JP2014230345A - 回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機 - Google Patents

回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気特性を再評価すること無くコア片間を拡大することができる回転電機の積層鉄心を提供する。
【解決手段】バックヨーク部14と、磁極ティース部15とを有する板状のコア片13を、バックヨーク部14の凸部16と凹部17とが隣接するように帯状に配列するとともに、軸方向Bに複数積層連結され、軸方向Bの積層において、凸部16が回転電機の回転方向Cと同一方向に配列された第1コア部材21、22と、凸部16が逆方向に配列された第2コア部材23とが交互に複数積層され、上層側の1組の第1コア部材22および第2コア部材23のコア片13の凸部16には、回動ピン30が挿入可能な回動穴部27、28を有し、第1コア部材21には、隣接するコア片13のバックヨーク部14同士を凸部16および凹部17より外径側にて結合する結合部25を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、磁気特性を再評価すること無くコア片間を拡大することができる回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機に関するものである。
従来の回転電機の積層鉄心では、コア部材の長手方向に長尺の穴部を形成することにより、嵌合される突起部はそれぞれ穴部に沿って長尺だけ移動することができるため、各コア片の間隔を拡大させることが可能となり、巻線の作業性をさらに向上させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平2000−201458号公報(段落「0041」、図7、図8)
従来の回転電機の積層鉄心は、コア片の突起部を嵌合させるコア片の穴部の長さはコア片の重なり合う部分の形状によって制約を受ける。巻線の作業性を改善するために、コア片の間隔をさらに広げるためには、コア片の重なり合う部分の形状を変更する必要があった。この場合、コア片の磁気特性が変わるため、回転電機特性の再評価など開発の工数が増える問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、磁気特性を再評価すること無くコア片間を拡大することができる回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機を提供することを目的とする。
この発明の回転電機の積層鉄心は、
一端部が凸部に他端部が凹部にそれぞれ形成されたバックヨーク部と、
上記バックヨーク部から回転電機の内周側に突出して形成された磁極ティース部とを有する板状のコア片を、
上記バックヨーク部の凸部と上記バックヨーク部の凹部とが隣接するように帯状に配列するとともに、
上記回転電機の軸方向に複数積層連結された回転電機の積層鉄心であって、
上記軸方向の積層において、
複数の上記コア片の上記凸部が上記回転電機の回転方向と同一方向に配列された第1コア部材と、
複数の上記コア片の上記凸部が上記回転電機の回転方向と逆方向に配列された第2コア部材とが交互に複数積層され、
上記軸方向の上層側の少なくとも1組の上記第1コア部材および上記第2コア部材の上記コア片の上記凸部には、回動具が挿入可能な回動穴部を有し、
上記第1コア部材の少なくとも1つまたは上記第2コア部材の少なくとも1つには、隣接する上記コア片の上記バックヨーク部同士を上記凸部および上記凹部より外径側にて結合する結合部が形成されているものである。
また、この発明の回転電機の積層鉄心の製造方法は、
上記磁極ティース部に装着し、上記インシュレータを介して上記駆動コイルを巻装した後に、
隣接する上記コア片の上記回動穴部同士が積層方向において同一箇所となるよう、上記結合部を変形させて隣接する上記コア片同士を近接させ、上記回動穴部に上記回動具を挿入するものである。
また、この発明の回転電機の積層鉄心の製造方法は、
隣接する上記コア片の上記回動穴部同士が積層方向において同一箇所となるよう、上記結合部を変形させて隣接する上記コア片同士を近接させ、上記回動穴部に上記回動具を挿入した後、
上記磁極ティース部に装着し、上記インシュレータを介して上記駆動コイルを巻装する回転電機の積層鉄心の製造方法。
また、この発明のステータは、
本願発明の回転電機の積層鉄心を上記回動具にて上記コア片同士を回動させ環状に形成するものである。
また、この発明の回転電機は、
円筒のハウジングと、
上記ハウジング内に固定された本願発明のステータと、
上記ステータの環状内に配設され上記ハウジングに回転可能に保持されたロータとを備えたものである。
この発明の回転電機の積層鉄心および回転電機の積層鉄心の製造方法およびステータおよび回転電機は、上記のように構成されかつ製造されているため、
磁気特性を再評価すること無くコア片間を拡大することができる。
この発明の実施の形態1の回転電機の積層鉄心の構成を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心の第1コア部材の構成を示す平面図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心の第1コア部材の構成を示す平面図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心の第2コア部材の構成を示す平面図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心からの製造方法(回動位置決め工程中)を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心からの製造方法(回動位置決め工程中)を示す斜視図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心からの製造方法(回動ピン挿入工程中)を示す斜視図である。 図8に示した回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図である。 図8に示した回転電機の積層鉄心を用いたステータの製造方法を示す平面図である。 図10に示したステータの構成を示す斜視図である。 図10に示したステータの構成を示す部分平面図である。 図8に示した回転電機の積層鉄心を用いたステータの構成を示す平面図である。 図13に示したステータの構成を示す斜視図である。 図13に示したステータを用いた回転電機の構成を示す平面図である。 図15に示した回転電機の構成を示す部分平面図である。 図1に示した回転電機の積層鉄心の第2コア部材の他の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態2の回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図である。 図18に示した回転電機の積層鉄心からの製造方法を示す平面図である。 この発明の実施の形態2の回転電機の積層鉄心の他の構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態2の回転電機の積層鉄心の他の構成を示す平面図である。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における回転電機の積層鉄心の構成を示す斜視図、図2は図1に示した回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図、図3は図1に示した回転電機の積層鉄心の第1コア部材の構成を示す平面図、図4は図1に示した回転電機の積層鉄心の第1コア部材の構成を示す平面図、図5は図1に示した回転電機の積層鉄心の第2コア部材の構成を示す平面図である。
図1および図2において、回転電機の積層鉄心11は、複数の板状のコア片13から構成されている。このコア片13は、一端部が凸部16に他端部が凹部17にそれぞれ形成されたバックヨーク部14と、バックヨーク部14のほぼ中央部から回転電機の内周側Aに突出して形成された磁極ティース部15とが形成されている。また、コア片13には、軸方向Bにおいて積層連結するための連結部としての抜きかしめ部19が、凸部16および凹部17が形成されている以外の箇所、ここでは、磁極ティース部15に1箇所、バックヨーク部14に2箇所に形成されている。
そして、回転電機の積層鉄心11は、複数のコア片13を、バックヨーク部14の凸部16と、バックヨーク部14の凹部17とが隣接するように帯状に、ここでは9枚並べて配列されている。さらに、複数のコア片13を、回転電機の軸方向Bに、ここでは20枚積層して連結されているものである。
次に、このように構成されている積層鉄心11の軸方向Bの積層の詳細について図3から図5を交えて説明する。複数のコア片13の凸部16が回転電機の回転方向Cと同一方向に配列された第1コア部材21、22(図3および図4参照)と、複数のコア片13の凸部16が回転電機の回転方向Cと逆方向に配列された第2コア部材23(図5参照)とが交互に複数積層されている。これら図3から図5は、第1コア部材21、22、第2コア部材23をそれぞれ磁性材料をプレスして製造されている状態を示している。
そして、第1コア部材21、22は、一方の第1コア部材21には結合部25が形成されているコア片13から構成されるものであり。他方の第1コア部材22は結合部25が形成されていないものであるコア片13から構成されるものである。図3に示すように、第1コア部材21は、バックヨーク部14の凸部16と、バックヨーク部14の凹部17とが隣接するように帯状に9枚のコア片13が配列され、その凸部16が回転方向Cと同一方向に配列されているものである。そして、コア片13の凸部16には、回動具(後述する)が挿入可能な回動穴部26が形成されている。さらに、隣接するコア片13のバックヨーク部14同士を凸部16および凹部17より外径側Dにて結合する結合部25が形成され、コア片13同士を一体化している。
さらに、この結合部25は、図12に示すように、剛性が他の箇所と比較して弱くなる弱剛性箇所31、32を、他の箇所の幅寸法より幅寸法が細く、バックヨーク部14に接する箇所に弱剛性箇所31を、結合部25の中央箇所に弱剛性箇所32をそれぞれ形成している。尚、弱剛性箇所は、幅寸法を細くして形成する例を示したが、他に、例えば、厚み方向を薄くして形成することも考えられる。但し、プレスにて製造する場合には、幅寸法を変更する方が容易に対応することが可能である。
また、図4に示すように、第1コア部材22は、結合部25が形成されていないものであり、コア片13が単独で存在する。そして、コア片13の凸部16には、回動具(後述する)が挿入可能な回動穴部27が形成されている。また、図5に示すように、第2コア部材22は、結合部25が形成されていないものであり、コア片13が単独で存在する。
そして、コア片13の凸部16には、回動具(後述する)が挿入可能な回動穴部28が形成されている。
これら、第1コア部材21、22および第2コア部材23を、本実施の形態においては、下端側から、第1コア部材21、第2コア部材23、第1コア部材22、第2コア部材23と順次積層するのを4回繰り返し、その後、第1コア部材22、第2コア部材23を順次積層するのを2回繰り返して、軸方向Bにおいて、コア片13を20枚積層して連結して形成されている。この軸方向Bの積層連結においては、軸方向Bのコア片13同士は、抜きかしめ部19同士によってかしめられて連結されている。
そしてこのように、結合部25の形成されているコア片13(第1コア部材21)上には、結合部25が形成されていないコア片13(第2コア部材23および第1コア部材22)が積層連結され形成されているものである。また、特に、図2に示すように第1コア部材22の回動穴部27の位置と、第2コア部材23の回動穴部28の位置とは、隣接するコア片13間において長手方向(回転方向Cに相当)において重なり合わない位置にて形成されている。
尚、図示は省略するが、このように形成されている回転電機の積層鉄心11に以下に示す回動具を挿入する前に、磁極ティース部15にインシュレータ5を装着し、当該インシュレータ5を介して駆動コイル4を巻装してもよい。その場合、隣接する磁極ティース部15同士の間隔が回動具を挿入した後より大きく離反しているため、駆動コイル4が巻装しやすくなる。
このように形成されている回転電機の積層鉄心11に回動具を挿入し、当該回動具により回動可能な状態として形成する場合について図6から図9を交えて説明する。最初は図1に示した状態である。そしてこの状態から、隣接するコア片13の第1コア部材22の回動穴部27(第1コア部材21の回動穴部26)の位置と、第2コア部材23の回動穴部28の位置とが、軸方向Bにおいて同一箇所となるよう、結合部25を変形させて隣接するコア片13同士を近接させる工程を示す。
すると、図1から図6の状態となるように、第1コア部材22の回動穴部26(第1コア部材21の回動穴部26)の位置と、第2コア部材23の回動穴部27の位置との位置が、結合部25が軸方向Bに若干変形することにより、近づいている。まず、図6から図7の状態となるように、第1コア部材22の回動穴部27(第1コア部材21の回動穴部26)の位置と、第2コア部材23の回動穴部28の位置との位置が、結合部25が軸方向Bにさらに変形することにより、さらに近づいている。
そして、図7から図8の状態となるように、隣接するコア片13の第1コア部材22の回動穴部27(第1コア部材21の回動穴部26)の位置と、第2コア部材23の回動穴部28の位置とが、軸方向Bにおいて同一箇所となるよう、結合部25が軸方向Bに変形される状態となる。そして、図8および図9に示すように、第1コア部材22の回動穴部27(第1コア部材21の回動穴部26)と、第2コア部材23の回動穴部28とを介して回動具としての回動ピン30を挿入する。
次に、先の工程にて駆動コイル4を巻装していない場合には、この回動ピン30を挿入した後に、磁極ティース部15にインシュレータ5を装着し、このインシュレータ5を介して駆動コイル4が巻装される。
尚、結合部25には、弱剛性箇所31、32が形成されているため、その箇所から、変形しやすい。また、その弱剛性箇所31、32を、バックヨーク部14に接する箇所および結合部25の中央箇所にそれぞれ形成されているため、変形が軸方向Bに起こりやすくなる。但し、変形が、バックヨーク部14の外径より外側に突出した場合には、結合部25を削除することも可能である。また、結合部25を削除しても、回動ピン30が挿入されているため、コア片13間の結合に支障を生じることは無い。
また、回動ピン30の長さは、この例においては、結合部25が形成されていない、上層から6層までを貫通する程度の長さにて形成されている例を示しているが、これに限られることは無く、回動するために、軸方向Bの上層側の少なくとも1組の第1コア部材22および第2コア部材23の2層までを貫通する程度の長さにて形成する必要がある。また、軸方向Bの最上層から最下層まで貫通する程度の長さにて形成することも考えられる。
よって、本実施の形態1においては、回動穴部26、27、28を全てのコア片13に設けている例を示したが、必ずしも全てのコア片13に回動穴部を設ける必要は無く、回動ピン30を挿入されるコア片13のみに形成されていればよい。但し、製造上、種別を多くすると、製造が煩雑となるため、本実施の形態1においては、全てのコア片13に回動穴部を形成する例を示している。
このように形成されている、回動ピン30が挿入され駆動コイル4が巻装された回転電機の積層鉄心11を、当該回動ピン30により回動させ環状状態としてステータを形成する場合について図10から図14(尚、各図において、インシュレータおよび駆動コイルの図示は省略している。)を交えて説明する。尚、ここでは、回動ピン30を挿入した積層鉄心11を2つ用いて環状状態のステータを形成する場合について説明する。
まず、回動ピン30を中心として隣接するコア片13同士を回動することにより、例えば、図8および図9の帯状(直線状態)から図10および図11に示すように、積層鉄心11を円弧状に変形することができる。そして、この状態の積層鉄心11を2個つなげて、図13および図14に示すようにステータ3を形成している。
尚、ステータ3は、この例では2個の積層鉄心11を円環状に組み合わせて構成する例を示したが、2個より多くの積層鉄心11を用いて円環状に形成することも可能である。また、積層鉄心11をこの例では9個のコア片13を連結して構成しているが、さらに多くのコア片13を連結して構成すれば、1個の積層鉄心11にて円環状に形成することも可能である。
このように形成されたステータ3を用いて回転電機を形成する場合について図15および図16を用いて説明する。まず、円筒状のハウジング1内に、ステータ3を固定する。
そして、このステータ2内にて回転可能にハウジング1に保持してロータ6を配設する。
このロータ6には、その外周部にステータ2に対向するように固定された複数の永久磁石7を備えている。このようにして回転電機が形成される。
尚、上記実施の形態1では、第1コア部材21のみに結合部25を形成する例を示したが、これに限られることは無く、例えば図17に示すように、第2コア部材24に、隣接するコア片13のバックヨーク部14同士を凸部16および凹部17より外径側にて結合する結合部35を形成してもよい。その場合、下端側から、第1コア部材21、第2コア部材23、第1コア部材22、第2コア部材23、第1コア部材22、第2コア部材24、第1コア部材22、第2コア部材23、第1コア部材22、第2コア部材23と順次積層するのを2回繰り返し、軸方向Bにおいて、コア片13を20枚積層して連結して形成することが可能である。
上記のように構成された実施の形態1の回転電機の積層鉄心によれば、コア片間を連結部にて連結されている箇所を有しているため、コア片を回動ピンを挿入した後の位置にはじめから形成する必要は無く、その位置より離れた状態でのコア片間の連結が可能となり、後工程で回動ピンを挿入した位置に組み立てて回動可能な状態で連結することができる。また隣り合うコア片を所望の間隔で一体化する結合部を設けることにより、隣接するコア片がバラバラにならないためコア片をハンドリングしやすくでき、製造が容易となる。
そして、コア片の回動穴部に嵌合させる突起部を従来のように設ける必要が無く、隣り合うコア片を所望の間隔で一体化する結合部を設けることにより、コア片の重なり合う部分の形状を変更すること無く、コア片の間隔を拡大可能であるとともにコア片の間隔を一定に維持したまま組み立てることができる。さらに、突起部を設けないため、後工程でコア片とコア片の間隔を縮めるときに抵抗無く位置決めできる。
また、抜きかしめ部を備えているため、軸方向においての連結が容易となる。
また、結合部を最下端位置に形成しているため、抜きかしめ部にて連結された回転電機の積層鉄心のハンドリングを、この結合部にて容易かつ確実に実施することができる。またこの効果は、最下端位置に限られることは無く、結合部を最上端位置に形成しても同様の効果を奏することができる。
また、結合部の形成されているコア片上に、結合部の形成されていないコア片を積層連結しているため、結合部の軸方向への変形が行いやすくなる。
また、第1コア部材の回動穴部の位置と、第2コア部材の回動穴部の位置とは、隣接するコア片間において長手方向において重なり合わない位置に形成されているため、隣接するコア片間の間隔を大きく確保することができる。
また、結合部には、弱剛性箇所を備えたので、コア片とコア片との間隔を縮め結合部を変形するための荷重を低減できる。
また、結合部の弱剛性箇所は、他の箇所の幅寸法より幅寸法が細く形成されているため、弱剛性箇所を容易に形成することができる。
また、弱剛性箇所を、バックヨーク部に接する箇所および結合部の中央箇所にそれぞれ形成しているため、結合部の曲がる位置を制御できるため、結合部の変形方向を軸方向に制御しやすくなり、結合部の除去工程が不要となる。よって、ステータの製造設備を簡素化できて製造コストを低減できる。
また、結合部は、バックヨーク部の外径より内側に形成されているため、ステータをハウジングに固定するときに、結合部がバックヨーク部の外径から外に変形されている可能性が低く、結合部の除去工程が不要となる。よって、製造コストを低減できる。
また、結合部は、軸方向に変形しているため、除去工程が不要となる。よって、製造設備を簡素化できて製造コストを低減できる。
また、結合部を除去する工程を備えるようにすれば、結合部の構成に関係なく行うことが可能となる。
また、これらのことより、回転電機の積層鉄心の製造方法、ステータ、回転電機において、製造コストが低減できる。
実施の形態2.
図18はこの発明の実施の形態2による回転電機の積層鉄心の構成を示す平面図、図19は図18に示した回転電機の積層鉄心の回動ピン挿入後の構成を示す平面図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部270(尚、図には示されていないが、第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部も同様)の大きさ(直径)は、回動ピン30の大きさ(直径)よりしまりばめとなるように小さく形成されている。これに対し、第2コア部材23の凸部16に形成される回動穴部280の大きさ(直径)は、回動ピン30の大きさ(直径)よりすきまばめとなるように大きく形成されている。
上記のように構成された実施の形態2の回転電機の積層鉄心によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、回動ピンと回動穴部との関係が、しまりばめと、すきまばめとが設定されるため、回動ピンの回動穴部からの抜け防止機能を有することとなり、さらに、回転可能な連結が容易に構成できるため、回転電機の製造コストを低減できる。
尚、上記実施の形態2においては、第1コア部材の凸部に設けた回動穴部、または、第2コア部材の凸部に設けた回動穴部のいずれか一方は、回動具の大きさより大きい丸穴、他方は回動具の大きさより小さい丸穴にて形成する例を示したが、これに限られることはなく、例えば、第1コア部材の凸部に設けた回動穴部の形状、または第2コア部材の凸部に設けた回動穴部の形状のいずれか一方は、回動具の形状と同形状にて、他方は回動具の形状と異形状にて形成しても、上記実施の形態2と同様に行うことができ、同様の効果を奏することができる。
例えば、図20に示すように、第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部270(尚、図には示されていないが、第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部も同様)は、回動ピン30のしまりばめとなるように回転ピン30と同形状の丸穴にて形成されている。これに対し、第2コア部材23の凸部16に形成される回動穴部281は、回動ピン30のすきまばめとなるように回転ピン30と異形状の四角穴にて形成されているものが考えられる。
また、他の例として、回転ピンを四角柱形状にて形成する場合であれば、図21に示すように、第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部271(尚、図には示されていないが、第1コア部材22の凸部16に形成される回動穴部も同様)は、回動ピンのしまりばめとなるように同形状の四角穴にて形成されている。これに対し、第2コア部材23の凸部16に形成される回動穴部280は、回動ピンのすきまばめとなるように回転ピンと異形状の丸穴にて形成されているものが考えられる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ハウジング、2 ステータ、4 駆動コイル、5 インシュレータ、6 ロータ、7 永久磁石、11 積層鉄心、13 コア片、14 バックヨーク部、
15 磁極ティース部、16 凸部、17 凹部、19 抜きかしめ部、
21 第1コア部材、22 第1コア部材、23 第2コア部材、25 結合部、
26 回動穴部、27 回動穴部、28 回動穴部、30 回動ピン、
31 弱剛性箇所、32 弱剛性箇所、A 内周側、B 軸方向、C 回転方向。

Claims (19)

  1. 一端部が凸部に他端部が凹部にそれぞれ形成されたバックヨーク部と、
    上記バックヨーク部から回転電機の内周側に突出して形成された磁極ティース部とを有する板状のコア片を、
    上記バックヨーク部の凸部と上記バックヨーク部の凹部とが隣接するように帯状に配列するとともに、
    上記回転電機の軸方向に複数積層連結された回転電機の積層鉄心であって、
    上記軸方向の積層において、
    複数の上記コア片の上記凸部が上記回転電機の回転方向と同一方向に配列された第1コア部材と、
    複数の上記コア片の上記凸部が上記回転電機の回転方向と逆方向に配列された第2コア部材とが交互に複数積層され、
    上記軸方向の上層側の少なくとも1組の上記第1コア部材および上記第2コア部材の上記コア片の上記凸部には、回動具が挿入可能な回動穴部を有し、
    上記第1コア部材の少なくとも1つまたは上記第2コア部材の少なくとも1つには、隣接する上記コア片の上記バックヨーク部同士を上記凸部および上記凹部より外径側にて結合する結合部が形成されている回転電機の積層鉄心。
  2. 上記コア片は、上記凹部および上記凸部が形成されている以外の箇所に、上記軸方向の積層において連結するための連結部が形成されている請求項1に記載の回転電機の積層鉄心。
  3. 上記結合部は、上記軸方向の積層の最下端位置または最上端位置の上記コア片間に形成されている請求項2に記載の回転電機の積層鉄心。
  4. 上記結合部が形成されている上記コア片上には、上記結合部が形成されていない上記コア片が積層連結され形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
  5. 上記第1コア部材の上記回動穴部の位置と、上記第2コア部材の上記回動穴部の位置とは、隣接する上記コア片間において長手方向において重なり合わない位置に形成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
  6. 上記結合部は、剛性が他の箇所と比較して弱くなる弱剛性箇所を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
  7. 上記結合部の上記弱剛性箇所は、上記他の箇所の幅寸法より幅寸法が細く形成されている請求項6に記載の回転電機の積層鉄心。
  8. 上記結合部の上記弱剛性箇所は、上記バックヨーク部に接する箇所および上記結合部の中央箇所にそれぞれ形成されている請求項6または請求項7に記載の回転電機の積層鉄心。
  9. 上記結合部は、上記バックヨーク部の外径より内側に形成されている請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
  10. 上記第1コア部材の上記凸部に設けた上記回動穴部、または、
    上記第2コア部材の上記凸部に設けた上記回動穴部のいずれか一方は、上記回動具の大きさより大きく、他方は上記回動具の大きさより小さく形成されている、
    または、
    上記第1コア部材の上記凸部に設けた上記回動穴部の形状、または
    上記第2コア部材の上記凸部に設けた上記回動穴部の形状のいずれか一方は、上記回動具の形状と同形状にて、他方は上記回動具の形状と異形状にて形成されている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心において、
    上記磁極ティース部に装着されたインシュレータと、
    上記インシュレータを介して巻装された駆動コイルと、
    隣接する上記コア片の上記回動穴部同士が上記軸方向において同一箇所となるよう、上記結合部を変形させて隣接する上記コア片同士を近接され、上記回動穴部に挿入された上記回動具とを備えた回転電機の積層鉄心。
  12. 請求項11に記載の回転電機の積層鉄心において、
    上記結合部の変形は、上記軸方向に変形して形成されている回転電機の積層鉄心。
  13. 請求項11または請求項12に記載の回転電機の積層鉄心において、
    変形された上記結合部が除去され形成する回転電機の積層鉄心。
  14. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心の製造方法において、
    上記磁極ティース部に装着し、上記インシュレータを介して上記駆動コイルを巻装した後に、
    隣接する上記コア片の上記回動穴部同士が上記軸方向において同一箇所となるよう、上記結合部を変形させて隣接する上記コア片同士を近接させ、上記回動穴部に上記回動具を挿入する回転電機の積層鉄心の製造方法。
  15. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心の製造方法において、
    隣接する上記コア片の上記回動穴部同士が上記軸方向において同一箇所となるよう、上記結合部を変形させて隣接する上記コア片同士を近接させ、上記回動穴部に上記回動具を挿入した後、
    上記磁極ティース部に装着し、上記インシュレータを介して上記駆動コイルを巻装する回転電機の積層鉄心の製造方法。
  16. 請求項14または請求項15に記載の回転電機の積層鉄心の製造方法において、上記回動穴部に上記回動具を挿入した後に、上記結合部を除去する工程を備えた回転電機の積層鉄心の製造方法。
  17. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心を上記回動具にて上記コア片同士を回動させ環状に形成するステータ。
  18. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の回転電機の積層鉄心を複数個有し、上記回動具にて上記コア片同士を回動させ複数の上記回転電機の積層鉄心にて1つの環状を形成するステータ。
  19. 円筒のハウジングと、
    上記ハウジング内に固定された請求項17または請求項18に記載のステータと、
    上記ステータの環状内に配設され上記ハウジングに回転可能に保持されたロータとを備えた回転電機。
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