回路130が生成する直流電圧を調整する結果、光源回路220には、所定の電流値に補正電流を加えた電流が流れる。
いろいろな種類の光源ユニット200のうち、光源回路220に流す電流が最も小さい光源ユニット200を基準として、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。すなわち、光源回路220を流れる電流から補正電流を差し引いた差が、光源回路220に流す電流が最も小さい光源ユニット200において光源回路220に流す電流(以下「最小電流」と呼ぶ。)と等しい場合に、帰還生成回路140が生成する帰還電圧が、電源回路130が目標とする所定の電圧になるよう、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も小さい光源ユニット200である場合、抵抗R53を設けず、光源側端子eを開放する。あるいは、抵抗値が非常に大きい抵抗を抵抗R53とする。したがって、補正電流は(ほとんど)流れない。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には最小電流が流れる。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も小さい光源ユニット200でない場合、抵抗R53を設け、補正電流が光源回路220に流す電流から最小電流を差し引いた差の電流値になるよう、抵抗R53の抵抗値を設定する。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には所望の電流値(最小電流に補正電流を加えた和の電流値)の電流が流れる。
このように、実施の形態5とは逆に、補正電流を差し引いた電流を帰還生成回路140に流すことにより、光源回路220に流れる電流を、補正電流の分だけ多くすることができる。
この実施の形態における光源ユニット200において、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電流を補正生成回路(抵抗R53)が生成し、種別情報出力部250が提供する種別情報とするので、電源ユニット100では、補正電流を差し引いた電流が所定の電流になるよう電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220を流れる電流を所望の電流値にすることができる。したがって、電源ユニット100が簡易な構成で実現でき、製造コストを抑えることができる。
なお、実施の形態5と同様、抵抗R53は、抵抗値が固定された固定抵抗であってもよいし、抵抗値が可変できる半固定抵抗や可変抵抗であってもよいし、温度により抵抗値が変化するサーミスタなどの素子であってもよい。
また、実施の形態5と同様、この実施の形態の構成と、実施の形態1〜実施の形態4の構成とを組み合わせた構成としてもよいし、実施の形態5の構成と組み合わせた構成としてもよい。実施の形態5の構成と組み合わせることにより、光源回路220を流れる電流を増やすこともできるし、減らすこともできる。
実施の形態7.
実施の形態7について、図10を用いて説明する。
なお、実施の形態5と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図10は、この実施の形態における照明器具800の回路構成の一例を示す電気回路図である。
接続部110は、点灯側端子a,b,cの3つの端子を有する。これに対応して、接続部210は、光源側端子a,b,cの3つの端子を有する。
光源回路220は、光源側端子aと光源側端子bとの間に電気接続している。抵抗R53(補正生成回路)は、光源側端子bと光源側端子cとの間に電気接続している。抵抗R53は、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電圧を生成する。
点灯側端子bは、電源回路130の帰還入力端子に電気接続している。
抵抗R53には、光源回路220を流れる電流と同じ電流が流れる。抵抗R53の両端には、抵抗R53を流れる電流及び抵抗R53の抵抗値に比例する電圧(補正電圧)が発生する。
電源回路130は、帰還生成回路140が生成した帰還電圧と、抵抗R53の両端に発生した補正電圧とを合わせた合計電圧が、所定の電圧値になるよう、生成する直流電圧を調整する。したがって、光源回路220を流れる電流は、補正電圧がない場合と比べて小さくなる。
いろいろな種類の光源ユニット200のうち、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200を基準として、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。すなわち、光源回路220を流れる電流が最大電流と等しい場合に、帰還生成回路140が生成する帰還電圧が、電源回路130が目標とする所定の電圧になるよう、抵抗R41の抵抗値(比例定数)を設定する。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200である場合、抵抗R53を設けず、光源側端子bと光源側端子cとを短絡する。あるいは、抵抗値が非常に小さい抵抗を抵抗R53とする。したがって、補正電圧は(ほとんど)0である。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には最大電流が流れる。
光源ユニット200が、光源回路220に流す電流が最も大きい光源ユニット200でない場合、抵抗R53を設け、光源回路220に所望の電流が流れたときに抵抗R53の両端に発生する補正電圧と、帰還生成回路140が生成する帰還電圧との和が、電源回路130が目標とする所定の電圧値になるよい、抵抗R53の抵抗値を設定する。電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220には所望の電流値の電流が流れる。
このように、光源ユニット200は、光源回路220に流す電流の電流値に関する情報(種別情報)を、補正電圧という形で、電源ユニット100に通知する。電源ユニット100では、補正電圧として通知された種別情報を、電源回路130が取得し、補正電圧により補正された直流電圧を生成する。これにより、光源ユニット200の種類にかかわらず、光源回路220に所望の電流を流すことができる。
なお、帰還生成回路140はなくてもよい。その場合、電源回路130は、補正生成回路(抵抗R53)の両端に発生する電圧が目標とする所定の電圧値になるよう、生成する直流電圧を調整する。
また、種別情報出力部250は、サーミスタなど温度によって電気的特性が変化する素子を含む回路であってもよい。光源回路220の電気的特性が温度により変化する場合、光源回路220の電気的特性の変化に対応する形で、種別情報出力部250の電気的特性も変化するように構成しておけば、周辺温度による光源回路220の電気的特性の変化を補償することができる。
このように、補正電流により光源回路220を流れる電流を補正する代わりに、補正電圧により光源回路220に流れる電流を補正することにより、光源回路220に流れる電流を少なくすることができる。
この実施の形態における光源ユニット200において、光源回路220を流れる電流を補正するための補正電圧を補正生成回路(抵抗R53)が生成し、種別情報出力部250が提供する種別情報とするので、電源ユニット100では、帰還電圧と補正電圧とを合わせた合計の電圧が所定の電圧値になるよう電源回路130が生成する直流電圧を調整することにより、光源回路220を流れる電流を所望の電流値にすることができる。したがって、電源ユニット100が簡易な構成で実現でき、製造コストを抑えることができる。
なお、実施の形態5や実施の形態6と同様、抵抗R53は、抵抗値が固定された固定抵抗であってもよいし、抵抗値が可変できる半固定抵抗や可変抵抗であってもよいし、温度により抵抗値が変化するサーミスタなどの素子であってもよい。
また、この実施の形態の構成と、実施の形態1乃至実施の形態6のうち少なくともいずれかの構成とを組み合わせた構成としてもよい。
実施の形態8.
実施の形態8について、図11〜図12を用いて説明する。
なお、実施の形態1乃至実施の形態7と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図11は、この実施の形態における表示装置801の外観を示す全体斜視図である。
表示装置801は、表示パネル820を有する。表示装置801は誘導灯装置であり、表示パネル820には、避難誘導の図柄が印刷などにより表示されている。なお、表示装置801は誘導灯装置に限らず、表示パネル820には、他の図柄が表示されたものであってもよい。
図12は、この実施の形態における表示装置801の内部構造を示す分解斜視図である。
表示装置801は、表示パネル820に加えて、ケース810、電源ユニット100、光源ユニット200、光源ユニットホルダー830などを有する。
ケース810は、電源ユニット100や光源ユニット200を覆うケースである。
電源ユニット100は、実施の形態1〜実施の形態7で説明した電源ユニットであり、接続部110を有する。
光源ユニット200は、実施の形態1〜実施の形態7で説明した光源ユニットであり、接続部210を有する。
2つの接続部110,210は、互いに接続する。光源ユニット200は、接続した接続部110,210を介して、電源ユニット100から電力の供給を受け、内蔵した光源221を点灯する。
表示パネル820は、光源ユニット200の光源221が放射した光によって、表示された図柄を光らせる。
光源ユニットホルダー830は、ケース810や表示パネル820と係合することにより、光源ユニット200や表示パネル820をケース810に固定する。
このように、実施の形態1〜実施の形態7で説明した電源ユニット100及び光源ユニットは、照明器具800に限らず、表示装置801など電気的光源を有する他の装置にも適用できる。
これにより、実施の形態1〜実施の形態7で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
100 電源ユニット、110,210 接続部、130 電源回路、135 検査電流生成回路、136 検査電圧生成回路、140 帰還生成回路、150 種別判定部、151 種別電圧測定回路、152 検査電圧測定回路、153 演算部、154 検査電流測定回路、155 使用時間読出部、156 使用時間計測部、157 使用時間書込部、160 点灯制御部、161 特性判定部、162 電力設定部、163 閾値切替部、164 異常判定部、165 点灯判定部、170 電圧検出回路、180 スイッチ回路、190 制御電源回路、200 光源ユニット、220 光源回路、221 光源、250 種別情報出力部、251 メモリIC、800 照明器具、810 ケース、820 表示パネル、830 光源ユニットホルダー、Q46,Q47,Q77,Q83,Q86 スイッチング素子、R41,R42,R43,R51,R52,R53,R71,R72,R73,R81,R82,R84,R85 抵抗、V45,V75 可変抵抗回路。

Claims (20)

  1. 光源ユニットを接続する点灯接続部と、
    上記点灯接続部に接続した光源ユニットから上記点灯接続部を介して上記光源ユニットの種別を表わす種別情報を取得する種別取得部と、
    上記種別取得部が取得した種別情報に基づいて上記光源ユニットに供給する電力を設定する電力設定部と、
    上記電力設定部が設定した電力にしたがって上記光源ユニットに供給する電力を生成する電源回路とを有することを特徴とする電源ユニット。
  2. 上記電源ユニットは、検査電力生成回路を有し、
    上記検査電力生成回路は、上記光源ユニットに供給する検査電力を生成し、
    上記点灯接続部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力を、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して供給し、
    上記種別取得部は、上記検査電力により上記光源ユニットが備える種別情報回路に発生した電圧の値または上記種別情報回路を流れた電流の値を測定することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載に電源ユニット。
  3. 上記電源ユニットは、検査電力生成回路を有し、
    上記検査電力生成回路は、所定の電流値を有する検査電力を生成し、
    上記点灯接続部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力を、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して供給し、
    上記種別取得部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力の電圧の値を測定することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電源ユニット。
  4. 上記電源ユニットは、検査電力生成回路を有し、
    上記検査電力生成回路は、所定の電圧値を有する検査電力を生成し、
    上記点灯接続部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力を、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して供給し、
    上記種別取得部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力の電流の値を測定することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電源ユニット。
  5. 上記電源ユニットは、検査電力生成回路を有し、
    上記検査電力生成回路は、上記光源ユニットに供給する検査電力を生成し、
    上記点灯接続部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力を、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して供給し、
    上記種別取得部は、上記検査電力生成回路が生成した検査電力の電圧または電流の値を測定し、上記検査電力により上記光源ユニットが備える種別情報回路に発生した電圧の値または上記種別情報回路を流れた電流の値を測定し、測定した値を演算することにより、上記種別情報を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載に電源ユニット。
  6. 上記種別取得部は、上記光源ユニットが備える種別情報回路が記憶した種別情報を受信することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電源ユニット。
  7. 上記点灯接続部は、第一の点灯接続端子と第二の点灯接続端子とを有し、
    上記種別取得部は、上記第一の点灯接続端子と上記第二の点灯接続端子との間に発生する電圧を測定することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電源ユニット。
  8. 上記点灯接続部は、第三の点灯接続端子を有し、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して上記第一の点灯接続端子と上記第三の点灯接続端子とを介して上記電源回路が生成した電力を供給することを特徴とする請求項7に記載の電源ユニット。
  9. 上記電源ユニットは、検査電力生成回路を有し、
    上記検査電力生成回路は、所定の電圧値を有する検査電力を生成し、
    上記点灯接続部は、第四の点灯接続端子を有し、上記点灯接続部に接続した光源ユニットに対して、上記第一の点灯接続端子と上記第四の点灯接続端子とを介して上記検査電力生成回路が生成した検査電力を供給し、
    上記種別取得部は、上記検査電力により、上記第一の点灯接続端子と上記第二の点灯接続端子との間に発生した電圧の値を測定することにより、上記種別情報を取得することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の電源ユニット。
  10. 電源ユニットに接続する光源接続部と、
    上記光源接続部に接続した電源ユニットから上記光源接続部を介して供給された電力により点灯する光源と、
    上記光源接続部に接続した電源ユニットに対して上記光源接続部を介して光源ユニット自身の種別を表わす種別情報を出力する種別情報出力部とを有することを特徴とする光源ユニット。
  11. 上記光源ユニットは、種別情報回路を有し、
    上記種別情報回路は、上記電源ユニットから供給される検査電力により、光源ユニット自身の種別を表わす値の電圧が発生し、
    上記種別情報出力部は、上記種別情報回路に発生する電圧を上記種別情報として出力することを特徴とする請求項10に記載の光源ユニット。
  12. 上記光源ユニットは、種別情報回路を有し、
    上記種別情報回路は、上記電源ユニットから供給される検査電力により、光源ユニット自身の種別を表わす値の電流が流れ、
    上記種別情報出力部は、上記種別情報回路を流れる電流を上記種別情報として出力することを特徴とする請求項10に記載の光源ユニット。
  13. 上記光源接続部は、第一の光源接続端子と第二の光源接続端子とを有し、
    上記種別情報出力部は、上記第一の光源接続端子と上記第二の光源接続端子との間に電気接続した抵抗を有し、上記抵抗の両端に発生する電圧または上記抵抗を流れる電流を種別情報として出力することを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の光源ユニット。
  14. 上記光源接続部は、第一の光源接続端子と第二の光源接続端子とを有し、
    上記種別情報出力部は、上記種別情報を記憶する種別情報記憶部を有し、上記第一の光源接続端子と上記第二の光源接続端子とを介して、上記種別情報記憶部が記憶した種別情報を出力することを特徴とする請求項10に記載の光源ユニット。
  15. 上記光源接続部は、第三の光源接続端子を有し、
    上記種別情報出力部は、上記光源接続部に接続した電源ユニットから上記第一の光源接続端子と上記第三の光源接続端子とを介して供給された電力により動作することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の光源ユニット。
  16. 上記光源は、上記光源接続部に接続した電源ユニットから上記第一の光源接続端子と上記第三の光源接続端子とを介して供給された電力により点灯することを特徴とする請求項15に記載の光源ユニット。
  17. 上記光源接続部は、第四の光源接続端子を有し、
    上記光源は、上記光源接続部に接続した電源ユニットから上記第一の光源接続端子と上記第四の光源接続端子とを介して供給された電力により点灯することを特徴とする請求項15に記載の光源ユニット。
  18. 上記種別情報出力部は、上記光源を流れる電流を補正するための補正電圧または補正電流を生成する補正生成回路を有し、上記補正生成回路が生成した補正電圧または補正電流を種別情報として出力することを特徴とする請求項10乃至請求項17のいずれかに記載の光源ユニット。
  19. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の電源ユニットと、請求項10乃至請求項18のいずれかに記載の光源ユニットとを有することを特徴とする照明装置。
  20. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の電源ユニットと、請求項10乃至請求項18のいずれかに記載の光源ユニットと、上記光源ユニットの光源が放射する光によって照らされる表示部とを有することを特徴とする表示装置。
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