JP2008066725A - Eeprom装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純化された構造により集積度及び信頼性が向上したEEPROM装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板上にトンネル絶縁膜を形成した後、トンネル絶縁膜上に互いに離隔し、実質的に同じ構造を有する第1及び第2ゲート構造物を形成する。第1及び第2ゲート構造物間の基板に共通ソース領域を形成した後、第1及び第2ゲート構造物にそれぞれ隣接する基板の第1及び第2部分にそれぞれ第1及び第2ドレイン領域を形成する。従って、信号の印加によってメモリトランジスタと選択トランジスタの機能を互いに交互に行い、実質的に同じ構造を有する第1トランジスタ及び第2トランジスタを有するEEPROM装置が具現される。
【選択図】図8

Description

本発明は、EEPROM装置及びその製造方法に係り、より詳細には単純化された構造により集積度及び信頼性が改善されたEEPROM装置とこのようなEEPROM装置の製造に所要される費用と時間を節減することができるEEPROM装置を製造する方法に関する。
半導体メモリ装置は、DRAM装置又はSRAM装置のように時間が経過するに従ってデータを失う揮発性でありながら、データの入出力が速い揮発性半導体メモリ装置と、一度データを入力すると、その状態を維持することができるが、データの入出力が遅い不揮発性半導体メモリ装置とに大体区分することができる。このような不揮発性半導体メモリ装置のうち、電気的にデータの入出力が可能なEEPROM装置とフラッシュメモリ装置に対する需要が増加している。
従来のEEPROM装置のメモリセルは、一般的に1つのメモリトランジスタと1つの選択トランジスタで構成される。例えば、このようなEEPROM装置は、特許文献1及び特許文献2等に開示されている。
図1乃至図7は、特許文献1に開示された従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。
図1を参照すると、半導体基板3上に素子分離膜(図示せず)を形成して半導体基板3にメモリトランジスタ領域Iと選択トランジスタ領域IIを画定する。
メモリトランジスタ領域Iと選択トランジスタ領域IIとの間の半導体基板3上にトンネル不純物領域6を形成した後、トンネル不純物領域6を有する半導体基板3上に第1モールド膜9、第2モールド膜12、及び第3モールド膜15を順次に形成する。第1乃至第3モールド膜9、12、15はそれぞれシリコン酸化物、シリコン窒化物、及びシリコン酸化物からなる。
図2を参照すると、第1乃至第3モールド膜9、12、15をパターニングして半導体基板3上に順次に第1モールド膜パターン18、第2モールド膜パターン21、及び第3モールド膜パターン24を形成する。
第1乃至第3モールド膜パターン18、21、24は、選択トランジスタ領域II上に位置するので、第1乃至第3モールド膜パターン18、21、24が形成されると、メモリトランジスタ領域Iが露出される。
第3モールド膜パターン24を覆うように半導体基板3上にトンネル絶縁膜27を形成する。トンネル絶縁膜27はシリコン酸化物で構成され、第1乃至第3モールド膜パターン18、21、24によって露出されるメモリトランジスタ領域Iをカバーする。
図3を参照すると、トンネル絶縁膜27上に窒化膜を形成した後、メモリトランジスタ領域I及び第3モールド膜パターン24が露出されるまで前記窒化膜及びトンネル絶縁膜27を部分的にエッチングすることにより、第1乃至第3モールド膜パターン18、21、24の側壁上にトンネル絶縁膜パターン30とスペーサ33を形成する。
トンネル絶縁膜パターン30及びスペーサ33の形状によって露出されるメモリトランジスタ領域I上にゲート絶縁膜36を形成する。ゲート絶縁膜36はシリコン酸化物で形成され、トンネル絶縁膜パターン30に対して厚い厚みを有する。
図4を参照すると、トンネル絶縁膜パターン30からスペーサ33を除去した後、ゲート絶縁膜36、トンネル絶縁膜パターン30、及び第3モールド膜パターン24上に第1導電膜を形成する。前記第1導電膜は不純物がドーピングされたポリシリコンで形成される。
第3モールド膜パターン24が露出されるまで前記第1導電膜を部分的に除去してゲート絶縁膜36上に第1導電膜パターン39を形成した後、第2モールド膜パターン21から第3モールド膜パターン24を除去する。第1導電膜パターン39はメモリトランジスタのフローティングゲートとして機能する。
図5を参照すると、第1モールド膜パターン18上の第2モールド膜パターン21を除去して、第1導電膜パターン39の側壁上に位置するトンネル絶縁膜パターン30と第1モールド膜パターン18を露出させる。
露出された第1モールド膜パターン18とトンネル絶縁膜パターン30の側壁上に側壁スペーサ42を形成した後、選択トランジスタ領域II上の第1モールド膜パターン18を除去する。第1モールド膜パターン18が除去されることにより、選択トランジスタ領域IIが更に露出される。
露出された選択トランジスタ領域IIとメモリトランジスタ領域Iに位置する結果物上にゲート層間絶縁膜45を形成する。即ち、メモリトランジスタ領域Iにおいて、ゲート層間絶縁膜45は側壁スペーサ42、トンネル絶縁膜パターン30、及び第1導電膜パターン39を覆うように形成される。
図6を参照すると、ゲート層間絶縁膜45上に第2導電膜48を形成する。第2導電膜48は、ポリシリコン又は金属シリサイドを使用して形成される。
フォトリソグラフィ工程を通じて第2導電膜48を部分的にエッチングしてメモリトランジスタ領域Iの一部を露出させるホール51を形成した後、イオン注入工程を利用して露出されたメモリトランジスタ領域Iにソース領域54を形成する。ソース領域54は、トンネル不純物領域6間のメモリトランジスタ領域Iに位置する。
図7を参照すると、第2導電膜48をパターニングしてメモリトランジスタ72の制御ゲート57と選択トランジスタ75の選択ゲート60を形成する。この際、ゲート層間絶縁膜45もパターニングされゲート層間絶縁膜パターン63が形成される。メモリトランジスタ領域Iでゲート層間絶縁膜パターン63は浮遊ゲートとして機能する第1導電膜パターン39と制御ゲート57との間に形成される。一方、選択トランジスタ領域IIでゲート層間絶縁膜パターン63は半導体基板3と選択ゲート60との間に位置する。
メモリトランジスタ72と選択トランジスタ75をカバーするように、半導体基板3上に絶縁膜を形成した後、前記絶縁膜を異方性エッチング工程でエッチングしてメモリトランジスタ72及び選択トランジスタ75の側壁上にゲートスペーサ66を形成する。
選択トランジスタ75及びゲートスペーサ66をマスクとして利用するイオン注入工程を通じて選択ゲート75間の選択トランジスタ領域IIにドレイン領域69を形成して半導体基板3上にEEPROM装置を完成する。
しかし、前述した従来のEEPROM装置は異なる構造を有するメモリトランジスタと選択トランジスタを具備するので、このようなEEPROM装置の製造工程が過度に複雑になり、EEPROM装置の製造費用と時間が増加されるのみならず、EEPROM装置の歩留まりが低下するという問題が発生する。又、EEPROM装置のメモリセルの容量が増加することにより、単位メモリセル面積は減少し続けているが、前述した従来のEEPROM装置のメモリセルは異なる構造を有するトランジスタを必要とするので、EEPROM装置のメモリセルの面積を一定の限度以上に減少させるのは難しい。更に、複雑な製造工程によってEEPROM装置の全体的な信頼性が低下するという問題点も発生する。
韓国特許出願公開第2006−32868号明細書 韓国特許第341657号明細書
本発明の一目的は、単純化された構造、高い集積度、及び向上された信頼性を有するEEPROM装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、製造費用と時間を大幅節減することができると同時に歩留まりを顕著に向上させることができるEEPROM装置の製造方法を提供することにある。
前述した本発明の一目的を達成するために、本発明の実施例によるEEPROM装置は、基板上に形成され、信号の印加によってメモリトランジスタと選択トランジスタの機能を相互交代に行い、実質的に同じ構造を有する第1トランジスタ及び第2トランジスタを含む。前記第1トランジスタは、前記基板上に形成されたトンネル絶縁膜、前記トンネル絶縁膜上に形成された第1ゲート構造物、前記第1ゲート構造物に隣接する前記基板の第1部分に形成された第1ドレイン領域、そして前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとの間の前記基板に形成された共通ソース領域を含む。又、前記第2トランジスタは、前記基板上に形成された前記トンネル絶縁膜、前記トンネル絶縁膜上に形成された第2ゲート構造物、前記第2ゲート構造物に隣接する前記基板の第2部分に形成された第1ドレイン領域、そして前記共通ソース領域を含む。
本発明の実施例において、前記EEPROM装置は、前記第1及び第2ドレイン領域に電気的に連結されるビットラインを更に含む。
本発明の実施例において、前記共通ソース領域は、第1不純物濃度を有し、前記第1及び第2ドレイン領域は、それぞれ前記第1不純物濃度より高い第2及び第3不純物濃度を有する。又、前記基板は第1導電型を有し、前記共通ソース領域と前記第1及び第2ドレイン領域はそれぞれ第2導電型を有する。
ここで、第1導電型はP型でも良く、第2導電型はN型でも良い。
本発明の実施例において、前記第1ゲート構造物は、前記トンネル絶縁膜上に形成された第1フローティングゲート、前記第1フローティングゲート上に形成された第1ゲート絶縁構造物、そして前記第1ゲート絶縁構造物上に形成された第1コントロールゲートを含む。一方、前記第2ゲート構造物は、前記トンネル絶縁膜上に形成された第2フローティングゲート、前記第2フローティングゲート上に形成された第2ゲート絶縁構造物、そして前記第2ゲート絶縁構造物上に形成された第2コントロールゲートを含む。
ここで、前記第1ゲート絶縁構造物は、第1下部酸化膜パターン、第1窒化膜パターン、及び第1上部酸化膜パターンを含み、前記第2ゲート絶縁構造物は第2下部酸化膜パターン、第2窒化膜パターン、及び第2上部酸化膜パターンを含む。
前記第1下部酸化膜パターン、前記第2下部酸化膜パターン、前記第1上部酸化膜パターン、及び前記第2上部酸化膜パターンは中温酸化物を含む。又、前記第1窒化膜パターン及び前記第2窒化膜パターンはシリコン酸化物を含む。
本発明の一実施例において、前記トンネル絶縁膜は、前記共通ソース領域上に位置して前記基板から上方に突出した中央部、前記中央部の一側に形成された第1部分及び前記中央部の他側に形成された第2部分を含む。
この場合、前記第1ゲート構造物の一側は前記トンネル絶縁膜の第1部分上に位置して、前記第1ゲート構造物の他側は前記トンネル絶縁膜の中央部上に位置する。又、前記第2ゲート構造物の一側は、前記トンネル絶縁膜の第2部分上に位置して、前記第2ゲート構造物の他側は前記トンネル絶縁膜の中央部上に位置する。
本発明の実施例において、前記第1及び第2トランジスタの側壁上にゲートスペーサを形成することができる。
前述した本発明の他の目的を達成するために、本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法において、基板上にトンネル絶縁膜を形成した後、前記トンネル絶縁膜上に互いに離隔し、実質的に同じ構造を有する第1及び第2ゲート構造物を形成する。前記第1及び第2ゲート構造物間の前記基板に共通ソース領域を形成した後、前記第1ゲート構造物に隣接する前記基板の第1部分に第1ドレイン領域を形成する。その後、前記第2ゲート構造物に隣接する前記基板の第2部分に第2ドレイン領域を形成する。
本発明の実施例によるトンネル絶縁膜を形成する工程において、前記基板上に予備トンネル絶縁膜を形成した後、前記予備トンネル絶縁膜を部分的にエッチングして前記共通ソース領域上で前記基板上に突出した中央部を有する前記トンネル絶縁膜を形成する。
本発明の実施例による前記第1及び第2ゲート構造物を形成する工程において、前記トンネル絶縁膜上に互いに離隔する第1及び第2フローティングゲートを形成した後、前記第1及び第2フローティングゲート上にそれぞれ第1及び第2ゲート絶縁構造物を形成する。その後、前記第1及び第2ゲート絶縁構造物上にそれぞれ第1及び第2コントロールゲートを形成する。
本発明の実施例によると、前記トンネル絶縁膜上に第1導電膜を形成した後、前記第1導電膜上に第1マスクパターンを形成する。その後、前記第1マスクパターンをエッチングマスクとして利用して前記第1導電膜をエッチングして前記第1及び第2フローティングゲートを形成する。
この場合、前記第1マスクパターンの側壁上にスペーサを形成することができる。
本発明の実施例によると、前記第1及び第2フローティングゲートと前記基板上に下部酸化膜を形成した後、前記下部酸化膜上に窒化膜を形成する。前記窒化膜上に上部酸化膜を形成した後、前記上部酸化膜、前記窒化膜、及び前記下部酸化膜をパターニングする。これによって、前記第1フローティングゲート上には第1下部酸化膜パターン、第1窒化膜パターン、及び第1上部酸化膜パターンを含む前記第1ゲート絶縁構造物が形成され、前記第2フローティングゲート上には第2下部酸化膜パターン、第2窒化膜パターン、及び第2上部酸化膜パターンを含む前記第2ゲート絶縁構造物が形成される。
本発明の実施例によると、前記トンネル絶縁膜と前記第1及び第2ゲート絶縁構造物上に第2導電膜を形成した後、前記第2導電膜上に第2マスクパターンを形成する。前記第2マスクパターンをエッチングマスクとして利用して前記第2導電膜をエッチングすることにより、前記第1及び第2コントロールゲートを形成する。
本発明の実施例によると、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁等上にそれぞれゲートスペーサを形成することができる。
この場合、前記第1及び第2ドレイン領域を前記ゲートスペーサを形成した後に形成することができる。
本発明の実施例において、前記共通ソース領域を形成する前に、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁及び上面上に第1及び第2保護膜を形成することができる。
本発明の実施例において、前記第1及び第2保護膜を酸化工程を通じて形成することができる。
この場合、前記共通ソース領域を形成した後、前記第1及び第2保護膜を除去することができる。
本発明によると、実質的に同じ構造を有しながら信号の印加によって従来のEEPROM装置のメモリトランジスタ及び選択トランジスタの機能を互いに交互に行うことができる第1及び第2トランジスタを具備したEEPROM装置を具現することができる。従って、複雑な製造工程を要求することなく、単純化された構造を有するEEPROM装置を製造することができ、このようなEEPROM装置の製造費用と時間を節減することができ、EEPROM装置の信頼性を向上させることができる。又、本発明によるEEPROM装置のメモリセルは実質的に同じ構造を有する一対のトランジスタを具備するので、EEPROM装置の単位メモリセルが占める面積を大幅に減少させることができる。
以下、本発明による例示的な実施例によるEEPROM装置及びその製造方法について添付図面を参照して詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
図8は、本発明の実施例によるEEPROM装置の断面図である。
図8を参照すると、本発明によるEEPROM装置は、基板100上に所定の間隔に離隔して形成された第1トランジスタ190及び第2トランジスタ193を具備する。基板100は、シリコンウェーハ又はSOI基板のような半導体基板を含む。本発明の実施例において、基板100は第1導電型を有する。例えば、基板100はP型半導体基板を含む。
第1トランジスタ190は、基板100上に形成されたトンネル絶縁膜103、第1フローティングゲート118、第1ゲート絶縁構造物151、そして第1コントロールゲート166を具備する。第1ゲート絶縁構造物151は、第1フローティングゲート118上に順次に形成された第1下部酸化膜パターン133、第1窒化膜パターン139、及び第1上部酸化膜パターン145を具備する。
トンネル絶縁膜103は、シリコン酸化物のような酸化物からなり、基板100の上面から約50〜100Å程度の薄い厚みを有する。例えば、トンネル絶縁膜103は約70Å程度の薄い厚みを有する。本発明の他の実施例によると、トンネル絶縁膜103を、アルミニウム酸化物、ジルコニウム酸化物、チタニウム酸化物、タンタル酸化物等のような金属酸化物で構成することができる。
第1フローティングゲート118は、不純物でドーピングされたポリシリコンからなる。第1フローティングゲート118は、トンネル絶縁膜103の上面から約1000〜2000Å程度の厚みを有する。例えば、第1フローティングゲート118は、約1500Å程度の厚みを有する。本発明の他の実施例によると、第1フローティングゲート118を金属又は金属窒化物で構成することができる。
第1ゲート絶縁構造物151の第1下部酸化膜パターン133は、中温酸化物(Middle Temperature Oxide,MTO)等の酸化物で構成され、第1フローティングゲート118の上面から約10〜50Å程度の厚みを有する。例えば、第1下部酸化膜パターン133は約30Å程度の厚みを有する。第1窒化膜パターン139はシリコン窒化物等の窒化物からなり、第1下部酸化膜パターン133の上面から約50〜90Å程度の厚みを有する。例えば、第1窒化膜パターン139は約70Å程度の厚みを有する。第1窒化膜パターン139上に位置する第1上部酸化膜パターン145は中温酸化物等で構成され、第1窒化膜パターン139の上面から約50〜150Å程度の厚みを有する。例えば、第1上部酸化膜パターン145は約100Å程度の厚みを有する。これによって、第1下部酸化膜パターン133、第1窒化膜パターン139、及び第1上部酸化膜パターン145間の厚みの比は約1:5:5〜5:9:15(又は1〜5:5〜9:5〜15)程度になる。
第1コントロールゲート166は、不純物がドーピングされたポリシリコンからなり、第1上部酸化膜パターン145の上面から約1000〜2000Å程度の厚みを有する。例えば、第1コントロールゲート166は約1500Å程度の厚みを有する。
第2トランジスタ193は、第1トランジスタ190と実質的に同じ構造を有する。第2トランジスタ193は、トンネル絶縁膜103、第2フローティングゲート121、第2ゲート絶縁構造物154、そして、第2コントロールゲート169を具備する。第2フローティングゲート121及び第2コントロールゲート169は、それぞれ第1フローティングゲート118及び第1コントロールゲート166と実質的に同じ構造を有する。又、第2ゲート絶縁構造物154は、第2フローティングゲート121上に順次に形成された第2下部酸化膜パターン136、第2窒化膜パターン142、及び第2上部酸化膜パターン148を具備することにより、第1ゲート絶縁構造物151と実質的に同じ構造を有する。
第2フローティングゲート121は不純物がドーピングされたポリシリコン、金属、又は金属窒化物等で構成され、第1フローティングゲート118と実質的に同じ厚みを有する。例えば、第2フローティングゲート121は、トンネル絶縁膜103の上面から約1000〜2000Å程度の厚みを有する。
第2ゲート絶縁構造物154の第2下部酸化膜パターン136は中温酸化物からなり、第2フローティングゲート121の上面から約10〜50Å程度の厚みを有する。第2窒化膜パターン142はシリコン窒化物等の窒化物で構成され、第2下部酸化膜パターン136の上面から約50〜90Å程度の厚みを有する。又、第2上部酸化膜パターン148は中温酸化物等の酸化物で構成され、第2窒化膜パターン142の上面から約50〜150Å程度の厚みを有する。前述したように、第2下部酸化膜パターン136、第2窒化膜パターン142、及び第2上部酸化膜パターン154間の厚みの比は約1:5:5〜5:9:15(又は1〜5:5〜9:5〜15)程度になる。
第2コントロールゲート169はドーピングされたポリシリコン、金属、又は金属窒化物からなり、第2上部酸化膜パターン148の上面から約1000〜2000Å程度の厚みを有する。
第1及び第2トランジスタ190、193の側壁上には、それぞれゲートスペーサ187が形成され、第1及び第2トランジスタ190、193間の基板100には共通ソース領域178が形成される。又、第1トランジスタ190に隣接する基板100の第1部分には第1ドレイン領域181が形成され、第2トランジスタ193に隣接する基板100の第2部分には第2ドレイン領域184が形成される。第1及び第2ドレイン領域181、184は、それぞれビットラインが電気的に接続される第1及び第2ビットラインジャンクション領域に該当する。本発明の他の実施例によると、第1及び第2トランジスタ190、193の側壁上にゲートスペーサ187が形成されなくても良い。
第1及び第2トランジスタ190、193の共通ソース領域178は、約1×1014〜9×1014atoms/cm程度の相対的に低い第1不純物濃度を有する。共通ソース領域178は、基板100の第1導電型と異なる第2導電型を有する。例えば、共通ソース領域178はリン(P)のようなN型不純物を含む。
第1トランジスタ190に隣接する第1ドレイン領域181は、約1×1015〜9×1015atoms/cm程度の相対的に高い第2不純物濃度を有する。第1ドレイン領域181は、基板100の第1導電型と異なる第2導電型を有する。例えば、第1ドレイン領域181は、ヒ素(As)のようなN型不純物を含む。第2トランジスタ193に隣接する第2ドレイン領域184は約1×1015〜9×1015atoms/cm程度の第3不純物濃度を有する。即ち、第1ドレイン領域181の第2不純物濃度は第2ドレイン領域184の第3不純物濃度と実質的に同じである。第2ドレイン領域184も基板100の第1導電型と異なる第2導電型を有する。例えば、第2ドレイン領域184もヒ素のようなN型不純物を含む。
以下、本発明によるEEPROM装置のプログラミング動作及び消去動作について説明する。
図9及び図10は、それぞれ図2に図示したEEPROM装置のプログラミング動作及び消去動作を説明するための断面図である。
図9を参照すると、第1トランジスタ190が従来のEEPROM装置の選択トランジスタの役割を行う場合、第2トランジスタ193はEEPROM装置のメモリトランジスタの役割を行う。具体的には、共通ソース領域178をフローティング状態に維持し、基板100に約−10V程度のVPP1負電圧(negative voltage;−VPP1)が印加された状態で、第1トランジスタ190に約−10V程度のVPP2負電圧(−VPP2)を印加し、第2トランジスタ193に約10V程度のVPP1正電圧(positive voltage;+VPP1)を印加し、第2ドレイン領域184に約−10V程度のVPP1負電圧を印加することにより、ビットラインから第2フローティングゲート121に電荷が蓄積されデータが前記EEPROM装置に入力される。ここで、VPP1及びVPP2は図示されていない。この場合、第2トランジスタ193のしきい電圧Vthは約+3.0V以上に増加する。
図110に示すように、第1トランジスタ190が従来のEEPROM装置のメモリトランジスタの役割を行う場合、第2トランジスタ193は従来のEEPROM装置の選択トランジスタの役割を行う。具体的には、第1及び第2ドレイン領域181、184と共通ソース領域178がフローティング状態に維持され、基板100に約10V程度のVPP1正電圧(+VPP1)が印加された状態で、第1及び第2トランジスタ190、193にそれぞれ約−10V程度の−VPP1負電圧を印加すると、第1及び第2フローティングゲート118、121に蓄積されている電荷が基板100に放出されながら、前記EEPROM装置からデータが消去される。
図9及び図10に示すように、本発明によるEEPROM装置において、第1トランジスタ190と第2トランジスタ193は電圧の印加によってメモリトランジスタ及び選択トランジスタの機能を互いに交互に行うことができる。即ち、第1トランジスタ190がEEPROM装置のメモリトランジスタの役割を果たす場合には、第2トランジスタ193がEEPROM装置の選択トランジスタの機能を行うことになる。これとは逆に、第1トランジスタ190がEEPROM装置の選択トランジスタの機能を行う場合には、第2トランジスタ193がEEPROM装置のメモリトランジスタの役割を果たす。このような本発明による第1及び第2トランジスタ190、193の役割変更は、図9及び図10を参照して説明したように、信号の印加によって調節される。これによって、複雑な製造工程を要求することなく、単純化された構造を有するEEPROM装置を具現してEEPROM装置の製造費用と時間を節減することができ、EEPROM装置の信頼性を向上させることができる。又、本発明によるEEPROM装置のメモリセルは実質的に同じ構造を有する一対のトランジスタを具備するので、EEPROM装置の単位メモリセルが占める面積を大幅に減少させることができる。
図11は、本発明の他の実施例によるEEPROM装置の断面図を示す。
図11を参照すると、前記EEPROM装置は中央部が突出したトンネル絶縁膜203上に所定の間隔に離隔して形成された第1トランジスタ290と第2トランジスタ293を含む。第1及び第2トランジスタ290、293は実質的に同じ構造を有する。
シリコンウェーハ又はSOI基板のような半導体基板を含む基板200上に形成されたトンネル絶縁膜203は、中央部が基板200上に突出した構造を有する。即ち、トンネル絶縁膜203は相対的に高い高さを有する中央部と相対的に低い高さを有する中央部両側の第1部分及び第2部分で構成される。このようなトンネル絶縁膜203は、基板200上に熱酸化工程又は化学気相蒸着工程等で予備トンネル絶縁膜を形成した後、前記予備トンネル絶縁膜を部分的にエッチングして形成される。この際、前記予備トンネル絶縁膜は等方性エッチング工程を利用して部分的にエッチングされることができる。トンネル絶縁膜203が前述した構造を有する場合、共通ソース領域278により安定的に電圧を印加することができるので、前記EEPROM装置の電気的信頼性をより改善することができる。
第1トランジスタ290は、トンネル絶縁膜203の第1部分から中央部にかけて形成される。第1トランジスタ290は、第1フローティングゲート218、第1ゲート絶縁構造物251、及び第1コントロールゲート266を具備する。
第1フローティングゲート218は、トンネル絶縁膜203の第1部分から中央部上に延伸されるので、トンネル絶縁膜203の構造によって一側が上部に突出した構造を有する。即ち、トンネル絶縁膜203の中央部上に形成された第1フローティングゲート218の一側がトンネル絶縁膜203の第1部分上に形成される第1フローティングゲート218の他側に対して上部に突出する。
第1ゲート絶縁構造物251は、第1フローティングゲート218上に順次に形成された第1下部酸化膜パターン233、第1窒化膜パターン239、及び第1上部酸化膜パターン245を具備する。第1ゲート絶縁構造物251は、第1フローティングゲート218上に形成されるので、第1ゲート絶縁構造物251も第1フローティングゲート218と実質的に同じ形状を有する。即ち、第1ゲート絶縁構造物251は一側が他側に対して上部に突出した構造を有する。具体的には、第1下部酸化膜パターン233、第1窒化膜パターン239、及び第1上部酸化膜パターン245は、それぞれその一側が他側より上部に突出した構造を有する。又、第1ゲート絶縁構造物251上に形成される第1コントロールゲート266も第1フローティングゲート218と実質的に同じ形状を有する。
第2トランジスタ293は、第1トランジスタ290に対応する構造を有する。第2トランジスタ293は、トンネル絶縁膜203の第2部分から中央部上に形成された第2フローティングゲート221、第2ゲート絶縁構造物254、及び第2コントロールゲート269を具備する。第2フローティングゲート221、第2ゲート絶縁構造物254、及び第2コントロールゲート287はそれぞれ第1フローティングゲート218、第1ゲート絶縁構造物251、及び第1コントロールゲート266に対応する構造を有する。即ち、第2フローティングゲート221、第2ゲート絶縁構造物254、及び第2コントロールゲート287は、それぞれ他側が一側に対して上方に突出した構造を有する。第2ゲート絶縁構造物254は第2フローティングゲート221上に順次に形成された第2下部酸化膜パターン236、第2窒化膜パターン242、及び第2上部酸化膜パターン248を具備する。
トンネル絶縁膜203の中央部下の基板200には、共通ソース領域278が形成され、第1トランジスタ290に隣接する基板200の第1部分には第1ドレイン領域281が形成される。又、第2トランジスタ293に隣接する基板200の第2部分には第2ドレイン領域284が形成される。第1及び第2トランジスタ290、293の側壁上にはゲートスペーサ287が位置するが、このようなゲートスペーサ287は、場合によって形成されなくても良い。
図11に図示したEEPROM装置のプログラミング動作及び消去動作においては、第1及び第2トランジスタ290、293の形状を除くと、図9及び図10を参照して説明したEEPROM装置と実質的に同様にプログラミング動作及び消去動作が行われる。
図12乃至図23は、本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。図12乃至図23において、図8又は図11と実質的に同じ部材には同じ参照符号を付与する。
図12は、基板100上にトンネル絶縁膜103と第1導電膜106を形成する段階を説明するための断面図である。
図12を参照すると、基板100上に素子分離膜(図示せず)を形成して基板100にアクティブ領域を画定した後、基板100のアクティブ領域上にトンネル絶縁膜103を形成する。基板100は、シリコンウェーハ又はSOI基板等のような半導体基板を含み、前記素子分離膜はSTI(Shallow Trench isolation)工程のような素子分離工程を利用して形成される。例えば、前記素子分離膜はシリコン酸化物を含む酸化物を使用して形成される。本発明の一実施例において、基板100はP型不純物がドーピングされたP型基板でも良い。
トンネル絶縁膜103は、熱酸化工程又は化学気相蒸着工程(CVD)等を利用して形成される。本発明の一実施例によると、トンネル絶縁膜103は、熱酸化工程を通じて形成されたシリコン酸化物からなる。例えば、トンネル絶縁膜103は、基板100の上面から約50〜100Å程度の薄い厚みに形成される。
本発明の他の実施例によると、基板200上に予備トンネル絶縁膜を形成した後、前記予備トンネル絶縁膜を部分的にエッチングすることにより、図11に示すように、中央部に、両側部である第1及び第2部分に対して上部に突出した構造を有するトンネル絶縁膜203を形成することができる。例えば、前記予備トンネル絶縁膜を、等方性エッチング工程を通じて部分的にエッチングすることができる。この場合、トンネル絶縁膜203の中央部下の基板200には後続して共通ソース領域278が形成される。
トンネル絶縁膜103上には、第1導電膜106が形成される。第1導電膜106は、不純物がドーピングされたポリシリコンからなる。第1導電膜106は、化学気相蒸着工程、プラズマ増強化学気相蒸着工程(PECVD)又は低圧化学気相蒸着工程(LPCVD)を利用して形成される。例えば、第1導電膜106は、トンネル絶縁膜103の上面から約1000〜2000Å程度の厚みに形成される。本発明の他の実施例によると、第1導電膜106は、金属又は金属窒化物を化学気相蒸着工程、原子層積層工程、又はスパッタリング工程でトンネル絶縁膜103上に蒸着して形成することができる。
図13は、第1導電膜106上に第1マスク層109を形成する段階を説明するための断面図である。
図13を参照すると、第1導電膜106上に第1マスク層109を形成する。第1マスク層109は、第1導電膜106に対してエッチング選択比を有する物質を使用して形成される。本発明の一実施例において、第1マスク層109は、シリコン酸窒化物のような酸窒化物を使用して形成される。第1マスク層109は化学気相蒸着工程、低圧化学気相蒸着工程、又はプラズマ増強化学気相蒸着工程を利用して形成される。例えば、第1マスク層109は、第1導電膜106の上面から約500〜1500Å程度の厚みに形成される。
図14は、第1導電膜106上に第1マスクパターン112とスペーサ115を形成する段階を説明するための断面図である。
図14を参照すると、フォトリソグラフィ工程を利用して第1マスク層109をエッチングすることにより、第1導電膜106上に第1マスクパターン112を形成する。第1マスクパターン112は、それぞれ第1及び第2トランジスタ190、193(図23参照)の第1及び第2フローティングゲート118、121(図15参照)を形成するためのエッチングマスクの役割を果たす。本発明の一実施例によると、第1マスクパターン112のドライエッチング工程を通じて形成される。
第1マスクパターン112を覆うように第1導電膜106上に第1絶縁膜(図示せず)を形成する。前記第1絶縁膜は、第1マスクパターン112及び第1導電膜106に対してエッチング選択比を有する物質を化学気相蒸着工程、低圧化学気相蒸着工程、又はプラズマ増強化学気相蒸着工程で蒸着して形成する。例えば、前記第1絶縁膜はシリコン窒化物等の窒化物を使用して形成される。前記第1絶縁膜は第1導電膜106及び第1マスクパターン112の上面から約500〜1000Å程度の厚みに形成される。
前記第1絶縁膜を部分的にエッチングして第1マスクパターン112の側壁上にそれぞれスペーサ115を形成する。このような第1マスクパターン112及びスペーサ115は後続して第1及び第2トランジスタ190、193の第1及び第2フローティングゲート118、121を形成する時、マスクパターンとして使用される。例えば、スペーサ115は異方性エッチング工程を利用して形成される。
図15は、トンネル絶縁膜103上に第1及び第2フローティングゲート118、121を形成する段階を説明するための断面図である。
図15を参照すると、第1マスクパターン112とスペーサ115をエッチングマスクとして利用して第1導電膜106をエッチングすることにより、トンネル絶縁膜103上に第1及び第2フローティングゲート118、121を形成する。本発明の一実施例において、第1及び第2フローティングゲート118、121は、ドライエッチング工程を利用して形成される。第1及び第2フローティングゲート118、121は、それぞれ約1000〜2000Å程度の実質的に同じ厚みに形成される。例えば、第1及び第2フローティングゲート118、121は、それぞれトンネル絶縁膜103の上面から約1500Å程度の高さを有する。又、第1及び第2フローティングゲート118、121は実質的に同じ幅を有し、互いに所定の間隔に離隔される。
第1及び第2フローティングゲート118、121から第1マスクパターン112及びスペーサ115を除去する。本発明の実施例において、第1マスクパターン112とスペーサ115はリン酸溶液を含有するエッチング溶液を使用するウェットエッチング工程又はリン酸を含むエッチングガスを使用するドライエッチング工程を通じて除去される。
図16は、トンネル絶縁膜103と第1及び第2フローティングゲート118、121上に下部酸化膜124、窒化膜127、及び上部酸化膜130を形成する段階を説明するための断面図である。
図16を参照すると、第1及び第2フローティングゲート118、121を覆うようにトンネル絶縁膜103上に下部酸化膜124、窒化膜127、及び上部酸化膜130を順次に形成する。本発明の実施例において、下部酸化膜124は、中温酸化物(MTO)を化学気相蒸着工程又は高密度プラズマ化学気相蒸着工程(HDP−CVD)工程で蒸着して形成される。下部酸化膜124は、第1及び第2フローティングゲート118、121の上面から約10〜50Å程度の厚みに形成される。例えば、下部酸化膜124は約30Å程度の厚みに形成される。
窒化膜127は、シリコン窒化物を化学気相蒸着工程又はプラズマ増強化学気相蒸着工程で蒸着して形成される。窒化膜127は、下部酸化膜124の上面から約50〜90Å程度の厚みに形成される。例えば、窒化膜127は約70Å程度の厚みに形成される。
上部酸化膜130は、中温酸化物を窒化膜127上に化学気相蒸着工程や高密度プラズマ化学気相蒸着工程で蒸着して形成される。上部酸化膜130は、窒化膜127の上面から約50〜150Å程度の厚みに形成される。例えば、上部酸化膜130は約100Å程度の厚みに形成される。従って、下部酸化膜124、窒化膜127、及び上部酸化膜130間の厚み比は約1:5:5〜5:9:15(又は1〜5:5〜9:5〜15)程度になる。
本発明の一実施例において、第1及び第2フローティングゲート118、121を覆う下部酸化膜124を形成した後、第1及び第2フローティングゲート118、121と下部酸化膜124の特性改善のために、窒素を含む雰囲気下で熱処理工程を追加的に行うことができる。例えば、前記熱処理工程を一酸化二窒素(NO)を含む雰囲気下で約400〜600℃程度の温度で行うことができる。
図17及び図18は、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154を形成する段階を説明するための断面図である。例えば、図17は、前記EEPROM装置のビットラインと実質的に平行な方向に切断した断面図で、図18は、前記EEPROM装置のワードラインと実質的に平行な方向に切断した断面図である。
図17及び図18を参照すると、上部酸化膜130上に追加マスクパターン(図示せず)を形成した後、前記追加マスクパターンをエッチングマスクとして利用して上部酸化膜130、窒化膜127、下部酸化膜124を順次にエッチングすることにより、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154を形成する。本発明の一実施例において、前記追加マスクパターンはシリコン酸窒化物のような酸窒化物を使用して形成され、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154はドライエッチング工程を通じて形成される。本発明の他の実施例によると、第2酸化膜130上にフォトレジストパターン(図示せず)を形成した後、前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして利用するエッチング工程を通じて第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154を形成することができる。
第1ゲート絶縁構造物151は、第1フローティングゲート118上に形成され、第2ゲート絶縁構造物154は、第2フローティングゲート121上に位置する。第1ゲート絶縁構造物151は、第1フローティングゲート118上に順次に形成された第1下部酸化膜パターン133、第1窒化膜パターン139、及び第1上部酸化膜パターン145を具備する。第2ゲート絶縁構造物154は、第2フローティングゲート121上に順次に形成された第2下部酸化膜パターン136、第2窒化膜パターン142、及び第2上部酸化膜パターン148を含む。本発明の実施例において、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154は実質的に同じ厚みと幅を有する。
図19及び図20は、トンネル絶縁膜103と第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154上に第2導電膜157と第2マスク層160を形成する段階を説明するための断面図である。例えば、図19は、前記EEPROM装置のビットラインと実質的に平行な方向に切断した断面図で、図20は、前記EEPROM装置のワードラインと実質的に平行な方向に切断した断面図である。
図19及び図20を参照すると、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154を覆うようにトンネル絶縁膜103上に第2導電膜157を形成する。第2導電膜157は不純物でドーピングされたポリシリコン、金属、又は金属窒化物を使用して形成される。又、第2導電膜157は化学気相蒸着工程、低圧化学気相蒸着工程、プラズマ増強化学気相蒸着工程、原子層積層工程、スパッタリング工程等を利用して形成される。第2導電膜157は、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154の上面から約1000〜2000Å程度の厚みに形成される。例えば、第2導電膜157は、約1500Å程度の厚みに形成される。又、第2導電膜157は、約500〜700℃程度の温度で形成される。例えば、第2導電膜157は約620℃程度の温度で形成される。
第2導電膜157上には第2マスク層160が形成される。第2マスク層160は、第2導電膜157に対してエッチング選択比を有する物質を使用して形成される。例えば、第2マスク層160は、シリコン酸窒化物等の酸窒化物を使用して形成される。又、第2マスク層160は、化学気相蒸着工程、プラズマ増強化学気相蒸着工程、又は低圧化学気相蒸着工程を利用して形成される。第2マスク層160は、第2導電膜157の上面から約600〜1000Å程度の厚みに形成される。例えば、第2マスク層160は、約800Å程度の厚みに形成される。
図21は、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154上に第2マスクパターン163と第1及び第2コントロールゲート166、169を形成する段階を説明するための断面図である。
図21を参照すると、第2マスク層160をパターニングして第2導電膜157上に第2マスクパターン163を形成する。本発明の一実施例によると、第2マスクパターン163は、それぞれ第1マスクパターン112と実質的に同じ形状を有する。
第2マスクパターン160をエッチングマスクとして利用して第2導電膜157をエッチングすることにより、第1及び第2ゲート絶縁構造物151、154上にそれぞれ第1及び第2コントロールゲート166、169を形成する。本発明の一実施例において、第1及び第2コントロールゲート166、169は、ドライエッチング工程を利用して形成される。これによって、トンネル絶縁膜103上には第1及び第2ゲート構造物が形成される。前記第1ゲート構造物は、第1フローティングゲート118、第1ゲート絶縁構造物151及び第1コントロールゲート166を含み、前記第2ゲート絶縁構造物は第2フローティングゲート121、第2ゲート絶縁構造物154、及び第2コントロールゲート169を具備する。
図22は、第1及び第2保護膜172、175と共通ソース領域178を形成する段階を説明するための断面図である。
図22を参照すると、第1及び第2コントロールゲート166、169から第2マスクパターン163を除去した後、前記第1及び第2ゲート構造物に対して酸化工程を行う。これによって、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁及び上面上に第1及び第2保護膜172、175が形成される。第1及び第2保護膜172、175はイオン注入工程を含む後続工程の間、前記第1及び第2ゲート構造物を保護する。具体的には、第1保護膜172は、第1フローティングゲート118の側壁、第1ゲート絶縁構造物151の側壁、第1コントロールゲート166の側壁及び第1コントロールゲート166の上面上に形成される。又、第2保護膜175は、第2フローティングゲート121の側壁、第2ゲート絶縁構造物154の側壁、第2コントロールゲート169の側壁、及び第2コントロールゲート169の上面上に形成される。第1及び第2保護膜172、175は、それぞれ第1及び第2コントロールゲート166、169の上面から約50〜90Å程度の厚みに形成される。例えば、第1及び第2保護膜172、175は、それぞれ約70Å程度の厚みに形成される。
本発明の一実施例において、前記酸化工程は約800〜900℃程度の温度で行われる。例えば、第1及び第2保護膜172、175は約850℃程度の温度で形成される。
本発明の他の実施例によると、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁上に第1及び第2保護膜172、175を形成することなく、共通ソース領域178を形成するためのイオン注入工程を進行することができる。
図22を更に参照すると、前記第1及び第2ゲート構造物をマスクとして利用するイオン注入工程を通じて第1不純物を前記第1及び第2ゲート構造物間の基板100に注入することにより、前記第1及び第2ゲート構造物間の基板100に共通ソース領域178を形成する。共通ソース領域178はリンのようなN型不純物を使用して形成される。共通ソース領域178は、約30〜40KeV程度のエネルギーで前記第1不純物を注入して形成される。例えば、共通ソース領域178は、約35KeV程度のエネルギーで基板100にN型不純物を注入して形成される。又、共通ソース領域178は約1×1014〜9×1014atoms/cm程度の相対的に低い第1不純物濃度を有する。例えば、共通ソース領域178は約2×1014atoms/cm程度の第1不純物濃度で形成される。
図23は、第1及び第2ドレイン領域181、184とゲートスペーサ187を形成する段階を説明するための断面図である。
図23を参照すると、前記第1及び第2ゲート構造物にそれぞれ隣接する基板100の第1及び第2部分に第2不純物をイオン注入工程で注入することにより、基板100の第1部分に第1ドレイン領域181を形成する一方、基板100の第2部分に第2ドレイン領域184を形成する。第1及び第2ドレイン領域181、184は、それぞれヒ素のようなN型不純物を約50〜60KeV程度のエネルギーで注入して形成される。例えば、第1及び第2ドレイン領域181、184は、それぞれ基板100の第1及び第2部分に前記第2不純物を約55KeV程度のエネルギーで注入して形成される。第1及び第2ドレイン領域181、184は、それぞれ1×1015〜9×1015atoms/cm程度の相対的に高い第2及び第3不純物濃度を有する。即ち、第1ドレイン領域181の第2不純物濃度と第2ドレイン領域184の第3不純物濃度は実質的に同じである。例えば、第1及び第2ドレイン領域181、184は、それぞれ約6×1015atoms/cm程度の相対的に高い第2及び第3不純物濃度を有する。これによって、基板100上には実質的に同じ構造を有する第1及び第2トランジスタ190、193が形成される。第1トランジスタ190は、第1ドレイン領域181、共通ソース領域178、及び第1ゲート構造物を含み、第2トランジスタ193は第2ドレイン領域184、共通ソース領域178、及び第2ゲート構造物を具備する。本発明の実施例において、第1及び第2ドレイン領域181、184はそれぞれ第1及び第2ビットラインジャンクション領域に該当する。
第1及び第2ドレイン領域181、184を形成した後、前記第1及び第2ゲート構造物190、193から第1及び第2保護膜172、175を除去する。本発明の一実施例において、第1及び第2保護膜172、175は硫酸を含むエッチング溶液を使用する第1エッチング工程とフッ素を含むエッチング溶液を使用する第2エッチング工程を順次に行って除去される。例えば、前記第1エッチング工程は約5〜15分間行われ、前記第2エッチング工程は約1〜10分間行われる。第1及び第2保護膜172、175が除去されると、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁が露出される。
図23を更に参照すると、露出された第1及び第2ゲート構造物190、193を覆うようにトンネル絶縁膜103上に第2絶縁膜を形成する。前記第2絶縁膜はシリコン窒化物のような窒化物を使用して形成される。
前記第2絶縁膜を部分的にエッチングすることにより、前記第1及び第2ゲート構造物190、193の側壁上にゲートスペーサ187を形成する。例えば、ゲートスペーサ187は異方性エッチング工程を通じて形成される。本発明の他の実施例において、前記第1及び第2ゲート構造物190、193の側壁上にゲートスペーサ187を形成する工程を省略することができる。又、本発明の更に他の実施例によると、前記第1及び第2ゲート構造物190、193の側壁上にゲートスペーサ187を形成した後、基板100の第1及び第2部分にそれぞれ第1及び第2ドレイン領域181、184を形成することができる。
前述したように、本発明によると、実質的に同じ構造を有しながら信号の印加によってEEPROM装置のメモリトランジスタ及び選択トランジスタの機能を互いに交互に行うことができる第1及び第2トランジスタを具備するEEPROM装置を具現することができる。従って、複雑な製造工程を要求することなく、単純化された構造を有するEEPROM装置を製造することができ、このようなEEPROM装置の製造費用と時間を節減することができ、EEPROM装置の信頼性を向上させることができる。又、本発明によるEEPROM装置のメモリセルは実質的に同じ構造を有する一対のトランジスタを具備するので、EEPROM装置の単位メモリセルが占める面積を大幅に減少させることができる。
以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。
従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来のEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の断面図である。 本発明によるEEPROM装置のプログラミング動作及び消去動作を説明するための断面図である。 本発明によるEEPROM装置のプログラミング動作及び消去動作を説明するための断面図である。 本発明の他の実施例によるEEPROM装置の断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施例によるEEPROM装置の製造方法を説明するための断面図である。
符号の説明
100、200 基板
103、203 トンネル絶縁膜
106 第1導電膜
109 第1マスク層
112 第1マスクパターン
115 スペーサ
118、218 第1フローティングゲート
121、221 第2フローティングゲート
124 下部酸化膜
127 窒化膜
130 上部酸化膜
133、233 第1下部酸化膜パターン
136、236 第2下部酸化膜パターン
139、239 第1窒化膜パターン
142、242 第2窒化膜パターン
145、245 第1上部酸化膜パターン
148、248 第2上部酸化膜パターン
151、251 第1ゲート絶縁構造物
154、254 第2ゲート絶縁構造物
157 第2導電膜
160 第2マスク層
163 第2マスクパターン
166、266 第1コントロールゲート
169、269 第2コントロールゲート
172 第1保護膜
175 第2保護膜
178、278 共通ソース領域
181、281 第1ドレイン領域
184、284 第2ドレイン領域
190、290 第1トランジスタ
193、293 第2トランジスタ

Claims (24)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された第1及び第2トランジスタを含む一対のトランジスタを含み、前記第1及び第2トランジスタは信号の印加によってメモリトランジスタと選択トランジスタの機能を互いに交互に行い、実質的に同じ構造を有することを特徴とするEEPROM装置。
  2. 前記第1トランジスタは、
    前記基板上に形成されたトンネル絶縁膜と、
    前記トンネル絶縁膜上に形成された第1ゲート構造物と、
    前記第1ゲート構造物に隣接する前記基板の第1部分に形成された第1ドレイン領域と、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとの間の前記基板に形成された共通ソース領域と、を含み、
    前記第2トランジスタは、
    前記基板上に形成された前記トンネル絶縁膜と、
    前記トンネル絶縁膜上に形成された第2ゲート構造物と、
    前記第2ゲート構造物に隣接する前記基板の第2部分に形成された第2ドレイン領域と、
    前記共通ソース領域と、を含むことを特徴とする請求項1記載のEEPROM装置。
  3. 前記第1及び第2ドレイン領域に電気的に連結されるビットラインを更に含むことを特徴とする請求項2記載のEEPROM装置。
  4. 前記共通ソース領域は第1不純物濃度を有し、前記第1及び第2ドレイン領域はそれぞれ前記第1不純物濃度より高い第2及び第3不純物濃度を有することを特徴とする請求項2記載のEEPROM装置。
  5. 前記基板は第1導電型を有し、前記共通ソース領域と前記第1及び第2ドレイン領域はそれぞれ第2導電型を有することを特徴とする請求項2記載のEEPROM装置。
  6. 前記第1導電型はP型で、前記第2導電型はN型であることを特徴とする請求項5記載のEEPROM装置。
  7. 前記第1ゲート構造物は、
    前記トンネル絶縁膜上に形成された第1フローティングゲートと、
    前記第1フローティングゲート上に形成された第1ゲート絶縁構造物と、
    前記第1ゲート絶縁構造物上に形成された第1コントロールゲートと、を含み、
    前記第2ゲート構造物は、
    前記トンネル絶縁膜上に形成された第2フローティングゲートと、
    前記第2フローティングゲート上に形成された第2ゲート絶縁構造物と、
    前記第2ゲート絶縁構造物上に形成された第2コントロールゲートと、を含むことを特徴とする請求項2記載のEEPROM装置。
  8. 前記第1ゲート絶縁構造物は、第1下部酸化膜パターン、第1窒化膜パターン、及び第1上部酸化膜パターンを含み、前記第2ゲート絶縁構造物は第2下部酸化膜パターン、第2窒化膜パターン、及び第2上部酸化膜パターンを含むことを特徴とする請求項7記載のEEPROM装置。
  9. 前記第1及び第2下部酸化膜パターンと前記第1及び第2上部酸化膜パターンは中温酸化物を含み、前記第1及び第2窒化膜パターンはシリコン窒化物を含むことを特徴とする請求項8記載のEEPROM装置。
  10. 前記トンネル絶縁膜は、前記共通ソース領域上に位置して前記基板から上方に突出した中央部、前記中央部の一側に形成された第1部分及び前記中央部の他側に形成された第2部分を含むことを特徴とする請求項2記載のEEPROM装置。
  11. 前記第1ゲート構造物の第1部分は、前記トンネル絶縁膜の第1部分上に位置し、前記第1ゲート構造物の第1部分の反対側である第2部分は前記トンネル絶縁膜の中央部上に位置し、前記第2ゲート構造物の第1部分は前記トンネル絶縁膜の第2部分上に位置し、前記第2ゲート構造物の第1部分と反対側である第2部分は前記トンネル絶縁膜の中央部上に位置することを特徴とする請求項10記載のEEPROM装置。
  12. 前記第1及び第2トランジスタの側壁上に形成されたゲートスペーサを更に含むことを特徴とする請求項1記載のEEPROM装置。
  13. 基板上にトンネル絶縁膜を形成する段階と、
    前記トンネル絶縁膜上に互いに離隔して、実質的に同じ構造を有する第1及び第2ゲート構造物を形成する段階と、
    前記第1及び第2ゲート構造物間の前記基板に共通ソース領域を形成する段階と、
    前記第1ゲート構造物に隣接する前記基板の第1部分に第1ドレイン領域を形成する段階と、
    前記第2ゲート構造物に隣接する前記基板の第2部分に第2ドレイン領域を形成する段階と、を含むことを特徴とするEEPROM装置の製造方法。
  14. 前記トンネル絶縁膜を形成する段階は、
    前記基板上に予備トンネル絶縁膜を形成する段階と、
    前記予備トンネル絶縁膜を部分的にエッチングして前記共通ソース領域上で前記基板上に突出した中央部を有する前記トンネル絶縁膜を形成する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項13記載のEEPROM装置の製造方法。
  15. 前記第1及び第2ゲート構造物を形成する段階は、
    前記トンネル絶縁膜上に互いに離隔する第1及び第2フローティングゲートを形成する段階と、
    前記第1及び第2フローティングゲート上にそれぞれ第1及び第2ゲート絶縁構造物を形成する段階と、
    前記第1及び第2ゲート絶縁構造物上にそれぞれ第1及び第2コントロールゲートを形成する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項13記載のEEPROM装置の製造方法。
  16. 前記第1及び第2フローティングゲートを形成する段階は、
    前記トンネル絶縁膜上に第1導電膜を形成する段階と、
    前記第1導電膜上に第1マスクパターンを形成する段階と、
    前記第1マスクパターンをエッチングマスクとして利用して前記第1導電膜をエッチングする段階と、を更に含むことを特徴とする請求項15記載のEEPROM装置の製造方法。
  17. 前記第1及び第2フローティングゲートを形成する段階は、前記第1マスクパターンの側壁上にスペーサを形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項16記載のEEPROM装置の製造方法。
  18. 前記第1及び第2ゲート絶縁構造物を形成する段階は、
    前記第1及び第2フローティングゲートと前記基板上に下部酸化膜を形成する段階と、
    前記下部酸化膜上に窒化膜を形成する段階と、
    前記窒化膜上に上部酸化膜を形成する段階と、
    前記上部酸化膜、前記窒化膜、及び前記下部酸化膜をパターニングして、前記第1フローティングゲート上に第1下部酸化膜パターン、第1窒化膜パターン、及び第1上部酸化膜パターンを含む前記第1ゲート絶縁構造物を形成して、前記第2フローティングゲート上に第2下部酸化膜パターン、第2窒化膜パターン、及び第2上部酸化膜パターンを含む前記第2ゲート絶縁構造物を形成する段階と、を更に含むことを特徴とする請求項15記載のEEPROM装置の製造方法。
  19. 前記第1及び第2コントロールゲートを形成する段階は、
    前記トンネル絶縁膜と前記第1及び第2ゲート絶縁構造物上に第2導電膜を形成する段階と、
    前記第2導電膜上に第2マスクパターンを形成する段階と、
    前記第2マスクパターンをエッチングマスクとして利用して前記第2導電膜をエッチングする段階と、を更に含むことを特徴とする請求項15記載のEEPROM装置の製造方法。
  20. 前記第1及び第2ゲート構造物の側壁等上にそれぞれゲートスペーサを形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項15記載のEEPROM装置の製造方法。
  21. 前記第1及び第2ドレイン領域を形成する段階は、前記ゲートスペーサを形成する段階後に行われることを特徴とする請求項20記載のEEPROM装置の製造方法。
  22. 前記共通ソース領域を形成する前に、前記第1及び第2ゲート構造物の側壁及び上面上に第1及び第2保護膜を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項13記載のEEPROM装置の製造方法。
  23. 前記第1及び第2保護膜は、酸化工程で形成されることを特徴とする請求項22記載のEEPROM装置の製造方法。
  24. 前記共通ソース領域を形成した後、前記第1及び第2保護膜を除去する段階を更に含むことを特徴とする請求項22記載のEEPROM装置の製造方法。
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