JP5988955B2 - 回転電機およびその製造方法 - Google Patents

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この発明は、例えば電動機や発電機などの回転電機およびその製造方法に関し、特に、回転子鉄心に装着される永久磁石の減磁対策用の外周鉄心の構造に関するものである。
従来の回転電機の回転子は、回転子鉄心と、回転子鉄心の外周面に一定間隔ごとに配設された永久磁石と、永久磁石の外周面に配設された減磁対策用の外周鉄心と、を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−333762号公報
従来の回転電機の回転子では、外周鉄心を永久磁石のそれぞれに接着固定する必要がある。そこで、外周鉄心の永久磁石への接着を手作業で行う場合には、永久磁石のそれぞれに、外周鉄心を一つずつ位置合わせして接着しなければならず、作業時間が長くなり、生産性が低下するという課題があった。また、外周鉄心の永久磁石への接着を自動機で行う場合には、外周鉄心を一つずつ把持する専用治具が必要となり、さらに永久磁石ごとに外周鉄心の位置決めを行う機構が必要となるので、製造設備が大掛かりとなり、製造コストが高くなるという課題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、永久磁石のそれぞれに接着される複数個の外周鉄心を一続きに接続可能に構成し、永久磁石への接着時間を短縮できるとともに、製造設備の簡素化を図ることができる回転電機およびその製造方法を得ることを目的とする。
この発明による回転電機は、環状の固定子鉄心、および上記固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、上記固定子鉄心の内周側、又は外周側に磁気的空隙を介して同軸に配設された回転子鉄心、上記回転子鉄心の上記固定子鉄心側の表面に固着されて周方向に配列された複数の永久磁石、およびそれぞれ、磁性鋼板を積層して形成されており、上記複数の永久磁石のそれぞれの上記固定子鉄心側の表面に固着された複数の外周鉄心を有する回転子と、を備えている。上記外周鉄心は、上記回転子鉄心と磁気的に絶縁されて、かつ上記永久磁石の上記固定子鉄心側の表面を覆うように上記永久磁石に固着されており、周方向伸展部収納凹部が周方向一側に凹設され、周方向伸展部接続凹部が上記周方向伸展部収納凹部と軸方向位置を同じくして周方向他側に凹設されている鉄心本体部と、上記周方向伸展部収納凹部内に収納されている状態で、軸心を軸方向とする第1軸周りに回動可能に、かつ周方向に伸展/縮小可能に上記鉄心本体部に装着されており、上記周方向伸展部収納凹部から突出する一端部が周方向の一側に位置する上記鉄心本体部の上記周方向伸展部接続凹部に軸心を軸方向とする第2軸周りに回動可能に、着脱可能に、かつ接続可能に構成されている周方向伸展部と、を有する。
この発明によれば、周方向伸展部収納凹部に収納されて鉄心本体部に第1軸周りに回動可能に装着された周方向伸展部が、他の鉄心本体部の周方向伸展部接続凹部に第2軸周りに回動可能に接続可能となっているので、永久磁石と同数の外周鉄心を連結して環状体を作製できる。また、周方向伸展部が伸展/縮小可能となっているので、例えば、外周鉄心の環状体の径を拡大して、永久磁石が装着された回転子鉄心に外嵌状態に装着し、その後外周鉄心の環状体の径を縮小して鉄心本体部を永久磁石に当接させて、接着固定できる。このように、永久磁石の個数と同数の外周鉄心を一部品として取り扱うことができ、かつすべての永久磁石に同時に外周鉄心を接着固定できるので、接着作業性が高められ、接着時間を短縮できるとともに、製造設備を簡素化でき、製造コストを低減できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す縦断面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における回転子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを縮小した状態を模式的に示す要部平面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を模式的に示す要部平面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを直線状に展開した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを環状に曲げる過程を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを環状に曲げた状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリを連結した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着する方法を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態1に係る外周鉄心アッセンブリの製造方法における電磁鋼板打ち抜き工程を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る外周鉄心アッセンブリの製造方法における電磁鋼板打ち抜き工程で打ち抜かれた電磁鋼板の積層状態を示す斜視図である。 第1の従来の回転子の製造方法を説明する模式図である。 第2の従来の回転子の製造方法を説明する模式図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子を模式的に示す端面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリの伸展/縮小動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す模式図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機における外周鉄心を示す要部分解斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。 この発明の実施の形態5に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態6に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。
以下、本発明による回転電機の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す縦断面図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における回転子を示す斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心を示す分解斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを縮小した状態を模式的に示す要部平面図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を示す要部斜視図、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を模式的に示す要部平面図、図8はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリを展開した状態を示す要部斜視図であり、図5および図6は周方向伸展部の縮小状態を示し、図7および図8は周方向伸展部の伸展状態を示している。
図1から図3において、回転電機100は、円筒部1aおよび円筒部1aの一端を塞口する底部1bとからなる有底円筒状に作製されたハウジング1と、ハウジング1の円筒部1aに内嵌状態に固着された固定子4と、一端を底部1bに固着されて円筒部1aの軸心位置に配設される主軸2にベアリング3を介して回転可能に支持されて、固定子4の内周側に同軸に配設される回転子10と、を備える。
固定子4は、円環状の固定子鉄心5と、固定子鉄心5に装着される固定子巻線7と、を備える。
鉄心ブロック6は、円弧状のヨーク部6aと、ヨーク部6aの内周壁面の周方向中央位置から径方向内方に突出するティース部6bと、を備え、電磁鋼板を積層、一体化して作製される。この鉄心ブロック6は、固定子鉄心5を周方向に9等分割したものと等価である。このように作製された鉄心ブロック6が、ヨーク部6aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列されて、円筒部1a内に圧入、あるいは焼きばめなどにより収納、固着される。これにより、固定子鉄心5がハウジング1に保持される。
また、固定子巻線7を構成する集中巻コイル8が、導体線をインシュレータ9を介してティース部6bに多数回巻回して鉄心ブロック6のそれぞれに装着される。
回転子10は、回転子鉄心11と、回転子鉄心11の外周面に周方向に等角ピッチで配設された平板状の永久磁石12と、永久磁石12のそれぞれの外周面に配設された外周鉄心13と、を備える。
回転子鉄心11は、鋳鉄の鋳造品であり、軸心と直交する断面の外周形状が正八角形、かつ内周形状が円形の筒部11aおよび筒部11aの一端を塞口する底部11bとからなる有底筒状に作製される。回転子鉄心11は、底部11bの軸心位置に形成された軸受部11cに保持されたベアリング3を主軸2に圧入して、固定子4の内周側に、かつ固定子4と同軸に配設される。永久磁石12が、筒部11aの正八角形の各辺で構成される平坦な磁石搭載面11dのそれぞれに接着固定されて、回転子鉄心11の外周面に互いに離間して周方向に等角ピッチで配設される。永久磁石12は、着磁配向方向を径方向として、外周面の極性がN極とS極を周方向に交互に並ぶように配列されている。さらに、外周鉄心13が、永久磁石12のそれぞれの外周面に接着固定されている。
このように構成された回転電機100は、外部電源から固定子巻線7に給電され、8極9スロットのインナーロータ型の同期電動機として動作する。
つぎに、外周鉄心13および外周鉄心アッセンブリ23の構成について図4から図8を参照しつつ説明する。
外周鉄心13は、図4に示されるように、永久磁石12の外周面を覆う面形状を有する矩形平板状の鉄心本体部14と、鉄心本体部14に伸展/縮小可能に取り付けられた周方向伸展部15と、を備える。鉄心本体部14は、矩形平板状に打ち抜かれた第1および第2電磁鋼板30a,30bを積層、一体化して作製される。このとき、例えば、積層方向の両端から4枚目から6枚目の3枚の第2電磁鋼板30bの長さを第1電磁鋼板30aの長さより短くして、積層一体化される。これにより、周方向伸展部収納凹部16と周方向伸展部接続凹部17が、鉄心本体部14の積層方向の両端側の長さ方向の両側に、積層方向の位置を同じくして形成される。なお、第1および第2電磁鋼板30a,30b、および後述する第3電磁鋼板30cの長辺の長さ方向および短辺の長さ方向を、長さ方向および幅方向とする。
長さL1の長穴部18が、穴方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として、周方向伸展部収納凹部16の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。また、第2嵌合穴としての円形穴19が周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。さらに、溝部20が、溝方向を第1電磁鋼板30aの幅方向として、円形穴19から第1電磁鋼板30aの幅方向の一側縁部に至るように、周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。
周方向伸展部15は、長さL2の矩形平板状に打ち抜かれた3枚の第3電磁鋼板30cを積層一体化して作製される。そして、長穴部18に嵌合される第1軸としての第1突起部21が、周方向伸展部15の両面の長さ方向他側に突設され、円形穴19に嵌合される第2軸としての第2突起部22が周方向伸展部15の両面の長さ方向一側に突設されている。なお、長穴部18の穴幅および穴深さは、それぞれ、第1突起部21の外径および高さより僅かに大きくなっている。また、円形穴19の内径および穴深さは、それぞれ、第2突起部22の外径および高さより僅かに大きくなっている。さらに、溝部20の溝幅は第2突起部22の外径より僅かに小さく、溝部20の溝深さは円形穴19の穴深さと同じになっている。
このように構成された外周鉄心13は、周方向伸展部15が、第1突起部21を長穴部18に遊嵌状態に嵌合させ、その他側を周方向伸展部収納凹部16内に収納されて、鉄心本体部14に組み付けられて構成される。これにより、周方向伸展部15が、第1突起部21周りに回動可能に、かつ第1突起部21が長穴部18に案内されて長穴部18の穴方向に移動可能に鉄心本体部14に取り付けられる。
周方向伸展部収納凹部16から突出する周方向伸展部15の端部が、他の鉄心本体部14の周方向伸展部接続凹部17内に収納され、第2突起部22を円形穴19に遊嵌状態に嵌合させて、第2突起部22周りに回動可能に他の鉄心本体部14に接続される。これにより、図5から図8に示されるように、8個の鉄心本体部14が周方向伸展部15を介して一続きに連結された外周鉄心アッセンブリ23が組み立てられる。このように組み立てられた外周鉄心アッセンブリ23は、第1突起部21が長穴部18内を穴方向に往復移動して、図5および図6に示される周方向伸展部15が縮小する縮小状態と、図7および図8に示される周方向伸展部15が伸展する伸展状態と、をとる。
つぎに、回転子10の組み立て方法について図9から図17を参照しつつ説明する。図9はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを直線状に展開した状態を示す模式図、図10はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを環状に曲げる過程を示す模式図、図11はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを環状に曲げた状態を示す模式図、図12はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリを連結した状態を示す模式図、図13はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着する方法を説明する模式図、図14はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す模式図、図15はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図、図16はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す模式図、図17はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。
まず、永久磁石12を回転子鉄心11の磁石搭載面11dのそれぞれに接着固定する。
ついで、図9に示されるように、各周方向伸展部15を伸展させて、外周鉄心アッセンブリ23を直線状に展開する。ついで、図10および図11に示されるように、鉄心本体部14を第1および第2突起部21,22周りに回動させて、8個の鉄心本体部14を環状に曲げる。ついで、環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリ23の一側の鉄心本体部14から伸展された周方向伸展部15の第2突起部22を、外周鉄心アッセンブリ23の他側の鉄心本体部14の溝部20に外径側から圧入して、円形穴19に嵌合させる。これにより、図12に示されるように、外周鉄心アッセンブリ23を構成する8個の鉄心本体部14が周方向伸展部15により環状に連結される。
ついで、図13に示されるように、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ23の環状体を、軸方向から回転子鉄心11に外嵌状態に装着する。これにより、図14および図15に示されるように、鉄心本体部14は、それぞれ、永久磁石12と相対して、永久磁石12の径方向外方に離間して配置される。ついで、第1突起部21を長穴部18内を周方向伸展部収納凹部16の底部側に移動させつつ、第1および第2突起部21,22周りに回動させて、周方向伸展部15を縮小させる。これにより、図16および図17に示されるように、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ23の環状体が縮径され、鉄心本体部14が永久磁石12の外周面に当接する。このとき、接着剤が永久磁石12の外周面に塗布されており、鉄心本体部14が永久磁石12に接着固定される。なお、周方向伸展部15は、回転子鉄心11から離間している。
ここで、周方向伸展部15の長さL2は、周方向伸展部15を周方向伸展部収納凹部16から完全に伸展させた外周鉄心アッセンブリ23の環状体が、鉄心本体部の13を永久磁石12から離間させて、回転子鉄心11に外嵌状態に装着できる長さに設定される。また、長穴部18の穴長さL1は、少なくとも、周方向伸展部15が、完全に伸展した状態から、縮小して隣り合う永久磁石12に接着固定された鉄心本体部14間に接続される状態まで移動できる長さに設定される。
このように構成された回転子10では、外周鉄心13が永久磁石12の外周面上に配設されているので、永久磁石12の減磁が防止される。
また、隣り合う永久磁石12の外周面上に配設された鉄心本体部14が周方向伸展部15のみでブリッジされているので、周方向への漏れ磁束が低減され、モータ特性の低下を抑制できる。
外周鉄心13が電磁鋼板の積層体で構成されているので、渦電流の発生が抑制され、モータ効率を向上させることができる。
周方向伸展部15が伸展/縮小可能に鉄心本体部14に装着されている。そこで、周方向伸展部15を縮小させることにより、直線状に展開された外周鉄心アッセンブリ23の長さを短縮できるので、パレットなどに高密度に集積でき、移動や保管が容易となる。周方向伸展部15を縮小させることにより、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ23を縮径できるので、永久磁石12への組み付け作業待ちの外周鉄心アッセンブリ23の待機場所の面積を少なくでき、組み立てラインの省スペース化が図られる。周方向伸展部15を伸展させて外周鉄心アッセンブリ23の径を容易に拡大できるので、待機する外周鉄心アッセンブリ23の径を拡大して直ちに永久磁石12への組み付け工程に移行でき、組み立て時間を短縮できる。外周鉄心アッセンブリ23の径を拡大して回転子鉄心11に軸方向から外嵌状態に装着しているので、外周鉄心アッセンブリ23の回転子鉄心11への装着時に、外周鉄心13と永久磁石12との接触が回避され、永久磁石12の損傷発生を抑制できる。
溝部20が径方向に延びているので、周方向伸展部15を周方向に伸展させたときに、第2突起部22が周方向の張力により円形穴19から外れることがない。したがって、外周鉄心アッセンブリ23を回転子鉄心11に装着する過程で、周方向伸展部15が外れることが無く、外周鉄心アッセンブリ23の回転子鉄心11への装着作業性が高められる。
つぎに、外周鉄心アッセンブリ23の製造方法について図18および図19を参照しつつ説明する。図18はこの発明の実施の形態1に係る外周鉄心アッセンブリの製造方法における電磁鋼板打ち抜き工程を説明する図、図19はこの発明の実施の形態1に係る外周鉄心アッセンブリの製造方法における電磁鋼板打ち抜き工程で打ち抜かれた電磁鋼板の積層状態を示す斜視図である。
まず、電磁鋼板のロール材30は矢印Aの方向に一定のピッチで送られる。そして、図18に示されるように、第1ショットから第3ショットまでは、それぞれ、第1電磁鋼板30aがロール材30の幅方向に並んで同時に2枚打ち抜かれる。第4ショットから第6ショットまでは、それぞれ、第2電磁鋼板30bと第3電磁鋼板30cがロール材30の幅方向に交互に並んで2枚ずつ打ち抜かれる。第7ショットから第54ショットまでは、それぞれ、第1電磁鋼板30aがロール材30の幅方向に並んで同時に2枚打ち抜かれる。第55ショットから第57ショットまでは、それぞれ、第2電磁鋼板30bと第3電磁鋼板30cがロール材30の幅方向に交互に並んで2枚ずつ打ち抜かれる。第58ショットから第60ショットまでは、それぞれ、第1電磁鋼板30aがロール材30の幅方向に並んで同時に2枚打ち抜かれる。
ここで、第3ショット、第7ショット、第54ショットおよび第57ショットにおいて、長穴部18、円形穴19および溝部20が第1電磁鋼板30aに同時に形成される。また、第4ショット、第6ショット、第55ショットおよび第56ショットにおいて、第1突起部21および第2突起部22が第3電磁鋼板30aに同時に形成される。そして、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cは、1ショット前に打ち抜かれた第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cの上に順次積層される。この積層過程で、第1突起部21が長穴部18に嵌合され、第2突起部22が円形穴19に嵌合される。そこで、第60ショットか終了すると、図19に示されるように、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cが60層に積み重ねられた積層体が2列に並んで形成される。
ついで、第1および第2電磁鋼板30a,30bの積層体がカシメ、溶接などにより一体化され、鉄心本体部14が作製される。また、第3電磁鋼板30cの積層体がカシメ、溶接などにより一体化され、周方向伸展部15が作製される。これにより、鉄心本体部14が周方向伸展部15により連結された2つの外周鉄心13が作製される。そして、周方向伸展部15により連結された2つの外周鉄心13の組を4組作製する。ついで、鉄心本体部14から伸展された周方向伸展部15の第2突起部22を、他の組の鉄心本体部14の溝部20に圧入して、円形穴19に嵌合させ、8個の鉄心本体部14が周方向伸展部15により一続きに連結された外周鉄心アッセンブリ23を作製する。
なお、図18および図19では、第1〜第3電磁鋼板30a,30b,30cをロール材30の幅方向に2列に打ち抜いているが、幅の広いロール材30を用い、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cを幅方向に8列に打ち抜いて、8個の鉄心本体部14が周方向伸展部15により一続きに連結された外周鉄心アッセンブリ23を一度に作製することが望ましい。
この実施の形態1では、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cを、長さ方向をロール材30の幅方向に一致させてロール材30の幅方向に多列に並んで、ロール材30を一定のピッチで送りながら、互いに近接させて打ち抜いているので、材料歩留まりが高められる。
また、打ち抜き工程において、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cを打ち抜きながら、長穴部18、円形穴19、溝部20、第1および第2突起部21,22を第1および第3電磁鋼板30a,30cに形成し、さらに、打ち抜かれた第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cを、1ショット前に打ち抜かれた第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cの上に順次積層している。そこで、打ち抜き工程終了後、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cの積層体をカシメ、溶接などにより一体化することにより、外周鉄心13を作製できるので、鉄心本体部14および周方向伸展部15を組み立てる工程、および外周鉄心13を組み立てる工程を省略でき、回転子10を短時間で組み立てることができる。
さらに、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cをロール材30の幅方向に2列に打ち抜いているので、外周鉄心13同士を連結させる工程が少なくなり、外周鉄心アッセンブリ23を短時間で組み立てることができる。また、第1から第3電磁鋼板30a,30b,30cをロール材30の幅方向に8列に打ち抜けば、外周鉄心13同士を連結させる工程を省略でき、外周鉄心アッセンブリ23をさらに短時間で組み立てることができる。
ここで、比較のための従来技術における回転子の製造方法について説明する。図20は第1の従来の回転子の製造方法を説明する模式図、図21は第2の従来の回転子の製造方法を説明する模式図である。
まず、永久磁石12を回転子鉄心11の磁石搭載面11dのそれぞれに接着固定する。ついで、第1の従来の回転子の製造方法では、図20に示されるように、外周鉄心取り付け治具31に外周鉄心32を吸着保持させ、永久磁石12の外周面上に1つずつ接着固定する。
また、第2の従来の回転子の製造方法では、図21に示されるように、8本の外周鉄心取り付け治具31を径方向に移動可能に等角ピッチで周方向に配列させ、外周鉄心取り付け治具31のそれぞれに外周鉄心32を吸着保持させる。そして、外周鉄心取り付け治具31を径方向内方に同時に移動させ、全ての永久磁石12の外周面上に同時に接着固定する。
このように、第1の従来の回転子の製造方法では、外周鉄心取り付け治具31に外周鉄心32を吸着保持させ、永久磁石12の外周面上に1つずつ接着固定しなければならないので、外周鉄心32の永久磁石12への取り付け時間が長くなる。
また、第2の従来の回転子の製造方法では、外周鉄心取り付け治具31が永久磁石12の個数分必要となるとともに、外周鉄心取り付け治具を回転子鉄心11の外周に環状に配列し、かつ径方向に往復移動可能に構成する必要があるので、大掛かりな製造設備が必要となり、製造コストが増加する。
この実施の形態1では、永久磁石12の個数分の鉄心本体部14が周方向伸展部15により伸展/縮小可能に連結されているので、回転子鉄心11を取り囲むよう環状に鉄心本体部14を配列できる。そこで、環状に配列された鉄心本体部14を縮径して永久磁石12の外周面に同時に接着固定できるので、外周鉄心13の永久磁石12への取り付け時間を短縮できるとともに、製造設備の簡略化が可能となり、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施の形態1では、周方向伸展部15を完全に伸展させて外周鉄心アッセンブリ23を直線状に展開させ、ついで外周鉄心アッセンブリ23を環状に曲げ、その後環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリ23を連結一体化しているが、周方向伸展部15を縮小させた外周鉄心アッセンブリ23を環状に曲げ、ついで環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリ23を連結一体化し、回転子鉄心11に装着される際に、周方向伸展部15を伸展させて外周鉄心アッセンブリ23の環状体の径を拡大してもよい。
実施の形態2.
図22はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子を示す斜視図、図23はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における回転子を模式的に示す端面図である。
図22および図23において、周方向伸展部15は、隣の鉄心本体部14の周方向伸展部接続凹部17との接続を解除され、縮小されて周方向伸展部収納凹部16内に収納されて、鉄心本体部14に接着固定されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、長穴部18の穴長さL1が、完全に縮小させた状態の周方向伸展部15が、隣りの永久磁石12に接着固定された鉄心本体部14から離間するに十分な長さに設定されている。そこで、上記実施の形態1と同様に、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ23の鉄心本体部14を永久磁石12のそれぞれに接着固定する。その後、各外周鉄心13において、周方向伸展部15を第1突起部21周りに回動させて、第2突起部22を円形穴19から溝部20内を通して鉄心本体部14の径方向外側に抜け出させ、鉄心本体部14との接続を解除する。その後、周方向伸展部15を縮小させ、周方向伸展部15の周方向伸展部収納凹部16内に収納されている部分を鉄心本体部14に接着固定している。
したがって、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態2によれば、隣り合う鉄心本体部14間の周方向伸展部15による接続が解除されている。そこで、隣り合う外周鉄心13が磁気的に絶縁状態となり、磁束の漏れる経路が存在しないので、周方向への漏れ磁束が無くなり、モータ特性を向上させることができる。
実施の形態3.
図24はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心を示す分解斜視図、図25はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。
図24および図25において、外周鉄心40は、永久磁石12の外周面を覆う面形状を有する矩形平板状の鉄心本体部41と、鉄心本体部41に伸展/縮小可能に取り付けられた周方向伸展部42と、を備える。鉄心本体部41は、矩形平板状に打ち抜かれた第1および第2電磁鋼板30a,30bを積層、一体化して作製される。このとき、例えば、積層方向の両端から4枚目から7枚目の4枚の第2電磁鋼板30bの長さを第1電磁鋼板30aの長さより短くして、積層一体化される。これにより、周方向伸展部収納凹部43と周方向伸展部接続凹部44が、鉄心本体部41の積層方向の両端側の長さ方向の両側に、積層方向の位置を同じくして形成される。なお、第1および第2電磁鋼板30a,30b、および後述する第3および第3電磁鋼板30c,30dの長辺の長さ方向および短辺の長さ方向を、長さ方向および幅方向とする。
第1嵌合穴としての円形穴47が、周方向伸展部収納凹部43の相対する内壁面の一端側のそれぞれに相対するように凹設されている。また、第2嵌合穴としての円形穴48が周方向伸展部接続凹部44の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。さらに、溝部49が、溝方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として、円形穴48から第1電磁鋼板30aの長さ方向の他側縁部に至るように、周方向伸展部接続凹部44の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。
周方向伸展部42は、矩形平板状に打ち抜かれた2枚の第3電磁鋼板30cを積層一体化して作製された伸展本体部45と、それぞれ、第3電磁鋼板30より長さが短い矩形平板状に打ち抜かれた第4電磁鋼板30dにより作製され、伸展本体部45を挟み込むように配置される2枚の鉄心保持部46と、を備える。そして、円形穴48に嵌合される第2軸としての第2突起部50が、伸展本体部45の両面の一端側に同軸に突設されている。また、第3嵌合穴としての円形穴51が、伸展本体部45の両面の他端側に同軸に凹設されている。そして、円形穴47に嵌合される第1軸としての第1突起部52が、鉄心保持部46の一面の長さ方向一端側に突設されている。また、円形穴51に嵌合される第3突起部53が、鉄心保持部46の他面の長さ方向他端側に突設されている。
なお、円形穴47の内径および穴深さは、それぞれ、第1突起部52の外径および高さより僅かに大きくなっている。また、円形穴48の内径および穴深さは、それぞれ、第2突起部50の外径および高さより僅かに大きくなっている。さらに、溝部49の溝幅は第2突起部50の外径より僅かに小さく、溝部49の溝深さは円形穴48の穴深さと同じになっている。また、円形穴51の内径および穴深さは、第3突起部53の外径および高さより僅かに大きくなっている。
周方向伸展部42は、2枚の鉄心保持部46により伸展本体部45を挟み込み、第3突起部53を円形穴51に遊嵌状態に嵌合させて構成される。そして、外周鉄心40は、周方向伸展部42が、第1突起部52を円形穴47に遊嵌状態に嵌合させて、周方向伸展部収納凹部43内に収納されて、鉄心本体部41に組み付けられて構成される。これにより、周方向伸展部42は、鉄心保持部46が第1突起部52周りに回動し、伸展本体部45が周方向に伸展/縮小可能に鉄心本体部41に取り付けられる。
ここで、第1から円形穴47,48,51、溝部49、および第1から第3突起部52,50,53は、第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dの打ち抜き工程で同時に形成される。そして、打ち抜かれた第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dは、1ショット前に打ち抜かれた第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dの上に順次重ねられ、同時に第1から第3突起部52,50,53が第1から円形穴47,48,51に嵌合される。さらに、打ち抜き工程完了後、重ねられた第1および第2電磁鋼板30a,30bを一体化し、第3電磁鋼板30cを一体化して、8つの外周鉄心40を一続きに接続した外周鉄心アッセンブリ55が作製される。
このように構成された外周鉄心アッセンブリ55の伸展/縮小動作について図26を参照しつつ説明する。図26はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における外周鉄心アッセンブリの伸展/縮小動作を説明する図であり、図26の(a)は縮小状態を示し、図26の(b)は伸展状態を示している。
周方向伸展部42に縮小時には、図26の(a)に示されるように、鉄心保持部46が第3突起部53を周方向伸展部収納凹部43内に入れるように第1突起部52周りに回動し、伸展本体部45と鉄心保持部46が折り畳まれて周方向伸展部収納凹部43内に収納される。また、周方向伸展部42の伸展時には、図26の(b)に示されるように、鉄心保持部46が第3突起部53を周方向伸展部収納凹部43から出すように第1突起部52周りに回動し、伸展本体部45と鉄心保持部46が直線状となって周方向伸展部収納凹部43から突出する。これにより、第1突起部52と第3突起部53との間の距離をL3としたときに、周方向伸展部42の伸展距離は(2×L3)となる。
つぎに、回転子10Aの組み立て方法について図27から図30を参照しつつ説明する。図27はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す模式図、図28はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図、図29はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す模式図、図30はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。
まず、上記実施の形態1と同様に、外周鉄心アッセンブリ55を直線状に展開し、外周鉄心アッセンブリ55を環状に曲げ、環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリ55を連結して環状体を作製する。ついで、図27および図28に示されるように、外周鉄心アッセンブリ55の環状体の径を大きくし、回転子鉄心11に外嵌状態に装着する。ついで、図28中、鉄心保持部46を第1突起部52周りに反時計回りに回動させ、第3突起部53を外径側に移動させて、周方向伸展部42を縮小させる。これにより、図29および図30に示されるように、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ55の環状体が縮径され、鉄心本体部41が永久磁石12の外周面に当接する。このとき、接着剤が永久磁石12の外周面に塗布されており、鉄心本体部41が永久磁石12に接着固定される。また、周方向伸展部42は、回転子鉄心11から離間している。
したがって、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態3によれば、周方向伸展部42は、伸展本体部45と鉄心保持部46が折り畳まれて周方向伸展部収納凹部43内に収納され、鉄心保持部46が第1突起部52周りに回動して伸展するので、伸展距離を周方向伸展部収納凹部43の周方向長さより長くできる。したがって、極数が多く、永久磁石12の周方向幅が短くなる回転子に対しても、簡易に適用できる。
また、隣り合う鉄心本体部41が周方向伸展部42により第1から第3突起部52,50,53の3箇所で回動可能に連結されているので、隣り合う鉄心本体部41の角度を簡易に調整でき、外周鉄心アッセンブリ55の取り付け作業性が高められる。
また、溝部49が円形穴48から溝方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として、円形穴48から第1電磁鋼板30aの長さ方向の他側縁部に至るように、周方向伸展部接続凹部44の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。そこで、溝部49の溝方向が周方向伸展部42の伸展/縮小方向に一致するので、周方向伸展部42の周方向伸展部接続凹部44との接続/接続解除作業が容易となる。
なお、上記実施の形態3では、隣り合う鉄心本体部41が周方向伸展部42により接続されているが、隣り合う鉄心本体部41の周方向伸展部42の接続を解除し、周方向伸展部42を周方向伸展部収納凹部43内に収納した状態で鉄心本体部41に接着固定してもよい。
実施の形態4.
図31はこの発明の実施の形態4に係る回転電機における外周鉄心を示す要部分解斜視図である。
図31において、第2長穴部56が、穴方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として周方向伸展部収納凹部43の相対する内壁面の一端側のそれぞれに相対するように凹設されている。また、第3長穴部57が穴方向を第3電磁鋼板30cの長さ方向として伸展本体部45の両面の他端側に同軸に凹設されている。周方向伸展部42Aは、2枚の鉄心保持部46により伸展本体部45を挟み込み、第3突起部53を第3長穴部57に遊嵌状態に嵌合させて構成される。そして、外周鉄心40Aは、周方向伸展部42Aが、第1突起部52を第2長穴部56に遊嵌状態に嵌合させて、周方向伸展部収納凹部43内に収納されて、鉄心本体部41に組み付けられて構成される。
また、第2長穴部56の穴幅および穴深さは、それぞれ、第1突起部52の外径および高さより僅かに大きくなっている。また、第3長穴部57の内径および穴深さは、それぞれ、第3突起部53の外径および高さより僅かに大きくなっている。
なお、この実施の形態4は、円形穴47、51に換えて第2および第3長穴部56,57を形成している点を除いて、上記実施の形態3と同様に構成されている。
この実施の形態4においても、第2および第2長穴部56,57、円形穴48、溝部49、および第1から第3突起部52,50,53は、第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dの打ち抜き工程で同時に形成される。そして、打ち抜かれた第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dは、1ショット前に打ち抜かれた第1から第4電磁鋼板30a,30b,30c,30dの上に順次重ねられ、同時に第1から第3突起部52,50,53が第2長穴部56、円形穴48および第3長穴部57に嵌合される。さらに、打ち抜き工程完了後、重ねられた第1および第2電磁鋼板30a,30bを一体化し、第3電磁鋼板30cを一体化して、8つの外周鉄心40を一続きに接続した外周鉄心アッセンブリ55Aが作製される。
つぎに、回転子10Bの組み立て方法について図32および図33を参照しつつ説明する。図32はこの発明の実施の形態4に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に装着した状態を示す要部拡大模式図、図33はこの発明の実施の形態4に係る回転電機の回転子組み立て方法における外周鉄心アッセンブリを永久磁石に固着した状態を示す要部拡大模式図である。
まず、上記実施の形態3と同様に、外周鉄心アッセンブリ55Aを直線状に展開し、外周鉄心アッセンブリ55Aを環状に曲げ、環状に曲げられた外周鉄心アッセンブリ55Aを連結して環状体を作製する。ついで、図31に示されるように、外周鉄心アッセンブリ55Aの環状体の径を大きくし、回転子鉄心11に外嵌状態に装着する。ついで、図33中、鉄心保持部46を第2長穴部56を案内にして周方向伸展部収納凹部43の底部側に移動させ、伸展本体部45を第3長穴部57を案内にして第1突起部52側に移動させ、周方向伸展部42Aを縮小させる。これにより、図32に示されるように、環状に連結された外周鉄心アッセンブリ55Aの環状体が縮径され、鉄心本体部41が永久磁石12の外周面に当接する。このとき、接着剤が永久磁石12の外周面に塗布されており、鉄心本体部41が永久磁石12に接着固定される。また、周方向伸展部42Aは、回転子鉄心11から離間している。
したがって、この実施の形態4においても、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。
この実施の形態4によれば、円形穴47、51に換えて第2および第3長穴部56,57を形成しているので、上記実施の形態3に比べて、第2および第3長穴部56,57の穴長さ分、伸展距離を長くできる。したがって、極数が多く、永久磁石12の周方向幅が短くなる回転子に対しても、簡易に適用できる。
なお、上記実施の形態4では、隣り合う鉄心本体部41が周方向伸展部42Aにより接続されているが、隣り合う鉄心本体部41の周方向伸展部42Aの接続を解除し、周方向伸展部42Aを周方向伸展部収納凹部43内に収納した状態で鉄心本体部41に接着固定してもよい。
実施の形態5.
図34はこの発明の実施の形態5に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。
図34において、円形穴19が周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。さらに、溝部61が、溝方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として、円形穴19から周方向伸展部接続凹部17の底部側に進み、そこから溝方向を第1電磁鋼板30aの幅方向として、第1電磁鋼板30aの幅方向の外径側縁部に至るように、周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、この実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
遠心力が外周鉄心アッセンブリ23に作用すると、外周鉄心アッセンブリ23は径を拡大するように変形しようとする。これにより、周方向の張力が周方向伸展部15に発生する。この実施の形態5によれば、溝部61は円形穴19から周方向伸展部接続凹部17の底部側に延びているので、周方向の張力は第2突起部22を介して円形穴19の内壁面で受けられ、第2突起部22の抜けが防止される。また、遠心力が周方向伸展部15に作用しても、周方向伸展部15を径方向外方に移動させる力は第2突起部22を介して円形穴19の内壁面で受けられ、第2突起部22の抜けが防止される。したがって、周方向伸展部15が回転電機の動作中に外れるような不具合の発生が抑制される。
実施の形態6.
図35はこの発明の実施の形態6に係る回転電機における外周鉄心の周方向伸展部接続凹部周りを示す要部斜視図である。
図35において、円形穴19が周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。さらに、溝部62が、溝方向を第1電磁鋼板30aの長さ方向として、円形穴19から周方向伸展部接続凹部17の底部側に進み、そこから溝方向を第1電磁鋼板30aの幅方向として、第1電磁鋼板30aの幅方向の内径側縁部に至るように、周方向伸展部接続凹部17の相対する内壁面のそれぞれに相対するように凹設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、この実施の形態6においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態6によれば、溝部62は円形穴19から周方向伸展部接続凹部17の底部側に延びているので、周方向の張力や遠心力が周方向伸展部15に作用しても、第2突起部22の抜けが防止される。したがって、周方向伸展部15が回転電機の動作中に外れるような不具合の発生が抑制される。
また、溝部62が永久磁石12により塞口されているので、第2突起部22の抜けを確実に防止できる。
なお、上記各実施の形態では、8極9スロットの回転電機について説明しているが、極数およびスロット数は、8極および9スロットに限定されない。
また、上記各実施の形態では、モータについて説明しているが、本発明は、発電機に適用しても、同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、回転子が固定子の内周側に配置されたインアーロータ型のモータについて説明しているが、本発明は、回転子が固定子の外周側に配置されるアウターロータ型のモータに適用しても、同様の効果が得られる。
また、上記各実施の形態では、矩形平板状の永久磁石を用いているが、永久磁石の断面形状は矩形に限定されない。例えば、永久磁石は、内周面を平坦面、外周面を外径側に凸状の曲面とする蒲鉾状に作製してもよい。この場合、鉄心本体部の内周面を永久磁石の外周面に適合する曲面に形成することになる。また、永久磁石は、内周面および外周面を外径側に凸状の曲面とする断面円弧形の短冊状に作製してもよい。この場合には、回転子鉄心の磁石搭載面を永久磁石の内周面に適合する曲面に形成し、鉄心本体部の内周面を永久磁石の外周面に適合する曲面に形成することになる。
また、上記各実施の形態では、外周鉄心アッセンブリの両端を連結した環状体を回転子鉄心に外嵌状態に装着し、環状体を縮径して鉄心本体部を永久磁石に接着固定しているが、直線状に展開した外周鉄心アッセンブリの一端に位置する鉄心本体部を回転子鉄心に固定された永久磁石群の一つの永久磁石に固定した後、鉄心本体部が永久磁石に順次接するように外周鉄心アッセンブリを回転子鉄心に巻き付け、鉄心本体部を永久磁石に固着してもよい。
4 固定子、5 固定子鉄心、7 固定子巻線、10,10A,10B 回転子、11 回転子鉄心、12 永久磁石、13,40,40A 外周鉄心、14,41 鉄心本体部、15,42,42A 周方向伸展部、16,43 周方向伸展部収納凹部、17,44 周方向伸展部接続凹部、18 第1長穴部、19 円形穴(第2嵌合穴)、21 第1突起部(第1軸)、22 第2突起部(第2軸)、23,55,55A 外周鉄心アッセンブリ、45 伸展本体部、46 鉄心保持部、47 円形穴(第1嵌合穴)、48 第2嵌合穴、51 円形穴(第3嵌合穴)、49,61,62 溝部、50 第2突起部(第2軸)、52 第2突起部(第2軸)、53 第3突起部(第3軸)、56 第2長穴部、57 第3長穴部。

Claims (8)

  1. 環状の固定子鉄心、および上記固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、
    上記固定子鉄心の内周側、又は外周側に磁気的空隙を介して同軸に配設された回転子鉄心、上記回転子鉄心の上記固定子鉄心側の表面に固着されて周方向に配列された複数の永久磁石、およびそれぞれ、磁性鋼板を積層して形成されており、上記複数の永久磁石のそれぞれの上記固定子鉄心側の表面に固着された複数の外周鉄心を有する回転子と、を備え、
    上記外周鉄心は、
    上記回転子鉄心と磁気的に絶縁されて、かつ上記永久磁石の上記固定子鉄心側の表面を覆うように上記永久磁石に固着されており、周方向伸展部収納凹部が周方向一側に凹設され、周方向伸展部接続凹部が上記周方向伸展部収納凹部と軸方向位置を同じくして周方向他側に凹設されている鉄心本体部と、
    上記周方向伸展部収納凹部内に収納されている状態で、軸心を軸方向とする第1軸周りに回動可能に、かつ周方向に伸展/縮小可能に上記鉄心本体部に装着されており、上記周方向伸展部収納凹部から突出する一端部が周方向の一側に位置する上記鉄心本体部の上記周方向伸展部接続凹部に軸心を軸方向とする第2軸周りに回動可能に、着脱可能に、かつ接続可能に構成されている周方向伸展部と、を有することを特徴とする回転電機。
  2. 上記第1軸が、上記周方向伸展部の他端部の軸方向両面に同軸に突設された第1突起部により構成され、
    第1長穴部が、穴方向を周方向として、上記周方向伸展部収納凹部の軸方向に相対する両内壁面に相対して凹設され、
    上記周方向伸展部が、上記第1突起部上記第1長穴部に遊嵌状態に嵌合されている状態で、上記第1突起部周りに回動可能に、かつ上記第1長穴部の穴方向に往復移動可能に上記鉄心本体部に装着されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 上記周方向伸展部が、第3嵌合穴が他端部の軸方向両面に同軸に凹設されている伸展本体部と、それぞれ、一端部の軸方向の一面に同軸に突設された第3突起部を有し、上記伸展本体部の軸方向両側に配置され、かつ上記第3突起部上記第3嵌合穴に遊嵌状態に嵌合されている状態で、上記第3突起部周りに回動可能に上記伸展本体部に連結されている一対の鉄心保持部と、を備え、
    上記第1軸が、上記一対の鉄心保持部のそれぞれの他端部の軸方向の他面に同軸に突設された第1突起部により構成され、
    第1嵌合穴が、上記周方向伸展部収納凹部の軸方向に相対する両内壁面の周方向一端部に相対して凹設され、
    上記周方向伸展部が、上記第1突起部上記第1嵌合穴に遊嵌状態に嵌合されている状態で、上記第1突起部周りに回動可能に上記鉄心本体部に装着されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  4. 上記周方向伸展部が、第3長穴が穴方向を長さ方向として他端部の軸方向両面に同軸に凹設されている伸展本体部と、それぞれ、一端部の軸方向の一面に同軸に突設された第3突起部を有し、上記伸展本体部の軸方向両側に配置され、かつ上記第3突起部上記第3長穴部に遊嵌状態に嵌合されている状態で、上記第3突起部周りに回動可能に、かつ上記第3長穴部の穴方向に往復移動可能に上記伸展本体部に連結されている一対の鉄心保持部と、を備え、
    上記第1軸が、上記一対の鉄心保持部のそれぞれの他端部の軸方向の他面に同軸に突設された第1突起部により構成され、
    第2長穴部が、穴方向を周方向として、上記周方向伸展部収納凹部の軸方向に相対する両内壁面の周方向一端部に相対して凹設され、
    上記周方向伸展部が、上記第1突起部上記第2長穴部に遊嵌状態に嵌合されている状態で、上記第1突起部周りに回動可能に、かつ上記第2長穴部の穴方向に往復移動可能に上記鉄心本体部に装着されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  5. 上記第2軸が、上記周方向伸展部収納凹部から突出する上記周方向伸展部の一端部の軸方向両面に同軸に突設された第2突起部により構成され、
    上記第2突起部が遊嵌状態に嵌合される第2嵌合穴が、上記周方向伸展部接続凹部の軸方向に相対する両内壁面に同軸に凹設され、
    溝部が、上記周方向伸展部接続凹部の軸方向に相対する両内壁面に、上記第2嵌合穴から上記周方向伸展部接続凹部の縁部に至るように相対して凹設され、
    上記第2突起部が上記溝部を通って上記第2嵌合穴に嵌合/嵌合解除可能に構成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 上記周方向伸展部は、周方向一側に位置する上記鉄心本体部との接続が解除され、かつ縮小状態で上記周方向伸展部収納凹部内に収納されている状態で、上記鉄心本体部に固着されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の製造方法において、
    上記永久磁石を上記回転子鉄心の上記固定子鉄心側の表面に固着する工程と、
    上記周方向伸展部の一端部を上記周方向伸展部接続凹部に接続して、上記永久磁石の個数と同数の上記外周鉄心を一続きに連結して外周鉄心アッセンブリを組み立てる工程と、
    上記周方向伸展部を上記第1軸および上記第2軸周りに回動させて、上記外周鉄心アッセンブリを環状に曲げる工程と、
    上記外周鉄心アッセンブリの一端に位置する上記外周鉄心の上記周方向伸展部を、上記外周鉄心アッセンブリの他端に位置する上記外周鉄心の上記周方向伸展部接続凹部に接続して上記外周鉄心アッセンブリの環状体を作製する工程と、
    上記周方向伸展部を伸展、又は縮小させて上記外周鉄心アッセンブリの環状体の径を拡大、又は縮小させ、軸方向から上記回転子鉄心に外嵌状態、又は内嵌状態に装着する工程と、
    上記鉄心本体部が上記永久磁石の表面に接するように上記周方向伸展部を縮小、又は伸展させて上記外周鉄心アッセンブリの環状体の径を縮小、又は拡大させ、上記鉄心本体部を上記永久磁石に接着固定する工程と、を備えることを特徴とする回転電機の製造方法。
  8. 上記鉄心本体部を上記永久磁石に接着固定する工程に引き続いて、上記周方向伸展部と上記周方向伸展部接続凹部との接続を解除し、上記周方向伸展部を縮小させて上記周方向伸展部収納凹部に収納させ、上記周方向伸展部を上記鉄心本体部に接着固定する工程を備えていることを特徴とする請求項7記載の回転電機の製造方法。
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