JP4500172B2 - Led駆動装置、照明装置、照明器具 - Google Patents

Led駆動装置、照明装置、照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4500172B2
JP4500172B2 JP2005024031A JP2005024031A JP4500172B2 JP 4500172 B2 JP4500172 B2 JP 4500172B2 JP 2005024031 A JP2005024031 A JP 2005024031A JP 2005024031 A JP2005024031 A JP 2005024031A JP 4500172 B2 JP4500172 B2 JP 4500172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
output
voltage
circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005024031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006206001A (ja
Inventor
春男 永瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005024031A priority Critical patent/JP4500172B2/ja
Publication of JP2006206001A publication Critical patent/JP2006206001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4500172B2 publication Critical patent/JP4500172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

本発明は、LED駆動装置、照明装置、照明器具に関するものである。
近年、白色のLED素子(発光ダイオード)の量産化が盛んに行なわれており、その用途も多様化している。車両の分野でも、車室内での活用や、高輝度化によるヘッドライトやデイタイムランニングランプの開発等が行なわれている。
このようなLED素子は、白熱電球と比べて長寿命で応答性が速く、構造上コンパクトに実装でき、用途に応じてフィルタなしで様々な発光色を容易に実現できる。さらに、灯具等の照明器具に用いると、薄く立体的に実装できることによって、車のデザイン、形状に制限を与えない自由な設計が可能になる。
図10に従来のLED駆動装置を用いた照明装置の回路構成を示す。直列接続された複数のLED素子La,La,...からなるLEDユニット3は、直流電源1の電圧V1をLED駆動回路8で昇圧した直流電圧V2を印加されて駆動される。そして、LED駆動回路100は、低圧側の出力端に直列接続した抵抗101の両端電圧を出力電流として検出し、この電流検出値に基づいて出力電圧V2を可変して定電流制御している。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−187614号公報
上記従来例では、直流電源1の電圧V1が変動してもLED素子Laの駆動電流を定電流に保つことができる。しかし、周囲温度の変化や、LED素子Laの個体差による自己発熱の大小によってLED素子Laでの消費電力は変動する。消費電力が増加した場合は、LED素子Laでの発熱が大きくなり、過大な熱ストレスをLED素子Laに与えることになる。
特に、高輝度化、高出力化を図るLED素子Laの活用では駆動電流が大きく、LED素子La自体の発熱が大きい。この熱ストレスの低減は重要であり、従来、熱ストレスを低減するためにLED素子Laの放熱を考慮した実装が必要であった。また、LED素子Laの温度を検出して制御する方法もあるが、温度検出手段や、温度検出手段の周辺回路が複雑になる。
このように、LED素子La自体は小型であるが、放熱、温度検出等に必要な部材が大型化し、高価なものになっていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型、安価、簡易な構成でLED素子の熱ストレスを低減するとともに、光を安定して照射することができるLED駆動装置、照明装置、照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、直流電源と、直流電源から生成した所望の直流出力を出力端間に接続した複数のLED素子の直列回路に供給するLED駆動回路とを備え、LED駆動回路は、出力電圧が低下するにつれて出力電流が増大する出力特性を有し、いずれか1つのLED素子の両端電圧が所定電圧より低下した場合に、出力電圧と出力電流とを変数としたグラフ上において、出力電力が低下する方向に出力特性をシフトさせて、当該シフトさせた出力特性とLED素子の電圧−電流特性との交点を動作点として出力電圧および出力電流を変化させて、LED素子が点灯可能な所定範囲内に出力電力を制御することを特徴とする。
この発明によれば、負荷であるLED素子を利用して、1つのLED素子の両端電圧に基づいて温度検出を行うので、専用の温度センサーを別に設ける必要がなく、構成の簡素化、小型化、低コスト化を図ることができる。また、LED素子の実質的な温度による精度のよいフィードバック制御を行なうので、高い信頼性を得ることができる。さらに、LED素子の両端電圧が変化した場合に所定範囲内で出力制御するので、過電力、過電流を防止して、LED素子の熱ストレスが過大になることなく、安定した光出力を確保できる。また必要以上の電力消費がないので、長寿命化、高効率化を図ることができる。すなわち、小型、安価、簡易な構成でLED素子の熱ストレスを低減するとともに、光を安定して照射することができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記LED駆動回路は昇圧回路で構成されることを特徴とする。
この発明によれば、複数のLED素子を接続することにより、直流電源から供給される電圧以上の出力電圧が必要になった場合であっても、十分な出力電圧を供給することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記LED駆動回路の出力端間に接続した複数の抵抗の直列回路で構成されて、LED駆動回路の出力電圧を分圧した電圧検出値を出力する出力電圧検出部と、LED駆動回路の出力端に直列接続した抵抗で構成されて、抵抗に発生する電圧を電流検出値として出力する出力電流検出部とを備え、LED駆動回路は、電圧検出値と電流検出値とに基づいて出力を制御することを特徴とする。
この発明によれば、出力電圧検出および出力電流検出を簡単な構成で行なうことができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記LED駆動回路は、フライバックトランスを用いて前記直流電源から所望の直流出力を生成することを特徴とする。
この発明によれば、LED駆動回路を昇降圧回路で構成することができ、入力電圧を昇圧あるいは降圧した電圧、または入力電圧と同電圧の出力を得ることができる。
請求項5の発明は、請求項3または4において、前記LED駆動回路は、スイッチングすることで所望の直流出力を生成するスイッチング素子と、前記電圧検出値に基づいて基準値を生成する基準値生成部と、前記電流検出値と基準値とに基づいてスイッチング素子をPWM制御するPWM制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、LED駆動回路の出力に応じてスイッチング素子をPWM制御することができ、LED駆動回路の出力を精度よく制御できる。
請求項6の発明は、照明装置は、請求項1乃至5いずれか記載のLED駆動装置と、該LED駆動装置によって駆動される複数のLED素子の直列回路とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、請求項1のLED駆動装置と同様の効果を奏し得る照明装置を提供することができる。
請求項7の発明は、照明器具は、請求項6記載の照明装置を備えることを特徴とする。
この発明によれば、請求項6の照明装置と同様の効果を奏し得る照明器具を提供することができる。
以上説明したように、本発明では、小型、安価、簡易な構成でLED素子の熱ストレスを低減することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のLED駆動装置8を用いた照明装置7の回路構成を示し、バッテリー等の直流電源1と、LED駆動回路2と、直列接続された複数のLED素子La,La,...からなるLEDユニット3とで構成される。なお、直流電源1として図2に示すように、交流電源10の出力を整流、平滑する整流器11、コンデンサ12で構成してもよい。
LED駆動回路2は、直流電源1の電圧V1を所望の出力電圧V2に変換して複数のLED素子La,La,...の直列回路両端に印加して、各LED素子Laを駆動する。この出力電圧V2は、LEDユニット3の両端電圧でもある。そして、低圧側の出力端に接続された1つのLED素子Laの両端電圧(LED電圧)VfをLED駆動回路2にフィードバックし、LED駆動回路2は、このLED電圧Vfに基づいて出力制御している。
以下、LED駆動回路2の出力制御について説明する。図3は、LED素子Laの温度に対するLED電圧Vfの変化をグラフに表したもので、LED素子Laの温度が上昇するとLED電圧Vfは低下していく。
図4は、LED駆動回路2の出力電圧V2とLED電流ILの特性を示したグラフであり、特性YLaはLEDユニット3の電圧−電流特性、特性YpはLED駆動回路2の出力特性を示しており、特性YLaと特性Ypとの交点が動作点Aとなり、動作点Aでの出力電圧V2typとLED電流ILtypとの積がLED駆動回路2の出力電力になる。この出力電圧V2typおよびLED電流ILtypは定常時の代表的な値であり、特性Ypにおける出力電圧V2の上限値,下限値は電圧V2H,V2Lとなり、LED電流ILの上限値,下限値はILH,ILLとなる。
そして、LED素子Laの温度が上昇するとLED電圧Vfが低下するので、LEDユニット3の電圧−電流特性は出力電圧V2が低下する方向にシフトした特性YLa’となる。しかし、LED駆動回路2の出力特性がLED電圧Vfに関わらず特性Ypである場合は、動作点Bとなり、LED電流ILは増加し、LED素子La,La,...の発熱量も増加する。すると、LED素子La,La,...の温度がさらに上昇して、LED電圧Vfがさらに低下し、LED電流ILはさらに増加して、LED素子La,La,...の発熱量もさらに増加するという悪循環に陥ってしまう。
そこで、LED駆動回路2は、LED電圧Vfの検出値が低下した場合、その出力特性を特性Ypより出力電力が低下した特性Yp’にシフトする動作を行い、出力電圧V2、LED電流ILともに動作点Aより低下した出力電圧V2typ’、LED電流ILtyp’の動作点Cで動作する。したがって、LEDユニット3での消費電力が抑えられて、LED素子Laの発熱量は減少し、上記悪循環に陥ることは防止される。
このように、負荷であるLED素子Laを利用して温度検出を行うので、専用の温度センサーを別に設ける必要がなく、構成の簡素化、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、LED素子Laの温度に応じて変化するLED電圧Vfに基づいてLEDユニット3に供給する電力を制御することで、LED素子Laの実質的な温度による精度のよいフィードバック制御を行なうことができ、高い信頼性を得ることができる。
また、LED電圧Vfが変化した場合に、LED素子Laの許容電力範囲内で出力制御するので、過電力、過電流を防止して、LED素子Laの熱ストレスが過大になることなく、安定した光出力を確保でき、また必要以上の電力消費がないので、長寿命化、高効率化を図ることができる。
さらに、LED駆動回路2の出力特性、および出力特性のシフト動作は、各LED素子LaのLED電圧Vf等の特性ばらつきを考慮して設定されるので、LED素子Laの選別等の特性ばらつきを抑えるための工程は必要なく、LED素子La単体のコストアップを抑えることができる。
なお、LEDユニット3には3〜数十個程度のLED素子Laを直列接続しているが、この数は用途に応じて任意に設定すればよく、LED素子Laの組み合わせによって出力電圧V2は異なる。
また、LED素子Laの種類によって、図3に示すLED素子Laの温度に対するLED電圧Vfの変化は異なるが、実際は使用するLED素子Laの特性に合わせて出力特性をシフトさせればよい。
(実施形態2)
図5は、本実施形態のLED駆動装置8を用いた照明装置7の回路構成を示し、基本的な構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
LED駆動回路2の出力には、出力端間に接続した抵抗40,41の直列回路からなる出力電圧検出部4が設けられ、出力電圧V2を抵抗40,41で分圧した接続中点電圧を、出力電圧検出値として出力する。
LED駆動回路2は昇圧回路で構成されており、高電圧側の入出力端間に接続されたインダクタ201とダイオード202との直列回路と、インダクタ201を介して直流電源1に並列接続されたFET、トランジスタ等のスイッチング素子203と、ダイオード202を介してスイッチング素子203に並列接続されたコンデンサ204と、LED電圧Vfの検出値、および出力電圧検出部4からの出力電圧検出値に基づいてスイッチング素子203のスイッチング動作を制御する昇圧制御部205とから構成され、直流電源1の電圧V1=12Vを出力電圧V2=24Vに昇圧している。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、昇圧制御部205は、LED素子Laの温度に応じて変化するLED電圧Vfに基づいて出力特性をシフトさせ、この出力特性に応じてスイッチング素子203のスイッチングを制御してLEDユニット3に供給する電力を制御している。さらに、昇圧制御部205は、上記実施形態と同様の制御に付加して、出力電圧検出部4からの出力電圧検出値に基づいてスイッチング素子203のスイッチング動作を制御して出力電圧V2を目標電圧に一致させるフィードバック制御を行なっており、さらに精度の高い出力制御が可能になる。
また、LED駆動回路2を昇圧回路で構成することで、LEDユニット3に多数のLED素子La,La,...の直列回路を接続して、直流電源1の電圧V1以上の出力電圧V2が必要になった場合でも、全てのLED素子Laを駆動するのに十分な出力電圧V2を得ることができる。
(実施形態3)
図6は、本実施形態のLED駆動回路2の出力側の回路構成を示しており、実施形態2のLED駆動回路2の低圧側の出力端に抵抗を直列接続して出力電流検出部5を構成し、LED電流ILによって発生する出力電流検出部5の両端電圧を出力電流検出値として、昇圧制御部205に入力している。
そして、昇圧制御部205は、実施形態2の制御に付加して、出力電流検出部5からの出力電流検出値に基づいてスイッチング素子203のスイッチング動作を制御して付加電流ILを目標電流に一致させるフィードバック制御を行なっており、さらに精度の高い出力制御が可能になる。
(実施形態4)
図7は、本実施形態のLED駆動装置8を用いた照明装置7の回路構成を示し、基本的な構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
LED駆動回路2の出力には、出力端間に接続した抵抗40,41の直列回路からなる出力電圧検出部4が設けられ、出力電圧V2を抵抗40,41で分圧した接続中点電圧を、出力電圧検出値として出力する。
さらに、LED駆動回路2の低圧側の出力端に抵抗を直列接続して出力電流検出部5を構成し、LED電流ILによって発生する出力電流検出部5の両端電圧を出力電流検出値として出力する。
LED駆動回路2はフライバックトランス206を用いた昇降圧回路で構成されており、昇降圧主回路部200と、昇降圧制御部210とを備える。
昇降圧主回路部200は、入力端間に接続されたトランス206の一次巻線206aとFETやトランジスタ等のスイッチング素子203との直列回路と、出力端間に接続されたダイオード202とトランス206の二次巻線206bとの直列回路およびコンデンサ204とから構成され、一次巻線206aの低圧側端部は、スイッチング素子203を介して二次巻線206bの低圧側端部に接続している。また、直流電源1の高圧側出力端と昇降圧主回路部200の高圧側入力端との間には、昇降圧主回路部200の入力をオン・オフするスイッチSWが挿入されている。
昇降圧制御部210は、増幅回路部211と、PWM制御部215と、基準値生成回路216と、ドライバ回路217と、制御電源218とから構成され、増幅回路部211は、出力電圧検出部4からの出力電圧検出値、LED電圧Vfの検出値、出力電流検出部5からの出力電流検出値を各々増幅するアンプ212,213,214を備えており、LED電圧Vfの検出値、出力電圧検出値、出力電流検出値に基づいてスイッチング素子203のスイッチング動作を制御する。制御電源218は、昇降圧制御部210を動作させるための電源であり、直流電源1から電圧V1が供給される。
そして、スイッチング素子203がオンになると、直流電源1−一次巻線206a−スイッチング素子203−直流電源1の閉回路で電流が流れ、トランス206にエネルギーが蓄積される。次に、スイッチング素子203がオフになると、このエネルギーが、二次巻線206b−ダイオード202−コンデンサ204−二次巻線206bの閉回路で放出され、コンデンサ204が充電される。このとき二次巻線206bに誘起した電圧はダイオード202で整流された後、コンデンサ204で平滑される。コンデンサ204の両端電圧は直流電源1の電圧V1を昇圧あるいは降圧した電圧、または電圧V1と同電圧になり、スイッチング素子203を高周波でオン・オフすることで、電圧V1の値に関わらず安定した電圧が生成される。このコンデンサ204の充電電荷が出力電圧V2及びLED電流I2としてLEDユニット3に供給される。
本実施形態では、アンプ212を介して入力される出力電圧検出値に基づいて動作モードの切り替えを行う。ここで、動作モードとは、(1)スイッチSWをオンに切り替えたスタート時に、LED駆動回路2からLEDユニット3に対して電力を急激に供給しないで、徐々に供給する制御を行うスタートモード、(2)出力電圧V2が上限値以下且つ下限値以上の範囲内であるとき、アンプ213を介して入力されるLED電圧Vfの検出値に基づいて、実施形態1と同様にLED駆動回路2の出力特性をシフトし、この出力特性に沿ってドライバ回路217にスイッチング素子203を駆動させる定常時モード、(3)出力電圧V2が上限値を超えて上昇すると、出力電圧V2及びLED電流ILの供給を停止する過電圧制御モード、(4)出力電圧V2が下限値を超えて低下すると、LED電流ILを一定値に維持する制御を行う過電流制御モードである。
まず、基準値生成回路216は、タイマー部(図示せず)を備え、アンプ212を介して入力される出力電圧検出値に基づいてモードの切り替えを行うとともに基準値を生成し、この基準値をPWM制御部215に出力する。
PWM制御部215は、基準値生成回路部216で切り替えられたモード、基準値、およびアンプ214を介して入力される出力電流検出値に応じて、スイッチング素子203のオンデューティを設定するためのパルス幅変調信号を生成し、このパルス幅変調信号をドライバ回路217に出力する。
ドライバ回路217は、PWM制御部215からのパルス幅変調信号のオン期間に、駆動信号をスイッチ素子203に出力する。
また、上記(3)定常時モードにおいてPWM制御部215は、アンプ213を介して入力されるLED電圧Vfの検出値に基づいて実施形態1と同様にLED駆動回路2の出力特性を決定しており、上記パルス幅変調信号の生成は、この出力特性に沿って行なわれる。
(実施形態5)
図8は、本実施形態のLED駆動装置8を用いた照明装置7の回路構成を示し、基本的な構成は実施形態4と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態では、LED駆動回路2の昇降圧制御部210にマイコン230を用いており、マイコン230は、PWM制御部215、基準値生成回路216、誤算演算部219、ドライバ信号生成部220を構成する。ここでPWM制御部215、基準値生成回路216は、実施形態4と同様の機能を有する。そして、誤算演算部219は、基準値生成回路216からの基準値と、アンプ214を介して入力される出力電流検出値とに基づく演算結果をPWM制御部215に出力する。PWM制御部215は、この演算結果、およびLED電圧Vfの検出値、出力電圧検出値に基づいてパルス幅変調信号を生成し、ドライバ信号生成部220は、PWM制御部215からのパルス幅変調信号に応じてドライバ信号を生成して、ドライバ回路217はこのドライバ信号に応じてスイッチング素子203(図7参照)を駆動する。
実施形態4では昇降圧制御部210をアナログ回路で構成したが、本実施形態ではマイコン230を用いて各機能をソフトウェアで処理しているので、より細かな制御を行なうことができる。
(実施形態6)
図9は、実施形態1乃至5の照明装置を用いた照明器具の断面構成を示す。この照明器具は、例えば、車内に設けられている車内用照明灯、前照灯、補助灯等の車載用照明器具、室内用照明器具、又は表示器具等であり、図9に示すように、灯具6と、照明装置7とを備えている。
灯具6は、車内の上面CBに接しているボディ60と、上記ボディ60に嵌合するカバー61と、レンズ体62とを備えている。ボディ60は、例えば絶縁性の樹脂成形により、円状に形成されている底部600と、底部600の外周縁から下方に延設されている円筒部601とを一体に備えている。上記ボディ60は、レンズ体62及びLEDユニット3を着脱自在に収納している。カバー61は、例えば絶縁性の樹脂成形により、円状に形成されている底部610と、底部610の外周縁から上方に延設されている円筒部611とを一体に備えている。また、カバー61は、底部610の中央に、円状の孔610aを設けている。
レンズ体62は、例えば絶縁性の樹脂成形により、円状に形成されている底部620と、底部620の外周縁から上方に延設されている円筒部621とを一体に備えている。また、上記レンズ体62は、底部620において複数のLED素子La・・・の前方となる位置に、複数のレンズ622・・・を備えている。各レンズ622は、各LED素子Laから放射された光を制御している。
照明装置7は、LEDユニット3と、LED駆動装置8とを備えている。LEDユニット3は、基板30と、複数(例えば3〜数十)のLED素子La・・・とを備えている。基板30は、例えばプリント基板、樹脂基板等であり、円状に形成されている。複数のLED素子La・・・は、上記基板30上に直列に接続して設けられている。上記複数のLED素子La・・・は、図1,図5,図7,図8に示すように、LED駆動装置8と電気的に接続し、上記LED駆動装置8から供給される電圧V2及びLED電流ILによって白色の光を放射する照明負荷である。なお、LED素子Laの数は、用途に応じて適宜設定することができる。
本発明の実施形態1の照明装置の回路構成を示す図である。 同上の直流電源の別の回路構成を示す図である。 LED素子の温度に対するLED電圧の変化を示す図である。 LED駆動回路の出力電圧とLED電流との特性を示す図である。 本発明の実施形態2の照明装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態3の照明装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態4の照明装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態5の照明装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態6の照明器具の断面を示す図である。 従来の照明装置の回路構成を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2 LED駆動回路
3 LEDユニット
La LED素子
7 照明装置
8 LED駆動装置

Claims (7)

  1. 直流電源と、直流電源から生成した所望の直流出力を出力端間に接続した複数のLED素子の直列回路に供給するLED駆動回路とを備え、LED駆動回路は、出力電圧が低下するにつれて出力電流が増大する出力特性を有し、いずれか1つのLED素子の両端電圧が所定電圧より低下した場合に、出力電圧と出力電流とを変数としたグラフ上において、出力電力が低下する方向に出力特性をシフトさせて、当該シフトさせた出力特性とLED素子の電圧−電流特性との交点を動作点として出力電圧および出力電流を変化させて、LED素子が点灯可能な所定範囲内に出力電力を制御することを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記LED駆動回路は昇圧回路で構成されることを特徴とする請求項1記載のLED駆動装置。
  3. 前記LED駆動回路の出力端間に接続した複数の抵抗の直列回路で構成されて、LED駆動回路の出力電圧を分圧した電圧検出値を出力する出力電圧検出部と、LED駆動回路の出力端に直列接続した抵抗で構成されて、抵抗に発生する電圧を電流検出値として出力する出力電流検出部とを備え、LED駆動回路は、電圧検出値と電流検出値とに基づいて出力を制御することを特徴とする請求項1または2記載のLED駆動装置。
  4. 前記LED駆動回路は、フライバックトランスを用いて前記直流電源から所望の直流出力を生成することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のLED駆動装置。
  5. 前記LED駆動回路は、スイッチングすることで所望の直流出力を生成するスイッチング素子と、前記電圧検出値に基づいて基準値を生成する基準値生成部と、前記電流検出値と基準値とに基づいてスイッチング素子をPWM制御するPWM制御部とを備えることを特徴とする請求項3または5記載のLED駆動装置。
  6. 請求項1乃至5いずれか記載のLED駆動装置と、該LED駆動装置によって駆動される複数のLED素子の直列回路とを備えることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6記載の照明装置を備えることを特徴とする照明器具。
JP2005024031A 2005-01-31 2005-01-31 Led駆動装置、照明装置、照明器具 Active JP4500172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005024031A JP4500172B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 Led駆動装置、照明装置、照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005024031A JP4500172B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 Led駆動装置、照明装置、照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006206001A JP2006206001A (ja) 2006-08-10
JP4500172B2 true JP4500172B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=36963289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005024031A Active JP4500172B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 Led駆動装置、照明装置、照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4500172B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7504783B2 (en) * 2007-03-23 2009-03-17 National Semiconductor Corporation Circuit for driving and monitoring an LED
JP5050715B2 (ja) * 2007-08-01 2012-10-17 株式会社デンソー 発光ダイオード駆動回路
TWI416993B (zh) * 2008-05-21 2013-11-21 Interlight Optotech Corp 交流電發光二極體模組及其應用之光源裝置與其製造方法
JP4796642B2 (ja) * 2009-07-21 2011-10-19 シャープ株式会社 照明装置及び調光装置
CA2772759C (en) * 2009-09-04 2017-02-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Light emitting diode circuit
JP2011068185A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
KR101087742B1 (ko) 2009-09-25 2011-11-30 에스엘 주식회사 차량용 램프 장치
KR101818768B1 (ko) * 2010-05-28 2018-02-21 엘지이노텍 주식회사 램프의 구동 장치
JP5760171B2 (ja) * 2010-12-28 2015-08-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 Led点灯装置及びそれを用いた照明器具
JP6396426B2 (ja) * 2014-03-13 2018-09-26 ローム株式会社 発光負荷駆動装置及びこれを用いた照明用光源装置
JP6534307B2 (ja) * 2015-06-30 2019-06-26 新日本無線株式会社 Led電源装置
JP2018161320A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Hoya株式会社 内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006206001A (ja) 2006-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500172B2 (ja) Led駆動装置、照明装置、照明器具
JP4093239B2 (ja) 発光ダイオード駆動装置並びにそれを用いた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置
JP4169008B2 (ja) Led駆動装置、及びそれを用いた照明装置
JP4100400B2 (ja) Led駆動装置、これを含む照明装置及び照明器具
JP5237727B2 (ja) Led駆動装置、照明装置及び照明器具
JP5624269B2 (ja) 照明装置、車室内用照明装置、車両用照明装置
JP4148224B2 (ja) Led駆動装置、及びそれを用いた照明装置
US8829817B2 (en) Power supply device and lighting equipment
EP2204856B1 (en) Light emitting diode drive device, illumination device, in-vehicle cabin illumination device, and vehicle illumination device
JP3155752U (ja) 調光装置及び照明装置
JP2005512334A (ja) Pwm出力を具えたled駆動回路
JP2013033644A (ja) Led駆動装置及びそれを用いた照明装置
JP4100458B2 (ja) 車載用前照灯
JP6397589B2 (ja) Led照明装置
JP2009302296A (ja) 発光ダイオード駆動装置並びにそれを用いた照明器具、車室内用照明装置、車両用照明装置
JP2012133942A (ja) Led点灯装置及びそれを用いた照明器具
JP6557245B2 (ja) ドライバ装置
JP5963079B2 (ja) Led駆動装置、照明装置および車両用照明装置
JP5416356B2 (ja) 車両用灯具
JP2006086063A (ja) 車両用灯具の点灯制御回路
JP6064272B2 (ja) Led駆動装置及びそれを用いた照明装置
JP5958851B2 (ja) Led駆動装置及びそれを用いた照明装置
JP2011151504A (ja) 負荷駆動制御装置
JP2019016581A (ja) 昇圧回路を有するled灯管
JP5940902B2 (ja) 車両用照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070801

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071024

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100416

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4500172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4