JP7117652B2 - 点灯装置、灯具、車両及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、一般に点灯装置、灯具、車両及びプログラムに関し、より詳細には、光源ユニットに電流を出力する点灯装置、点灯装置を備えた灯具、灯具を備えた車両及びプログラムに関する。
特許文献1に記載の電源点灯装置(点灯装置)は、昇圧回路(昇圧変換部)と、降圧回路(降圧変換部)と、制御部とを備えている。昇圧回路は、直流電源の電源電圧を昇圧する。降圧回路は、昇圧回路の出力電圧を降圧して光源(光源ユニット)に出力する。制御部は、昇圧回路及び降圧回路を制御する。
特開2018-85241号公報
特許文献1に記載の電源点灯装置では、昇圧回路の出力電圧は、光源の仕様に応じて変化されない(すなわち一定である)。このため、仕様の異なる複数の光源に対応可能とするため、昇圧回路の出力電圧を、複数の光源の仕様の中で一番高い電圧以上の電圧にする必要がある。このため、特許文献1に記載の電源点灯装置では、電圧の低い仕様の光源を用いる場合、昇圧回路の出力電圧が光源の仕様で必要な電圧よりも過度に高い電圧になり、回路損失が大きくなる。したがって、例えば、発熱量が増加し、放熱性能の高い放熱部を備える必要がある。この結果、大型化及びコスト増となる問題がある。
本開示は、上記事由に鑑みて、回路損失を低減できる点灯装置、点灯装置を備えた灯具、灯具を備えた車両及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る点灯装置は、昇圧変換部と、少なくとも1つの降圧変換部と、制御部と、を備える。前記昇圧変換部は、直流電源の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する。前記少なくとも1つの降圧変換部は、前記昇圧変換部の出力電圧を光源に応じた第2電圧値に降圧することで前記第2電圧値に応じた電流値の電流を前記光源ユニットに出力する。前記制御部は、前記光源の仕様に関する情報を取得し、前記電流値が前記仕様に応じた電流値になるように前記降圧変換部を制御し、前記第1電圧値が前記仕様に応じて変化するように前記昇圧変換部を制御する。前記仕様は、前記光源の入力電流の値を含む。前記制御部は、前記光源に出力される最大出力電圧の値と、前記光源に出力される最大出力電力の値と、前記入力電流の値と、に基づいて、目標電圧値を設定し、前記第1電圧値が前記目標電圧値となるように、前記昇圧変換部を制御する。
本開示の一態様に係る灯具は、前記点灯装置と、前記光源と、を備える。
本開示の一態様に係る車両は、前記灯具と、車体と、を備える。前記車体は、前記灯具を搭載している。
本開示の一態様に係るプログラムは、昇圧変換処理と、降圧変換処理と、制御処理と、を有する点灯制御方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させるためのプログラムである。前記昇圧変換処理では、直流電源の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する。前記降圧変換処理では、前記昇圧変換処理での出力電圧を光源に応じた第2電圧値に降圧することで第2電圧値に応じた電流値の電流を前記光源に出力する。前記制御処理では、前記光源の仕様に関する情報を取得し、前記電流値が前記仕様に応じた電流値になるように前記降圧変換処理を制御し、前記第1電圧値が前記仕様に応じて変化するように前記昇圧変換処理を制御する。前記仕様は、前記光源の入力電流の値を含む。前記制御処理では、前記光源に出力される最大出力電圧の値と、前記光源に出力される最大出力電力の値と、前記入力電流の値と、に基づいて、目標電圧値を設定し、前記第1電圧値が前記目標電圧値となるように、前記昇圧変換処理を制御する。
本開示は、回路損失を低減できる、という利点がある。
図1は、実施形態1に係る点灯装置を示すブロック図である。 図2は、同上の点灯装置の動作を説明するフローチャートである。 図3は、図2のステップS3の処理を説明するフローチャートである。 図4は、同上の点灯装置を備える灯具を搭載した車両を示す斜視図である。 図5は、変形例2における光源定格電流値と目標電圧値との関係を示す図である。 図6は、変形例3に係る灯具を示す断面図である。 図7は、実施形態2に係る点灯装置を示すブロック図である。 図8Aは、同上の点灯装置における第1光源定格電流値と第1目標電圧値との関係を示す図である。図8Bは、同上の点灯装置における第2光源定格電流値と第2目標電圧値との関係を示す図である。 図9は、同上の点灯装置の動作を説明するフローチャートである。 図10は、図9のステップS13の処理を説明するフローチャートである。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
本実施形態の点灯装置1について、図1~図4を参照して説明する。本実施形態の点灯装置1は、図4に示すように、自動車などの車両K1に搭載される前照灯である灯具50に用いられる。点灯装置1は、図1に示すように、光源ユニット100(負荷)を点灯させる。
まず、点灯装置1の負荷である光源ユニット100について説明する。
光源ユニット100は、図1に示すように、LEDのような半導体発光素子からなる光源110と、電力が供給されたときに光源110の発光特性を示す光源情報を出力する光源情報出力部120とを備える。
光源110は、例えば複数のLEDからなり、複数のLEDは直列又は並列に接続されている。光源情報出力部120は、例えば抵抗器R10からなる。光源110は、その発光特性に応じて複数の段階に分かれており、複数の段階のそれぞれで光源情報出力部120を構成する抵抗器R10の抵抗値が予め決められている。例えば製造時などに光源110ごとに発光特性が決定され、発光特性に応じた抵抗値の抵抗器R10が光源情報出力部120として光源ユニット100に設けられている。
光源情報出力部120に電流が出力されると、抵抗器R10の両端間に抵抗器R10の抵抗値に応じた電圧が発生し、この電圧値が光源110の発光特性に対応した光源情報となる。ここにおいて、「光源情報」とは、光源110の発光特性に対応した情報であり、光源情報をもとに光源110の発光特性を特定することができる。光源110の発光特性は、例えば光源110の仕様(光源ユニット100の仕様)を表す情報である。光源110の仕様は、光源110への入力電流、入力電圧及び入力電力の少なくとも1つに関する情報を含む。なお、上記の入力電流に関する情報には、光源110の光源定格電流値の情報を含む。本実施形態では、光源110の仕様は、光源110の入力電流に関する情報として光源定格電流値の情報を含んでいる。
図1に示すように、点灯装置1は、第1入力端子P11~第3入力端子P13と、第1出力端子P21及び第2出力端子P22と、を備えている。ここでいう「端子」とは、電線等を接続するための部品(端子)でなくてもよく、例えば電子部品のリードや、回路基板に含まれる導体の一部であってもよい。
第1入力端子P11及び第2入力端子P12は、直流電源E1の両端と電気的に接続されている。具体的には、第1入力端子P11は、電源スイッチSW1を介して直流電源E1の正極と電気的に接続され、第2入力端子P12は、直流電源E1の負極と電気的に接続されている。直流電源E1は、車両K1(図4参照)に搭載されたバッテリである。直流電源E1の電源電圧は、例えば12V[ボルト]である。
電源スイッチSW1は、直流電源E1から電力変換部3への電力を供給又は停止するためのスイッチである。電源スイッチSW1は、例えば車両K1の運転席に設けられている。運転者が電源スイッチSW1をオン又はオフに切り替えることで、光源110の点灯/消灯を切り替えることができる。電源スイッチSW1のオン状態では、直流電源E1の電源電圧は電力変換部3に出力され、電源スイッチSW1のオフ状態では、直流電源E1から電力変換部3への電源電圧の出力は停止される。
なお、本実施形態では、電源スイッチSW1が直流電源E1の正極と点灯装置1の端子P11との間に接続され、電源スイッチSW1のオンオフで直接、直流電源E1から点灯装置1への給電をオンオフする。ただし、直流電源E1の正極と点灯装置1の端子P11との間に電源スイッチSW1の代わりにリレーを接続し、電源スイッチSW1のオンオフで上記リレーをオンオフし、上記リレーのオンオフで直流電源E1から点灯装置1への給電をオンオフしてもよい。
第3入力端子P13は、光源ユニット100の光源情報出力部120に電気的に接続されている。第1出力端子P21及び第2出力端子P22は、光源110と電気的に接続されている。具体的には、第1出力端子P21と第2出力端子P22との間に、光源110が電気的に接続されている。
点灯装置1は、電力変換部3と、制御部4と、を備えている。
電力変換部3は、第1入力端子P11及び第2入力端子P12を介して直流電源E1と電気的に接続されている。電力変換部3は、直流電源E1から供給される直流電力を直流変換するDC/DCコンバータである。電力変換部3は、光源110に直流電力を供給することで、光源110を点灯させる。電力変換部3は、昇圧変換部31と、降圧変換部32と、を備えている。
昇圧変換部31は、例えばインダクタ、スイッチング素子、ダイオード、駆動IC等を有する昇圧チョッパ回路である。昇圧変換部31は、第1入力端子P11及び第2入力端子P12を介して直流電源E1と電気的に接続されている。昇圧変換部31は、スイッチング素子がオン/オフされることで、直流電源E1の電源電圧(例えば12V)を第1電圧値に昇圧して出力電圧V1として降圧変換部32に出力する。駆動ICは、制御部4からの制御に応じてスイッチング素子をオン/オフさせることで、昇圧変換部31の出力電圧V1を第1電圧値になるように制御する。なお、駆動ICは、本実施形態では、昇圧変換部31の中に設けられているが、昇圧変換部31の外に設けられてもよい。
降圧変換部32は、例えば、インダクタ、スイッチング素子、ダイオード、駆動IC等を有する降圧チョッパ回路である。降圧変換部32の2つの出力端はそれぞれ、第1出力端子P21及び第2出力端子P22と電気的に接続されている。降圧変換部32は、スイッチング素子がオン/オフされることで、昇圧変換部31の出力電圧V1を第1電圧値から第2電圧値まで降圧して出力電圧V2として光源110に出力する。これにより、降圧変換部32は、第2電圧値に応じた第1電流値を出力電流I1として光源110に出力する。駆動ICは、制御部4からの制御に応じて、スイッチング素子をオン/オフさせて、降圧変換部32の出力電圧V2を第2電圧値になるように制御することで、降圧変換部32の出力電流I1を第1電流値に制御する。なお、駆動ICは、本実施形態では、降圧変換部32の中に設けられているが、降圧変換部32の外に設けられてもよい。また、降圧変換部32は、シリーズレギュレータ回路でもよく、この場合、降圧変換部32は、レギュレータ素子のインピーダンスの大きさを制御して出力電流I1を制御する。
制御部4は、プロセッサ及びメモリを主構成とするコンピュータシステム(例えばマイクロコントローラ)である。コンピュータシステムが、メモリに格納されているプログラムを実行することで、制御部4としての機能を実現する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
制御部4は、電力変換部3(昇圧変換部31及び降圧変換部32)を制御する。より詳細には、制御部4は、光源110の仕様に応じて出力電圧V1の値である第1電圧値が変化するように昇圧変換部31を制御する。光源110の仕様が例えば光源定格電流値である場合、制御部4は、例えば、光源110の光源定格電流値が大きいほど出力電圧V1が小さくなり、光源定格電流値が小さいほど出力電圧V1が大きくなるように、昇圧変換部31を制御する。また、制御部4は、出力電流I1が光源110の仕様に応じた電流値になるように降圧変換部32を制御する。
更に詳細には、制御部4は、光源110の光源定格電流値に応じて、第1電圧値の設定値である目標電圧値(すなわち出力電圧V1の目標電圧値)を設定する。制御部4は、昇圧変換部31の出力電圧V1の値(第1電圧値)が目標電圧値となるように、昇圧変換部31のスイッチング素子を制御する。つまり、制御部4は、昇圧変換部31の出力電圧V1が目標電圧値となるように、昇圧変換部31を定電圧制御する。また、制御部4は、光源110の光源定格電流値に応じて、第1電流値の設定値である目標電流値(すなわち出力電流I1の目標電流値)を設定する。制御部4は、降圧変換部32の出力電流I1の値(第1電流値)が目標電流値になるように、降圧変換部32のスイッチング素子を制御する。つまり、制御部4は、降圧変換部32の出力電流I1が目標電流値となるように、降圧変換部32を定電流制御する。
制御部4は、光源情報検出部41と、昇圧電圧設定部42と、出力電流設定部43と、を備えている。
光源情報検出部41は、光源ユニット100の光源情報出力部120から光源情報を取得する。例えば、光源情報検出部41は、光源情報出力部120に電流を出力し、光源情報出力部120内の抵抗器R10に発生する電圧の電圧値を検出し、その電圧値を光源情報として取得する。光源情報検出部41は、上記の電圧値と光源110の仕様との対応関係を有する。この対応関係は、例えば関数式又は対応表である。光源情報検出部41は、上記の対応関係から、検出した電圧値に対応する仕様に関する情報を取得する。本実施形態では、光源110の仕様は、光源110の光源定格電流値である。したがって、光源情報検出部41は、上記の対応関係に基づき、検出した抵抗値から光源110の光源定格電流値の情報を取得する。光源情報検出部41は、取得した光源定格電流値の情報を出力電流設定部43及び昇圧電圧設定部42に出力する。
昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部41から入力された光源定格電流値の情報に基づいて、昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値(すなわち第1電圧値の設定値)を生成(設定)する。昇圧電圧設定部42は、生成した目標電圧値の情報を、制御信号として昇圧変換部31に出力する。これに対し、昇圧変換部31では、例えば駆動ICが、昇圧変換部31の出力電圧V1が上記の目標電圧値となるようにスイッチング素子のオン/オフを制御する。
上記の目標電圧値は、光源110に出力される最大出力電圧の値と、光源110に出力される最大出力電力の値と、光源110の光源定格電流値(入力電流の値)と、に基づいて求められる。最大出力電圧の値及び最大出力電力の値は、予め制御部4に設定されている。これにより、光源定格電流値に応じた目標電圧値を求めることができる。
より詳細には、上記の最大出力電力の値を上記の出力電流の値で除して得られる電圧値を、最大光源電圧値とする。この最大光源電圧値は、最大出力電力のとき、かつ光源定格電流値の電流が光源110に出力されたときに、光源110に出力された電圧の電圧値である。すなわち、最大光源電圧値は、最大出力電力から逆算して求めた電圧の電圧値である。出力電圧V1の目標電圧値は、上記の最大出力電圧の値と上記の最大光源電圧値とのうちの小さい方の値に、所定の電圧値(例えば10V)を加算した値として設定される。これにより、出力電圧V1の目標電圧値を、光源110の仕様(例えば光源定格電流値)に応じた電圧よりも所定の電圧値だけ高い値に設定できる。これにより、目標電圧値を、光源ユニット100の仕様(例えば光源定格電流値)に対して過度に高すぎない電圧値に設定できる。なお、上記の所定の電圧値は、例えば10Vであるが、昇圧電圧設定部42がシリーズレギュレータ回路である場合は、上記の所定の電圧値は、10Vよりも低い電圧値(例えば1.2V)でもよい。
出力電流設定部43は、光源情報検出部41から入力された光源定格電流値の情報に基づいて、降圧変換部32の出力電流I1の目標電流値(すなわち第1電流値の設定値)を生成(設定)する。目標電流値は、例えば、光源定格電流値と同じ値でもよい。出力電流設定部43は、生成した目標電流値を、制御信号として降圧変換部32に出力する。これに対し、降圧変換部32では、例えば駆動ICが、降圧変換部32の出力電流I1が上記の目標電流値となるようにスイッチング素子のオン/オフを制御する。
次に図2を参照して点灯装置1の動作を説明する。
車両K1の運転者が電源スイッチSW1をオンして、直流電源E1から点灯装置1に電力が出力されると、制御部4が初期化処理を行う(ステップS1)。そして、光源情報検出部41が、光源ユニット100の光源情報出力部120から光源情報を検出し、検出した光源情報から光源定格電流値を取得する。そして、光源情報検出部41は、光源定格電流値を昇圧電圧設定部42及び出力電流設定部43に出力する(ステップS2)。
そして、昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部41からの光源定格電流値に基づいて出力電圧V1の目標電圧値を求め、求めた目標電圧値を制御信号として昇圧変換部31に出力する(ステップS3)。そして、昇圧変換部31は、昇圧電圧設定部42から目標電圧値が入力されると、動作を開始し、出力電圧V1が目標電圧値になるようにスイッチング素子を制御する(ステップS4)。これにより、出力電圧V1は、光源110の仕様に応じて変化する。この結果、昇圧変換部31の出力電圧V1が、光源110の仕様に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。
そして、出力電流設定部43は、光源情報検出部41からの光源定格電流値に基づいて出力電流I1の目標電流値を求め、求めた出力電流I1の目標電流値を制御信号として降圧変換部32に出力する(ステップS5)。そして、降圧変換部32は、出力電流設定部43から目標電流値が入力されると、動作を開始し、出力電流I1が目標電流値になるようにスイッチング素子を制御する(ステップS6)。これにより、出力電流I1は、光源110の仕様に応じた電流に制御される。そして、降圧変換部32は、出力電流I1を検出し、その検出値が目標電流値を維持するように、出力電流I1を定電流制御する(ステップS7)。
次に図3を参照して図2のステップS3の処理(目標電圧値の設定)の流れについて説明する。
昇圧電圧設定部42は、予め設定された最大出力電力値を、光源定格電流値で除して、最大光源電圧値を算出する(ステップS31)。そして、昇圧電圧設定部42は、算出した最大光源電圧値が予め設定された最大出力電圧値よりも小さいか否かを判定する(ステップS32)。その判定の結果、最大光源電圧値が最大出力電圧値よりも小さい場合(ステップS32:Yes)は、昇圧電圧設定部42は、最大光源電圧値に所定の電圧値を加算した値を、目標電圧値に設定する(ステップS33)。そして、処理が終了する。他方、ステップS32の判定の結果、最大出力電圧値が最大光源電圧値よりも小さい場合(ステップS32:No)は、昇圧電圧設定部42は、最大出力電圧値に所定の電圧値を加算した値を、目標電圧値に設定する(ステップS34)。そして、処理が終了する。
以上、この実施形態に係る点灯装置1によれば、光源ユニット100の仕様に応じて出力電圧V1が変化するように昇圧変換部31が制御される。また、出力電流I1が光源ユニット100の仕様に応じた電流になるように降圧変換部32が制御される。このため、降圧変換部32が光源ユニット100の仕様に応じた電流を光源ユニット100に出力する際、昇圧変換部31の出力電圧V1が、光源ユニット100の仕様に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。したがって、回路損失を低減でき、この結果、例えば、放熱性能の高い放熱器を必要としなくなり、小型化及びコスト削減を図れる。
(変形例)
上記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。さらに、上記の実施形態に係る態様は、単体の点灯装置1で具現化されることに限らない。例えば、点灯装置1を備える灯具50、灯具50を備える車両K1、点灯装置1の機能を少なくとも1つのプロセッサで実行するためのプログラム等で、上記の実施形態に係る態様が具現化されてもよい。
より詳細には、灯具50は、光源ユニット100と、点灯装置1と、を備えている。車両K1は、車体と、灯具50とを備えている。上記のプログラムは、昇圧変換処理と、降圧変換処理と、制御処理と、を少なくとも1つのプロセッサで実行させるための、プログラムである。昇圧変換処理では、直流電源E1の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する。降圧変換処理では、昇圧変換処理での出力電圧を光源110に応じた第2電圧値に降圧することで第2電圧値に応じた電流値の電流を光源110に出力する。制御処理では、光源110の仕様(例えば光源定格電流値)に関する情報を取得し、上記の電流値が光源110の仕様に応じた電流値になるように降圧変換処理を制御し、第1電圧値が光源110の仕様に応じて変化するように昇圧変換処理を制御する。
以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
(変形例1)
実施形態1では、光源情報出力部120は、光源110の仕様に応じた抵抗値を有する抵抗器R10を備えることで、光源110の仕様に関する情報を保持する。ただし、光源情報出力部120の上記の情報の保持の仕方は、抵抗器R10を用いる場合に限定されない。例えば、光源情報出力部120は、不揮発性メモリを備え、そのメモリに光源ユニット100の仕様に関する情報を保持してもよい。
(変形例2)
実施形態1では、昇圧電圧設定部42は、上記の最大出力電力の値と、上記の最大出力電圧の値と、上記の光源定格電流値(入力電流の値)とから、計算で、出力電圧V1の目標電圧値を求めたが、出力電圧V1の目標電圧値の求め方はこのように限定されない。例えば図5に示すように、昇圧電圧設定部42は、光源定格電流値と出力電圧V1の目標電圧値との対応関係を保有する。この対応関係は、関数式でもよいし、対応表でもよい。昇圧電圧設定部42は、この対応関係に基づいて、光源定格電流値から出力電圧V1の目標電圧値を求めてもよい。図5に示す例は、光源定格電流値と出力電圧V1の目標電圧値との関係は、双曲線になっている。なお、実施形態1では、目標電圧値は、計算過程で所定の電圧値が加算されるが、上記の双曲線は、上記の所定の電圧値の加算を考慮して横軸方向にオフセット(平行移動)された双曲線になっている。
また、出力電圧V1の目標電圧値は、値Vhで制限されている。この対応関係では、光源定格電流値がそれぞれ値I11,I12,I13のとき、出力電圧V1の目標電圧値は値V11,V12,Vhとなる。
(変形例3)
実施形態1の灯具50の一例を説明する。灯具50は、図6に示すように、点灯装置1と、光源ユニット100と、光学ユニット53と、放熱部54と、ハウジング55と、を備える。光学ユニット53は、光源ユニット100が発する光を前方に照射させる光学部品である。放熱部54は、光源ユニット100が発する熱を放熱する部品である。ハウジング55は、点灯装置1、光源ユニット100、光学ユニット53及び放熱部54を収納する。より詳細には、放熱部54は、ハウジング55の後壁部に間隔を空けて固定用治具56で固定されている。放熱部54には、光源ユニット100及び光学ユニット53が固定されている。点灯装置1は、例えば、ハウジング55内における放熱部54の下側に配置されている。点灯装置1には、コネクタ57が接続されている。コネクタ57には、光源ユニット100からの接続線58が接続されている。また、コネクタ57には、接続線59が接続されており、接続線59の端部は、ハウジング55の外面の端子に接続されている。その端子には、コネクタ60が接続されており、コネクタ60には、直流電源E1からの電源線61が接続されている。この灯具50では、直流電源E1からの電力が電源線61及び接続線59を介して点灯装置1に入力され、点灯装置1から接続線58を介して光源ユニット100に出力される。
(変形例4)
実施形態1では、目標電圧値は、最大出力電圧の値と、最大出力電力の値を入力電流の値で除して得られる電圧値と、のうちの小さい方の値に所定の電圧値を加算した値であるが、最大出力電圧の値と、上記の電圧値とのうちの小さい方の値であってもよい。この場合の目標電圧値においても、光源定格電流値を考慮した目標電圧値を求めることができる。なお、この変形例において、最大出力電力の値を少し高めに設定してもよい。実施形態1の場合と比べて、目標電圧値の算出過程で所定の電圧値が加算されないが、上記のように最大出力電力の値を少し高めに設定することで、所定の電圧値を加算する効果と同じ効果を得ることができる。
(実施形態2)
以下の説明では、実施形態1と異なる点を中心に説明し、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る点灯装置1は、図7に示すように、実施形態1において、降圧変換部33を更に備える点灯装置である。すなわち、本実施形態に係る点灯装置1は、2つの降圧変換部32,33を備えている。以後、降圧変換部32を第1降圧変換部32とも記載し、降圧変換部33を第2降圧変換部33とも記載する。
また、本実施形態に係る点灯装置1は、第4入力端子P14と、第3及び第4出力端子P23,P24とを更に備えている。第3及び第4出力端子P23,P24は、第2降圧変換部33の2つの出力端に電気的に接続されている。第4入力端子P14は、制御部4の後述の光源情報検出部44に電気的に接続されている。
2つの降圧変換部32,33は、互いに異なる光源ユニット100,200に一対一に対応し、対応する光源ユニット100,200に電圧及び電流を出力する。光源ユニット200は、仕様が異なる以外は、光源ユニット100と同様に構成されており、光源210と、光源情報出力部220とを備えている。光源情報出力部220は、光源ユニット200の光源情報を出力する。光源210は、第3及び第4出力端子P23,P24の間に電気的に接続されている。光源情報出力部220は、第4入力端子P14に電気的に接続されている。以後、光源ユニット100の光源情報を第1光源情報とも記載し、光源ユニット200の光源情報を第2光源情報とも記載する。また、光源110の光源定格電流値を第1光源定格電流値とも記載し、光源210の光源定格電流値を第2光源定格電流値とも記載する。
昇圧変換部31の出力電圧V1は、2つの降圧変換部32,33に出力されている。第1降圧変換部32は、実施形態と同じであるため、その詳細な説明は省略する。第2降圧変換部33は、昇圧変換部31の出力電圧V1を第1電圧値から第3電圧値まで降圧して出力電圧V3として光源210に出力する。これにより、降圧変換部33は、第3電圧値に応じた第2電流値を出力電流I2として光源210に出力する。
制御部4は、実施形態1の制御部4において、光源情報検出部44と出力電流設定部45とを更に備えている。すなわち、本実施形態の制御部4は、2つの光源情報検出部41,44と、昇圧変換部31と、2つの降圧変換部32,33とを備えている。光源情報検出部41及び出力電流設定部43は、実施形態1の光源情報検出部41及び出力電流設定部43と同じであるため、それらの詳細な説明は省略する。
光源情報検出部44は、光源情報検出部41と同様に構成されている。光源情報検出部44は、光源ユニット200から第2光源情報を検出し、検出した第2光源情報から光源210の仕様(光源ユニット200の仕様)に関する情報(例えば第2光源定格電流値)を取得し、取得した第2光源定格電流値を昇圧電圧設定部42及び出力電流設定部45に出力する。
出力電流設定部45は、光源情報検出部44からの第2光源定格電流値に基づいて、第2降圧変換部33の出力電流I2の目標電流値を求め、求めた目標電流値を制御信号として第2降圧変換部33に出力する。これに対し、第2降圧変換部33では、例えば駆動ICが、第2降圧変換部33の出力電流I2が上記の目標電流値となるようにスイッチング素子のオン/オフを制御する。以下、出力電流I1の目標電流値を第1目標電流値とも記載し、出力電流I2の目標電流値を第2目標電流値とも記載する。
昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部41から第1光源定格電流値を取得すると共に、光源情報検出部44から第2光源定格電流値を取得する。そして、昇圧電圧設定部42は、第1光源定格電流値及び第2光源定格電流値に基づいて、昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値を求め、求めた目標電圧値を制御信号として昇圧変換部31に出力する。これに対し、昇圧変換部31では、例えば駆動ICが、昇圧変換部31の出力電圧V1が上記の目標電圧値となるようにスイッチング素子のオン/オフを制御する。上記の目標電圧値が第1光源定格電流値及び第2光源定格電流値の両方に基づいて求められることで、昇圧変換部31の出力電圧V1を、光源110の仕様及び光源210の仕様の両方に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。
より詳細には、昇圧電圧設定部42は、以下のように、昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値を求める。昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部41からの第1光源定格電流値に基づいて、光源110の仕様に適した昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値(以後、第1目標電圧値と記載する。)を求める。より詳細には、昇圧電圧設定部42は、図8Aに示すように、第1光源定格電流値と第1目標電圧値との対応関係を有する。この対応関係は、例えば関数式又は対応表で与えられている。昇圧電圧設定部42は、上記の対応関係を用いて、光源情報検出部41から取得した第1光源定格電流値から第1目標電圧値を求める。例えば、上記の対応関係から、第1光源定格電流値が値I11のとき第1目標電圧値として値V11を得る。
また、昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部44からの第2光源定格電流値に基づいて、光源210の仕様に適した昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値(以後、第2目標電圧値と記載する。)を求める。より詳細には、昇圧電圧設定部42は、図8Bに示すように、第2光源定格電流値と第2目標電圧値との対応関係を有する。この対応関係は、例えば関数式又は対応表で与えられている。昇圧電圧設定部42は、上記の対応関係を用いて、光源情報検出部44から取得した第2光源定格電流値から第2目標電圧値を求める。例えば、上記の対応関係から、第2光源定格電流値が値I21のとき第2目標電圧値として値V21を得る。
昇圧電圧設定部42は、求めた第1目標電圧値及び第2目標電圧値のうちの大きい方の値(すなわち最大値)を、昇圧変換部31の出力電圧V1の目標電圧値(最大目標電圧値)とする。
次に図9を参照して、本実施形態に係る点灯装置1の動作を説明する。
車両の運転者が電源スイッチSW1をオンして、直流電源E1から点灯装置1に電力が供給されると、制御部4が初期化処理を行う(ステップS10)。そして、光源情報検出部41が光源ユニット100の光源情報出力部120から第1光源情報を検出し、検出した第1光源情報から第1光源定格電流値を取得する。そして、光源情報検出部41は、第1光源定格電流値を昇圧電圧設定部42及び出力電流設定部43に出力する(ステップS11)。そして、光源情報検出部44が光源ユニット200の光源情報出力部220から第2光源情報を検出し、検出した第2光源情報から第2光源定格電流値を取得する。そして、光源情報検出部44は、第2光源定格電流値を昇圧電圧設定部42及び出力電流設定部45に出力する(ステップS12)。
そして、昇圧電圧設定部42は、光源情報検出部41からの第1光源定格電流値と、光源情報検出部44からの第2光源定格電流値とに基づいて、出力電圧V1の目標電圧値を求め、求めた出力電圧V1の目標電圧値を制御信号として昇圧変換部31に出力する(ステップS13)。
昇圧変換部31は、昇圧電圧設定部42から出力電圧V1の目標電圧値が入力されると、動作を開始し、出力電圧V1が目標電圧値になるように、スイッチング素子を制御する(ステップS14)。これにより、出力電圧V1は、光源110の仕様に応じて変化する。これにより、昇圧変換部31の出力電圧V1が、光源110の仕様及び光源210の仕様の両方に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。
そして、出力電流設定部43は、光源情報検出部41からの第1光源定格電流値に基づいて出力電流I1の目標電流値を求め、求めた目標電流値を制御信号として第1降圧変換部32に出力する(ステップS15)。第1降圧変換部32は、出力電流設定部43から出力電流I1の目標電流値が入力されると、動作を開始し、出力電流I1が上記の目標電流値になるように、スイッチング素子を制御する(ステップS16)。これにより、出力電流I1は、光源110の仕様(第1光源定格電流値)に応じた電流に制御される。
そして、出力電流設定部45は、光源情報検出部44からの第2光源定格電流値に基づいて出力電流I2の目標電流値を求め、求めた目標電流値を制御信号として第2降圧変換部33に出力する(ステップS17)。第2降圧変換部33は、出力電流設定部45から出力電流I2の目標電流値が入力されると、動作を開始し、出力電流I2が上記の目標電流値になるように、スイッチング素子を制御する(ステップS18)。これにより、出力電流I2は、光源210の仕様(例えば第2光源定格電流値)に応じた電流に制御される。
そして、第1降圧変換部32は、出力電流I1を検出し、その検出値の変動を相殺するように、出力電流I1の目標電流値を増減するように更新する。また、第2降圧変換部33は、出力電流I2を検出し、その検出値が目標電流値を維持するように、出力電流I2を定電流制御する(ステップS19)。
次に図10を参照して、図9のステップS13の処理の流れを説明する。
昇圧電圧設定部42は、例えば図8Aの対応関係を用いて、第1光源定格電流値から、光源110の仕様に適した出力電圧V1の第1目標電圧値を求める(ステップS20)。また、昇圧電圧設定部42は、例えば図8Bの対応関係を用いて、第2光源定格電流値から、光源210の仕様に適した出力電圧V1の第2目標電圧値を求める(ステップS21)。そして、昇圧電圧設定部42は、第2目標電圧値が第1目標電圧値よりも大きいか否かを判定する(ステップS22)。この判定の結果、第2目標電圧値が第1目標電圧値よりも大きい場合(ステップS22:Yes)は、昇圧電圧設定部42は、第2目標電圧値を出力電圧V1の目標電圧値に設定する(ステップS23)。他方、ステップS22の判定の結果、第1目標電圧値が第2目標電圧値よりも大きい場合(ステップS22:No)は、昇圧電圧設定部42は、第1目標電圧値を出力電圧V1の目標電圧値に設定する(ステップS24)。
以上、この実施形態に係る点灯装置1によれば、それぞれ異なる光源ユニット100,200に電力を供給する2つの降圧変換部32,33を備える場合でも、昇圧変換部31の出力電圧V1が、2つの光源ユニット100,200の各々の仕様に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。
なお、本実施形態に係る点灯装置1は、2つの降圧変換部32,33を備えるが、3つ以上の複数の降圧変換部を備えてもよい。この場合は、3つ以上の複数の降圧変換部は、3つ以上の複数の光源ユニットに一対一に対応し、対応する光源ユニットに電圧及び電流を出力する。
(まとめ)
第1の態様に係る点灯装置(1)は、昇圧変換部(31)と、少なくとも1つの降圧変換部(32)と、制御部(4)と、を備える。昇圧変換部(31)は、直流電源(E1)の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する。少なくとも1つの降圧変換部(32)は、昇圧変換部(31)の出力電圧を光源(110)に応じた第2電圧値に降圧することで第2電圧値に応じた電流値の電流を光源(110)に出力する。制御部(4)は、光源(110)の仕様に関する情報を取得し、上記の電流値が仕様に応じた電流値になるように降圧変換部(32)を制御し、第1電圧値が上記の仕様に応じて変化するように昇圧変換部(31)を制御する。
この構成によれば、第1電圧値が光源(110)の仕様に応じて変化するように昇圧変換部(31)が制御され、上記の電流値が光源(110)の仕様に応じた電流値になるように降圧変換部(32)が制御される。このため、降圧変換部(32)が光源(110)の仕様に応じた電流を光源(110)に出力する際、昇圧変換部(31)の出力電圧(V1)が、光源(110)の仕様に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。この結果、回路損失を低減でき、小型化及びコスト削減を図れる。
第2の態様に係る点灯装置(1)では、第1の態様において、上記の仕様は、光源(110)の入力電流の値を含む。
この構成によれば、光源(110)の入力電流を考慮して、第1電圧値を制御できる。
第3の態様に係る点灯装置(1)では、第2の態様において、制御部(4)は、最大出力電圧の値と、最大出力電力の値と、入力電流の値と、に基づいて、目標電圧値を設定し、第1電圧値が目標電圧値となるように、昇圧変換部(31)を制御する。最大出力電圧の値は、光源(110)に出力される値である。最大出力電力の値は、光源(110)に出力される値である。
この構成によれば、光源(110)の仕様である入力電流に応じた目標電圧値を求めることができる。
第4の態様に係る点灯装置(1)では、第3の態様において、制御部(4)は、最大出力電圧の値と、電圧値と、のうちの小さい方の値に目標電圧値を設定する。上記の電圧値は、上記の最大出力電力の値を上記の入力電流の値で除して得られる値である。
この構成によれば、上記の目標電圧値を、光源(110)の仕様に応じた電圧に設定できる。これにより、昇圧変換部(31)の出力電圧(V1)を光源(110)の仕様に対して過度に高すぎない電圧に制御できる。
第5の態様に係る点灯装置(1)では、第3の態様において、制御部(4)は、最大出力電圧の値と、電圧値と、のうちの小さい方の値に所定の電圧値を加算した値に目標電圧値を設定する。上記の電圧値は、上記の最大出力電力の値を上記の入力電流の値で除して得られる値である。
この構成によれば、上記の目標電圧値を、光源(110)の仕様に応じた電圧よりも所定の電圧値だけ高い値に設定できる。これにより、昇圧変換部(31)の出力電圧(V1)を光源(110)の仕様に対して過度に高すぎない電圧に制御できる。
第6の態様に係る点灯装置(1)は、第4又は第5の態様において、上記の降圧変換部を複数備えている。複数の降圧変換部(32,33)は、複数の光源ユニット(100,200)に対応し、対応する光源(110,210)に電流を出力する。制御部(4)は、複数の光源(110,210)の各々に対する目標電圧値を求め、求めた目標電圧値のうちの最大値に最大目標電圧値を設定する。制御部(4)は、昇圧変換部(31)の出力電圧(V1)が最大目標電圧値となるように、昇圧変換部(31)を制御する。
この構成によれば、それぞれ異なる光源(110)に電力を供給する複数の降圧変換部(32,33)を備える場合でも、昇圧変換部(31)の出力電圧(V1)が、複数の光源(110)の各々の仕様に対して過度に大きな電圧になることを抑制できる。
第7の態様に係る灯具(50)は、第1~第6の態様の点灯装置(1)と、光源(110)と、を備える。
この構成によれば、上記の点灯装置(1)の効果を有する灯具(50)を提供できる。
第8の態様に係る車両(K1)は、第7の態様の灯具(50)と、車体と、備える。車体は、灯具(50)を搭載している。
この構成によれば、上記の灯具(50)の効果を有する車両(K1)を提供できる。
第9の態様に係るプログラムは、昇圧変換処理と、降圧変換処理と、制御処理と、を少なくとも1つのプロセッサに実行させるためのプログラムである。昇圧変換処理では、直流電源(E1)の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する。降圧変換処理では、昇圧変換処理での出力電圧を光源(110)に応じた第2電圧値に降圧することで第2電圧値に応じた電流値の電流を光源(110)に出力する。制御処理では、光源(110)の仕様に関する情報を取得し、前記電流値が仕様に応じた電流値になるように降圧変換処理を制御し、第1電圧値が仕様に応じて変化するように昇圧変換処理を制御する。
この構成によれば、上記の点灯装置(1)の機能を実行するためのプログラムを提供できる。
1 点灯装置
4 制御部
31 昇圧変換部
32,33 降圧変換部
50 灯具
E1 直流電源
K1 車両
V1 出力電圧
110,210 光源

Claims (7)

  1. 直流電源の電圧を第1電圧値に昇圧して出力する昇圧変換部と、
    前記昇圧変換部の出力電圧を光源に応じた第2電圧値に降圧することで前記第2電圧値に応じた電流値の電流を前記光源に出力する少なくとも1つの降圧変換部と、
    前記光源の仕様に関する情報を取得し、前記電流値が前記仕様に応じた電流値になるように前記降圧変換部を制御し、かつ、前記第1電圧値が前記仕様に応じて変化するように前記昇圧変換部を制御する制御部と、を備え
    前記仕様は、前記光源の入力電流の値を含み、
    前記制御部は、
    前記光源に出力される最大出力電圧の値と、
    前記光源に出力される最大出力電力の値と、
    前記入力電流の値と、に基づいて、目標電圧値を設定し、前記第1電圧値が前記目標電圧値となるように、前記昇圧変換部を制御する、
    点灯装置。
  2. 前記制御部は、
    前記最大出力電圧の値と、
    前記最大出力電力の値を前記入力電流の値で除して得られる電圧値と、のうちの小さい方の値に前記目標電圧値を設定する、
    請求項に記載の点灯装置。
  3. 前記制御部は、
    前記最大出力電圧の値と、
    前記最大出力電力の値を前記入力電流の値で除して得られる電圧値と、のうちの小さい方の値に所定の電圧値を加算した値に前記目標電圧値を設定する、
    請求項に記載の点灯装置。
  4. 前記降圧変換部を複数備え、
    前記複数の降圧変換部は、複数の光源に対応し、対応する光源に電流を出力し、
    前記制御部は、
    前記複数の光源の各々に対する前記目標電圧値を求め、求めた前記目標電圧値のうちの最大値に最大目標電圧値を設定し、
    前記第1電圧値が前記最大目標電圧値となるように、前記昇圧変換部を制御する、
    請求項2又は3に記載の点灯装置。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の点灯装置と、
    前記光源と、を備える、
    灯具。
  6. 請求項に記載の灯具と、
    前記灯具を搭載した車体と、を備える、
    車両。
  7. 直流電源の電圧を第1電圧値に昇圧する昇圧変換処理と、
    前記昇圧変換処理での出力電圧を光源に応じた第2電圧値に降圧することで前記第2電圧値に応じた電流値の電流を前記光源に出力する降圧変換処理と、
    前記光源の仕様に関する情報を取得し、前記電流値が前記仕様に応じた電流値になるように前記降圧変換処理を制御し、前記第1電圧値が前記仕様に応じて変化するように前記昇圧変換処理を制御する制御処理と、を有し、
    前記仕様は、前記光源の入力電流の値を含み、
    前記制御処理では、
    前記光源に出力される最大出力電圧の値と、
    前記光源に出力される最大出力電力の値と、
    前記入力電流の値と、に基づいて、目標電圧値を設定し、前記第1電圧値が前記目標電圧値となるように、前記昇圧変換処理を制御する、点灯制御方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させるための、プログラム。
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