JP2011135634A - ステータおよびこのステータを備えるモータ - Google Patents

ステータおよびこのステータを備えるモータ Download PDF

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Abstract

【課題】ステータにおいて、複数の分割コアにより構成されるステータコア内周側の真円度の向上を図ることができるようにする。
【解決手段】ステータは、周方向に配列された複数の分割コア24から構成されるステータコアと、ステータコアを周囲から取り囲み、ステータコアを固定する筒体とを有する。分割コア24は、周方向の一端に第一端部30と、周方向の他端に第二端部32とを有し、第一端部30は、周方向外側に突出する突出部34を有し、第二端部32は、隣接する分割コア24の第一端部30の突出部34に嵌り合う窪み部36を有する。この構成により、焼き嵌め時、径方向における分割コア24の位置ずれが抑制され、真円度の向上を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明はステータおよびこのステータを備えるモータに関し、特に、周方向に配列された複数の分割コアから構成されるステータコアを有するステータの構造の改良に関する。
モータは、ロータと、ロータの周囲に配置されたステータとを有する。ステータは、コイルを有し、このコイルに電流が流れることにより回転磁界が発生する。この回転磁界とロータとの間に働く電磁的作用により、ロータが回転する。
ステータは、中空の円筒形状をしたステータコアを有する。ステータコアは、コイル形成を含めた製造効率の向上の観点から、周方向に配列された複数の分割コアから構成される例がある。このように構成されるステータコアは、周方向に配列した分割コアを環状の筒体の内周に挿入し、この筒体を焼き嵌めることによって製造される。
下記特許文献1には、周方向に配列された複数の分割コアにより構成されるステータコアを有するステータが記載されている。この文献には、隣り合う分割コア同士が互いに当接する部分には、軸方向に対して直交する面が含まれ、この面で分割コア同士を溶接することにより、分割コアの熱変形を抑制してステータコア内周側の真円度を安定させることが記載されている。
特開2009−148050号公報
上述のステータコアの製造工程であって、分割コアを筒体に挿入して焼き嵌める工程においては、筒体の熱収縮により分割コアが締め付けられて固定される。このとき筒体全体の温度分布が均一ではないため、熱収縮時における、筒体から分割コアへの締付力が不均一になってしまう。そうすると、不均一な締付力により、各分割コアの位置がそれぞれずれてしまい、ステータコア内周側の真円度が悪化してしまうという問題があった。焼き嵌め時に、筒体全体の温度を調整することにより締付力を均一にする方法が考えられるが、装置が大型化及び複雑化してしまい、製造時間及びコストが増大してしまう。
本発明の目的は、複数の分割コアにより構成されるステータコア内周側の真円度の向上を図ることができるステータおよびこのステータを備えるモータを提供することにある。
本発明は、周方向に配列された複数の分割コアから構成されるステータコアと、ステータコアを周囲から取り囲み、ステータコアを固定する筒体と、を有するステータにおいて、分割コアは、周方向の一端に第一端部と、周方向の他端に第二端部とを有し、第一端部は、周方向外側に突出する突出部を有し、第二端部は、周方向内側に窪み、隣接する分割コアの第一端部の突出部に嵌り合う窪み部を有することを特徴とする。
また、突出部は、これの基部から頂部に向けて徐々に狭くなるように形成され、窪み部は、この突出部に対応するように形成されることが好適である。
また、突出部は、基部を下底、頂部を上底とする台形形状であることが好適である。
また、突出部と窪み部は、互いに嵌り合うとき、軸方向への分割コアの移動を規制するように互いに対向して当接する当接部を有することが好適である。
また、当接部は、軸方向における突出部の外面と、軸方向における窪み部の内面であることが好適である。
また、筒体は、筒体本体と、筒体本体の一端にフランジ部とを有し、筒体本体とフランジ部の間に、フランジ部の剛性が筒体本体へ影響してしまうことを緩衝する緩衝部が設けられることが好適である。
また、緩衝部は、これの少なくとも一部が、筒体本体からフランジ部に向けて徐々に径が大きくなるように形成されることが好適である。
また、筒体本体は、これの他端が、徐々に径が大きくなるように形成されることが好適である。
また、上記ステータを備えるモータであることが好適である。
本発明のステータおよびこのステータを備えるモータによれば、複数の分割コアにより構成されるステータコア内周側の真円度の向上を図ることができる。
本実施形態に係るモータの構成を示す図である。 図1のA−A線による断面図である。 分割コアを示す図である。 図3のB−B線による断面図である。 ステータコアの一部の領域を示す図である。 図5のC−C線による断面図である。
以下、本発明に係るステータおよびこのステータを備えるモータの実施形態について、図1,2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るモータ10の構成を示す図であり、図2は、図1のA−A線による断面図である。
モータ10は、ロータ12と、ステータ14と、これらを収容するケース(図示せず)とを有する。ケースの内周面にステータ14が配置され、このステータ14の内周にロータ12が回転可能に配置される。
ロータ12は、回転軸16と同心の円筒状の磁性体であり、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して構成される。ロータ12には、図1に示されるように、永久磁石18が周方向に8個配置される。なお、永久磁石18の数は一例である。本実施形態においては、永久磁石18は、ロータ12に軸方向に延びて形成された孔内に埋め込まれる。しかし、これに限定されず、永久磁石18は、ロータ12の外周に配置されてもよい。回転軸16は、ケースが有する軸受(図示せず)により回転可能に軸支される。また、本実施形態においては、ロータ12が電磁鋼板を積層して構成される場合について説明したが、この構成に限定されず、ロータ12が圧粉磁心から成形されるものであってもよい。
ステータ14は、ロータ12の周囲に僅かな隙間を空けて配置される。ステータ14は、中空の円筒形状をしたステータコア20と、ステータコア20を周囲から取り囲み、ステータコア20を固定する筒体22とを有する。本実施形態においては、ステータコア20は、周方向に分割された分割コア24により構成される。分割コア24は周方向に24個配置される。なお、分割コア24の数は一例である。筒体22と分割コア24の構成については後に詳述する。
ステータコア20は磁性体であり、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して構成される。なお、本実施形態においては、ステータコア20、すなわち分割コア24が電磁鋼板を積層して構成される場合について説明したが、この構成に限定されず、分割コア24が圧粉磁心から成形されるものであってもよい。
ステータコア20には、これの内周側に突出し、円周方向に所定の間隔をおいて配置されたティース26が形成されている。ティース26の間の、溝状の空間であるスロット28には、導線が通される。この導線が、スロット28を通しつつ、ティース26に巻きつけられることでコイル(図示せず)を形成する。本実施形態のコイルは、予め環状に巻回され形成される。そして、このコイルに対して外周側からティース26を挿入するようにして分割コア24を配列することにより、コイルがティース26に巻きつけられた状態になる。
このように構成されるモータ10においては、コイルの通電より、ステータ14に回転磁界が発生し、この回転磁界に吸引される力が永久磁石18を有するロータ12に発生して、ロータ12が回転する。
次に、分割コア24の構成について、図3から6を用いて説明する。図3は、分割コア24を示す図であり、図4は、図3のB−B線による断面図であり、図5は、ステータコア20の一部の領域を示す図であり、図6は、図5のC−C線による断面図である。なお、これらの図中の矢印r、θ、zは、径方向、周方向、軸方向をそれぞれ示す。
本実施形態の分割コア24は、電磁鋼板を軸方向に積層して形成される。具体的には、分割コア24は、薄板状の電磁鋼板をプレスで打ち抜いて、打ち抜かれた電磁鋼板を軸方向に所定の枚数積層して、積層された複数の電磁鋼板を加圧カシメ等の処理を施して結合され形成される。
本実施形態における分割コア24は、周方向の一端に第一端部30と、周方向の他端に第二端部32とを有する。そして、第一端部30は、周方向外側に突出する突出部34を有し、第二端部32は、周方向内側に窪む窪み部36を有する。窪み部36は、図5に示されるように、隣接する分割コア24の第一端部30の突出部34に嵌り合うように形成される。
この構成により、分割コア24を周方向に配列した場合、隣接する分割コア24同士の突出部34と窪み部36が嵌り合うので、径方向における分割コア24の移動が規制される。したがって、分割コア24を筒体22に挿入して焼き嵌める工程において、筒体22から分割コア24への締付力が不均一であっても、径方向における分割コア24の位置ずれが抑制されるので、真円度の向上を図ることができる。
そして、突出部34は、これの基部34aから頂部34bに向けて徐々に狭くなるように形成され、窪み部36は、突出部34に対応するように形成される。ここで、基部34aとは、突出部34が第一端部30に接続する部分のことであり、図3の破線で示される部分のことである。一方、頂部34bとは、基部34に対向する部分のことであり、突出部34の周方向外側の端部のことである。本実施形態においては、図3に示されるように、突出部34が、基部34aを下底、頂部34bを上底とする台形形状である。しかし、本発明はこの構成に限定されず、突出部34が上述のような形状、すなわち楔形状であれば、例えば三角形形状であってもよい。また、本実施形態においては、突出部34が第一端部30の中間に位置する。しかし、これに限定されず、突出部34が第一端部30の径方向両端のいずれか一方に位置することもできる。
突出部34が、上述のような形状、すなわち楔形状に形成されることにより、分割コア24を周方向に配列するとき、分割コア24の位置決めが容易になる。特に、上述のように、環状のコイルに対して外周側からティース26を挿入するようにして分割コア24を配列するときに有用である。この場合、ステータコア20を構成する全ての分割コア24は、同時に、コイルに対して外周側から挿入され配列される。この配列行程の間、隣接する分割コア24同士の間隔が徐々に小さくなる。このとき、楔形状の突出部34とこれに対向する窪み部36とが互いに導かれつつ嵌り合うので、分割コア24同士の位置を容易に決定することができる。
また、本実施形態における突出部34と窪み部36は、図6に示されるように、互いに嵌り合うとき、軸方向への分割コア24の移動を規制するように互いに対向して当接する当接部38を有する。具体的には、当接部38は、図4に示されるように、軸方向における突出部34の外面40と、軸方向における窪み部36の内面42である。
本実施形態の分割コア24は、上述したように、電磁鋼板を軸方向に積層して形成される。プレスにより打ち抜かれる電磁鋼板は、図3に示されるような形状である。この形状の電磁鋼板を、積層途中で、表面と裏面を反対にすることで、図4に示されるような分割コア24、すなわち第一及び第二端部30,32に当接部38がそれぞれ一箇所設けられた分割コア24が形成される。
この構成により、分割コア24を環状に配列した場合、軸方向における分割コア24の移動が規制される。したがって、分割コア24を筒体22に挿入して焼き嵌める工程において、筒体22から分割コア24への締付力が不均一であっても、軸方向における分割コア24の位置ずれが抑制されるので、真円度の向上を図ることができる。
本実施形態においては、第一及び第二端部30,32に当接部38がそれぞれ一箇所設けられる場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、第一及び第二端部30,32に当接部38がそれぞれ複数個設けられることが好適である。例えば、電磁鋼板の積層時における反転作業を、積層途中で複数回行なうことにより、当接部38を複数個所設けることができる。第一及び第二端部30,32に当接部38がそれぞれ複数個所設けられることにより、軸方向における分割コア24の位置ずれをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、プレスにより打ち抜かれる電磁鋼板の形状が一種である場合について説明したが、この構成に限定されない。分割コア24に当接部38が形成されるのであれば、電磁鋼板の形状が複数の種類とすることもできる。例えは、プレスにより打ち抜かれる電磁鋼板の一つを、図3に示されるような形状とし、もう一つを、図3に示されるような形状を左右反転させた形状とすることができる。この場合、この2種の形状の電磁鋼板を、交互に所定の枚数積層することにより、第一及び第二端部30,32に当接部38をそれぞれ複数個所設けることができる。さらに、プレスにより打ち抜かれる電磁鋼板の一つを、突出部34と窪み部36の無い形状とし、この形状の電磁鋼板を、上述の2種の形状の電磁鋼板であって、所定の枚数積層された電磁鋼板の間に、所定の枚数積層することもできる。
次に、筒体22の構成について、図2を用いて説明する。筒体22は、金属材料により形成された略円筒形の形状であり、プレスにより鉄板を打ち抜いて深しぼり等により筒状にすることにより形成される。
筒体22は、筒体本体44と、筒体本体44の一端にフランジ部46とを有する。フランジ部46は、筒体本体44から径方向外側に折り曲げて形成されるので、筒体本体44よりも剛性が大きい。このため、従来技術においては、焼き嵌め時における締付力、特に軸方向における締付力が不均一になってしまい、分割コアの位置がずれてしまうというという問題があった。
そこで、本実施形態の筒体22においては、筒体本体44とフランジ部46との間に、フランジ部46の剛性が筒体本体44へ影響してしまうことを緩衝する緩衝部48が設けられる。本実施形態の緩衝部48は、これの少なくとも一部が、筒体本体44からフランジ部46に向けて徐々に径が大きくなるように形成される。
この構成により、フランジ部46が筒体本体44より大きい剛性を有したとしても、緩衝部48が、その剛性が筒体本体44へ影響してしまうことを緩衝する。具体的には、緩衝部48が、上述のように形成されることで、図2に示されるように、筒体本体44とフランジ部46との間に鈍角の屈曲部を有する。この屈曲部が弾性機能を有するので、プランジ部材46の剛性が筒体本体44へ影響してしまうことが緩衝される。よって、本実施形態の筒体22の構成によれば、焼き嵌め時における締付力、特に軸方向における締付力が不均一になることを防ぎ、分割コアの位置ずれを防止することができる。
また、筒体22が深しぼり等によってプレス形成されるとき、筒体本体44の他端が波打ってしまう。このため、従来技術においては、筒体本体44の他端の周方向の剛性が不均一になり、焼き嵌め時における筒体本体44の他端の周方向の締付力が不均一になってしまうという問題があった。
そこで、本実施形態の筒体22においては、筒体本体44の他端が、徐々に径が大きくなるように形成される。この形状は、深しぼり等のプレス形成の後に形成される。これにより、そこの周方向の剛性を均一にすることができ、結果として、そこの周方向の締付力を均一にすることができる。
次に、ステータ14の製造方法について説明する。まず、プレスにより一つまたは複数の形状の電磁鋼板を打ち抜く。そして、打ち抜かれた電磁鋼板をそれぞれ所定の枚数積層して分割コア24を製造する。そして、ステータコア20を構成する全ての分割コア24を、環状のコイルに、これの外周側から同時に挿入する。この状態のステータコア20を筒体22内側に収容し、これを焼き嵌める。そして、筒体22を放熱することで筒体22を熱収縮させ、この熱収縮により分割コア24と筒体22とが強固に一体固定される。
本実施形態においては、モータ10が埋込磁石型モータ(IPM)である場合について説明したが、この構成に限定されない。ステータ14が分割コア24を有するのであれば、モータ10が、他の種類、例えばリラクタンス型、誘導巻線型であってもよい。
10 モータ、12 ロータ、14 ステータ、20 ステータコア、22 筒体、24 分割コア、26 ティース、28 スロット、30 第一端部、32 第二端部、34 突出部、36 窪み部、38 当接部、40 外面、42 内面、44 筒体本体、46 フランジ部、48 緩衝部。

Claims (9)

  1. 周方向に配列された複数の分割コアから構成されるステータコアと、
    ステータコアを周囲から取り囲み、ステータコアを固定する筒体と、
    を有するステータにおいて、
    分割コアは、周方向の一端に第一端部と、周方向の他端に第二端部とを有し、
    第一端部は、周方向外側に突出する突出部を有し、
    第二端部は、周方向内側に窪み、隣接する分割コアの第一端部の突出部に嵌り合う窪み部を有する、
    ことを特徴とするステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    突出部は、これの基部から頂部に向けて徐々に狭くなるように形成され、
    窪み部は、この突出部に対応するように形成される、
    ことを特徴とするステータ。
  3. 請求項2に記載のステータにおいて、
    突出部は、基部を下底、頂部を上底とする台形形状である、
    ことを特徴とするステータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のステータにおいて、
    突出部と窪み部は、互いに嵌り合うとき、軸方向への分割コアの移動を規制するように互いに対向して当接する当接部を有する、
    ことを特徴とするステータ。
  5. 請求項4に記載のステータにおいて、
    当接部は、軸方向における突出部の外面と、軸方向における窪み部の内面である、
    ことを特徴とするステータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のステータにおいて、
    筒体は、筒体本体と、筒体本体の一端にフランジ部とを有し、
    筒体本体とフランジ部の間に、フランジ部の剛性が筒体本体へ影響してしまうことを緩衝する緩衝部が設けられる、
    ことを特徴とするステータ。
  7. 請求項6に記載のステータにおいて、
    緩衝部は、これの少なくとも一部が、筒体本体からフランジ部に向けて徐々に径が大きくなるように形成される、
    ことを特徴とするステータ。
  8. 請求項6または7に記載のステータにおいて、
    筒体本体は、これの他端が、徐々に径が大きくなるように形成される、
    ことを特徴とするステータ。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載のステータを備えるモータ。
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