JP2011124418A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】他のコントロールゲートからのディスターブを抑制するツインMONOS型フラッシュメモリを提供する。
【解決手段】第1の方向に延設された第1のワードゲートWG1と、第1のワードゲートWG1の一方の側壁に沿って形成された第1のコントロールゲートCGa1と、第1の方向に延設され、第1のワードゲートWG1と隣り合う第2のワードゲートWG2と、第2のワードゲートWG2の一方の側壁に沿って形成された第2のコントロールゲートCGa2と、を備える。第2のワードゲートWG2側に突出した2つの第1のワードゲートWG1の突出部の間に、第1のコントロールゲートCGa1は第1のコンタクト部12を備え、第1のワードゲートWG1側に突出した2つの第2のワードゲートWG2の突出部の間に、第2のコントロールゲートCGa2は第2のコンタクト部12を備え、両コンタクト部12が、電気的に絶縁されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置として、各メモリセルにMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)型のトランジスタを備えるフラッシュメモリが知られている。また、特許文献1には、1本のワードゲートと、その両側壁に沿って延設された1対のコントロールゲートを備えるツインMONOS型フラッシュメモリが開示されている。
図8は本願の課題を説明するための図であって、ツインMONOS型フラッシュメモリの平面図である。図8に示すように、複数のワードゲートWGが等間隔で略平行に延設されている。また、各ワードゲートWGの両側壁に沿って、コントロールゲートCGa、CGbが形成されている。
図8に示すように、ツインMONOS型フラッシュメモリは、メモリセル領域間に設けられたコントロールゲート(CG)コンタクト領域を有している。このCGコンタクト領域は特許文献1における裏打ち領域に該当する。CGコンタクト領域には、隣接するコントロールゲートCGa同士が一体化されたコントロールゲート(CG)接続部101が形成されている。このCG接続部101において、対向するコントロールゲートCGa同士がシリサイド層(不図示)及びコンタクトCTを介して配線(不図示)と接続される。
ここで、図9Aは図8のIXa−IXa断面図である。即ち、メモリセル領域における断面構造を示している。例えばシリコンからなる基板1上に、N型の高濃度不純物領域(不純物拡散領域)2a、2bが互いに離間して形成されている。基板1上であって、高濃度不純物領域2a、2bの間の中央部には、例えばシリコン酸化膜などのワードゲート(WG)絶縁膜3が形成されている。このWG絶縁膜3上には、例えばポリシリコン(他結晶シリコン)などからなるワードゲートWGが形成されている。
更に、ワードゲートWGの両側の側面及び基板1上には、断面L字形状の一対のONO層4a、4bが形成されている。ONO層は酸化膜/窒化膜/酸化膜の3層構造である。このうち、窒化膜が電荷蓄積層としての役割をはたす。各ONO層4a、4b上には、一対のコントロールゲートCGa、CGbが形成されている。
また、図9Bは図8のIXb−IXb断面図である。即ち、CGコンタクト領域における断面構造を示している。CGコンタクト領域では、図9Aと異なり、基板1上に素子分離層5が形成され、高濃度不純物領域2a、2bが形成されていない。素子分離層5が形成されている。この素子分離層5上に、図9Aと同様に、WG絶縁膜3、ワードゲートWG、ONO層4a、4b、コントロールゲートCGa、CGbが形成されている。なお、メモリセル領域でも、図9Bと同様の断面構造を有する場合がある。また、簡略化のため、図8では、高濃度不純物領域2a、2b、ONO層4a、4b、素子分離層5は省略されている。
特開2007−335787号公報
図8に示すように、対向する2つのコントロールゲートCGaが構造上電気的に接続されている。そのため、一方のコントロールゲートCGaが選択された場合、選択されていない他方のコントロールゲートCGaがディスターブ(誤書き込み)を受けるという問題があった。ここで、装置が大型化してしまうため、ワードゲートWGの間隔を広げることはできない。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、
第1の方向に延設された第1のワードゲートと、
前記第1のワードゲートの一方の側壁に沿って形成された第1のコントロールゲートと、
前記第1の方向に延設され、前記第1のワードゲートと隣り合う第2のワードゲートと、
前記第2のワードゲートの一方の側壁に沿って形成された第2のコントロールゲートと、を備えたMONOS型不揮発性半導体記憶装置であって、
前記第2のワードゲート側に突出した2つの前記第1のワードゲートの突出部の間に、前記第1のコントロールゲートは第1のコンタクト部を備え、
前記第1のワードゲート側に突出した2つの前記第2のワードゲートの突出部の間に、前記第2のコントロールゲートは第2のコンタクト部を備え、
前記第1のコンタクト領域と前記第2のコンタクト領域とが、電気的に絶縁されているものである。
第2のワードゲート側に突出した2つの前記第1のワードゲートの突出部の間に、第1のコントロールゲート用の第1のコンタクト部が形成され、第1のワードゲート側に突出した2つの第2のワードゲートの突出部の間に、第2のコントロールゲート用の第2のコンタクト部が形成されている。そして、前記第1のコンタクト領域と前記第2のコンタクト領域とが、電気的に絶縁されている。そのため、他方のコントロールゲートからのディスターブが抑制された不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
本発明によれば、他のコントロールゲートからのディスターブが抑制された不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の平面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の変形例の平面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る不揮発性半導体記憶装置の平面図である。 実施の形態2に係る不揮発性半導体記憶装置の変形例の平面図である。 実施の形態3に係る不揮発性半導体記憶装置の平面図である。 実施の形態4に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態4に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 関連技術の不揮発性半導体記憶装置の平面図である。 図8の不揮発性半導体記憶装置のメモリセル領域における断面図である。 図8の不揮発性半導体記憶装置のCGコンタクト領域における断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の平面図である。図1の不揮発性半導体記憶装置は、ツインMONOS型フラッシュメモリの平面図である。また、図1は図8におけるCGコンタクト領域のみを示している。メモリセル領域は図8と同様である。即ち、メモリセル領域では、複数のワードゲートWG1〜WG4が等間隔で略平行に延設されている。
また、ワードゲートWG1の両側壁に沿って、コントロールゲートCGa1、CGb1が形成されている。同様に、ワードゲートWG2の両側壁に沿って、コントロールゲートCGa2、CGb2が形成されている。ワードゲートWG3の両側壁に沿って、コントロールゲートCGa3、CGb3が形成されている。そして、ワードゲートWG4の両側壁に沿って、コントロールゲートCGa4、CGb4が形成されている。図1のフラッシュメモリは、ツインMONOS構造を有している。ツインMONOS構造の場合、コントロールゲートCGa1〜CGa4及びコントロールゲートCGb1〜CGb4の両方を使用してもよいし、コントロールゲートCGb1〜CGb4は使用せずにコントロールゲートCGa1〜CGa4のみを使用してもよい。本実施の形態1は、コントロールゲートCGa1〜CGa4のみを使用する構成である。
図1に示すように、ワードゲートWG1は、CGコンタクト領域おいて、ワードゲートWG2と反対側にシフトしたシフト領域14を備えている。このシフト領域14には、ワードゲートWG1の長手方向に対し略垂直にワードゲートWG2側へ突出した2つの突出部11a、11bが形成されている。即ち、ワードゲートWG1の長手方向の部分と2つの突出部11a、11bとから、U字形状が形成されている。
ここで、突出部11aはシフト領域14の一端に形成されている。また、突出部11a、11bの間隔は隣接するワードゲートWG1、WG2と同程度であることが好ましい。突出部11a、11bの間のコントロールゲートCGa1は一体化され、コントロールゲート(CG)接続部12を構成している。そして、CG接続部12にコンタクトCTが形成されている。詳細には後述するが、CG接続部12は、図1において点線で囲まれたマスク領域13をマスクすることにより、形成することができる。なお、マスク領域13において使用しないコントロールゲートCGb2、CGb3同士が接続されているが、分離して形成されていてもよい。
また、図1に示すように、ワードゲートWG2も、CGコンタクト領域おいてワードゲートWG1と反対側にシフトしたシフト領域14を備えている。このシフト領域14には、ワードゲートWG1と同様に、ワードゲートWG2の長手方向に対し略垂直にワードゲートWG1側へ突出した2つの突出部11a、11bが形成されている。また、突出部11a、11bの間のコントロールゲートCGa2は一体化され、CG接続部12を構成している。そして、CG接続部12にコンタクトCTが形成されている。
このように、コントロールゲートCGa1のCG接続部12及びコンタクトCTと、コントロールゲートCGa2のCG接続部12及びコンタクトCTとが、別々に形成されている。これにより、コントロールゲートCGa1、CGa2が、電気的にも互いに分離される。従って、互いに対向するコントロールゲートCGa1、CGa2からのディスターブが抑制できる。具体的には、コントロールゲートCGa1が選択された場合、選択されていないコントロールゲートCGa2が受けるディスターブを少なくとも低減することができ、理論的には無くすことができる。
また、図1に示すように、ワードゲートWG1のCG接続部12は、ワードゲートWG2のシフト領域14のCG接続部12が形成されていない部分と対向している。他方、ワードゲートWG2のCG接続部12は、ワードゲートWG1のシフト領域14のCG接続部12が形成されていない部分と対向している。このように構成することにより、メモリセル領域でのワードゲートWG同士の間隔を広げることなく、CG接続部12を形成するための領域を確保することができる。
ワードゲートWG3及びコントロールゲートCGa3、CGb3の形状は、ワードゲートWG1及びコントロールゲートCGa1、CGb1を図1において左右反転した形状である。同様に、ワードゲートWG4及びコントロールゲートCGa4、CGb4の形状は、ワードゲートWG2及びコントロールゲートCGa2、CGb2を図1において左右反転した形状である。さらに、図1に示したワードゲートWG1〜WG4の構成が、図1の上下方向において繰り返されている。
なお、図2に示すように、使用しないコントロールゲートCGb1〜CGb4を除去した構成としてもよい。これにより、記憶装置としての動作を高速化することができる。
次に、図3A〜3Hを用いて、実施の形態1に係るフラッシュメモリの製造方法について説明する。図3A〜3Hは、図1のフラッシュメモリの製造方法を説明するための図であって、図1のIII−III断面図に相当する。
まず、図1におけるCGコンタクト領域のシリコン基板1上にSTI(Shallow Trench Isolation)法により素子分離層5を形成する。
次に、シリコン基板1上の全面に、例えば厚さ10nmのシリコン酸化膜を熱酸化により形成する。
次に、このシリコン酸化膜を覆うように、例えば厚さ200nmのポリシリコン(他結晶シリコン)層をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成する。このポリシリコン層をエッチングすることによりワードゲートWGを形成する。
次に、ワードゲートWGをマスクに用いて、シリコン酸化膜をエッチングすることにより、ワードゲートWG直下のみにWG絶縁膜3を形成する。
次に、ワードゲートWGを覆うように、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜の順にCVD法により積層し、ONO膜4を形成する。
次に、ONO膜4を覆うように、コントロールゲート用のポリシリコン層CGをCVD法により形成する。
そして、ポリシリコン層CGを覆うように、シリコン酸化膜6をCVD法により形成する。図3Aは、この状態を示している。
次に、図3Bに示すように、例えばARC(Anti Reflective Coating)膜などの有機膜7を全面に形成する。そして、ワードゲートWG上の有機膜7をエッチバックすることによりシリコン酸化膜6を露出させる。
次に、図3Cに示すように、ワードゲートWG上のシリコン酸化膜6をエッチバックすることによりポリシリコン層CGを露出させる。
次に、図3Dに示すように、シリコン酸化膜6の凹部や側壁に残留していた有機膜7を除去する。
次に、図3Eに示すように、図1のマスク領域13をレジスト8によりマスクする。
次に、図3Fに示すように、マスク領域13以外の領域のシリコン酸化膜6をエッチバックすることにより除去する。その後、レジスト8を除去する。
次に、図3Gに示すように、ワードゲートWG上のポリシリコン層CGをエッチバックすることによりワードゲートWG上のONO膜4を露出させる。ここで、マスク領域13以外では、ポリシリコン層CGからコントロールゲートCGa1、CGb1が形成される。
次に、図3Hに示すように、露出したワードゲートWG上のONO膜4及びマスク領域13のシリコン酸化膜6をエッチバックすることにより除去する。これにより、マスク領域13にCG接続部12が形成される。ここで、マスク領域13以外の領域では、ワードゲートWGとコントロールゲートCGa、CGbとの間及びコントロールゲートCGa、CGb下に、断面L字形状のONO層4a、4bが形成される。
以上により、使用するコントロールゲートCGa1〜CGa4毎にCG接続部12を形成することができる。
(実施の形態2)
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図4の不揮発性半導体記憶装置も、ツインMONOS型フラッシュメモリの平面図である。図1のフラッシュメモリでは、使用するコントロールゲートCGa1、CGa2が対向していた。同様に、使用するコントロールゲートCGa3、CGa4が対向していた。これに対し、図4のフラッシュメモリでは、使用するコントロールゲートCGa1〜CGa4が、各ワードゲートWG1〜WG4の同じ側に形成されている。
そのため、図1のフラッシュメモリでは、ワードゲートWG2のシフト領域14の全体がワードゲートWG1の反対側にシフトしているのに対し、図4のフラッシュメモリでは、ワードゲートWG2のシフト領域14に形成された突起部11a、11bの間の長手方向の区間では、ワードゲートWG2がワードゲートWG1側にシフトしている。換言すると、図1のフラッシュメモリでは、突起部11a、11b及びその間の長手方向の区間により形成されるU字形状の開口部が向かい合っているのに対し、図4のフラッシュメモリでは、突起部11a、11b及びその間の長手方向の区間により形成されるU字形状の開口部が同じ方向を向いている。
同様に、図1のフラッシュメモリでは、ワードゲートWG4のシフト領域14の全体がワードゲートWG3の反対側にシフトしている。一方、図4のフラッシュメモリでは、ワードゲートWG4のシフト領域14に形成された突起部11a、11bの間の長手方向の区間は、ワードゲートWG3側にシフトしている。
換言すると、図1のフラッシュメモリでは、突起部11a、11b及びその間の長手方向の区間により形成されるU字形状の開口部が向かい合っているのに対し、図4のフラッシュメモリでは、突起部11a、11b及びその間の長手方向の区間により形成されるU字形状の開口部が同じ方向を向いている。その他の構成は図1と同様であるため、説明を省略する。
このような構成であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、図5に示すように、使用しないコントロールゲートCGb1〜CGb4を除去した構成としてもよい。これにより、記憶装置としての動作を高速化することができる。
(実施の形態3)
次に、図6を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図6の不揮発性半導体記憶装置も、ツインMONOS型フラッシュメモリの平面図である。図6のフラッシュメモリでは、図1のフラッシュメモリで使用していたコントロールゲートCGa1〜CGa4に加え、使用していなかったコントロールゲートCGb1〜CGb4も使用する。即ち、コントロールゲートCGa1〜CGa4とコントロールゲートCGb1〜CGb4との両方を使用する構成である。
そのため、図6のフラッシュメモリでは、例えばワードゲートWG1の突起部11a、11bがその間の長手方向の区間と交差して、H字形状に形成されている。これにより、ワードゲートWG1の両側にコントロールゲートCGa1、CGb1用のCG接続部12が形成されている。ワードゲートWG2〜WG4についても同様である。このような構成であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
次に、図7A、7Bを参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記実施の形態1〜3に係る不揮発性半導体記憶装置と製造方法のみが異なる。図7A、7Bは、図1のフラッシュメモリの製造方法を説明するための図であって、図1のIII−III断面図に相当する。
ONO膜4の形成までは実施の形態1に係る製造方法と同様である。
次に、ONO膜4を覆うように、コントロールゲート用のポリシリコン層CGをCVD法により形成する。ここで、実施の形態4では、実施の形態1よりもポリシリコン層CGの膜厚を大きくする。図7Aは、この状態を示している。
次に、図7Bに示すように、ポリシリコン層CGをエッチバックすることによりONO膜4を露出させる。これにより、2つのワードゲートWGの間にCG接続部12が形成される。最後に、ONO膜4をエッチバックすることにより除去する。以上により、使用するコントロールゲートCGa1〜CGa4毎にCG接続部12を形成することができる。
本実施の形態4に係る製造方法では、本実施の形態1に係る製造方法におけるシリコン酸化膜6、有機膜7、レジスト8の形成及び除去が不要になるため、製造工程を著しく簡素化することができる。
1 シリコン基板
2a 高濃度不純物領域
3 絶縁膜
4a、4b ONO層
5 素子分離層
6 シリコン酸化膜
7 有機膜
8 レジスト
11a、11a 突出部
12 接続部
13 マスク領域
14 シフト領域
CG ポリシリコン層
CGa、CGa1〜CGa4 コントロールゲート
CGb、CGb1〜CGb4 コントロールゲート
CT コンタクト
WG、WG1〜WG4 ワードゲート

Claims (8)

  1. 第1の方向に延設された第1のワードゲートと、
    前記第1のワードゲートの一方の側壁に沿って形成された第1のコントロールゲートと、
    前記第1の方向に延設され、前記第1のワードゲートと隣り合う第2のワードゲートと、
    前記第2のワードゲートの一方の側壁に沿って形成された第2のコントロールゲートと、を備えたMONOS型不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記第2のワードゲート側に突出した2つの前記第1のワードゲートの突出部の間に、前記第1のコントロールゲートは第1のコンタクト部を備え、
    前記第1のワードゲート側に突出した2つの前記第2のワードゲートの突出部の間に、前記第2のコントロールゲートは第2のコンタクト部を備え、
    前記第1のコンタクト領域と前記第2のコンタクト領域とが、電気的に絶縁されている不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1及び第2のワードゲートは、互いの距離が遠ざかるようにシフトして形成されたシフト領域を備え、
    前記第1のワードゲートの突出部は、前記第2のワードゲートのシフト領域と対向配置され、
    前記第2のワードゲートの突出部は、前記第1のワードゲートのシフト領域と対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2のコントロールゲートは、対向配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1のコントロールゲートは、前記第2のワードゲート側に配置され、
    前記第2のコントロールゲートは、前記第1のワードゲートの反対側に配置され、
    2つの前記第1のワードゲートの突出部が、前記第2のコントロールゲートと反対側の端部で互いに接続され、
    2つの前記第2のワードゲートの突出部が、前記第1のコントロールゲート側の端部で互いに接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第1のワードゲートの他方の側壁に沿って形成された第3のコントロールゲートと、
    前記第2のワードゲートの他方の側壁に沿って形成された第4のコントロールゲートと、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記第2のワードゲートの反対側に突出した2つの前記第1のワードゲートの突出部の間に、前記第3のコントロールゲートは第3のコンタクト部を備え、
    前記第1のワードゲートの反対側に突出した2つの前記第2のワードゲートの突出部の間に、前記第4のコントロールゲートは第4のコンタクト部を備えたことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記第1及び第2のワードゲートは、他結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記第1及び第2のコントロールゲートは、他結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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