JP2016021351A - 点灯装置、及び光源装置、照明装置、車両用前照灯装置 - Google Patents

点灯装置、及び光源装置、照明装置、車両用前照灯装置 Download PDF

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Abstract

【課題】誤動作の抑制を図る。【解決手段】本実施形態の点灯装置1は、第1インピーダンス素子21が接続された第2出力端子13Bに光源装置2の負荷電流が流れていないとき、第1インピーダンス素子21のインピーダンス計測を行う。これにより、点灯装置1は、コネクタの接触抵抗による電圧降下の影響を回避することができる。そのため、点灯装置1は、従来例と比較して、出力目標値を設定する第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を誤判定することによる誤動作を抑制することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、点灯装置、及び前記点灯装置で点灯される光源装置、並びに前記点灯装置と光源装置を有する照明装置、並びに前記照明装置を用いる車両用前照灯装置に関する。
従来例として、特許文献1記載の電源ユニット(点灯装置)、光源ユニット(光源装置)、照明装置を例示する。
特許文献1記載の従来例は、1種類の電源ユニットに、電気的特性が異なる複数種類の光源ユニットが電気的に接続されても、それぞれの光源ユニットに適した電力が電源ユニットから供給されるように構成されている。
光源ユニットは、光源回路及び識別回路を有する。光源回路は、複数個の発光ダイオードの直列回路である。また、識別回路は、光源回路の電気的特性に対応した抵抗値を有する抵抗素子で構成される。光源ユニットにおいて、光源回路の一方の入力端と識別回路(抵抗素子)の一端がプラス側の入力端子に接続され、光源回路の他方の入力端がマイナス側の入力端子に接続され、識別回路の他端が信号端子に接続される。
電源ユニットは、出力が可変である電源回路(例えば、DC−DCコンバータ)、種別判定部、点灯制御部などを有する。電源回路は、光源ユニットの2つの入力端子間に直流電圧を印加するように構成される。種別判定部は、光源ユニットの識別回路と直列に接続される分圧抵抗を有し、分圧抵抗の両端電圧を計測することで識別回路(抵抗素子)の抵抗値を検出し、検出した抵抗値に基づいて、光源ユニットの種別を判定するように構成される。点灯制御部は、種別判定部の判定結果に応じて負荷電流の目標値を決定し、電源回路を制御して出力電流を目標値に一致させるように構成される。なお、電源ユニットと光源ユニットとの電気的な接続にはコネクタが用いられる。
特許文献1記載の従来例では、電源回路から光源回路に印加される電圧を識別回路に印加することにより、電源ユニットと光源ユニットの間の配線数の削減が図られている。
特開2011−138716号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、電源回路から光源ユニットに電流を供給する際に電源回路と光源ユニットを接続するコネクタの接触抵抗で発生する電圧降下が種別判定時に検出する信号に重畳される。そのため、種別判定部が光源ユニットを誤判定して、誤った出力を光源ユニットに供給(誤動作)してしまう虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、誤動作の抑制を図ることを目的とする。
本発明の点灯装置は、電気的特性が異なる複数種類の光源装置を点灯する点灯装置であって、前記光源装置は、固体発光素子を光源とする光源部と、前記光源部の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子と、前記光源部と電気的に接続される一対の給電端子とを有し、少なくとも何れか一方の前記給電端子と前記第1インピーダンス素子とが電気的に接続されるように構成され、一対の前記給電端子と各別且つ電気的に接続される一対の出力端子と、外部からの入力電力を直流電力に変換し且つ前記出力端子から出力する電力変換部と、少なくとも何れか一方の前記出力端子を介して前記第1インピーダンス素子に定電圧又は定電流を印加する電源部と、前記電力変換部の出力電圧・出力電流を目標値に一致させるように前記電力変換部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、動作開始から点灯直前までの期間に前記光源部を点灯させない状態において、前記電源部から定電圧又は定電流を前記第1インピーダンス素子に印加させて前記第1インピーダンス素子のインピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果、あるいは前記第1インピーダンス素子の電圧検出値または電流検出値に対応した前記目標値を設定して前記光源部を点灯させるように構成されることを特徴とする。
本発明の光源装置は、固体発光素子を光源とする光源部と、前記光源部の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子と、前記光源部と電気的に接続される一対の給電端子とを有し、少なくとも何れか一方の前記給電端子と前記第1インピーダンス素子とが電気的に接続されるように構成されることを特徴とする。
本発明の照明装置は、前記点灯装置と、前記光源装置とを有することを特徴とする。
本発明の車両用前照灯装置は、前記照明装置と、前記照明装置を保持して車両に取り付けられる灯具とを備えることを特徴とする。
本発明の点灯装置、光源装置、照明装置及び車両用前照灯装置は、誤検出の抑制を図ることができるという効果がある。
本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態1を示す回路構成図である。 本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態2を示す回路構成図である。 本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態3を示す回路構成図である。 本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態4を示す回路構成図である。 本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態5を示す回路構成図である。 本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置の実施形態6を示す回路構成図である。 本発明に係る車両用前照灯装置の実施形態7を示す断面図である。 同上を搭載した車両を示す斜視図である。
以下、本発明に係る点灯装置、光源装置、照明装置、車両用前照灯装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2(照明装置)の回路構成図を示す。本実施形態の照明装置は、点灯装置1と光源装置2を備える。
光源装置2は、光源部20、第1インピーダンス素子21、第1給電端子22A、第2給電端子22B、信号端子22Cなとを備える。
光源部20は、複数個(図示例では5個)の発光ダイオード(LED)200の直列回路で構成される。光源部20の正極(一端側のLED200のアノード)と第1給電端子22Aが電気的に接続され、光源部20の負極(他端側のLED200のカソード)と第2給電端子22Bが電気的に接続される。ただし、光源部20は、発光ダイオード以外の固体発光素子、例えば、有機エレクトロルミネッセンス素子などで構成されても構わない。
第1インピーダンス素子21は、抵抗素子で構成される。第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗素子の抵抗値)は、光源部20の電気的特性、例えば、光源部20の定格電圧(各LED200の順方向電圧の和)や定格電流の値などに対応している。第1インピーダンス素子21の一端が信号端子22Cと電気的に接続され、第1インピーダンス素子21の他端が第2給電端子22Bと電気的に接続される。
点灯装置1は、電力変換部10、出力制御部11、制御部12、第1出力端子13A、第2出力端子13B、信号端子13C、アンドゲート14などを備え、電源スイッチ5を介して外部電源4と電気的に接続される。外部電源4は、例えば、自動車などの車両に搭載される直流電源(バッテリ)でも構わないし、商用の交流電源が整流平滑された直流電源でも構わない。なお、点灯装置1は、電源スイッチ5がオフのときは外部電源4から給電されないために停止し、電源スイッチ5がオンのときに外部電源4から給電されて動作する。
電力変換部10は、外部電源4から供給される直流電圧・直流電流を光源装置2に適した直流電圧・直流電流に変換し、変換後の直流電圧・直流電流を第1出力端子13Aと第2出力端子13Bを介して光源装置2に出力するように構成される。なお、このような電力変換部10は、例えば、スイッチング電源からなるDC−DCコンバータで構成されることが好ましい。ただし、電力変換部10は、シリーズレギュレータで構成されても良いし、スイッチング電源からなるDC−DCコンバータとシリーズレギュレータを組み合わせた回路で構成されても良い。
出力制御部11は、電力変換部10の出力電圧及び出力電流を計測し、例えば、出力電流を目標値に一致させるように電力変換部10を制御するように構成される。例えば、出力制御部11は、PWM(パルス幅変調)信号からなる駆動信号SDを出力し、電力変換部10の構成要素であるスイッチング素子のオンデューティ比を調整するように構成されることが好ましい。すなわち、出力制御部11は、出力電流が目標値を下回っていればオンデューティ比を増加させ、出力電流が目標値を上回っていればオンデューティ比を減少させるように電力変換部10を制御すれば良い。
アンドゲート14は、出力制御部11から出力される駆動信号SDと、後述する第1制御信号S1との論理積を演算する。つまり、第1制御信号S1がハイレベルのときに出力制御部11の駆動信号SDがスイッチング素子のゲートに印加されて電力変換部10が動作する。一方、第1制御信号S1がローレベルのときには出力制御部11の駆動信号SDがスイッチング素子のゲートに印加されないため、電力変換部10が停止する。
制御部12は、検出ブロック120、設定制御部121、第1保持部122、第1設定部123などを備えることが好ましい。
検出ブロック120は、電源部1200、スイッチ素子1201、分圧抵抗1202などを備えることが好ましい。電源部1200は、出力電圧が一定である直流電源からなり、負極が第2出力端子13Bと電気的に接続され、正極が分圧抵抗1202及びスイッチ素子1201を介して信号端子13Cと電気的に接続される。
スイッチ素子1201は、nチャネル型の電界効果トランジスタであり、ドレインが分圧抵抗1202と電気的に接続され、ソースが信号端子13Cと電気的に接続される。スイッチ素子1201は、設定制御部121から出力される第2制御信号S2がゲートに印加され、第2制御信号S2がハイレベルの時にオンし、第2制御信号S2がローレベルのときにオフするように構成される。
第1保持部122は、第2出力端子13B(グランド)に対する分圧抵抗1202とスイッチ素子1201との接続点の電位を計測し、且つその計測値(検出電圧)を保持(記憶)するように構成される。ただし、第1保持部122は、第1制御信号S1がローレベル且つ第2制御信号S2がハイレベルのときの計測値を保持するように構成される。
設定制御部121は、後述するタイミングで第1制御信号S1及び第2制御信号S2を出力するように構成されることが好ましい。
第1設定部123は、第1保持部122が保持する計測値を読み取り、当該計測値に対応した目標値(電力変換部10の出力電流の目標値Ix)を出力制御部11に指示するように構成される。第1設定部123は、複数種類の計測値に対応する目標値Ixを記憶しており、第1保持部122から読み取る計測値と対応した目標値Ixを決定するように構成される。
点灯装置1の第1出力端子13Aは、光源装置2の第1給電端子22Aと電気的に接続され、点灯装置1の第2出力端子13Bは、光源装置2の第2給電端子22Bと電気的に接続される。また、点灯装置1の信号端子13Cは、光源装置2の信号端子22Cと電気的に接続される。なお、点灯装置1の3つの端子13A〜13Cと光源装置2の3つの端子22A〜22Cとは、互いにコネクタ(レセプタクルコネクタ及びプラグコネクタ)を介して挿抜可能に接続されることが好ましい。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、所定の出力設定期間をタイマにカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが出力設定期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとし且つ第2制御信号S2をハイレベルとする。第1制御信号S1がローレベルである間、アンドゲート14の出力がローレベルに固定されるために電力変換部10が動作を停止する。
一方、第2制御信号S2がハイレベルであるから、スイッチ素子1201がオンする。その結果、電源部1200から出力される定電圧が分圧抵抗1202とスイッチ素子1201と第1インピーダンス素子21の直列回路に印加される。
第1保持部122は、第1制御信号S1がローレベル且つ第2制御信号S2がハイレベルであるので、分圧抵抗1202とスイッチ素子1201の接続点の電圧の計測値を保持する。なお、前記計測値V2は、電源部1200の電圧をV1、分圧抵抗1202の抵抗値をR1、第1インピーダンス素子21の抵抗値をR2としたとき、V2=V1×R2/(R1+R2)で表される。ただし、点灯装置1の3つの端子13A〜13Cと光源装置2の3つの端子22A〜22Cを接続するコネクタの接触抵抗は、分圧抵抗1202及び第1インピーダンス素子21の抵抗値よりも充分に小さいので、無視しても構わない。また、スイッチ素子1201のオン抵抗も分圧抵抗1202及び第1インピーダンス素子21の抵抗値よりも充分に小さいので、無視しても構わない。
第1設定部123は、第1保持部122から読み取る計測値と対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを出力制御部11に出力する。出力制御部11は、起動直後から駆動信号SDを出力しており、第1設定部123から出力される目標値Ixと、出力電流とを一致させるように駆動信号SDのオンデューティ比を調整する。
タイマが出力設定期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第1制御信号S1をハイレベルとし且つ第2制御信号S2をローレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート14から駆動信号SDが出力されて電力変換部10のスイッチング素子に印加される。そして、電力変換部10が動作を開始し、光源装置2の電気的特性に適応した直流電圧・直流電流を光源装置2に出力する。
一方、第2制御信号S2がローレベルになると、検出ブロック120のスイッチ素子1201がオフして電源部1200と信号端子13Cが切り離される。その結果、光源装置2の第1インピーダンス素子21には電流が流れず、電力も消費されない。
而して、本実施形態の点灯装置1では、電源部1200が第1インピーダンス素子21に電圧を印加している間は電力変換部10から光源部20に電流(負荷電流)が供給されない。そのため、第2出力端子13Bに光源部20と第1インピーダンス素子21が電気的且つ共通に接続されても、前記負荷電流による影響(コネクタの接触抵抗による電圧降下の影響)を回避することができる。
上述のように本実施形態の点灯装置1は、電気的特性が異なる複数種類の光源装置2を点灯する点灯装置である。光源装置2は、固体発光素子(LED200)を光源とする光源部20と、光源部20の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子21と、光源部20と電気的に接続される一対の給電端子22A,22Bとを有する。また、光源装置2は、少なくとも何れか一方の給電端子22Bと第1インピーダンス素子21とが電気的に接続されるように構成される。
点灯装置1は、一対の給電端子22A,22Bと各別且つ電気的に接続される一対の出力端子13A、13Bと、外部からの入力電力を直流電力に変換し且つ出力端子13A、13Bから出力する電力変換部10とを備える。また、点灯装置1は、少なくとも何れか一方の出力端子13Bを介して第1インピーダンス素子21に定電圧又は定電流を印加する電源部1200を備える。さらに、点灯装置1は、電力変換部10の出力電圧・出力電流を目標値Ixに一致させるように電力変換部10を制御する制御部(出力制御部11及び制御部12)を備える。
制御部12は、動作開始から点灯直前までの期間に光源部20を点灯させない状態において、電源部1200から定電圧又は定電流を第1インピーダンス素子21に印加させて第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を計測するように構成される。あるいは、制御部12は、動作開始から点灯直前までの期間に光源部20を点灯させない状態において、電源部1200から定電圧又は定電流を第1インピーダンス素子21に印加させて第1インピーダンス素子21の電圧または電流を検出するように構成される。さらに、制御部12は、前記インピーダンス値の計測結果、あるいは前記第1インピーダンス素子の電圧検出値または電流検出値に対応した前記目標値Ixを設定して光源部20を点灯させるように構成される。
本実施形態の点灯装置1は上述のように構成され、第1インピーダンス素子21が接続された第2出力端子13Bに光源部の負荷電流が流れていないとき、第1インピーダンス素子21のインピーダンス計測を行う。これにより、本実施形態の点灯装置1は、コネクタの接触抵抗による電圧降下の影響を回避することができるため、従来例と比較して、出力目標値を設定する第1インピーダンス素子21のインピーダンス値の誤判定をを抑制することができる。
また、本実施形態の光源装置2は、固体発光素子(LED200)を光源とする光源部20と、光源部20の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子21とを有する。また、本実施形態の光源装置2は、光源部20と電気的に接続される一対の給電端子22A、22Bを有し、少なくとも何れか一方の給電端子22A、22Bと第1インピーダンス素子21とが電気的に接続されるように構成される。
さらに、本実施形態の照明装置は、点灯装置1と光源装置2を有する。なお、第1インピーダンスの印加電圧検出信号から直接出力電流目標値を得る構成であってもよく、図1では検出信号を保持する構成となっていたが、検出値に対応した目標設定値を保持(記憶)する構成であってもよい。
上述のように本実施形態の光源装置2及び照明装置では、点灯装置1に光源装置2の第1インピーダンス素子21のインピーダンス値が誤判定されて誤動作することを抑制できる。
(実施形態2)
ところで、LEDのような固体発光素子は、白熱ランプや蛍光ランプなどに比べて、温度による劣化の度合が大きいという特徴を有している。しかも、照明用途においては、相対的に大きな電流が流れるため、固体発光素子の温度が過度に上昇した場合、特性および寿命が著しく低下してしまう虞がある。
そこで、本実施形態の照明装置(点灯装置1及び光源装置2)は、光源部20の温度(光源部20自身の温度若しくは光源部20の周囲の雰囲気温度)を計測し、計測値に基づいて点灯装置1から光源装置2に供給する電力を調整するように構成される。
以下、図2を参照して、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2を説明する。ただし、実施形態1の点灯装置1及び光源装置2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
光源装置2は、第2インピーダンス素子23と第1インピーダンス素子21の直列回路を備える。第2インピーダンス素子23は、例えば、正特性サーミスタなどの感温抵抗素子からなり、光源部20の温度に応じてインピーダンス値(抵抗値)が変化するように構成される。
光源装置2において、第2インピーダンス素子23の一端が第1信号端子22Cと電気的に接続され、第2インピーダンス素子23の他端が第1インピーダンス素子21の一端及び第2信号端子22Dと電気的に接続される。
点灯装置1は、実施形態1と同様に、電力変換部10、出力制御部11、制御部12、第1出力端子13A、第2出力端子13B、信号端子13C、アンドゲート14などを備える。
また、制御部12は、実施形態1と同様に、検出ブロック120、設定制御部121、第1保持部122、第1設定部123などを備える。さらに、制御部12は、第2保持部124、第2設定部125、ノットゲート126、加算器127などを追加で備えることが好ましい。
検出ブロック120は、実施形態1と同様に、電源部1200、スイッチ素子1201、分圧抵抗1202などを備える。電源部1200の正極は、分圧抵抗1202を介して信号端子(第1信号端子13C)と電気的に接続される。
スイッチ素子1201のドレインが第2信号端子13Dと電気的に接続され、スイッチ素子1201のソースが第2出力端子13Bと電気的に接続される。スイッチ素子1201は、実施形態1と同様に、設定制御部121から出力される第2制御信号S2がハイレベルのときにオンし、第2制御信号S2がローレベルのときにオフするように構成される。
点灯装置1の第1出力端子13Aは、光源装置2の第1給電端子22Aと電気的に接続され、点灯装置1の第2出力端子13Bは、光源装置2の第2給電端子22Bと電気的に接続される。また、点灯装置1の第1信号端子13Cは、光源装置2の第1信号端子22Cと電気的に接続され、点灯装置1の第2信号端子13Dは、光源装置2の第2信号端子22Dと電気的に接続される。なお、点灯装置1の4つの端子13A〜13Dと光源装置2の4つの端子22A〜22Dとは、互いにコネクタ(レセプタクルコネクタ及びプラグコネクタ)を介して挿抜可能に接続されることが好ましい。
第1保持部122は、第2出力端子13B(グランド)に対する分圧抵抗1202と第1信号端子13Cとの接続点の電位を計測し、且つその計測値(第1検出電圧)を保持(記憶)するように構成される。ただし、第1保持部122は、第1制御信号S1がローレベル且つ第2制御信号S2がローレベルのときの計測値を保持するように構成される。
一方、第2保持部124は、第1保持部122と同様に、第2出力端子13B(グランド)に対する分圧抵抗1202と第1信号端子13Cとの接続点の電位を計測し、且つその計測値(第2検出電圧)を保持(記憶)するように構成される。ノットゲート126は、第2制御信号S2を反転して第2保持部124に出力するように構成される。故に、第2保持部124は、第1制御信号S1がハイレベル且つ第2制御信号S2がハイレベル(実際の入力はノットゲート126に反転されてローレベル)のときの計測値を保持するように構成される。
設定制御部121は、後述するタイミングで第1制御信号S1及び第2制御信号S2を出力するように構成されることが好ましい。
第2設定部125は、第2保持部124と同様に、第2出力端子13B(グランド)に対する分圧抵抗1202と第1信号端子13Cとの接続点の電位を計測し、且つその計測値(第2検出電圧)に対応した調整値ΔIxを出力するように構成される。この調整値ΔIxは、例えば、第2検出電圧がしきい値未満のときはゼロであり、第2検出電圧がしきい値以上のときは第2検出電圧の増大に応じて増加する値に設定されることが好ましい。
加算器127は、第1設定部123から出力される目標値Ixと、第2設定部125から出力される調整値ΔIxの符号を反転した値とを加算、つまり、目標値Ixから調整値ΔIxを減算した調整後の目標値Ixy(=Ix−ΔIx)を出力制御部11に出力する。出力制御部11は、加算器127から出力される目標値Ixyと、出力電流とを一致させるように駆動信号SDのオンデューティ比を調整する。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、第1検出期間をカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが第1検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1及び第2制御信号S2を双方ともローレベルとする。第1制御信号S1がローレベルである間、アンドゲート14の出力がローレベルに固定されるために電力変換部10が動作を停止する。
一方、第2制御信号S2がローレベルであるから、スイッチ素子1201はオンしない。その結果、電源部1200から出力される定電圧が、分圧抵抗1202と第1インピーダンス素子21と第2インピーダンス素子23の直列回路に印加される。
第1保持部122は、第1制御信号S1及び第2制御信号S2が双方ともローレベルであるので、分圧抵抗1202と第1信号端子13Cの接続点の電圧の計測値(第1検出電圧)を保持する。なお、第1検出電圧V2は、電源部1200の電圧をV1、分圧抵抗1202の抵抗値をR1、第1インピーダンス素子21の抵抗値をR2、第2インピーダンス素子23の抵抗値をRxとしたとき、V2=V1×(R2+Rx)/(R1+R2+Rx)で表される。ただし、点灯装置1の4つの端子13A〜13Dと光源装置2の4つの端子22A〜22Dを接続するコネクタの接触抵抗は、分圧抵抗1202及び第1インピーダンス素子21、第2インピーダンス素子23の抵抗値よりも充分に小さいので、無視しても構わない。
タイマが第1検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、タイマに第2検出期間のカウントを開始させる。さらに、設定制御部121は、タイマが第2検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとしたまま、第2制御信号S2をハイレベルとする。第2制御信号S2がハイレベルになると、スイッチ素子1201がオンする。その結果、第1信号端子13Cと第2信号端子13Dがスイッチ素子1201を介して短絡される。
第1保持部122は、第2制御信号S2がハイレベルであるので、第1検出電圧を更新しない。一方、第2保持部124は、ノットゲート126でローレベルに反転された第2制御信号S2が入力されるので、分圧抵抗1202と第1信号端子13Cとの接続点の電位の計測値(第2検出電圧)を保持する。第2検出電圧V3は、第1インピーダンス素子21の両端がスイッチ素子1201で短絡されているため、V3=V1×Rx/(R1+Rx)で表される。ただし、スイッチ素子1201のオン抵抗の抵抗値は分圧抵抗1202の抵抗値や第2インピーダンス素子23の抵抗値よりも充分に小さいので、無視しても構わない。
第1設定部123は、第1保持部122が保持する第1検出電圧V2と、第2保持部124が保持する第2検出電圧V3との差分から第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)を推定する。そして、第1設定部123は、推定したインピーダンス値に対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを加算器127に出力する。出力制御部11は、加算器127から出力される目標値Ixyと、出力電流とを一致させるように駆動信号SDのオンデューティ比を調整する。
タイマが第2検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第2制御信号S2をハイレベルとしたまま、第1制御信号S1をハイレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート14から駆動信号SDが出力されて電力変換部10のスイッチング素子に印加される。そして、電力変換部10が動作を開始し、光源装置2の電気的特性に適応した直流電圧・直流電流を光源装置2に出力する。
ここで、電力変換部10から光源部20に直流電流が供給されている場合、第2制御信号S2がハイレベルに固定されてスイッチ素子1201がオンのままとなる。その結果、光源装置2の第1インピーダンス素子21には電流が流れず、電力も消費されない。
また、通電によって光源部20の温度が上昇すると、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値(抵抗値)も増加する。そして、前記インピーダンス値が増加して第2検出電圧V3がしきい値を超えると、第2設定部125から、第2検出電圧V3の増大に応じて増加する調整値ΔIxが加算器127に出力される。そして、加算器127から出力制御部11に出力される目標値Ixyが調整値ΔIxの分だけ減少するので、電力変換部10から光源部20に供給される直流電流が減少し、光源部20の温度上昇を抑制する。
なお、本実施形態では第2インピーダンス素子23として感温抵抗素子を例示しているが、光源部20から放射される光の強度に応じてインピーダンス値が変化する光電変換素子などが第2インピーダンス素子23とされても構わない。光電変換素子が第2インピーダンス素子23とされれば、光強度に応じて出力電流を調整することが可能となる。
本実施形態の光源装置2は、光源部20の状態に対応してインピーダンス値が変化する第2インピーダンス素子23を有する。また、本実施形態の点灯装置1において、制御部12は、光源部20を点灯させている状態において、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果に対応して前記目標値Ixyを変更するように構成されることが好ましい。
本実施形態の点灯装置1では、制御部12が、光源部20の状態(例えば、温度)を第2インピーダンス素子23のインピーダンス値から判定し、当該インピーダンス値に応じて目標値を変更することにより、光源部20の状態を良くすることができる。
さらに、本実施形態の光源装置2において、第1インピーダンス素子21と第2インピーダンス素子23の直列回路を有することが好ましい。また、本実施形態の点灯装置1において、制御部12は、光源部20を点灯させない状態において、下記の条件の下で第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を計測するように構成されることが好ましい。前記条件は、電源部1200から定電圧又は定電流を前記直列回路に印加させ、かつ前記第1インピーダンス素子と電気的に接続された給電端子の接触抵抗によって生じる電圧降下を打ち消すように切り換えることであることが好ましい。
本実施形態の光源装置2及び点灯装置1では、第1インピーダンス素子21と第2インピーダンス素子23が直列回路を構成しているため、点灯装置1と光源装置2の間の配線数を減らすことができる。
また、本実施形態の点灯装置1において、制御部12は、電源部1200に対して第1インピーダンス素子21と並列且つ電気的に接続されるスイッチ要素(スイッチ素子1201)を有することが好ましい。制御部12は、光源部20を点灯させない状態において、スイッチ要素をオフして電源部1200から定電圧又は定電流を第1インピーダンス素子21に印加させて第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を計測するように構成されることが好ましい。制御部12は、光源部20を点灯させている状態において、スイッチ要素をオンして電源部1200から定電圧又は定電流を第2インピーダンス素子23に印加させて第2インピーダンス素子23のインピーダンス値を計測するように構成されることが好ましい。
なお、光源部20を点灯させている状態において、制御部12は、第1インピーダンス素子21の両端をスイッチ素子1201で短絡する代わりに、第1インピーダンス素子21の両端に定電圧を印加しても構わない。定電圧を印加することにより、制御部12は、第1インピーダンス素子21及び端子22Bの接触抵抗における電圧降下の影響を受けること無く、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値を計測することができる。
(実施形態3)
以下、図3を参照して、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2を説明する。ただし、本実施形態の光源装置2は実施形態2の光源装置2と同一である。また、本実施形態の点灯装置1は、実施形態2の点灯装置1と基本的な構成が共通している。故に、実施形態2の点灯装置1及び光源装置2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
点灯装置1は、実施形態2と同様に、電力変換部10、出力制御部11、制御部12、第1出力端子13A、第2出力端子13B、第1信号端子13C、第2信号端子13D、アンドゲート14などを備える。
また、制御部12は、実施形態2と同様に、検出ブロック120、設定制御部121、第1設定部123、第2設定部125、加算器127を備える。さらに、制御部12は、第1保持部122及び第2保持部124に代えて、記憶部128を備えることが好ましい。
検出ブロック120は、電源部1200、分圧抵抗1202、第1スイッチ素子1203、第2スイッチ素子1204、ノットゲート1205などを備える。電源部1200の正極は、分圧抵抗1202を介して第1信号端子13C及び第1スイッチ素子1203の一端と電気的に接続される。第1スイッチ素子1203の他端及び第2スイッチ素子1204の一端が、第2信号端子13Dと電気的に接続される。第2スイッチ素子1204の他端は第2出力端子13Bと電気的に接続される。第1スイッチ素子1203は、設定制御部121から出力される第1制御信号S1がノットゲート1205を介して入力される。また、第2スイッチ素子1204は、第1制御信号S1が直接入力される。つまり、第1制御信号S1がハイレベルのとき、第1スイッチ素子1203がオフし、第2スイッチ素子1204がオンする。一方、第1制御信号S1がローレベルのとき、第1スイッチ素子1203がオンし、第2スイッチ素子1204がオフする。なお、第1スイッチ素子1203とノットゲート1205は、pチャネル型のMOSFETで構成されることが好ましく、第2スイッチ素子1204は、nチャネル型のMOSFETで構成されることが好ましい。
記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルのとき、第1設定部123から出力される目標値Ixを記憶し、第1制御信号S1がハイレベルのとき、前記目標値Ixを加算器127へ出力するように構成される。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、検出期間をカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとする。第1制御信号S1がローレベルである間、アンドゲート14の出力がローレベルに固定されるために電力変換部10が動作を停止する。
また、第1制御信号S1がローレベルであるから、第1スイッチ素子1203がオンし、第2スイッチ素子1204がオフする。つまり、第1信号端子13Cと第2信号端子13Dが第1スイッチ素子1203を介して短絡される。その結果、電源部1200から出力される定電圧が、分圧抵抗1202と第1インピーダンス素子21の直列回路に印加される。
第1設定部123は、分圧抵抗1202と第1信号端子13Cの接続点の電圧の計測値(第1検出電圧V2)から第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)を推定する。第1検出電圧V2は、電源部1200の電圧をV1、分圧抵抗1202の抵抗値をR1、第1インピーダンス素子21の抵抗値をR2としたとき、V2=V1×R2/(R1+R2)で表される。したがって、電圧V1及び抵抗値R1が既知であるから、第1検出電圧V2から第1インピーダンス素子21の抵抗値R2を、演算によって求める(推定する)ことができる。そして、第1設定部123は、抵抗値R2に対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを記憶部128に出力する。記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルであるので、第1設定部123から出力される目標値Ixを記憶する。
タイマが検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第1制御信号S1をハイレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、第1スイッチ素子1203がオフし、第2スイッチ素子1204がオンする。その結果、第2信号端子13Dと第2出力端子13Bが第2スイッチ素子1204を介して短絡される。
第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート14から駆動信号SDが出力されて電力変換部10のスイッチング素子に印加される。そして、電力変換部10が動作を開始し、光源装置2の電気的特性に適応した直流電圧・直流電流を光源装置2に出力する。また、記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルのときに記憶した目標値Ixを加算器127に出力する。
ここで、電力変換部10から光源部20に直流電流が供給されている場合、第1制御信号S1がハイレベルに固定されて第1スイッチ素子1203がオフ、第2スイッチ素子1204がオンのままとなる。その結果、光源装置2の第1インピーダンス素子21には電流が流れず、電力も消費されない。
また、通電によって光源部20の温度が上昇すると、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値(抵抗値)も増加する。そして、前記インピーダンス値が増加して第2検出電圧V3(=V1×Rx/(R1+Rx))がしきい値を超えると、第2設定部125から、第2検出電圧V3の増大に応じて増加する調整値ΔIxが加算器127に出力される。そして、加算器127から出力制御部11に出力される目標値Ixyが調整値ΔIxの分だけ減少するので、電力変換部10から光源部20に供給される直流電流が減少し、光源部20の温度上昇を抑制する。
なお、本実施形態では、実施形態2と同様に第2インピーダンス素子23として感温抵抗素子を例示しているが、光源部20から放射される光の強度に応じてインピーダンス値が変化する光電変換素子などが第2インピーダンス素子23とされても構わない。光電変換素子が第2インピーダンス素子23とされれば、光強度に応じて出力電流を調整することが可能となる。
本実施形態の点灯装置1によれば、実施形態2の点灯装置1と比較して、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を推定する演算処理が簡素化できるという利点がある。
(実施形態4)
以下、図4を参照して、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2を説明する。ただし、本実施形態の光源装置2は実施形態2,3の光源装置2と同一である。また、本実施形態の点灯装置1は、実施形態3の点灯装置1と基本的な構成が共通している。故に、実施形態3の点灯装置1及び光源装置2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の点灯装置1は、制御部12の検出ブロック120の構成が実施形態3と異なる。本実施形態における検出ブロック120は、電源部1200、第1分圧抵抗1202、第2分圧抵抗1206、第1スイッチ素子1207、第2スイッチ素子1208などを備える。
電源部1200の正極に、第2分圧抵抗1206の一端と第2スイッチ素子1208の一端とが電気的に接続される。また、第2分圧抵抗1206の他端と第2スイッチ素子1208の他端とが第2信号端子13Dと電気的に接続される。
第1分圧抵抗1202の一端が第1信号端子13Cと電気的に接続され、第1分圧抵抗1202の他端が第1スイッチ素子1207の一端と電気的に接続される。また、第1スイッチ素子1207の他端が電源部1200の負極とともにグランドに電気的に接続される。なお、第1スイッチ素子1207及び第2スイッチ素子1208は、設定制御部121から出力される第1制御信号S1がハイレベルのときにオンし、第1制御信号S1がローレベルのときにオフするように構成される。なお、これら2つのスイッチ素子1207、1208は、例えば、nチャネル型のMOSFETで構成されることが好ましい。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、検出期間をカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとする。第1制御信号S1がローレベルである間、アンドゲート14の出力がローレベルに固定されるために電力変換部10が動作を停止する。
また、第1制御信号S1がローレベルであるから、第1スイッチ素子1207及び第2スイッチ素子1208が双方ともオフする。したがって、電源部1200の正極が第2分圧抵抗1206を介して第2信号端子13Dと導通する。このとき、第1信号端子13Cと電気的に接続されている第1設定部123及び第2設定部125の入力インピーダンスが、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値よりも充分に大きいので、第2インピーダンス素子23に電流が流れない。つまり、電源部1200から出力される定電圧が、第2分圧抵抗1206と第1インピーダンス素子21の直列回路にのみ印加されることになる。
第1設定部123は、第2分圧抵抗1206と第1信号端子13Cの接続点の電圧の計測値(第1検出電圧V2)から第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)を推定する。第1検出電圧V2は、電源部1200の電圧をV1、第2分圧抵抗1206の抵抗値をR4、第1インピーダンス素子21の抵抗値をR2としたとき、V2=V1×R2/(R4+R2)で表される。したがって、電圧V1及び抵抗値R4が既知であるから、第1検出電圧V2から第1インピーダンス素子21の抵抗値R2を、演算によって求める(推定する)ことができる。そして、第1設定部123は、抵抗値R4に対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを記憶部128に出力する。記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルであるので、第1設定部123から出力される目標値Ixを記憶する。
タイマが検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第1制御信号S1をハイレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、第1スイッチ素子1207及び第2スイッチ素子1208が双方ともオンする。その結果、第1信号端子13Cが第1分圧抵抗1202及び第1スイッチ素子1207を介してグランドに電気的に接続され、第2信号端子13Dが第2スイッチ素子1208を介して電源部1200の正極に電気的に接続される。
第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート14から駆動信号SDが出力されて電力変換部10のスイッチング素子に印加される。そして、電力変換部10が動作を開始し、光源装置2の電気的特性に適応した直流電圧・直流電流を光源装置2に出力する。また、記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルのときに記憶した目標値Ixを加算器127に出力する。
ここで、第2信号端子13Dの電位(グランドに対する電位。以下、同じ。)は電源部1200の正極の電位(一定の電位)に維持される。つまり、第2信号端子13Dと電気的に接続されている第2信号端子22Dの電位も一定の電位に維持される。そのため、第2検出電圧V3(第1分圧抵抗1202と第1信号端子13Cの接続点の電位)が、第2給電端子22Bのコンタクトと第2出力端子13Bのコンタクトの接触抵抗による電圧降下の影響を受け難くなる。このとき、第2検出電圧V3は、V3=V1×R1/(R1+Rx)で表される。故に、光源部20の温度上昇に伴って第2インピーダンス素子23のインピーダンス値が増加すると、第2検出電圧V3が第2インピーダンス素子23のインピーダンス値に反比例して減少する。
而して、通電によって光源部20の温度が上昇し、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値(抵抗値)が増加して第2検出電圧V3がしきい値を下回ると、第2設定部125から、第2検出電圧V3の減少に応じて増加する調整値ΔIxが加算器127に出力される。そして、加算器127から出力制御部11に出力される目標値Ixyが調整値ΔIxの分だけ減少するので、電力変換部10から光源部20に供給される直流電流が減少し、光源部20の温度上昇を抑制する。
なお、本実施形態では、実施形態2、3と同様に第2インピーダンス素子23として感温抵抗素子を例示しているが、光源部20から放射される光の強度に応じてインピーダンス値が変化する光電変換素子などが第2インピーダンス素子23とされても構わない。
本実施形態の点灯装置1によれば、実施形態2の点灯装置1と比較して、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を推定する演算処理が簡素化できるという利点がある。また、第1検出電圧V2における分圧比(第2分圧抵抗1206の抵抗値R4)と、第2検出電圧V3における分圧比(第1分圧抵抗1202の抵抗値R1)とが独立して調整可能になるという利点もある。
(実施形態5)
以下、図5を参照して、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2を説明する。ただし、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2の基本構成は実施形態3、4の点灯装置1及び光源装置2と同一である。故に、実施形態3、4の点灯装置1及び光源装置2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の光源装置2では、第1インピーダンス素子21が光源部20と並列に第1給電端子22A及び第2給電端子22Bと電気的に接続され、第2インピーダンス素子23が第1信号端子13Cと第2信号端子13Dに電気的に接続されている。
本実施形態の点灯装置1は、制御部12の検出ブロック120の構成が実施形態4と異なる。本実施形態における検出ブロック120は、電源部1200、スイッチ素子1201、第1分圧抵抗1202、第2分圧抵抗1206、ノットゲート1209などを備える。
電源部1200の正極に第1分圧抵抗1202の一端と第2分圧抵抗1206の一端とが電気的に接続される。第2分圧抵抗1206の他端が第1信号端子13Cと電気的に接続される。第1分圧抵抗1202の他端はスイッチ素子1201を介して第1出力端子13Aと電気的に接続される。また、電力変換部10の高電位側の出力端にダイオード15のアノードが電気的に接続され、ダイオード15のカソードがスイッチ素子1201の一端及び第1出力端子13Aと電気的に接続される。
第2信号端子13Dは、グランドに電気的に接続される。第2出力端子13Bは、グランドと電力変換部10の低電位側の出力端子とに電気的に接続される。ノットゲート1209は、第1制御信号S1を反転してスイッチ素子1201に出力するように構成される。故に、スイッチ素子1201は、第1制御信号S1がローレベルのときにオンし、ハイレベルのときにオフする。
第1設定部123は、第1出力端子13Aの電位(グランドとの電位差)を第1検出電圧V2として検出するように構成される。第2設定部125は、実施形態1〜4と同様に、第1信号端子13Cの電位(グランドとの電位差)を第2検出電圧V3として検出するように構成される。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、検出期間をカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとする。第1制御信号S1がローレベルである間、アンドゲート14の出力がローレベルに固定されるために電力変換部10が動作を停止する。
また、第1制御信号S1がローレベルであるから、スイッチ素子1201がオンする。したがって、電源部1200の正極が第1分圧抵抗1202を介して第1出力端子13Aと導通する。なお、電源部1200の出力電圧が、光源部20の最低動作電圧(=LED200の最低順方向電圧×直列接続されている個数)よりも充分に低い電圧に設定することで、光源部20には電流が流れない。つまり、電源部1200から出力される定電圧が、第1分圧抵抗1202と第1インピーダンス素子21の直列回路にのみ印加されることになる。
第1設定部123は、第1検出電圧V2から第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)を推定する。第1検出電圧V2は、電源部1200の電圧をV1、第1分圧抵抗1202の抵抗値をR1、第1インピーダンス素子21の抵抗値をR2としたとき、V2=V1×R2/(R1+R2)で表される。したがって、電圧V1及び抵抗値R1が既知であるから、第1検出電圧V2から第1インピーダンス素子21の抵抗値R2を、演算によって求める(推定する)ことができる。そして、第1設定部123は、抵抗値R2に対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを記憶部128に出力する。記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルであるので、第1設定部123から出力される目標値Ixを記憶する。
タイマが検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第1制御信号S1をハイレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、スイッチ素子1201がオフする。その結果、電源部1200が第1出力端子13Aから切り離される。故に、電源部1200の電圧は、第1信号端子13C,22C及び第2信号端子13D,22Dを介して第2インピーダンス素子23に印加される。
第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート14から駆動信号SDが出力されて電力変換部10のスイッチング素子に印加される。そして、電力変換部10が動作を開始し、光源装置2の電気的特性に適応した直流電圧・直流電流を光源装置2に出力する。また、記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルのときに記憶した目標値Ixを加算器127に出力する。
また、通電によって光源部20の温度が上昇すると、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値(抵抗値)も増加する。そして、前記インピーダンス値が増加して第2検出電圧V3がしきい値を超えると、第2設定部125から、第2検出電圧V3の増大に応じて増加する調整値ΔIxが加算器127に出力される。そして、加算器127から出力制御部11に出力される目標値Ixyが調整値ΔIxの分だけ減少するので、電力変換部10から光源部20に供給される直流電流が減少し、光源部20の温度上昇を抑制する。
なお、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)は、光源部20のインピーダンス値(各LED200のオン抵抗の合計値)よりも充分に大きい値であることが望ましい。第1インピーダンス素子21のインピーダンス値が光源部20のインピーダンス値よりも充分に大きい値であれば、光源部20の点灯中に第1インピーダンス素子21で消費される電力を抑え、且つ出力制御部11による出力制御の誤差を低減することができる。
(実施形態6)
以下、図6を参照して、本実施形態の点灯装置1及び光源装置2を説明する。ただし、本実施形態の光源装置2は実施形態5の光源装置2と同一である。また、本実施形態の点灯装置1は、実施形態5の点灯装置1と基本的な構成が共通している。故に、実施形態5の点灯装置1及び光源装置2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の点灯装置1において、電力変換部10の低電位側の出力端と第2出力端子13Bとの間に、スイッチング素子16と抵抗17の並列回路が電気的に直列接続されている。スイッチング素子16は、nチャネル型のMOSFETからなり、ドレインと第2出力端子13Bが電気的に接続され、ソースと電力変換部10の低電位側の出力端が電気的に接続される。また、スイッチング素子16のゲートに、アンドゲート18の出力端が電気的に接続される。つまり、スイッチング素子16は、アンドゲート18の出力がハイレベルのときにオンし、アンドゲート18の出力がローレベルのときにオフする。
アンドゲート18は、出力制御部11から出力されるPWM(パルス幅変調)信号SPと、設定制御部121から出力される第1制御信号S1との論理積を演算する。故に、アンドゲート18の出力は、PWM信号SPと第1制御信号S1が双方ともハイレベルのときにハイレベルとなり、PWM信号SPと第1制御信号S1の少なくとも何れか一方がローレベルのときにローレベルとなる。
出力制御部11は、例えば、電力変換部10を構成するスイッチング素子の駆動信号SDの駆動周波数より十分低い周波数で、かつ外部から指示される調光レベルに対応したオンデューティ比のPWM信号SPを生成する。すなわち、出力制御部11は、調光レベルが100%(定格点灯)の場合、オンデューティ比を100%とし、調光レベルが低下するにつれて、オンデューティ比を減少するように構成される。
調光レベルが100%の場合、出力制御部11は、実施形態2〜5と同様に電力変換部10の出力電流を目標値Ixyに一致させるように電力変換部10を制御する。一方、調光レベルが100%未満の場合、出力制御部11は、調光レベルに対応したオンデューティ比のPWM信号SPを出力するとともに、PWM信号SPがハイレベル(スイッチング素子16がオン)のときに出力電流が目標値Ixyとなるように電力変換部10を制御する。
電力変換部10の出力電流は、スイッチング素子16がオンのときは殆ど減少せずにそのまま光源部20に流れる。一方、スイッチング素子16がオフのとき、電力変換部10の出力電流は、スイッチング素子16に並列接続されている抵抗17で限流されて減少する。したがって、オンデューティ比が小さく(スイッチング素子16のオフ期間が長く)なるほど、出力電流が抵抗17で限流される期間が長くなるので、電力変換部10から光源部20に供給される単位時間当たりの電力量が減少して光源部20が調光される。
本実施形態における検出ブロック120は、電源部1200と分圧抵抗1202で構成される。電源部1200の正極が分圧抵抗1202を介して第1信号端子13Cに電気的に接続される。電源部1200と第2信号端子13Dがグランドと電気的に接続される。つまり、光源装置2の第2インピーダンス素子23と分圧抵抗1202が第1信号端子13C、22C及び第2信号端子13D、22Dを介して電気的に直列接続され、第2インピーダンス素子23と分圧抵抗1202に電源部1200の定電圧が印加される。
次に、本実施形態の点灯装置1の動作を説明する。電源スイッチ5がオンされると、出力制御部11及び制御部12が動作を開始する。設定制御部121は、動作開始直後からタイマを起動し、検出期間をカウントさせる。そして、設定制御部121は、タイマが検出期間のカウントを完了するまで、第1制御信号S1をローレベルとする。また、第1制御信号S1がローレベルであるから、アンドゲート18の出力もローレベルとなり、スイッチング素子16がオフに維持される。
出力制御部11は、第1制御信号S1がローレベルのとき、光源部20の最低動作電圧よりも充分に低い一定電圧を出力するように電力変換部10を制御する。このとき、電力変換部10の出力電流は光源部20に流れず、第1インピーダンス素子21のみに流れる。
第1設定部123は、第1制御信号S1がローレベルのとき、第2出力端子13Bと抵抗17との接続点の電位(グランドとの電位差)を第1検出電圧V2として検出する。第1検出電圧V2は、電力変換部10の出力電圧をVo、抵抗17の抵抗値をR5、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値をR2としたとき、V2=Vo×R5/(R2+R5)で表される。したがって、出力電圧Vo及び抵抗値R5が既知であるから、第1設定部123は、第1検出電圧V2から第1インピーダンス素子21の抵抗値R2を、演算によって求める(推定する)ことができる。そして、第1設定部123は、抵抗値R2に対応した目標値Ixを決定し、決定した目標値Ixを記憶部128に出力する。記憶部128は、第1制御信号S1がローレベルであるので、第1設定部123から出力される目標値Ixを記憶する。
なお、第2設定部125は、常に第2検出電圧V3を検出し、第2検出電圧V3がしきい値を越えなければ何も出力せず、第2検出電圧V3がしきい値を超えれば、第2検出電圧V3の増大に応じて増加する調整値ΔIxを加算器127に出力する。
タイマが検出期間のカウントを完了すると、設定制御部121は、第1制御信号S1をハイレベルとする。第1制御信号S1がハイレベルになると、アンドゲート18は、出力制御部11から出力されるPWM信号SPをそのまま出力する。故に、スイッチング素子16は、PWM信号SPがハイレベルの期間にオンし、PWM信号SPがローレベルの期間にオフする。
出力制御部11は、第1制御信号S1がハイレベルになると、電力変換部10の出力電流を、加算器127から出力される目標値Ixyに一致させるように電力変換部10を定電流制御する。ただし、調光レベルが100%未満の場合、出力制御部11は、PWM信号SPがハイレベル(スイッチング素子16がオン)のときに出力電流を目標値Ixyとするように電力変換部10を制御する。これにより、出力制御部11は、調光レベルに対応したオンデューティ比のPWM信号SPを出力することで電力変換部10を制御して光源部20を調光する。
また、通電によって光源部20の温度が上昇すると、第2インピーダンス素子23のインピーダンス値(抵抗値)も増加する。そして、前記インピーダンス値が増加して第2検出電圧V3がしきい値を超えると、第2設定部125から、第2検出電圧V3に比例した調整値ΔIxが加算器127に出力される。そして、加算器127から出力制御部11に出力される目標値Ixyが調整値ΔIxの分だけ減少するので、スイッチング素子16がオン状態において、電力変換部10から光源部20に供給される直流電流が減少し、光源部20の温度上昇を抑制する。
なお、実施形態5と同様に、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値(抵抗値)及び抵抗17の抵抗値は、光源部20のインピーダンス値(各LED200のオン抵抗の合計値)よりも充分に大きい値に設定されることが望ましい。このように設定されれば、光源部20の点灯中に第1インピーダンス素子21で消費される電力を抑え、且つ出力制御部11による出力制御の誤差を低減することができる。
上述のように本実施形態の点灯装置1において、制御部12は、動作開始から点灯直前までの期間に光源部20を点灯させない条件の定電圧又は定電流を電源部から第1インピーダンス素子21と光源部20の並列回路に印加させるように構成されることが好ましい。さらに、制御部12は、第1インピーダンス素子21のインピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果に対応した目標値Ixyを設定して光源部20を点灯させるように構成されることが好ましい。
また、本実施形態の点灯装置1において、電源部は電力変換部10で兼用されることが好ましい。制御部12は、光源部20を点灯させない状態において、前記定電圧又は定電流を目標値Ixyに設定して電力変換部10を制御するように構成されることが好ましい。
ところで、実施形態2〜6では光源装置2が第2インピーダンス素子23を備えているが、点灯装置1が第2インピーダンス素子23を備えても構わない。例えば、第2インピーダンス素子23が感温抵抗素子である場合、点灯装置1の温度と光源部20の温度との相関が高ければ、点灯装置1の温度に応じて電力変換部10の出力を調整しても構わない。なお、第2インピーダンス素子23を含まず、第1インピーダンスによる出力電流の目標値設定部のみの構成であってもよい。
また、実施形態1〜6における制御部12は、アナログ回路で構成されても良いし、ディジタル回路で構成されても良い。例えば、制御部12がマイクロコントローラなどのハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現されても構わない。なお、実施形態1〜4においては、第1設定部123と第2設定部125は、それぞれ同じ位置で第1検出電圧V2と第2検出電圧V3を検出している。したがって、第1設定部123及び第2設定部125がマイクロコントローラとソフトウェアの組み合わせで実現される場合、第1検出電圧V2及び第2検出電圧V3を共通の入力ポートから取り込むことができる。
(実施形態7)
本発明に係る車両用前照灯装置の実施形態を図7に示す。本実施形態の車両用前照灯装置(以下、前照灯装置と略す。)は、点灯装置1と、点灯装置1を保持して車両8に取り付けられる灯具7とを備える。灯具7は、図8に示すように、普通乗用車(自動車)などの車両8の前端部における左右両側に取り付けられる。
灯具7は、灯具本体70、カバー71、放熱体72、反射板73などを備える。灯具本体70は、合成樹脂により、前面が開口された有底筒状に形成される。カバー71は、石英ガラスやアクリル樹脂などの透光性を有する材料により、後面が開口された有底筒状に形成される。そして、灯具本体70の前端にカバー71の後端が結合され、カバー71で塞がれる灯具本体70内に、光源装置2、放熱体72、反射板73が収納される。
放熱体72は、例えば、アミルダイカストなどにより、平板の一面に多数の放熱フィンが設けられることが好ましい。放熱体72の上面に光源装置2と反射板73が取り付けられる。反射板73は、半球状に形成されており、その内周面で光源装置2から放射される光を前方に反射するように構成されている。
点灯装置1は、実施形態1〜6の何れの点灯装置1であっても構わない。この点灯装置1は、ケース100に収納されて灯具本体70の下面あるいは内部に取り付けられる。また、点灯装置1が灯具本体70の内部に取り付ける場合はケース100に収納されなくてもよい。なお、点灯装置1と光源装置2とは、電源ケーブル101を介して電気的に接続されることが好ましい。
また、点灯装置1は、電源スイッチ5を介して、車両8に搭載されているバッテリ(外部電源4)の正極及び負極と電気的に接続される。なお、電源スイッチ5は、車両8のダッシュボードや、ステアリングコラムに設けられたコンビネーションスイッチに設けられることが好ましい。
1 点灯装置
2 光源装置
10 電力変換部
11 出力制御部(制御部)
12 制御部(制御部)
13A 第1出力端子(出力端子)
13B 第2出力端子(出力端子)
20 光源部
21 第1インピーダンス素子
22A 第1給電端子(給電端子)
22B 第2給電端子(給電端子)
200 発光ダイオード(固体発光素子)
1200 電源部

Claims (12)

  1. 電気的特性が異なる複数種類の光源装置を点灯する点灯装置であって、
    前記光源装置は、固体発光素子を光源とする光源部と、前記光源部の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子と、前記光源部と電気的に接続される一対の給電端子とを有し、少なくとも何れか一方の前記給電端子と前記第1インピーダンス素子とが電気的に接続されるように構成され、
    一対の前記給電端子と各別且つ電気的に接続される一対の出力端子と、外部からの入力電力を直流電力に変換し且つ前記出力端子から出力する電力変換部と、少なくとも何れか一方の前記出力端子を介して前記第1インピーダンス素子に定電圧又は定電流を印加する電源部と、前記電力変換部の出力電圧・出力電流を目標値に一致させるように前記電力変換部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、動作開始から点灯直前までの期間に前記光源部を点灯させない状態において、前記電源部から定電圧又は定電流を前記第1インピーダンス素子に印加させて前記第1インピーダンス素子のインピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果、あるいは前記第1インピーダンス素子の電圧検出値または電流検出値に対応した前記目標値を設定して前記光源部を点灯させるように構成されることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記光源装置は、前記光源部の状態に対応してインピーダンス値が変化する第2インピーダンス素子を有し、
    前記制御部は、前記光源部を点灯させている状態において、前記第2インピーダンス素子の前記インピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果に対応して前記目標値を変更するように構成されることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記光源装置は、前記第1インピーダンス素子と前記第2インピーダンス素子の直列回路を有し、
    前記制御部は、前記光源部を点灯させない状態において、前記電源部から定電圧又は定電流を前記直列回路に印加させて前記第1インピーダンス素子のインピーダンス値を計測し、前記光源部を点灯させている状態において、前記電源部から定電圧又は定電流を第2インピーダンス素子のみに印加させ、かつ前記第1インピーダンス素子と電気的に接続された給電端子の接触抵抗によって生じる電圧降下を打ち消すように切り換えて前記第2インピーダンス素子のインピーダンス値を計測するように構成されることを特徴とする請求項2記載の点灯装置。
  4. 前記制御部は、前記電源部に対して前記第1インピーダンス素子と並列且つ電気的に接続されるスイッチ要素を有し、前記光源部を点灯させない状態において、前記スイッチ要素をオフして前記電源部から定電圧又は定電流を前記第1インピーダンス素子に印加させて前記第1インピーダンス素子のインピーダンス値を計測し、前記光源部を点灯させている状態において、前記スイッチ要素をオンして前記電源部から定電圧又は定電流を前記第2インピーダンス素子に印加させて前記第2インピーダンス素子のインピーダンス値を計測するように構成されることを特徴とする請求項3記載の点灯装置。
  5. 前記光源装置は、前記第1インピーダンス素子が前記光源部に対して電気的に並列接続され、
    前記制御部は、動作開始から点灯直前までの期間に前記光源部を点灯させない条件の定電圧又は定電流を前記電源部から前記第1インピーダンス素子と前記光源部の並列回路に印加させ、前記第1インピーダンス素子のインピーダンス値を計測し、前記インピーダンス値の計測結果に対応した前記目標値を設定して前記光源部を点灯させるように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の点灯装置。
  6. 前記電源部は前記電力変換部で兼用され、前記制御部は、動作開始から点灯直前までの期間に前記光源部を点灯させない状態において、前記定電圧又は定電流を前記目標値に設定して前記電力変換部を制御するように構成されることを特徴とする請求項5記載の点灯装置。
  7. 固体発光素子を光源とする光源部と、前記光源部の電気的特性に対応した所定のインピーダンス値を有する第1インピーダンス素子と、前記光源部と電気的に接続される一対の給電端子とを有し、少なくとも何れか一方の前記給電端子と前記第1インピーダンス素子とが電気的に接続されるように構成されることを特徴とする光源装置。
  8. 前記光源部の状態に対応してインピーダンス値が変化する第2インピーダンス素子を有することを特徴とする請求項7記載の光源装置。
  9. 前記第1インピーダンス素子と前記第2インピーダンス素子の直列回路を有することを特徴とする請求項8記載の光源装置。
  10. 前記第1インピーダンス素子が前記光源部に対して電気的に並列接続されることを特徴とする請求項7又は8記載の光源装置。
  11. 請求項1〜6の何れかの点灯装置と、請求項7〜10の何れかの光源装置とを有することを特徴とする照明装置。
  12. 請求項11の照明装置と、前記照明装置を保持して車両に取り付けられる灯具とを備えることを特徴とする車両用前照灯装置。
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