JP2000068482A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JP2000068482A
JP2000068482A JP10231568A JP23156898A JP2000068482A JP 2000068482 A JP2000068482 A JP 2000068482A JP 10231568 A JP10231568 A JP 10231568A JP 23156898 A JP23156898 A JP 23156898A JP 2000068482 A JP2000068482 A JP 2000068482A
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diffusion layer
memory
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Masao Tanimoto
正男 谷本
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SAS構造でない新規な構造によりメモリ部
の面積縮小を図る。 【解決手段】 メモリセルM1,M2は、直列接続され
ている。拡散層Aは、メモリセルM1,M2のみに共有
され、拡散層A以外の導電層に直接結合されることがな
い。メモリセルM1側の拡散層Bは、ビット線23,2
4に接続される。メモリセルM2側の拡散層Bは、メモ
リセルM1が接続されるビット線とは異なるビット線2
3,24に接続される。例えば、メモリセルM1の読み
出し時、メモリセルM1に繋がるビット線をVsrにプ
リチャージし、メモリセルM2に繋がるビット線を接地
し、メモリセルM2を常にオン状態にする。メモリセル
M1のコントロールゲート電極には、読み出し電位Vg
rを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体メ
モリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不揮発性半導体メモリの一つとし
て、NOR型フラッシュEEPROMが知られている。
NOR型フラッシュEEPROMでは、メモリセルアレ
イ部の面積を縮小するため、いわゆるセルフアラインソ
ース(Self-Aligned-Source)構造(以下、SAS構造
と称する。)が採用されている。SAS構造の特徴は、
一つのソース拡散層を複数のメモリセルで共有している
点にある。
【0003】図33は、SAS構造を有する従来のNO
R型フラッシュEEPROMの平面パターンを示してい
る。図34は、図33のXXXIV−XXXIV線に沿
う断面図、図35は、図33のXXXV−XXXV線に
沿う断面図、図36は、図33のXXXVI−XXXV
I線に沿う断面図、図37は、図33のXXXVII−
XXXVII線に沿う断面図である。また、図38は、
図33のデバイスの等価回路を示している。
【0004】P型シリコン基板10の表面は、素子分離
領域(図33ではハッチングで示す)11とそれ以外の
素子領域12に分けられている。素子分離領域11は、
LOCOS法により形成されたフィールド酸化膜から構
成されている。素子領域12は、格子パターンを有し、
複数のメモリセルは、この格子パターン内に配置されて
いる。
【0005】各メモリセルは、ソース拡散層S、ドレイ
ン拡散層D、フローティングゲート電極FG及びコント
ロールゲート電極CGを有している。
【0006】ソース拡散層Sは、複数の(又は全ての)
メモリセルに共通に一つ設けられ(SAS構造)、N+
不純物層13aとN- 不純物層13bから構成されてい
る。ドレイン拡散層Dは、カラム方向に隣接する二つの
メモリセルに一つ設けられ、N+ 不純物層14aとP-
不純物層14bから構成されている。
【0007】フローティングゲート電極FGは、シリコ
ン基板10上にゲート絶縁膜15を介して形成され、N
型不純物を含んだポリシリコン膜16から構成されてい
る。フローティングゲート電極FGのロウ方向の端部
は、素子領域12を跨ぐように素子分離領域11上に存
在している。
【0008】コントロールゲート電極CGは、フローテ
ィングゲート電極FG上に絶縁膜17を介して形成さ
れ、N型不純物を含んだポリシリコン膜18及び高融点
金属シリサイド(タングステンシリサイドなど)19か
ら構成されている。絶縁膜17は、いわゆるONO膜
(酸化膜/窒化膜/酸化膜)から構成される。コントロ
ールゲート電極CGは、ロウ方向に延び、かつ、ロウ方
向の複数のメモリセルに共有されている。
【0009】フローティングゲート電極FG及びコント
ロールゲート電極CGは、熱酸化により得られる酸化膜
20により覆われている。また、複数のメモリセルは、
上面が平坦な層間絶縁膜(BPSG膜など)21により
覆われている。層間絶縁膜21上には、さらに、表面が
平坦な層間絶縁膜(TEOS膜など)22が形成されて
いる。
【0010】層間絶縁膜22には、ビット線用の配線溝
及びソース線用の配線溝が設けられ、かつ、層間絶縁膜
21には、ドレイン拡散層Dに達するコンタクトホール
及びソース拡散層Sに達するコンタクトホールが形成さ
れている。これら配線溝及びコンタクトホール内には、
ビット線BL及びソース線SLが形成されている。
【0011】ビット線BLは、カラム方向に延び、か
つ、カラム方向のメモリセルのドレイン拡散層Dに共通
に接続されている。ビット線BLは、バリアメタル(例
えば、チタンと窒化チタンの積層)22と金属膜(例え
ば、タングステン膜)23から構成されている。
【0012】ソース線SLは、カラム方向に延び、か
つ、複数箇所においてソース拡散層Sに接続されてい
る。ソース線SLは、バリアメタル(例えば、チタンと
窒化チタンの積層)22と金属膜(例えば、タングステ
ン膜)23から構成されている。
【0013】次に、図33乃至図38のNOR型フラッ
シュEEPROMの製造方法について説明する。
【0014】まず、図39に示すように、LOCOS法
を用いてシリコン基板10上にカラム方向に延びるライ
ン状のフィールド酸化膜(ハッチング部分)を形成す
る。これにより、シリコン基板10の表面は、ライン状
の素子分離領域11とライン状の素子領域12a,12
bに大きく分けられる。
【0015】素子領域12aは、メモリセルが形成され
る領域であり、素子領域12bは、ソース拡散層に対す
るコンタクト領域である。素子領域12bは、複数本
(例えば、16本)の素子領域12aを間に挟むように
して配置されている。
【0016】なお、ロウ方向に延びるソース拡散層が形
成される領域は、これよりも後に行われるエッチング工
程で形成される。
【0017】次に、図40乃至図44に示すように、熱
酸化法により、素子分離領域11間の素子領域12a,
12bにゲート絶縁膜15を形成する。CVD法を用い
て、素子分離領域11上及びゲート絶縁膜15上に、ポ
リシリコン膜16を形成する。続けて、例えば、N型不
純物(例えば、リン)を含むガス雰囲気中において熱処
理を施し、ポリシリコン膜16中に、例えば、約2×1
20cm-3のN型不純物を導入する。
【0018】また、ポリシリコン膜16に、カラム方向
に伸びるスリット状の開口OPを形成する。この開口O
Pの幅(ロウ方向の幅)は、素子分離領域11の幅(ロ
ウ方向の幅)よりも狭くなっている。
【0019】ポリシリコン膜16上に絶縁膜17を形成
する。この絶縁膜17は、例えば、厚さ約5nmのシリ
コン酸化膜、厚さ約8nmのシリコン窒化膜、厚さ約5
nmのシリコン酸化膜から構成される(“ONO膜”と
呼ばれる)。
【0020】また、例えば、CVD法により、絶縁膜1
7上にポリシリコン膜18を形成した後、このポリシリ
コン膜18に約3.6×1020cm-3のN型不純物(例
えば、リン)を導入する。続けて、CVD法により、ポ
リシリコン膜18上に高融点金属シリサイド(例えば、
タングステンシリサイド)19を形成する。
【0021】PEP(写真蝕刻工程)により、高融点金
属シリサイド19上にレジストパターンを形成する。こ
のレジストパターンをマスクにして、RIEにより、高
融点金属シリサイド19、ポリシリコン膜18、絶縁膜
17、ポリシリコン膜16を順次エッチングする。この
結果、ロウ方向に伸びるライン状のコントロールゲート
電極(ワード線)CG及びフローティングゲート電極F
Gが形成される。この後、レジストパターンは除去され
る。
【0022】次に、PEP(写真蝕刻工程)によりレジ
ストパターン25を形成する。このレジストパターン2
5は、メモリセルのドレインとなるべき領域を覆い、メ
モリセルのソースとなるべき領域に開口を有する。この
レジストパターン25をマスクにして、素子分離領域1
1のフィールド酸化膜をエッチングすると、ロウ方向に
延びるシリコン基板10の剥き出し部分が形成される
(SAS構造)この後、レジストパターン25は除去さ
れる。。
【0023】次に、図45及び図46に示すように、8
50℃程度の酸素雰囲気中において熱処理を施し、フロ
ーティングゲート電極FG及びコントロールゲート電極
CGの表面に酸化膜20を形成する。
【0024】この後、メモリセルのソースとなるべき領
域に対して、N型不純物としてヒ素を、加速エネルギー
約60keV、ドーズ量約5×1015cm-2の条件で、
かつ、N型不純物としてリンを、加速エネルギー約30
keV、ドーズ量約5×1014cm-2の条件でイオン注
入する。
【0025】続いて、メモリセルのドレインとなるべき
領域に対して、N型不純物としてヒ素を、加速エネルギ
ー約60keV、ドーズ量約5×1015cm-2の条件
で、かつ、P型不純物としてボロンを、加速エネルギー
約40keV、ドーズ量約4×1013cm-2の条件でイ
オン注入する。
【0026】この後、例えば、900℃の窒素雰囲気中
においてアニールを行うと、シリコン基板10中の不純
物が活性化され、N型不純物層13a,13bからなる
ソース拡散層S及びN型不純物層14aとP型不純物層
14bからなるドレイン拡散層Dがそれぞれ形成され
る。
【0027】また、シリコン基板10上の全面に、メモ
リセルを完全に覆うような層間絶縁膜(BPSG膜な
ど)21を形成する。この後、CMP法を用いて、BP
SG膜21を研磨し、BPSG膜21の表面を平坦にす
る。また、層間絶縁膜21上に層間絶縁膜(TEOS膜
など)22を形成する。
【0028】PEPとRIEを用いて、層間絶縁膜22
にビット線用及びソース線用の配線溝を形成する。ま
た、PEPとRIEを用いて、層間絶縁膜21にドレイ
ン拡散層D及びソース拡散層Sに達するコンタクトホー
ルを形成する。
【0029】この後、層間絶縁膜22上、配線溝の内面
及びコンタクトホールの内面にそれぞれバリアメタル2
3を形成する。バリアメタル23は、例えば、窒化チタ
ンとチタンから構成される。また、バリアメタル23上
に、配線溝及びコンタクトホールを完全に満たす金属膜
(タングステン膜など)24を形成する。
【0030】バリアメタル23及び金属膜24は、CM
P法により研磨され、配線溝内及びコンタクトホール内
に残存する。
【0031】この後、他の配線層やパッシベーション膜
を形成すると、NOR型フラッシュEEPROMが完成
する。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】NOR型フラッシュE
EPROMでは、上述のように、SAS構造を採用し、
メモリセルアレイ部の面積縮小を図っている。
【0033】しかし、SAS構造を得るためには、メモ
リセルのソース(共通ソース)となるべき領域に存在す
るフィールド酸化膜をエッチングにより除去することが
必要である。この時、同時に、シリコン基板もエッチン
グに晒されるため、シリコン基板にダメージが生じるこ
とがある。
【0034】また、SAS構造によれば、ロウ方向の複
数のメモリセルに共有されるソース拡散層側では、フィ
ールド酸化膜が完全に除去される一方、カラム方向に隣
接する二つのメモリセルに共通に設けられるドレイン拡
散層側では、ロウ方向に隣接する二つのメモリセルの各
ドレイン拡散層を分離するためにフィールド酸化膜が存
在する。このため、メモリセルのソース側とドレイン側
の構造がアンバランスになる。
【0035】このアンバランスは、シリコン基板のクラ
ックの原因になったり、ワード線の加工マージンを低下
させ、収率を低くする原因となる。
【0036】また、最近では、素子分離領域として、L
OCOS法によるフィールド酸化膜に代えて、メモリセ
ルアレイ部の面積縮小に有効なSTI(Shallow Trench
Isolation)構造の絶縁膜を用いることが多くなってい
る。
【0037】しかし、STI構造は、シリコン基板に形
成した溝内に絶縁膜を埋め込むものである。このため、
STI構造の素子分離領域を有するEEPROMにおい
て、SAS構造を適用しようとすると、例えば、図47
に示すように、ソースとなるべき領域の一部が深い溝と
なる。よって、イオン注入によりソース拡散層を形成す
る場合、この深い溝の側壁にN型不純物(リン、ヒ素)
を注入することが非常に困難となる。
【0038】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、SAS構造を必要とせずに、メモ
リセルアレイ部の面積縮小に貢献できるような新規な構
造、新規な回路構成のNOR型フラッシュEEPROM
を提案することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の不揮発性半導体メモリは、直列接続された
第1及び第2メモリセルと、前記第1メモリセルに直接
結合される第1データ線と、前記第2メモリセルに直接
結合される第2データ線とを備え、前記第1及び第2メ
モリセルの接続点は、前記第1及び第2メモリセル以外
のメモリセルに接続されていない。
【0040】前記第1及び第2メモリセルの接続点は、
半導体基板中に形成される第1拡散層から構成され、前
記第1及び第2データ線は、前記半導体基板上に形成さ
れる配線層から構成される。
【0041】前記第1メモリセルは、前記半導体基板中
に形成される第2拡散層を有し、前記第1データ線は、
前記第2拡散層に結合され、前記第2メモリセルは、前
記半導体基板中に形成される第3拡散層を有し、前記第
2データ線は、前記第3拡散層に結合される。
【0042】前記第1拡散層は、第1導電型の半導体基
板中に形成される第2導電型の第1不純物層と、前記第
1不純物層を覆う第1導電型の第2不純物層とから構成
され、前記第2及び第3拡散層は、前記半導体基板中に
形成される第2導電型の第3不純物層と、前記第3不純
物層を覆う前記第3不純物層よりも低濃度の第2導電型
の第4不純物層とから構成されている。
【0043】本発明の不揮発性半導体メモリは、前記第
1メモリセルに対して読み出しを実行する場合に、前記
第1データ線に第1電位を与える手段と、前記第2デー
タ線に前記第1電位とは異なる第2電位を与える手段
と、前記第1メモリセルのコントロールゲート電極にデ
ータの値に応じてオンとオフのいずれかが決定される第
3電位を与える手段と、前記第2メモリセルのコントロ
ールゲート電極に前記第2メモリセルが常にオンとなる
第4電位を与える手段とを備える。
【0044】本発明の不揮発性半導体メモリは、前記第
1メモリセルに対して書き込みを実行する場合に、前記
第1データ線に第1電位を与える手段と、前記第2デー
タ線に前記第1電位よりも高い第2電位を与える手段
と、前記第1及び第2メモリセルのコントロールゲート
電極に前記第1及び第2メモリセルが常にオンとなる第
3電位を与える手段とを備え、前記第1拡散層の前記第
1メモリセル側にホットエレクトロンを発生させる。
【0045】本発明の不揮発性半導体メモリは、前記第
1メモリセルに対して消去を実行する場合に、前記第1
データ線に第1電位を与える手段と、前記第1メモリセ
ルのコントロールゲート電極に前記第1電位よりも低い
第2電位を与える手段とを備え、前記第1メモリセルの
フローティングゲート電極中の電子を前記第1拡散層に
引き抜く。
【0046】前記第1及び第2メモリセルは、カラム方
向に延びる素子分離領域の間の素子領域に形成され、か
つ、カラム方向に直列接続されている。前記ビット線
は、ロウ方向とカラム方向のいずれとも交差する方向に
延びている。
【0047】前記第1データ線は、前記第2メモリセル
に対してロウ方向に隣接するメモリセル以外の第3メモ
リセルに結合され、かつ、前記第1データ線と前記第1
メモリセルの結合部と前記第1データ線と前記第3メモ
リセルの結合部の間には、少なくとも素子分離領域と四
本以上のワード線が存在する。
【0048】前記第1データ線は、前記第2メモリセル
に対してロウ方向に隣接するメモリセルに結合され、か
つ、前記第1データ線と前記第1メモリセルの結合部と
前記第1データ線と前記第3メモリセルの結合部の間に
は、素子分離領域と二本のワード線が存在する。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の不揮発性半導体メモリについて詳細に説明する。
【0050】図1は、本発明の第1の実施の形態に関わ
るNOR型フラッシュEEPROMの平面パターンを示
している。図2は、図1のII−II線に沿う断面図、
図3は、図1のIII−III線に沿う断面図、図4
は、図1のIV−IV線に沿う断面図、図5は、図1の
V−V線に沿う断面図である。また、図6は、図1のデ
バイスの等価回路を示している。
【0051】P型シリコン基板10の表面は、素子分離
領域11とそれ以外の素子領域12に分けられている。
素子分離領域11は、STI(Shallow Trench Isolati
on)構造を有する絶縁膜から構成されている。但し、素
子分離領域11は、LOCOS法により形成されたフィ
ールド酸化膜であってもよい。素子分離領域11及び素
子領域12は、共に、カラム方向に延びるライン状パタ
ーンを有し、複数のメモリセルは、素子領域11のライ
ン状パターン内に配置されている。
【0052】各メモリセルは、拡散層A,B、フローテ
ィングゲート電極FG及びコントロールゲート電極CG
を有している。
【0053】拡散層Aは、カラム方向に隣接する二つの
メモリセルに共通に一つ設けられ、N+ 不純物層14a
とP- 不純物層14bから構成されている。拡散層A
は、従来のEEPROM(図33参照)のソース拡散層
に位置的に対応しているが、拡散層Aの機能は、従来の
EEPROMのソース拡散層とは多少異なっている。
【0054】即ち、拡散層Aは、カラム方向に隣接する
二つのメモリセルを電気的に繋ぐだけで、他の配線(従
来のソース配線など)に直接結合されることはない。ま
た、拡散層Aは、従来のSAS構造のように、ロウ方向
の複数の(又は全ての)メモリセルに共有されていな
い。
【0055】拡散層Bは、カラム方向に隣接する二つの
メモリセルに一つ設けられ、N+ 不純物層13aとN-
不純物層13bから構成されている。拡散層Bは、従来
のEEPROM(図33参照)のドレイン拡散層に位置
的に対応しているが、拡散層Bの機能は、従来のEEP
ROMのドレイン拡散層とは多少異なっている。
【0056】即ち、拡散層Bは、ビット線(データ線)
BLに印加される電位によってソースとして機能した
り、又はドレインとして機能したりする。
【0057】フローティングゲート電極FGは、シリコ
ン基板10上にゲート絶縁膜15を介して形成され、N
型不純物を含んだポリシリコン膜16A,16Bから構
成されている。フローティングゲート電極FGのロウ方
向の端部は、素子領域12を跨ぐように素子分離領域1
1上に存在している。
【0058】コントロールゲート電極CGは、フローテ
ィングゲート電極FG上に絶縁膜17を介して形成さ
れ、N型不純物を含んだポリシリコン膜18及び高融点
金属シリサイド(タングステンシリサイドなど)19か
ら構成されている。絶縁膜17は、いわゆるONO膜
(酸化膜/窒化膜/酸化膜)から構成される。コントロ
ールゲート電極CGは、ロウ方向に延び、かつ、ロウ方
向の複数のメモリセルに共有されている。
【0059】フローティングゲート電極FG及びコント
ロールゲート電極CGは、熱酸化により得られる酸化膜
20により覆われている。また、複数のメモリセルは、
上面が平坦な層間絶縁膜(BPSG膜など)21により
覆われている。層間絶縁膜21上には、さらに、表面が
平坦な層間絶縁膜(TEOS膜など)22が形成されて
いる。
【0060】層間絶縁膜22には、ビット線用の配線溝
が設けられ、かつ、層間絶縁膜21には、拡散層Bに達
するコンタクトホールが形成されている。これら配線溝
及びコンタクトホール内には、ビット線BLが形成され
ている。
【0061】ビット線BLは、ロウ方向及びカラム方向
のいずれでもなく、斜め方向に延びている。一本のビッ
ト線BLに関し、拡散層Bに対するコンタクト領域は、
四本(又はそれ以上であってもよい)のコントロールゲ
ート電極CGを跨ぐごとに一つ設けられている。
【0062】また、互いに隣接する二本のビット線BL
に関しては、ロウ方向においてコンタクト領域を対向さ
せないこと、及び、それらの延長方向に沿って交互にコ
ンタクト領域を設けること、を条件に配置される。
【0063】ビット線BLは、例えば、バリアメタル
(例えば、チタンと窒化チタンの積層)22と金属膜
(例えば、タングステン膜)23から構成される。な
お、従来のEEPROMのソース線に対応するものは存
在しない。
【0064】上記構成のNOR型フラッシュEEPRO
Mによれば、従来のソース拡散層に対応する拡散層A
は、ロウ方向の複数の(又は全ての)メモリセルに共有
されておらず、カラム方向に隣接する二つのメモリセル
のみに共有されている。また、拡散層Aは、他の配線
(従来のソース線など)に直接結合されることがないた
め、拡散層Aに対するコンタクト領域も不要であり、S
AS構造とは異なる手法でメモリセルアレイ部の面積縮
小に貢献できる。
【0065】また、SAS構造を採用しないため、素子
分離領域に、メモリセルアレイ部の面積縮小に効果があ
るSTI構造の絶縁膜を不都合なく使用できる。但し、
本発明は、素子分離領域に、LOCOS法によるフィー
ルド酸化膜を用いる場合であっても、十分に成立するも
のである。
【0066】なお、本発明の第1の実施の形態に関わる
EEPROMは、従来のEEPROMとは全く異なる構
造及び回路構成を有するため、その動作についても独特
である。
【0067】以下、本発明の第1の実施の形態に関わる
NOR型フラッシュEEPROMの動作について説明す
る。
【0068】[読み出し]読み出し動作を行う場合に
は、図7及び図8に示すように、読み出しを行う同一ロ
ウのメモリセル(以下、選択セル)M2,M3に繋がる
ワード線(コントロールゲートCG)にVgr(例え
ば、約5V)を与え、選択セルM2,M3に対して拡散
層Aを挟んで隣接する非選択メモリセルM1,M4に繋
がるワード線(コントロールゲートCG)にVgs(例
えば、約10V)を与え、その他のワード線(図示せ
ず)には接地電位GNDを与える。
【0069】また、選択セルM2,M3の拡散層Bに繋
がるビット線BLにVsr(例えば、約1V)を与え、
選択セルM2,M3に対して拡散層Aを挟んで隣接する
非選択メモリセルM1,M4の拡散層Bに繋がるビット
線BLには接地電位GNDを与える。
【0070】ここで、選択セルM2,M3の拡散層Bに
繋がるビット線BLに接地電位GNDを与え、選択セル
M2,M3に対して拡散層Aを挟んで隣接する非選択メ
モリセルM1,M4の拡散層Bに繋がるビット線BLに
Vsr(例えば、約1V)を与えるようにしてもよい。
【0071】なお、メモリセルの閾値分布は、図9に示
すように、概ね5Vを境にして、低い値(消去セル)と
高い値(書き込みセル)に分かれている。
【0072】よって、選択セルM2,M3に対して拡散
層Aを挟んで隣接する非選択メモリセルM1,M4は、
常にオン状態になっており、選択セルM2,M3の拡散
層Aは、接地電位GNDが印加されるビット線BLに電
気的に繋がる。
【0073】なお、接地電位GNDが印加されるコント
ロールゲート電極CGに繋がる非選択メモリセル(図示
せず)は、当然にオフ状態になっている。
【0074】一方、選択セルM2,M3の拡散層Bは、
Vsr(=約1V)が印加されるビット線BLに繋が
る。よって、選択セルM2,M3が消去セル(閾値が5
V未満)の場合には、選択セルM2,M3がオン状態と
なり、選択セルM2,M3の拡散層Bに繋がるビット線
BLの電位は、Vsrから接地電位GNDに低下する。
このビット線BLの電位の変化を読み取ることにより、
データの読み出しが行われる。
【0075】また、選択セルM2,M3が書き込みセル
(閾値が5Vを超える)の場合には、選択セルM2,M
3はオフ状態であり、選択セルM2,M3の拡散層Bに
繋がるビット線BLの電位は、Vsrを維持する。この
ビット線BLの電位Vsrを読み取ることにより、デー
タの読み出しが行われる。
【0076】なお、本例によれば、読み出し時、図10
に示すように、ロウ方向に隣接するコンタクト領域の間
(選択セルM2,M3のコンタクト領域間、非選択セル
M1,M4のコンタクト領域間)にリーク電流が流れる
ことがなく、誤読み出しの恐れはない。
【0077】なぜなら、隣接する二本のビット線BLに
関し、これらの延長方向に沿って交互にコンタクト領域
が設けられるようにしたことに起因し、ロウ方向に隣接
する二つの拡散層Bには、同じ電位が印加されるためで
ある。
【0078】[書き込み]書き込み動作(フローティン
グゲート電極に電子を注入し、メモリセルの閾値を上げ
る動作)を行う場合には、図11及び図12に示すよう
に、書き込みを行うメモリセル(以下、選択セル)M4
の拡散層Bに繋がるビット線BLに接地電位GNDを与
え、その他のビット線BLにはVsp(例えば、約10
V)を与える。また、選択セルM4に繋がるワード線
(コントロールゲート電極CG)及び選択セルM4に対
して拡散層Aを挟んで隣接する選択セルM3に繋がるワ
ード線(コントロールゲート電極CG)にVgs(例え
ば、約10V)を与え、その他のワード線には接地電位
GNDを与える。
【0079】この時、選択セルM4においては、拡散層
A近傍で発生したホットエレクトロンがフローティング
ゲート電極に注入され、書き込みが実行される。一方、
選択セルM4に対して拡散層Aを挟んで隣接する非選択
セルM3においては、拡散層B近傍でのホットエレクト
ロンの発生が抑制されるため、書き込みは実行されな
い。
【0080】これは、拡散層AをN+拡散層とP-拡散層
から構成し、拡散層BをN+拡散層とN-拡散層から構成
することで、選択セルM4においてホットエレクトロン
が発生する領域(拡散層A近傍)の電界プロファイルを
急峻にし、非選択セルM3においてホットエレクトロン
が発生する領域(拡散層B近傍)の電界プロファイルを
緩やかにしたためである。
【0081】なお、メモリセルM3に対して書き込みを
実行する場合には、メモリセルM3の拡散層Bに繋がる
ビット線BLを接地電位GNDにし、メモリセルM4の
拡散層Bに繋がるビット線BLをVsp(例えば、約1
0V)にすればよい。
【0082】[消去]消去動作(フローティングゲート
電極から電子を引き抜き、メモリセルの閾値を下げる動
作)を行う場合には、図13及び図14に示すように、
消去を行うメモリセル(以下、選択セル)M2に繋がる
ビット線BLにVse(例えば、約5V)を与え、選択
セルM2に繋がるワード線(コントロールゲート電極C
G)にVgs(例えば、約−10V)を与える。
【0083】この時、選択セルM2のフローティングゲ
ート電極中の電子は、トンネル効果により拡散層Bに移
動するため、選択セルM2に対する消去動作が行われ
る。
【0084】なお、NOR型フラッシュEEPROMに
特有のチップ消去(全メモリセルのデータ消去)及びブ
ロック消去(ブロック内の複数のメモリセルのデータ消
去)を行う場合には、各選択セルの拡散層Bに繋がるビ
ット線にVse(例えば、約5V)を与え、各選択セル
に繋がるワード線にVge(例えば、約−10V)を与
えればよい。
【0085】次に、図1乃至図6のNOR型フラッシュ
EEPROMの製造方法について説明する。
【0086】まず、図15に示すように、シリコン基板
10上にゲート絶縁膜及びN型不純物を含むポリシリコ
ン膜を形成した後、これらポリシリコン膜及びゲート絶
縁膜並びにシリコン基板10にライン状の溝を形成す
る。また、この溝内に絶縁膜を埋め込んで、カラム方向
に延びるライン状の素子分離領域(STI構造)11を
形成する。これにより、シリコン基板10の表面は、ラ
イン状の素子分離領域11とライン状の素子領域12に
大きく分けられる。
【0087】次に、図16乃至図20に示すように、C
VD法を用いて、素子分離領域11上及びポリシリコン
膜16A上に、ポリシリコン膜16Bを形成する。な
お、ゲート絶縁膜15及びポリシリコン膜16Aは、図
15で説明した工程で既に形成されているものである。
続けて、例えば、N型不純物(例えば、リン)を含むガ
ス雰囲気中において熱処理を施し、ポリシリコン膜16
B中に、例えば、約2×1020cm-3のN型不純物を導
入する。
【0088】また、ポリシリコン膜16Bに、カラム方
向に伸びるスリット状の開口OPを形成する。この開口
OPの幅(ロウ方向の幅)は、素子分離領域11の幅
(ロウ方向の幅)よりも狭くなっている。
【0089】ポリシリコン膜16B上に絶縁膜17を形
成する。この絶縁膜17は、例えば、厚さ約5nmのシ
リコン酸化膜、厚さ約8nmのシリコン窒化膜、厚さ約
5nmのシリコン酸化膜から構成される(“ONO膜”
と呼ばれる)。
【0090】また、例えば、CVD法により、絶縁膜1
7上にポリシリコン膜18を形成した後、このポリシリ
コン膜18に約3.6×1020cm-3のN型不純物(例
えば、リン)を導入する。続けて、CVD法により、ポ
リシリコン膜18上に高融点金属シリサイド(例えば、
タングステンシリサイド)19を形成する。
【0091】PEP(写真蝕刻工程)により、高融点金
属シリサイド19上にレジストパターンを形成する。こ
のレジストパターンをマスクにして、RIEにより、高
融点金属シリサイド19、ポリシリコン膜18、絶縁膜
17、ポリシリコン膜16A,16Bを順次エッチング
する。この結果、ロウ方向に伸びるライン状のコントロ
ールゲート電極(ワード線)CG及びフローティングゲ
ート電極FGが形成される。この後、レジストパターン
は除去される。
【0092】また、850℃程度の酸素雰囲気中におい
て熱処理を施し、フローティングゲート電極FG及びコ
ントロールゲート電極CGの表面に酸化膜20を形成す
る。
【0093】この後、メモリセルの拡散層Aとなるべき
領域に対して、N型不純物としてヒ素を、加速エネルギ
ー約60keV、ドーズ量約5×1015cm-2の条件
で、かつ、P型不純物としてボロンを、加速エネルギー
約40keV、ドーズ量約4×1013cm-2の条件でイ
オン注入する。
【0094】続けて、メモリセルの拡散層Bとなるべき
領域に対して、N型不純物としてヒ素を、加速エネルギ
ー約60keV、ドーズ量約5×1015cm-2の条件
で、かつ、N型不純物としてリンを、加速エネルギー約
30keV、ドーズ量約5×1014cm-2の条件でイオ
ン注入する。
【0095】この後、例えば、900℃の窒素雰囲気中
においてアニールを行うと、シリコン基板10中の不純
物が活性化され、N型不純物層14aとP型不純物層1
4bからなる拡散層Aと、N型不純物層13a,13b
からなる拡散層Bとがそれぞれ形成される。
【0096】次に、図21及び図22に示すように、シ
リコン基板10上の全面に、メモリセルを完全に覆うよ
うな層間絶縁膜(BPSG膜など)21を形成する。こ
の後、CMP法を用いて、BPSG膜21を研磨し、B
PSG膜21の表面を平坦にする。また、層間絶縁膜2
1上に層間絶縁膜(TEOS膜など)22を形成する。
【0097】PEPとRIEを用いて、層間絶縁膜22
にビット線用の配線溝を形成する。また、PEPとRI
Eを用いて、層間絶縁膜21に拡散層Bに達するコンタ
クトホールを形成する。
【0098】この後、層間絶縁膜22上、配線溝の内面
及びコンタクトホールの内面にそれぞれバリアメタル2
3を形成する。バリアメタル23は、例えば、窒化チタ
ンとチタンから構成される。また、バリアメタル23上
に、配線溝及びコンタクトホールを完全に満たす金属膜
(タングステン膜など)24を形成する。
【0099】バリアメタル23及び金属膜24は、CM
P法により研磨され、配線溝内及びコンタクトホール内
に残存する。
【0100】この後、他の配線層やパッシベーション膜
を形成すると、NOR型フラッシュEEPROMが完成
する。
【0101】図23は、本発明の第2の実施の形態に関
わるNOR型フラッシュEEPROMの平面パターンを
示している。図24は、図23のデバイスの等価回路を
示している。
【0102】本例のEEPROMは、上述の第1の実施
の形態に関わるEEPROMと比較すると、ビット線B
Lのパターンのみが相違し、その他の構成(ビット線よ
り下の構造)は、上述の第1の実施の形態に関わるEE
PROMと全く同じである。よって、以下では、本例に
特有のビット線BLのパターンについてのみ述べること
にする。
【0103】ビット線BLは、ロウ方向及びカラム方向
のいずれでもなく、斜め方向に延びている。一本のビッ
ト線BLに関し、拡散層Bに対するコンタクト領域は、
二本のコントロールゲート電極CGを跨ぐごとに一つ設
けられている。また、互いに隣接する二本のビット線B
Lに関し、コンタクト領域は、ロウ方向において素子分
離領域を挟んで互いに対向する位置に配置されている。
【0104】このような構成のNOR型フラッシュEE
PROMは、上述の第1の実施の形態に関わるEEPR
OMと比較すると、ビット線BL同士の間隔(ピッチ)
が広くなっている。よって、本例では、ビット線BL同
士の間隔を狭めて、さらにメモリセルを微細にし、高集
積化に貢献することができる。
【0105】以下、本発明の第2の実施の形態に関わる
NOR型フラッシュEEPROMの動作について説明す
る。
【0106】[読み出し]読み出し動作を行う場合に
は、図25及び図26に示すように、読み出しを行うメ
モリセル(以下、選択セル)M2に繋がるワード線(コ
ントロールゲートCG)にVgr(例えば、約5V)を
与え、選択セルM2に対して拡散層Aを挟んで隣接する
非選択メモリセルM1に繋がるワード線(コントロール
ゲートCG)にVgs(例えば、約10V)を与え、そ
の他のワード線(図示せず)には接地電位GNDを与え
る。
【0107】また、選択セルM2の拡散層Bに繋がるビ
ット線BLにVsr(例えば、約1V)を与え、選択セ
ルM2に対して拡散層Aを挟んで隣接する非選択セルM
1の拡散層Bに繋がるビット線BLに接地電位GNDを
与え、これらのビット線BLと隣接する他の二本のビッ
ト線BLをオープン状態(OPEN)とする。
【0108】或いは、非選択セルM1の拡散層Bに繋が
るビット線BLにVsrを与え、選択セルM2の拡散層
Bに繋がるビット線BLに接地電位GNDを与え、これ
らのビット線BLと隣接する他の二本のビット線BLを
オープン状態(OPEN)とする。
【0109】なお、メモリセルの閾値分布は、図27に
示すように、概ね5Vを境にして、低い値(消去セル)
と高い値(書き込みセル)に分かれている。
【0110】よって、選択セルM2と拡散層Aを挟んで
隣接する非選択メモリセルM1は、常にオン状態となっ
ており、選択セルM2の拡散層Aは、例えば、接地電位
GNDが印加されるビット線BLに電気的に繋がること
になる。
【0111】一方、選択セルM2の拡散層Bは、例え
ば、Vsr(=約1V)が印加されるビット線BLに繋
がる。よって、選択セルM2が消去セル(閾値が5V未
満)の場合には、選択セルM2がオン状態となり、選択
セルM2の拡散層Bに繋がるビット線BLの電位は、V
srから接地電位GNDに低下する。このビット線BL
の電位の変化を読み取ることにより、データの読み出し
が行われる。
【0112】また、選択セルM2が書き込みセル(閾値
が5Vを超える)の場合には、選択セルM2はオフ状態
であり、選択セルM2の拡散層Bに繋がるビット線BL
の電位は、Vsrを維持する。このビット線BLの電位
Vsrを読み取ることにより、データの読み出しが行わ
れる。
【0113】なお、本例によれば、読み出し時、3本の
ビット線BLを1組として動作させることが必要である
ため、コントロールゲート電極CGを共有する全てのメ
モリセルを一度に選択することはできず、読み出し速度
が低下するのに加え、図28に示すように、ロウ方向に
隣接するコンタクト領域間(非選択セルM1,M4のコ
ンタクト領域間)にリーク電流Iが流れ易くなる欠点が
ある。
【0114】よって、STI構造の素子分離領域の直下
に反転防止層を設けるなどの対策を講じることが望まし
い。
【0115】[書き込み]書き込み動作(フローティン
グゲート電極に電子を注入し、メモリセルの閾値を上げ
る動作)を行う場合には、図29及び図30に示すよう
に、書き込みを行うメモリセル(以下、選択セル)M4
の拡散層Bに繋がるビット線BLに接地電位GNDを与
え、選択セルM4に対して拡散層を挟んで隣接する非選
択セルM3の拡散層Bに繋がるビット線BLには、Vs
p(例えば、約10V)を与え、接地電位GNDを与え
たビット線BLと隣接する他の1本のビット線BLはオ
ープン状態(OPEN)とし、その他のビット線BLに
はVsp(例えば、約10V)を与える。
【0116】また、選択セルM4に繋がるワード線(コ
ントロールゲート電極CG)及び選択セルM4に対して
拡散層Aを挟んで隣接する選択セルM3に繋がるワード
線(コントロールゲート電極CG)にVgs(例えば、
約10V)を与え、その他のワード線には接地電位GN
Dを与える。
【0117】この時、選択セルM4においては、拡散層
A近傍で発生したホットエレクトロンがフローティング
ゲート電極に注入され、書き込みが実行される。一方、
選択セルM4に対して拡散層Aを挟んで隣接する非選択
セルM3においては、拡散層B近傍でのホットエレクト
ロンの発生が抑制されるため、書き込みは実行されな
い。
【0118】これは、拡散層AをN+拡散層とP-拡散層
から構成し、拡散層BをN+拡散層とN-拡散層から構成
することで、選択セルM4においてホットエレクトロン
が発生する領域(拡散層A近傍)の電界プロファイルを
急峻にし、非選択セルM3においてホットエレクトロン
が発生する領域(拡散層B近傍)の電界プロファイルを
緩やかにしたためである。
【0119】なお、メモリセルM3に対して書き込みを
実行する場合には、メモリセルM3の拡散層Bに繋がる
ビット線BLを接地電位GNDにし、メモリセルM4の
拡散層Bに繋がるビット線BLをVsp(例えば、約1
0V)にすればよい。
【0120】[消去]消去動作(フローティングゲート
電極から電子を引き抜き、メモリセルの閾値を下げる動
作)を行う場合には、図31及び図32に示すように、
消去を行うメモリセル(以下、選択セル)M2に繋がる
ビット線BLにVse(例えば、約5V)を与え、選択
セルM2に繋がるワード線(コントロールゲート電極C
G)にVgs(例えば、約−10V)を与える。
【0121】この時、選択セルM2のフローティングゲ
ート電極中の電子は、トンネル効果により拡散層Bに移
動するため、選択セルM2に対する消去動作が行われ
る。
【0122】なお、NOR型フラッシュEEPROMに
特有のチップ消去(全メモリセルのデータ消去)及びブ
ロック消去(ブロック内の複数のメモリセルのデータ消
去)を行う場合には、各選択セルの拡散層Bに繋がるビ
ット線にVse(例えば、約5V)を与え、各選択セル
に繋がるワード線にVge(例えば、約−10V)を与
えればよい。
【0123】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の不揮発
性半導体メモリによれば、次のような効果を奏する。
【0124】従来のソース拡散層に対応する拡散層A
は、ロウ方向の複数の(又は全ての)メモリセルに共有
されておらず、カラム方向に隣接する二つのメモリセル
のみに共有されている。また、拡散層Aは、他の配線
(従来のソース線など)に直接結合されることがないた
め、拡散層Aに対するコンタクト領域も不要であり、S
AS構造とは異なる手法でメモリセルアレイ部の面積縮
小に貢献できる。
【0125】また、SAS構造を採用しないため、素子
分離領域に、メモリセルアレイ部の面積縮小に効果があ
るSTI構造の絶縁膜を不都合なく使用できる。但し、
本発明は、素子分離領域に、LOCOS法によるフィー
ルド酸化膜を用いる場合であっても、十分に成立するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関わるNOR型フ
ラッシュEEPROMの平面パターンを示す断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図1のV−V線に沿う断面図。
【図6】図1のデバイスの等価回路を示す図。
【図7】図1のデバイスの読み出し動作を説明する図。
【図8】図1のデバイスの読み出し動作を説明する図。
【図9】メモリセルの閾値分布を示す図。
【図10】図1のデバイスの読み出し動作時の状態を示
す図。
【図11】図1のデバイスの書き込み動作を説明する
図。
【図12】図1のデバイスの書き込み動作を説明する
図。
【図13】図1のデバイスの消去動作を説明する図。
【図14】図1のデバイスの消去動作を説明する図。
【図15】図1のデバイスの製造方法の一工程を示す平
面図。
【図16】図1のデバイスの製造方法の一工程を示す平
面図。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿う断面
図。
【図18】図16のXVIII−XVIII線に沿う断
面図。
【図19】図16のXIX−XIX線に沿う断面図。
【図20】図16のXX−XX線に沿う断面図。
【図21】図1のデバイスの製造方法の一工程を示す平
面図。
【図22】図21のXXII−XXII線に沿う断面
図。
【図23】本発明の第2の実施の形態に関わるNOR型
フラッシュEEPROMの平面パターンを示す断面図。
【図24】図23のデバイスの等価回路を示す図。
【図25】図23のデバイスの読み出し動作を説明する
図。
【図26】図23のデバイスの読み出し動作を説明する
図。
【図27】メモリセルの閾値分布を示す図。
【図28】図23のデバイスの読み出し動作時の状態を
示す図。
【図29】図23のデバイスの書き込み動作を説明する
図。
【図30】図23のデバイスの書き込み動作を説明する
図。
【図31】図23のデバイスの消去動作を説明する図。
【図32】図23のデバイスの消去動作を説明する図。
【図33】従来のNOR型フラッシュEEPROMの平
面パターンを示す図。
【図34】図33のXXXIV−XXXIV線に沿う断
面図。
【図35】図33のXXXV−XXXV線に沿う断面
図。
【図36】図33のXXXVI−XXXVI線に沿う断
面図。
【図37】図33のXXXVII−XXXVII線に沿
う断面図。
【図38】図33のデバイスの等価回路を示す図。
【図39】図33のデバイスの製造方法の一工程を示す
平面図。
【図40】図33のデバイスの製造方法の一工程を示す
平面図。
【図41】図40のXLI−XLI線に沿う断面図。
【図42】図40のXLII−XLII線に沿う断面
図。
【図43】図40のXLIII−XLIII線に沿う断
面図。
【図44】図40のXLIV−XLIV線に沿う断面
図。
【図45】図33のデバイスの製造方法の一工程を示す
平面図。
【図46】図45のXLVI−XLVI線に沿う断面
図。
【図47】図33のデバイスにSTI構造を採用した場
合の欠点を示す図。
【符号の説明】
10 :シリコン基板、 11 :素子分離領域、 12,12a,12b :素子領域、 13a,14a :N+ 拡散層、 13b :N- 拡散層、 14b :P- 拡散層、 15 :ゲート絶縁膜、 16,16A,16B,18 :ポリシリコン膜、 17 :絶縁膜(ONO膜)、 19 :高融点金属シリサイド
膜、 20 :酸化膜、 21 :層間絶縁膜(BPSG
膜)、 22 :層間絶縁膜(TEOS
膜)、 23 :バリアメタル、 24 :金属膜、 25 :レジストパターン、 M1,M2,M3,M4 :メモリセル、 CG :コントロールゲート電
極(ワード線)、 FG :フローティングゲート
電極、 BL :ビット線、 S,D,A,B :拡散層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 29/792 Fターム(参考) 5B024 AA07 BA01 CA21 CA27 5B025 AA03 AC01 AE00 AF04 5F001 AA25 AA43 AB08 AC02 AC06 AD12 AD18 AD51 AD52 AD62 AE02 AE03 AE08 AG02 AG10 AG12 5F083 EP02 EP23 EP63 EP64 EP68 EP69 EP77 ER02 ER05 ER09 ER14 ER15 ER16 ER22 ER29 JA02 JA04 JA32 JA35 JA39 JA40 JA56 KA05 KA13 LA12 LA16 MA05 MA20 NA02 PR03 PR12 PR33 PR36 PR40

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された第1及び第2メモリセル
    と、前記第1メモリセルに直接結合される第1データ線
    と、前記第2メモリセルに直接結合される第2データ線
    とを具備し、前記第1及び第2メモリセルの接続点は、
    前記第1及び第2メモリセル以外のメモリセルに接続さ
    れていないことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2メモリセルの接続点
    は、半導体基板中に形成される第1拡散層から構成さ
    れ、前記第1及び第2データ線は、前記半導体基板上に
    形成される配線層から構成されることを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 前記第1メモリセルは、前記半導体基板
    中に形成される第2拡散層を有し、前記第1データ線
    は、前記第2拡散層に結合され、前記第2メモリセル
    は、前記半導体基板中に形成される第3拡散層を有し、
    前記第2データ線は、前記第3拡散層に結合されること
    を特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 前記第1拡散層は、第1導電型の半導体
    基板中に形成される第2導電型の第1不純物層と、前記
    第1不純物層を覆う第1導電型の第2不純物層とから構
    成され、前記第2及び第3拡散層は、前記半導体基板中
    に形成される第2導電型の第3不純物層と、前記第3不
    純物層を覆う前記第3不純物層よりも低濃度の第2導電
    型の第4不純物層とから構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の不揮発性半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記第1メモリセルに対して読み出しを
    実行する場合に、前記第1データ線に第1電位を与える
    手段と、前記第2データ線に前記第1電位とは異なる第
    2電位を与える手段と、前記第1メモリセルのコントロ
    ールゲート電極にデータの値に応じてオンとオフのいず
    れかが決定される第3電位を与える手段と、前記第2メ
    モリセルのコントロールゲート電極に前記第2メモリセ
    ルが常にオンとなる第4電位を与える手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体メモ
    リ。
  6. 【請求項6】 前記第1メモリセルに対して書き込みを
    実行する場合に、前記第1データ線に第1電位を与える
    手段と、前記第2データ線に前記第1電位よりも高い第
    2電位を与える手段と、前記第1及び第2メモリセルの
    コントロールゲート電極に前記第1及び第2メモリセル
    が常にオンとなる第3電位を与える手段とを具備し、前
    記第1拡散層の前記第1メモリセル側にホットエレクト
    ロンを発生させることを特徴とする請求項4記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 前記第1メモリセルに対して消去を実行
    する場合に、前記第1データ線に第1電位を与える手段
    と、前記第1メモリセルのコントロールゲート電極に前
    記第1電位よりも低い第2電位を与える手段とを具備
    し、前記第1メモリセルのフローティングゲート電極中
    の電子を前記第1拡散層に引き抜くことを特徴とする請
    求項4記載の不揮発性半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2メモリセルは、カラム
    方向に延びる素子分離領域の間の素子領域に形成され、
    かつ、カラム方向に直列接続されていることを特徴とす
    る請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2データ線は、ロウ方向
    とカラム方向のいずれとも交差する方向に延びているこ
    とを特徴とする請求項8記載の不揮発性半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 前記第1データ線は、前記第2メモリ
    セルに対してロウ方向に隣接するメモリセル以外の第3
    メモリセルに結合され、かつ、前記第1データ線と前記
    第1メモリセルの結合部と前記第1データ線と前記第3
    メモリセルの結合部の間には、少なくとも素子分離領域
    と四本以上のワード線が存在することを特徴とする請求
    項9記載の不揮発性半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 前記第1データ線は、前記第2メモリ
    セルに対してロウ方向に隣接するメモリセルに結合さ
    れ、かつ、前記第1データ線と前記第1メモリセルの結
    合部と前記第1データ線と前記第3メモリセルの結合部
    の間には、素子分離領域と二本のワード線が存在するこ
    とを特徴とする請求項9記載の不揮発性半導体メモリ。
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