JP2011130602A - ステータ、およびそれを備えたモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル占有面積を従来よりも増やし、モータの小型化、高出力化、高効率化を実現可能なステータ、およびそれを備えたモータを提供する。
【解決手段】本発明に係るステータは、両側面に第1凹部(22b)が形成され軸方向に伸びる複数の溝(22a)が外周に形成された円筒状のステータヨーク(22)と、複数の溝それぞれにそれぞれの一部が挿入され、第1凹部に対向する位置に第2凹部(21a)が形成されたティース(21)と、ティースの他部に設けられたコイル(251)と、対向する第1および第2凹部によって形成された孔に嵌合された嵌合ピン(24)と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ、およびそれを備えたモータに関し、より特定的には、例えば産業用に利用されるアウターロータ型モータのステータ、およびそれを備えたアウターロータ型モータに関する。
一般的にアウターロータ型モータは、小型、高出力、高効率に対する要求がある。モータの小型化、高出力化、高効率化にはモータ体積に対する銅線の投入量を向上する必要がある。従来、ティース付きアウターロータ型モータのステータは、電磁鋼板から打ち抜いた板を積層してステータコアを製作し、当該ステータコアのティース部にコイルを巻回することにより製造されている(例えば特許文献1参照)。
具体的には、ステータは、図7に示すような製造方法にて製造されている。図7は、従来のステータの製造方法を示す図である。図7に示すように、まず、ステータヨーク部91と、ステータヨーク部91の外周に放射状に形成されたティース部92からなる板を電磁鋼板から打ち抜いて積層し、ステータコア9を製作する。その後、隣り合うティース部92の空隙(スロット)にノズル8を挿入し、ノズル8を通してコイル93をティース部92に巻回し、ステータを製造している。
特開2006−238580号公報
しかしながら、従来のステータの製造方法においては、スロットにノズル8を挿入するための空間を確保する必要がある。このため、その空間分だけ、スロット面積に対しコイル93の占める面積(以下、コイル占有面積と称す)が小さくなり、モータの小型化、高出力化、高効率化が難しくなるという課題があった。
そこで、本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、コイル占有面積を従来よりも増やし、モータの小型化、高出力化、高効率化を実現可能なステータ、およびそれを備えたモータを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明に係るステータは、両側面に第1凹部が形成され軸方向に伸びる複数の溝が外周に形成された円筒状のステータヨークと、複数の溝それぞれにそれぞれの一部が挿入され、第1凹部に対向する位置に第2凹部が形成されたティースと、ティースの他部に設けられたコイルと、対向する第1および第2凹部によって形成された孔に嵌合された嵌合ピンと、を備えている。
好ましくは、ステータヨークの軸方向端面から見た第1および第2凹部の形状は、半円状であるとよい。または、ステータヨークの軸方向端面から見た第1および第2凹部の形状は、V字状であってもよい。
本発明は、モータにも向けられており、本発明に係るモータは、両側面に第1凹部が形成され軸方向に伸びる複数の溝が外周に形成された円筒状のステータヨークと、複数の溝それぞれにそれぞれの一部が挿入され、第1凹部に対向する位置に第2凹部が形成されたティースと、ティースの他部に設けられたコイルと、対向する第1および第2凹部によって形成された孔に嵌合された嵌合ピンと、を有するステータと、ステータの外周に設けられたロータと、を備えている。
本発明によれば、コイル占有面積を従来よりも増やし、モータの小型化、高出力化、高効率化を実現可能なステータ、およびそれを備えたモータを提供することができる。
本発明の実施例1に係るアウターロータ型のモータの断面図 図1に示したステータヨークの構成を示す図 図1に示したティースの構成を示す図 図1に示したステータ2の製造方法を説明するための図 実施例2に係るステータヨークの構成を示す図 実施例2に係るティースの構成を示す図 従来のステータの製造方法を示す図
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係るアウターロータ型のモータの構造について説明する。図1は、本発明の実施例1に係るアウターロータ型のモータの断面図である。図2は、図1に示したステータヨークの構成を示す図である。図3は、図1に示したティースの構成を示す図である。図1において、本実施例に係るモータは、ロータ1とステータ2とを備える。ロータ1は、所定のクリアランスを介してステータ2の外周を取り囲むように設けられ、図示しない支持機構によって回転可能に支持される。ロータ1は、ロータヨーク11とマグネット12とを有する。ロータヨーク11は、円筒状であり、その内周面には、マグネット12が必要数貼り付けられている。
ステータ2は、ティース21、ステータヨーク22、固定部材23、嵌合ピン24、コイルピース25を有する。ステータヨーク22は、円筒状であり、その内周に設けられた固定部材23により固定されている。図2に示すように、ステータヨーク22の外周には、周方向に沿って複数の溝22aが形成されている。溝22aは、軸方向に伸びており、その両側面には、第1凹部22bが形成されている。本実施例では、ステータヨーク22の軸方向端面から見たときの第1凹部22bの形状は、V字状となっている。ティース21は、ステータヨーク22と別体になっており、溝22aに一部が挿入される。第1凹部22bと対向するティース21の両側面には、図3に示すように、第2凹部21aが形成されている。本実施例では、ステータヨーク22の軸方向端面から見たときの第2凹部21aの形状は、第1凹部22bと同様、V字状となっている。第1凹部22bと第2凹部21aによって、軸方向に伸びた四角柱状の孔が形成され、その孔に、四角柱状の嵌合ピン24が嵌合されている。これにより、ティース21がステータヨーク22に固定される。なお、図3に示すように、第2凹部21a間の幅Bt2は、ティース21の幅Bt1よりも小さくなっている。ティース21のステータヨーク22に挿入されていない部分には、コイルピース25が設けられている。コイルピース25は、絶縁体で構成されたボビン252にコイル251を高密度に巻回することにより構成される。
次に、図4を参照して、図1に示したステータ2の製造方法について説明する。図4は、図1に示したステータ2の製造方法を説明するための図である。図4に示すように、まず、絶縁体で構成されたボビン252にコイル251を高密度に巻回してなるコイルピース25の中空部に、ティース21を挿入する。その後、コイルピース25を挿入したティース21を、ステータヨーク22の溝22a内に挿入する。その後、第1凹部22bと第2凹部21aによって形成された四角柱状の孔に、四角柱状の嵌合ピン24が嵌合される。これにより、ティース21がステータヨーク22に固定される。
以上のように、本実施例によれば、ティース21は、ステータヨーク22と別体になっており、嵌合ピン24によりステータヨーク22に固定される。このため、絶縁体で構成されたボビン252にコイル251を高密度に巻回したコイルピース25を、ティース21がステータヨーク22に固定される前に、ティース21に取り付けることができる。これにより、ボビン252の形状によっては、従来において確保していたノズル8を挿入するための空間にコイル251を配置することができ、コイル占有面積を従来よりも増やすことができる。その結果、モータの小型化、高出力化、高効率化を実現可能なステータ、およびそれを備えたモータを提供することができる。また本実施例によれば、嵌合ピン24によりティース21をステータヨーク22に固定しているため、剛性が高く、位置精度の良いステータを容易に製作できる。
図5および図6は、実施例2に係るステータヨーク、嵌合ピン、ティース、の構成を示す図である。本実施例は、ステータヨーク22の軸方向端面から見たときの第1凹部22bと第2凹部21aの形状を半円状とし、嵌合ピン24の形状を円柱状としている点で、実施例1と異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
ステータヨーク22の溝22aの両側面には、図5に示すように、第1凹部22cが形成されている。本実施例では、ステータヨーク22の軸方向端面から見たときの第1凹部22cの形状は、半円状となっている。ティース21の一部が溝22aに挿入されたときに第1凹部22bと対向するティース21の両側面には、図6に示すように、第2凹部21bが形成されている。本実施例では、ステータヨーク22の軸方向端面から見たときの第2凹部21bの形状は、第1凹部22cと同様、半円状となっている。第1凹部22cと第2凹部21bによって、軸方向に伸びた円柱状の孔が形成され、その孔に、円柱状の嵌合ピン24aが嵌合される。これにより、ティース21がステータヨーク22に固定される。なお、図6に示すように、第2凹部21b間の幅Bt2は、ティース21の幅Bt1よりも小さくなっている。これ以外の構成、ならびに製造方法については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
なお、実施例1、2では、第1凹部および第2凹部の形状を、V字状または半円状としたが、これに限らず、ティースを嵌合ピンによりステータヨークに固定可能な形状であれば、他の形状であってもよい。嵌合ピンは、第1凹部および第2凹部の形状に応じた形状となる。
以上、本発明の実施形態について説明した。ただし、いわゆる当業者であればこの実施形態から適宜変更が可能であることは言うまでも無く、このような変更が施された場合でも、本発明の技術的範囲に含まれることも付言しておく。
1 ロータ
11 ロータヨーク
12 マグネット
2 ステータ
21 ティース
21a、21b 第2凹部
22 ステータヨーク
22a 溝
22b、22c 第1凹部
23 固定部材
24、24a 嵌合ピン
25 コイルピース
251、93 コイル
252 ボビン
8 ノズル
9 ステータコア
91 ステータヨーク部
92 ティース部

Claims (6)

  1. 両側面に第1凹部が形成され軸方向に伸びる複数の溝が外周に形成された円筒状のステータヨークと、
    前記複数の溝それぞれにそれぞれの一部が挿入され、前記第1凹部に対向する位置に第2凹部が形成されたティースと、
    前記ティースの他部に設けられたコイルと、
    対向する前記第1および第2凹部によって形成された孔に嵌合された嵌合ピンと、を備える、ステータ。
  2. 前記ステータヨークの軸方向端面から見た前記第1および第2凹部の形状は、半円状である、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記ステータヨークの軸方向端面から見た前記第1および第2凹部の形状は、V字状である、請求項1に記載のステータ。
  4. 両側面に第1凹部が形成され軸方向に伸びる複数の溝が外周に形成された円筒状のステータヨークと、前記複数の溝それぞれにそれぞれの一部が挿入され、前記第1凹部に対向する位置に第2凹部が形成されたティースと、前記ティースの他部に設けられたコイルと、対向する前記第1および第2凹部によって形成された孔に嵌合された嵌合ピンと、を有するステータと、
    前記ステータの外周に設けられたロータと、を備える、モータ。
  5. 前記ステータヨークの軸方向端面から見た前記第1および第2凹部の形状は、半円状である、請求項4に記載のモータ。
  6. 前記ステータヨークの軸方向端面から見た前記第1および第2凹部の形状は、V字状である、請求項4に記載のモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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