JP2011133020A - 端末支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成によりケーブル端末の固定作業を迅速容易に行うことができる端末支持装置の提供を目的とする。
【解決手段】本体10と、ソケット20と、ストッパ30と、付勢部材40と、ロック部材50とを備える。ロック部材50は、ソケット20及びストッパ30間に介在されるロック位置と、ソケット20及びストッパ30間から外方に離脱したロック解除位置との間で移動可能となるように配置されたロック本体51を備える。ロック本体51は嵌合突起54を備え、ストッパ30は、ロック位置にあるロック本体51の嵌合突起54と嵌合する嵌合凹部42aを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルの端末をブラケットにより支持するための端末支持装置に関する。
車両用コントロールケーブルなどのケーブルの端末を支持する装置として、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。図9に示すように、この端末支持装置100は、内部にケーブル101が挿通されるソケット部材102と、ソケット部材102の雄ねじ部102aに対して螺進退可能に取り付けられる筒状ナット部材103と、ソケット部材102のフランジ部102bと筒状ナット部材103の端部103aとの間に着脱可能に介在されるストッパ104とを備えている。筒状ナット部材103は、コイルスプリング105の付勢力によって締め付け方向に回動する。
使用時においては、筒状ナット部材103を、コイルスプリング105の付勢力に抗して緩み方向に回動し、ソケット部材102のフランジ部102bとの間にストッパ104を介在させて仮止めを行う。この後、ブラケット110の上縁に形成された切り欠き111に対して上方から装着することにより、ストッパ104が押し上げられて筒状ナット部材103とストッパ104との接触が解除され、筒状ナット部材103とフランジ部102bとの間で切り欠き111の周縁部を挟持する。この後、ストッパ104を押し下げて、ソケット部材102に設けられた一対の角部102c,102cの間にストッパ104の嵌合部104aを嵌合させると共に、ストッパ104の一対の脚部104b,104bの下端部に設けられた爪を、ソケット部材102に設けられた係合突起に係合させる。これにより、ストッパ104のロック部106が、筒状ナット部材103の係合部107に係合する。
上記従来の端末支持装置は、ストッパ104をソケット部材102及び筒状ナット部材103に係合させて、ブラケット10への取り付け後の筒状ナット部材103の緩みを係合により防止するように構成されているため、コイルスプリング105の付勢力を強くする必要がなく、ストッパ104の仮止めを作業現場において容易に行うことができる一方、筒状ナット部材103の緩みを防止するための構造や作業が繁雑なものになるという問題があった。
これに対し、筒状ナット部材103の緩み止めを不要にするためにコイルスプリング105の付勢力を強くすると、ストッパ104の仮止めが困難になることから、ストッパ104の構造や作業性をなるべく簡素化することが望まれる(例えば、特許文献2)。
ところが、コイルスプリング105の付勢力を強くして、該付勢力により緩み方向への筒状ナット部材103の回動を防止してブラケットへの取り付けをなすよう構成した場合には、ブラケット110への取り付け前の状態では、該付勢力により筒状ナット部材103とストッパ104との摩擦力が強くなるために、輸送中の振動等による筒状ナット部材103の回動方向の揺動がストッパ104へと伝達されてストッパ104が揺動するので、ソケット部材102と筒状ナット部材103との間にストッパ104を単に介在させるだけでは、ストッパ104が迫り上がって外れるおそれがある。このとき付勢力による筒状ナット部材103の回動を防止する場合には、ソケット部材102と筒状ナット部材103との間に介在するストッパ104が一旦外れてしまったら、ストッパ104を作業現場で再び仮止めする必要が生じるので、コイルスプリング105の付勢力が強いために作業者によっては困難な作業を強いられるおそれがあった。
特許4212832号公報 特開2002−122271号公報
そこで、本発明は、簡易な構成によりケーブル端末の固定作業を迅速容易に行うことができる端末支持装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、ケーブルの端末をブラケットにより支持するための端末支持装置であって、外周面に雄ねじが形成され内部にケーブルが挿通される管状部を有する本体と、前記管状部に進退可能に螺合されたソケットと、前記ソケットと対向するように前記管状部に固定されたストッパと、前記ソケットに対して前記ストッパに接近する方向の回転力を付与し、前記ブラケットを前記ソケットと前記ストッパとで狭持して前記ソケットの緩みを防止する付勢力を有する付勢部材と、前記ソケットとストッパとの間隔を保持するロック部材とを備え、前記ロック部材は、前記ソケット及びストッパ間に介在されるロック位置と、前記ソケット及びストッパ間から外方に離脱したロック解除位置との間で移動可能となるように配置されたロック本体を備え、前記ロック本体は、嵌合突起を備えており、前記ストッパは、ロック位置にある前記ロック本体の前記嵌合突起と嵌合する嵌合凹部を備える端末支持装置により達成される。
この端末支持装置において、前記嵌合突起が前記本体の周方向における一方の端部と他方の端部との間の位置に設けられることで、振動による揺動に抗するので迫り上がりがさらに防止されるので、好ましい。前記ロック本体の周方向の両端が脱離方向を規制するスライド用部材で狭持された場合においても、容易にスライド可能な様に前記ロック本体とスライド用部材との間に間隔を設ける必要があることから、前記嵌合突起があることにより、迫り上がりをさらに防止することができる。
また、前記ロック部材は、前記ロック本体の両側から前記ストッパを挟持するように延出する一対の腕部を備え、前記腕部は、延出方向に沿って延びる摺動溝を有しており、前記ストッパは、前記摺動溝が摺動自在に嵌合するガイドピンを備える構成にすることが好ましい。
また、前記嵌合突起は、前記嵌合凹部と嵌合する部分の幅が、前記ソケット側よりも前記ストッパ側において同等または広くなるように形成されていることが好ましい。
また、前記ストッパは、前記ソケットと対向する面に突出部を備え、前記嵌合凹部は、前記突出部の一部を切り欠き状に形成されており、前記ロック部材は、前記ロック本体が前記管状部に臨む側の面に形成された係止ブロックを更に備え、前記係止ブロックは、ロック位置において、前記突出部の突出端面に当接するように構成することが好ましい。
本発明の端末支持装置によれば、簡易な構成によりケーブル端末の固定作業を迅速容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る端末支持装置の斜視図である。 図1における矢示A方向の側面図である。 前記端末支持装置の一部の組立側面図である。 前記端末支持装置の他の一部の組立斜視図である。 前記端末支持装置のロック部材の側面図である。 図4の組立後の状態を示す斜視図である。 前記端末支持装置が装着されるブラケットの要部平面図である。 前記端末支持装置のロック部材の平面図である。 従来の端末支持装置の斜視図である。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る端末支持装置の斜視図であり、図2は、図1における矢示A方向の側面図である。図2においては、下半分を断面図で示している。
図1及び図2に示すように、端末支持装置1は、本体10、ソケット20、付勢部材30、ストッパ40及びロック部材50を備えている。
本体10は、筒状の基部11の中央から軸線を一致させて両側に延びる円筒状のケーシングキャップ12及び管状部13を備えている。管状部13は、外周面の略全体にわたって雄ねじ13aが形成されており、ガイドパイプ14が内部に遊挿されている。ケーシングキャップ12及びガイドパイプ14は、互いに連通する中空部12a,14aを有しており、これら中空部12a,14a内にコントロールケーブル等の各種ケーブル(図示せず)を挿通することができる。ケーシングキャップ12の挿入端にはフランジ部12bが形成されており、フランジ部12bが基部11内に固定されている。また、ガイドパイプ14の挿入端には球状部14bが形成されており、ガイドパイプ14が首振り可能となるように、球状部14bが基部11内に支持されている。
ソケット20は、有底筒状の部材であり、底部21の中央に形成された貫通孔22の内周面に雌ねじを有し、本体10の管状部13に進退可能に螺合されている。ソケット20の開口部23は、管状部13への螺合により基部11に緩やかに外嵌される。また、ソケット20の底部21の外面には貫通孔22の外縁に沿ってリング部21aが形成されており、ソケット20の側面には、後述する付勢部材30を係止する係止溝24が形成されている。
付勢部材30は、リコイルバネからなり、本体10の基部11とソケット20の底部21との間に介在されている。図3に組立側面図で示すように、付勢部材30は、両端部が折り曲げられており、一端部31がソケット20の係止溝24に係止され、径方向内方に折り曲げられた他端部32が管状部13に係止される。このような付勢部材30の配置によって、ソケット20には、管状部13の先端側(図2の矢示B方向)に向けて移動する方向の回転力が付与される。なお、図3においては、本体10の上半分を断面で示している。
ストッパ40は、図4に組立斜視図で示すように、リング状に形成され、開口部41の内周面に雌ねじを有しており、図2に示すように、ソケット20が螺合された管状部13に螺合されて、ソケット20の底部21の外面と対向するように配置される。ストッパ40は、ソケット20との対向面において、開口部41を挟んだ両側に一対の突出部42,43を備えている。各突出部42,43は、開口部41の周縁に沿って設けられており、一方の突出部42の中央には、嵌合凹部42aが切欠状に形成されている。この突出部42よりも後方の両側には、側方に突出する一対のガイドピン44,45が設けられており、各ガイドピン44,45の近傍にカバー突起46,47が設けられている。嵌合凹部42aは、本実施形態においては突出部42の突出方向と直交する方向に貫通して形成されているが、後述する嵌合突起54と底部が当接する有底状であってもよい。
また、ストッパ40は、ソケット20との対向面とは反対側の面に、複数の係止爪48(図1参照)を備えており、これら係止爪48が管状部13の先端縁に形成された係合溝13bと係合することで、ストッパ40が管状部13の先端部に回転不能に固定されている。
ロック部材50は、同じく図4に示すように、本体10の周方向に沿って長手状で緩やかに湾曲するブロック状のロック本体51と、ロック本体51の本体10の周方向の両端に結合された一対の腕部52,53とを備えている。一対の腕部52,53は、ストッパ40を挟持できるように同方向に延出している。図4及び図5に示すように、腕部52,53は、延出方向に沿って延びる摺動溝52a,53aが形成されており、摺動溝52a,53aの延出端側には、溝幅が拡げられて係止部52b,53bが形成されている。ロック部材50は、各摺動溝52a,53aに、ストッパ40のガイドピン44,45がそれぞれ摺動自在に嵌合されている。摺動溝52a,53aは、本実施形態においては貫通溝としているが、凹溝であってもよい。
また、ロック部材50は、ガイドピン44,45が摺動溝52a,53aの基端側に当接して、図2に示すように、ロック本体51がソケット20及びストッパ40間に介在されたロック位置から、ロック本体51が矢示C方向に上昇すると、ガイドピン44,45が摺動溝52a,53aの延出端側に当接し、ロック本体51がソケット20及びストッパ40間から外方に離脱したロック解除位置まで移動するように構成されている。つまり、一対の腕部52、53は、ロック部材50の移動をロック位置からロック解除位置までの移動に規制している。そのため、一対の腕部52、53によるストッパー40の狭持は、端末支持装置1が容易にブラケットへ取り付け可能なように、強固なものではなく、一対の腕部52,53とストッパ40との間に若干の間隙が生じるなど摺動が容易なように取り付けられている。
ロック本体51は、ストッパ40の開口部41側である管状部13に臨む面に、嵌合突起54が設けられており、図6に斜視図で示すように、ロック部材50がロック位置にあるときに、ストッパ40の嵌合凹部42aに嵌合突起54が嵌合する。ロック本体51は、更に、嵌合突起54に隣接配置された係止ブロック55を備えている。係止ブロック55は、嵌合突起54よりも幅広であり、嵌合突起54との接続部両側に段部55a,55bを形成している。段部55a,55bは、ロック位置において、突出部42の突出端面と当接する。
次に、上記の構成を備える端末支持装置1を用いて、ケーブルの端末を固定する方法を説明する。まず、ソケット20を付勢部材30の付勢力に抗してストッパ40との間隔を拡げる方向に回転し、ロック本体51をソケット20及びストッパ40間に介在させて、図1及び図2に示すように、ロック部材50をロック位置に予めセットする。これにより、ソケット20のリング21aと、ストッパ40の突出部42,43との間には、ロック本体51の軸方向の厚みに応じた隙間が形成される。
端末支持装置1は組み立てられた後に作業現場へ輸送される。ロック本体51には付勢部材30によってソケット20から押圧力が作用しており、輸送中の振動等によってソケット20が細かく回動すると、ロック本体51に長手方向の揺動力が作用する。ところが、ロック本体51は、図6に示すように、嵌合突起54がストッパ40の嵌合凹部42aに嵌合しているため、長手方向の移動が規制される。この結果、ロック本体51が、ソケット20及びストッパ40間から外方に迫り上がることが防止され、ロック部材50をロック位置に確実に保持することができる。
更に、ロック部材50は、ロック位置において、一対の腕部52,53がカバー突起46,47によりそれぞれ覆われているため、輸送中に一対の腕部52,53が別の物品と衝突することが防止され、ロック部材50がストッパ40から脱落することが確実に防止される。
作業現場においては、ケーブル(図示せず)の端末に挿通したケーシングキャップ12及びガイドパイプ14を、図7に示すように、平板状のブラケット60の上縁に形成された平面視略U字状の切欠部61に対し、端末支持装置1をロック本体51が上部となる姿勢で上方から装着する。ソケット20及びストッパ40間には、上記のようにロック本体51の介在によって隙間が形成されているため、この隙間をブラケット60の板厚よりも若干(例えば2mm程度)大きく設定することにより、ソケット20及びストッパ40間にブラケット60をスムーズに介入させることができる。ロック本体51が切欠部61の下部に当接した後、端末支持装置1を更に下方に移動させると、ロック本体51が上方に押し上げられて、ロック部材50がロック解除位置に移動する。この結果、付勢部材30の付勢力によって、ソケット20のリング21aと、ストッパ40の突出部42,43との間に、ブラケット60の切欠部61の周縁部が挟持される。こうして、ケーブルの端末をブラケットによって確実に支持することができる。
このように、本実施形態の端末支持装置1によれば、ロック部材50がロック位置にある状態で、ロック本体51の嵌合突起54がストッパ40の嵌合凹部42aに嵌合するように構成しているため、ロック部材50が輸送中に不意に移動するおそれがなく、ロック部材50のロック位置を作業現場まで確実に維持することができる。したがって、作業現場においては、ロック部材50をロック位置にセットする煩雑さから解放されるだけでなく、これによって付勢部材30の付勢力を十分強くして、ソケット20の緩み止めを不要にすることができるので、作業性を著しく向上させることができ、ケーブル端末の固定作業を迅速容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、ロック部材50の一対の腕部52,53に形成された摺動溝52a,53aと、ストッパ40のガイドピン44,45とを摺動自在に嵌合しているため、ロック部材50のロック位置へのセットやロック解除位置までの移動を容易且つ確実に行うことができる。そのため、ロックの係合・解除が容易であるために振動等でのソケット20の回動による影響を受けやすいが、嵌合突起54による嵌合機構によりロック部材50の迫り上がりが防止されるのでロックの解除が防止されることとなる。また、摺動溝52a,53aの延出端側に溝幅を拡げた係止部52b,53bを形成しているため、ガイドピン44,45が係止部52b,53bまで移動すると、ロック部材50がガイドピン44,45を中心として回動可能になる。したがって、ロック解除位置において、ロック部材50をソケット20及びストッパ40間から確実に離脱させることができる。但し、ロック部材50は一対の腕部52,53を備えない構成にすることも可能であり、また、ロック本体51がロック解除位置まで移動することが可能であれば、ロック解除後のロック部材50の取り扱いに応じてロック部材50をロック解除位置までガイドする方法を適宜採用することもできる。
嵌合突起54の形状は特に限定されるものではないが、管状部13の周方向に沿ったロック本体51の揺動を規制するため、嵌合突起54の少なくとも周方向両側が、嵌合状態で嵌合凹部42aの内壁面と密着するように構成することが好ましい。また、ロック本体51は、振動等によりソケット20側から揺動力を受けるため、嵌合凹部42aと嵌合突起54との嵌合状態を確実に維持できるように、嵌合凹部42aと嵌合する部分の幅が、ソケット20側よりもストッパ40側において同等または広くなるように形成することが好ましい。一例として、嵌合突起54を管状部13側から見た平面視における形状を、図8(a)に示す四角形状や、図8(b)に示す逆楔形状にすることが好ましく、嵌合凹部42aは、嵌合突起54と同形状となるように形成することが好ましい。嵌合突起54の高さは、通常は全体にわたって一定であるが、ソケット20側よりもストッパ40側に向けて高くなるように傾斜させてもよい。
また、嵌合突起54は、嵌合凹部との嵌合が可能であればロック本体51の周方向の両端の間に設けられていれば特に限定されるものではないが、嵌合を容易に形成でき、ロック本体に与えられる外力を均等に受けることができることから、本体10の周方向におけるロック本体51の中間位置に配されていることが好ましい。また、嵌合突起54は、嵌合凹部42aと嵌合可能な様に設けられていれば、ロック本体51のストッパ側の端部に設けられていてもよく、嵌合凹部42aが設けられる位置に応じて適宜設けることが可能であるが、本体の前記管状部に臨む側の面に嵌合突起を備えていることが脱離位置方向から押さえることで容易に嵌合凹部42aを形成できるので好ましい。
また、本実施形態においては、ロック位置において、ロック本体51に設けられた係止ブロック55の段部55a,55bが、ストッパ40の突出部42の突出端面に当接するように構成しているため、係止ブロック55とストッパ40との間に摩擦力を生じさせることができ、これによっても輸送中のロック部材50の揺動を係止することができる。係止ブロック55や突出部42の当接面には、ロック部材50をより確実に係止できるように、凹凸を形成する等してもよい。但し、係止ブロック55は本発明において必須のものではなく、嵌合突起54のみによってロック部材50の移動を防止する構成であってもよい。
係止ブロック55は、本実施形態のように嵌合突起54に隣接配置して一体化させることにより、上記のようにロック部材50を係止する効果に加えて、嵌合突起54を補強する効果も期待できるが、嵌合突起54と離隔して係止ブロック55を配置してもよく、係止ブロック55の全体が突出部42と当接するように構成することも可能である。
1 端末支持装置
10 本体
13 管状部
13a 雄ねじ
20 ソケット
21 底部
30 付勢部材
40 ストッパ
42,43 突出部
42a 嵌合凹部
44,45 ガイドピン
50 ロック部材
51 ロック本体
52,53 腕部
52a,53a 摺動溝
54 嵌合突起
55 係止ブロック

Claims (5)

  1. ケーブルの端末をブラケットにより支持するための端末支持装置であって、
    外周面に雄ねじが形成され内部にケーブルが挿通される管状部を有する本体と、
    前記管状部に進退可能に螺合されたソケットと、
    前記ソケットと対向するように前記管状部に固定されたストッパと、
    前記ソケットに対して前記ストッパに接近する方向の回転力を付与し、前記ブラケットを前記ソケットと前記ストッパとで狭持して前記ソケットの緩みを防止する付勢力を有する付勢部材と、
    前記ソケットとストッパとの間隔を保持するロック部材とを備え、
    前記ロック部材は、前記ソケット及びストッパ間に介在されるロック位置と、前記ソケット及びストッパ間から外方に離脱したロック解除位置との間で移動可能となるように配置されたロック本体を備え、
    前記ロック本体は嵌合突起を備え、
    前記ストッパは、ロック位置にある前記ロック本体の前記嵌合突起と嵌合する嵌合凹部を備える端末支持装置。
  2. 前記嵌合突起が前記本体の周方向の一方の端部と他方の端部との間の位置に設けられた請求項1に記載の端末支持装置。
  3. 前記ロック部材は、前記ロック本体の両側から前記ストッパを挟持するように延出する一対の腕部を備え、
    前記腕部は、延出方向に沿って延びる摺動溝を有しており、
    前記ストッパは、前記摺動溝が摺動自在に嵌合するガイドピンを備える請求項1または2に記載の端末支持装置。
  4. 前記嵌合突起は、前記嵌合凹部と嵌合する部分の幅が、前記ソケット側よりも前記ストッパ側において同等または広くなるように形成されている請求項1から3のいずれかに記載の端末支持装置。
  5. 前記ストッパは、前記ソケットと対向する面に突出部を備え、
    前記嵌合凹部は、前記突出部の一部を切り欠き状に形成されており、
    前記ロック部材は、前記ロック本体が前記管状部に臨む側の面に形成された係止ブロックを更に備え、
    前記係止ブロックは、ロック位置において、前記突出部の突出端面に当接する請求項1から4のいずれかに記載の端末支持装置。
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